JP2007175611A - シュレッダー - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチが不意にONの位置に入るのを防止でき、予定していない紙の破砕を確実に防ぐことが可能なシュレッダーを提供する。
【解決手段】本発明は、カッターを停止状態と駆動状態とに切り換えるスイッチ5を備えたシュレッダーであって、このスイッチ5は、カッターを停止状態にするOff位置、及び駆動状態にするAuot,Rev位置へスライドするスライド部材9と、スライド部材9をOff位置に保持する保持機構と、スライド部材9に設けられ、保持機構による保持状態を解除する解除ボタン11とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、カッターを停止状態と駆動状態とに切り換えるスイッチ5を備えたシュレッダーであって、このスイッチ5は、カッターを停止状態にするOff位置、及び駆動状態にするAuot,Rev位置へスライドするスライド部材9と、スライド部材9をOff位置に保持する保持機構と、スライド部材9に設けられ、保持機構による保持状態を解除する解除ボタン11とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、紙片、硬質材料片などの被破砕物を破砕するシュレッダーに関する。
近年、個人情報保護の観点から、シュレッダーは広く普及し、業務用のみならず、家庭においても広く普及している。そのようなシュレッダーとしては、例えば特許文献1に示すようなものがある。
特開平10−118513号公報
ところで、通常のシュレッダーは、スイッチがONの位置に入ると、カッターが回転し始め、即座に破砕可能な状態となる。したがって、スイッチが不意にONの状態になると、予定外の紙等を破砕してしまうことがある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、スイッチが不意にONの位置に入るのを防止でき、予定していない紙の破砕を確実に防ぐことが可能なシュレッダーを提供することを目的とする。
本発明は、カッターを停止状態と駆動状態とに切り換えるスイッチを備えたシュレッダーであって、上記問題を解決するためになされたものであり、前記スイッチは、前記カッターを停止状態にする停止位置、及び駆動状態にする駆動位置へスライドするスライド部材と、前記スライド部材を前記停止位置に保持する保持機構と、前記保持機構による保持状態を解除する解除ボタンとを備えている。
この構成によれば、保持機構によりスライド部材は停止位置に保持される。そして、この状態からカッターを駆動状態にするには、解除ボタンを押圧してスライド部材の保持を解除するように構成されている。つまり、解除ボタンを押圧しない限りは、スライド部材が停止位置から駆動位置にスライドしないようになっている。そのため、スライド部材が不意に駆動位置にスライドするのを防止することができ、その結果、予定していない被破砕物が破砕されるのを確実に防止することができる。ここでいう駆動状態とは、実際にカッターが駆動している状態のみならず、被破砕物を投入すると自動的にカッターが駆動するような準備状態も含む。
また、解除ボタンは、例えばスライド部材に設けることができる。こうすることで、解除ボタンの押圧とスライド部材のスライドとを一つの指の操作で行うことができる。但し、スライド部材以外の部分に配置することができるのは勿論である。
上記シュレッダーにおいて、駆動状態が、被破砕物を投入方向へ順送りする順送り状態と、投入方向とは逆方向へ逆送りする逆送り状態との両方の状態を含み、駆動位置が、被破砕物を順送り状態にする順送り位置と、逆送り状態にする逆送り位置とを備えるように構成することができる。逆送りとは、例えば被破砕物がカッターに詰まった場合に、カッターを逆回転させて詰まった被破砕物をシュレッダーから取り出す場合に用いられる。上記構成によれば、通常用いられる順送り状態及び逆送り状態となる位置に、スライド部材が不意に移動するのを確実に防止することができる。
保持機構は、種々の構成にすることができるが、例えば、解除ボタンに突部を設け、この突部と係止可能な凹部を設けておき、停止位置では、突部と凹部とが係止することでスライド部材のスライドを制限し、解除ボタンの押圧により突部と凹部との係止状態が解除されるように構成することができる。
本発明に係るシュレッダーによれば、スイッチがカッターを駆動する駆動位置に不意に入るのを防止でき、予定外の紙等が破砕されるのを確実に防ぐことができる。
以下、本発明に係るシュレッダーの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るシュレッダーの斜視図、図2は図1のシュレッダーのスイッチ周辺を示した拡大斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るシュレッダーは、紙等の被破砕物を破砕する本体部1と、本体部1で破砕された被破砕物の破砕片を収容する収容部3とで構成されている。収容部3は、上部に開口を有する箱状に形成されており、この開口を塞ぐように本体部1が設置されている。図2に示すように、本体部1の上面には、被破砕物を投入する投入口5が形成されるとともに、シュレッダーを稼働するためのスイッチ7が配置されている。投入口5から投入された被破砕物は、本体部1の内部に配置されたカッターユニット(図示省略)により破砕され、収容部3に落下する。ここで用いられるカッターユニットは、外周面に刃が形成された一対の円筒型のカッターを平行に並べ、各カッターの刃が互いに噛み合うように回転するものである。また、スイッチ7の近傍には、ランプ10が配置されており、カッターが駆動すると点灯するようになっている。
