JP2007174928A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、圃場内の植立穀稈を刈り取って脱穀選別するコンバインに関する。 The present invention relates to a combine for harvesting and selecting threshing planted cereal grains in a field.
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部へ設けて、穀稈を刈取り、後方上部へ移送する刈取機の前部の複数個設けた各引起装置で穀稈は引起しされて、複数個設けた各掻込装置で掻込されながら刈取りされ、刈取り穀稈は後方上部へ移送される。 The harvesting operation of napped cereals with a combine is performed at the front part of the traveling chassis of this combine, and the cereals are caused by a plurality of pulling devices provided at the front part of the reaper that cuts and transports the cereal. Then, it is harvested while being scavenged by each of the plural scoring devices provided, and the harvested cereal meal is transferred to the rear upper part.
前述の如く刈取りされた穀稈は、特開平9−168325号公報で示すように、各掻込装置から右側下部へ設けた補助ラグ式穂先搬送装置の補助ラグ搬送チェンへ所定間隔で設けた補助引継搬送ラグで移送されて、左右側へ設けている。右側の穂先引継搬送装置の駆動掻込体の掻込爪部と、左側の受動掻込体の掻込爪部とにより、引継ぎされて掻込みされ、穂先引継搬送装置のラグ搬送チェンへ所定間隔で装着して設けた引継移送ラグで、穀稈の穂先側が引継ぎされ、又、株元引継搬送装置の引継搬送チェンで、穀稈の株元側が引継ぎされ、この穀稈は後方上部へ移送されて、脱穀処理される。 As shown in Japanese Patent Laid-Open No. 9-168325, the cereals harvested as described above are provided at predetermined intervals to the auxiliary lug conveying chain of the auxiliary lug type tip conveying apparatus provided on the lower right side from each scraping device. It is transported by the take-up transport lug and provided on the left and right sides. It is handed over by the nail part of the drive scraper of the right-hand tip transfer device and the left-hand passive scratch body nail portion, and is taken into the lug transfer chain of the tip transfer device at a predetermined interval. The tip of the cereal is taken over by the take-up transfer lug that is installed and installed, and the stock side of the cereal is taken over by the take-up and transfer chain of the stock take-up and transfer device. And threshing.
本発明のように、一方側条列(右側)の刈取り穀稈の根元側を引継ぎ後方上部への移送は、上下に二分割した右下・右上根元移送装置で移送される。これら右上・右下根元移送装置の上側には、刈取り穀稈の穂先側を引継ぎ後方上部への移送は、穂先移送装置を設けて移送している。又、他方側条列(左側)の刈取り穀稈の根元側を引継ぎ後方上部への移送は、左根元移送装置で移送される。刈取り穀稈の穂先側を引継ぎ後方上部への移送は、供給移送装置を設けて移送している。従来の穀稈移送装置は、本発明のような穀稈移送装置とは、大きく異なる構成であった。
刈取り穀稈は、右側下部の補助ラグ式穂先搬送装置から、右側の穂先引継搬送装置の駆動掻込体と、左側の受動掻込とから、穂先引継搬送装置のラグ搬送チェンの引継移送ラグにより、穀稈の穂先側が引継ぎされて、後方上部へ移送され、又、株元引継搬送装置の引継搬送チェンにより、穀稈の株元側が引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機へ引継ぎされて、脱穀機内を挟持移送中に脱穀される。これにより、穀稈が掻込みされて刈取りされ、この刈取り穀稈が後方上部へ移送され、脱穀機へ供給されるまでの間の構成が複雑である。これをシンプルな構成にしたり、又、複雑であるために、穀稈の移送姿勢のみだれによる穀稈のこぼれ、稈切れ等が発生することがあったが、これらの問題点を解決しようとするものである。 From the auxiliary lug type tip conveying device on the lower right side, the harvested cereal rice bran is driven by the take-up transfer lug of the lag conveying chain of the tip take-up conveying device, from the drive scraper of the right tip taking-up and conveying device and the left side passive bite. The tip side of the grain culm is taken over and transferred to the upper rear part. Also, the stocker side of the cereal grain is taken over by the takeover transport chain of the stock source transfer and transport apparatus, transferred to the upper rear part, and handed over to the threshing machine. Thus, the threshing is carried out while nipping and transferring the inside of the threshing machine. As a result, the structure until the cereal is scraped and cut, the cut cereal is transferred to the rear upper part, and supplied to the threshing machine is complicated. Due to the simple structure and complexity of this, spillage of the cereals due to dripping of the cereals and severance of the cereals may occur, but these problems are to be solved. Is.
