JP2007175035A - 練製食品加工機の生地押出装置 - Google Patents

練製食品加工機の生地押出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】餅や、おかき等の練製食品の生地を押出螺旋の回転によって押出口から連続的に押出すときは、生地の粘りや、硬さ等によって押出抵抗力が大きく、変動等も著しい。このため、生地の押出量を常に一定に維持し難い。
【解決手段】押出室1の押出螺旋2を回転して、練製食品の生地を押出口3から押出す練製食品加工機において、該押出螺旋2の後端面8に、該螺旋駆動軸6の軸端部7を嵌合させて連結する軸穴10を形成したステンレス製の連結メタル11を設け、この螺旋駆動軸6の軸端部7には、該螺旋後端面8を接当させる軸リブ9を形成した。押出螺旋2の螺旋後端面8の連結メタル11が、螺旋駆動軸6の軸端部7の軸リブ9に接当して、常に一定の連結位置を維持すると共に、この押出螺旋2による生地押出圧力の反力を受けても、これら螺旋駆動軸6の軸受部や、押出螺旋2等を損傷させないようにして円滑に駆動回転する。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として餅や、団子、あん、菓子等の練製食品生地の成形に用いられ、餅切り機や、あん切り機、クッキー成形機等の練製食品加工機の生地押出装置に関するもので、生地の押出を正確に行わせるものである。
螺旋駆動軸に押出螺旋を連結して駆動回転することによって、練製食品生地を押出室の押出口部から押出しながら、この押出口の外側に接近して回転するカッターで一定量に切り落す技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特公昭63−48508号公報(第1頁、図1)。
餅や、おかき等の練製食品の生地を押出螺旋の回転によって押出口から連続的に押出すときは、生地の粘りや、硬さ等によって押出抵抗力が大きく、又、この抵抗力の変動等も著しい。このため、生地の押出量を常に一定に維持し難いものである。特に、この押出螺旋をモータで駆動するとき、軸受部等に大きい圧力が働いて変形したり、押出螺旋部や、これらの表面のテフロン加工等の、摩耗、剥離等の損傷を生じ易い。又、この押出螺旋の駆動をベルト伝動によって無段変速できる形態とすれば、ベルト伝動のスリップを発生し易くなって、生地の押出量を常に一定に維持し難い等の欠陥がある。更には、食品の種類等によって押出速度、乃至押出量は、無段階に、しかも、これらの変速、乃至変更幅等の領域を広く設定できることが要求されるものであるが、該ベルト伝動による形態では、この使用範囲が狭い領域に制限される。
請求項1に記載の発明は、押出室1の押出螺旋2を、インバータ5を介して無段変速可能に電動されるギヤドモータ4により回転して、この押出室1に収容の練製食品の生地を押出口3から押出す練製食品加工機において、該押出螺旋2の後端面8には、該螺旋駆動軸6の軸端部7を嵌合させて連結する軸穴10を形成したステンレス製の連結メタル11を設け、この螺旋駆動軸6の軸端部7には、該螺旋後端面8を接当させる軸リブ9を形成したことを特徴とする生地押出装置の構成とする。
該ギヤドモータ4がインバータ5を介して伝動されることによって、押出螺旋2を伝動回転する。この押出螺旋2の回転によって、押出室1内のに供給生地を押出口3から一定圧に維持して強制的に押し出す。この生地の押出圧は、インバータ5によるギヤドモータ4の回転制御が行われて、生地の硬、軟等の変化に拘らず略一定圧に制御維持されて、生地を強制的に押出して、この押出量を略一定量に維持する。又、この生地の押出量を変更調節するときは、該インバータ5による出力を調節することによって、ギヤドモータ4による押出螺旋2の回転数を無段階に変更して、生地の押出量を小量域から大量域に渡って幅広く、しかも無段階に変更調節することができる。このように、インバータ5を介して電動されるギヤドモータ4によって螺旋駆動軸6を回転して、この駆動軸6に連結する押出螺旋2を、生地押出圧力を一定に維持するように強制駆動する。この螺旋駆動軸6は、この軸端部7が押出螺旋2の回転する押出室1側に突出されていて、この軸端部7に対して押出螺旋2の後端面8のステンレス製の連結メタル11に形成された軸穴10を嵌合することによって連結して連動回転される。このとき押出螺旋2の螺旋後端面8の連結メタル11が、螺旋駆動軸6の軸端部7の軸リブ9に接当して、常に一定の連結位置を維持すると共に、この押出螺旋2による生地押出圧力の反力を受けても、これら螺旋駆動軸6の軸受部や、押出螺旋2等を損傷させないようにして円滑に駆動回転する。
