JP2007175994A - プリフォーム、プリフォームから形成される容器及びプリフォームの圧縮成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】PETボトルのキャップを外すことなく、金型番号などを識別できる容器及び容器の圧縮成形機を提供すること。
【解決手段】PETボトルの容器本体2の前駆体としてのプリフォーム5を圧縮成形機により形成し、圧縮成形機のキャビティー型の内壁部に形成した刻印によってプリフォームの外側底部に刻印を形成することによって、容器本体2の底部6に金型番号7及びキャビティー型番号8の刻印を形成し、容器本体2の底部6の中心点Cを含む部分に亘って、容器本体2の製造番号7,8を形成するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、飲料などの容器であって、プリフォーム及び容器本体部にプリフォームを成形した型などの番号が刻印される、プリフォーム、プリフォームから形成される容器及びプリフォームの圧縮成形機に関する。
図6は、従来の飲料の容器51の容器本体52と容器本体52の口頸部53に装着されたキャップ54を示す。容器本体52は、射出成形機又は圧縮成形機によって前成形体としてのプリフォーム(図3のプリフォーム5を参照)を形成し、プリフォームをブロー成形することによって、容器本体52が形成される。
図7は、射出成形機の金型の複数あるキャビティー型55の1つを示し、キャビティー型55の上部には、ネックハーフ56が配設され、これらのキャビティー型55及びネックハーフ56によって形成された空間(孔)58にコア57が差し込まれている。コア57と、孔58の内壁との間には、容器本体52のプリフォームの形状に対応する隙間(キャビティー)が形成されている。キャビティー型55の底部には射出成形機の噴出口と連通する入射口59が形成され、射出成形機からPETなどの溶融樹脂60が射出されて、プリフォームが形成される。
飲料を充填したPETボトルなど(以下、たんにPETボトルとする)は、内容物の漏洩などの問題が発生することがある。PETボトルはプリフォームをブロー成形して形成されるので、プリフォームに原因があるときは、どのプリフォームの金型でどのキャビティー型で成形したものが特定する必要がある。図8に示すように、一般にプリフォームの金型番号61やキャビティー型番号62(以下、これらを総称して製造番号61,62ともいう)は、ブロー成形で延伸されない容器本体52の口頸部53に刻印されている。
特開平8−119283号公報 特開平11−227734号公報
上述したように、製造番号61,62は容器51の完成後では、口頸部53にキャップ54が被せられているのでキャップ54の内側に隠れてしまい、製造番号61,62はキャップ54を外さないと見えない。
特定の製造番号61,62が刻印されているプリフォームで成形されたPETボトル(容器本体)のみに漏洩などが発生する場合でも、容器本体52にキャップ54が被せられているので、飲料が充填済みの全てのPETボトルのキャップを外して、同じ製造番号の容器本体52を捜しだす必要があり、手間がかかると同時に、容器51のキャップ54を外した問題のないPETボトルも、開封済みとなり商品として販売ができなくなる。
なお、特許文献1のようにブロー成形時に、容器本体の底部に刻印を形成するものがあるが、ブロー成形時に製造番号が刻印されるので、ブロー成形時のブロー金型の番号が分かってもプリフォーム成形時におけるプリフォームの金型の番号やキャビティー型の番号を知ることができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、プリフォーム時におけるプリフォームの金型等の製造番号が容易に認識できるプリフォーム、プリフォームから形成される容器及びプリフォームの圧縮成形機を提供することを目的とする。
本発明のプリフォームから形成される容器は、上記目的を達成するために、容器本体の前成形体であって一端側に開口を有する口頸部と他端側に底部を有するブロー成形部とを備えたプリフォームが形成された後に、前記プリフォームがブロー成形によって前記容器本体に形成され、該容器本体に刻印が記されている容器本体とキャップとを備えた容器において、前記プリフォームを圧縮成形機により形成し、圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成することによって前記ブロー成形部の底部に刻印を形成し、前記ブロー成形によって前記容器本体の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を判読可能に保持するようにした。
本発明のプリフォームは、容器本体の前成形体であって、一端側に開口を有する口頸部と他端側に底部を有するブロー成形部とを備え、ブロー成形によって前記容器本体が形成されるプリフォームにおいて、前記前成形体を形成する圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成することによって前記ブロー成形部の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を形成するようにした。