上述のような課題を解決するために、この発明は、次のような技術手段を講じる。
このために、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の前方部へ設けて刈り取った穀稈を後方上部へ移送する刈取機(4)は、左右方向一方側の複数の穀稈条列と、左右方向他方側の穀稈条列の引起しをする複数の引起装置(6)と、引起した穀稈を掻込み移送する複数の掻込装置(9a)と、該各掻込装置(9a)の後側であって掻込み移送中の穀稈を刈取りする刈刃装置(5c)と、該刈刃装置(5c)の後方右側であって前記刈取後の左右方向一方側の複数の穀稈条列の株元側を引継いで後方上部へ移送する下側の右下根元移送装置(10b)と、該右下根元移送装置(10b)と一体で上下回動自在な上側の右上根元移送装置(10a)と、左右方向一方側の複数の穀稈条列を刈り取った後の穀稈の穂先側を引継いで後方上部へ移送する平面視略三角形状の穂先移送装置(12)とから構成し、該穂先移送装置(12)を前記右上・右下根元移送装置(10a)、(10b)の上側へ上下回動自在に設け、さらに、前記刈刃装置(5c)の後方左側には、左右方向他方側の複数の穀稈条列を刈り取った後の穀稈の株元側を引継いで後方上部へ移送する上下回動自在な左根元移送装置(11)と、左右方向他方側の複数の穀稈条列を刈り取った後の穀稈の穂先側を引継いで後方上部へ移送する上下回動自在な供給移送装置(14)等とを設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
For this reason, in the invention described in
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台(2)の前方部へ設けて、一方側の条列と、他方側の条列との穀稈を刈取り移送する刈取機(4)の前部側へ設けた複数個の各引起装置(6)で引起ししながら、外側左右両側と、中央部左右両側との各掻込装置(9a)で掻込みしながら、刈刃装置(5c)で刈取りされ、刈取り穀稈の右条列側は、一体で上下回動自在な右上・右下根元移送装置(10a)、(10b)と、平面視略三角形状の穂先移送装置(12)とにより、引継ぎされて後方上部へ移送される。又、刈取り穀稈の左条列側は、上下回動自在な左根元移送装置(11)と、上下回動自在な供給移送装置(14)とにより、引継ぎされて後方上部へ移送される。これら左右両側を移送され、合流した穀稈は、脱穀機へ引継ぎ移送されて脱穀処理される。
Harvesting machine for harvesting napped cereals with a combiner is provided at the front part of the traveling chassis (2) of this combine to harvest and transfer cereals from one side and the other side. While being raised by a plurality of pulling devices (6) provided on the front side of the knives, the cutting blade device (9a) on the outer left and right sides and the center left and
前記の構成の右側は、右上・右下根元移送装置(10a)、(10b)と、穂先移送装置(12)とで後方上部へ移送され、左側は、左根元移送装置(11)と、供給移送装置(14)とで後方上部へ移送されることにより、シンプルな構成であり、良好な移送ができる。 The right side of the above configuration is transferred to the upper rear by the upper right / lower right root transfer devices (10a) and (10b) and the tip transfer device (12), and the left side is supplied with the left root transfer device (11). By being transferred to the rear upper part by the transfer device (14), the structure is simple and good transfer can be achieved.
請求項2に記載の発明においては、一方側条列と、他方側条列との穀稈の穂先側を挟持案内する左・右穂先案内ガイド(14j)、(12h)の移送終端部の高さ位置(H1)と、右下根元移送装置(10b)の右下根元移送チェン(10d)の移送始端部へ設けた下スプロケット(10j)を最下降位置へ操作した時の高さ位置(H2)とは、略同じ高さ位置へ設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインとしたものである。
In invention of
一方側条列と、他方側条列との穀稈の穂先側を挟持して移送する穂先移送装置(12)と、供給移送装置(14)との左・右穂先案内ガイド(14j),(12h)の移送終端部の高さ位置(H1)は、右下根元移送装置(10b)の右下根元移送チェン(10d)の移送始端部へ設けた下スプロケット(10j)を最下降位置へ操作した時の高さ位置(H2)と略同じ高さ位置へ設け、移送される刈取り穀稈の挟持移送を確実にしている。 Left and right tip guide guides (14j) of the tip transfer device (12) for holding and transferring the tip side of the grain pod of the one side row and the other side row, and the supply transfer device (14) 12h) The height position (H1) of the transfer end portion is operated by moving the lower sprocket (10j) provided at the transfer start end of the lower right root transfer chain (10d) of the lower right root transfer device (10b) to the lowest position. It is provided at a height position that is substantially the same as the height position (H2) at the time when the chopped cereals to be transferred are clamped and transferred.
請求項1に記載の発明においては、刈取機(4)で刈取りされた一方側の刈取り穀稈は、右下・右上根元移送装置(10b)、(10a)と、穂先移送装置(12)とにより、後方上部へ移送される。又、他方側の刈取り穀稈は、左根元移送装置(11)と、供給移送装置(14)とにより、後方上部へ移送される。これにより、構成がシンプルであり、このために、穀稈の移送が良好であり、穀稈の詰り発生の防止と、穀稈の引継不良の発生防止と、穀稈移送の姿勢のみだれ等を防止できる。又、構成がシンプルであることにより、コスト低減が可能である。
In the invention according to
請求項2に記載の発明においては、一方側条列(右側)と、他方側条列(左側)との穀稈の穂先側を挟持移送する右・左穂先案内ガイド(12h)、(14j)の移送終端部の高さ位置(H1)と、右下根元移送チェン(10d)の移送始端下側の下スプロケット(10j)を最下降位置へ操作した時の高さ位置(H2)とは、略同じ高さ位置にして設けたことにより、短稈の刈取り穀稈の穂先側の引継ぎの安定化を図ることができる。又、左右両側を移送されて合流する合流部での穀稈のクロス状態になることが防止できる。
In the invention according to