図2に示すように、スイッチ7は、同図の左右方向にスライド可能なスライド部材9を備えており、このスライド部材9が3つのポジション、つまりAuto, Off, 及びRevの位置に選択的に配置される。Autoは被破砕物を投入方向に順送りする通常の破砕を行う際に用いられ、Autoの位置(順送り位置)にスライド部材9を配置しておくと、センサー(図示省略)により投入口5への被破砕物の投入が検知され、カッターが駆動するようになっている。また、Offはカッターを停止状態にする位置(停止位置)であり、Revは被破砕物を投入方向とは逆方向に逆送りする際に用いられる位置(逆送り位置)である。Revを用いるのは、例えば被破砕物がカッター間に詰まったときに、カッターを逆回転させて詰まった被破砕物を投入口5から取り出す場合に用いられる。
また、スライド部材9の中央には、孔23が形成されており、この孔23に解除ボタン11が配置されている。そして、この解除ボタン11を押圧しないかぎり、スライド部材9はOffの位置に保持され、スライドできないようになっている。以下、スライド部材9をOffの位置に保持する保持機構について説明する。図3はスイッチの断面図、図4はスイッチを本体部の裏面から見た分解図である。なお、図4において、シュレッダーの本体部1は、一部のみを切り取って説明している。
まず、スイッチ5の全体構成について説明する。図3(a)に示すように、スイッチ5は、スライド部材9、解除ボタン11、バネ13、及びスイッチ本体15が、この順でシュレッダー本体部1の表面側から裏面側に向かって配置されている。スイッチ本体15は、カッターと電気的に接続されており、スイッチ本体15の突部17がスライドすることで、カッターは上述したAuto, Off, 及びRevの状態を選択的にとり得る。図3(b)は、解除ボタン11を押圧した状態であり、この状態からスライド部材9をスライドさせると、図3(c)に示すように、スライド部材9、解除ボタン11、バネ13、及びスイッチ本体15の突部17は、一体的となってスライドする。
図3及び図4に示すように、本体部1の表面には裏面へと貫通する矩形状の開口19が形成されており、この開口19の周縁にはスライド部材9の裏面から突出する4個の係合部材21が係合しており、これによってスライド部材9は開口19に沿ってスライド可能となっている(以下、スライドする方向をスライド方向Xと称する)。また、本体部1の裏面には、4つの凸状のガイド部材20が設けられており、次に説明する解除ボタン11がスライド方向Xに移動するのをガイドする。
図5は解除ボタンを示す斜視図である。同図に示すように、解除ボタン11は、スライド部材9の孔23に挿通される円筒状のボタン本体25と、このボタン本体25を支持するH型の板状に形成された基部27とを備えている。また、基部27の両側には、二つ折りにされた一対の板バネ29が下方に向けて延びており、各板ばね29において外側を向く面の上端には、後に詳述する突部31が形成されている。そして、基部27の底面においてボタン本体25に一致する位置には、バネ13及びスイッチ本体15の突部17が嵌合する孔33が形成されている。また、解除ボタン11は、バネ13によってスライド部材9側へ付勢されており、図3(a)に示すように、通常は、基部27がシュレッダー本体部1の裏面に当接している。このような構成により、スライド部材9がスライドすると、これと一体となって解除ボタン11及びスイッチ本体の突部がスライドする。その結果、カッターの駆動状態が切り換わる。
次に、保持機構について図4〜図6を参照しつつ説明する。図6は、保持機構の動作説明図である。図4に示すように、シュレッダー本体部1の裏面には、開口19を挟んだ両側に一対の保持片35が形成されている。各保持片35は、略V字形に形成されスライド方向Xに延びている。そして、そのV字形の頂部の下端には、切欠部(凹部)37が形成されている。この切欠部37には、解除ボタン11の板バネ29に形成された突部31が係止可能となっており、図6(a)に示すように、突部31が切欠部37に係止した状態では、解除ボタン11は、スライドできないようになっている。ここで、解除ボタン11とスライド部材9とは一体となって動作するため、スライド部材9も移動できなくなる。このときのスライド部材9は、Offの位置にある。
この状態からスライド部材9を移動可能にするには、バネ13に抗して解除ボタン11を押す必要がある。ボタン本体25を押圧すると、図6(b)に示すように、解除ボタン11の基部27がシュレッダー本体部1の裏面から離間し(図3(b)参照)、板バネ29の突部31と保持片35の切欠部37との係止状態が解除される。この状態を保持したまま、つまり、解除ボタン11を押圧したままにすると、スライド部材9をスライドさせることができる。そして、図6(b)の状態から、同図の右あるいは左にスライド部材9を移動させると、RevまたはAutoの位置に移動し、カッターが駆動する。
スライド部材9を移動後、解除ボタン11の押圧をやめると、解除ボタン11はバネ13による付勢力で、再び基部27がシュレッダー本体部1の裏面に当接する。その状態が図3(c)及び図6(c)に示されている。図6(c)に示すように、保持片35は略V字形であり、スライド方向XにRevまたはAutoの位置にいくにしたがって、板バネ29から離間するような形状になっている。そのため、スイッチ7がRevまたはAutoの位置にある図6(c)の状態では、板バネ29は、保持片35から圧力を受けないようになっている。
