JP2007182068A - スクライバーのホイールホルダー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脆性基板を切断するために使われるスクライバーのホイールホルダーを磁力を用いて容易に着脱して交換することができるスクライバーのホイールホルダー装置を提供する。
【解決手段】脆性基板を切断するためのスクライバーのヘッド60に回転自在に装着される結合手段と、結合手段に着脱自在に結合されるホイールホルダー70と、結合手段またはホイールホルダーに装着され、かつ磁力でホイールホルダーを結合手段に固定させる磁石66と、を備えて構成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スクライバーのホイールホルダー装置に関し、特に、ガラスのような脆性基板を切断するために使用するスクライバーのホイールホルダー装置に関する。
一般的に、ディスプレイなどの基板に使われるガラス基板は、大型に製作された後、用途に応じた大きさに切断加工される。
ガラス基板のような脆性材質を切断するための工程は、ガラス基板より硬度が高いダイヤモンド材質の工具を用いて基板の表面に切断線を形成するスクライブ工程と、ガラス基板に形成された切断線を中心にして加圧して切断するブレーキ工程とからなっている。
スクライブ工程は、切断工具であるホイールを用いてガラス基板の切断位置にクラックを形成する工程であり、ブレーキ工程は、ガラス基板にスクラッチを形成しない材質からなるブレーキバーをクラックに位置させて、適当な力で瞬間的な圧力を加えて、クラックがガラス基板の厚さ方向に拡張されながら切断することにある。
前述のようなスクライブ工程に使われる装置を「スクライバー」と言い、その典型的な構造が特許文献1に開示されている。
また、脆性材料基板のスクライバーおよび脆性材料基板の各端面を研磨する脆性材料基板研磨装置について特許文献2に、ガラス板上に圧接状態にして転動させることでスクライブライン(切筋)を刻むガラスカッターホイールに関して特許文献3にそれぞれ開示されている。
特許文献1に開示された技術のうち、本願発明と関連するスクライバーの構造を、図1に示す。このスクライバーは、ガラス基板19に接触してガラス基板19を切断するホイール16と、ホイール16を固定及び支持するホイールホルダー15と、ホイール16及びホイールホルダー15が駆動自在に装着されるヘッド10とで構成される。ヘッド10の一側には、ヘッド10を垂直及び水平方向に移動させるガイド17が連結されて、ガイド17は別の駆動装置に連結されて駆動される。これにより、ヘッド10はガイド17が上下または左右に移動するにつれて共に移動する。
ヘッド10は、ホイールホルダー15に圧力を加えるためのシリンダー18と、シリンダー18によって加えられる力を測定するロードセル11と、ロードセル11を介してシリンダー18から加えられる力を下方に伝達するバー12と、ヘッド10の下端部に装着され、かつその中心にホイールホルダー15のホルダーシャフト14が結合されるベアリング13とで構成される。
バー12は、その一端がヘッド10の一側に結合されており、かつその他端が自由に開放されている。また、バー12は、シリンダー18とベアリング13との間に位置して、シリンダー18から加えられる圧力をベアリング13を介してホイールホルダー15に伝達する。
以下、ヘッド10とベアリング13との結合構造を詳細に示す図2を参照して、従来のスクライバーの問題点を説明する。
図2は、図1に示されたスクライバーの問題点を説明するために、スクライバーを概略的に示す図である。このスクライバーは、ガラス基板に接触して回転しながらクラックを形成するように円形からなるホイール25と、ホイール25が回転自在に結合されるホイールホルダー24と、その一端がホイールホルダー24の一端部に結合されるホルダー軸23と、その中心にホルダー軸の他端部が結合されるベアリング22と、ベアリング22が装着されるヘッド20と、ヘッド20にベアリング22の外周面を固定させる固定ボルト21とで構成される。
前述のように構成された従来のスクライバーは、ガラス基板の切断位置によってヘッド20の位置を移動させながら、ホイール25がガラス基板の表面に接触するように加圧すると、ホイール25によってガラス基板の表面にクラックが形成される。
この際、クラックの方向を変えるとき、ホイール25の方向も変えなければならないが、このようなホイール25の方向変更は、ベアリング22とホルダー軸23とが互いにベアリング結合されているため、ベアリング22の回転によってなされる。
ところが、ホイールホルダー24は、ベアリング22を介してヘッド20に結合されているので、ホイール25が摩耗して交換しなければならないとき、固定ボルト21を緩めて、ヘッド20からベアリング22を離した後、別のホイールホルダーが装着された新しいベアリングを装着しなければならない。従って、ホイールホルダー24を交換するためには、固定ボルト21を緩めたり、締めたりするための別の工具を用いて作業しなければならない不便があり、さらに、交換作業の途中で固定ボルト21を紛失するおそれもある。
また、ホイール25を交換するためには、ホイールホルダー24及び相対的に耐久性が高いベアリング22をも交換しなければならないので、無駄な費用が発生するという問題点がある。