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行装置3の上側に走行車台2を設け、この走行車台2の前方部に立毛穀稈を刈取る刈取機4を設けると共に、上側の一方側にこの刈取機4から刈取り穀稈を引継ぎ脱穀する脱穀機2aと、この脱穀機2aの横側に脱穀済み穀粒を受けて、貯留する穀粒貯留タンク2bとを載置している。刈取機4の前部に刈取る穀稈を分離するナローガイド5aと、複数個の分草体5bと、分離、及び引起しする複数個の引起装置6を設けている。この各引起装置6で引起しされた穀稈は、穀稈掻込移送装置9の外側左右両側と、中央部左右両側との各掻込装置9aで掻込みされながら、刈刃装置5cで刈取りされ、刈取り穀稈の根元側は、穀稈掻込移送装置9の左・右上・右下根元移送装置11、10a、10bと、穂先側は、右側の穂先移送装置12、及び左側の供給移送装置14等により、後方上部へ移送され、脱穀機2aへ引継ぎされ、この脱穀機2a内をフィードチェン2cと、挟持杆2dとにより、挟持移送中に脱穀される。脱穀済み穀粒は、穀粒貯留タンク2b内へ供給され、一時貯留される。刈取り穀稈を後方上部へ移送する穀稈移送装置の左・右上・右下根元移送装置11、10a、10bと、穂先移送装置12と、供給移送装置14等とを主に図示して説明する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A traveling
前記コンバイン1は、四条列の穀稈を刈取りする。このコンバイン1で説明する。このコンバイン1の走行車台2の下側には、図6、及び図7で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の上側面に脱穀機2aを載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機4で立毛穀稈を刈取りして後方上部へ移送し、脱穀機2aのフィードチェン2cと、挟持杆2dとで引継いで挟持移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、脱穀機2aの右横側へ配設した穀粒貯留タンク2b内へ供給され、一時貯留される。
The combine 1 cuts four rows of cereals. This
前記走行車台2の前方部には、図6、及び図7で示すように、立毛穀稈を分離するナローガイド5a、及び複数個の分草体5bと、立毛穀稈を引起す複数個の引起装置6と、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置9の外側左右両側と、中央部左右両側とに四個の各掻込装置9aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置5cと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機2aのフィードチェン2cと挟持杆2dとへ受渡しする穀稈掻込移送装置9の右側は、右上・右下根元移送装置10a、10bと、穂先移送装置12と、左側は、左根元移送装置11と、供給移送装置14等とからなる刈取機4を設けている。該刈取機4は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面に対して、昇降する構成である。
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, a
前記刈取機4の前方下部から後方上部へ傾斜する伝動機構16dを内装した、支持杆16aの上端部に設ける伝動機構16eを内装した、支持パイプ杆16bを走行車台2の上側面に設けた支持装置16cで回動自在に支持させている。伸縮シリンダ16を作動させると支持杆16aと共に、刈取機4が上下回動する構成である。
A support mechanism provided with a transmission mechanism 16e provided at the upper end portion of the
前記刈取機4の穀稈掻込移送装置9によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送する穀稈に接触作用することにより、脱穀機4への穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けた構成である。
In the culm transfer path formed by the culm scraping
前記穀粒貯留タンク2b側の前部には、図6、及び図7で示すように、コンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置22と、操縦席23とを設け、この操縦席23の下側にエンジン24を載置している。
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, at the front part on the
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース25内の伝動機構25aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ25bを設けている。
A potentiometer type vehicle speed sensor 25b for detecting the traveling vehicle speed is provided in the transmission path of the transmission mechanism 25a in the traveling
前記穀粒貯留タンク2b内へ貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク2bの後側には、図6、及び図7で示すように、縦移送螺旋26aを内装した縦移送筒26を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この縦移送筒26の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋27aを伸縮自在に内装した排出オーガ27を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, a vertical transfer spiral 26 a is installed on the rear side of the
図6、及び図7で示すように、左側二条列の穀稈は、左外側と左外側より二番目と中央部との分草杆5b、5b、5bにより、穀稈を分離すると共に、右側二条列の穀稈は、右外側と右外側より二番目と中央部との分草体5b、5b、5bにより、穀稈を分離する。
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, the left two rows of grain straws separate the grain straws by the
前記引起装置6は、図1、及び図7で示すように、左右両外側部には、左・右外引起装置7a、7bを設けると共に、中央部の左右両側には、左・右内引起装置6a、6bを設けている。これら左外引起装置7aと、左内引起装置6aとにより、左側の二条列の穀稈が引起しされる。又、これら右外引起装置7bと、右内引起装置6bとにより、右側の二条列の穀稈が引起される。
As shown in FIGS. 1 and 7, the pulling
前記左・右内引起装置6a、6bと、左・右外引起装置7a、7bとは、図3で示す個別に設けた引起ケース8a内の上下端部には、上・下スプロケット8b、8cを軸支して設け、これら上・下スプロケット8b、8cには、所定間隔に引起ラグ8eを装着した引起チェン8dを掛け渡している。
The left and right inner pulling
前記各引起ラグ8eの作用範囲は、引起ケース8aの下端部の略中央部から上端部の略中央部までの間の一方側部が作用範囲であり、この引起ケース8aより、突出した各引起ラグ8eの回転駆動により、穀稈を引起しする。他方側部は、引起ケース8内へ収納状態で回転駆動され、穀稈を引起ししない不作用範囲である。
The range of action of each pulling
