JP2007178746A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のパラメータのプリセット値を確認するにあたって、操作を簡略化してユーザの使い勝手を向上させる。
【解決手段】映像に応じた複数のパラメータが予めプリセットされており、所定の操作を行うことにより、パラメータをスクリーン上に表示する機能を備えたプロジェクタにおいて、メニュー画面中の画質に関する項目(Picture)が選択され、プリセットに関する項目(Preset)が選択され、かつ、プリセット値が適用される映像に関する項目(Video1)が選択されたことに基づいて、画質パラメータのプリセット値が表示された第1のウィンドウ52と、このウィンドウ52に表示されていないパラメータのプリセット値が表示された第2のウィンドウ54とをスクリーン上に並べて表示する。
【選択図】図2E

Description

本発明はプロジェクタに関し、特に、パラメータのプリセット値を表示する技術に関するものである。
プロジェクタは、外部から入力されるビデオ信号やグラフィック信号などの映像信号に基づき、DMD(Digital Micromirror Device)等の画像形成素子で画像を形成し、この画像をレンズで拡大してスクリーン上に投影する映像表示機器である。このようなプロジェクタは、会議等において、パーソナル・コンピュータ(以下「パソコン」という。)で作成した資料をスクリーンに映し出すプレゼンテーション用の機器として、あるいは、家庭において、DVD(Digital Versatile Disk)で再生した映像をスクリーンに映し出すホームシアター用の機器として、今日広く普及している。
ところで、プロジェクタで映像を表示するにあたっては、様々なパラメータが用いられる。例えば、映像の画質に関するパラメータとしては、明るさ、コントラスト、色合い、シャープネス、色温度、赤色・緑色・青色ゲインなどがある。また、映像の表示に関するパラメータとしては、左右反転、上下反転、台形歪み補正などがある。このようなパラメータは、製品の工場出荷時にデフォルト値に設定されているが、ユーザの手に渡った後は各パラメータを自由に変更できるようになっている。
また、プロジェクタには、投射する映像に応じた最適のパラメータを予めメモリに設定しておき、この設定値を現在の映像に適用するプリセット機能を備えたものがある。この機能を使うと、例えば、パソコンで作成した資料を映し出すときは、プレゼンテーション用に設定されたパラメータを適用し、DVDの再生映像を映し出すときは、ビデオ用に設定されたパラメータを適用することで、入力信号に応じたパラメータにより最適の映像を得ることができる。
しかしながら、その一方で、プロジェクタのパラメータの種類は、上述したように非常に多いため、プリセット機能を利用した場合、どのようなパラメータ(プリセット値)が適用されたのかを確認するのがきわめて煩雑となる。以下、これについて具体的に説明する。
図7〜図9は、従来のプロジェクタにおけるプリセット値表示の手順を説明する画面図である。最初に、プロジェクタ本体に設けられているメニューキー、またはプロジェクタに付属しているリモコンのメニューキーを押すと、図7Aに示すようなメインメニュー画面101がスクリーン上に表示される。この画面101には、終了(Exit)、画像(Picture)、設定(Setting)、情報(About)の各項目が表示されている。
続いて、このメインメニュー画面101で例えば「Picture」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、図7Bに示すように、メインメニュー画面101の横にピクチャ画面102が表示される。この画面102には、明るさ(Brightness)、コントラスト(Contrast)、色合い(Tint)、色(Color)の各パラメータのデフォルト値(ここでは、いずれも50)が表示されている。また、戻り(Previous)、プリセット(Preset)、詳細設定(Advanced)の各項目も表示されている。
次に、このピクチャ画面102で「Preset」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、図7Cに示すように、ピクチャ画面102の横にプリセット画面103が表示される。この画面103には、プレゼンテーション(Presentation)、ビデオ1(Video1)、ビデオ2(Video2)、ユーザ1(User1)、ユーザ2(User2)の各プリセット項目が表示されている。
最後に、このプリセット画面103で例えば「Video1」にカーソルKを合わせてプリセットの実行操作を行うと、図7Dに示すように、ピクチャ画面102のパラメータの値が、図7Cのデフォルト値からプリセット値に変更される。これによって、スクリーンに投射する現在の映像に対して、Video1のプリセット値が適用されたことになる。そして、適用されたプリセット値の一部は、図7Dのピクチャ画面102で確認することができる。ここでは、プリセットの実行によって「Brightness」「Contrast」「Tint」の値が変更されている。
