JP2007178584A - 楽曲データ配信方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の使用目的に応じて適切に構成された楽曲データを配信することを可能とする楽曲データ配信装置および方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る楽曲データ配信方法は、配信対象となっている複数の楽曲の曲目を利用者の端末に表示させ、配信すべき楽曲の選択を促す第1段階と、前記第1段階で選択された楽曲の各パートを前記端末に表示させ、配信すべきパートの選択を促す第2段階と、前記配信対象となっている複数の楽曲データを予め格納する記憶部から、前記第2段階で選択されたパートに該当するデータを読み出す第3段階と、前記第3段階で読み出された各パートのデータを1つの楽曲データに合成して圧縮する第4段階と、前記第4段階で圧縮された楽曲データを利用者の端末に宛てて送信する第5段階とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲データ配信方法及び装置に関し、特に、利用者が指定したパートを選択的に合成して1つの楽曲データとして配信するための技術に関する。
オーディオデータの圧縮技術が一般的に利用されるようになり、圧縮されたオーディオデータをインターネット上で配信するサービスが行われている。このようなオーディオデータの配信サービスとして、MP3フォーマットで圧縮されたデータを配信するサービスが知られている(特許文献1参照)。
また、配信条件の分析結果に応じた配信形態で曲データを配信する技術(特許文献2参照)も知られている。
特開2002−108354号公報 特開2005−107065号公報
しかしながら、上述の従来技術によれば、MP3フォーマットのオーディオデータは、左右2パート分のデータしかなく、選択可能なパート数が限られているため、多くのパートを含むカラオケデータを配信するには適していないという問題があった。
また、既存のマルチチャンネルフォーマットは、トラック数と音声品質(ビットレート)が固定されているため、利用者は、各トラックに割り当てられたパートを自由に選択することができないという問題があった。
このような不都合を解決する方法の一つとして、全てのパートを別々に送信する方法が考えられるが、この方法によれば、送信すべきデータ量が膨大になるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、利用者の使用目的に応じて構成された楽曲データを効率的に配信することを可能とする楽曲データ配信装置および方法を提供することを目的とする。
本発明に係る楽曲データ配信方法は、利用者の通信端末からの指示に基づき、記憶部に格納された楽曲データを検索する第1段階と、前記第1段階で検索された楽曲データの各パートを前記通信端末に表示させ、該通信端末に配信すべきパートの選択を促す第2段階と、前記記憶部から、前記第2段階で選択されたパートに対応するデータを読み出す第3段階と、前記第3段階で読み出された各パートに対応するデータを1つの楽曲データに合成して圧縮する第4段階と、前記第4段階で得られた楽曲データを前記通信端末に宛てて送信する第5段階とを含む。
この構成によれば、利用者が選択したパートに対応するデータを用いて1つの楽曲データが合成されて配信される。従って、利用者の使用目的に応じて適切に構成された楽曲データを効率的に配信することが可能となる。
上記楽曲データ配信方法において、例えば、前記第2段階では、前記配信すべき楽曲データのパートと該パートが割り当てられるべきトラックとを対応づけるためのマトリックス状に配列された複数のチェックボックスを表示させてもよい。
上記楽曲データ配信方法において、例えば、前記第3段階では、前記記憶部から読み出されたデータをトラック毎に合成して圧縮してもよい。
上記楽曲データ配信方法において、例えば、前記第2段階では、前記配信すべき楽曲データのパートと該パートが割り当てられるべきチャンネルとを対応づけるためのマトリックス状に配列された複数のチェックボックスを表示させてもよい。
上記楽曲データ配信方法において、例えば、前記第3段階では、前記記憶部から読み出されたデータをチャンネル毎に合成して圧縮してもよい。
上記楽曲データ配信方法において、例えば、前記第3段階では、前記記憶部から楽曲データとしてMIDIデータを読み出し、該MIDIデータを音源に入力して波形データを生成してもよい。
本発明に係る楽曲データ配信装置は、配信対象の楽曲データを格納する記憶部と、前記記憶部に格納された楽曲データの中から、配信すべきパートに対応するデータを選択する選択部と、前記選択部により選択されたデータを1つの楽曲データに合成して圧縮するデータ処理部と、前記データ処理部により得られた楽曲データを、所定の通信回線を介して利用者の通信端末に宛てて送信する送信部とを備える。
上記楽曲データ配信装置において、例えば、前記記憶部に記憶されたデータはMIDIデータであり、前記記憶部からMIDIデータを入力して波形データを生成する音源を更に備えてもよい。
