JP3130995U - シュレッダー非常停止スイッチ - Google Patents

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崇淵 黄
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Abstract

【課題】シュレッダーは稼働モードにおいて、シュレッダーをただちに停止させ、損害の軽減を図る一種のシュレッダーの提供。
【解決手段】一種のシュレッダー非常停止スイッチであり、シュレッダー上蓋所定の溝に取り付けて、上蓋から露出し、操作モードの切り換えに備える。正回転紙仕込み、停止、及び逆回転紙吐き出し合計三つのスイッチモード位置を設定できる。圧迫素子はスイッチに取り付け、シュレッダー上蓋から露出して、モードきり替えの制御部を構成する。スイッチモード位置の固定部は、シュレッダー上蓋底面前記の固定部の向かい合う位置に設ける。固定部に合わせてスイッチモードを決める固定台を併せて設ける。蓄積されエネルギーにより、前記のスイッチを正回転紙仕込みモード又は逆回転紙吐き出しモードを停止モードに移動する復位部材より構成する。
【選択図】図1

Description

本考案はシュレッダー、特に一種のシュレッダーの稼働を非常停止させ、損害軽減を図るシュレッダー非常停止スイッチ(Emergency Stop swtich, ESS)に関わるものである。
公務上の法関係ファイル、金融関係の領収証、インボイス、クレジットカード番号、研究報告、又はクレジットカードの請求書、電話料金通知書など家族の財務などの資料を不審者に漏洩することを防ぐため、機密性のファイル又は資料をシュレッダーによって寸断する。このため、シュレッダーはビジネス及び家庭生活にとって、欠かせない設備となっている。
通常のシュレッダーの稼動原理は、複数のカッターブレード(cutting blades)にスペーサ(spacers)と組合せて、回転軸(rotary shafts)に穿設した上、モータと歯車装置(motor and gear box)により、当該2本の平行、かつ、向かい合わせて設ける回転刃軸は通過する紙片に対して、剪断力でもって、細い紙切れ状に寸断する。一方、シュレッダーは寸断方式により、長縞式シュレッダー(stripe−cut shredders)と粉砕式シュレッダー(cross−cut shredders)の2種類に分ける。前者は切り込みカッターブレードを整一に回転刀軸に配列し、紙を縦にして長い片状に寸断する。後者のカッターブレードに一つ以上の鉤状の刃を有し、カッターブレードは回転刀軸において、らせん状に配列することにより、紙片は縦方向に長い片状に裁断した後、横方向にチップ(chip)状に粉砕する。
従来のシュレッダーに始動・停止スイッチ(on/off swtich)を有し、該スイッチを指で弾けてシュレッダーを正回転(auto)、停止(off)及び逆回転(reverse)三つの稼働モードに切り換えて使用できる。通常は、利用者がいつでも紙片をシュレッダーに挿入寸断できるように紙仕込み(auto)位置に置く。しかしながら、紙仕込みモードの稼働中に非常状況発生したとき、ただちに稼働を停止し、切り換えスイッチを停止モードに戻さなければならない。ただし、スイッチは停止、紙仕込み、又は紙吐き出し三つの稼働モードが明記されているにも拘らず、非常状況発生したとき気を動転して、スイッチを停止位置に正しく戻すことができない。よって、非常発生時シュレッダーの稼働をただちに停止できないため、人身けがなどの損害はときどき発生する。
シュレッダーは稼働モードにおいて、シュレッダーをただちに停止させ、損害の軽減を図る一種のシュレッダーを提供することを本考案の主な目的とする。
前記の目的を達成するため、本考案のシュレッダー非常停止スイッチはシュレッダー上蓋に備える溝孔に設ける。切り換え操作の便利を図るため、上蓋表面に露出しておく。さらに、正回転紙仕込み、停止、逆回転紙吐き出し、三つモードのスイッチを有する。圧迫素子はスイッチに取り付ける。シュレッダー上蓋に露出しモード切り換えの制御部を有する。スイッチモード位置の固定部をシュレッダー上蓋底面前記の固定部の向かい合う位置に設ける。固定部に合わせてスイッチモードを決める固定台を設ける。蓄積されエネルギーにより、前記のスイッチを正回転紙仕込みモード又は逆回転紙吐き出しモードから停止モードに移動させる復位部材より構成する。スイッチを正回転の紙仕込みモード、又は逆回転の紙吐き出しモードいずれの位置に置き、圧迫素子のシュレッダー上蓋に露出した制御部は圧下により下方に移動し、圧迫素子の固定部は固定台との常時締結位置を離して、復位部材によりスイッチを停止モードの位置に戻す。
請求項1の考案は、シュレッダー上蓋に開けた溝孔に設け、上蓋表面に露出し切り換えに備える一種のシュレッダー非常停止スイッチにおいて、以下の構成要素より構成する、
スイッチ、正回転紙仕込み、停止、及び逆回転紙吐き出し三つのモードを設ける、
圧迫素子、スイッチに取り付ける、シュレッダー上蓋に露出し、スイッチ位置切り換えるための制御部、及びスイッチ位置を固定する固定部を有する、
固定台、シュレッダー上蓋底面前記の固定部の向かい合う位置に設け、固定部と併せてスイッチの位置を固定する、
復位部材、蓄積されたエネルギーを放出し、前記のスイッチを正回転紙仕込み又は逆回転紙吐き出し位置から停止位置に移動させる、