しかしながら、図7Dのピクチャ画面102で表示されているプリセット値は、明るさ・コントラスト・色合い・色の4つのパラメータのみであり、これら以外のパラメータ、例えばシャープネスや色ゲインなどのプリセット値は、このピクチャ画面102からはわからない。そこで、これらのパラメータのプリセット値を確認するためには、図8に示すような操作が必要となる。すなわち、まず図8(a)で示すように、ピクチャ画面105で「Advanced」にカーソルKを合わせて実行操作を行う。すると、ピクチャ画面105の横に、図8(b)に示すような詳細設定画面106が表示される。この画面106には、シャープネス(Sharpness)のプリセット値のほか、色温度(Color Temp)、カラーコントロール(Color Control)、ビデオ入力(Video Standard)の各項目が表示されている。次いで、この詳細設定画面106で「Color Control」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、詳細設定画面106の横に、図8(c)に示すようなカラーコントロール画面107が表示される。この画面107には、赤色ゲイン(R Gain)、緑色ゲイン(G Gain)、青色ゲイン(B Gain)の各色ゲインのプリセット値が表示されている。
このようにして、図8(b)、(c)の画面を表示することで、シャープネスや色ゲインなどのプリセット値を確認することができるが、それでも、ここまでの操作で確認できるパラメータは画質に関するパラメータだけであって、左右反転、上下反転、台形歪み補正などの表示に関するパラメータについては、依然として確認することができない。そこで、これらのパラメータのプリセット値を確認するためには、更に、図9に示すような操作が必要となる。すなわち、まず図9(a)で示すように、メインメニュー画面108を表示し、この中の「Setting」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、図9(b)に示すような設定画面109が表示される。この画面109には、言語(Language)、システム(System)、入力信号(Source)の各項目が表示されている。次いで、この設定画面109で「System」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、設定画面109の横に、図9(c)に示すようなシステム画面110が表示される。この画面110には、左右反転(Rear)、上下反転(Ceiling)、台形歪み補正(Keystone)の各プリセット値が表示されている。
このように、従来のプロジェクタでは、全てのプリセット値を確認するためには、何回も項目選択の操作を反復して目的とするパラメータまでたどり着く必要があり、そのためには多大の手間と時間を要することから、ユーザにとって非常に不便なものであった。
なお、映像に関するパラメータの表示に関する先行技術として、例えば下記の特許文献1に記載されたものがある。本文献では、画質調整前の画像および画質パラメータ値が画面の左側に表示されるとともに、画質調整後の画像および画質パラメータ値が画面の右側に並べて表示される。そして、画質パラメータの調整操作を行うと、パラメータ値の変化に応じた画像が実質的にリアルタイムで調整前の画像と並べて表示され、また、そのときの画質パラメータの値も認識できるようになっている。このため、画面の左右に表示された同一画像を比較しつつ画質パラメータの値を調整することにより、容易に最適な画質を得ることができる。
しかしながら、特許文献1では、1つのパラメータについて、画質調整前と画質調整後のそれぞれの画像およびパラメータ値を並べて表示することが示されているだけであり、多数のパラメータのプリセット値を確認するにあたって、如何にして操作を簡略化するかということに関しては開示がされていない。したがって、特許文献1の技術では上述した問題点を解決することはできない。
特開2004−186927号公報(段落0014−0021、図2)
本発明は、前記の問題点に鑑み、多数のパラメータのプリセット値を確認するにあたって、操作を簡略化してユーザの使い勝手を向上させたプロジェクタを提供することを課題とする。
本発明は、映像に応じた複数のパラメータが予めメモリにプリセットされており、操作部で所定の操作を行うことにより、パラメータをスクリーン上に表示する機能を備えたプロジェクタにおいて、スクリーン上でパラメータに関する所定項目が選択され、プリセットに関する項目が選択され、かつ、パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、上記所定項目についてのパラメータのプリセット値が表示された第1のウィンドウと、この第1のウィンドウに表示されていないパラメータのプリセット値が表示された第2のウィンドウとをスクリーン上に並べて表示するようにしたものである。
本発明では、選択された項目についてのパラメータのプリセット値が第1のウィンドウに表示されるとともに、この第1のウィンドウに表れていない他のパラメータが第2のウィンドウに表示されるので、第2のウィンドウのパラメータを表示させるための操作を行うことなく、全てのパラメータを確認することができ、操作を簡略化して使い勝手を向上させることができる。