請求項1に記載の発明は、生地を押し出す押出螺旋3を、インバータ4を介して電動されるギヤドモータ4によって駆動回転するものであるから、押出口3から押し出される生地の押出量を、この生地の状態や、粘性のばらつき等の変化に拘らず一定に制御維持することができる。又、このインバータ4の出力調節によって押出圧力を変更して押出量を幅広く、無段階に変更調節することができ、構成、及び調節操作を簡単化すると共に、生地の大きさや、製品等に対する利用範囲を広くすることができる。
しかも、前記押出螺旋2のステンレス製の連結メタル11は、表面をテフロン加工することを要せず、又、押出螺旋2を比較的軟らかいアルミ製、乃至合成樹脂製としても損傷し難くすることが可能であり、押出生地を損傷させない構成とすることができる。又、螺旋駆動軸6の軸端部7の軸リブ9に、この押出螺旋2の螺旋後端面8に設けられた連結メタル11部を接当させて、この押出螺旋2の押出抵抗力を受けるため、この剛性の高い連結メタル11を構成することによって、螺旋駆動軸6の軸受部や、軸穴10部、螺旋後端面8等の摩耗変形等を少なくすることができ、安定した生地の一定押出量を維持させることができる。
図面に基づいて、練製食品加工機は、押出室1内に供給した練製食品の生地を押出螺旋2の回転によって、押出口3から押出しながら、この押出口3の外側縁に沿って回転するカッター15で所定量毎に切断分離するものである。箱型状の機台16と、この機台16上に搭載の伝動ケース17、押出螺旋2を有して上部のホッパー18から供給される生地を押し出す押出ケース19、及び、この押出ケース19の前端押出口3から押し出される生地を所定量毎に切断分離するカッター15等を配置する。機台16内には、該押出螺旋2を連動回転するための電動ギヤドモータ4と、カッター15を連動回転するための電動モータ20、及び一回転毎に定位置で停止する電磁クラッチからなるカッタークラッチ21等を配置している。又、伝動ケース17には、押出螺旋2を駆動するための左右一対の螺旋駆動軸6を軸装して、この螺旋駆動軸6の連動ギヤ22を内装する。又、押出室1には、左右対称状の一対の押出螺旋2が水平、平行状に軸支されて、これら押出螺旋2間の前端中央部には、所定形態の生地押出口3を形成する。
ここにおいて、この発明に係る生地押出装置は、押出室1の押出螺旋2を、インバータ5を介して無段変速可能に電動されるギヤドモータ4により回転して、この押出室1に収容の練製食品の生地を押出口3から押出す練製食品加工機において、該押出螺旋2の後端面8には、該螺旋駆動軸6の軸端部7を嵌合させて連結する軸穴10を形成したステンレス製の連結メタル11を設け、この螺旋駆動軸6の軸端部7には、該螺旋後端面8を接当させる軸リブ9を形成したものである。
該ギヤドモータ4がインバータ5を介して伝動されることによって、押出螺旋2を伝動回転させる。この押出螺旋2の回転によって、押出室1内の供給生地を押出口3から一定圧に維持して強制的に押し出す。この生地の押出圧は、インバータ5によるギヤドモータ4の回転制御が行われて、生地の硬、軟等の変化に拘らず略一定圧に制御維持されて強制的に押して、この押出量を略一定量に維持する。又、この生地の押出量を変更調節するときは、該インバータ5による出力を調節することによって、ギヤドモータ4による押出螺旋2の回転数を無段階に変更して、生地の押出量を小量域から大量域に渡って幅広く、しかも無段階に変更調節することができる。このようにインバータ5を介して電動されるギヤドモータ4によって螺旋駆動軸6を回転して、この駆動軸6に連結する押出螺旋2を、生地押出圧力を一定に維持するように強制駆動する。この螺旋駆動軸6は、この軸端部7が押出螺旋2の回転する押出室1側に突出されていて、この軸端部7に対して押出螺旋2の後端面8の連結メタル11に形成された軸穴10を嵌合することによって連結して連動回転される。このとき押出螺旋2の螺旋後端面8の連結メタル11が、螺旋駆動軸6の軸端部7の軸リブ9に接当して、常に一定の連結位置を維持すると共に、この押出螺旋2による生地押出圧力の反力を受けても、これら螺旋駆動軸6の軸受部や、押出螺旋2等を損傷させないようにして円滑に駆動回転する。
