JP2007179469A - イメージ読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 新たに位置検出用のセンサを設けることなく、イメージセンサが正しくセットされていることを検出できるようにしたイメージ読取装置を提供する。
【解決手段】 被読取り物と対向する所定の読取り位置に取外し可能な状態で配置されたイメージセンサ20を有するイメージ読取装置で、イメージセンサ20は、その走査方向の一端側25aが回動可能に支持され、この一端側25aを支点として回動することで被読取り面13aからの取外し状態となり、判断手段は29は、イメージセンサ20からの検知出力のうち、前記支点に対し走査方向反対側の所定のエリアを読取った検知出力が設定レベル以上であれば、イメージセンサ20が読み取り位置に正しくセットされていると判断する。
【選択図】図1
【解決手段】 被読取り物と対向する所定の読取り位置に取外し可能な状態で配置されたイメージセンサ20を有するイメージ読取装置で、イメージセンサ20は、その走査方向の一端側25aが回動可能に支持され、この一端側25aを支点として回動することで被読取り面13aからの取外し状態となり、判断手段は29は、イメージセンサ20からの検知出力のうち、前記支点に対し走査方向反対側の所定のエリアを読取った検知出力が設定レベル以上であれば、イメージセンサ20が読み取り位置に正しくセットされていると判断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、被読取り物と対向する所定の読取り位置に取外し可能な状態で配置されたイメージセンサを有するイメージ読取装置に関する。
一般に、各種の帳票などの表面に記載された文字などを、CCDイメージセンサ(以下、単にイメージセンサと呼ぶ)により読取るイメージ読取装置が各種分野において用いられている。このイメージ読取装置が利用されているものとして、印字装置において、印字対象の媒体への印字確認をイメージセンサの読み取り結果により判断するものがある。この場合、イメージセンサは、印対象となる帳票などの媒体上の印字を読取るため、この媒体の印字部への搬送路と対向するように設置され、搬送路上を移動する媒体表面を読取るようにしている。
従来、イメージセンサは、搬送路などの被読取り面との対向位置にねじ止めなどにより固定取り付けされていた。しかし、このようにイメージセンサを固定取り付けすると、そのガラス面の清掃が行い難いなど、メンテナンス性に問題があった。
そこで、メンテナンス性を改善すべく、イメージセンサを、被読取り面との対向位置から容易に取り外しできる構成が考えられた。このように、イメージセンサを被読取り面との対向位置から容易に取り外しできれば、そのガラス面を容易に清掃できるなど、メンテナンス性は大きく向上する。
しかし、容易に取外せるということは、イメージセンサが所定の位置に正しくセットされていない機会が増えることになる。イメージセンサが正しくセットされていない状態で読取が行われると、勿論正しい読み取りは行われず、このような事態は確実に防止する必要がある。
そこで、読み取り開始時点で、イメージセンサが正しくセットされているかを確認する必要がある。この確認には、従来、別途位置確認用のセンサを設けてイメージセンサの位置を検出し、イメージセンサが正しくセットされているか確認していた。
しかし、別途位置検出用のセンサを設けることは、装置構成を複雑化し、製品コスト上昇の原因にもなる。
本発明の目的は、新たに位置検出用のセンサを設けることなく、イメージセンサが正しくセットされていることを検出できるようにしたイメージ読取装置を提供することにある。
本発明のイメージ読取装置は、被読取り物と対向する所定の読取り位置に取外し可能な状態で配置されたイメージセンサを有するイメージ読取装置であって、前記イメージセンサと対向する被読取り面の少なくとも一部は光が反射しやすい検知エリアとなっており、前記イメージセンサの読取り出力データにより前記イメージセンサが前記読取り位置に正しくセットされていると判断する判断手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明では、イメージセンサは、その走査方向の一端側が回動可能に支持され、この一端側を支点として回動することで被読取り面からの取外し状態となり、判断手段は、前記イメージセンサからの検知出力のうち、前記支点に対し走査方向反対側の所定のエリアを読取った検知出力データにより前記イメージセンサが前記読み取り位置に正しくセットされていると判断するように構成してもよい。
