JP2007179842A - ショートアーク形水銀ランプ点灯装置、紫外線照射装置および紫外線照射方法 - Google Patents

ショートアーク形水銀ランプ点灯装置、紫外線照射装置および紫外線照射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴う紫外線照度の減退を抑制したショートアーク形水銀ランプ点灯装置、これを用いた紫外線照射装置および紫外線照射方法を提供する。
【解決手段】
ショートアーク形水銀ランプ点灯装置は、ショートアーク形水銀ランプSHLと、定電流制御の下で相対的大電力Hを供給する第1の期間T1と相対的小電力Lを供給する第2の期間T2を交互に繰り返しながらショートアーク形水銀ランプSHLを点灯する点灯回路OCとを具備している。
【選択図】
図1

Description

本発明は、ショートアーク形水銀ランプ点灯装置、これを用いた紫外線照射装置および紫外線照射方法に関する。
半導体露光や紫外線硬化形樹脂の硬化など多様な用途に紫外線照射装置が用いられている。このような紫外線照射装置では、紫外線光源としてショートアーク形の超高圧水銀ランプ(以下、ショートアーク形水銀ランプという。)が従来から使用されている。
従来、半導体露光装置において、ショートアーク形水銀ランプの紫外線による照度を高めることにより、露光時間の短縮化および高効率化を目的として、ショートアーク形水銀ランプを連続点灯状態下で定格ランプ電力以下にして待機し、定格ランプ電力以上で露光を行うパルス点灯方式が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭60−059733号公報
ところが、従来のパルス点灯方式においては、ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴って紫外線照度が徐々に減退していく。これは放電媒体の枯渇、電極の劣化およびガラスの透過率低下などが原因している。そのため、ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴って露光時間を徐々に長くしていく必要が生じ、それに対応させるための制御が困難であるという問題がある。
本発明は、ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴う紫外線照度の減退を抑制したショートアーク形水銀ランプ点灯装置、これを用いた紫外線照射装置および紫外線照射方法を提供することを目的とする。
第1の発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置は、ショートアーク形水銀ランプと;定電流制御の下で相対的大電力を供給する第1の期間と相対的小電力を供給する第2の期間を交互に繰り返しながらショートアーク形水銀ランプを点灯する点灯回路と;を具備していることを特徴としている。
第2の発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置は、ショートアーク形水銀ランプと;定電力制御の下で相対的大電力を供給する第1の期間と相対的小電力を供給する第2の期間を交互に繰り返しながらショートアーク形水銀ランプを点灯し、かつ少なくとも第1の期間において寿命の進展に伴いショートアーク形水銀ランプに供給する電力を漸次増加するように構成された点灯回路と;を具備していることを特徴としている。
本発明の紫外線照射装置は、紫外線照射装置本体と;紫外線照射装置本体に配設された請求項1ないし3のいずれか一記載のショートアーク形水銀ランプ点灯装置と;を具備していることを特徴としている。
本発明の紫外線照射方法は、請求項1ないし3のいずれか一記載のショートアーク形水銀ランプ点灯装置の相対的大電力を供給する第1の期間に発生した紫外線をワークに照射することを特徴としている。
本発明によれば、ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴う紫外線照度の減退を抑制したショートアーク形水銀ランプ点灯装置、これを用いた紫外線照射装置および紫外線照射方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1ないし図3は、本発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置を実施するための第1の形態を示し、図1は回路ブロック図、図2はショートアーク形水銀ランプの正面図、図3はショートアーク形水銀ランプに投入されるランプ電力の波形図である。
