JP2007181327A - モータ及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁ノイズの影響を受けることなく、トルクセンサとモータを一体化したモータ及び電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】8極以上の極数を有し、磁性粉末材を一体成型した1対の爪型磁極11と爪型磁極11に磁束を発生するコイル17とから構成される1相分の固定子を複数備えたn相固定子(nは2以上の整数)と、磁束により回転軸24にトルクを発生する回転子22を具備しており、回転子22は、内側を中空構造とするとともに、回転軸24のトルクを検出するトルクセンサ26を内側の中空構造部分に内蔵した。回転子22は、内側表面と内蔵するトルクセンサ26との間に、磁束遮蔽体28を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及び電動パワーステアリング装置に関し、特にトルクを用いて制御するシステムに適したモータ技術に関する。
トルクセンサを用いてモータを制御するものとして、例えば、電動パワーステアリング装置が上げられる。電動パワーステアリング装置は、運転者の操舵力を検出して、その大きさと方向に応じてモータでタイヤを操舵する力をアシストするものであり、自動車の利便性・快適性を向上する装置として多く利用され始めている。図10に、電動パワーステアリング装置のシステム構成図の一例を示す。電動パワーステアリング装置は、ハンドル1と、ハンドル1の操作によって回転するステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2によって操舵されるタイヤ3a、3bと、操舵をアシストするアシストトルクを発生する3相モータ5と、ステアリングシャフト2の操舵トルクを検出するトルクセンサ4と、検出した操舵トルクを入力としてアシストトルクを演算し、それに基づいて3相モータ5を制御するコントローラ6と、バッテリー7とを有して構成される。
運転者がハンドル1を操作すると、ステアリングシャフト2を介して、タイヤ3a、3bが転舵される。そのとき、運転者の操舵トルクτがステアリングシャフト2に取付けられたトルクセンサ4により検出される。この操舵トルクτがコントローラ6に入力されると、コントローラ6では3相磁石モータ5が発生すべきアシストトルクの指令値τMRを算出する。次に、コントローラ6は、3相モータ5が発生するトルクがこのアシストトルク指令τMRどおりになるように制御演算を行い、バッテリー7の直流電力を交流電力に変換して3相電圧を3相モータ5に印加する。
この電動パワーステアリング装置に主に適用されているモータは、図11(a)(b)に示すような固定子61、回転子64から構成される。回転子64には、回転軸方向にコイルを巻く。このため、コイルエンド62、63は、モータトルクには寄与しない無駄なスペースとなってしまう。そのため、モータの小型化を図る上で、問題となることがあった。
一方、モータ・発電機の形態の1つとして、コイルに流す電流により磁束を発生することができる爪型磁極を有するモータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、コイルエンドの無駄なスペースをなくすことができ、小型化を達成する提案がなされている。さらに、爪型磁極を有する固定子を圧粉磁心により一体成型することにより、損失、騒音が少ないモータが開発されている。
特開2001−161054号公報
電動パワーステアリングは、運転者のハンドル操作におけるトルク変化を検出して、モータのアシストトルクを制御することで、ハンドル操作を快適にする車載装置である。上述の運転者のハンドル操作におけるトルク変化を検出するには、通常トルクセンサと呼ばれるセンサを用いることが知られている。このトルクセンサには、種々のものが提案されているが、一般的にモータとトルクセンサは別体で取付けることがよく行われている。
モータとトルクセンサが近接されて設置されると、モータ駆動時に回転磁界の変化が生じ、当該磁束変化がトルクセンサに影響して、問題となることがある。また、電流の変化による影響も問題になることがある。そのため、トルクセンサとモータを一体にする場合、トルクセンサの検出信号にこれらの電磁ノイズの影響を生じてしまうという問題点があった。