本発明の典型的な実施形態においては、操作部が、スクリーン上にメニュー画面を表示するためのメニューキーと、スクリーン上にプリセット画面を表示するためのプリセットキーとを有している。メニューキーを操作した場合は、前記各項目の選択に基づいて、第1および第2のウィンドウがスクリーン上に並べて表示される。また、プリセットキーを操作した場合は、プリセット画面において、パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、前記所定項目についてのパラメータのプリセット値および前記所定項目以外の項目についてのパラメータのプリセット値が一覧表示された第3のウィンドウがスクリーン上に表示される。
これによると、メニューキーを操作してメニュー画面からプリセットを実行する場合は、上述したように第1のウィンドウと第2のウィンドウが表示され、第1のウィンドウに表れていないパラメータが第2のウィンドウに表示されるので、操作を簡略化して各パラメータを確認することができる。また、プリセットキーを操作した場合は、メニュー画面をスキップして直接プリセット画面が表示され、プリセットの実行により各パラメータの一覧が第3のウィンドウに表示されるので、1つのウィンドウで全てのプリセット値を確認することができ、しかも、操作をより一層簡略化することができる。
また、本発明においては、プリセット値の適用によって変更されたパラメータの表示態様を、変更のないパラメータの表示態様と異ならせてもよい。これによると、プリセット値の適用によりどのパラメータに変更があったかを一目瞭然に知ることができる。
本発明によれば、第1のウィンドウに表示されていないパラメータのプリセット値が、第1のウィンドウと並べて表示される第2のウィンドウに表示されるので、多数のパラメータのプリセット値を確認する際の操作を簡略化して、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態につき図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示したブロック図である。10は白色光を発するランプ、11はランプ10からの白色光を赤色光、緑色光、青色光に分離するカラーホイール、12はカラーホイール11を回転させるモータ、13はカラーホイール11で分離された各色光に基づいて画像を形成する画像形成素子、14は画像形成素子13で形成された画像をスクリーン15に投射する投影レンズである。16はビデオ信号やグラフィック信号などの入力信号に対して、フォーマット変換などの処理を行う信号処理部、17は各部の動作の制御を行うマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)、18はROMやRAM等からなるメモリ、19はプロジェクタ本体に設けられている操作部、20はLED(発光ダイオード)ランプなどからなる表示部、21はリモコン22からの信号を受信するリモコン受信部である。操作部19は、メニューキー19a、カーソルキー19b、実行キー19c、プリセットキー19dを備えている。また、リモコン22も操作部19と同様に、メニューキー22a、カーソルキー22b、実行キー22c、プリセットキー22dを備えている。操作部19およびリモコン22は、本発明における操作部の一実施形態を構成する。
カラーホイール11は、赤、緑、青のカラーフィルタが円周方向に交互に配列された円板からなり、モータ12によりカラーホイール11が回転すると、ランプ10から発せられた白色光が、カラーホイール11の回転位置に応じて赤、緑、青のカラーフィルタのいずれかを透過し、これによって白色光は、順次赤色光、緑色光、青色光に分離される。
画像形成素子13は、例えばDMD(Digital
Micromirror Device)からなる。DMDは、半導体メモリ上に数十万個の微小なマイクロミラーが集積されたもので、メモリセルが割り当てられた個々のマイクロミラーにより画素が構成される。マイクロミラーは、2方向に傾動することができる構造になっていて、メモリ値に応じて静電吸引力によりいずれかの方向に傾動し、傾動方向によってON/OFFの2値の状態をとる。マイクロミラーがON状態にあるときは、ミラーで反射された光は投影レンズ14に取り込まれ、投影レンズ14を介してスクリーン15上に投射される。一方、マイクロミラーがOFF状態にあるときは、ミラーで反射された光は投影レンズ14に取り込まれず、スクリーン15上に投射されない。したがって、信号処理部16から出力される信号に基づいて、個々のマイクロミラーの動作状態をON/OFFに制御することで、DMDに所定のカラー画像を形成することができる。この場合、マイコン17によって、カラーホイール11の回転とDMDの駆動との同期がとられる。
次に、上述したプロジェクタにおいてプリセットを実行する場合の手順を説明する。最初に、メニュー画面からプリセットを実行する場合につき、図2A〜図2E、図3を参照しつつ説明する。
操作部19のメニューキー19a、またはリモコン22のメニューキー22aを押すと、図2Aに示すようなメインメニュー画面51がスクリーン15上に表示される。この画面51には、終了(Exit)、画像(Picture)、設定(Setting)、情報(About)の各項目が表示されている。「Picture」は映像の画質に関する項目であり、「Setting」はプロジェクタ機能の設定に関する項目であり、「About」は信号形式やバージョン等の情報に関する項目である。なお、メインメニュー画面51の画像は、OSD(On Screen Display)データとしてメモリ18に予め記憶されている。以後の各画面についても同様である。
