JP2007180757A - 複数周波数帯用アンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナエレメント10の他端のみを電気回路を介して接地導体16に電気的接続することで、単一のアンテナエレメント10を複数の周波数帯で同時にアンテナとして作用させ得るようにした複数周波数帯用アンテナを提供する。
【解決手段】アンテナエレメント10の一端を給電点12に電気的接続し、他端をインダクタンス14を直列に介して接地導体16に電気的接続する。アンテナエレメント10自体の電気長を高い周波数帯FHの3/4波長に設定する。アンテナエレメント10とインダクタンス14との直列回路による電気長を、低い周波数帯FLの1/2波長の折り返しアンテナとして作用するように、インダクタンス14の値を設定する。高い周波数帯FHに対しては、インダクタンス14がチョークコイルとして作用し、アンテナエレメント10の他端が接地導体16に電気的接続されない遮断状態となり、3/4波長のポールアンテナとして作用する。
【選択図】 図1
【解決手段】アンテナエレメント10の一端を給電点12に電気的接続し、他端をインダクタンス14を直列に介して接地導体16に電気的接続する。アンテナエレメント10自体の電気長を高い周波数帯FHの3/4波長に設定する。アンテナエレメント10とインダクタンス14との直列回路による電気長を、低い周波数帯FLの1/2波長の折り返しアンテナとして作用するように、インダクタンス14の値を設定する。高い周波数帯FHに対しては、インダクタンス14がチョークコイルとして作用し、アンテナエレメント10の他端が接地導体16に電気的接続されない遮断状態となり、3/4波長のポールアンテナとして作用する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、単一のアンテナエレメントを用いて、複数の周波数帯で使用できるようにした複数周波数帯用アンテナに関するものである。
最近の移動体通信は急速に発展し、そのなかでも携帯電話は目覚ましく普及するとともにその小型化および軽量化が著しく図られた。そして、日本ではいわゆるPDC800MHz帯とPDC1.5GHz帯、欧州ではGSM900MHz帯とGSM1.8GHz帯、北米ではAMPS800MHz帯とPCS1.9GHz帯、とそれぞれの地域で2つの周波数帯が用いられている。また、1.5GHz帯のGPSや2.4GHz帯のブルートゥースや2GHz帯のIMT2000などの通信システムが、移動体通信ならびにデータ伝送用として実用化されている。そこで、単一のアンテナで、上述のうちの複数の周波数帯において使用できれば、アンテナの小型化および軽量化に好適である。
そこで、発明者らは、単一のアンテナエレメントを用いて複数の周波数帯で使用できるアンテナを、既にWO2004/047223A1公報で提案している。この技術を簡単に説明すれば、アンテナエレメントの一端が給電点に電気的接続され、このアンテナエレメントの中間点および他端がそれぞれにスイッチを介して接地導体に電気的接続されている。いずれか一つのスイッチを閉成し他の残りのスイッチを開成することで、給電点から閉成されたスイッチを介して接地導体に電気的接続されるまでのアンテナエレメントの電気長が選択設定できる。もって、スイッチの選択制御により、アンテナエレメントの電気長を選択して、単一のアンテナエレメントを用いていながら、複数の周波数帯でアンテナとして動作し得る。
WO2004/047223A1公報
なお、スイッチに代えて、フイルターをアンテナエレメントの中間点および他端と接地導体の間に介装しても良い。フイルターは、給電点から当該フイルターが接続された位置までのアンテナエレメントの電気長が1/2波長となる周波数帯のみを通過させるように設定される。そこで、フイルターが、通過させる周波数帯に対してのみスイッチが閉成されたのと同様に作用し、単一のアンテナエレメントを複数の周波数帯で同時にアンテナとして作用させ得る。
また、スイッチに代えて、直列共振回路をアンテナエレメントの中間点および他端と接地導体の間に介装しても良い。これらの直列共振回路は、給電点から当該直列共振回路が接続された位置までのアンテナエレメントの電気長が1/2波長となる周波数帯に対して直列共振するように設定される。そこで、直列共振回路が、通過させる周波数帯に対してのみスイッチが閉成されたのと同様に作用し、単一のアンテナエレメントを複数の周波数帯で同時にアンテナとして作用させ得る。
さらに、アンテナエレメントの1つの中間点と他端に、スイッチに代えて、並列共振回路をアンテナエレメントと接地導体の間にそれぞれに介装しても良い。これらの並列共振回路は、互いに給電点から他方の並列共振回路が接続された位置までのアンテナエレメントの電気長が1/2波長となる周波数帯に並列共振するようにそれぞれに設定される。そこで、並列共振回路は、接続された位置までのアンテナエレメントの電気長が1/2波長となる周波数帯に対して導通状態でスイッチを閉成したように作用し、他方の接続された位置までのアンテナエレメントの電気長が1/2波長となる周波数帯に対して通過を阻止してスイッチを開成したように作用する。もって、単一のアンテナエレメントを2つの周波数帯で同時にアンテナとして作用させ得る。