本発明によれば、利用者の使用目的に応じて構成された楽曲データを効率的に配信することが可能になる。
[第1実施形態]
先ず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に、本発明の第1実施形態に係る楽曲データ配信装置の適用例を示す。同図において、符号110は、配信対象とされる楽曲の各パートを録音するためのレコーディングシステムを示す。この例では、レコーディングシステム110は、ボーカル、ピアノ、ギター、ドラムの合計4つのパートを録音し、各パートのデータ121A,121B,121C,121Dをそれぞれ生成する。本実施形態では、上記各パートのデータ121A,121B,121C,121Dはオーディオデータであるものとする。ただし、レコーディング対象が電子楽器である場合には、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データ等、他の形式のデータであってもよい。
符号120は、本実施形態に係る楽曲データ配信装置が構築されたサーバーを示す。このサーバー120は、配信対象の楽曲データを格納する記憶部121と、配信すべき楽曲のパートを選択するデータ選択部122と、選択された各パートのデータを1つの楽曲データ124に合成圧縮するデータ変換処理部123と、楽曲データ124を送信する送信部125とから構成される。また、このサーバー120には、楽曲データ配信サービスショップのホームページが開設されている。
符号130はインターネット等の通信回線を示し、符号140は利用者の通信端末を示す。通信端末140は通信回線130を介してサーバー120に接続される。
次に、本実施形態の動作(楽曲データ配信方法)を説明する。
先ず、事前に、レコーディング専門のエンジニアがレコーディングシステム110によってレコーディングを行い、配信対象となる楽曲の全パートのデータ121A〜121Dを作成しておく。この際、レコーディング専門のエンジニアは、最適な編集や調整を行うと共に、楽器のガイダンス機能を支援するためのガイダンス音声データの付加や、ナビゲーションデータの追加等を行う。レコーディングシステム110によって得られた各パートの楽曲データは記憶装置121に格納される。
上述のように、配信対象の楽曲データが記憶装置121に格納された状態で、利用者が、サーバー120に開設された楽曲データ配信サービスショップのホームページを通信端末140からアクセスし、所望する楽曲データの検索を指示する。
この指示に基づき、サーバー120は、記憶装置121に格納された楽曲データを検索し、その中に利用者が所望する楽曲データが存在するかどうかを判別する。所望する楽曲データが存在すると、サーバー120は、図2に示す入力フォームからなる購入画面を通信端末140の表示部に表示させ、後述するように、この通信端末140に配信すべき楽曲データに関する各種の情報の入力を促す。
ここで、図2に示すように、購入画面左上の領域200には、上述の検索された楽曲に関する情報として、「曲名」、「ジャンル」、「作詞者」、「作曲者」、「演奏時間」、「データの種類」などの情報が表示される。また、購入画面右上の領域には、「オプション選択」のためのチェックボックスとして、「電子ピアノ用のデータ」、「電子ギター用のデータ」、「音声ガイダンス」、「光ナビゲーション用データ付加」を選択するためのチェックボックス210が設けられている。
また、この購入画面の中段には、上述の検索された楽曲データの各パート(ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム等)が表示され、その配信すべき楽曲データのパートと、このパートが割り当てられるべきトラックとを対応づけるための複数のチェックボックス220がマトリックス状に配列されている。このチェックボックス220をチェックすることにより、トラック1〜5の各トラックに割り当てられるパートを選択することが可能になっている。このように、上述の検索された楽曲の各パートを通信端末140に表示させ、この通信端末に配信すべき楽曲データのパートの選択を促す。
この例では、トラック1にはボーカルのパートのみが割り当てられ、トラック2にはギターのパートにみが割り当てられ、トラック3にはその他のベースとキーボードとドラムの各パートが割り当てられているので、カラオケ用またはギターの練習用の楽曲データとして使用することができる。即ち、トラック2とトラック3のみを再生すれば、ボーカルのパートを除く他のパートが発音されるので、カラオケ用のデータとして利用することができる。また、トラック1とトラック3のみを再生すれば、ギターを除く他のパートが発音されるので、ギターの練習用のデータとして利用することができる。
また、上述のチェックボックス220の右下には、各トラックに割り当てられたパートの圧縮データの品質を指定するためのチェックボックス230と、各トラックに割り当てられたパートの再生機器の種類「ステレオ/モノラル」を選択するためのチェックボックス240とが配置されている。
