JP2007178575A - 光ケーブル - Google Patents

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Hajime Tamura
源 田村
Yoshihisa Okabe
圭寿 岡部
Hiroshi Nagai
博 永井
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Abstract

【課題】 本発明は光ケーブルを曲げた時、曲げやすさの方向依存性が生じず、布設作業を容易に行なうことができ、外径寸法を細くできるとともに、外被被覆加工時の段取り作業時間の短縮や、外被除去処理作業が容易で、可撓性の良好な光ケーブルを得るにある。
【解決手段】 少なくとも1枚以上の光ファイバテープと、この光ファイバテープの外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設しで光ケーブルを構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ケーブルに関する。
従来の光ケーブルは外力が加わっても光ファイバ心線に光損失の増加が生じないように、光ファイバ心線の外周部を緩衝材で覆うとともに、該緩衝材の外周部を対向する部位に配置した2本の線状の抗張力体を内部に埋設した外被で覆っていた。
このため、光ケーブルを曲げた時、曲げやすさの方向依存性が生じて、布設作業に支障をきたすことがあるという欠点があった。
また、所定の引っ張りに対する抗張力を得るためには、材料に依存した断面積が必要で、綿状の断面が円であれば必要な外径が決まり、外被内に収めるためには外被厚を抗張力体の外径よりも厚くする必要があり、外被厚を薄くすることが困難で、外径が大きな光ケーブルになるという欠点があった。
さらに、所定の抗張力を得るために、複数本の抗張力体を外被内に収納しなければならず、外被被覆加工の段取り作業時間が多くかかり、コスト高になるとともに、布設時の外被除去処理が抗張力体の数が多くなればなる程、あるいは太くなればなる程難しくなるという欠点があった。
特開2001−42182
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、光ケーブルを曲げた時、曲げやすさの方向依存性が生じず、布設作業を容易に行なうことができ、外径寸法を細くできるとともに、外被被覆加工時の段取り作業時間の短縮や、外被除去処理作業が容易で、可撓性の良好な光ケーブルを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は少なくとも1枚以上の光ファイバテープと、この光ファイバテープの外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設しで光ケーブルを構成している。
本発明は少なくとも1本以上の光ファイバ心線と、この光ファイバ心線の外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設しで光ケーブルを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)少なくとも1枚以上の光ファイバテープと、この光ファイバテープの外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設したので構成されているので、少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体で所定の引っ張りに対する抗張力を得ることができるとともに、線状の抗張力体に比べ、外径寸法を細くでき、かつ、外被収縮による伝送損失増加を防止することができる。
したがって、光ケーブルの小型コンパクト化を図ることができる。
(2)前記(1)によって、帯状の抗張力体を用いているので、曲げた時、曲げやすさの方向依存性が生ずることなく、可撓性が良好で、容易に布設作業を行なうことができる。
(3)前記(1)によって、抗張力体が従来の線状のものに比べ薄くなり、外被除去処理の作業が容易にできるとともに、外被被覆加工が容易で、該外被被覆加工時の段取り作業時間を減らして、コストの低減を図ることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態より、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図3に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の光ケーブルで、この光ケーブル1は少なくとも1枚以上、本発明の実施の形態では光ファイバ心線2が4本並列されたものを4枚積み重ねた光ファイバテープ3、3、3、3と、この光ファイバテープ3、3、3、3の外周部を覆うように設けられた緩衝材4と、この緩衝材4の外周部を覆う外被5と、この外被5内に帯状の金属板で形成されたものを両側部が突き合わされる筒状にして埋設された抗張力体6とで構成されている。
上記構成の光ケーブル1は外被5内に金属材を筒状にした抗張力体6を埋設しているので、十分な引っ張り力に対する抗張力を得ることができるとともに、曲げに対する方向依存性がなく、可撓性が良好になる。
なお、前記抗張力体6にはあらかじめ接着剤が塗布されているものを使用しても良い。このような接着剤が塗布された抗張力体6を用いることにより、従来、外被と抗張力体との密着が悪いと、外被にかかった外力が外被材料のみに印加し、外被が大きく伸縮し、内部の光ファイバ心線の引きずられて伸縮して伝送損失が悪化するのを防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図4ないし図19に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図4ないし図6に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、多数本の金属線7を織り込んで帯状に形成した抗張力体6Aを外被5に埋設した点で、このような抗張力体6Aを用いて構成した光ケーブル1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果も得られる。
なお、本発明の実施の形態では多数本の金属線7を織り込んで帯状に形成した抗張力体6Aを用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、多数本の金属線を並列させたり、撚り合せたりして帯状に形成した抗張力体を用いても良い。また、前記抗張力体6Aにはあらかじめ接着剤が塗布されているものを使用しても良い。