前記左・右外引起装置7a、7b、及び左・右内引起装置6a、6bの後側には、図1、及び図7で示すように、左右両側の二条列毎の穀稈を掻込みする各掻込装置9aを平面視左右両側に、略V字形状に設けている。
As shown in FIG. 1 and FIG. 7, the left and right outer pulling
前記各掻込装置9aは、掻込ケース9bの下側部に所定間隔で掻込ラグ9cを設けた掻込ベルト9dを張設すると共に、この掻込ベルト9dの下側で、後側の掻込軸9eに掻込スターホイル9fを軸支している。
Each of the
前記左側2個の掻込装置9a、9aで、左側二条列の穀稈を掻込みする。又、右側2個の掻込装置9a、9aで、右側二条列の穀稈を掻込みする。
前記各掻込装置9aの後方部の右側の下部には、図1、図3、及び図6で示すように、右上根元移送チェン10cを掛け渡した右上根元移送装置10aと、右下根元移送チェン10dを掛け渡した右下根元移送装置10bとを設けると共に、右側の上部には、略三角形状で平面視移送側面部が略L字形状の穂先移送ケース12aの下側へ所定間隔で穂先移送ラグ12cを装着した穂先移送チェン12bを掛け渡した、穂先移送装置12を設けている。又、左側の下部には、左根元移送チェン11aを掛け渡した左根元移送装置11を設けると共に、左側の上部には、従動軸15aへ設けた供給ケース14aの下側へ複数個の供給ラグ14cと、供給スターホイル14bとを、従動軸15aへ軸支した、供給移送装置14を設けている。
The left two rows of cereals are scraped by the two left
As shown in FIGS. 1, 3, and 6, the upper right
前記穂先移送装置12と、右上根元移送装置10aと、供給移送装置14とは、一体で上下回動自在に設けている。穀稈の稈長により、脱穀機2aへ供給する穀稈の供給深さ(扱ぎ深さ)を、これら三部品を一体で自動で上下回動移動させて、脱穀機2aへ供給する穀稈の扱ぎ深さ位置を自動調節する構成である。
The
前記四個の各掻込装置9aで、一方側条列(右側)と、他方側条列(左側)との穀稈が、掻込み移送されながら、刈刃装置5cで刈取りされた刈取り穀稈は、図1〜図3で示すように、この刈刃装置5cの後側へ設けた、穀稈移送装置の右下・右上根元移送装置10b、10aと、穂先移送装置12とにより、右側部の刈取り穀稈は、後方上部へ移送される。又、左根元移送装置11と、供給移送装置14とにより、左側部の刈取り穀稈は、後方上部へ移送され、途中の合流部(リ)で穀稈は合流されて、さらに後方上部へ移送され、脱穀機2aへ引継ぎされ、脱穀機2a内を挟持移送中に脱穀される。
In each of the four
前記穀稈移送装置の株元側は、右下・右上・左根元移送装置10b、10a、11により、後方上部へ移送される。又、穂先側は、穂先移送装置12と供給移送装置14とにより、後方上部へ移送されることにより、構成がシンプルであり、このために、穀稈の移送が良好になり、穀稈の詰り発生の防止と、穀稈の引継ぎ不良の発生防止と、穀稈の移送姿勢のみだれ等の防止ができる。又、構成がシンプルであることにより、コスト低減を図ることができる。
The stocker side of the cereal transfer device is transferred to the upper rear part by the lower right, upper right, and left
一方側条列と、他方側条列との刈取りされた刈取り穀稈の穂先側を挟持して移送する穂先移送装置12と、供給移送装置14との右・左穂先案内ガイド12h、14jの移送終端部の高さ位置(H1)と、図5で示すように、右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10dの移送始端部へ軸支して設けた下スプロケット10jを、最下降位置へ操作した時の高さ位置(H2)とは、略同じ高さ位置へ設けている。
Transfer of the right and left tip guide guides 12h and 14j between the
一方側条列(右側)と、他方側条列(左側)との穀稈の穂先側を挟持移送する、前記右・左穂先案内ガイド12h、14jの移送終端部の高さ位置(H1)は、右下根元移送チェン10dの移送始端部の下スプロケット10jを最下降位置へ操作した時の高さ位置(H2)とは、略同じ高さ位置へ設けたことにより、短稈穀稈の穂先側引継ぎの安定を図ることができる。又、左右両側を移送されて、合流部(リ)で合流するときに、穀稈のクロス状態を防止できる。
The height position (H1) of the transfer end portion of the right / left tip guide guides 12h, 14j that pinches and transfers the grain tip side of the grain side of the one side row (right side) and the other side row (left side) is The height position (H2) when the
前記穂先移送装置12の平面視略三角形状に形成した穂先移送ケース12aの上部の移送終端部へ設けた、穂先上部軸13aに上部スプロケット13dを軸支して設け、略中間の頂上部へ設けた、穂先中間軸13cに中間スプロケット13eと、駆動スターホイル12dとを軸支して設け、下部の移送始端部へ設けた、穂先下部軸13bに下部スプロケット13fを軸支して設けている。
The
前記上部・中間・下部スプロケット13d、13e、13fに穂先移送ラグ12cを所定間隔で装着した穂先移送チェン12bを掛け渡している。各穂先移送ラグ12cは、略三角形状の短辺側の二辺部で平面視移送側面部が略L字形状部では、穂先移送ケース12aから突出して、穀稈の穂先側を移送する作用側としている。又、反対側は穀稈を移送しない不作用側である。
A
前記穂先移送装置12の複数個の穂先移送ラグ12cを装着した、穂先移送チェン12bを内装張設した穂先移送ケース12aは、図8、及び図9で示すように、この穂先移送ケース12aの穀稈移送作用側の短辺側の二辺部の移送角度は、平面視横移送側から縦移送側へ向けて、移送始端部側から移送終端部へ向けて、平面視水平に対して、順次小角度から大角度に複数段に変更して設けている。
As shown in FIG. 8 and FIG. 9, the
図9で示すように、例えば、移送始端部側より、水平に対して、小角度の25度から、50度、75度、移送終端部側の90度に、略25度、又は移送終端部は、略15度増加させて、順次変更して形成している。25度の範囲は、右側2条列が移送される箇所であり、25度から50度へ変化する箇所は、左・右2条列が合流する合流部(リ)である。又、50度以後の箇所は、左右の2条列が合流されて、4条列の穀稈が移送される。 As shown in FIG. 9, for example, from the transfer start end side to the horizontal, from a small angle of 25 degrees to 50 degrees, 75 degrees, 90 degrees on the transfer end section side, approximately 25 degrees, or the transfer end section Are formed by sequentially changing them by approximately 15 degrees. The range of 25 degrees is a place where the right two rows are transported, and the place changing from 25 degrees to 50 degrees is a joining portion (re) where the left and right two rows join. In addition, at the position after 50 degrees, the left and right two rows are joined, and the four rows of cereals are transferred.