前記ギヤドモータ4は、この機台16の外側壁部に取付けられたインバータケース23内のインバータ5回路を介して電動される。このインバータ5による周波数の変換制御によって、押出螺旋2の押出圧力を設定の一定圧力に維持するように駆動回転する負荷制御が行われる構成としている。このような生地押出圧力の設定値を調節して押出量、乃至押出能率を変えるための押出量調節ダイヤル24を機台16の外側面に設けて、この調節ダイヤル24の回動調節により、インバータ5の周波数変換による出力電圧を調節して、ギヤドモータ4の回転数を変更調節する構成としている。又、この機台16の外側面には、該押出量の調節ダイヤル24を設けると共に、各モータ4、20等の電気回路の電源スイッチ25や、ギヤドモータ4と、カッター15の電動モータ20等をON、OFFするモータスイッチ28、及び、カッター15の電磁クラッチ21を入り、切りするカッタースイッチ26等を配置している。該ギヤドモータ4から上側部の入力軸27との間はチエン29を掛け渡して連動し、この入力軸27から左右一対の螺旋駆動軸6のうち、片側の連動ギヤ22に噛合させ、これら左右一対の螺旋駆動軸6の連動ギヤ22の噛合によって左右対称状に回転するように連動構成としている。
これら左右一対の螺旋駆動軸6は、伝動ケース17に前後一対のベアリング30、31によって軸受される。これら各螺旋駆動軸6の後端部は、伝動ケース17の後壁部32の軸受穴部33を外側から覆うキャップ形態の軸受けメタル34をボルト35締めによって取付け、この軸受メタル34の内側には、凹部を形成して該螺旋駆動軸6の後端面を受けるスラストベアリング36を設け、押出螺旋2の回転による押出力の反力を受ける構成としている。この伝動ケース17には潤滑油としてグリスを用いて潤滑することができ、押出室1側へオイルが滲出しないようにしている。この伝動ケース17の後側には伝動カバー54を設けて、前記ギヤドモータ4からのチエン29連動を覆っている。又、この伝動ケース17の前壁部37の前面側には、各螺旋駆動軸6に対して押出螺旋2が連結されると共に、これらの押出螺旋2を収容する押出ケース19の前端縁を接合させてスタットボルト38に嵌合させて、ナット39で締め付けて着脱可能に構成している。この前壁部37には、各螺旋駆動軸6を軸受する軸受穴部33が形成されていて、前記ベアリング30と、オイルシール40を内装し、適宜の間隔部41を形成して前端部に合成樹脂製の円盤形態の軸受カバープレート42をボルト43締めで着脱可能に取付ける。このカバープレート42は前壁部37面に突出して取付けられる。前記押出ケース19の後壁部52には、この円形状のカバープレート42の嵌合するプレート穴61が形成されていて、押出ケース19を取付けることにより、しかもこれらカバープレート42と穴との嵌合によって、押出ケース19の後壁部52の内側面とカバープレート42面とが略同一面になるか、乃至はカバープレート42面が若干押出室1内側へ膨出するように形成して、この押出室1内の洗浄、清掃の行い易い形態に構成している。これら各螺旋駆動軸6の軸端部7には、該軸受カバープレート42の嵌合する軸穴径よりも大きい径の軸リブ9を形成して、この軸リブ9を該軸受カバープレート42の外側面に重合させている。又、この軸端部7には、押出螺旋2の軸穴10を嵌合させて、この軸穴10の内周部に形成のピン溝45に係合する係合ピン44を設け、この係合ピン44をピン溝45に係合させて押出螺旋2を駆動回転することができる。
これら押出螺旋2の前端部には、螺旋軸46が突出されて、押出ケース19の前端部にボルト47締めで着脱の前部ケース48を取付けて、この前部ケース48の内部に形成の軸受穴53にスリーブ等を介在させて嵌合させて回転自在に支持させる。この前部ケース48の中央部には、前側に押出口3を形成した押出口体49を、取付リング50によって着脱、乃至付替自在に取付ける。これら各押出螺旋2を、硬質性の合成樹脂製、又はアルミ製として成形する場合には、螺旋後端面8にメタル嵌合穴を形成して、この嵌合穴にテフロン加工を必要としないステンレス製等の連結メタル11を嵌合させて、ボルト51締めで取付ける。この連結メタル11の後端面を押出螺旋2部よりも後側へ突出させて、螺旋後端面8として、前記軸リブ9、及び軸受カバープレート42と対面させている。