本形態のショートアーク形水銀ランプ点灯装置は、ショートアーク形水銀ランプSHLおよび点灯回路OCを具備している。
〔ショートアーク形水銀ランプSHLについて〕 ショートアーク形水銀ランプSHLは、図2に示すように、透光性気密容器1、一対の電極2K、2A、外部リード構体3、4および放電媒体を備えている。
透光性気密容器1は、耐火性を有する石英ガラスなどから形成され、例えば包囲部1aおよび一対の封止部1b、1bを備えている。包囲部1aの内部には放電空間1cが形成されている。封止部1bは、透光性気密容器1を気密に封止するとともに、後述する一対の電極2K、2Aを放電空間1c内に封装している。さらに詳述すれば、透光性気密容器1が石英ガラスからなる場合、封止部1bは、その内部に例えば封着金属箔(図示しない。)が気密に埋設されている。なお、封着金属箔は、例えばモリブデン箔からなり、所要の電流容量を得るために、1枚または並列状態で複数枚が用いられる。
一対の電極2K、2Aは、耐火性で導電性の金属、例えばタングステン(W)、レニウム(Re)またはタングステン−レニウム合金など、からなる。そして、直流点灯の場合、陰極2Kと陽極2Aで構成される。また、一対の電極2K、2Aは、包囲部1aの内径より小さい電極間距離、例えば2.8mmとなるようにそれぞれ先端が離間対向して配置されている。
放電媒体は、水銀および希ガスを主体として構成されている。なお、水銀は、点灯時に蒸発して超高圧水銀蒸気状態を呈する。希ガスは、例えばアルゴンガスからなり、始動ガスおよび緩衝ガスとして作用する。
外部リード構体3、4は、一対の電極2K、2Aを点灯回路に接続して受電するための手段である。また、ショートアーク形水銀ランプSHLを紫外線照射装置の内部に装着する際に、取付手段として外部リード構体3、4を利用することができる。この場合、外部リード構体3、4は、図示のような口金構造を採用することができる。
本形態においては、外部リード構体3の口金部分3aから図2において右側へ突出しているボルト部分3bを、図示しないナットを用いて支持することによって、ショートアーク形水銀ランプSHLを紫外線照射装置の内部に装着することができる。また、同時に点灯回路の出力端の負極側に接続するように構成されている。
他方、外部リード構体4は、口金部分4aから外部へ延在する可とう性の被覆導体4bを備えている。なお、被覆導体4bの先端には、接続端子4cが配設されている。
さらに、外部リード構体3、4は、図示しないが、それらの一端が封止部1b、1b内に延在して封着金属箔に溶接されている。
そうして、ショートアーク形水銀ランプSHLは、点灯されると透光性気密容器1の内部に超高圧水銀蒸気放電が生起して紫外線を発生する。
ショートアーク形水銀ランプSHLは、上述した基幹的な構造に加えて、所望により以下の構成を付加することが許容される。
1.(陰極保温膜5について) 陰極保温膜5は、陰極2Kに水銀が付着するのを防止するために陰極2Kを保温するための手段である。そして、例えば主として陰極2K側の封止部の外面に形成された白金などの蒸着膜からなる。なお、陰極2Kに水銀が付着すると、始動電圧過昇や点灯不良を生じやすくなる。
2.(陽極保温膜6について) 陽極保温膜6は、気密容器1の温度上昇を早めるための手段である。そして、例えば陽極2Aの主として基端部分に対向する気密容器1の外面に形成された白金などの蒸着膜からなる。なお、気密容器1の温度上昇を早めることで光束立ち上がりが速くなる。
3.(トリガーワイヤ7について) トリガーワイヤ7は、始動時に電極近傍の電位傾度を大きくしてショートアーク形水銀ランプSHLの始動性を良好にするための手段である。そして、例えば基端が陰極2K側の外部リード構体3に接続し、中間が包囲部1aの外面に近接して延在し、先端が陽極2A側の封止部1bの包囲部1aに隣接する部位に巻き付けられている。
