JP2007182272A - 棚管理装置及び方法、ならびに、コンピュータプログラム - Google Patents
棚管理装置及び方法、ならびに、コンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】棚管理装置10は、出荷予定伝票データレコード、出荷予定伝票データレコードの伝票識別情報と対応する出荷棚の識別情報、商品識別情報に対応する保管棚の識別情報、及び、入庫予定情報を記憶手段14に記憶する。品切伝票選択手段34は、入庫予定情報で示される入庫予定商品の品切数量が0以外の出荷予定伝票データレコードを選択する。棚割手段32は、品切伝票選択手段34が選択した出荷予定伝票データレコードに入庫予定商品を引当て、当該出荷予定伝票データレコードの伝票識別情報に対応する出荷棚の識別情報と、引当てた数量である当該出荷棚への保管数量とを出力するとともに、入庫予定商品の識別情報に対応する保管棚の識別情報と、入庫予定情報で示される入庫数量から出荷棚への保管数量を減算して得た保管棚への保管数量とを出力する。
【選択図】図1
Description
一方、特許文献1には、倉庫作業者が入庫作業を行う際、製品を同一出荷日及び同一出荷先毎に同一棚にまとめるよう入庫を指示することが記載されている。
なお、本欄において参照している「(符号)」は、後述する欄(発明を実施するための最良の形態)において対応する構成を例示するのみで、何ら特許請求の範囲の各請求項の解釈を限定するものではない。
これにより、品切れの商品の入庫から出荷までの作業工程は、従来の「着荷→パレタイゼーション→格納→ピッキング→梱包→出荷」という工程から、「着荷→ピッキング→出荷用格納→梱包→出荷」という工程となり、作業工程を効率化できる。
また、伝票毎に割り当てられた出荷用棚へ出荷予定の商品が保管されるため、特に、トラックへの積み降ろし等を行う作業場、及び、保管棚と出荷棚から構成される自動倉庫のみを有し、商品の仮置場を持たない倉庫において、スペースを効率的に利用することができる。加えて、入荷された商品の中から引当てた出荷予定の商品を安全に保管することができるとともに、1つの伝票により複数の種類の商品を受注した場合であっても、伝票毎に製品を梱包し易くすることができる。
本発明の一実施形態による棚管理装置10を保有する卸業者の物流センタは、在庫商品を保管する保管棚及び出荷する商品を一時的に保管する出荷棚から構成される自動倉庫と、荷物の積み降ろし等のための作業スペースとを有する物流倉庫を使用している。
棚管理装置10は、制御手段11、入力手段12、出力手段13、記憶手段14、棚管理処理手段15を備える。制御手段11は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。入力手段12は、キーボードやマウスなどであり、操作者が入力した情報を取得するための機能を有する。あるいは、情報記憶媒体から情報を読み取ったり、ネットワークを介して接続されるコンピュータ装置から情報を受信することでもよい。出力手段13は、プリンタなどにより情報を印刷したり、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイに画像を表示したりする機能を有する。あるいは、情報記録媒体へ情報を書き込んだり、ネットワークを介して接続されるコンピュータ装置へ情報を出力することでもよい。
在庫DB21は、各商品の在庫数量を示す在庫情報を記憶する。出荷予定伝票DB22は、出荷先への商品出荷予定及び商品の引当て状況を示す出荷予定伝票情報を記憶する。棚管理情報DB23は、商品に割り当てられた保管棚を示す保管棚管理情報、及び、出荷予定伝票に割り当てられた出荷棚を管理する出荷棚管理情報を記憶する。入庫予定DB24は、入庫予定商品に関する情報である入庫予定情報を記憶する。
受注伝票処理手段31は、受注伝票のデータの入力を受けると、在庫DB21を参照して商品を引当て、出荷予定伝票を生成して出荷予定伝票DB22にデータを追加する。棚割手段32は、出荷予定伝票に出荷棚を割り当てるとともに、入庫予定商品を格納すべき出荷棚及び保管棚とその数量を出力する。入庫予定処理手段33は、入庫予定の商品に関する入庫予定情報の入力を受け、入庫予定DB24を更新する。品切伝票選択手段34は、入庫予定商品が品切れであった出荷予定伝票のデータを選択する。出荷処理手段35は、倉庫からの商品出荷時の出荷指図を出力する。