更に、この購入画面の下段には、上記チェックボックス220,230,240のチェック結果に基づいて決定される情報として、楽曲データの「総データサイズ」および「価格(税込み)」を表示する表示領域250が設けられている。
更にまた、その下側には、後述する「試聴」のアイコンと、「購入へ進む」のアイコンと、「キャンセル」のアイコンが配置されている。
利用者は、上述の図2に示す購入画面に設けられたチェックボックスを選択的にチェックすることで、自分の好みに応じて楽曲データの内容を指定することができる。例えば、チェックボックス210をチェックすることにより、配信すべきデータのフォーマットを指定し、チェックボックス220をチェックすることにより、使用目的(カラオケ、ギターの練習など)に応じて各トラックに割り当てられるパートを選択し、チェックボックス240をチェックすることにより、再生機器の種類を選択することができる。
続いて、利用者が「試聴」のアイコンをクリックし、検索された楽曲データの試聴を要求する。この要求を受けて、サーバー120は、試聴用の楽曲データを通信端末140に送信し、利用者の試聴に供する。その試聴の結果、利用者が購入を決意して「購入へ進む」のアイコンをクリックすると、上述のチェックの結果が通信端末140から通信回線130を介してサーバー120に送信される。
サーバー120は、通信端末140から上述のチェックボックスのチェック結果を受信すると、そのチェック内容に基づき、データサイズ、価格の見積もり、利用者の入力情報に矛盾がないかどうかを確認し、その購入に関する確認情報を通信端末140の表示部に表示させる。利用者は、通信端末140の表示部に表示された確認情報から、自分が購入しようとしている商品の内容に誤りがないかどうかを確認する。利用者は、その内容に誤りがなければ、その内容を承認する旨の通知を行い、誤りがあれば訂正入力する。
サーバー120は、通信端末140から、確認情報を承認した旨の通知を受け取ると、続いて、課金請求に関する入力フォーム(氏名、住所、支払い方法などの入力画面)を通信端末140に表示させ、その入力を促す。利用者が、上記課金請求に関する入力フォームに必要な情報を入力し、通信端末140からサーバー120に返送すると、サーバー120は、その情報の内容に不備がないかどうかを確認する。もし、不備があれば、サーバー120は再入力を促す画面を通信端末140に表示させる。
サーバー120は、上記課金請求に関する入力フォームの情報に不備がなければ、前述のチェックボックスのチェック内容に基づき、データ選択部122により、上記の入力フォーム上で利用者が選択したパートに対応するデータ(即ち配信すべきパートに対応するデータ)を、記憶装置121に格納された楽曲データの中から選択的に読み出す。そして、選択されて読み出された各パートに対応するデータを、データ変換処理部123によりトラック毎に合成して圧縮し、1つの楽曲データ124を作成する。送信部125は、楽曲データ124を、所定の通信回線130を介して利用者の通信端末140に宛てて送信する。
利用者の通信端末140は、サーバー120から楽曲データ124を受信して記憶部(図示なし)に格納する。利用者は、この楽曲データ124を外部の再生装置に取り込み、これを再生して鑑賞する。
以上で第1実施形態を説明した。
[第2実施形態]
次に、上述の図2を援用すると共に図3および図4を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態は、基本的には上述の第1実施形態と同様であるが、MIDIデータと波形データの両方のデータをデータベースとして備え、これらのデータから所望の楽曲データを合成するように構成される。
なお、この実施形態では、上述の図2に示す購入画面において、トラック1〜5は、チャンネル1〜5に置き換えられる。
図3に、本発明の第2実施形態に係る楽曲データ配信装置が構築されたサーバー300の概略的構成を示す。同図において、符号311は、MIDIデータのデータベースを示し、符号312は、オーディオデータである波形データのデータベースを示し、符号313は、付加データ等のデータベースを示す。これらデータベース311〜313は、記憶装置310に格納されている。
本実施形態では、データベース311に格納されたMIDIデータは、電子楽器のパートをレコーディングして得られたMIDI形式のデータであり、データベース312に格納された波形データは、ボーカルやドラムなど、電子楽器以外のパートをレコーディングして得られたオーディオデータであり、データベース313に格納された付加データは、電子楽器が備える演奏ガイダンス機能を支援するためのデータであるものとする。
符号320は、データベース311に格納されたMIDIデータを入力し、このMIDIデータから波形データを生成するための音源を示す。
符号331,332は、音源320によって生成された波形データを示し、符号333,334は、データベース312から読み出された波形データを示し、符号335は、データベース313から読み出された付加データを示す。これら波形データ331〜334および付加データ335は、1つの楽曲データを構成するデータとなる。