〔点灯回路OCについて〕 点灯回路OCは、投入するランプ電力を間欠的に変動させながらショートアーク形水銀ランプSHLを点灯するための回路手段である。上記間欠動作は、図3に示すように、定電流制御の下で相対的大電力Hを供給する第1の期間T1と、相対的小電力Lを供給する第2の期間T2を交互に繰り返すことにより行われる。第2の期間においては、定電流制御でもよいし、定電力制御回路であってもよい。
また、点灯回路OCは、少なくとも第1の期間T1の間に投入するランプ電力を定電流制御するものとする。このために、本形態においては、点灯回路OCに直流定電流制御回路CCRを用いて、その出力端間から得られる定電流をショートアーク形水銀ランプSHLに供給する。第2の期間に定電力制御回路を行う場合には、直流定電流制御回路CCRに加えて定電力制御回路を並列または直列的に配設し、それらの制御回路を、それぞれの期間ごとに切り換えてショートアーク形水銀ランプSHLに接続するように構成することができる。
さらに、直流定電流制御回路CCRの入力端に直流電力を供給するために、整流回路RCを用いて交流電源ACから得る交流電圧を整流する。
さらにまた、点灯回路OCは、ショートアーク形水銀ランプSHLに投入するランプ電力を間欠的に変動させるために、制御手段CCを用いて直流定電流制御回路CCRから出力されるランプ電流をそれぞれの期間に必要なの値にするために制御するように構成されている。なお、上記間欠的な変動の周期は、紫外線照射の対象により適宜設定できるものとする。例えば、第1および第2の期間をそれぞれ10秒程度に設定することができる。
〔ショートアーク形水銀ランプ点灯装置の動作について〕 本形態において、ショートアーク形水銀ランプSHLは、図3に示す間欠的に変動するランプ電力が投入されて点灯を継続する。第1の期間T1に投入される相対的大電力Hにおいて、ショートアーク形水銀ランプSHLは、紫外線出力が増大する。したがって、第1の期間T1に発生する紫外線を露光などの目的に供すると、短時間で、しかも高効率の紫外線照射を行うことができる。
第2の期間T2に投入される相対的小電力Lにおいて、ショートアーク形水銀ランプSHLは、紫外線出力が少なくなるものの、点灯状態を維持する。したがって、第2の期間T2を次の紫外線照射までの待機期間とすることができる。そうすれば、待機中の消費電力を最小限に止めることができる。
ところで、前述のようにショートアーク形水銀ランプSHLは、寿命の進展に伴って放電媒体の枯渇、電極2K、2Aがスパッタなどによって徐々に消耗して劣化し、また透光性気密容器の透過率低下などが原因の紫外線照度が徐々に低下していく。
電極が劣化すると、一対の電極2K、2Aの間における電極間距離が徐々に大きくなっていく。その結果、ランプ電圧が上昇する。
これに対して、点灯回路OCは、第1の期間T1において定電流制御を行ってショートアーク形水銀ランプSHLを点灯するので、ランプ電流が一定に維持される。その結果、ショートアーク形水銀ランプSHLに投入されるランプ電力が寿命の進展に伴って徐々に増大して結果紫外線発光量が増加していき、その分紫外線照度が上昇しようとする。
したがって、上記紫外線照度の低下と、定電流制御による紫外線照度の上昇とが相殺し合い、結果として寿命の進展に伴う紫外線照度の低下が定電流制御により抑制される。
図1に示す第1の形態である。
ショートアーク形水銀ランプ
透光性気密容器:包囲部の内径20mm
一対の電極 :電極間距離2.8mm
放電媒体 :水銀およびArガス
点灯回路(下記回路の切り換えを行う。)
定電流制御回路 :第1の期間20Aの定電流制御、
定電力制御回路 第2の期間700Wの定電力制御
第1・第2の期間:それぞれ10秒間

[比較例]
ショートアーク形水銀ランプ:実施例と同じ。
点灯回路(下記回路の切り換えを行う。)
定電電力制御回路 :第1の期間1000W、第2の期間700Wの定電力制御
第1・第2の期間:それぞれ10秒間

波長365nmの紫外線照度の最大値(%)は、表1に示すとおりであった。
[表1]
点灯時間(hr) 実施例(%) 比較例(%)
0 100 100
200 97 90
500 102 80
1000 100 75

表1から理解できるように、実施例(本発明)によれば、比較例に比較してショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴う紫外線照度の低下が顕著に抑制される。