出荷予定伝票情報は、複数の出荷予定伝票データレコードからなる。各出荷予定伝票データレコードは、それぞれ1つの受注伝票から生成された出荷予定伝票のデータを示し、出荷予定伝票を一意に識別するたの伝票番号、出荷先となる企業等の名称及び住所、出荷予定日、出荷予定商品の商品識別、受注数量及び当該受注数量に対する品切数量の情報を含む。なお、ここでは、伝票番号を、出荷予定伝票情報の生成元となった受注伝票の伝票番号と同一とするが、新たに出荷予定伝票に伝票番号を割り当て、出荷予定伝票データレコードに、出荷予定伝票の伝票番号と、生成元となった受注伝票の伝票番号を保持することでもよい。
同図においては、伝票番号「100」の出荷予定伝票は、出荷先名称が「XX」、出荷先住所が「XX県XX市…」、出荷予定日が「200X/XX/XX」、商品識別「A」の出荷予定商品の受注数量が「30」、その内品切数量が「30」であり、商品識別「B」の出荷予定商品の受注数量が「3」、その内品切数量が「3」であること、…を示している。
保管棚管理情報は、商品識別と保管棚の棚番号とを対応付ける情報を含む。
同図に示す保管棚管理情報は、商品識別「A」の商品の保管棚の棚番号は「F12」、商品識別「B」の商品の保管棚の棚番号は「G34」であること、…を示している。
出荷棚管理情報は、出荷予定伝票の伝票番号、出荷棚の棚番号、出荷予定商品の商品識別及び格納数量の情報を含む。
同図に示す出荷棚管理情報は、伝票番号「100」の出荷予定伝票によって出荷される商品を一時的に保管するための出荷棚の棚番号は「T56」であり、商品識別「A」、商品識別「B」の出荷予定商品は、現在当該保管棚には格納されていない(「0」個が格納されている)こと、…を示している。
入庫予定情報は、入庫予定商品の商品識別、入庫予定日、及び、入庫数量の情報を含む。同図に示す入庫予定情報は、商品識別「A」の入庫予定商品の入庫予定日は「200X/XX/XX」、予定されている入庫数量は「100」であり、商品識別「B」の入庫予定商品の入庫予定日は「200X/XX/XX」、予定されている入庫数量は「10」であること、…を示している。
棚管理装置10の入庫予定処理手段33は、入力手段12を介して、入庫予定商品の商品識別、入庫予定日、及び、入庫数量の情報の入力を受けると、これらの情報を入庫予定DB24内の入庫予定情報に登録する。品切伝票選択手段34は、入庫予定DB24から登録された入庫予定情報を読み出すと、読み出した入庫予定情報で示される各入庫予定商品の商品識別それぞれについて、出荷予定伝票DB22を参照し、当該入庫予定商品の商品識別に対応する品切数量が0ではなく、かつ、出荷予定日が入庫予定日と同じ日である出荷予定伝票データレコードを選択する(ステップS1)。
続いて、出荷指示の担当者が、棚管理装置10に出荷日、出荷を行う伝票の伝票番号などの出荷情報と、出荷指示を入力する(ステップS4)。棚管理装置10の出荷処理手段35は、入力手段12を介して出荷情報と出荷指示の入力を受けると、ステップS4において入力された伝票番号により特定される出荷予定伝票データレコードを出荷予定伝票DB22から読み出すとともに、棚管理情報DB23内の出荷棚管理情報から当該伝票番号に対応した出荷棚の棚番号を読み出す。そして、出荷処理手段35は、読み出した出荷棚の棚番号と、読み出した出荷予定伝票データレコードから出荷指図を生成し、出力手段13により出力させる(ステップS5)。出荷指図には、出荷予定伝票データレコード内の伝票番号、出荷予定商品の商品識別及び出荷数量と、保管棚の棚番号との情報が含まれる。作業員は、棚管理装置10が出力した出荷指図に基づき、指定の棚番号の保管棚に格納されている商品を伝票毎に梱包し、トラックに積み込んで出荷する(ステップS6)。
図7は、棚管理装置10における処理フローを示す図である。
棚管理装置10の棚管理情報DB23は、商品識別「A」の商品の保管棚の棚番号は「F12」、商品識別「B」の商品の保管棚の棚番号は「G34」であることを示す保管棚管理情報を予め記憶しているものとする。また、在庫DB21は、商品識別「A」の商品及び商品識別「B」の商品の在庫数量は「0」であることを示す在庫情報を記憶しているものとする。
これにより、品切れの商品の入庫から出荷までの作業工程は、従来の「着荷→パレタイゼーション→格納→ピッキング→梱包→出荷」という工程から、「着荷→ピッキング→出荷用格納→梱包→出荷」という工程となり、作業工程を効率化できる。