上述のごとき既提案の技術にあっては、アンテナエレメントの中間点および他端と接地導体との間に、スイッチ、フイルター、直列共振回路または並列共振回路をそれぞれに介装しなければならず、それらの設置スペースが必要であり、より小型化するのには不適当であった。また、機械的スイッチまたは半導体スイッチのいずれにあっても、挿入損失により伝送する信号が減衰される。さらに、半導体スイッチやフイルターでは、十分なアイソレーションを得ることが困難であった。
本発明は、上述したごとき先に提案した複数周波数帯用アンテナのかかる事情に鑑みてなされたもので、アンテナエレメントの中間点をスイッチ等を介して接地導体に電気的接続させる必要がなく、アンテナエレメントの他端のみを電気回路を介して接地導体に電気的接続することで、単一のアンテナエレメントを複数の周波数帯で同時にアンテナとして作用させ得るようにした複数周波数帯用アンテナを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の複数周波数帯用アンテナは、アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端をインダクタンスを介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の3/4波長に設定し、前記アンテナエレメントと前記インダクタンスの直列回路による電気長を低い周波数帯の1/2波長となるように前記インダクタンスの値を設定して構成されている。
また、本発明の複数周波数帯用アンテナは、アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端をインダクタンスとキャパシタンスの並列回路を介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を中間の周波数帯の3/4波長に設定し、前記並列回路を前記中間の周波数帯に並列共振するように設定し、しかも前記アンテナエレメントと前記インダクタンスの直列回路による電気長を低い周波数帯の1/2波長となるように前記インダクタンスの値を設定し、かつ前記アンテナエレメントと前記キャパシタンスの直列回路による電気長を高い周波数帯の1/2波長となるように前記キャパシタンスの値を設定して構成されても良い。
さらに、本発明の複数周波数帯用アンテナは、アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端を第1のインダクタンスとキャパシタンスの並列回路と第2のインダクタンスとを直列に順次に介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の1/2波長であるとともに低い周波数帯の1/4波長に設定し、前記第1のインダクタンスと前記キャパシタンスの前記並列回路を前記低い周波数帯に並列共振するように設定し、また前記キャパシタンスと前記第2のインダクタンスの直列回路を前記高い周波数帯に直列共振するように設定して構成することもできる。
そして、本発明の複数周波数帯用アンテナは、アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端を第1のキャパシタンスとインダクタンスの並列回路と第2のキャパシタンスとを直列に順次に介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の3/4波長であるとともに低い周波数帯の1/2波長に設定し、前記第1のキャパシタンスと前記インダクタンスの前記並列回路を前記高い周波数帯に並列共振するように設定し、また前記インダクタンスと前記第2のキャパシタンスの直列回路を前記低い周波数帯に直列共振するように設定して構成することもできる。
そしてさらに、前記アンテナエレメントの一端と前記給電点との間に、整合回路を介装し、しかも前記整合回路を含んで前記アンテナエレメントの電気長を設定して構成することも可能である。
請求項1記載の複数周波数帯用アンテナにあっては、アンテナエレメントの他端がインダクタンスを介して接地導体に電気的接続されているので、アンテナエレメントとインダクタンスとの直列回路による電気長が1/2波長となる低い周波数帯に対して折り返しアンテナとして作用する。また、インダクタンスがチョークコイルとして作用する高い周波数帯に対してアンテナエレメントの電気長が3/4波長となるように設定されており、高い周波数帯に対してはアンテナエレメントの他端は接地導体に電気的接続されずに遮断された状態にあり、3/4波長のポールアンテナとして作用する。もって、単一のアンテナエレメントで、2つの周波数帯に同時にアンテナとして作用し得る。しかも、先に提案した技術のごときアンテナエレメントの中間点を接地導体に電気的接続するための回路は設けられておらず、接地スペースをより小型化し得る。