さらに、ガラス基板の切断位置を正確にするために、ホイール25を交換する毎に、ホイールホルダー24の軸中心、ベアリング22の中心、およびヘッド20の中心とが正確に整列させなければならないので、面倒であるという問題点もある。
一方、本願出願人は、前述の従来技術の問題点を解消するために、特許文献4に開示された脆性基板用スクライバーのホイールホルダー装置を提案した。
特許文献4に開示されたスクライバーのホイールホルダー装置は、図3及び図4に示されたように、ガラス基板の切断位置にクラックを形成するホイール52を含むホイールホルダー50と、ホイールホルダー50が装着され、かつガラス基板の切断位置に対してホイール52を移動させる移動手段により移動するヘッド30と、ヘッド30にホイールホルダー50を装着させる連結手段としてのチャック40とで構成される。
チャック40は、ヘッド30にホイールホルダー50を容易に着脱自在にできるようなコレットチャックで構成される。チャック40の構造は、図4に示されたように、ベアリング32の中心に固定されるチャック固定部43が一端部に形成され、他端部の中心に中空部45が形成され、かつ中空部45の外周面にチャックボルト44が形成されたシャフト42と、シャフト42の他端部に形成された中空部45に一端部が内挿され、かつホイールホルダー50のホルダー軸54が装着されるように、多数の締め付け片46aからなるコレット46と、コレット46をシャフト42の中空部45に内挿固定させるクランピングナット48とで構成される。
特許文献4に開示されたスクライバーのホイールホルダー装置は、ホイールホルダー装置をヘッドに結合させるために、コレットチャックを利用するので、装置の構成が複雑となるという問題点がある。
また、スクライブラインを形成するために、ヘッドを駆動させる過程で、ガラス基板に対して適当な加圧力が印加されるように精密に制御しなければならないが、前述のようにコレットチャックを用いた場合には、コレットチャックを追加で設置することにより重くなり、また距離が離れることでヘッドの制御を精密に行うことが難しくなるという問題点が生じる。
大韓民国特許公開第10−2005−32834号公報 再公表03/072516号公報 特開2002−121040号公報 大韓民国特許出願第10−2005−114791号公報
本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、脆性基板を切断するために使われるスクライバーのホイールホルダーを容易に着脱して交換することができるスクライバーのホイールホルダー装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ホイールを交換するときに、ホイールホルダーの軸中心、ベアリングの中心、およびヘッドの中心それぞれの補正が不要なスクライバーのホイールホルダー装置を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、ヘッドにホイールホルダーを装着させる結合手段を、簡単で、かつ短い長さ及び軽量の構造にして、ヘッドの移動制御を精密に行うことができるスクライバーのホイールホルダー装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のスクライバーのホイールホルダー装置に係る第1の実施の形態は、脆性基板を切断するためのスクライバーのヘッドに回転自在に装着される結合手段と、結合手段に着脱自在に結合されるホイールホルダーと、結合手段またはホイールホルダーに装着され、かつ磁力でホイールホルダーを結合手段に固定させる磁石と、を備えることを特徴とする。
本発明は、結合手段をヘッドに回転自在に結合させるベアリングがさらに備えられることを特徴とする。
磁石は結合手段に装着され、ホイールホルダーは磁石に磁力で結合される磁性体からなることを特徴とする。
磁石はホイールホルダーに装着され、結合手段は磁力で磁石に結合される磁性体からなることを特徴とする。
磁性体は、常磁性体または強磁性体のいずれか1つであることを特徴とする。
結合手段は、一側の内側に内向きに直径が小さくなる中空部が形成されることを特徴とする。
結合手段は、中空部の内側端または内側端の内部に磁石が収容される磁石収容部が形成されることを特徴とする。
ホイールホルダーは、結合手段の中空部に結合される形態の固定部が備えられることを特徴とする。
固定部は、常磁性体または強磁性体で形成されることを特徴とする。
結合手段は、中空部の内側端に延長して磁石収容部が形成され、磁石収容部に収容された磁石が離脱することを防止するために、磁石収容部と中空部との連結部位にストップリング収容部が形成され、ストップリング収容部に締結されるストップリングがさらに備えられることを特徴とする。
結合手段は、中空部の内側端の内部に磁石収容部を形成し、磁石収容部に磁石を収容するために、長手方向に少なくとも2つに分割されてなり、外周面に少なくとも1つの締結リング収容部が形成され、締結リング収容部に締結される少なくとも1つの締結リングがさらに備えられることを特徴とする。
