JP2007181478A - 自動製パン機 - Google Patents

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Ikuya Kubota
郁哉 久保田
Yayoi Suzuki
弥生 鈴木
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MK Seiko Co Ltd
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Abstract

【目的】 本発明は、見栄えのいい角形パンを製造できる自動製パン機を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 パン材料が収容されるパンケース6と、パンケース6内のパン材料を混練する混練機能と、混練したパン生地を発酵する発酵機能と、発酵したパン生地を焼き上げる焼成機能とを備えた自動製パン機において、パンケース6の上面に内蓋22を着脱自在に設け、内蓋22には焼き上がったときのパンの表面に図形を記す図形表現手段23を備えた。内蓋22は、パン生地の膨張による押し上げでよって外れない程度の保持力でパンケース6の上面に取り付けられるとともに、熱伝導性に優れた材料で、内面に低粘着性の表面処理を施している。図形表現手段23は、内蓋22の表面において任意の図形状に開口させた抜き穴23からなり、抜き穴23をガス抜き用の通気口としても兼用させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、角形のパンを作れるようにした自動製パン機に関する。
一般的な自動製パン機で製造されるパンは、上面が盛り上がった山形のパンになる。この形状が、手作りしたパン独特の風合いとなり、家庭でパンを焼くことの楽しみに繋がるという声も少なくない。その反面、市販されている食パンの多くが立方体の角形パンであるため、周辺機器(例えばパン保存ケースやトースター)もこの角形パンに合わせた構成となっており、自動製パン機で焼いた山形パンでは使いにくい。そのため、自動製パン機で角形のパンを製造できるようにしたものがこれまでにも提案されている。このうち、特許文献1では、パンケースの上面に内蓋を取り付け、角形のパンを製造できるようにしている。
しかし、内蓋を取り付けて焼き上げられた角形パンは、見た目が何とも味気ない。また、特許文献1に記載された内蓋には、パン生地から発生するガスを抜くための通気穴が設けられているため、パンが膨張して内蓋に接触すると、この通気穴にパン生地が入り込んでしまい、そのまま焼き上げるとパン生地の上面に通気穴形状の凸部ができて見栄えが悪くなるという問題がある。
実開平1−178843号
そこで本発明は、見栄えのいい角形パンを製造できる自動製パン機を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために本発明は、パン材料が収容されるパンケースと、該パンケース内のパン材料を混練する混練手段と、混練したパン生地を発酵する発酵手段と、発酵したパン生地を焼き上げる焼成手段とを備えた自動製パン機において、前記パンケースの上面に内蓋を着脱自在に設け、該内蓋には焼き上がったときのパンの表面に図形を記す図形表現手段を備えたものである。内蓋は、パン生地の膨張による押し上げでよって外れない程度の保持力でパンケースの上面に取り付けられるとともに、熱伝導性に優れた材料で、低粘着性の表面処理を施している。図形表現手段は、内蓋の表面において任意の図形状に開口させた抜き穴からなり、該抜き穴をガス抜き用の通気口としても兼用させる。
本発明によれば、パンの表面に任意の図形が記された見栄えのいい角形のパンを製造することができる。
以下、実施例1に示す自動製パン機。
以下、図面を用いて本発明の実施例1について説明する。図1は本発明の自動製パン機を示す内部断面図である。図1において、1は本体ケースで、底部に基台2を固定し、該基台2上にはオーブンケース3とモータ4が配設されている。5はオーブンケース3の上面に取り付けられる外蓋で、本体1の背面に設けたブラケットに開閉自在で、且つ着脱自在に取り付けられている。
6はパン材料が収容されるパンケースで、内面にフッ素樹脂加工が施された熱伝導性の良い部材で構成されている。7はパンケースの底部中心に貫通させた回転軸で、上端には練り羽根8が、下端にはカップリング9がそれぞれ設けられている。10はパンケースの底面に取り付けられる支持筒で、オーブンケース3の底面に設けた支持筒11にバヨネット結合にて内嵌し、パンケース6をオーブンケース3内に着脱自在に支持する。12はオーブンケース3の支持筒11の中心部に貫通させた駆動軸で、上端には前記パンケース6のカップリング9と係合するカップリング13を有し、下端には大プーリ14が設けられている。15はモータ4の駆動軸で、先端に小プーリ16が設けられ、Vベルト17を介して大プーリ14と連係されている。18はヒータで、オーブンケース3の内部下方においてパンケース6を囲むように略水平に配設されている。19は温度センサで、オーブンケース3の壁面にモータ4が備えられている側の側面から取り付けられ、オーブンケース3の内部温度を監視している。
図2及び図3はパンケース6の構成を示す外観図である。
パンケース6は、底面四角形の角筒状をなし、開口部の対向する2辺に幅広のフランジ部6aを形成するとともに、他の対向する2辺にカーリング部6bを形成している。20はパンケースの取手で、略U字形の線状材からなり、先端をそれぞれ外側に折り曲げて取付部20aを形成し、パンケース6のフランジ部6aに取り付けたΩ状の軸支部材21にこの取付部7aを挿通してパンケース6の上面に起倒自在に取り付けられる。
22はパンケースの上面に取り付けられる内蓋で、内面にフッ素樹脂加工が施された熱伝導性の良い部材からなり、パンケース6の上面を覆う四角形状をなしている。この内蓋22の2辺には、パンケース6のカーリング部9bに嵌合する嵌合部22aが形成され、このうち1辺には内蓋22を着脱するための取手22bが設けられている。嵌合部22aは、それ自体に弾性を有し、側面視S型の上部内巻き部分でパンケース6のカーリング部9bに嵌り、パン生地の膨張により外れない保持力を発揮する。23は内蓋22の表面に設けられる抜き穴で、任意の図形を象った形状をなし、パン生地を発酵させたときに発生するガスを抜く目的と、パン生地を焼いたときにパンの上面に図形を表現する目的とを兼用する。この抜き穴23は、それ自体で任意の図形を表現するものでも、複数の穴が組み合わさって図形を表現するものでもよく、様々な形態で適用可能であるが、ここでは花の図形を表現する形態で配置している。
続いて、本実施例1の動作について説明する。
まず、パンケース6に小麦粉、砂糖、塩、油脂、スキムミルク、イースト、水をセットして、上面に内蓋22を取り付ける。この状態でパンケース6をオーブンケース3内に取り付けて、図示しない操作パネルのスタートキーを入力すると製パンが開始される。
製パンがスタートすると、モータ4の駆動により練り羽根11が回転を始め、材料の混練が行われる。この混練動作では、最初のうち、パン材料が飛び散らないようにゆっくりと羽根11を回転させ、その後グルテンを生成するために高速で羽根11を回転させるようモータ制御が行われる。このとき、パンケース6の上面には内蓋22が取り付けられているので、パン材料がパンケース6の外に飛び散るのが防止される。
混練が終了すると、ヒータ18が駆動し練り終えたパン生地の発酵が行われる。この発酵動作では、パン生地をきめ細かく膨らますため、3回に分けて1次発酵・2次発酵・成形発酵が実行され、オーブンケース内をイースト菌の発酵温度に保持するヒータ制御が行われる。この発酵により生成されるパン生地は、上面への膨張が内蓋22によって規制され、パンケースと内蓋とで構成する限定された空間内を隙間なく膨張するようになるので、きめが非常に細かくなる。また、内蓋22の抜き穴23からは、パン生地の一部が膨出してくるため、パン生地の上面に抜き穴23の形状に応じた凸部が形成されることになる。
尚、発酵動作中の1次発酵後と2次発酵後には、発酵動作で膨らんだパン生地を一旦つぶし、生地中のガスを除去するとともに酸素を取り込んでイーストの活性を高めるガス抜きが行われる。このとき、排出されるガスや水分は、内蓋22の抜き穴23から排出され、パンケース内に残留してパン生地に悪影響を及ぼすことはない。
発酵が終了すると、ヒータ18によりパン生地を焼き上げる焼成が行われる。この焼成動作では、早急にイースト菌の活動を停止させるため、最初にヒータを連続通電して一気にパンケースの温度を上昇させ、その後、焼成温度となるようにヒータ制御が行われる。このとき、パンケース6には内蓋22が取り付けられているので、ヒータ18の熱はパン生地の全面に万遍なく作用し、全周ほぼ均一な焼き色で焼き上がった角形パンとなる。また、内蓋22の抜き穴23から膨出した生地の一部は、内蓋22と接触していないため、やや薄目の焼き色になる。よって、焼き上がったパンの上面には、立体的に白抜きされた抜き穴形状の図形が形成されるのである。
このような本発明の構成により、きめの細かい角形のパンが自動製パン機で作れるようになる。そして、内蓋に必要な通気穴を単にスリット穴や丸穴にするのではなく、任意の図形を表すものとしたことで、図4に示すように、出来上がったパンの上面にデザインされた図形が表現されることになり、見た目の良い角形パンを作ることができるのである。
角形のパンを製造できる自動製パン機。
本発明の自動製パン機の構成を示す内部断面図である。 パンケース6の構成を示す外観図である。 パンケース6の構成を示す説明図である。 出来上がったパンを示す説明図である。
符号の説明
1 本体ケース
3 オーブンケース
4 モータ
6 パンケース
18 ヒータ
22 内蓋
23 抜き穴