請求項2記載の複数周波数帯用アンテナにあっては、アンテナエレメントの他端がインダクタンスとキャパシタンスの並列回路を介して接地導体に電気的接続され、この並列回路の並列共振周波数を中間の周波数帯に設定するとともにアンテナエレメントの電気長が中間周波数帯の3/4波長に設定されているので、中間の周波数帯に対して並列回路により他端が接地導体に電気的接続されずに遮断された状態であり、3/4波長のポールアンテナとして作用する。また、アンテナエレメントとインダクタンスとの直列回路による電気長が1/2波長となる低い周波数帯に対して折り返しアンテナとして作用する。さらに、アンテナエレメントとキャパシタンスとの直列回路による電気長が1/2波長となる高い周波数帯に対しても折り返しアンテナとして作用する。もって、単一のアンテナエレメントで、3つの周波数帯に同時にアンテナとして作用し得る。しかも、請求項1と同様に、先に提案した技術のごときアンテナエレメントの中間点を接地導体に電気的接続するための回路は設けられておらず、接地スペースをより小型化し得る。
請求項3記載の複数周波数帯用アンテナにあっては、アンテナエレメントの他端が第1のインダクタンスとキャパシタンスの並列回路と第2のインダクタンスを直列に順次に介して接地導体に電気的接続され、この並列回路の並列共振周波数を低い周波数帯に設定するとともにアンテナエレメントの電気長が低い周波数帯の1/4波長に設定されているので、低い周波数帯に対して並列回路により他端が接地導体に電気的接続されずに遮断された状態であり、1/4波長のポールアンテナとして作用する。また、キャパシタンスと第2のインダクタンスとの直列回路の直列共振周波数を高い周波数帯に設定するとともにアンテエナエレメントの電気長が高い周波数帯の1/2波長に設定されているので、高い周波数帯に対して直列回路により他端が接地導体に電気的接続された状態であり、1/2波長の折り返しアンテナとして作用する。もって、単一のアンテナエレメントで、2つの周波数帯に同時にアンテナとして作用し得る。しかも、請求項1と同様に、先に提案した技術のごときアンテナエレメントの中間点を接地導体に電気的接続するための回路は設けられておらず、接地スペースをより小型化し得る。
請求項4記載の複数周波数帯用アンテナにあっては、アンテナエレメントの他端が第1のキャパシタンスとインダクタンスの並列回路と第2のキャパシタンスを直列に順次に介して接地導体に電気的接続され、この並列回路の並列共振周波数を高い周波数帯に設定するとともにアンテナエレメントの電気長が高い周波数帯の3/4波長に設定されているので、高い周波数帯に対して並列回路により他端が接地導体に電気的接続されずに遮断された状態であり、3/4波長のポールアンテナとして作用する。また、インダクタンスと第2のキャパシタンスとの直列回路の直列共振周波数を低い周波数帯に設定するとともにアンテエナエレメントの電気長が低い周波数帯の1/2波長に設定されているので、低い周波数帯に対して直列回路により他端が接地導体に電気的接続された状態であり、1/2波長の折り返しアンテナとして作用する。もって、単一のアンテナエレメントで、2つの周波数帯に同時にアンテナとして作用し得る。しかも、請求項1と同様に、先に提案した技術のごときアンテナエレメントの中間点を接地導体に電気的接続するための回路は設けられておらず、接地スペースをより小型化し得る。
請求項5記載のいずれの複数周波数帯用アンテナにあっても、給電点とアンテナエレメントの一端の間に、整合回路が介装されているので、給電点とアンテナエレメントのインピーダンス整合を図ることが可能であり、また反共振点の軽減を図ることもできる。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第1実施例の回路図である。図2は、図1の第1実施例においてアンテナエレメントの他端を解放状態としたVSWR特性図である。図3は、図1の第1実施例のVSWR特性図である。図4は、図1のスミスチャートである。
図1に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第1実施例において、アンテナエレメント10の一端が給電点12に電気的接続され、アンテナエレメント10の他端がインダクタンス14を直列に介して接地導体16に電気的接続される。アンテナエレメント10自体の電気長は、高い周波数帯FHの3/4波長に設定される。また、アンテナエレメント10とインダクタンス14との直列回路による電気長は、低い周波数帯FLの1/2波長となるようにインダクタンス14の値が設定される。一例として、高い周波数帯FHはGPS1.5GHz帯であり、低い周波数帯FLはCDMA800MHz帯である。そしてまた、インダクタンス14の値は、33nHである。なお、図1において、アンテナエレメント10は、小型化するためにミアンダ状に折り曲げられているが、これに限られず、ジグザグ状に折り曲げられても良く、また簡単な形状のコ字状またはU字状さらには2つ折り状などであっても良い。