本発明のプリフォームの圧縮成形機は、キャビティー型に溶融樹脂を供給してコアによって溶融樹脂を圧縮して容器本体の前成形体であるプリフォームを形成するプリフォームの圧縮成形機において、前記プリフォームの底部に対応するキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成し、前記圧縮成形機の前記コアによる前記溶融樹脂の圧縮によって前記プリフォームの外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に前記刻印を形成した成形金型を備えるようにした。
該プリフォームの圧縮成形機に備えられる成形金型は、前記キャビティー型に前記刻印を形成した入れ子を配設し、該入れ子によって前記プリフォームの底部に前記刻印を形成することができる。
本発明のプリフォームから形成される容器は、プリフォームを圧縮成形機により形成し、圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に例えば、キャビティー型に関する番号や前記圧縮成形機の号機番号などのプリフォーム情報に関する認識可能な刻印を形成することによってブロー成形部の底部に刻印を形成し、ブロー成形によって容器本体の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を判読可能に保持するようにしたので、従来のように容器のキャップを外すことなく、容器本体からプリフォームが形成されたプリフォームのキャビティー型の識別ができるようになり、特定のプリフォームのキャビティー型による不具合品が生じても、全ての容器のキャップを外す必要が解消されるようになった。
本発明のプリフォームは、容器本体の前成形体を形成する圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に例えばキャビティー型の番号や前記圧縮成形機の号機番号などの認識可能な刻印を形成することによって、ブロー成形部の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を形成するようにしたので、容器本体の製造過程で従来のようにプリフォームや容器本体の口頸部が装置の支持部で隠されていても、底部を見ればすぐにそれらの製造番号を認識することができる。また、容器の製造後にキャップを外すことなく、容器本体を製造したキャビティー型の識別が可能になった。また、底中心部は、ブロー成形時、膨らむ量が少なく、刻印の変形が少ないため、ブロー成形後の容器本体底からプリフォームに関する情報を判読可能に保持することができる。
本発明のプリフォームの圧縮成形機は、プリフォームの底部に対応するキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を形成し、圧縮成形機のコアによる溶融樹脂の圧縮によって前記プリフォームの外側底部の中心点又は中心点を挟む領域に前記刻印を形成するようにしたので、容器の製造後にキャップを外すことなく、容器本体を製造したキャビティー型の識別が可能になった。
以下、本発明の実施の形態の発明のプリフォーム、プリフォームから形成される容器及びプリフォームの圧縮成形機について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる容器の正面図、図2は容器の底面図を示す。
容器1は、容器本体2と容器本体2の口頸部3に取付けられているキャップ4から構成されている。容器本体2の底部6の中心点Cには、02で示すプリフォームの金型番号7と20で示すプリフォームのキャビティー型番号8(以下、これらを総称して製造番号7,8ともいう)が刻印されている。また、中心Cより外れた位置には、B20で示すブロー金型番号33が刻印されている。これらの製造番号7,8は、底部6の中心点C又は底部の中心部であって中心点Cを挟む領域内に亘って形成され、底部6の外表面側に形成されている。
図3のAは容器本体2のブロー成形前の前成形体としてのプリフォーム5の正面図(断面図)、図3のBは底面図である。
プリフォーム5は、圧縮成形機によって形成され、上部には容器本体2の口頸部3となる部分である口頸部3aが形成され、口頸部3aの下部にはプリフォーム5の径方向外側に突出する環状フランジ23が形成され、環状フランジ23の下部には胴部9が設けられている。胴部9は、ブロー成形時に膨張できるように肉厚に形成されている。
プリフォーム5の底部6aには、プリフォーム5がブロー成形された後の製造番号7,8となる金型番号7a及びキャビティー型番号8a(以下、これらを総称して製造番号7a,8aともいう)が刻印されている。これらの製造番号7a,8aは、底部6aの中心点cを含む領域又は底部6aの中心部の中心点cを挟むようにして底部6aの外表面側に形成されている。
次に、図4のA〜図4のDを用いて、底部6aに刻印を形成したプリフォーム5の圧縮成形機による成形方法について説明する。
圧縮成形機の金型10は、例えば、特開2003−159739に示されているように、同心円上に並べられた複数のキャビティー型11が設けられ、図4のAは、その同心円上に並べられたキャビティー型11のうちの1つを示している。キャビティー型11には、その中心部に上下方向に貫通する縦孔を形成し、縦孔の下部には縦孔を閉塞し、キャビティー型11の一部を形成する入れ子13を嵌入してキャビティー型11内に有底の内孔14を形成している。断面が凸形状の入れ子には、内孔14の下面に位置させて図5に示す刻印20が形成されている。