前記穂先移送装置12の穂先移送ケース12aは、穀稈移送作用側の短辺の二辺部の移送角度は、平面視水平に対して、移送始端部から移送終端部へ向けて、順次小角度から大角度に、略25度、又は15度増加した角度に変更したことにより、移送始端部から移送終端部にわたって穀稈の移送角度が安定する。又、移送終端部は、15度増加変更にしたことにより、穀稈のこぼれ、ずれ等が防止できる。更に、合流部(リ)で穀稈の穂先のクロスを防止できる。
The
前記穂先移送装置12の穂先移送ケース12aの上側面には、図3で示すように、穂先案内カバー12fを設けている。この穂先案内カバー12fの後端部は、刈取機4の後側へ設けた脱穀機2aの前側近部か、前端部は、右外側の引起装置6の後側近傍部までの間に位置させて設けると共に、穂先案内カバー12fの前後方向の外形形状は、穂先移送ケース12aの前後方向の外形形状と略同じ形状に形成して設けている。更に、この穂先案内カバー12fは、頂点部から穂先移送ケース12aの穀稈移送の作用側の端部へ向けて、下り傾斜させて設けている。
A
又、前記穂先移送ケース12aを最上部位置へ回動移動操作した時でも、この穂先移送ケース12aの前端部は、後方部から前方部へ向けて下り傾斜状態に設けている。穂先移送装置12で移送中の穀稈から、落下する藁屑、及び塵等は、穂先移送ケース12a、及び穂先案内カバー12fへ堆積しない構成である。
Even when the
前記穀稈の穂先側を移送する穂先移送装置12の穂先移送ケース12aの上側面には、穂先案内カバー12fを設けている。この穂先案内カバー12fの外観形状は、穂先移送ケース12aの外観形状と略同じ形状に形成し、又、穂先案内カバー12fは、頂点部から、穀稈移送の作用側へ向けて、下り傾斜させて設けると共に、上下回動自在な穂先移送ケース12aを最上部位置へ回動移動操作した時でも、この穂先移送ケース12aの前端は、前方下部へ下り傾斜状態に設けたことにより、穂先案内カバー12f、及び穂先移送ケース12aには、移送中に穀稈から落下した藁屑、及び塵埃等の堆積を防止することができる。又、移送中の穀稈より、飛散する穀粒を防止できる。穀稈の穂先側がスムーズに移送される。
A
前記供給移送装置14の従動軸15aへ軸支した、供給スターホイル14bの上側面には、図3で示すように、複数個の供給ラグ14cを回転自在に設け、供給ケース14aより、前方部側と内側部とで突出して、穀稈へ供給スターホイル14bと共に、作用して移送する。又、供給ラグ14cは、前方部側と内側部との以外では、逐次供給ケース14a内へ収納状態になる不作用側である。供給スターホイル14bは、穂先移送装置12の駆動スターホイル12dと噛合して、回転駆動される。
As shown in FIG. 3, a plurality of supply lugs 14c are rotatably provided on the upper side surface of the
前記供給移送装置14は、図3で示すように、穂先移送装置12へ設けた支持杆15bの先端部へコ字形状の支持枠15cを設け、この支持枠15cへ受杆15dを設け、この受杆15dへ供給ケース14aを装着して設けると共に、受杆15dの前端部に従動軸15aを装着して設けている。又、支持枠15cには、スプリング(図示せず)等により、挟持移動自在に挟持用杆17aを設け、この挟持用杆17aの後端部に受板17bを固着して設け、この受板17bに後挟持用杆17cを装着している。
As shown in FIG. 3, the
前記右側部二個の前記掻込装置9a、9aで掻込されながら、刈刃装置5cで刈取りされた穀稈は、図1、及び図7で示すように、右側のこの掻込装置9a、9aから右下根元移送装置10bと、同時に上下回動自在な穂先移送装置12、及び右上根元移送10aとにより、後方上部移送される。又、左側部二個の掻込装置9a、9aで掻込されながら刈刃装置5cで刈取りされた穀稈は、図1、及び図7で示すように、左側のこの掻込装置9a、9aから左根元移送装置11と、供給移送装置14とにより、合流部(リ)へ移送され、この合流部(リ)で左右両側を移送される刈取り穀稈は合流され、更に右上根元移送装置10aと、穂先移送装置12とにより、後方上部へ移送され、脱穀機2aへ供給され、この脱穀機2aのフィードチェン2cと挟持杆2dとで引継ぎされ、脱穀機2a内を挟持移送され、この脱穀機2a内で脱穀される。
As shown in FIG. 1 and FIG. 7, the right side of the
前記穂先移送装置12の穀稈移送作用側で、上側の移送終端部側へ設けた穂先上部軸13aの軸心(イ)と、穂先移送装置12の前側へ設けた供給移送装置14の従動軸15aの軸心(ニ)とは、図3で示すように、前後方向に略直線上へ位置させて設けている。又、左側の二条列の穀稈と、右側の二条列の穀稈とが、後方上部へ移送されて合流される位置までの形状は、平面視、図3で示すように、略Y字形状に形成している。
On the grain transfer action side of the
前記穂先移送装置12の穀稈の穂先側を移送する移送終端部の穂先上部軸13aの軸心(イ)位置と、供給移送装置14の従動軸15aの軸心(ニ)位置とは、前後方向に略直線上へ位置させて設けた構成としたことにより、左側の二条列の穀稈と、右側の二条列の穀稈との合流部(リ)で合流したときの穀稈の乱れを防止できる。又、穀稈のクロス防止、及び穀稈の詰り防止、供給移送装置14の供給ラグ14cの移送範囲を少なくしたことにより、多量の穀稈の移送が可能である。更に、穂先の振れが少ないことにより、穀粒の飛散防止ができる
前記穂先移送装置12の上下移送方向の略中間位置には、図1、及び図3で示すように、穂先中間軸13cを軸支して設け、この穂先中間軸13cには、駆動スターホイル12d、及び中間スプロケット13e等を軸支して設けている。穂先中間軸13cの軸心(ハ)を頂点として、上下方向、又は前後方向に略二等辺三角形状で平面視移送側面部がL字形状の穂先移送ケース12aを設けて、穂先移送装置12を形成している。下部の移送始端部の穂先下部軸13bの軸心(ロ)を、右側部側の左右両側(右外側端部と、右外側から二番目)の右側二条列の穀稈を掻込みする。掻込装置9a、9aの近傍部へ位置させて設けている。
