JP2007179295A - マウスパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】多様なマウスに適合できるマウスパッドを提供する。
【解決手段】マウスパッド1は、表面2及び裏面3を有する薄板状のパッド部材4と、パッド部材4が着脱自在に重ねて取付けられるベース部材5とを備える。図示のパッド部材4は、表面2を上向きにしているが、裏面3が上向きになるよう反転させても、ベース部材5に重ねて取付けられる。マウス6の固有の特性に適合する方の面(表面2又は裏面3)を上向きにして、このパッド部材4の上にマウス6を載せれば、マウス6の使い勝手を向上でき、又はマウス6の動きにマウスカーソルを正確に従わせられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マウスを滑動させるマウスパッドに関する。
コンピュータのポインティングディバイスとして、機械式マウス、光学式マウス、及びレーザ式マウスがそれぞれ普及している。これらのマウスは、マウスパッド上を移動するときに、その移動する距離と方向を検知する点で共通するが、その原理は相違する。
即ち、機械式マウスは、マウスパッドに接触するボールの回転をエンコーダで読み取ることにより検知した距離と方向に、コンピュータのディスプレーに表示されるマウスカーソルの動作を従わせる。光学式マウスは、マウスパッドにLEDの光線を照射し、その反射を読み取ることにより検知した距離と方向に、マウスカーソルの動作を従わせる。レーザ式マウスは、マウスパッドにレーザ光線を照射し、その反射を読み取ることにより検知した距離と方向に、マウスカーソルの動作を従わせる。
また、マウスの使い勝手を向上させ、又はマウスカーソルの正確な動作を実現するために、機械式マウスは、そのボールがスリップすることなく転がり接触できる程度の摩擦係数を有するマウスパッド上での使用が求められることが多い。また、光学式マウス又はレーザ式マウスは、幾何学模様を印刷された平滑なマウスパッド上での使用、或いは微細な凹凸を形成されたマウスパッド上での使用が求められることが多い。
下記の特許文献1に記載のマウスパッドは、ベースシート部材に粘着性の接着層を介して表面凹凸シート部材を着脱自在に取付けしたものである。
特開平10−222299号公報
コンピュータのユーザーがマウスパッドを選択する際に、機械式マウス、又は光学式マウスの固有の特性を知り、これらを考慮するのは困難である。また、特許文献1に記載のマウスパッドでは、マウスに適合する表面凹凸シート部材を選択し、これをベースシート部材に取付けることはできるが、特性の異なる2以上のマウスに適合できるようにするには、少なくとも2枚の表面凹凸シート部材を準備しなくてはならない。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、多様なマウスに適合できるマウスパッドを提供することを目的とする。
本発明に係るマウスパッドは、マウスが滑動できる表面及び裏面を有するパッド部材と、前記表面又は裏面を上向きにした姿勢で前記パッド部材が着脱自在に重ねられるベース部材とを備えることを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、前記パッド部材の表面及び裏面は、それぞれ、凹凸面、平滑面、模様を付された凹凸面、又は模様を付された平滑面の中から選択できる2つの相違する形態であることを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、複数の前記パッド部材が、それぞれの表面同士の形態、及び裏面同士の形態を互いに相違し、前記複数のパッド部材の中から選択される1つのパッド部材を、前記表面又は裏面を上向きにした姿勢にして、前記ベース部材に重ねることを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、前記ベース部材は、前記パッド部材より摩擦係数の大きな材質から成ることを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、前記パッド部材、及び前記ベース部材に、互いに係合する爪と鉤とをそれぞれ形成したことを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、前記パッド部材に前記爪が形成され、前記ベース部材が、前記パッド部材を没入させる凹陥部を有し、前記凹陥部の内側に前記鉤が形成されたことを特徴とする。
更に、本発明に係るマウスパッドは、前記パッド部材、及び前記ベース部材のそれぞれの縁部を接続する関節を備え、前記関節を曲げることにより、前記パッド部材の表面又は裏面を前記ベース部材に重ねられることを特徴とする。