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第1実施例において、アンテナエレメント10は、高い周波数帯FHの3/4波長に設定されているので、アンテナエレメント10の他端が解放状態にあっては、図2に示すごとく、高い周波数帯FHに対してポールアンテナとして動作するが、低い周波数帯FLに対しては全くアンテナとしては動作しない。しかるに、アンテナエレメント10の他端がインダクタンス14を介して接地導体16に電気的接続されると、図3および図4に示すごとく、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLでともにアンテナとして十分に動作する。高い周波数帯FHに対して、インダクタンス14がチョークコイルとして作用し、高い周波数帯FHの通過が阻止されて他端が解放状態とされたのと同様となってポールアンテナとして動作する。そして、低い周波数帯FLに対して、インダクタンス14はローディングコイルとして作用し、低い周波数帯FLが通過され、折り返しアンテナとして動作する。
もって、第1実施例にあっては、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLの2つの周波数帯でアンテナとして同時に動作し得る。しかも、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLの選定に何ら制約されることがなく、任意に設定し得る。しかるに、実験的には、高い周波数帯FHが低い周波数帯FLの2倍を越えると、必要となるインダクタンス14の値が大きくなりすぎて、アンテナ特性の劣化が認められる。また、アンテナエレメント10の一端と給電点12との間に、整合回路を直列に介装させて、インピーダンス整合を図るようにしても良いことは、勿論である。
次に、本発明の第2実施例を図5ないし図8を参照して説明する。図5は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第2実施例の回路図である。図6は、図5の第2実施例においてアンテナエレメントの他端を解放状態としたVSWR特性図である。図7は、図5の第2実施例のVSWR特性図である。図8は、図5の第2実施例のスミスチャートである。図5において、図1に示すものと同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図5に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第2実施例において、図1に示す第1実施例と相違するところは、以下の通りである。まず、アンテナエレメント18の他端が、インダクタンス20とキャパシタンス22とが並列接続された並列回路24を直列に介して接地導体16に電気的接続される。そして、アンテナエレメント18自体の電気長は、中間の周波数帯FMの3/4波長に設定され、並列回路24は中間の周波数帯FMに対して並列共振するように設定される。また、アンテナエレメント18とインダクタンス20との直列回路による電気長は、低い周波数帯FLの1/2波長に設定される。さらに、アンテナエレメント18とキャパシタンス22との直列回路による電気長は、高い周波数帯FHの1/2波長に設定される。一例として、高い周波数帯FHはIMT2000の2GHz帯であり、中間の周波数帯FMは、GSM1.8GHz帯であり、低い周波数帯FLはGSM900MHz帯である。そしてまた、インダクタンス20の値は22nHであり、キャパシタンス22の値は0.5pFである。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第2実施例において、アンテナエレメント18は、中間の周波数帯FMの3/4波長に設定されているので、アンテナエレメント18の他端が解放状態にあっては、図6に示すごとく、中間の周波数帯FMに対してポールアンテナとして動作するが、高い周波数帯FHおよび低い周波数帯FLに対しては全くアンテナとしては動作しない。しかるに、アンテナエレメント18の他端が並列回路24を直列に介して接地導体16に電気的接続されると、図7および図8に示すごとく、高い周波数帯FHと中間の周波数帯FMおよび低い周波数帯FLでいずれもアンテナとして十分に動作する。中間の周波数帯FMに対して、並列回路24が並列共振回路として作用し、中間の周波数帯FMの通過が阻止されて他端が解放状態とされたのと同様にポールアンテナとして動作する。そして、低い周波数帯FLに対して、インダクタンス22がいわゆる延長コイルとして作用し、低い周波数帯FLが通過され、折り返しアンテナとして動作する。また、高い周波数帯FHに対して、キャパシタンス22がいわゆる短縮コンデンサとして作用し、高い周波数帯FHが通過され、折り返しアンテナとして動作する。
もって、第2実施例にあっては、高い周波数帯FHと中間の周波数帯FMおよび低い周波数帯FLの3つの周波数帯でアンテナとして同時に動作し得る。なお、中間の周波数帯FMの設定により、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLの選定には幾分の制約が伴うが、インダクタンス20とキャパシタンス22の値を適宜に設定することで、異なる3つの周波数帯で十分にアンテナとして同時に動作する。