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の有機系繊維あるいはガラス繊維等の無機系繊維を織り込んで帯状に形成した抗張力体6Bを外被5に埋設した点で、このような抗張力体6Bを用いて構成した光ケーブル1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態ではアラミド繊維やポリアリレート繊維等の有機系繊維あるいはガラス繊維等の無機系繊維を織り込んで帯状に形成した抗張力体6Bを用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の有機系繊維あるいはガラス繊維等の無機系繊維を並列させたり、撚り合せたりして帯状に形成した抗張力体を用いても良い。また、前記抗張力体6Bにはあらかじめ接着剤が塗布されているものを使用しても良い。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、有機系繊維あるいは無機系繊維を織り込んで筒状にしたものに樹脂8を塗布して硬化させて形成した抗張力体6Cを外被5に埋設した点で、このような抗張力体6Cを用いて構成した光ケーブル1Cにしても、前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施の形態では有機系繊維あるいは無機系繊維を織り込んで筒状に形成した抗張力体6Cを用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、有機系繊維あるいは無機系繊維を並列させたり、撚り合せたりして筒状に形成した抗張力体を用いても良い。また、前記抗張力体6Cにはあらかじめ接着剤が塗布されているものを使用しても良い。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、少なくとも2枚以上、本発明を実施するための形態では4枚の帯状の抗張力体6D、6D、6D、6Dを外被5に等間隔で位置するように埋設した点で、このように形成された抗張力体6D、6D、6D、6Dを用いて構成した光ケーブル1Dにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明を実施する形態では前記本発明を実施するための第2、第3、第4の形態で使用した抗張力体6A、6B、6Cを小幅寸法にしたものを用いても同様な作用効果が得られる。
図16および図17に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、光ファイバ心線2の外周部を抗張力繊維9で覆った点で、このように構成した光ケーブル1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図18および図19に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第5の形態と主に異なる点は、光ファイバ心線2の外周部を抗張力繊維9で覆った点で、このように構成した光ケーブル1Fにしても、前記本発明を実施するための第5の形態と同様な作用効果が得られる。
前記本発明を実施するための第6、第7の形態では光ファイバ心線2の外周部に抗張力繊維9を配置したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、光ファイバ心線2の外周部が空間あるいは緩衝材で覆ったものを用いてもよい。
また、前記本発明を実施するための各形態では緩衝材を用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、緩衝材を用いないものを実施しても良い。
さらに、本発明は帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体として、紙、プラスチックを用いても良い。
本発明は光ケーブルを製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の一部破断斜視図。 図1の2−2線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の抗張力体の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の一部破断斜視図。 図4の5−5線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第2の形態の抗張力体の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の一部破断斜視図。 図7の8−8線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の抗張力体の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の一部破断斜視図。 図10の11−11線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の抗張力体の説明図。 本発明を実施するための第5の形態の一部破断斜視図。 図13の14−14線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第5の形態の抗張力体の説明図。 本発明を実施するための第6の形態の一部破断斜視図。 図16の17−17線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第7の形態の一部破断斜視図。 図18の19−19線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:光ケーブル、
2:光ファイバ心線、 3:光ファイバテープ、
4:緩衝材、 5:外被、
6、6A、6B、6C、6D:抗張力体、
7:金属線、 8:樹脂、
9:抗張力繊維。

Claims (4)

  1. 少なくとも1枚以上の光ファイバテープと、この光ファイバテープの外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設したことを特徴とする光ケーブル。
  2. 少なくとも1本以上の光ファイバ心線と、この光ファイバ心線の外周部を緩衝材を介してあるいは緩衝材なしで覆う外被とを備える光ケーブルにおいて、前記外被内に少なくとも1枚以上の帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体を埋設したことを特徴とする光ケーブル。
  3. 帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体は紙、プラスチック、金属板、多数本の金属線を織り込んだり、並列させたり、撚り合せたりしたもの、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の有機系あるいはガラス繊維等の無機系繊維を織り込んだり、並列させたり、撚り合せたりしたもの、この有機系あるいは無機系繊維を織り込んだり、並列させたり、撚り合せたりしたものを樹脂材で硬化させたもののいずれかであることを特徴とする請求項1、2いずれかに記載の光ケーブル。
  4. 帯状の抗張力体あるいは筒状の抗張力体には接着剤があらかじめ塗布されていることを特徴とする請求項3記載の光ケーブル。





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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010128168A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル

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