JP2007180393A - 多層基板及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板内部の配線のショートを抑制可能な多層基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 パターン導電層3Bからなるアンテナコイルの共振周波数は、RFID用の通信周波数帯内に存在する。単層コイルのアンテナからなる場合、コイルと背面金属4との間の距離により、共振周波数にずれが生じる。この問題を解決するため、パターン導電層3Bからなるコイルと背面金属4との間に導体層8を介在させている。導体層8は磁界を遮蔽する効果があるため、背面金属4に影響されることなく、常にコイルに一定量の負荷をかけることができる。固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には絶縁体7が介在しているので、絶縁基板3Aの内部の導体層8が貫通孔6の内壁上に露出しても、導体層8が固体導電ピン3Cと接触しないため、これらのショートを抑制することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 パターン導電層3Bからなるアンテナコイルの共振周波数は、RFID用の通信周波数帯内に存在する。単層コイルのアンテナからなる場合、コイルと背面金属4との間の距離により、共振周波数にずれが生じる。この問題を解決するため、パターン導電層3Bからなるコイルと背面金属4との間に導体層8を介在させている。導体層8は磁界を遮蔽する効果があるため、背面金属4に影響されることなく、常にコイルに一定量の負荷をかけることができる。固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には絶縁体7が介在しているので、絶縁基板3Aの内部の導体層8が貫通孔6の内壁上に露出しても、導体層8が固体導電ピン3Cと接触しないため、これらのショートを抑制することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、多層基板及びその製造方法に関する。
RFID(Radio Frequency Identification)は、アンテナ付ICチップを対象物に付与し、ICチップに記憶された情報を非接触通信装置で読み取ることで、対象物の認識を行う技術である。かかる技術は、ICタグや携帯電話への応用が期待されている。アンテナ基板は、IC等が搭載される支持基板上に搭載される。なお、アンテナ基板の上面に設けられたアンテナコイルと支持基板の上面に設けられた端子とは接続する必要がある。
一方、マイクロ波基板のパターン間接続方法は、例えば、下記特許文献1に記載されており、この方法では、基板表裏パターンを接続するために所定位置に貫通孔を空けた後、貫通孔の内壁面にスルーホールメッキを施し、上下面の電気的接続を行っている。
特開平6−283857号公報
しかしながら、アンテナ基板等の内部に多層配線を組み込む場合、スルーホールメッキを施すと、多層配線がメッキとショートするという問題が生じる。特に、アンテナコイルとアンテナコイルを取り付ける物品の間に全面導電層を設けた場合、顕著である。すなわち、多層配線の場合には隙間が若干生じる余地があるが、シールド用のベタ導電層の場合、ベタ導電層を迂回することなく厚み方向に横切ることはできず、ショートが生じる。本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、基板内部の導体層のショートを抑制可能な多層基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る多層基板は、導体層を有する絶縁基板と、絶縁基板の一方面上に設けられたパターン導電層と、パターン導電層及び絶縁基板を貫通する貫通孔内に挿入され、絶縁基板の一方面側に貫通孔の一方面側の開口径よりも大きな径の寸法の基部を有し、他方面側に先端部が露出した固体導電ピンと、固体導電ピンの側壁と貫通孔の内壁との間に介在する絶縁体とを備えることを特徴とする。