また、伝票毎に割り当てられた出荷用棚へ出荷予定の商品が保管されるため、特に、トラックへの積み降ろし等を行う作業場、及び、保管棚と出荷棚から構成される自動倉庫のみを有し、商品の仮置場を持たない倉庫において、スペースを効率的に利用することができる。加えて、入荷された商品の中から引当てた出荷予定の商品を安全に保管することができるとともに、1つの伝票により複数の種類の商品を受注した場合であっても、伝票毎に製品を梱包し易くすることができる。また、このように、引当てされた商品を出荷棚へ格納することにより、引当て済みであるか否かを明確に認識することができる。また、受注した商品に在庫がある場合は、予め在庫から引当てを行っておくことができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11・・・制御手段
12・・・入力手段
13・・・出力手段
14・・・記憶手段
15・・・棚管理処理手段
21・・・在庫DB
22・・・出荷予定伝票DB
23・・・棚管理情報DB
24・・・入庫予定DB
31・・・受注伝票処理手段
32・・・棚割手段
33・・・入庫予定処理手段
34・・・品切伝票選択手段
35・・・出荷処理手段
Claims (9)
- 伝票識別情報と、出荷予定商品の商品識別情報、及び、該出荷予定商品の受注数量に対する品切数量の情報とを含む出荷予定伝票データレコードを記憶する出荷予定伝票記憶手段と、
伝票識別情報と出荷棚の識別情報とを対応づけて記憶するとともに、商品識別情報と保管棚の識別情報とを対応づけて記憶する棚管理情報記憶手段と、
入庫予定商品の商品識別情報及び入庫数量の情報を含む入庫予定情報を記憶する入庫予定情報記憶手段と、
前記入庫予定情報内の入庫予定商品の商品識別情報により前記出荷予定伝票記憶手段を検索し、該商品識別情報に対応する品切数量が0以外の出荷予定伝票データレコードを選択する品切伝票選択手段と、
前記品切伝票選択手段が選択した各出荷予定伝票データレコードへの引当数量を決定し、それぞれの該出荷予定伝票データレコード内の伝票識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した出荷棚の識別情報と、決定した当該出荷予定伝票データレコードへの引当数量である該出荷棚への保管数量とを出力するとともに、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した保管棚の識別情報と、前記入庫予定情報内の前記入庫予定商品の入庫数量から前記各出荷予定伝票データレコードへの引当数量の合計を減算して算出した該保管棚への保管数量とを出力する棚割手段と、
を備えることを特徴とする棚管理装置。 - 前記棚割手段は、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応する前記出荷予定伝票データレコード内の品切数量を該出荷予定伝票データレコードへの引当数量とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の棚管理装置。 - 前記出荷予定伝票データレコードは、出荷予定日の情報をさらに含み、
前記入庫予定情報は、入庫予定日の情報をさらに含み、
前記品切伝票選択手段は、前記商品識別情報に対応する品切数量が0以外であり、かつ、出荷予定日が前記入庫予定情報で示される入庫予定日または該入庫予定日から得られる所定の日である出荷予定伝票データレコードを選択する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の棚管理装置。 - 入庫予定商品の移動先となる棚を決定する棚管理装置に用いられる棚管理方法であって、
前記棚管理装置は、
伝票識別情報と、出荷予定商品の商品識別情報、及び、該出荷予定商品の受注数量に対する品切数量の情報とを含む出荷予定伝票データレコードを記憶する出荷予定伝票記憶手段と、
伝票識別情報と出荷棚の識別情報とを対応づけて記憶するとともに、商品識別情報と保管棚の識別情報とを対応づけて記憶する棚管理情報記憶手段と、
入庫予定商品の商品識別情報及び入庫数量の情報を含む入庫予定情報を記憶する入庫予定情報記憶手段とを備えており、
前記棚管理装置が、
前記入庫予定情報内の入庫予定商品の商品識別情報により前記出荷予定伝票記憶手段を検索し、該商品識別情報に対応する品切数量が0以外の出荷予定伝票データレコードを選択する品切伝票選択過程と、