Claims (3)

  1. パン材料が収容されるパンケースと、該パンケース内のパン材料を混練する混練手段と、混練したパン生地を発酵する発酵手段と、発酵したパン生地を焼き上げる焼成手段とを備えた自動製パン機において、
    前記パンケースの上面に内蓋を着脱自在に設け、該内蓋には焼き上がったときのパンの表面に図形を記すための図形表現手段を備えたことを特徴とする自動製パン機。
  2. 前記内蓋は、パン生地の膨張による押し上げによって外れない程度の保持力でパンケースの上面に取り付けられるとともに、熱伝導性に優れた材料で、且つパン生地と接触する面に低粘着性の表面処理を施して構成したことを特徴とする上記請求項1記載の自動製パン機。
  3. 前記図形表現手段は、前記内蓋のパン生地と接触する面において任意の図形形状に開口させた抜き穴からなり、該抜き穴をガス抜き用の通気口としても機能させることを特徴とする上記請求項1記載の自動製パン機。



JP2005380528A 2005-12-29 2005-12-29 自動製パン機 Pending JP2007181478A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013099501A (ja) * 2011-10-21 2013-05-23 Panasonic Corp 自動製パン機
CN104248356A (zh) * 2014-09-19 2014-12-31 苏州市职业大学 一种烘烤表面具有花纹的蛋糕烤盘

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