なお、刻印20は、容器本体2の底部6に刻まれた製造番号7,8を形成するもので、金型番号7は複数台あるうちの圧縮成形機の金型10の1つを識別するものであり、キャビティー型番号8は金型10に複数設けられているキャビティー型11の個々を識別するものである。例えば、圧縮成形機の金型10が10台ある場合に01〜10などの番号を付すことができる。同様にキャビティー型番号8について、1つの金型10にキャビティー型11が50個設けられている場合は、01〜50などの番号を付すことができる。したがって、本実施の形態のキャビティー型番号が図2のBに示すように20である場合は、その後に連続するキャビティー型の番号が21,22,23と連続番号で後に続くようにし、キャビティー型11を個々に特定している。
本実施の形態では、キャビティー型11(又は入れ子13)の刻印20がキャビティー型11の内孔14の外方側へ突出するように、入れ子13に凹溝状に形成され、刻印20の位置は、容器1の底部6に対応する部分である中心点c’を、金型用刻印31aとキャビティー型用刻印31bとが挟むようにして配置されている。ここで、刻印の凹溝線幅は、0.23mm、深さは0.2mmである。なお、文字を形成する凹溝の幅(線幅)に対する凹溝の深さ(プリフォームでは刻印線の高さ)を0.9倍以下にすると、ブロー成形時に金型や公知の延伸ロッド等で字線が押しつぶされ、判読できなくなるおそれがなくなり好ましい。
キャビティー型11の上には、前出の特開2003−159739に例示されているように、キャビティー型11とは別途の円軌道上を回転し、キャビティー型11とは上下方向に1接点を共通にする搬送装置のドロップ供給部材15が、瞬間的に上下位置に配置されるように構成されている。
キャビティー型11の直上には、主として容器1の口頸部3を形成するネックハーフ16が配設され、ネックハーフ16はキャビティー型11の円軌道上を移動することができる。ネックハーフ16の内部には、縦方向へ延びる貫通孔17が形成され、貫通孔17の上下方向における中間位置には水平面を有する段差部19が形成されている。
ネックハーフ16の上部には、キャビティー型11の軌道上を移動できるコア18が配設され、コア18の中間位置には段部22が形成されている。ネックハーフ16及びコア18は、キャビティー型11の軌道上を移動しながら上下動できるように構成されている。
図4のAに示すように、搬送装置のドロップ供給部材15がキャビティー型11とネックハーフ16の間に入り込み、互いの軌道の接線となる同一軌道点上に移動したときに、図4のBに示すように、ドロップ供給部材15からキャビティー型11の内孔14にドロップ21が供給され、その後ドロップ供給部材15が、キャビティー型11の軌道上から離れる。次いで、ネックハーフ16が下降してキャビティー型11の上に配設され、その後コア18が図4のCに示すように下降して、ネックハーフ16の貫通孔17と内孔14内に差し込まれて隙間が形成され、ドロップ21がネックハーフ16側の隙間を充填する。図4のDに示すように、コア18の段部22とネックハーフ16の段差部19が当接することによって、ドロップ21がコア18に圧縮されてプリフォーム5が形成される。
上述したように、入れ子13の内孔14を形成する部分には、刻印20が形成されているので、プリフォーム5の底部には図3のBに示すように、金型用刻印31aとキャビティー型用刻印31bが形成される。
プリフォーム5は、次行程におけるブロー成形によって、プリフォーム5の口頸部3よりもほぼ下部が膨張され、膨張された部分の肉厚が薄くなる。したがって、プリフォーム5の底部6aに相当する部分が容器本体2の底部6を形成するが、プリフォーム5の底部6aの中心は他の部分に比較して延び率が小さく、また、底部6aの中央部の肉厚が厚くプリフォーム5に形成された刻印20は、容器本体2に判読可能に残される。ここで、入れ子13に文字を刻印する範囲を中心C‘より半径6mm以内に収めると、底部をより薄肉化する際、特に2段ブロー成形時による底部薄肉化の際(特開平09−118322、特開2003−103607)に、文字が広げられる部分を最小限に抑えられるので、判読できなくなるおそれが少なくなり好ましい。
なお、複数あるキャビティー型11は、全てが同じ構造であるので図示する1つのキャビティー型11を例示して説明したが、他のキャビティー型11は、入れ子13の刻印20の番号のみが異なるだけで、他の構成は同じであるので、説明を省略する。ブロー金型番号33は、公知の方法でブロー金型内に刻印を設け、プリフォーム5をブロー成形する際に底部へ転写する。
このように、本実施の形態では、キャビティー型11の底部6a、すなわち容器本体2の底部6の外側に金型番号7,7a及びキャビティー型番号8,8aを形成したので、容器1の飲料などの漏洩があった場合は、容器1の底部6の製造番号7,8を見ることによって、どの金型10の何番目のキャビティー型11に不具合があったのが、直ちに知ることができる。よって、従来のようにわざわざ全ての容器1のキャップ4を外す手間がなく、製造番号7,8を確認して不具合のない容器1の飲料を開封することなく、飲料が無駄とならない。