前記押出口体49は、硬質性の合成樹脂製で成形して、取付リング50の前部ケース48に対する螺合によって取付けられるが、この押出口体49と取付リング50を合成樹脂製で一体構成として、前部ケース48に対して螺合して着脱可能の構成とすることもできる。このような押出口体49に形成される押出口3は、図6のように、餅切り機のように生地の押出と同時に球形状に膨出させる形態Aでは、この押出口3の口径Rを口道長さLよりも大きく形成するが、この生地の押出径を、口径Rと略同径の太さ、乃至この口径よりも細くして長く押出形成する形態Bの場合は、図7のように口径Rを口道長さLよりも小さく形成する。このようにして押出螺旋2の回転によって押し出される生地を略一定の太さの径で押出口3から押し出させる。このとき高圧で押出口3を押し出される生地は、押出口3の口道長さLが長いため、押出口3の前端部から外側へ押し出されたとき急に太径に膨出形成されるような変形を少なくすることができる。この押出口体49における押出口3の配置形態は、単一口(図6)に限らず生地の種類や、成形製品の種類等によって、二個口、三個口(図7)、四個口のように複数個口配置形成する構成とすることもできる。この複数口形態の構成であっても、カッター15の一回転ごとの切断作用は同時に行われる。又、各押出口3の形状も単なる円形断面aに限らず角形断面b形状に形成することもできる。又、このような生地を細長い形態で押し出す成形加工では、カッタースイッチ26をOFFにして前記カッター15の回転を停止し、押出口3の前側にこの押出生地を受けて前側へ送り出すベルトコンベアを別途設置して使用することができる。
前記カッター15は、押出口3の横方向に位置して機台16に支架され、カッター軸55の周りに回転されて、押出口3の前縁を上側から下方へ回動して、この押出口3から押出される生地を所定の太さ、乃至長さに切り落すものである。この押出口3の前側には、この押出口3から押出される生地の接近を検出する近接センサ形態の生地センサ56が設けられて、この生地センサ56が生地の押出量を検出することにより、前記カッター15のクラッチ21を連繋して、カッター15を一回転させて押出生地を所定量に切断する。この押出量を大、小に調節、変更するときは、生地センサ56を押出口3に対して前後に移動調節して、接近、又は離間させることによって行われる。前記モータ20の回転によってクラッチ21を介してカッター軸55がチエン57、58連動されるが、このセンサ56によるスイッチがONすると、クラッチ21が連繋される毎に定位置で停止していたカッター15が一回転されて押し出される生地を切り落す。
電源スイッチ25をONして、モータスイッチ28を押すとインバータ5を介してギヤドモータ4と、モータ20が伝動される。ここでダイヤル24を操作して押出螺旋2による押出量を目標位置に設定すると共に、丸目餅Aを成形する場合や、押出生地を一定の長さに切り落す場合等では、これらの切落太さや、長さ等に応じた目的位置に生地センサ56を前後に移動調節して固定する。そして、加工目的の食品生地をホッパー18に供給すると、前記ギヤドモータ4によって螺旋駆動軸6等の伝動機構を介して駆動される押出螺旋2の回転によって、押出室1内を前端の押出口体47へ向けて押圧され、押出口3から外側へ押し出される。この押出螺旋2における押出抵抗力は、生地の種類や、硬、軟、粘性等によって異なり、又は、生地の押出途中で変化することがあるが、この押出低効力の変化があっも押出回転数はインバータ5の作用によって略一定になるように維持制御される。このため、前記押出口3から押し出される生地の押出速度、乃至押出量は常に略一定に維持される。このようにして押出口3から生地が押し出されて、押出生地量が所定量に達するとると、これを生地センサ56が検出してカッタークラッチ21を入りにして、カッター15を一回転させて押出口3の外縁から切断して分離する。