パターン導電層は貫通孔内の固体導電ピンに接続され、先端部が他方面側に露出している。露出とは、絶縁基板の他方面からピンの先端部が突き出ていることに限らず、絶縁基板の裏面に先端部の位置が一致している場合や、若干、引っ込んでいる場合も含む。先端部が絶縁基板の他方面より外側に突出している場合は端子電極と接続しやすいという利点がある。一方、先端部が絶縁基板の内側にある場合には、ピンの突出がないので、取り扱いやすいという利点がある。この先端部を端子電極に接続すれば、パターン導電層と端子電極が電気的に接続される。ここで、固体導電ピンの側壁と貫通孔の内壁との間には絶縁体が介在しているので、絶縁基板内部の導体層が貫通孔の内壁上に露出しても、導体層が固体導電ピンと接触しないため、これらのショートを抑制することができる。
絶縁体は、絶縁性接着剤からなることが好ましい。絶縁性接着剤は、絶縁体として、貫通孔の内壁と固体導電ピンとを絶縁すると共に、接着剤として内壁に固体導電ピンを強固に固定することができる。
また、パターン導電層は、固体導電ピンの基部の少なくとも一部分が収容される凹部を有することが好ましい。
この場合、固体導電ピンの凹部の深さ方向に垂直な方向の移動が制限されるため、固体導電ピンの貫通孔の内壁への接触が抑制される。
パターン導電層は、アンテナを構成していることが好ましい。この場合、多層基板は、アンテナ基板として機能し、アンテナと端子電極との間の送受信信号は、固体導電ピンを介して伝達される。
また、本発明に係る送受信装置は、上述の多層基板と、多層基板が搭載され、先端部が電気的に接続される端子電極を有する支持基板と、支持基板上に搭載され、端子電極に電気的に接続された集積回路とを備えることを特徴とする。
すなわち、アンテナと端子電極との間の送受信信号は、集積回路との間で伝達させることができるが、これらは同一の支持基板上に搭載されているため、装置の小型化を図ることができる。
また、本発明に係る多層基板の製造方法は、導体層を有する絶縁基板を用意する工程と、絶縁基板上にパターン導電層を形成する工程と、パターン導電層及び絶縁基板を貫通する貫通孔を形成する工程と、絶縁基板の一方面側に貫通孔の一方面側の開口径よりも大きな径の寸法の基部を有する固体導電ピンを、貫通孔内に挿入し、その先端部を絶縁基板の他方面側から露出させる共に、基部をパターン導電層に固定する工程と、固体導電ピンと貫通孔の内壁との間に絶縁体を設ける工程とを備えることを特徴とする。
この製造方法によれば、固体導電ピンの側壁と貫通孔の内壁との間に絶縁体を介在させるので、絶縁基板内部の導体層が貫通孔の内壁上に露出しても、導体層が固体導電ピンと接触しないため、これらのショートを抑制することができる。
本発明の多層基板及びその製造方法によれば、基板内部の導体層のショートを抑制することが可能となる。
以下、実施の形態に係る多層基板、送受信装置及びその製造方法について説明する。なお、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、実施の形態に係る送受信装置の斜視図である。
送受信装置1は、支持基板2と、支持基板2上に搭載されたアンテナ(コイル)基板3を備えている。支持基板2上には、アンテナ基板3の他、各種の部品4や送受信回路を内蔵した集積回路5が搭載されている。
アンテナ基板3は多層基板であって、絶縁基板3Aと、絶縁基板3Aの一方面上に設けられたパターン導電層3Bとを備えている。絶縁基板3Aを構成する絶縁層の材料は、エポキシ、ポリイミド、ポリエステル、フェノール等の有機系材料、もしくは、セラミックス、ガラス等の無機系材料が挙げられる。
パターン導電層3Bはスパイラル状のアンテナ(コイル)を構成しており、両端に電極パッド3B1を有している。なお、背面金属となる部品4は、アンテナ基板3と支持基板2との間に介在している。
パターン導電層3Bと端子電極10との間の送受信信号は、固体導電ピン3Cを介して伝達される。固体導電ピン3Cの材料は、金、銀、銅、鉛、亜鉛、アルミニウム、鉄、ニッケル、クロム、チタン等の導電性のものであり、形状は凸型である。各種の部品・集積回路や端子電極との間の配線は省略するが、これらは基板表面か内部に存在する。