本発明は、従来の問題点を解決するものであり、電磁ノイズの影響を受けることなく、トルクセンサとモータを一体化したモータ及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するに当って、以下のような対応を図るものである。
固定子の3相コイルに電流を流して回転磁界を発生させ、回転子が回転軸を駆動する3相モータにおいて、回転子の内側に中空部を設ける。この回転子の中空部を、3相コイルの電流による回転磁界の影響を受けないように、磁界を遮蔽する構造とした上で、回転軸のトルクを検出するトルクセンサを中空部に内蔵する。このような構成をとることにより、トルクセンサはノイズの影響を受けることなく、モータとトルクセンサをコンパクトに一体化することを可能にした。
また、低損失化を図るモータとして、圧粉磁心を用いた爪型磁極モータが提案されている。この爪型磁極モータは8極以上の極数を有する構造を容易に設計・製作することができ、多極化に適したモータであるともいえる。
ところで、極数を8極以上の多極に設計すると、回転磁束は主に回転子の外周表面、及び、表面下の浅い部分を通ることになり、回転子の中心部には、ほとんど磁束がない状態となる。そのため、8極以上の多極化したモータは回転子の中心部が中空部となっていても、モータの特性には影響を及ぼさない。なお、モータの極数が多いほど、その傾向が大きくなるので、中空部を大きくすることができる。
これらの事実から、上記の課題を解決する本発明を説明する。まず、圧粉磁心を用いて、8極以上の極数を有する爪型磁極を一体成型する。次に、回転軸に対して同心円状に巻いたコイルを、2つの成型した爪型磁極を1対として挟み込むようにすることで、1相分の固定子を構成する。この1相分の固定子を複数同心円状に重ねることにより、n相固定子(nは2以上の整数)とする。このモータの回転子を中空構造とし、回転軸のトルクを検出するトルクセンサをこの回転子の内側に内蔵することで、発熱が少なく、より小型・コンパクトなトルクセンサを内蔵したモータを提供することができる。さらに、回転子の内側に磁束遮蔽体を配置することで、より回転磁界の影響を受けない構造にすることができる。
別の解決手段としては、回転子をボンド磁石と磁性粉末材を用いて、一体成型するものとする。この成形において、内部に設けるトルクセンサに回転磁界の影響を与えないように、ロータの半径方向で内部のトルクセンサに近づくに従って、透磁率を低くなるようにする。このような特性により、ロータを成形すると、ロータが磁気遮蔽の働きを有することが可能であり、内部に設けるトルクセンサへの磁気的な影響をより少なくして、改善することが可能となる。
また、モータのステータに駆動電力を供給する電力線のモータへの引き込み口の位置から出来るだけ離した位置からトルクセンサの検出信号を引き出すようにする。トルクセンサを動作させる為の電源線がある場合は、この電源線も同様に電力線のモータへの引き込み口の位置から出来るだけ離した位置からトルクセンサの検出信号を引き出すようにする。
本発明によれば、従来の方式に対して、小型で、信頼性を向上させたトルクセンサ内蔵のモータ及び電動パワーステアリング装置が提供可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
以下、図面を用いて、本発明のモータ及び電動パワーステアリング装置の実施例を説明する。
実施例を説明する。図1は、本実施例の3相モータの構成図である。また、図2は本実施例の3相モータ5を用いた電動パワーステアリング装置の一例を示すシステム構成図である。図2のシステム構成は図10に示した従来のシステム構成と比較して、トルクセンサを内蔵した3相モータ5をステアリングシャフト2の回転軸に取り付けた構造としている。このため、装置全体をコンパクトにまとめることができる。