続いて、このメインメニュー画面51で例えば「Picture」にカーソルKを合わせて実行操作を行う。カーソルKは、カーソルキー19b,22bの操作によって上下に移動させることができ、カーソルKで項目を選択した後、実行キー19c,22cを押すと実行操作が行われる。この実行操作が行われると、図2Bに示すように、メインメニュー画面51の横にピクチャ画面52が表示される。この画面52には、明るさ(Brightness)、コントラスト(Contrast)、色合い(Tint)、色(Color)の各パラメータのデフォルト値(ここでは、いずれも50)が表示されている。また、戻り(Previous)、プリセット(Preset)、詳細設定(Advanced)の各項目も表示されている。ピクチャ画面52は、本発明における第1のウィンドウの一実施形態を構成する。
次に、図2Bのピクチャ画面52で「Preset」にカーソルKを合わせて実行操作を行うと、図2Cに示すように、ピクチャ画面52の横にプリセット画面53が表示される。この画面53には、プレゼンテーション(Presentation)、ビデオ1(Video1)、ビデオ2(Video2)、ユーザ1(User1)、ユーザ2(User2)の各プリセット項目が表示されている。「Presentation」は、パソコンで作成したプレゼンテーション用資料などの映像に適したプリセット項目であり、「Video」は、DVDなどの映像に適したプリセット項目である。これらの項目については、それぞれの映像に応じた最適のプリセット値が予めメモリ18に記憶されている。また、「User」は、ユーザにおいて任意に設定したパラメータを適用する場合のプリセット項目である。
次に、図2Cのプリセット画面53において、カーソルKで「Video1」を選択すると、図2Dに示すように、プリセット画面53の横にサブウィンドウ54が表示される。このサブウィンドウ54には、メインウィンドウであるピクチャ画面52に表示されているパラメータ以外のパラメータ、すなわち、シャープネス(Sharpness)、赤色ゲイン(R Gain)、緑色ゲイン(G Gain)、青色ゲイン(B Gain)、左右反転(Rear)、上下反転(Ceiling)、台形歪み補正(Keystone)の各パラメータのデフォルト値が表示されている。
次に、「Video1」にカーソルKを合わせた状態で、実行キー19c,22c(プリセットキー19d,22dでもよい)を押すと、プリセットが実行され、「Video1」で設定されているプリセット値が、投射しようとしている現在の映像に対して適用される。そして、このとき、図2Eに示すように、ピクチャ画面52におけるパラメータの値と、サブウィンドウ54におけるパラメータの値とが、デフォルト値からプリセット値に変更される。図の例では、プリセットの実行により、ピクチャ画面52の「Brightness」、「Contrast」、「Tint」の値と、サブウィンドウ54の「Sharpness」、「G Gain」の値が変更されている。
図3は、図2A〜図2Eで説明した手順を表したフローチャートである。この手順は、マイコン17が所定のプログラムに従って実行する。
ステップS1では、メニューキー19a,22aが押されるのを待ち、メニューキーが押されると(ステップS1:YES)、図2Aに示したメインメニュー画面51をスクリーン15上に表示する(ステップS2)。続いて、ステップS3で「Picture」が選択されたか否かを判定する。「Picture」が選択されると(ステップS3:YES)、ステップS4へ進み、図2Bに示したピクチャ画面52を表示する。「Picture」が選択されなかった場合は(ステップS3:NO)、他の項目についての処理を行う。
ステップS4でピクチャ画面52を表示した後、ステップS5で「Preset」が選択されたか否かを判定する。「Preset」が選択されると(ステップS5:YES)、ステップS6へ進み、図2Cに示したプリセット画面53を表示する。「Preset」が選択されなかった場合は(ステップS5:NO)、他の項目についての処理を行う。
ステップS6でプリセット画面53を表示した後、ステップS7でプリセット項目が選択されるのを待つ。プリセット項目の例えば「Video1」が選択されると(ステップS7:YES)、ステップS8へ進んで、図2Dに示したように、「Video1」についてのサブウィンドウ54を表示する。その後、ステップS9でプリセットの実行操作を待ち、プリセットが実行されると(ステップS9:YES)、図2Eに示したように、ピクチャ画面52に表示されているパラメータ値をプリセット値に変更し(ステップS10)、これと同時に、サブウィンドウ54に表示されているパラメータ値もプリセット値に変更する(ステップS11)。
パラメータ値の表示が変更されると、続くステップS12で一定時間が経過したか否かを監視する。そして、一定時間が経過すると(ステップS12:YES)、スクリーン15上のサブウィンドウ54を消去して(ステップS13)、以後の処理へ移る。なお、一定時間経過後にサブウィンドウ54を消去することは本発明において必須ではなく、サブウィンドウ54の表示を継続してもよい。この場合は、ステップS12、S13は省略される。