本発明に係るマウスパッドは、パッド部材をその表面が上向きになる姿勢でベース部材に重ねると、パッド部材の表面でマウスを滑動させることができる。或いは、パッド部材をその裏面が上向きになる姿勢でベース部材に重ねると、パッド部材の裏面でマウスを滑動させることができる。例えば、パッド部材の表面及び裏面のそれぞれの形態を相違させておけば、コンピュータのユーザーは、パッド部材の表面又は裏面の何れが、マウス固有の特性に適合する形態であるかを確かめられる。これに基づき、同ユーザーは、パッド部材をその表面又は裏面のうちマウス固有の特性に適合する方の面が上向きになる姿勢とし、このパッド部材にマウスを載せて当該マウスパッドを使用することができる。従って、当該マウスパッドによれば、マウスの使い勝手を向上し、又はマウスの動きにマウスカーソルを正確に従わせることができる。
特に、パッド部材の表面及び裏面が、凹凸面、平滑面、模様が付された凹凸面、又は模様を付された平滑面の中から選択できる形態である場合、コンピュータのユーザーは、パッド部材の表面又は裏面の何れを上向きにするのかを、次のように決定できる。例えば、機械式マウスを使用するときは、そのボールがスリップすることなく転がり接触できる程度の摩擦係数を有する凹凸面、又は同様の摩擦係数を有する平滑面を選択するのが好ましい。また、光学式マウスを使用するときは、凹凸面、模様を付された凹凸面、又は模様を付された平滑面を選択するのが好ましい。
パッド部材の表面及び裏面が、それぞれ以上に例示した形態の中から選択できる2つの相違する形態であるならば、1枚のパッド部材の表面及び裏面のそれぞれの向きを反転させるだけで、複数の仕様のマウスの特性にパッド部材を適合させることができる。従って、当該マウスパッドによれば、仕様の異なるマウス毎に、幾つかのパッド部材を準備しなくて済むという利点が得られる。
更に、複数のパッド部材を準備する場合、それぞれの表面同士の形態、及びそれぞれの裏面同士の形態を互いに相違させておけば、このように仕様の異なる複数のパッド部材の中から選択される1つのパッド部材を、ベース部材に重ねることができる。従って、コンピュータのユーザーは、マウスの固有の特性に適合することが最も期待できる仕様のパッド部材を選択して、これをベース部材に重ねることができる。
更に、本発明に係るマウスパッドは、パッド部材に摩擦係数の低い材料を積極的に適用することにより、マウスの滑りを良くすることができる。この場合、ベース部材にパッド部材よりも摩擦係数の大きな材質を適用すれば、例えば机上に置かれた当該マウスパッドがマウスの操作時に不用意に机上で滑動するという不具合を予防することができる。
更に、パッド部材、及びベース部材に、互いに係合する爪と鉤とをそれぞれ形成しているので、パッド部材とベース部材とを着脱自在に接合することができる。これは、パッド部材を、ベース部材に形成した粘着性の接着層に粘着させる従来の技術に比較して、次の点で有利である。即ち、パッド部材の表面又は裏面が凹凸面であるとき、この凹凸面を接着層に接触させても十分な粘着力は期待できないのに対し、爪と鉤とを係合させる構造であれば、パッド部材の表面又は裏面の形態に関わらず、パッド部材を確実にベース部材に接合することができる。
更に、本発明に係るマウスパッドは、ベース部材の凹陥部にパッド部材を没入させられる分、パッド部材をベース部材に重ねたときに、当該マウスパッド全体の厚み寸法を薄く抑えることができる。このため、例えば机上に置かれた当該マウスパッドが机上から盛り上がる高さを抑えられるので、当該マウスパッドがマウスの操作の邪魔になるという事態を回避することができる。しかも、当該マウスパッドは、パッド部材に爪が形成され、ベース部材の凹陥部の内側に鉤が形成されているので、ベース部材の凹陥部にパッド部材を没入させた状態で、爪及び鉤を凹陥部の内側に隠蔽し、ベース部材及びパッド部材を恰も一体化した外観を奏することができる。
また、本発明に係るマウスパッドは、パッド部材、及びベース部材のそれぞれの縁部を接続する関節を曲げることにより、パッド部材の表面をベース部材に接触させ、或いはパッド部材の裏面をベース部材に接触させることができる。そして、パッド部材の表面をベース部材に接触させた状態で、パッド部材の裏面でマウスを滑動させることができ、パッド部材の裏面をベース部材に接触させた状態で、パッド部材の表面でマウスを滑動させることができる。
従って、上記のようにパッド部材の表面及び裏面のそれぞれの形態を相違させておけば、パッド部材の表面又は裏面のうちマウス固有の特性に適合する方の面でマウスを滑動させることができる。従って、当該マウスパッドによれば、マウスの使い勝手を向上でき、又はマウスの動きにマウスカーソルを正確に従わせることができる。