まず、図1の3相モータ5について説明する。固定子は、固定子コア11〜16と固定子コイル17〜19から構成されている。固定子コイル17を同一形状の固定子コア11、12を向い合せにして挟み込むことにより、1相分の固定子を形成する。図3にその分解図を示す。固定子コア11、12にはそれぞれ内周円上に爪型磁極を有していることを示している。図3に示すように、この実施例では、極数を24極としており、そして先に説明したとおり、磁束は回転子22の周表面付近を主に通るため、回転子22を中空とすることができる。極数が多いほうが回転子22の周表面近くを磁束が通ることになるため、8極以上が好ましく、8極の場合よりも24極モータの方が更に有効に利用できる効果がある。
同様に、固定子コイル18と固定子コア13、14の組合せ、固定子コイル19と固定子コア15、16の組合せにより、それぞれ1相分の固定子を形成している。この固定子コイル17〜19に3相電圧を印加することで、3相固定子とすることができる。なお、固定子コイル17の端部がu相の電力引出し線20である。図1において、3相の固定子にはそれぞれ位置センサ71〜73が配置され、回転子22の位置を検出している。位置センサ71〜73は、各相固定子コアの間に挿入されたスペーサ74〜76に固定している。スペーサ74〜76は各相で発生する磁束が他の相に影響しないようにするために用いられており、これにより、3相の誘起電圧を均一に保持することができる。また、そのスペーサ74〜76に位置センサ71〜73を配置することで、位置センサを別途設けるスペースは必要ない。そのため、3相モータ5の容積を大幅に増やすことなく、回転子22の位置を検出することができ、位置センサ付モータの小型化を達成できる。
次に、回転子22及びその内部について説明する。図6(a)(b)に回転子22の断面図及び軸方向から見た側面図を示す。回転子22は、回転子磁性部材23と回転子構造部材28から構成されている。図6の場合、回転子磁性部材23は磁石である。磁束は回転子構造部材28を通るが、回転子構造部材28の内部には影響を与えない。固定子コイル17〜19による回転磁界を発生することで、ステアリングシャフト上の出力軸25を回転させる。
また、図1に示すように、回転子22の内部には、トルクセンサ26が収納されている。トルクセンサ26は、ステアリングシャフト上の入力軸24と、出力軸25の間に配置されている。トルクセンサ26の固定部は、トルクセンサ固定部材27により、モータ5の固定子側に固定されており、トルクセンサ26の回転部は入力軸24、及び出力軸25に取り付けられている。従って、運転者がハンドルを操舵すると、入力軸24に操舵トルクτが発生し、トルクセンサ26により操舵トルクτを検出することができる。前述したように、操舵トルクτにより演算されるアシストトルク指令値τMRどおりのアシストトルクτを3相モータ5の回転子22が出力する。回転子22は出力軸25に取り付けられており、出力軸には、操舵トルクτとアシストトルクτを加算したトルクが発生する。これにより、小さい操舵トルクτでタイヤ3a、3bを転舵することができる。
さて、トルクセンサ26の詳細について説明する。図1において、トルクセンサ26だけを取り出したものが図4である。このトルクセンサ26を分解した分解図を図5に示す。トルクセンサ26の回転部は、入力軸取付部材31により入力軸24に、出力軸取付部材32により出力軸25にそれぞれ取り付けられており、その間にトーションバー33を配置している。このトーションバー33は操舵トルクτにほぼ比例してねじれ角θを生じる構造となっている。また、入力軸取付部材31にはセンサ回転部磁性部材34が、出力軸取付部材32にはセンサ回転部磁性部材35〜37、及びスペーサ42が取り付けられている。なお、センサ回転部磁性部材34、35〜37は、いずれも磁束を通しやすい磁性体であり、歯形状の凹凸部を有している。一方、トルクセンサ固定部材27には、センサ固定部磁性部材38、39、センサコイル40、41、及びスペーサ43が配置されている。このセンサコイル40に電流を流すと、その電流により固定部磁性部材38、センサ回転部磁性部材34、35を磁路とした閉ループで磁束が発生する。同様に、センサコイル41に電流を流すと、固定部磁性部材39、センサ回転部磁性部材36、37を磁路とする閉ループで磁束が発生する。