スイッチを正回転の紙仕込みモード、又は逆回転の紙吐き出しモードいずれの位置に置き、圧迫素子はシュレッダー上蓋に露出した制御部の圧下により下方に移動し、圧迫素子の固定部は固定台との常時締結位置を離れて、復位部材によりスイッチを停止モードの位置に戻すことを特徴とするシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項2の考案は、該スイッチの正面に固定塊を露出して設ける、ばねにより圧迫素子底部に備える固定孔に装入し、スイッチの切り換え位置と圧迫素子を同期することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項3の考案は、該圧迫素子の制御部は圧迫素子正面に露出したトグルスイッチを用いることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項4の考案は、該圧迫素子の固定部は両側から外部へ同時に延ばすばね板とばね板に設ける戻り止めキーより構成することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項5の考案は、固定台は略したM字型を形成し、中央平面区域から平面の両側に傾斜率が次第に増加する傾斜面区域と傾斜面の突き当たり場所より逆方向に折り返して壁面区域を形成することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項6の考案は、該復位部材は圧迫素子に対して、常時に圧迫力を掛けるスプリングであり、シュレッダー上蓋底面に、圧迫素子の両側に取り付けることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項7の考案は、停止位置に移動したとき、圧迫素子の固定部に備える戻り止めキーは固定台の中央平面区域で係止めることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
請求項8の考案は、正回転紙仕込み又は逆回転紙吐き出し位置のとき、圧迫素子の戻り止めキーは固定台の壁面区域に締結することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチとしている。
本考案は、シュレッダー稼働中に非常状態発生したとき、スイッチ切り換え方向を考える必要なく、トグルスイッチを下方に圧下することにより、シュレッダーの稼働はただちに停止し、公知技術のシュレッダー起動スイッチの機能を増強し、シュレッダー全体の安全性を向上できる。
図1と図2は、本考案の異なる視角による各構成部品の構造分解図である。概ねとして、本考案の非常停止スイッチは従来のシュレッダーの起動スイッチと同じく、シュレッダーの上蓋に開けられた溝孔11に取り付け、上蓋1表面より露出しモード切り替えの便利を提供する。さらに、従来の起動スイッチに圧迫素子2を追加する。スイッチ3中央部に露出した固定塊31は圧縮ばね4により、圧迫素子2底部中央場所に開けた固定孔23に装入し、スイッチ3の稼働モード(すなわち、紙仕込みモードと紙吐き出しモード)と停止モード間の切り替えは、圧迫素子2の移動により実現する。圧迫素子2正面の上方の突起状円柱体のトグルスイッチ21は上蓋1に備える溝孔11を通した後、化粧蓋板(cap)5と併せてシュレッダー上蓋に結合する。圧迫素子2両側の中央場所より外側にV形ばね板22を設け、ばね板22の中央場所に戻り止めキー221を設ける。図2に示す通り、圧迫素子2の所在位置に合わせて、シュレッダー上蓋1底面の圧迫素子2両側に捩りばね6を設け、圧迫素子2を常時に圧迫しておく。
図3に示す通り、シュレッダー上蓋1底面に備える溝孔11の両側は圧迫素子2の所在位置に合わせて固定台12を設け、該固定台12の中央部に平面121区域を設け、平面121の両側は傾斜度が次第に増加する傾斜面122を設け、傾斜面122の突き当たり場所は逆方向に屈折して壁面123を形成し、おおむねM字型を形成する。
スイッチ3は図3に示す通り停止(off)モードに置き、圧迫素子2両側のばね板22の戻り止めキー221により、M字型固定台12の平面121に係止めて、圧迫素子22両側は捩りばね6の圧迫力を受ける。一方、トグルスイッチ21により圧迫素子2を矢印P方向に移動すると、スイッチ3は正回転(auto)紙仕込み(auto)モード又逆回転(reverse)紙吐き出しモードに切り換えられる。引き続き図4を参照する。このとき、戻り止めキー21はM字型固定台12の傾斜面122に移動し、戻り止めキー221が所在するばね板22の傾斜度が次第に増加し、圧迫は引き続き受ける。戻り止めキー221は傾斜面122の区域からM字型固定台12の壁面123に移動したとき、ばね板22は戻り止めキー221を離れて壁面123に締結することにより、スイッチ3をそのモードに固定し、紙仕込み又は紙吐き出しの実行に備える。特に、前記のスイッチ3を切り換えるとき、スイッチ3の移動に従い、圧迫素子2によって常時に圧迫された捩りばね6の圧力は引き続き増加し、スイッチ3を停止(off)位置に戻す力量を蓄積する。
非常事態発生しただちに稼働を停止するとき、指または手のひらをシュレッダー上蓋に備えるトグルスイッチ21を押すことにより、圧迫素子2は圧力を受けて下方に移動し、図5の矢印方向Fに示す通り、圧迫素子2は圧迫を受けて下方に移動して、戻り止めキー221を壁面123に締結された位置を離して、前記の捩りばね6の回復力量により、スイッチ3を停止(off)モードに移動する。すなわち、図3に示す戻り止めキー221は固定台12平面121の位置に戻る。このとき、シュレッダーの稼働は停止となり、けがの発生又はけがを最小限に抑止する。
本考案第1視角による各構成部品の構造分解図である。 本考案第2視角による各構成部品の構造分解図である。 本考案の停止モードにおける各構成部品の関係位置図である。 本考案の運転モードにおける各構成部品の関係位置図である。 本考案のトグルスイッチを圧下したとき、各構成部品の関係位置図である。
符号の説明
1 シュレッダー上蓋
11 溝孔
12 固定台
121 平面
122 傾斜面
123 壁面
2 圧迫素子
21 トグルスイッチ
22 ばね板
221 戻り止めキー
23 固定孔
3 スイッチ
31 固定塊
4 ばね
5 蓋板
6 捩じりばね