さらに、本発明の第3実施例を図9ないし図11を参照して説明する。図9は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第3実施例の回路図である。図10は、図9の第3実施例のVSWR特性図である。図11は、図9の第3実施例のスミスチャートである。図9において、図1および図5に示すものと同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図9に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第3実施例において、図5に示す第2実施例と相違するところは、以下の点にある。まず、アンテナエレメント18の一端が、整合回路26を直列に介して給電点12に電気的接続される。整合回路26は、一例として、アンテナエレメント18の一端と給電点12の間に直列にインダクタンス28が電気的接続され、アンテナエレメント18の一端と接地導体16の間に直列にキャパシタンス30が電気的接続される。そして、アンテナエレメント18と整合回路26のインダクタンス28の直列回路による電気長は、中間の周波数帯FMの3/4波長に設定される。なお、整合回路26は、一例として、インダクタンス28の値は2.2nHであり、キャパシタンス30の値は0.25pFである。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第3実施例にあっては、第2実施例で図7に示される中間の周波数帯FMと高い周波数帯FHとの間に生ずる反共振点の影響を、整合回路26を設けることで、図10と図11に示すごとく、小さなものとすることができる。また、整合回路26を設けることで、アンテナエレメント18と給電点12のインピーダンス整合を図ることもできる。
そしてまた、本発明の第4実施例を図12ないし図15を参照して説明する。図12は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第4実施例の回路図である。図13は、図12の第4実施例においてアンテナエレメントの他端を解放状態としたVSWR特性図である。図14は、図12の第4実施例のVSWR特性図である。図15は、図12の第4実施例のスミスチャートである。図12において、図1と図5および図9に示すものと同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図12に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第4実施例において、図1に示す第1実施例と相違するところは、以下の通りである。まず、アンテナエレメント32の他端が、第1のインダクタンス34とキャパシタンス36とが並列接続された並列回路38と第2のインダクタンス40とを直列に順次に介して接地導体16に電気的接続される。そして、アンテナエレメント32自体の電気長は、高い周波数帯FHの1/2波長であるとともに低い周波数帯FLの1/4波長に設定される。そしてまた、並列回路38は低い周波数帯FLに対して並列共振回路として作用するように設定される。さらに、並列回路38のキャパシタンス36と第2のインダクタンス40との直列回路は、高い周波数帯FHに対して直列共振回路として作用するように設定される。一例として、高い周波数帯FHはGSM1.8GHz帯であり、低い周波数帯FLはGSM900MHz帯である。そしてまた、第1のインダクタンス34の値は39nHであり、キャパシタンス36の値は0.5pFであり、第2のインダクタンス40の値は15nHである。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第4実施例において、アンテナエレメント32は、低い周波数帯FLの1/4波長に設定されているので、アンテナエレメント32の他端が解放状態にあっては、図13に示すごとく、低い周波数帯FLに対してポールアンテナとして動作するが、高い周波数帯FHに対しては全くアンテナとしては動作しない。しかるに、アンテナエレメント32の他端が並列回路38と第2のインダクタンス40とを直列に順次に介して接地導体16に電気的接続されると、図14および図15に示すごとく、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLでともにアンテナとして十分に動作する。低い周波数帯FLに対して、並列回路38が並列共振回路として作用し、低い周波数帯FLの通過が阻止されて他端が解放状態とされたのと同様にポールアンテナとして動作する。そして、高い周波数帯FHに対して、キャパシタンス36と第2のインダクタンス40との直列回路が直列共振回路として作用し、高い周波数帯FHが通過して接地導体16に電気的接続された状態となり、折り返しアンテナとして動作する。