本発明によれば、イメージセンサを被読取り面から容易に取外せるので、メンテナンス性が向上する。また、イメージセンサが読取り位置に正しくセットされていることを、特別な位置検出用のセンサを設けることなく確実に検出でき、装置構成を簡素化できる。
以下、本発明によるイメージ読取装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
先ず、図3により、イメージ読取装置を印字装置に適用し、印字される媒体への印字確認を、イメージセンサの読み取り結果により判断する場合の全体構成を説明する。図3において、1は印字装置で、装置の上下方向に、印字処理対象となる媒体を挿入または排出させる媒体取扱口22、23がそれぞれ形成されている。そして、下側の媒体取扱口22に対応する位置には下側テーブル32が形成され、上側の媒体取扱口23に対応する位置には上側テーブル33が形成されている。これら下側テーブル32及び上側テーブル33には、装置内部へと挿入される媒体がセットされたり、装置内から排出された媒体が載置されたりする。
下側の媒体取扱口22には、装置後方(図示左方)へ伸びる搬送路(以下、第1の搬送路と呼ぶ)11が接続され、同じく上側の媒体取扱口23にも、装置後方へ伸びる搬送路(以下、第2の搬送路と呼ぶ)12が接続されている。そして、これらの搬送路11、12は所定角度で合流し、合流後の搬送路(以下、第3の搬送路と呼ぶ)13は更に装置後方へと伸びている。これら第1の搬送路11と第2の搬送路12とが合流し第3の搬送路13に接続される合流部には、第3の搬送路13に対して第1及び第2の搬送路11,12を選択的に切換える搬送路切換機構16が設けられ、搬送方向を切換えている。
また、これら搬送路11,12,13には、それぞれ搬送ローラ19が設けられている。これら搬送ローラ19は、上下一対のローラからなり、図示しないモータの駆動により正逆両方向に回転し、上下のローラ間に媒体をクランプして所定方向に搬送するものである。すなわち、これら搬送ローラ19は、下側テーブル32または上側テーブル33にセットされた媒体を装置内部方向(図示左方)へ、あるいは排出方向(図示右方)へと搬送する。
また、第3の搬送路13には媒体にデータの印字を行う印字ヘッド21と、その印字結果を読取るイメージセンサ20とが設けられている。
ここで、前記搬送路切換機構16は、一端(図示右端)が回動可能に軸支されたブレード状のガイド部材により構成され、図示しない角度設定機構により所定のガイド角に回動され、かつ角度設定される。
印字装置1は、例えば、下側テーブル32上にセットされた媒体3を、下側媒体取扱口22から第1の搬送路11により装置内部に搬入し、合流部から第3の搬送路13に搬送し、この第3の搬送路13において印字ヘッド21により所定の印字を行った後、搬送ローラ19を逆転させ、印字後の媒体を排出方向に移動させることで、イメージセンサ20により媒体表面のイメージを読取り、印字が行われたかを確認した後、合流部から第2の搬送路12内に搬送させ、上側の媒体取扱口23から上側テーブル33上に排出し、この上側テーブル33上に載置させるように運用される。このように印字装置1を運用する場合、搬送路切換機構16は、ブレード状のガイド部材を以下に説明する第1及び第2のガイド角に角度設定する。
すなわち、第1のガイド角とは、第1の搬送路11から合流部に送られてくる媒体を、この合流部より第3の搬送路側13に設けられた搬送ローラ19のクランプ側の外周面(上下一対のローラの接合部分)に向って案内する角度である。また、第2のガイド角とは、第3の搬送路13側から合流部に送られてくる媒体を第2の搬送路12に案内する角度である。
前記イメージセンサ20は、被読取り物(印字される媒体)が搬送される第3の搬送路13上の、被読取り物と対向する所定の読取り位置に、その走査方向が第3の搬送路13を横断する方向で設置されている。このイメージセンサ20は、図1(a)(b)で示すように、被読取り面(第3の搬送路13の表面)13aに対し取外し可能な状態で設置されている。すなわち、図示のように、イメージセンサ20は、支持部材25に取り付けられており、この支持部材25の図示左端(イメージセンサ20の走査方向一端側)25aが回動可能に支持されている。そして、この走査方向一端側25aを支点として、図1(b)で示すように回動することで被読取り面13aからの取外し状態となる。