The axial center (b) position of the tip
前記穂先移送装置12の上下移送方向の略中間位置の穂先中間軸13cの軸心(ハ)を頂点として、上下方向、又は前後方向に略二等辺三角形状に形成し、この穂先移送装置12の下部の移送始端部の穂先下部軸13bの軸心(ロ)を、右側部側の左右両側の掻込装置9a、9aの近傍部へ位置させて設けたことにより、穂先ケース12aの成形型の型製作が容易でコストダウンになる。又、穂先移送装置12の駆動スターホイル12dと、供給移送装置14の供給スターホイル14bとの合流部(リ)での位置合せが容易である。左右両側の二条列の合流部(リ)の傾斜角度を同じ角度にすることが容易であり、穀稈が合流部(リ)でクロス状態になることを防止できる。移送始端部側で各掻込装置9a、9aからの穀稈の引継ぎが良好になる。
The
前記支持杆16aの上端部へ設けた支持パイプ杆16bには、図6、及び図7で示すように、支持メタル19aを設け、この支持メタル19aと、穂先移送装置12の上部の移送終端部に設けた穂先上部メタル12eとの間には、接続メタル19bを設けて接続している。この接続メタル19bへ回動自在に軸支した接続軸19cを回動中心として、穂先移送装置12の穀稈移送部側の下側部を上下回動自在に形成している。接続軸19cの中心位置は、支持パイプ杆16bの中心位置より、所定距離上部へ位置させて設けている。支持パイプ杆16bを支持する支持メタル19aは、図6で示すように、コンバイン1の機体1aの左右方向略中央部へ位置させて設けている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
前記前側、及び横側へ設けた前側の操作装置22の前側面部から、左横外側の操作装置22の左横外側面部にわたって設ける防塵用外カバー20の外側面は、図7で示すように、刈取機4の左右方向の中心(チ)の近傍部、又は略同じ位置へ設けている。
The outer side surface of the dustproof
これにより、穀稈の穂先移送通路と、前記各操作装置22とを離すことにより、藁屑等の溜りを防止する。又、穀粒、及び塵埃の飛散を防止できる。
前記右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10dは、図2、及び図7で示すように、右外側の掻込装置9aへ設けたスプロケット9jと、移送終端部へ設けたテンション装置28とへ掛け渡している。右下根元移送チェン10dの移送始端部側で、右外側と、右側より二番目の各掻込装置9a、9aの各掻込スターホイル9f、9fの噛合部の後側には、凹部(逃がし部)10fを設けている。多量の穀稈が掻込みされたときであっても、右下根元移送チェン10dは、この凹部10f部で穀稈を逃がして、移送中の穀稈の詰りを防止している。10eはチェンレールであり、右下根元移送チェン10dを支持させている。右外側の掻込スターホイル9fの外径(D1)より、右側より二番目の掻込スターホイル9fの外径(D2)を所定寸法小径に形成して設けている。
Thereby, accumulation | aggregation of rice cake waste etc. is prevented by separating | separating the head transfer path | route of a grain basket, and each said operating
As shown in FIGS. 2 and 7, the lower right
前記右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10dの前側の穀稈を移送する作用側には、図2で示すように、挟持ガイド21を挟持受装置21aで摺動移動自在に設けている。この挟持ガイド21の移送終端部には、合流部(リ)まで延長した補助挟持ガイド21bを設けると共に、テンション装置28の前側には、後挟持ガイド21cを設けている。スプリング21dは、挟持ガイド21を弾発する。
As shown in FIG. 2, a holding guide 21 is slidably moved by a holding device 21a on the working side of the lower right
右側二条列の掻込みされて、刈取りされた刈取り穀稈の株元側は、右下根元移送チェン10dと、各挟持ガイド21,21b,21cとの間へ挟持されて、合流部(リ)へ移送される。
The stock side of the harvested cereal grains that have been scraped and cut in the right two rows are clamped between the lower right
これにより、右側二条列の穀稈が多量掻込みされて、引継ぎされたときであっても、右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10dの移送始端部側へ穀稈の詰りを防止することができる。又、部品の変形、及び破損を防止できる。
This prevents clogging of the cereals on the transfer start end side of the lower right
前記引起装置6の左・右内引起装置6a、6bの引起ケース8a、8aの後側には、図11、及び図12で示すように、略コ字形状の上部カバー18を設けている。この上部カバー18の右側には、右側へ向けて突出させて、右下根元移送チェン10dと略一致させた、突出部18aを設けている。この突出部18aにより、移送する刈取り穀稈を合流部(リ)へ安定させて、移送させる構成である。
As shown in FIGS. 11 and 12, a substantially U-shaped
これにより、前記右下根元移送チェン10dの始端部と、上部カバー18の突出部18aとを合せることで、穂先の移送角度が安定する。又、面積を広くしたことにより、藁屑の圃場への落下をよくして、引起ケース8a内への混入を防止させている。