もって、第4実施例にあっては、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLの2つの周波数帯でアンテナとして同時に動作し得る。なお、高い周波数帯FHは、低い周波数帯FLの約2倍の関係になければならないという制約を伴うが、携帯電話の周波数帯にあっては、十分に利用し得る。
そしてさらに、本発明の第5実施例を図16ないし図19を参照して説明する。図16は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第5実施例の回路図である。図17は、図16の第5実施例においてアンテナエレメントの他端を解放状態としたVSWR特性図である。図18は、図16の第5実施例のVSWR特性図である。図19は、図16の第5実施例のスミスチャートである。図16において、図1と図5と図9および図12に示すものと同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図16に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第5実施例において、図1に示す第1実施例と相違するところは、以下の通りである。まず、アンテナエレメント42の他端が、第1のキャパシタンス44とインダクタンス46とが並列接続された並列回路48と第2のキャパシタンス50とを直列に順次に介して接地導体16に電気的接続される。そして、アンテナエレメント42自体の電気長は、高い周波数帯FHの3/4波長であるとともに低い周波数帯FLの1/2波長に設定される。そしてまた、並列回路48は高い周波数帯FHに対して並列共振回路として作用するように設定される。さらに、並列回路48のインダクタンス46と第2のキャパシタンス50との直列回路は、低い周波数帯FLに対して直列共振回路として作用するように設定される。一例として、高い周波数帯FHはPDC1.5GHz帯であり、低い周波数帯FLはPDC800MHz帯である。そしてまた、第1のキャパシタンス44の値は0.5pFであり、インダクタンス46の値は18nHであり、第2のキャパシタンス50の値は1pFである。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第5実施例において、アンテナエレメント42は、高い周波数帯FHの3/4波長に設定されているので、アンテナエレメント42の他端が解放状態にあっては、図17に示すごとく、高い周波数帯FHに対してポールアンテナとして動作するが、低い周波数帯FLに対しては全くアンテナとしては動作しない。しかるに、アンテナエレメント42の他端が並列回路48と第2のキャパシタンス50とを直列に順次に介して接地導体16に電気的接続されると、図18および図19に示すごとく、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLでともにアンテナとして十分に動作する。高い周波数帯FHに対して、並列回路48が並列共振回路として作用し、高い周波数帯FHの通過が阻止されて他端が解放状態とされたのと同様にポールアンテナとして動作する。そして、低い周波数帯FLに対して、インダクタンス46と第2のキャパシタンス50との直列回路が直列共振回路として作用し、低い周波数帯FLが通過して接地導体16に電気的接続された状態となり、折り返しアンテナとして動作する。
もって、第5実施例にあっては、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLの2つの周波数帯でアンテナとして同時に動作し得る。なお、高い周波数帯FHと低い周波数帯FLが一定の関係になければならないという制約を伴うが、携帯電話の周波数帯にあっては、十分に利用し得る。
さらに、本発明の第6実施例を図20ないし図22を参照して説明する。図20は、本発明の複数周波数帯用アンテナの第6実施例の回路図である。図21は、図20の第6実施例のVSWR特性図である。図22は、図20の第6実施例のスミスチャートである。図20において、図1と図5と図9と図12および図16に示すものと同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図20に示す本発明の複数周波数帯用アンテナの第6実施例において、図16に示す第5実施例と相違するところは、以下の点にある。まず、アンテナエレメント42の一端が、整合回路52を直列に介して給電点12に電気的接続される。整合回路52は、一例として、アンテナエレメント42の一端と給電点12の間に直列に順次にキャパシタンス60とインダクタンス58が電気的接続され、またアンテナエレメント42の一端と接地導体16の間に直列にインダクタンス64が電気的接続され、さらにキャパシタンス60とインダクタンス58の接続点がキャパシタンス62を直列に介して接地導体16に電気的接続される。そして、アンテナエレメント42は整合回路52を含んで、高い周波数帯FHの3/4波長であるとともに低い周波数帯FLの1/2波長に設定される。なお、整合回路52は、一例として、キャパシタンス60が1pFであり、インダクタンス58の値は4.7nHであり、インダクタンス64の値は12nHであっり、キャパシタンス62の値は1pFである。