また、本発明のスクライバーのホイールホルダー装置に係る他の実施の形態では、脆性基板を切断するためのスクライブラインを形成するホイールホルダーと、スクライバーのヘッドに装着され、かつホイールホルダーが着脱自在に結合される結合手段と、結合手段と磁気結合し、それらの間に収容されたホイールホルダーを固定させる磁石と、を備えることを特徴とする。
結合手段と磁石との間には、ホイールホルダーの一端部を収容する結合孔が形成され、結合孔の内径は、ホイールホルダーの一端部の外径より小さく形成されることを特徴とする。
磁石は、磁気力発生及び解除が可能な電磁石からなることを特徴とする。
本発明は、スクライバーのヘッドとホイールホルダーとの結合が磁力でなされるようにすることによって、ホイールホルダーを容易に着脱して交換することができるという効果を奏する。
また、ヘッドの中心とホイールホルダーの中心とを自動で一致させることによって、ホイールホルダーの交換による中心補正過程が省略され、生産性が向上する。
また、ヘッドとホイールホルダーとの結合手段を、簡単で、かつ短い長さ及び軽量の構造にして、ヘッドの移動制御を精密に行うことができるので、スクライブラインを正確に形成することができる。
特に、本発明の第1及び第2実施の形態では、ホイールの摩耗によって交換される構成要素の中にベアリングを含まないので、費用節減の効果を奏する。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係るスクライバーのホイールホルダー装置を詳細に説明する。
図5は、本発明第1の実施の形態に係るスクライバーのホイールホルダー装置における構造を説明する断面図、図6は、その分解斜視図である。図7は、本発明第2の実施の形態に係るスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する断面図である。図8は、本発明第3の実施の形態に係るスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する斜視図、図9は、その分解斜視図である。
本発明に係るスクライバーのホイールホルダー装置は、スクライブラインを形成するために別の制御手段により制御されて移動するヘッドと、基板にスクライブラインを形成するホイールが装着されたホイールホルダーをヘッドに結合させる結合手段とで構成される。
本発明では、結合手段における実施の形態を3つに分類して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置は、図5及び図6に示されたように、スクライブラインを形成するために移動が可能なヘッド60と、ヘッド60に装着されたベアリング62と、ヘッド60に対して回転自在にベアリング62に装着される結合部64と、結合部64に磁力により着脱自在に装着されるホイールホルダー70とで構成される。
従って、本発明は、結合部64とホイールホルダー70とが互いに磁力により着脱自在に結合されるように、結合部64に磁石66を内蔵させ、ホイールホルダー70の固定部72を常磁性体で形成することによって、固定部72が結合部64の磁石66に結合される構造にした。
言い換えれば、結合部64の一端部の内側に下向きに直径が広くなる中空部65aを形成し、中空部65aの上に磁石66が内蔵される磁石収容部65bを形成する。
この際、磁石収容部65bに磁石66を収容するために、結合部64を、図6に示されたように、長手方向に分割して、第1結合部64a及び第2結合部64bの2つに分割した後に、中空部65a及び磁石収容部65bを形成する。
そして、第1結合部64aと第2結合部64bとを一体化するために、第1結合部64a及び第2結合部64bの外周面の両端部に第1締結リング収容部65c及び第2締結リング収容部65dを形成し、第1締結リング収容部65c及び第2締結リング収容部65dに、それぞれ弾性体からなる円形の第1締結リング68a及び第2締結リング68bを締結させる。
ここで、第1締結リング68a及び第2締結リング68bのうち少なくともベアリング62に内挿される第1締結リング68aは、その外周面が第1結合部64a及び第2結合部64bの外周面から突出してはならない。
また、前述のように、第1結合部64a及び第2結合部64bの両端に第1締結リング68a及び第2締結リング68bを締結する方式の他に、第1結合部64a及び第2結合部64bの中間に1個の締結リングだけを締結させて両者を結合させることもできる。
一方、結合部64に収容された磁石66に取り付けられるホイールホルダー70は、その一端にホイール74が装着されていて、ホイール74の反対側には、結合部64に形成された中空部65aに内挿され、かつ磁石66に結合される常磁性体からなる固定部72が形成される。
固定部72は、中空部65aに内挿される構造を有しなければならないので、上端から下端、すなわちホイール74側に直径が広くなる構造の円錐型の構造を有しなければならない。
そして、固定部72は、磁石66に取り付けられる常磁性体からなることが好ましいが、場合によっては、磁石66に当接する部分の極性が磁石66の極性と反対となるようにして、引力関係が形成されるように極性が配置された別の磁石で形成してもよいし、又は一部を磁石で形成してもよい。
また、前記の実施の形態の説明では、結合部64に磁石66を内蔵した場合を例にして説明したが、結合部64を常磁性体で構成し、固定部72の全体またはその一部を強磁性体、すなわち磁石で形成することによって、両者が磁力で結合されるようにすることができる。