符号340は、上述の波形データ331と波形データ333とを1つの波形データに合成する合成処理部を示す。この合成処理部340によって合成された波形データはチャンネル1(Ch1)に割り当てられ、上述の波形データ332,334,335はチャンネル2,3,4(Ch2,Ch3,Ch4)にそれぞれ割り当てられる。符号360は、上述の各チャンネル1〜4に割り当てられた波形データを圧縮処理して圧縮音声ファイルである楽曲データ370を生成する圧縮処理部である。符号380は、上述の楽曲データ370を後述の利用者の通信端末400に宛てて送信する送信部である。
また、このサーバー300には、楽曲データ配信サービスショップのホームページが開設されている。
図4に、利用者の通信端末400の構成を示す。この通信端末400は、インターネットなどの通信回線(図示なし)を介して上述の図3に示すサーバー300と接続される。図4において、符号410は、上述の送信部380から送信された楽曲データ370を受信する受信部を示す。符号430は、受信された楽曲データ370を伸張処理してチャンネル1〜4の各波形データを生成する伸張処理部を示す。
符号451,452,453,454は、各チャンネルの音量(即ち波形データの振幅)を調整するための音量調整部(ボリューム)を示す。符号460は、上述の音量調整部451〜454によって音量が調整された波形データを1つの楽曲データに合成する合成処理部を示す。符号470,480は、上述の合成処理部460によって合成された楽曲データによる楽音を放音するためのヘッドホンおよびスピーカを示す。
次に、本実施形態の動作(楽曲データ配信方法)を説明する。
本実施形態でも、事前にレコーディングを行い、MIDIデータのデータベース311と波形データのデータベース312を作成して記憶装置310に格納しておく。
先ず、配信対象の楽曲データが記憶装置310に格納された状態で、利用者が、サーバー300に開設された楽曲データ配信サービスショップのホームページを通信端末400からアクセスし、所望する楽曲データの検索を指示する。この指示に基づき、サーバー300は、記憶装置310に格納されたデータベース311およびデータベース312を検索し、その中に利用者が所望する楽曲データが存在するかどうかを判別する。
所望する楽曲データが存在すると、サーバー300は、前述の図2に示す入力フォームからなる購入画面を通信端末400の表示部に表示させ、所望する楽曲データの内容に関する各種の情報の入力を促す。この後の上述の購入画面上での入力を促してから課金請求に関する入力フォームの内容を確認するまでの動作は、上述の第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
サーバー300は、上述の課金請求に関する入力フォームの情報に不備がなければ、前述の図2に示す購入画面におけるチェックボックスのチェック内容に基づき、該当する楽曲の各パートのデータを記憶装置310に格納された各データベースから選択的に読み出す。図3に示す例では、データベース311から該当するパートのMIDIデータを読み出し、このMIDIデータから音源320により波形データ331,332を生成する。また、データベース312からは他のパートの波形データ333,334を読み出す。更に、データベース313から、ガイダンス機能を支援するための付加データ335を読み出す。
そして、記憶部310から読み出した各データをチャンネル毎に合成して圧縮し、1つの楽曲データ370を作成する。サーバー300は、この楽曲データ370を、通信回線(図示なし)を介して利用者の通信端末400に送信する。
一方、通信端末400の受信部410は、楽曲データ370を受信し、伸張処理部430は、受信された楽曲データ370を伸張してチャンネル1〜4の各波形データを生成する。音量調整部451〜454は、各チャンネルの波形データの振幅を調整することにより、各チャンネルの音量を調整する。合成処理部460は、振幅が調整された各チャンネルの波形データを合成して1つの楽曲として再生し、その楽音をヘッドホン470又はスピーカ480から放音する。
上述の各実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
楽曲データを受信した通信端末の利用者は、その楽曲データを再生装置により再生することにより音楽を鑑賞することができると共に、各楽器のパートの音量を調整することによりカラオケとして利用することができる。
また、ガイダンス機能を備えた楽器に内蔵された再生装置を利用することで、利用者は、楽曲データに付加されたナビゲーション音声に従って楽器の練習を行うことが可能になる。あるいは、楽器の鍵盤に光によるガイダンスを表示させるガイダンスデータを使用することにより、楽器の演奏を容易に行うことも可能になる。
また、本実施形態によれば、利用者は、従来のCD等として販売されていた楽曲を構成する各パートのうち、自分でボーカルパートや楽器パートを演奏しようとする場合、そのパートのみを含まない楽曲データを入手することが可能になる。この場合、利用者は、自分が演奏しようとするパート以外のパートの楽音を、CD等として販売されているオリジナルの楽曲と全く同じにすることも可能になる。