かかる構成の本発明の複数周波数帯用アンテナの第6実施例にあっては、整合回路52を設けることで、図21と図22に示すごとく、所望の周波数帯域で十分特性を確保することができる。また、アンテナエレメント42と給電点12とのインピーダンス整合を図ることもできる。
なお、上記第1ないし第6実施例において、高い周波数帯FHと中間の周波数帯FMおよび低い周波数帯FLは、上記実施例に限られず、移動体通信ならびにデータ伝送用として利用されている適宜な周波数帯に設定することができる。また、第1、2、4、5実施例において、アンテナエレメント10、18、32、42と給電点12の間に第3、6実施例に示すごとく整合回路を介装して、反共振点の影響を少なくし、またアンテナエレメント10、18、32、42と給電点12のインピーダンス整合を図るようにしても良いことは勿論である。そして、アンテナエレメント10、18、32、42自体の電気長は、幅のある周波数帯にそれぞれ対応するように設定されれば良く、必ずしも厳格な長さに設定される必要がないことは、容易に理解されるであろう。
10、18、32、42 アンテエナエレメント
12 給電点
14、20、28、46、58、64 インダクタンス
16 接地導体
22、30、36、60、62 キャパシタンス
24、38、48 並列回路
26、52 整合回路
34 第1のインダクタンス
40 第2のインダクタンス
44 第1のキャパシタンス
50 第2のキャパシタンス
12 給電点
14、20、28、46、58、64 インダクタンス
16 接地導体
22、30、36、60、62 キャパシタンス
24、38、48 並列回路
26、52 整合回路
34 第1のインダクタンス
40 第2のインダクタンス
44 第1のキャパシタンス
50 第2のキャパシタンス
Claims (5)
- アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端をインダクタンスを介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の3/4波長に設定し、前記アンテナエレメントと前記インダクタンスの直列回路による電気長を低い周波数帯の1/2波長となるように前記インダクタンスの値を設定して構成したことを特徴とする複数周波数帯用アンテナ。
- アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端をインダクタンスとキャパシタンスの並列回路を介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を中間の周波数帯の3/4波長に設定し、前記並列回路を前記中間の周波数帯に並列共振するように設定し、しかも前記アンテナエレメントと前記インダクタンスの直列回路による電気長を低い周波数帯の1/2波長となるように前記インダクタンスの値を設定し、かつ前記アンテナエレメントと前記キャパシタンスの直列回路による電気長を高い周波数帯の1/2波長となるように前記キャパシタンスの値を設定して構成したことを特徴とする複数周波数帯用アンテナ。
- アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端を第1のインダクタンスとキャパシタンスの並列回路と第2のインダクタンスとを直列に順次に介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の1/2波長であるとともに低い周波数帯の1/4波長に設定し、前記第1のインダクタンスと前記キャパシタンスの前記並列回路を前記低い周波数帯に並列共振するように設定し、また前記キャパシタンスと前記第2のインダクタンスの直列回路を前記高い周波数帯に直列共振するように設定して構成したことを特徴とする複数周波数帯用アンテナ。
- アンテナエレメントの一端を給電点に電気的接続するとともに、他端を第1のキャパシタンスとインダクタンスの並列回路と第2のキャパシタンスとを直列に順次に介して接地導体に電気的接続し、前記アンテナエレメントの電気長を高い周波数帯の3/4波長であるとともに低い周波数帯の1/2波長に設定し、前記第1のキャパシタンスと前記インダクタンスの前記並列回路を前記高い周波数帯に並列共振するように設定し、また前記インダクタンスと前記第2のキャパシタンスの直列回路を前記低い周波数帯に直列共振するように設定して構成したことを特徴とする複数周波数帯用アンテナ。
- 請求項1ないし4記載のいずれかの複数周波数帯用アンテナにおいて、前記アンテナエレメントの一端と前記給電点との間に、整合回路を介装し、しかも前記整合回路を含んで前記アンテナエレメントの電気長を設定して構成したことを特徴とする複数周波数帯用アンテナ。
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