前述のように、固定部72を強磁性体で形成する場合、結合部64を2つに分割して、磁石収容部65bを形成する必要がないので、製造が容易となるという利点がある。
(第2の実施の形態)
本発明の第2実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置は、図7の(A)に示されたように、ヘッド60に装着される結合部80の構造を変形したもので、結合部80の一端は、ベアリング62に装着され、結合部80の他端の内側に下向きに直径が広くなる円錐型の中空部80aが形成され、かつ中空部80aの上端には、中空部80aの上端の直径と同じか、小さい直径をもつ磁石収容部80cが形成されている。
そして、磁石収容部80cと中空部80aとの境界部分には、磁石収容部80cに収容される磁石82が離脱することを防止するために挿入される環形の弾性体からなるストップリング84が収容されるストップリング収容部80bが形成されている。
前述した本発明に係る結合部80は、図7の(B)に示されたように、磁石収容部80cに磁石82を挿入した後、ストップリング収容部80bにストップリング84を挿入することによって、磁石82が磁石収容部80cから離脱することを防止する。
そして、中空部80aに、図5及び図6に示された構造からなるホイールホルダー70の固定部72を挿入し、磁石82による磁力で両者を結合させる。
この際、本発明に係るホイールホルダー70が結合部64、80から任意に離脱することを防止するためには、第1及び第2の実施の形態に係る結合部64、80または固定部72に装着される磁石の磁気力がホイールホルダー70の荷重より強くなければならない。但し、作業者がホイールホルダー70を引っ張ったとき分離されるように構成しなければならない。
そして、本発明の第1及び第2の実施の形態によって結合部64、80に形成された中空部65a、80aとホイールホルダー70の軸としての役目をする固定部72との構造がテーパー構造で形成されているので、結合部64、80の回転中心が正確に設定されていれば、以後結合されるホイールホルダー70の中心が自動で一致するため、中心設定による追加作業が不要である。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置は、図8及び図9に示されたように、磁石による磁力と機械的結合を兼用して、スクライバーのヘッドに、ホイール97bが装着されたホイールホルダー97を結合させる結合部90からなる。
結合部90は、ヘッドに結合され、かつ磁性体からなる本体92と、電磁石(図示してない)が内蔵され、本体92に対向結合され、かつその一側が本体92の一側にヒンジ95で結合される補助部94と、補助部94に設けられ、かつ補助部94に内蔵された電磁石をオン/オフさせるスイッチ96とで構成される。
この際、本体92と補助部94との中間には、ホイールホルダー97のホルダー軸97aが結合されたベアリング98が収容される結合孔93が円形で形成される。
そして、電磁石は、スイッチ96を介して供給される別の外部電源によって動作する。
結合部90を構成する本体92と補助部94との間に形成された結合孔93の内径が、ベアリング98の外径より若干小さく(通常の機械加工による加工公差範囲内で小さく)形成されているため、ベアリング98を本体92の結合孔93に結合させ、補助部94の電磁石を駆動させるとき、補助部94が本体92に磁気力で結合されながら密着されるので、ベアリング98が結合孔93に強制結合されて固定される。
従って、ホイールホルダー97を新しく装着したり交替するために、スイッチ96を遮断して、電磁石の磁場を除去すれば、磁気力により本体92に結合されていた補助部94が本体92から分離される。この際、本体92と補助部94とは、各々の一側がヒンジ95により連結されているので、完全分離されずに、ベアリング98が分離される程度の距離分だけ分離される。
そして、新しいホイールホルダー97のベアリング98を結合孔93に挿入した後、スイッチ96を用いて電磁石を稼動させるとき、補助部94と本体92とが互いに磁気結合されるので、それらの間に挟持されているベアリング98が機械的接触により強制結合されて固定される。
前述のように構成された本発明の第3の実施の形態による結合部90は、補助部94の電磁石により発生した磁気力でベアリング98が固定されるので、常に一定の力でホイールホルダー97を固定させることができる。
すなわち、電磁石に供給される電流を一定にする場合、磁気力の強さが一定に維持されるので、ホイールホルダー97が如何なる状況でも一定の力で固定される。
また、結合孔93に結合されるベアリング98を一定の規格にしておくと、ホイールホルダー97のホイール97bの位置をも常に一定に維持することができる。