図1,2に示すように、マウスパッド1は、表面2及び裏面3を有する薄板状のパッド部材4と、パッド部材4が着脱自在に重ねて取付けられるベース部材5とを備える。図示のパッド部材4は、表面2を上向きにしているが、裏面3を上向きにする姿勢になるよう反転させても、ベース部材5に重ねて取付けられる。マウス6は、パッド部材4の表面2又は裏面3の何れの面でも滑動させられる。詳しくは以下の実施例で述べる。
パッド部材4及びベース部材5の材質、形状、又は寸法については、何ら限定されるものではないが、本実施例では、パッド部材4の材質にポリエチレン系樹脂を適用し、ベース部材5の材質にオレフィン系樹脂(エラストマー)を適用する。ポリエチレン系樹脂は摩擦係数がオレフィン系樹脂に比較して低いので、パッド部材4に載せたマウス6の滑りを良くすることができる。反対に、ベース部材5に摩擦係数の大きなオレフィン系樹脂を適用することで、例えば机上に置かれたマウスパッド1がマウス6の操作時に不用意に机上で滑動するのを予防できる。パッド部材4及びベース部材5の材質が合成樹脂であれば、これらを射出成形によって製造しても良いが、マウスパッド1の製造方法は、何ら限定されるものではない。
この他、パッド部材4に用いられる樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル樹脂、6−ナイロン、6,6−ナイロンなどのポリアミド系樹脂、AS樹脂、ABS樹脂等であっても良いが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。上記の樹脂には、本発明の目的が阻害されない範囲内で、例えば顔料等の着色剤、滑剤、相溶化剤、カップリング剤、酸化防止剤等が配合されていても良い。
また、ベース部材5に用いられる樹脂としては、例えば、シリコーンゴム、エチレン−プロピレンゴム、アクリロニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴムなどのゴム、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマーなどの粘着性を有する樹脂であっても良いが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。尚、粘着性を有する樹脂には、必要により、粘着性を高めるために、増粘剤や粘着性付与剤を配合しても良い。
パッド部材4の表面2には、図3にドットで表した微細な凹凸(シボ)を形成された凹凸面、図4に表した無地の平坦で滑らかな平滑面、図5に表した幾何学模様の細溝を刻まれた凹凸面、この他、模様、図柄、又は写真を印刷等によって付された凹凸面、又は平滑面の中から選択できる何れか1つの形態を適用しても良い。また、パッド部材4の表面2及び裏面3の形態は、互いに相違させなければならないが、パッド部材4の裏面3にも、ここに列挙した形態の中の何れか1つを適用しても良い。
図2,6に示すように、パッド部材4の周縁には、1条の凸部から成る爪7が形成されている。ベース部材5は、パッド部材4を没入させる凹陥部8を上面に有し、ベース部材5の周縁51に、外側へ向うに従い下降する傾斜面52を形成している。凹陥部8の口縁には、その内側へ突出する1条の凸部から成る鉤9が形成されている。鉤9は、パッド部材4が凹陥部8に没入させた状態で、パッド部材4の爪7を、その上側で掛止めすることにより、パッド部材4が凹陥部8から浮き上がるのを規制できる。
ベース部材5の上面(図中では傾斜面52の上端付近)から凹陥部8の底面81までの深さ寸法は、パッド部材4の厚みと略同じであるので、パッド部材4を凹陥部8に没入させた状態で、図6に示すようにパッド部材4の表面2又は裏面3とベース部材5の上面とは略面一になる。また、パッド部材4は硬質の樹脂から成るが、ベース部材5の材質は適度な弾性を有するので、パッド部材4をベース部材5から着脱するときには、ベース部材5に、これが捩じれ又は撓むような力を加えると、爪7と鉤9との係合は簡単に解除できる。また、凹陥部8の口縁付近に相当する部分82は、底面81より更に深く掘り下げられている。これにより、凹陥部8にパッド部材4を没入させる過程で、パッド部材4の周縁を逃がす余地を確保できるので、パッド部材4をベース部材5に容易に取付けられる。
また、上記の通りパッド部材4を凹陥部8に没入できる分、パッド部材4をベース部材5に重ねたときに、マウスパッド1の全体の厚み寸法を薄く抑えることができる。このため、例えば机上に置かれたマウスパッド1が机上から盛り上がる高さを抑えられるので、マウスパッド1がマウス6の操作の邪魔になるという事態を回避できる。しかも、凹陥部8の平面形状は、パッド部材4の外形と略同じであり、しかも凹陥部8にパッド部材4を没入した状態で、爪7及び鉤9を凹陥部8の内側に隠蔽できるので、ベース部材5とパッド部材4とを恰も一体化した外観を奏することができる。