このようにして、上述した実施形態においては、メニューキー19a,22aを操作してメインメニュー画面51からパラメータの確認を行う場合に、「Picture」→「Preset」→「Video1」を順次選択して、プリセットを実行することにより、投射しようとする現在の映像に対して適用される画質パラメータのプリセット値がピクチャ画面52に表示されるとともに、ピクチャ画面52に表示されない他のパラメータが全てサブウィンドウ54に表示されるようになっている。従来であれば、サブウィンドウ54に表示される「Sharpness」のパラメータ値は、ピクチャ画面52で「Advanced」を選択しなければ表示されず(図8)、サブウィンドウ54に表示される「R Gain」「G Gain」「B Gain」の各パラメータ値は、「Advanced」から更に「Color Control」を選択しなければ表示されず(図8)、また、「Rear」「Ceiling」「Keystone」の各パラメータ値は、メインメニュー画面51で「Setting」を選択し、更に「System」を選択しなければ表示されなかったが(図9)、本発明では、上述した操作を行うだけで全てのパラメータを一度に確認することが可能となるので、適用される多数のプリセット値を確認する際に、操作が大幅に簡略化され、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、図2Dに示したように、プリセット項目(図では「Video1」)がカーソルKで選択された時点で、デフォルト値が表示されたサブウィンドウ54を表示しているが、他の方法として、この時点ではサブウィンドウ54を表示せず、プリセットが実行された時点で、図2Eのようなプリセット値が表示されたサブウィンドウ54を表示するようにしてもよい。また、他の方法として、プリセット項目がカーソルKで選択された時点で、図2Eのようなプリセット値が表示されたサブウィンドウ54を表示し、プリセットを実行する前にプリセット値を確認できるようにしてもよい。
次に、メニューキーを使わずプリセットキーでプリセットを実行する場合につき、図4A〜図4B、図5を参照しつつ説明する。操作部19のプリセットキー19d、またはリモコン22のプリセットキー22dを押すと、図4Aに示すプリセット画面61がスクリーン15上に表示される。このプリセット画面61は、図2Cで示したプリセット画面53と同じものである。すなわち、プリセットキー19d,22dを押した場合は、メニュー画面は表示されずに、直接プリセット画面61が表示される。
今、図4Aのように、プリセット画面61でカーソルKにより「Video1」を選択した状態で、実行キー19c,22c(プリセットキー19d,22dでもよい)を押すと、プリセットが実行され、「Video1」で設定されているプリセット値が、投射しようとしている現在の映像に対して適用される。そして、このとき、図4Bに示すように、全てのパラメータのプリセット値が一覧ウィンドウ62に表示される。すなわち、一覧ウィンドウ62には、図2Eのピクチャ画面52に表示されているプリセット値と、サブウィンドウ54に表示されているプリセット値とをあわせたものが表示される。この一覧ウィンドウ62は、本発明における第3のウィンドウの一実施形態を構成する。
図5は、図4A〜図4Bで説明した手順を表したフローチャートである。この手順は、マイコン17が所定のプログラムに従って実行する。
ステップS21では、プリセットキー19d,22dが押されるのを待ち、プリセットキーが押されると(ステップS21:YES)、図4Aに示したプリセット画面61をスクリーン15上に表示する(ステップS22)。続いて、ステップS23でプリセット項目が選択されるのを待つ。プリセット項目の例えば「Video1」が選択されると(ステップS23:YES)、ステップS24へ進んで、図4Bに示したように、選択項目(Video1)についての全てのプリセット値の一覧ウィンドウ62をスクリーン15上に表示する。その後は、以降の処理へ移る。
このようにして、上述した実施形態においては、プリセットキー19d,22dの操作によって直接プリセット画面61が表示され、プリセット項目を選択してプリセットを実行すると、各プリセット値が一覧ウィンドウ62に一覧表示されるようになっている。このため、1つのウィンドウで全てのプリセット値を確認することができるとともに、適用される多数のプリセット値を確認する際の操作がより一層簡略化され、ユーザの使い勝手を更に向上させることができる。
本発明では、上述した実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することができる。例えば、図6(a)に符号71で示すように、プリセット実行時に、適用されるプリセット値の変更部分をフラッシュ表示させてもよい。また、これに代えて、図6(b)に符号72で示すように、変更部分をハイライト表示させてもよい。あるいは、これらに代えて、変更部分の輝度を上げたり、異なる色で表示したりしてもよい。このようにすると、プリセット値の適用によりどのパラメータに変更があったかを一目瞭然に知ることができる。
また、他の実施形態として、図6(c)に符号73で示すように、プリセット値の変更部分につき、その変更がどのような意味を持つのかをコメント表示するようにしてもよい。このようにすると、プリセット値の適用によりどのパラメータに変更があったかを一目瞭然に知ることができることに加え、プロジェクタの扱いに不慣れな者であっても、プリセット値の意味を容易に理解することができる。なお、コメント表示をするか否かをユーザで選択できるようにすることも可能である。