Thereby, the transfer angle of the tip is stabilized by combining the start end portion of the lower right
穀稈の稈長が、900〜1000mmの標準稈長のときに、操作する位置へ前記穂先移送装置12を操作したときには、この穂先移送装置12の穂先移送ケース12a前右側の下部へ設けた穂先下部軸13bへ軸支した下部スプロケット13fの軸心(ロ)は、図3、及び図13で示すように、右外側と右外側から2番目の右外引起装置7bと、右内引起装置6bとへ張設した各引起チェン8d、8dの各引起ラグ8e、8e間の左右方向中央部へ位置させて設けると共に、穂先移送ケース12a後左側の上部へ設けた穂先上部軸13aへ軸支した上部スプロケット13dの中心(イ)は、図3、及び図13で示すように、左外側と左外側から2番目との左外引起装置7aと、左内引起装置6aとへ設けた各引起チェン8d、8dの各引起ラグ8e、8e間の左右方向中央部へ位置させて設けている。
When the culm length of the cereal is a standard culm length of 900 to 1000 mm, when the
これにより、前記穂先移送装置12は、標準稈長時に最大の移送能力を得ることができる。又、引起ラグ8eによる穀稈の引抜き、及び穀稈のクロスが防止できる。
前記供給移送装置14の供給ラグ14cは、図14、及び図16で示すように、左外引起装置7aの引起ラグ8eの作用位置から穂先移送装置12の穂先移送ラグ12cの作用位置の約120度の間で左側2条列の穀稈を移送して合流部(リ)へ移送させる。このために、供給移送装置14の供給ケース14aに起立ガイド14dを設けている。
Thereby, the said
As shown in FIGS. 14 and 16, the
これにより、左側2条列の穀稈の穂先側の取り込み範囲の拡大を図ることができる。又、大量穀稈、及び長稈穀稈の適応性の向上を図ることができる。更に、合流部(リ)後での穀稈のクロスが防止できる。
Thereby, expansion of the uptake | capture range of the tip side of the grain basket of the
図3で示すように、前記穂先移送装置12の穂先移送ラグ12cの回転速度(V1)と、供給移送装置14の供給スターホイル14bの回転外周の周速(V2)とは、略同じにしている。
As shown in FIG. 3, the rotational speed (V1) of the
これにより、右側2条列を刈取る時に、穂先側の先行がなく、逆に穂先側が遅れの傾向となる。前記穂先移送ラグ12cのスピードを上げて、(V1)=(V2)にすることにより、左右両条列のクロス、及び巻き付きを防止できる。
Thereby, when cutting the right two rows, there is no leading side on the tip side, and conversely, the tip side tends to be delayed. By increasing the speed of the
前記供給移送装置14の供給ケース14aの供給スターホイル14b部から、受杆15dの後方部に設ける前・後穂先ガイド14e、14fは、図16、及び図17で示すように、前穂先ガイド14eは、供給ケース14aの上側面で、従動軸15aへ半円形状から後方へ設けている。又、後穂先ガイド14fは、供給ケース14aの下側面の後方部へ設けている。更に、前穂先ガイド14eは、上方へ突出する突出部14hを設けて穂先側の倒れを防止している。
The front and rear tip guides 14e and 14f provided from the
これにより、前記供給ケース14aの下側面の後方部へ後穂先ガイド14fを設けたことにより、この供給ケース14a上へ藁屑、及び塵埃等の溜りがなくなった。又、穂先側部の倒れを防止できる。
As a result, the
前記左・右内引起装置6a、6bの各引起ケース8aの後側上方部には、図18〜図21で示すように、略コ字形状の上部カバー18を設けると共に、この上部カバー18の上側には、複数本(3本)のボルトで着脱自在に箱形状の上部着脱カバー29を設けている。又、上部カバー18と上部着脱カバー29とに二分割にして設けると共に、この上部着脱カバー29を着脱容易にすると共に、上部カバー18は、左側部を後方へ大きく突出させて設けている。
As shown in FIGS. 18 to 21, as shown in FIGS. 18 to 21, a substantially U-shaped
これにより、前記上部着脱カバー29を容易に着脱できる。これらにより、左・右内引起装置6a、6bの前後、及び左右調節、又は引起ラグ8eの隙間調節が容易である。更に、引起伝動パイプ等への藁屑、塵埃等の堆積の防止ができる。
Thereby, the said upper attachment /
図22、及び図23で示すように、前記右下移送チェン装置10bの右下根元移送チェン10dを支持するチェンレール10e等のレール組立部品31を、支持杆15b等の支持杆組立部品30へ着脱自在な構成である。
As shown in FIGS. 22 and 23, a
前記支持杆組立部品30は、支持杆15bへ受杆30cを設け、この受杆30cに受板30aと、複数のナット30eを装着した後取付板30bを設けると共に、ナット30eを装着した前取付板30dを設けている。
The
前記レール組立部品31は、チェンレール10eに複数の取付孔31bを設けた後取付板31aと、複数の取付孔31bを設けた前取付板30cを設けている。このレール組立部品31の前・後取付板30c、30aの各取付孔31bへ各ボルトを挿して、支持杆組立部品30の前・後取付板30d、30bの各ナット30eへこの各ボルトを螺合する。この各ボルトの螺合、又は抜取りにより、レール組立部品31が着脱自在である。
The
前記右下根元移送チェン10dを支持するチェンレール10eは、四角パイプ材を使用している。