トルクセンサ26の検出原理について述べる。操舵トルクτが発生すると、トーションバー33がそれに応じてねじれ角θを生じる。このトーションバー33のねじれにより、センサ回転部磁性部材34とセンサ回転部磁性部材35は相対的にずれを生じる。これにより、双方の歯形状の凹凸部には相対的な位置関係が変化する。そのため、センサコイル40の電流により生じる磁束が変化する。つまり、センサコイル40に対するインダクタンスL1が変化する。従って、センサコイル40の電流変化を検出することにより、インダクタンスL1を計測できる。一方、センサコイル41は固定部磁性部材39、センサ回転部磁性部材36、37を磁路とするインダクタンスL2を検出することができる。ここで、センサ回転部磁性部材36、37は出力軸取付部材32に固定されているので、磁気回路としては一定である。そのため、インダクタンスL2を基準として、インダクタンスL1を検出すれば、温度等によるインダクタンス変化を配慮することができる。以上のようにして、ねじれ角θに応じたセンサ出力を得られるので、操舵トルクτを精度良く検出することができる。また、センサコイル40、41で検出するインダクタンスはいずれもトルクセンサ26の内部で磁路が閉じているので、回転子22からの磁束の影響を受けにくい特徴がある。従って、このようなトルクセンサを用いることで、3相モータ5にトルクセンサを内蔵しても、精度良くトルクを検出できる。
図7は回転子磁性部材23が図6と異なる他の例であり、回転子磁性部材23を軸方向から見た側面図である。回転子磁性部材23はボンド磁石53、磁性粉末材で成形する高透磁率磁性部材51、及び低透磁率磁性部材52で構成されており、一体成型により生産する。これにより、均一の性能、高精度の寸法精度の回転子を低コストで提供することができる。この構造を採用することで、磁束は高透磁率磁性部材51を主に通るので、その内側に配置した低透磁率磁性部材52を通る磁束は、磁路が長くなることも含めて、より少なくなる。さらに、回転子構造部材28を磁束遮蔽体とすることにより、いっそう回転子の磁束がトルクセンサ26に影響することを防止できる。
図8は、3相モータ5における3相モータの電力引出し線20a〜20fとトルクセンサ引出し線21a、21bの引出し方法を示すモータ外形を軸方向から見た側面図である。電力引出し線20a〜20fは図8の上方部から引出しており、トルクセンサ引出し線21a、21bは下方部から引出している。電力線に対して、トルクセンサの信号線をほぼ180°異なる方向とすることにより、トルクセンサの信号線が受ける電力線による電磁ノイズの影響を最小限にすることができる。なお、3相モータと外部機器の配線の関係で、必ずしも、トルクセンサ引出し線21を180°とすることができない場合もあるが、最低限、機械角90°以上離した方向から引き出すことが望ましい。
図9は、3相モータと遊星歯車機構を組合せた図1と異なる他の実施例における電動パワーステアリング装置に適した構成図である。図1の回転子22が出力軸25に取り付けられていたのに対して、図9では、サンギア54に回転子22を取り付けている。これにより、3相モータ5からの出力トルクはサンギア54に出力され、プラネタリギア55、リングギア57を介して、出力軸取付部材57に減速されて伝達される。出力軸取付部材57は出力軸25に取り付けられているので、これらのギアにより減速比(1/N)(ここで、N>1とする。)の割合で、3相モータ5の速度に対して減速される。逆に、3相モータ5のトルクに対して、出力軸25でのトルクはN倍に増加されるので、要求される出力軸25でのアシストトルクτを一定とすると、モータトルクの最大定格を(1/N)に小さくすることができる。この実施例を採用することにより、よりコンパクトなトルクセンサ付モータを用いた電動パワーステアリング装置を実現することができる。
以上が、電動パワーステアリング装置に適用した実施例であるが、トルクセンサを用いる製品に適用できることはいうまでもない。また、トルクセンサとして、トーションバーを用いた場合について説明したが、他の検出原理を持つトルクセンサを用いても良い。