Claims (8)

  1. シュレッダー上蓋に開けた溝孔に設け、上蓋表面に露出し切り換えに備える一種のシュレッダー非常停止スイッチにおいて、以下の構成要素より構成する、
    スイッチ、正回転紙仕込み、停止、及び逆回転紙吐き出し三つのモードを設ける、
    圧迫素子、スイッチに取り付ける、シュレッダー上蓋に露出し、スイッチ位置切り換えるための制御部、及びスイッチ位置を固定する固定部を有する、
    固定台、シュレッダー上蓋底面前記の固定部の向かい合う位置に設け、固定部と併せてスイッチの位置を固定する、
    復位部材、蓄積されたエネルギーを放出し、前記のスイッチを正回転紙仕込み又は逆回転紙吐き出し位置から停止位置に移動させる、
    スイッチを正回転の紙仕込みモード、又は逆回転の紙吐き出しモードいずれの位置に置き、圧迫素子はシュレッダー上蓋に露出した制御部の圧下により下方に移動し、圧迫素子の固定部は固定台との常時締結位置を離れて、復位部材によりスイッチを停止モードの位置に戻すことを特徴とするシュレッダー非常停止スイッチ。
  2. 該スイッチの正面に固定塊を露出して設ける、ばねにより圧迫素子底部に備える固定孔に装入し、スイッチの切り換え位置と圧迫素子を同期することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  3. 該圧迫素子の制御部は圧迫素子正面に露出したトグルスイッチを用いることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  4. 該圧迫素子の固定部は両側から外部へ同時に延ばすばね板とばね板に設ける戻り止めキーより構成することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  5. 固定台は略したM字型を形成し、中央平面区域から平面の両側に傾斜率が次第に増加する傾斜面区域と傾斜面の突き当たり場所より逆方向に折り返して壁面区域を形成することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  6. 該復位部材は圧迫素子に対して、常時に圧迫力を掛けるスプリングであり、シュレッダー上蓋底面に、圧迫素子の両側に取り付けることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  7. 停止位置に移動したとき、圧迫素子の固定部に備える戻り止めキーは固定台の中央平面区域で係止めることを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
  8. 正回転紙仕込み又は逆回転紙吐き出し位置のとき、圧迫素子の戻り止めキーは固定台の壁面区域に締結することを特徴とする請求項1記載のシュレッダー非常停止スイッチ。
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