この送受信装置1は、アンテナ基板3と、アンテナ基板3が搭載され、先端部3C2が電気的に接続される端子電極10を有する支持基板2と、支持基板2上に搭載され、端子電極10に電気的に接続された集積回路5とを備えている。パターン導電層3Bと端子電極10との間の送受信信号は、集積回路5との間で伝達させることができるが、これらは同一の支持基板2上に搭載されているため、装置の小型化が図られている。
図2は、図1に示した送受信装置1のアンテナ部のII−II矢印断面図である。
アンテナ基板3は、パターン導電層3B及び絶縁基板3Aを貫通する貫通孔6を有している。貫通孔6内には固体導電ピン3Cが挿入されている。固体導電ピン3Cは、絶縁基板3Aの一方面側に貫通孔6の一方面側の開口径よりも大きな径の寸法の基部3C1を有し、他方面側に露出した先端部3C2を有し、全体として凸型のピンを構成している。固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には絶縁体7が介在している。
絶縁基板3Aは、内部に導体層8を有している。導体層8は、アンテナとしてのパターン導電層3Bに対する背面金属4の影響を抑制しており、絶縁基板3Aが多層配線基板からなる場合には、複数の配線層として機能する場合もある。導体層8とパターン導電層3Bとの間には上部絶縁層9が介在しており、導体層8と端子電極(給電点)10との間には下部絶縁層11が介在している。なお、上部絶縁層9と導体層8との間に磁性層12を介在させてもよい。
この送受信装置はRFIDとして機能し、携帯電話に搭載される。電磁誘導方式の非接触IC技術を用いた携帯電話は、外部のリーダ/ライタと通信を行うため、アンテナ基板3を内蔵している。パターン導電層3Bからなるアンテナコイルの共振周波数は、RFID用の通信周波数帯内に存在する。単層コイルのアンテナからなる場合、コイルと背面金属4との間の距離により、共振周波数にずれが生じる。
この問題を解決するため、本実施形態では、故意に金属からなる導体層8を絶縁基板3Aの内部に設け、パターン導電層3Bからなるコイルと背面金属4との間に導体層8を介在させている。導体層8は磁界を遮蔽する効果があるため、背面金属4に影響されることなく、常にコイルに一定量の負荷をかけることができる。
導体層8と上部絶縁層9との間には、上述のように磁性層12を設けてもよく、導体層8上に磁性層12を介在させることで、コイルで発生した磁界Eの抜け道を確保することができる。したがって、このような層構成を採用すると、背面金属4の影響を考慮しないでコイルを設計することができる。
パターン導電層3Bは、貫通孔6内の固体導電ピン3Cに接続されており、先端部3C2が他方面側に露出している。先端部3C2を端子電極10に接続すれば、パターン導電層3Bと端子電極10が電気的に接続される。固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には絶縁体7が介在しているので、絶縁基板3Aの内部の導体層8が貫通孔6の内壁上に露出しても、導体層8が固体導電ピン3Cと接触しないため、これらのショートを抑制することができる。この導通構造により、リード線等を使用せずコイルと端子電極10とを接続することができる。
なお、端子電極10と絶縁基板3Aとの間には半田材料13が介在している。半田材料13は、固体導電ピン3Cの先端部3C2と端子電極10とを電気的に接続している。なお、固体導電ピン3Cの基部3C1の周囲とパターン導電層3Bとの間にも半田材料14が固着しており、基部3C1をパターン導電層3Bに電気的に接続しつつ固定している。
絶縁体7は、絶縁性接着剤からなることが好ましい。絶縁性接着剤は、絶縁体として、貫通孔6の内壁と固体導電ピン3Cとを絶縁すると共に、接着剤として内壁に固体導電ピン3Cを強固に固定し、貫通孔6の機械的強度を補強する。これにより、貫通孔6内の隙間が埋まり、基板の折り曲げ等のストレスに強い構成となる。絶縁性接着剤としては、例えば、エポキシなどの樹脂が挙げられる。
また、パターン導電層3Bの電極パッド3B1は、固体導電ピン3Cの基部3C1の少なくとも一部分が収容される凹部(ザグリ)15を有している。凹部15は皿穴でも可能である。固体導電ピン3Cは挿入時に基部3C1が凹部15の底部に当接することで進行が止まり、基部3C1の側部が凹部15の内側面に当接することで、凹部15の深さ方向に垂直な方向の移動が制限される。したがって、固体導電ピン3Cの位置決めが行われ、固体導電ピン3Cの貫通孔6の内壁への接触が抑制され、安定性が向上する。