図4および図5は、ショートアーク形水銀ランプの点灯時間に対するランプ電力および紫外線照度の変化を示すグラフであり、図4は本発明、図5は比較例である。なお、図中、横軸は点灯時間(相対値)を、縦軸は左側がランプ電力(相対値)、右側が照度(相対値)を、それぞれ示す。また、図中の曲線LPはランプ電力、ILは紫外線照度、をそれぞれ示す。比較例は、ショートアーク形水銀ランプを、本発明の直流定電流制御回路CCRに代えて直流定電力制御回路CWRを経由して点灯したものである。
図4に示す本発明においては、点灯時間の経過に伴ってランプ電力が徐々に増加し、紫外線照度がほぼ一定になっている。
これに対して、図5に示す比較例においては、ランプ電力が一定となるが、紫外線照度が点灯時間の経過に伴ってランプ電力が徐々に低下している。
図6は、本発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置を実施するための第2の形態を示す回路ブロック図である。
本形態のショートアーク形水銀ランプ点灯装置は、直流定電力制御回路CPRおよび漸次電力を増加させる制御手段CCを具備している点で第1の形態と異なる。
すなわち、直流定電力制御回路CPRは、第1の形態における定電流制御回路CCRに代わるものであるが、それ単体では前記比較例におけるような問題がある。
そこで、本形態では、ショートアーク形水銀ランプSHLの寿命の進展に伴い制御手段CCによる制御によって直流定電力制御回路CPRからの定電力出力を徐々に増加するように構成されている。なお、上記制御は、例えば定電力制御の際の基準電位を徐々に増大させることで、これを実現することができる。
そうして、本形態においても寿命の進展に伴ってランプ電力が徐々に増加するので、第1の形態におけるのと同様な作用を呈して寿命の進展に伴う紫外線照度の低下を抑制することができる。
図7および図8は、本発明の紫外線照射装置を実施するための一形態を示し、図7は正面断面図、図8は左側面断面図である。なお、各図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
本形態において、紫外線照射装置は、紫外線照射装置本体11、ショートアーク形水銀ランプ点灯装置12とを具備している。
紫外線照射装置本体11は、紫外線照射装置からショートアーク形水銀ランプ点灯装置12を除外した残余の部分からなる。本形態において、紫外線照射装置本体11は、光学系11a、調光機構11b、光学シャッター11c、冷却機構11d、照射口11eおよびケーシング11fなどを備えて構成されている。
光学系11aは、ショートアーク形水銀ランプSHLから放射した紫外線を下向きに集光し、照射口11eから導出するための光学手段からなる。そして、楕円反射鏡11a1、第1のミラー11a2、導光体11a3および第2のミラー11a4からなる。楕円反射鏡11a1は、ショートアーク形水銀ランプSHLから放射された紫外線をその反射面で反射させて下向きに集光する。第1のミラー11a2は、集光された紫外線を反射して90°屈曲させ、水平方向へ進行させる。導光体11a3は、上記の水平方向へ進行した紫外線が後述する調光機構11bおよび光学シャッター11cを通過した後、紫外線をケーシング11fの外部へ導光する。第2のミラー11a4は、導光体11a3の他端から導出された紫外線を反射して下向きに90°屈曲させる。下向きに屈曲した紫外線は、上述の照射口11a1から導出されて図示しないワークを照射する。
調光機構11bは、照射口11eから導出されて図示しないワークを照射する際の紫外線照度を所望に調節する。また、調光機構11bは、開口面積の異なる多数の開口を同心円状に形成した回転円盤からなり、回転円盤を回転させて開口の開口面積を所望のものに選択することで、調光を行う。
光学シャッター11cは、調光機構11bを通過した紫外線を通過(開)させ、導光体11a3に入射させたり、遮断(閉)して導光体11a3に入射しないようにしたりする。したがって、ワークに紫外線を照射する際に開とし、ワークに照射しないときには閉としておく。