従来のスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する構成図である。 従来のスクライバーのホイールホルダー装置の別の構造を説明する構成図である。 従来のスクライバーのホイールホルダー装置のさらに別の構造を説明する構成図である。 図3のスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する斜視図である。 本発明第1の実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する断面図である。 図5のホイールホルダー装置の分解斜視図である。 本発明第2の実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する断面図である。 本発明第3の実施の形態によるスクライバーのホイールホルダー装置の構造を説明する斜視図である。 図9のホイールホルダー装置の分解斜視図である。
符号の説明
60; ヘッド
62; ベアリング
64; 結合部
66; 磁石
70; ホイールホルダー
72; 固定部
80; 結合部
82; 磁石
84; ストップリング
90; 結合部
92; 本体
93; 結合孔
94; 補助部
95; ヒンジ
97; ホイールホルダー
98; ベアリング

Claims (14)

  1. 脆性基板を切断するためのスクライブラインを形成するホイールホルダーと、
    スクライバーのヘッドに装着され、かつ前記ホイールホルダーが着脱自在に結合される結合手段と、
    前記結合手段または前記ホイールホルダーに装着され、かつ磁力で前記ホイールホルダーを前記結合手段に固定させる磁石と、を備えることを特徴とするスクライバーのホイールホルダー装置。
  2. 前記結合手段を前記ヘッドに回転自在に結合させるベアリングがさらに備えられることを特徴とする請求項1に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  3. 前記磁石は、前記結合手段に装着され、前記ホイールホルダーは、前記磁石に磁力で結合される磁性体からなることを特徴とする請求項1に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  4. 前記磁石は、前記ホイールホルダーに装着され、前記結合手段は、前記磁石に磁力で結合される磁性体からなることを特徴とする請求項1に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  5. 前記磁性体は、常磁性体または強磁性体のいずれか1つであることを特徴とする請求項3又は4に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  6. 前記結合手段は、一側の内側に内向きに直径が小さくなる中空部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  7. 前記結合手段は、前記中空部の内側端または前記内側端の内部に前記磁石が収容される磁石収容部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  8. 前記ホイールホルダーは、前記結合手段の前記中空部に結合される形態の固定部を備えることを特徴とする請求項1又は7に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  9. 前記固定部は、常磁性体または強磁性体で形成されることを特徴とする請求項8に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  10. 前記結合手段は、前記中空部の内側端に延長して前記磁石収容部が形成され、前記磁石収容部に収容された前記磁石が離脱することを防止するために、前記磁石収容部と前記中空部との連結部位にストップリング収容部が形成され、前記ストップリング収容部に締結されるストップリングがさらに備えられることを特徴とする請求項7に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  11. 前記結合手段は、前記中空部の内側端の内部に前記磁石収容部が形成され、前記磁石収容部に前記磁石を収容するために、長手方向に少なくとも2つに分割されてなり、外周面に少なくとも1つの締結リング収容部が形成され、前記締結リング収容部に締結される少なくとも1つの締結リングがさらに備えられることを特徴とする請求項7に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  12. 脆性基板を切断するためのスクライブラインを形成するホイールホルダーと、
    スクライバーのヘッドに装着され、かつ前記ホイールホルダーが着脱自在に結合される結合手段と、
    前記結合手段と磁気結合し、それらの間に収容された前記ホイールホルダーを固定させる磁石と、を備えることを特徴とするスクライバーのホイールホルダー装置。
  13. 前記結合手段と前記磁石との間には、前記ホイールホルダーの一端部を収容する結合孔が形成され、前記結合孔の内径は、前記ホイールホルダーの一端部の外径より小さく形成されることを特徴とする請求項12に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
  14. 前記磁石は、磁気力発生及び解除が可能な電磁石からなることを特徴とする請求項12又は13に記載のスクライバーのホイールホルダー装置。
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