又、前記のように押出螺旋2による生地押出の反力によって、押出螺旋2は、後側の螺旋駆動軸6に向けて強く押されるが、この圧力は駆動軸6の軸リブ9と押出螺旋2の連結メタル11との間で圧接支持される。従って押出螺旋2が比較的軟らかな材質のアルミ製や、合成樹脂製であっても、これらの連接部が摩耗損傷することを少なくすることができる。又、この生地押出圧力によって生地自体もこの駆動軸側へ押圧されるが、駆動軸6には該軸リブ9の形成によって、軸受カバープレート42に対するこの駆動軸6の嵌合穴間隙部から軸受部の間隔部41側への浸入を防止することができる。そして、この押出生地の圧力を強く受ける軸受カバープレート42を合成樹脂製とすることによって掃除が行いやすく、餅生地のように強く粘り着き易い生地や、硬い生地である場合でも、容易に取り除くことができ、この軸受カバープレート42の交換も簡単、容易にできる。
前記押出口3からの生地の押出速度、乃至押出量を大、小に変更するときは、調節ダイヤル24を操作して、インバータ5の出力を調節することによりギヤドモータ4の出力電圧を調節して、このギヤドモータ4による各押出螺旋2の回転数を調節された設定値に一定に維持制御する。又、生地を紐状Bにして単に押し出すだけの加工形態では、カッタースイッチ26をOFFにして、生地センサ56を押出口3から前方へ移動させて作動域外の位置におくことによって、カッタークラッチ21を入りにできない状態とすることができる。
このようにして作業が終ると、前記押出ケース19の押出室1内を直接に、又は、この押出ケース17等を伝動ケース17から取外して、押出螺旋2や、押出室1内等の洗浄、清掃を行うことができる。このとき押出ケース19を取外すにはスタトボルト38のナット39を解いて行い、前部ケース48はスタットボルト47のナットを解くことによって分解することができる。押出ケース19を伝動ケース17から外すと押出螺旋2の後端部が螺旋駆動軸6の軸端部7から抜き外れる。このためこの軸端部7と嵌合していた連結メタル11の軸穴10内部の洗浄を容易に行うことができる。又、伝動ケース17側の軸端部7や、軸リブ9、及び軸受カバープレート42等が伝動ケース17の前面に露出しているために洗浄が容易である。
次に、主として図8においては、前記伝動ケース17をアルミ鋳造製とするときは前記螺旋駆動軸6の軸受穴部33に、ベアリング30、36、67を嵌合保持する軸受メタル63、64を嵌合させたものである。軸受カバープレート42はこの軸受メタル63のフランジ鍔部65の前面に沿って重合させて、これら重合部をボルト43締めで該伝動ケース17の前壁部37に取付けている。又、後壁部32側の軸受メタル64は、このフランジ部66をボルト35締めでこの後壁部32に取付けて、この軸受メタル64の内縁部と、駆動軸6の軸径段付部との間に内部スラストベアリング67を設け、この軸端部と、軸受メタル64の内部に形成の軸受穴底部との間に外部スラストベアリング36を設ける形態としたものである。
練製食品加工機の電動機構線図。 その側面図。 その平面図。 その一部螺旋駆動軸部の拡大断面図と、その正面図。 その押出螺旋の一部の拡大背面図と、その側断面図。 その押出口体部の側断面図と、その正面図。 その押出口体部の別例を示す側断面図と、その正面図。 一部別例を示す伝動ケース部の平断面図。
符号の説明
1 押出室
2 押出螺旋
3 押出口
4 ギヤドモータ
5 インバータ
6 螺旋駆動軸
7 軸端部
8 螺旋後端面
9 軸リブ
10 軸穴
11 連結メタル

Claims (1)

  1. 押出室(1)の押出螺旋(2)を、インバータ(5)を介して無段変速可能に電動されるギヤドモータ(4)により回転して、この押出室(1)に収容の練製食品の生地を押出口(3)から押出す練製食品加工機において、該押出螺旋(2)の後端面(8)には、該螺旋駆動軸(6)の軸端部(7)を嵌合させて連結する軸穴(10)を形成したステンレス製の連結メタル(11)を設け、この螺旋駆動軸(6)の軸端部(7)には、該螺旋後端面(8)を接当させる軸リブ(9)を形成したことを特徴とする生地押出装置。
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