ここで、前記イメージセンサ20と対向する被読取り面13aの少なくとも一部を光が反射しやすい検知エリアとする。例えば、図2で示すように、イメージセンサ20による検知エリア26のうち、前記取り外し時の支点となる走査方向一端側25aの反対側(支点から遠い側)のエリア26aを、光が反射しやすい検知エリアとする。
また、前記イメージセンサ20に対しては、図1(a)で示すように、イメージ読み取り手段28及びセット状態の判断手段29が接続され、これらにはイメージセンサ20による読取り出力がそれぞれ入力される。イメージ読取り手段28は、イメージセンサ20からの読取り出力により、第3の搬送路13の媒体3の表面における印字を読取るものである。これに対し、セット状態の判断手段29は、イメージセンサ20からの読取り出力により、イメージセンサ20が所定の読取り位置に正しくセットされているか否かを判断する。
ここで、判断手段29は、イメージセンサ20の読取り出力が設定レベル以上であれば、イメージセンサ20が所定の読取り位置に正しくセットされていると判断する。この実施の形態では、イメージセンサ20が、図1(b)で示すように、走査方向一端側25aを支点として回動することで取外し状態となる構造のため、判断手段29は、イメージセンサ20からの検知出力のうち、図2で示すように、支点に対し走査方向反対側の所定のエリア26aを読取った検知出力が設定レベル以上であれば、イメージセンサ20が所定の読取り位置に正しくセットされていると判断する。
上記構成において、図3で示した印字装置1では、下側テーブル32上に媒体(以下帳票として説明する)をセットし、この帳票に対して印字ヘッド21により印字を行うものとする。
この場合、下側テーブル32にセットされた帳票3は、媒体取扱口22から第1の搬送路11内に挿入され、搬送ローラ19により図示左方に搬送される。搬送された帳票3は合流部において、前記第1のガイド角に角度設定された搬送路切換機構16により第3の搬送路13内に搬送される。第3の搬送路13に搬送された通帳3は、印字ヘッド21によりデータが印字される。
印字動作が終了すると、搬送ローラ19を逆方向に回転させ、帳票3を返送する。このため帳票3は、イメージセンサ20と対向する所定の読取り位置に搬送され、ここで帳票の所定箇所が読取られ、イメージ読取り手段28により印字が正しく行われたかを確認する。その後、帳票3は第3の搬送路13から合流部に送り出され、搬送路切換機構16を前記第2のガイド角に角度設定することにより第2の搬送路12にガイドされる。そして、第2の搬送路12から上側の媒体取扱口23を経て上側テーブル33上に排出され、このテーブル33上に載置される。
このようにして一連の印字処理が行われるが、このような処理が正しく行われるためには、イメージセンサ20が所定の読み取り位置に正しくセットされていなければならない。前述のように、イメージセンサ20は、その読取り面のガラスに付着したほこりなどを除去するために、かなりの頻度で、図1(b)で示すように、被読取り面13aから取外された状態となる。ほこり除去などのメンテナンス後、イメージセンサ20は所定の読取り状態にセットされるが、このセットを忘れたり、正しくセットされない場合が生じる可能性がある。このため、前述した一連の処理を行うに先立って、イメージセンサ20が正しくセットされているかを検出する必要がある。
イメージセンサ20が正しくセットされているかは、イメージセンサ20自体の読取り出力により判断手段29で検出する。すなわち、イメージセンサ20が図1(a)で示すように被読取り面13aに対して正しくセットされていると、図2で示した光が反射しやすい検知エリア26aを読取ったイメージセンタの読取り出力は充分高いレベルとなって判断手段29に入力される。判断手段29は、所定の検知エリア26aを読取った検知出力が設定レベル以上であればイメージセンサ20が読み取り位置に正しくセットされていると判断する。このように、イメージセンサ20が正しくセットされていれば、下側テーブル32上にセットされた帳票3を取り込んでの前述した一連の印字処理を開始する。
これに対し、イメージセンサ20が図1(b)で示すような取外し状態のままであったり、正しくセットされていない場合は、イメージセンサ20の、回動支点25aよりはなれた部分は被読取り面13aから遠く離れる。このため、この部分に対応する検知エリア26aからの反射光はイメージセンサ20に充分に届かなくなる。したがって、この検知エリア26aを読取ったイメージセンタ20の読取り出力は充分高いレベルとはならない。判断手段29は、所定の検知エリア26aを読取った検知出力が設定レベルに満たない場合は、イメージセンサ20が読み取り位置に正しくセットされていないと判断する。