図3は、上述のアンテナ基板3の想起に至るまでの初期段階のアンテナ基板の断面図である。
このアンテナ基板3は、下部絶縁層11上に導体層8、上部絶縁層9及びパターン導電層3Bを備えている。貫通孔6内には、固体導電ピン3Cが挿入されている。固体導電ピン3Cの基部3C1は円板形状であり、その径X1は、貫通孔6の基部3C1側の開口径X2よりも大きい。なお、円形の場合の径とは直径を示し、多角形や楕円の場合の径とは、重心から形状の輪郭までの距離の平均値を示す。固体導電ピン3Cの被挿入部の径X3は、開口径X2よりも小さく、固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には隙間が形成されている。
図4は、図3に示したアンテナ基板を改良した段階のアンテナ基板の断面図である。
パターン導電層3Bの形成前に、絶縁層9に凹部を形成しておき、この凹部上にパターン導電層3Bが形成されており、パターン導電層3Bは凹部15の径は、基部3C1の径X1以上である。図3に示した構造の場合、固体導電ピン3Cは、ぐらぐらと揺れる可能性があるが、本例では固体導電ピン3Cは凹部15に嵌ることによって位置決めされ、貫通孔6の内壁への接触確率が低くなる。
図5は、図4に示したアンテナ基板を更に改良した段階のアンテナ基板の断面図である。
固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間には絶縁性接着剤からなる絶縁体7が介在しており、上述のように絶縁性接着剤が貫通孔6の内壁と固体導電ピン3Cとを絶縁すると共に、接着剤として内壁に固体導電ピン3Cを強固に固定し、貫通孔6の機械的強度を補強している。なお、図2に示したアンテナ基板3は、本例のアンテナ基板に加えて更に磁性層12を備えたものである。
次に、上述送受信装置の製造方法について説明するが、磁性層12の記載は省略する。
まず、図6に示すように、内部導体層8を有する絶縁基板3Aを用意し、この絶縁基板3A上にパターン導電層3Bを形成する。次に、図7に示すように、パターン導電層3Bの表面から上部絶縁層9の内部に至る凹部15’を形成する(ザグリ加工)。この凹部15’は、ドリル20を被加工表面上で回転させることによって形成する。
しかる後、図8に示すように、上部絶縁層9の露出表面上にメッキ処理を施し、凹部15’の表面上にパターン導電層3Bを再び形成し、その表面で凹部15を形成する。このメッキ処理により、パターン導電層3Bと固体導電ピン3Cと電気的接続関係が良好となる。次に、図9に示すように、ドリル30を回転させながら、凹部15の底面から基板厚み方向に向かって移動させ、パターン導電層3B及び絶縁基板3Aを貫通する貫通孔6を形成する。
なお、図10に示すように、絶縁性の支持基板2の表面上に端子電極(ランド)10が形成されたものを用意しておく。端子電極10上に半田材料13を印刷法で設ける。
次に、図11に示すように、絶縁基板3Aの一方面側に貫通孔6の一方面側の開口径X2よりも大きな径X1の寸法の基部3C1を有する固体導電ピン3Cを、貫通孔6内に挿入し、その先端部3C2を絶縁基板3Aの他方面側から露出させる。凹部15内に基部3C1は嵌まり込む。基部3C1の周囲は半田材料14を塗布し、基部3C1をパターン導電層3Bに固定する。また、固体導電ピン3Cと貫通孔6の内壁との間の隙間内に絶縁性接着剤を注入して絶縁体7を設け、固定を強化する。
この製造方法では、固体導電ピン3Cの側壁と貫通孔6の内壁との間に絶縁体7を介在させるので、絶縁基板3Aの内部の導体層8が貫通孔6の内壁上に露出しても、導体層8が固体導電ピン3Cと接触しないため、これらのショートは抑制されている。
次に、アンテナ基板3を加熱することにより固体導電ピン3Cを加熱し、その先端部3C2を半田材料14上に位置させて、これに押し当て、先端部3C2を端子電極10に電気的に接続し、絶縁基板3Aを支持基板2上に搭載する。半田材料14と先端部3C2の当接時に半田材料14は溶融する(リフロー半田付け)。加熱方法としては、赤外線加熱の他、ランプ加熱やパターン導電層3B自体に電流を流す加熱法などが挙げられる。