次に、マウスパッド1の使用方法について説明する。例えば机上にベース部材5を置き、このベース部材5に、図2に示すように、パッド部材4を表面2が上向きになる姿勢で重ねると、パッド部材4の表面2でマウス6を滑動させられる。また、パッド部材4を裏面3が上向きになる姿勢でベース部材5に重ねると、パッド部材4の裏面3でマウス6を滑動させられる。このように、パッド部材4の表面2及び裏面3の両方の面において、それぞれマウス6を滑動させることに基づき、コンピュータのユーザーは、パッド部材4の表面2又は裏面3の何れの面が、マウス6の固有の特性に適合する形態であるかを確かめることができる。
そして、コンピュータのユーザーが、パッド部材4を、マウス6の固有の特性に適合する方の面が上向きになる姿勢にしてベース部材5に重ねた状態で、マウスパッド1を使用すれば、マウス6の使い勝手が向上し、又はマウス6の動きにマウスカーソルを正確に従わせることができる。しかも、マウス6を別の仕様のものに交換することがあっても、1枚のパッド部材4の表面2及び裏面3のそれぞれの向きを反転させるだけで、複数の仕様のマウス6の特性に適合することができる。従って、仕様の異なるマウス6毎に、幾つかのパッド部材4を準備しなくて済むという利点が得られる。
特に、パッド部材4の表面2又は裏面3の形態が、上記に例示した形態の中から選択できる場合、コンピュータのユーザーは、パッド部材4の表面2又は裏面3の何れの面を上向きにするのかを、次のように決定できる。例えば、マウス6として機械式マウスを使用するときは、そのボールがスリップすることなく転がり接触できる程度の摩擦係数を有する図4に例示の平滑面、又は同様の摩擦係数を有する図3,5に例示の凹凸面を選択するのが好ましい。また、マウス6として光学式マウスを使用するときは、模様を印刷された図4に例示の平滑面、摩擦係数を低く抑えられた図3,5に例示の凹凸面、又は模様を印刷された図3,5に例示の凹凸面を選択するのが好ましい。
更に、複数のパッド部材4を準備する場合、それぞれの表面2同士の形態、及びそれぞれの裏面3同士の形態を互いに相違させておけば、このように仕様の異なる複数のパッド部材の中から選択される1つのパッド部材4を、ベース部材5に重ねることができる。例えば、オプションとして店頭販売されるパッド部材4の第1の仕様が、表面2を図3に表した凹凸面とし裏面3を無地の平滑面としたものであり、第2の仕様が、表面2を図5に表した凹凸面とし裏面3を幾何学模様を付した平滑面であるとする。この場合、コンピュータのユーザーは、マウス6の固有の特性に適合することが最も期待できる仕様のパッド部材4を選択して購入し、これをベース部材5に重ねることができる。
パッド部材4及びベース部材5は、実施例1の構成に限定されることはない。パッド部材4及びベース部材5には、互いに係合する爪と鉤とがそれぞれ形成されていれば足りる。そこで、本実施例では、マウスパッド1を更に簡素化した例を説明する。また、既述の要素には、以下でも同じ符号又は呼称を用いるとし、その説明又は図示は省略する。
図7(a)に示すように、本実施例のマウスパッド10は、その上端を球状に膨らませた複数の柱状片11をベース部材5の上面に爪として突出する一方、パッド部材4に、柱状片11を嵌入できる複数の嵌入孔12を鉤として形成したものである。
パッド部材4の嵌入孔12は、表面2及び裏面3の両方の面に開放しているので、柱状片11を表面2又は裏面3の何れからも嵌入孔12へ嵌入させることができる。このため、同図に示すように、パッド部材4を表面2が上向きになる姿勢とし、このパッド部材4の裏面3から嵌入孔12へ柱状片11を嵌入させれば、パッド部材4の表面2でマウス6を滑動させられる。また、図7(b)に示すように、パッド部材4を裏面3が上向きになる姿勢とし、このパッド部材4の表面2から嵌入孔12へ柱状片11を嵌入させれば、パッド部材4の裏面3でマウス6を滑動させられる。
これに基づき、コンピュータのユーザーは、パッド部材4の表面2又は裏面3の何れの面が、マウス6の固有の特性に適合する形態であるかを確かめることができるので、以後、パッド部材4を、マウス6の固有の特性に適合する方の面が上向きになる姿勢にしてベース部材5に重ねた状態で、マウスパッド1を使用すれば、既述の効果を達成することができる。