以上、本実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形することが可能である。
例えば、上述の第1実施形態では、通信回線3を介して楽曲データDGを利用者の通信端末4に送信するものとしたが、楽曲データDGを記録媒体に格納して物理的な輸送手段を用いて利用者に配送するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、通信端末の利用者がサーバー側に格納された楽曲データを検索するものとしたが、この検索の意味は最も広義に解釈される。即ち、本発明において、検索は、複数の楽曲データの中から特定の楽曲データ(検索対象の楽曲データ)を選択することを含む。従って、例えば、階層化されたメニューを辿って所望の楽曲データを特定する場合も含まれる。
本発明の第1実施形態に係る楽曲データ配信装置が構築されたサーバーの構成を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係る楽曲データ配信の過程で利用者の通信端末に表示される入力フォーム(利用者が楽曲データの内容を指定する場合の入力フォーム)の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る楽曲データ配信装置が構築されたサーバーの構成を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る利用者の通信端末の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
110;レコーディングシステム、120;サーバー、121;記憶装置、122;データ選択部、123;データ変換処理部、124;楽曲データ、125;送信部、130;通信回線、140;通信端末、300;サーバー、320;音源、340;合成処理部、360;圧縮処理部、370;楽曲データ、380;送信部、400;通信端末、410;受信部、430;伸張処理部、451〜454;音量調整部(ボリューム)、460;合成処理部。

Claims (8)

  1. 利用者の通信端末からの指示に基づき、記憶部に格納された楽曲データを検索する第1段階と、
    前記第1段階で検索された楽曲データの各パートを前記通信端末に表示させ、該通信端末に配信すべきパートの選択を促す第2段階と、
    前記記憶部から、前記第2段階で選択されたパートに対応するデータを読み出す第3段階と、
    前記第3段階で読み出された各パートに対応するデータを1つの楽曲データに合成して圧縮する第4段階と、
    前記第4段階で得られた楽曲データを前記通信端末に宛てて送信する第5段階と
    を含む楽曲データ配信方法。
  2. 前記第2段階では、前記配信すべき楽曲データのパートと該パートが割り当てられるべきトラックとを対応づけるためのマトリックス状に配列された複数のチェックボックスを表示させることを特徴とする請求項1記載の楽曲データ配信方法。
  3. 前記第3段階では、前記記憶部から読み出されたデータをトラック毎に合成して圧縮することを特徴とする請求項2記載の楽曲データ配信方法。
  4. 前記第2段階では、前記配信すべき楽曲データのパートと該パートが割り当てられるべきチャンネルとを対応づけるためのマトリックス状に配列された複数のチェックボックスを表示させることを特徴とする請求項1記載の楽曲データ配信方法。
  5. 前記第3段階では、前記記憶部から読み出されたデータをチャンネル毎に合成して圧縮することを特徴とする請求項4記載の楽曲データ配信方法。
  6. 前記第3段階では、前記記憶部から楽曲データとしてMIDIデータを読み出し、該MIDIデータを音源に入力して波形データを生成することを特徴とする請求項1、4、5の何れか1項記載の楽曲データ配信方法。
  7. 配信対象の楽曲データを格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納された楽曲データの中から、配信すべきパートに対応するデータを選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたデータを1つの楽曲データに合成して圧縮するデータ処理部と、
    前記データ処理部により得られた楽曲データを、所定の通信回線を介して利用者の通信端末に宛てて送信する送信部と
    を備えた楽曲データ配信装置。
  8. 前記記憶部に記憶されたデータはMIDIデータであり、
    前記記憶部からMIDIデータを入力して波形データを生成する音源を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の楽曲データ配信装置。

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