なお、コア18の先端部に刻印を設けて圧縮成形機によりプリフォームの内側に刻印を形成することも考えられるが、底部面積が狭く、プリフォーム外面側よりもブロー成形によって樹脂の膨張する割合が大きくなり、文字を判読できなくなるおそれがあるため、また、透明度の低い内容液を容器1に充填した際に容器内方からの透明光が遮られて読みにくくなるため、本実施の形態のようにプリフォーム5の外側に形成する方がよい。また、図7に示すように、射出成形機は、キャビティー型の底部に樹脂材料の入射口59があるため、プリフォームの外側底部に、製造番号などの刻印を形成することができない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、勿論、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、圧縮成形機の金型10のキャビティー型11に入れ子13を嵌入し、入れ子13に刻印20を形成したが、入れ子13を省略して一体型のキャビティー型を用いて、キャビティー型の内孔に刻印20を形成してもよい。なお、キャビティー型11の入れ子13を用いた方が、深穴のキャビティー型底部に刻印加工を施すより容易であり、また、複雑なキャビティー型11の形状を容易にする効果がある。
さらにまた、刻印を入れ子13に凹溝状でなく凸リブ状に形成し、プリフォームに溝状に文字を転写してもよい。また、プリフォーム底部6aは半球状に限らず、平らな頂面であってもよい。
また、上記実施の形態では、容器本体2の材料をPETとしたが、材料は樹脂材料であって圧縮成形機により形成され、底部に肉厚を有するものであれば、他の樹脂材料にも適用が可能である。
さらに、圧縮成形機本体も、成形金型以外は実施形態に限らず、例えばWO2005/007378に記載のドロップ搬送供給形態をとってもよい。
本発明の実施の形態による容器の正面図である。 図1の容器の底部を示す底面図である。 図1の容器のブロー成形前のプリフォームであって、Aはプリフォームの断面図、Bは底面図である。 図3のAに示すプリフォームの圧縮成形機による成形方法を示し、Aは、搬送手段のドロップ供給部材からキャビティー型にドロップを供給する直前の状態の断面図、Bはキャビティー型にドロップを供給した状態の断面図、Cはネックハーフがキャビティー型上に連結され、コアがそれらの貫通孔及び内孔に差し込まれている状態の断面図、Dはドロップを圧縮している状態の断面図である。 図4の各図に示す入れ子の刻印の平面図である。 従来の容器の正面図である。 従来の容器本体のプリフォームを射出成形機によって形成しようとする状態の断面図である。 図6の容器の容器本体の口頸部の拡大正面図である。
符号の説明
1 容器
2 容器本体
3,3a 口頸部
5 プリフォーム
6,6a 底部
7,7a 金型番号
8,8a キャビティー型番号
9 ブロー金型番号
11 キャビティー型
13 入れ子
14 内孔
16 ネックハーフ
18 コア
31a,31b 刻印

Claims (4)

  1. 容器本体の前成形体であって一端側に開口を有する口頸部と他端側に底部を有するブロー成形部とを備えたプリフォームが形成された後に、前記プリフォームがブロー成形によって前記容器本体に形成され、該容器本体に刻印が記されている容器本体とキャップとを備えた容器において、
    前記プリフォームを圧縮成形機により形成し、圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成することによって前記ブロー成形部の底部に刻印を形成し、前記ブロー成形によって前記容器本体の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を判読可能に保持するようにしたことを特徴とするプリフォームから形成される容器。
  2. 容器本体の前成形体であって、一端側に開口を有する口頸部と他端側に底部を有するブロー成形部とを備え、ブロー成形によって前記容器本体が形成されるプリフォームにおいて、
    前記前成形体を形成する圧縮成形機のキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成することによって前記ブロー成形部の外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に刻印を形成するようにしたことを特徴とするプリフォーム。
  3. キャビティー型に溶融樹脂を供給してコアによって溶融樹脂を圧縮して容器本体の前成形体であるプリフォームを形成するプリフォームの圧縮成形機において、
    前記プリフォームの底部に対応するキャビティー型の底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域にプリフォームの情報に関する認識可能な刻印を形成し、前記圧縮成形機の前記コアによる前記溶融樹脂の圧縮によって前記プリフォームの外側底部の中心点又は中心部における前記中心点を挟む領域に前記刻印を形成した成形金型を備えることを特徴とするプリフォームの圧縮成形機。
  4. 前記キャビティー型に前記刻印を形成した入れ子を配設し、該入れ子によって前記プリフォームの底部に前記刻印を形成した成形金型を備えることを特徴とする請求項3に記載のプリフォームの圧縮成形機。
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