これにより、図12に示すように、アンテナ基板3のピン先端部3C2と端子電極10とが半田材料13を介して接続され、アンテナ基板3が支持基板2上に搭載されることとなる。
図2に示した送受信装置は、アンテナ基板3が搭載された支持基板2上に端子電極10に電気的に接続された集積回路5(図2参照)を搭載することによって形成される。
この送受信装置の製造方法によれば、固体導電ピン3Cと貫通孔6の内壁との間に絶縁体7が介在するため、導体層8が固体導電ピン3Cと接触せず、基部3C1がパターン導電層3Bに固定された状態で、固体導電ピン3Cを支持基板2上の端子電極10に固定して電気的に接続することができるので、送受信装置の製造が簡略化される。
なお、上述の例では、凹部15の形成にドリルを用いたが、エンドミルやパンチ等を用いても凹部15の加工を行うことができる。また、貫通孔6の形成にはドリルを用いたが、貫通孔6は、エンドミル、リーマ、パンチ等の工具、もしくは、レーザー等で形成することもできる。加工のしやすさのため、基板は可撓性を有すると好ましい。
1・・・送受信装置、2・・・支持基板、3・・・アンテナ基板、3A・・・絶縁基板、3B・・・パターン導電層、3B1・・・電極パッド、3C・・・固体導電ピン、3C1・・・基部、3C2・・・先端部、4・・・背面金属、5・・・集積回路、6・・・貫通孔、7・・・絶縁体、8・・・導体層、9・・・上部絶縁層、10・・・端子電極、11・・・下部絶縁層、12・・・磁性層、13・・・半田材料、14・・・半田材料、15・・・凹部、20・・・ドリル、30・・・ドリル、E・・・磁界。
Claims (4)
- 導体層を有する絶縁基板と、
前記絶縁基板の一方面上に設けられたパターン導電層と、
前記パターン導電層及び前記絶縁基板を貫通する貫通孔内に挿入され、前記絶縁基板の一方面側に前記貫通孔の一方面側の開口径よりも大きな径の寸法の基部を有し、他方面側に先端部が露出した固体導電ピンと、
前記固体導電ピンの側壁と前記貫通孔の内壁との間に介在する絶縁体と、
を備えることを特徴とする多層基板。 - 前記絶縁体は、絶縁性接着剤からなることを特徴とする請求項1に記載の多層基板。
- 前記パターン導電層は、前記固体導電ピンの前記基部の少なくとも一部分が収容される凹部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の多層基板。
- 導体層を有する絶縁基板を用意する工程と、
前記絶縁基板上にパターン導電層を形成する工程と、
前記パターン導電層及び前記絶縁基板を貫通する貫通孔を形成する工程と、
前記絶縁基板の一方面側に前記貫通孔の一方面側の開口径よりも大きな径の寸法の基部を有する固体導電ピンを、前記貫通孔内に挿入し、その先端部を前記絶縁基板の他方面側から露出させる共に、前記基部を前記パターン導電層に固定する工程と、
前記固体導電ピンと前記貫通孔の内壁との間に絶縁体を設ける工程と、
を備えることを特徴とする多層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009117565A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Maruwa Co Ltd | 電子部品を装着するためのセラミック成形体及びその製造方法並びにその方法に使用される弾性被覆シート |
JP2015128100A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 富士通株式会社 | 配線基板及びその製造方法 |
WO2021192363A1 (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 株式会社村田製作所 | Rficモジュール、rfidタグ及びrfidタグ付き物品 |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005379111A patent/JP2007180393A/ja not_active Withdrawn
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