JP2007176155A5

JP2007176155A5 -

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Publication number: JP2007176155A5
Application number: JP2006310355A
Authority: JP
Filing date: 2006-11-16
Publication date: 2013-02-07
Anticipated expiration: 2026-11-16

Description

図４を参照すると、磁化領域が示されている。磁性領域１０９の線形アレイは板またはシート１０４上に示されている。各磁性領域はシート１０４に接触しているダイ１０５および１０６の形状に対応した形状の内部磁性構造体を有している。この領域の磁化は、図４に示された双極磁化器または図５および図６に示された単極磁化器のいずれかにより行なわれ得る。磁化器１０１のＮ極シュー（ｓｈｏｅ）１０２およびＳ極シュー１０３は、非磁化柔軟材料１０４のシートに沿ってＸＹ座標上を、かつ、上下に移動できる。別法として、シート１０４は磁石のシュー間を移動してもよい。この実施形態においては、柔軟材料１０４とシュー１０２および１０３との間に相対的な運動が必要となる。別法として、シート１０４が瞬間的に停止し、ダイ１０５および１０６がシート１０４に対して軽く押圧され、約１秒後に除去される往復ホットスタンプ加工の様な形で、磁極が機能することもできる。造形されたダイ１０５および１０６は柔らかい磁性材料から作製される。ダイ１０６は、図３のダイ３２ａおよび３２ｂと同様の形でダイ１０５の鏡像とされている。ダイはシューに装着され、シュー１０２および１０３の間の距離の調整により、柔軟な磁石と接触させられ得る。板１０４の磁化の処理において、ダイを備えたシューは磁化されることが必要な場所に板に沿って移動し、ダイを備えたシューは板１０４を介して互いと密に接触させられる。磁化器１０１のパワーはダイ間に磁界を生成するように入れられる。生成された磁界は、板の表面に垂直な磁化方向において領域１０７内で板１０４を磁化する。このような単一の磁化処理の典型的な時間はほぼ１秒間である。磁化領域１０７の形状はダイの形状を有している。特定の領域の磁化の完了後、シューは広がり離れて、板の他の位置に移動し、磁化領域１０９間に非磁化区域１０８を残す。ほとんどの場合、ダイは板と接触する浮き出し構造体、すなわち、数字「２０」を有している。ダイの彫り込まれた領域は、磁界の発生源と板の間により近い、または、より遠い距離をもたらす。このことは、板を介した傾きのある磁界を使用する磁化の生成を可能にする。

図５を参照すると、一連の支援電磁石２０１および２０２が電源装置２０３および２０４ならびにコンピュータ２０５への回路に接続されており、コンピュータ２０５は板２０６に沿った磁石の位置決めおよびスイッチの入り切りをもたらす。造形されたダイ２０６および２０７は磁石２０１の底部および磁石２０２の頂部に装着されている。磁石２０１および２０２は、各自の軸が一致して板２０３の両面に整列されている。磁石は板２０５に沿ってＸ−Ｙ座標上を移動する。磁化が必要とする場所において、両磁石は、両磁石が板２０５の厚さのみによって隔てられるほどに近く、互いに向かって近寄る。通電され、磁石は、板の選択的領域を１秒間で磁化する磁界を発生する。この処理の完了の後、磁化領域２０８を残して磁石は別の位置に移動する。

Claims

ａ）磁化可能材料のモノリシック・シートまたはブロックを用意するステップと、
ｂ）画像、ロゴ、または証印の形態の外部表面を有する造形された磁化用ダイを用意するステップと、
ｃ）前記磁化可能材料の前記シートまたはブロックの表面に隣接して前記造形された磁化用ダイの前記外部表面を配置するステップと、
ｄ）前記磁化可能材料の前記シートまたはブロック内に前記画像、ロゴ、または証印に対応する形態の磁石を形成するために前記造形された磁化用ダイを介して磁界を印加するステップと、を含み、
前記造形された磁化用ダイの外部表面から発出する磁界は、前記画像、ロゴ、または証印の形態であり強度および方向が実質的に均一である、
磁性印刷版を形成する方法。
前記ステップｃ）は前記造形された磁化用ダイの外部表面を前記磁化用材料の前記シートまたはブロックの前記表面と接触させるステップを含む請求項１に記載の方法。
前記造形された磁化用ダイの前記外部表面は非平面であり、および、前記ステップｃ）は前記非平面の外部表面の最外部分を前記磁化可能材料の前記シートまたはブロックの前記表面と接触させるステップを含む請求項２に記載の方法。
前記磁化可能材料の前記シートまたはブロック内に形成された前記磁石が、前記画像、ロゴ、または証印に対応する形態の磁界をもたらす請求項１に記載の方法。
前記磁化可能材料の前記シートまたはブロック内に形成された前記磁石が、前記画像、ロゴ、または証印に対応する形態で、基板上に磁界整列可能なフレークを整列させる磁界をもたらす請求項４に記載の方法。
同じ方向に整列された磁力線を有する磁化シートを用意するステップと、
画像、ロゴ、または証印を画定する非平面外部金属表面を有する造形された磁化用ダイを用意するステップと、
前記非平面外部金属表面の最外部分を前記磁化シートの領域に接触させる一方、前記領域内の磁界を変化させるために前記造形された磁化用ダイを介して、および、前記磁化シートの前記領域内に磁界を印加するステップと、を含み、
前記非平面外部金属表面から発出する磁界は、前記画像、ロゴ、または証印の形態であり強度および方向が実質的に均一であり、前記領域は、前記画像、ロゴ、または証印に対応する形態の磁石として形成されるものである、
柔軟な磁性印刷版を形成する方法。
前記ステップｂ）は、前記画像、ロゴ、または証印の鏡像の形態の外部表面を有する第２の造形された磁化用ダイを用意するステップを含み、前記ステップｃ）は、同時に、前記第２の造形された磁化用ダイを前記磁化可能材料の前記シートまたはブロックの反対側表面と接触させるステップを含む請求項２に記載の方法。
前記造形された磁化用ダイの外部表面から発出する磁界は、前記磁化用材料の前記シートまたはブロックの前記表面に対して実質的に垂直な方向である請求項１に記載の方法。
前記造形された磁化用ダイは、柔らかい磁性材料からなる請求項１に記載の方法。
前記磁化可能材料の前記シートまたはブロックを前記造形された磁化用ダイに対して相対的に移動させ、その後前記ステップ（ｃ）および（ｄ）を繰り返すステップをさらに含む請求項１に記載の方法。