冷却機構11dは、ケーシング11fの内部を排気して冷却するとともに、紫外線照射装置の内部から塵埃などが外部へ放出されて雰囲気を汚染しないようにケーシングの内部を排気して図8に示すダクト13へ排出する。また、図示を省略しているが、所望によりショートアーク形水銀ランプSHLの好適には陽極近傍位置の透光性気密容器の外面に空気を吹き付けて、ショートアーク形水銀ランプSHLを冷却する機構を付加することができる。
ケーシング11fは、以上の各手段およびショートアーク形水銀ランプ点灯装置12を内部の所定位置に収納している。
ショートアーク形水銀ランプ点灯装置12は、図1および図2に示す本発明を実施するための第1および第2の形態のいずれかを用いることができる。ショートアーク形水銀ランプSHLは、ケーシング11fの内部上部位置に管軸が垂直に吊り下げられている。なお、管軸の位置を調整して光軸を調整する機構11gが配設されている。
次に、上述の紫外線照射装置を用いる本発明の紫外線照射方法を実施するための一形態について説明する。すなわち、本実施形態においては、ショートアーク形水銀ランプSHLが第1の期間T1になると、光学シャッター11cが同期して開となるので、照射口1a1から紫外線が図示しないワークに照射される。第1の期間T1に照射口11a1から照射される紫外線は、記述のようにショートアーク形水銀ランプSHLの寿命中を通じて紫外線照度の低下が抑制されるので、紫外線照射時間を変化させるなどの面倒な制御が不要になるか、または所望により制御を行う場合であってもその制御が容易となる。また、紫外線照射により処理のばらつきが小さくなり、良好な紫外線照射効果を得ることができる。
本発明は、半導体露光、紫外線硬化性樹脂の硬化、光洗浄など紫外線を照射して行う処理に適用することができる。
本発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置を実施するための第1の形態を示す回路ブロック図 同じくショートアーク形水銀ランプの正面図 同じくショートアーク形水銀ランプに投入されるランプ電力の波形図 本発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置を実施するための第1の形態 比較例におけるショートアーク形水銀ランプの点灯時間に対するランプ電力および紫外線照度の変化を示すグラフ 本発明のショートアーク形水銀ランプ点灯装置を実施するための第2の形態を示す回路ブロック図 本発明の紫外線照射装置を実施するための一形態を示す正面断面図 同じく左側面断面図
符号の説明
AC…交流電源、CC…制御手段、CCR…定電流制御回路、RC…整流回路、SHL…ショートアーク形水銀ランプ

Claims (5)

  1. ショートアーク形水銀ランプと;
    定電流制御の下で相対的大電力を供給する第1の期間と相対的小電力を供給する第2の期間を交互に繰り返しながらショートアーク形水銀ランプを点灯する点灯回路と;
    を具備していることを特徴とするショートアーク形水銀ランプ点灯装置。
  2. ショートアーク形水銀ランプと;
    定電力制御の下で相対的大電力を供給する第1の期間と相対的小電力を供給する第2の期間を交互に繰り返しながらショートアーク形水銀ランプを点灯し、かつ少なくとも第1の期間において寿命の進展に伴いショートアーク形水銀ランプに供給する電力を漸次増加するように構成された点灯回路と;
    を具備していることを特徴とするショートアーク形水銀ランプ点灯装置。
  3. ショートアーク形水銀ランプの寿命の進展に伴って、その電極間距離が漸次拡大していき、かつショートアーク形水銀ランプに投入されるランプ電力が漸次増大していくことを特徴とする請求項1または2記載のショートアーク形水銀ランプ点灯装置。
  4. 紫外線照射装置本体と;
    紫外線照射装置本体に配設された請求項1ないし3のいずれか一記載のショートアーク形水銀ランプ点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする紫外線照射装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一記載のショートアーク形水銀ランプ点灯装置の相対的大電力を供給する第1の期間に発生した紫外線をワークに照射することを特徴とする紫外線照射方法。
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