以上述べた実施形態では、メニュー画面51で「Picture」を選択した場合を例に挙げたが、「Setting」を選択した場合も、同様の原理に従って各パラメータを表示させることができる。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示したブロック図である。 メニュー画面からプリセットを実行する場合のプリセット値表示の手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を示したフローチャートである。 プリセットキーでプリセットを実行する場合のプリセット値表示の手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を示したフローチャートである。 他の実施形態によるプリセット値表示の例である。 従来のプロジェクタにおけるプリセット値表示の手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。 同手順を説明する画面図である。
符号の説明
13 画像形成素子
14 投影レンズ
15 スクリーン
16 信号処理部
17 マイクロコンピュータ
18 メモリ
19 操作部
19a メニューキー
19d プリセットキー
22 リモコン
22a メニューキー
22d プリセットキー
51 メインメニュー画面
52 ピクチャ画面(第1のウィンドウ)
53 プリセット画面
54 サブウィンドウ(第2のウィンドウ)
61 プリセット画面
62 一覧ウィンドウ(第3のウィンドウ)

Claims (4)

  1. 映像に応じた複数のパラメータが予めメモリにプリセットされており、操作部で所定の操作を行うことにより、前記パラメータをスクリーン上に表示する機能を備え、前記操作部は、スクリーン上にメニュー画面を表示するためのメニューキーと、スクリーン上にプリセット画面を表示するためのプリセットキーとを有するプロジェクタにおいて、
    前記操作部でメニューキーが操作された場合は、前記メニュー画面中の画質に関する項目が選択され、プリセットに関する項目が選択され、かつ、前記パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、当該映像に関する画質パラメータのプリセット値が表示された第1のウィンドウと、この第1のウィンドウに表示されていないパラメータのプリセット値が表示された第2のウィンドウとをスクリーン上に並べて表示し、
    前記操作部でプリセットキーが操作された場合は、前記プリセット画面において、前記パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、当該映像に関する画質パラメータおよび画質以外のパラメータの各プリセット値が一覧表示された第3のウィンドウをスクリーン上に表示することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 映像に応じた複数のパラメータが予めメモリにプリセットされており、操作部で所定の操作を行うことにより、前記パラメータをスクリーン上に表示する機能を備えたプロジェクタにおいて、
    前記スクリーン上でパラメータに関する所定項目が選択され、プリセットに関する項目が選択され、かつ、前記パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、前記所定項目についてのパラメータのプリセット値が表示された第1のウィンドウと、この第1のウィンドウに表示されていないパラメータのプリセット値が表示された第2のウィンドウとをスクリーン上に並べて表示することを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記操作部は、スクリーン上にメニュー画面を表示するためのメニューキーと、スクリーン上にプリセット画面を表示するためのプリセットキーとを有し、
    前記操作部でメニューキーが操作された場合は、前記各項目の選択に基づいて、前記第1のウィンドウと第2のウィンドウとをスクリーン上に並べて表示し、
    前記操作部でプリセットキーが操作された場合は、前記プリセット画面において、前記パラメータのプリセット値が適用される映像に関する項目が選択されたことに基づいて、前記所定項目についてのパラメータのプリセット値および前記所定項目以外の項目についてのパラメータのプリセット値が一覧表示された第3のウィンドウをスクリーン上に表示することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
    前記プリセット値の適用によって変更されたパラメータの表示態様を、変更のないパラメータの表示態様と異ならせたことを特徴とするプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010015425A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Canon Inc 表示制御装置、表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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