図8(a),(b)に示すように、本実施例のマウスパッド20は、パッド部材4及びベース部材5のそれぞれの縁部を接続する関節13を備え、矢印Aで指した方向へ関節13を曲げることにより、パッド部材4の表面2をベース部材5に接触させて、パッド部材4をベース部材5に重ねることができる、また、マウスパッド20は、矢印Bで指した方向へ関節13を曲げることにより、パッド部材4の裏面3をベース部材5に接触させて、パッド部材4をベース部材5に重ねることができる。関節13としては、柔軟性に富む材質、又はヒンジを適用しても良く、パッド部材4又はベース部材5が柔軟性に富む材質である場合には、関節13とパッド部材4、又は関節13とベース部材5とを一体に成形しても良い。
図8(a)に示すように、パッド部材4の表面2をベース部材5に接触させたとき、パッド部材4の裏面3は上向きになるので、このままマウス6を裏面3の上で滑動させることができる。また、図8(b)に示すように、パッド部材4の裏面3をベース部材5に接触させたとき、パッド部材4の表面2は下向きになるが、マウスパッド20の表裏を反転させれば、マウス6をパッド部材4の表面2の上で滑動させることができる。これに基づき、コンピュータのユーザーは、パッド部材4の表面2又は裏面3の何れの面が、マウス6の固有の特性に適合する形態であるかを確かめられるので、既述の効果を達成することができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施できる。例えば、パッド部材4及びベース部材5の平面形状は図1に示すような矩形である必要は無く、円形、楕円形、三角形、その他の多角形であっても良い。また、爪7及び鉤9は、パッド部材4とベース部材5とを機械的に接合できる手段であれば何でも良く、例えば図8(a)に示したパッド部材4を貫通する螺子をベース部材5に螺合させても良い。以上の説明の中で「係合」と記したのは、粘着、接着、又は不可分に固着することを除外する意図である。
本発明に係るマウスパッドは、マイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、又は大型汎用コンピュータ等のあらゆるコンピュータの入力に使用されるマウスを、自在に滑動させることができる。
本発明の実施例1に係るマウスパッドの平面図。 本発明の実施例1に係るマウスパッドの断面図。 本発明の実施例1に係るマウスパッドに適用したパッド部材の第1の形態例を示す平面図。 本発明の実施例1に係るマウスパッドに適用したパッド部材の第2の形態例を示す平面図。 本発明の実施例1に係るマウスパッドに適用したパッド部材の第3の形態例を示す平面図。 本発明の実施例1に係るマウスパッドに適用したパッド部材とベース部材との係合構造を示す断面図。 (a)は本発明の実施例2に係るマウスパッドの断面図、(b)はその要部の断面図。 (a)は本発明の実施例3に係るマウスパッドの使用例を示す側面図、(b)はその他の例を示す側面図。
符号の説明
1,10,20:マウスパッド
2:表面
3:裏面
4:パッド部材
5:ベース部材
6:マウス
7:爪
8:凹陥部
9:鉤
13:関節

Claims (7)

  1. マウスが滑動できる表面及び裏面を有するパッド部材と、前記表面又は裏面を上向きにした姿勢で前記パッド部材が着脱自在に重ねられるベース部材とを備えることを特徴とするマウスパッド。
  2. 前記パッド部材の表面及び裏面は、それぞれ、凹凸面、平滑面、模様を付された凹凸面、又は模様を付された平滑面の中から選択できる2つの相違する形態であることを特徴とする請求項1に記載のマウスパッド。
  3. 複数の前記パッド部材が、それぞれの表面同士の形態、及び裏面同士の形態を互いに相違し、前記複数のパッド部材の中から選択される1つのパッド部材を、前記表面又は裏面を上向きにした姿勢にして、前記ベース部材に重ねることを特徴とする請求項2に記載のマウスパッド。
  4. 前記ベース部材は、前記パッド部材より摩擦係数の大きな材質から成ることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のマウスパッド。
  5. 前記パッド部材、及び前記ベース部材に、互いに係合する爪と鉤とをそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のマウスパッド。
  6. 前記パッド部材に前記爪が形成され、前記ベース部材が、前記パッド部材を没入させる凹陥部を有し、前記凹陥部の内側に前記鉤が形成されたことを特徴とする請求項5に記載のマウスパッド。
  7. 前記パッド部材、及び前記ベース部材のそれぞれの縁部を接続する関節を備え、前記関節を曲げることにより、前記パッド部材の表面又は裏面を前記ベース部材に重ねられることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のマウスパッド。
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