前記品切伝票選択過程において選択した各出荷予定伝票データレコードへの引当数量を決定し、それぞれの該出荷予定伝票データレコード内の伝票識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した出荷棚の識別情報と、決定した当該出荷予定伝票データレコードへの引当数量である該出荷棚への保管数量とを出力するとともに、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した保管棚の識別情報と、前記入庫予定情報内の前記入庫予定商品の入庫数量から前記各出荷予定伝票データレコードへの引当数量の合計を減算して算出した該保管棚への保管数量とを出力する棚割過程と、
を有することを特徴とする棚管理方法。 - 前記棚割過程においては、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応する前記出荷予定伝票データレコード内の品切数量を該出荷予定伝票データレコードへの引当数量とする、
ことを特徴とする請求項4に記載の棚管理方法。 - 前記出荷予定伝票データレコードは、出荷予定日の情報をさらに含み、
前記入庫予定情報は、入庫予定日の情報をさらに含み、
前記品切伝票選択過程においては、前記商品識別情報に対応する品切数量が0以外であり、かつ、出荷予定日が前記入庫予定情報で示される入庫予定日または該入庫予定日から得られる所定の日である出荷予定伝票データレコードを選択する、
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の棚管理方法。 - 入庫予定商品の移動先となる棚を決定する棚管理装置に用いられるコンピュータを、
伝票識別情報と、出荷予定商品の商品識別情報、及び、該出荷予定商品の受注数量に対する品切数量の情報とを含む出荷予定伝票データレコードを記憶する出荷予定伝票記憶手段、
伝票識別情報と出荷棚の識別情報とを対応づけて記憶するとともに、商品識別情報と保管棚の識別情報とを対応づけて記憶する棚管理情報記憶手段、
入庫予定商品の商品識別情報及び入庫数量の情報を含む入庫予定情報を記憶する入庫予定情報記憶手段、
前記入庫予定情報内の入庫予定商品の商品識別情報により前記出荷予定伝票記憶手段を検索し、該商品識別情報に対応する品切数量が0以外の出荷予定伝票データレコードを選択する品切伝票選択手段、
前記品切伝票選択手段が選択した各出荷予定伝票データレコードへの引当数量を決定し、それぞれの該出荷予定伝票データレコード内の伝票識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した出荷棚の識別情報と、決定した当該出荷予定伝票データレコードへの引当数量である該出荷棚への保管数量とを出力するとともに、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応して前記棚管理情報記憶手段から読み出した保管棚の識別情報と、前記入庫予定情報内の前記入庫予定商品の入庫数量から前記各出荷予定伝票データレコードへの引当数量の合計を減算して算出した該保管棚への保管数量とを出力する棚割手段、
として機能させること特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記棚割手段は、前記入庫予定商品の商品識別情報に対応する前記出荷予定伝票データレコード内の品切数量を該出荷予定伝票データレコードへの引当数量とする、
ことを特徴とする請求項7に記載のコンピュータプログラム。 - 前記出荷予定伝票データレコードは、出荷予定日の情報をさらに含み、
前記入庫予定情報は、入庫予定日の情報をさらに含み、
前記品切伝票選択手段は、前記商品識別情報に対応する品切数量が0以外であり、かつ、出荷予定日が前記入庫予定情報で示される入庫予定日または該入庫予定日から得られる所定の日である出荷予定伝票データレコードを選択する、
ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載のコンピュータプログラム。
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CN111105180A (zh) * | 2018-10-29 | 2020-05-05 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 商品数据的处理方法、装置、电子设备及理货车 |
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