上記判断の結果、イメージセンサ20が正しくセットされていない場合は、一連の印字処理を開始せず、改めてイメージセンサ20を被読取り面13aに対して正しくセットする。その後、再びセット状態の確認を行い、イメージセンサ20が正しくセットされていれば、下側テーブル32上にセットされた帳票3を取り込んでの前述した一連の印字処理を開始する。
このように、一連の処理を開始する前に、イメージセンサ20が正しくセットされているか否かを確認できるので、セット不良により処理が失敗することはなく、常に正確なイメージ読み取りを行うことができる。また、イメージセンサ20自身の読取り出力によりセット状態の確認を行うため、別途位置確認用のセンサを設ける必要はなく、装置構成を簡素化してコストを低減することができる。
なお、上記実施の形態では、イメージセンサ20の走査方向一端側25aを支点として被読取り面13aから取外すようにしたが、本発明はこれに限定されず、被読取り面13aに対し、イメージセンサ20全体を取外すようにしても構わない。この場合、セット状態確認用の検出エリアは、支点の反対側の位置に設定する必要はなく、イメージセンサ20の走査範囲であれば何処でもよい。
また、イメージ読取装置を印字装置に適用した場合を説明したが、勿論どのような読取り対象に対しても適用可能である。
3 被読取り物
13a 被読取り面
20 イメージセンサ
25a 取外し用の支点
26a 検知エリア
29 判断手段
13a 被読取り面
20 イメージセンサ
25a 取外し用の支点
26a 検知エリア
29 判断手段
Claims (2)
- 被読取り物と対向する所定の読取り位置に取外し可能な状態で配置されたイメージセンサを有するイメージ読取装置であって、
前記イメージセンサと対向する被読取り面の少なくとも一部は光が反射しやすい検知エリアとなっており、
前記イメージセンサの読取り出力データにより前記イメージセンサが前記読取り位置に正しくセットされていると判断する判断手段を備えた
ことを特徴とするイメージ読取装置。 - イメージセンサは、その走査方向の一端側が回動可能に支持され、この一端側を支点として回動することで被読取り面からの取外し状態となり、
判断手段は、前記イメージセンサからの検知出力のうち、前記支点に対し走査方向反対側の所定のエリアを読取った検知出力データにより前記イメージセンサが前記読み取り位置に正しくセットされていると判断する
ことを特徴とする請求項1に記載のイメージ読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379831A JP2007179469A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | イメージ読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379831A JP2007179469A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | イメージ読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007179469A true JP2007179469A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38304565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005379831A Pending JP2007179469A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | イメージ読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007179469A (ja) |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005379831A patent/JP2007179469A/ja active Pending
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