実施例の3相モータの構成図。 実施例の3相モータを用いた電動パワーステアリング装置の一例を示すシステム構成図。 実施例の3相モータの固定子を分解した分解図。 実施例の3相モータに内蔵するトルクセンサの組立図。 実施例の3相モータに内蔵するトルクセンサの分解図。 実施例の3相モータの回転子構造部材の断面図及び軸方向から見た側面図。 実施例の3相モータの回転子磁性部材を軸方向から見た側面図。 実施例の3相モータの電力引出し線とトルクセンサ引出し線の引出し方法を示すモータ外形を軸方向から見た側面図。 実施例の3相モータと遊星歯車機構を組合せた電動パワーステアリング装置に適した第2の例を示す構成図。 従来の電動パワーステアリング装置の構成例を示すシステム構成図。 従来のモータの断面図。
符号の説明
1:ハンドル
2:ステアリングシャフト
3a、3b:タイヤ
4:トルクセンサ
5:3相モータ
6:コントローラ
7:バッテリー
11〜16:固定子コア
17〜19:固定子コイル
20:電力引出し線
21:トルクセンサ引出し線
22:回転子
23:回転子磁性部材
24:入力軸
25:出力軸
26:トルクセンサ
27:トルクセンサ固定部材
28:回転子構造部材
31:入力軸固定部材
32:出力軸固定部材
33:トーションバー
34〜37:センサ回転部磁性部材
38,39:センサ固定部磁性部材
40,41:センサコイル
42,43:スペーサ
51:高透磁率磁性部材
52:低透磁率磁性部材
53:ボンド磁石
54:サンギア
55:プラネタリギア
56:リングギア
57:出力軸取付部材
61:固定子
62、63:コイルエンド
64:回転子
65:エンドブラケット

Claims (7)

  1. 8極以上の極数を有し、磁性粉末材を一体成型した1対の爪型磁極と該爪型磁極に磁束を発生するコイルとから構成される1相分の固定子を複数備えたn相固定子(nは2以上の整数)と、前記磁束により回転軸にトルクを発生する回転子を具備しており、前記回転子は、内側を中空構造とするとともに、前記回転軸のトルクを検出するトルクセンサを前記内側の中空構造部分に内蔵したことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1記載のモータにおいて、
    前記回転子は、内側表面と内蔵するトルクセンサとの間に、磁束遮蔽体を配置したことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1記載のモータにおいて、
    前記回転子は、ボンド磁石と圧粉磁心とを一体成型により形成したものからなり、かつ、回転子内側部の透磁率が回転子外側部の透磁率よりも低いことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1記載のモータにおいて、
    前記コイルは、引出し線がモータの周方向の機械角90度以内の位置に集中し、前記トルクセンサの引出し線が前記引出し線すべてと機械角90度以上離れた個所から引出されたことを特徴とするモータ。
  5. 操舵トルクによりモータがアシストするアシストトルクを制御する電動パワーステアリング装置において、
    前記モータは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータであり、内蔵するトルクセンサは、前記操舵トルクを検出することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. コイルに流す3相電流により回転磁界を発生する固定子と、前記回転磁界により回転軸にトルクを発生する回転子とを備えたモータにおいて、
    前記回転子は、内側を中空構造とするとともに、前記回転軸のトルクを検出するトルクセンサを前記内側の中空構造部分に内蔵し、かつ、前記コイルにより発生する回転磁界が前記トルクセンサの信号に影響することを防止する遮蔽構造にしたことを特徴とするモータ。
  7. 磁性粉末材を一体成型した1対の爪型磁極と該爪型磁極に磁束を発生するコイルとから構成される1相分の固定子を複数備えたn相固定子(nは2以上の整数)と、前記磁束により回転軸にトルクを発生する回転子を具備しており、前記固定子は、他の固定子との間に磁気遮蔽部材を配置するとともに、該磁気遮蔽部材に前記回転子の位置を検出する位置センサを配置したことを特徴とするモータ。
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