この状態からスライド部材9をOffの位置へ向けて移動させると、保持片35と解除ボタン11の基部27との間の隙間が狭くなっていくため、板バネ29は突部31を介して保持片35により両側から押圧されていく。したがって、スライド部材9をOffの位置に戻す際には、抵抗が付与されることになる。これにより、RevまたはAutoからOffの位置へのスライド部材9を移動するにはある程度の力が必要になる。そして、スライド部材9がOffの位置までくると、板バネ29の突部31が保持片35の切欠部37に入り込み、押圧が解除される。その結果、図6(a)の状態に戻る。
以上のように、本実施形態によれば、保持機構によりスライド部材9はOffの位置に保持される。そして、この状態からカッターを駆動状態にするには、解除ボタン11を押圧してスライド部材9の保持を解除するように構成されている。つまり、解除ボタン11を押圧しない限りは、スライド部材9がOffの位置からRevまたはAutoの位置にスライドしないようになっている。そのため、スライド部材9が不意にRevまたはAutoの位置にスライドするのを防止することができ、その結果、予定していない被破砕物が破砕されるのを確実に防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記説明では、カッターの駆動状態を順送り状態と逆送り状態の2種類にしているが、順送り状態のみでもよい。つまり、OnとOffとを切り換えるスイッチに上述した保持機構及び解除ボタンを適用することもできる。また、保持機構は、上述したものに限定されるものではなく、解除ボタンを押さなければスライド部材をOffから移動させることができないような機構であれば、特には限定されない。
また、本発明に係るシュレッダーは、業務用の大型のものから、家庭用の小型のものまで種々のシュレッダーに適用することができる。
1 シュレッダー本体部
5 スイッチ
9 スライド部材
11 解除ボタン
31 突部
37 切欠部(凹部)
5 スイッチ
9 スライド部材
11 解除ボタン
31 突部
37 切欠部(凹部)
Claims (3)
- カッターを停止状態と駆動状態とに切り換えるスイッチを備えたシュレッダーであって、
前記スイッチは、
前記カッターを停止状態にする停止位置、及び駆動状態にする駆動位置へスライドするスライド部材と、
前記スライド部材を前記停止位置に保持する保持機構と、
前記保持機構による保持状態を解除する解除ボタンと
を備えているシュレッダー。 - 前記駆動状態は、被破砕物を投入方向へ順送りする順送り状態と、投入方向とは逆方向へ逆送りする逆送り状態とを含み、
前記駆動位置は、前記順送り状態にする順送り位置と、前記逆送り状態にする逆送り位置とを備えている、請求項1に記載のシュレッダー。 - 前記保持機構は、前記解除ボタンに設けられた突部と係止可能な凹部を備えており、前記停止位置では、前記突部と凹部とが係止することで前記スライド部材のスライドを規制し、前記解除ボタンの押圧により前記突部と凹部との係止状態が解除される、請求項1または2に記載のシュレッダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005376566A JP2007175611A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | シュレッダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005376566A JP2007175611A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | シュレッダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007175611A true JP2007175611A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38301323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005376566A Pending JP2007175611A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | シュレッダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007175611A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011200599A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Terumo Corp | 穿刺針組立体 |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005376566A patent/JP2007175611A/ja active Pending
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JP2011200599A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Terumo Corp | 穿刺針組立体 |
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