これにより、前記レール組立部品31の交換が可能である。又、チェンレール10e部への藁屑、塵埃、及び穀粒の堆積の防止ができる。更に、このチェンレール10eを四角パイプ材の使用により、騒音防止、及びコスト低減が可能である。
The
Thereby, the
前記右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10dの移送始端で穀稈移送不作用側部で、この右下根元移送チェン10dの後側(外側)には、図24で示すように、略へ字形状でこのチェン10dの上下の振れを防止する振れ防止ガイド10hを設けている。
As shown in FIG. 24, on the rear side (outside) of the lower right
これにより、前記右下根元移送チェン10dの外れを防止できる。又、多量穀稈の移送が可能である。更に、掻込スターホイル9fへの巻込み防止、ロック防止ができる。
前記右下根元移送チェン10dのチェン速度(V3)は、図24で示すように、左根元移送チェン11aのチェン速度(V4)より、所定速度高速に設定している。又、該右下根元移送チェン10dを支持するチェンレール10eの取付位置は、このチェン10dの移送作用の移送始端部側では、このチェンレール10eと、このチェンレール10eとの隙間を広くし、又、移送終端部側で狭くなるように、所定角度に傾斜させて設けている。
As a result, the right lower
As shown in FIG. 24, the chain speed (V3) of the lower right
これにより、移送する穀稈は、合流部(リ)での詰りを防止することができる。
前記下根元移送チェン10dの移送終端部へ設けたテンション装置28のL字形状のテンションアーム28bは、図25で示すように、下側(前側)のテンションピン28b部を回動中心(ホ)として、左外側へ回動自在であると共に、このテンションピン28bには、下スプロケット28cを回転自在に軸支している。更に、テンションアーム28bの一方側の端部に、テンションプーリ28dを支持ピン28eで軸支している。他方側の端部に、スプリング28fを設けて、下根元移送チェン10dを張り状態に支持させている。チェンレール10eは、右下根元移送チェン10dに沿わせて設けている。
As a result, the cereals to be transferred can prevent clogging at the junction (re).
As shown in FIG. 25, the L-shaped tension arm 28b of the
これにより、前記コンバイン1の機体1aをコンパクト化できる。右側部へ多量の穀稈が搬入状態になった時であっても、移送が可能である。チェンレール10e上への藁屑の堆積が防止できる。調整、及び組立が容易である。
Thereby, the body 1a of the
前記支持杆16aの下端部には、図26、及び図27で示すように、注油ホース35aと、注油ホース35dとを挿入して支持させる。支持ボス32d、32dを設けた、下中ケース32aと、下左・下右ケース32b、32cとよりなる下伝動ケース32を設けている。この下中ケース32aの上側には、中下引起パイプ33と、中引継ボックス33bと、中上引起パイプ33cと、中上ボックス34と、この中上ボックス34の上側へ上伝動パイプ34aと、中伝動ケース43bとを設け、これら上伝動パイプ34aと、中伝動ケース43bとには、左内・右内引起装置6a、6bを設けている。中下引起パイプ33には、注油ホース35aを挿入して支持させる支持ボス33aを設けている。
As shown in FIGS. 26 and 27, an oiling
前記下左・下右ケース32b、32cの左右両端上側には、各外下引起パイプ36aと、各外引継ボックス36bと、各外上引起パイプ36cとを個別に設けている。これら各外上引起パイプ36cには、左外・右外引起装置7a、7bを設けている。
On the upper left and right ends of the lower left and lower
左側の前記外上引起パイプ36cへポンプ35を設け、このポンプ35へ設けた注油ホース35aは、下中ケース32aの支持杆16aの近傍部に接手具35bを設け、引手具35bから注油ホース35aを下中ケース32aの下側部を経て、中下引起パイプ33の支持ボス33aへ挿入して、支持させて、中上引起パイプ33cの横側を経て、左内・右内引起装置6a、6bの引起チェン8dへ注油ホース35aから注油される。
A
前記左外引起装置7aの引起チェン8bへの注油は、図26で示すように、ポンプ35へ設けた注油ホース35dから注油される。又、右外引起装置7bの引起チェン8bへの注油は、接手具35bへ設けた注油ホース35cから注油される。
Lubricating the pulling
これにより、前記注油ホース35aのクランプの容易化ができる。又、この注油ホース35aの干渉、切断防止が可能である。
前記切刃装置5cは、図28で示すように、受刃バー5fへ複数個の受刃5hを設けている。又、これら受刃バー5fと、各受刃5hとの上側に左右に二分割した切刃バー5d、5dへ個別に複数個の切刃5eを設けている。
Thereby, the clamping of the
As shown in FIG. 28, the
前記切刃バー5dの上側面には、これら切刃バー5dと、各切刃5eとを、左右方向へ摺動移動させる摺動板38aと、コ字形状の支持板38bとよりなる、摺動装置38を設けている。又、受刃バー5fの上側面には、切刃押え具39aと、この切刃押え具39aへ装着した刃押え板39bとよりなる刃押え具39を所定間隔で、一個の切刃バー5dと、この切刃バー5dへ装着した各切刃5eに対して、三個を装着している。この刃押え具39の刃押え板39bは、外側と、外側より二番目とは、摺動装置38の支持板38bへ向けて、左右両側より、所定寸法延長して設けている。
The upper surface of the
又、外側の前記摺動装置38の支持板38b部には、図28で示すように、ダイレクトで切刃装置5cの切刃バー5dと、各切刃5eとを、摺動移動させる駆動装置37の駆動ローラ37dを挿している。この駆動装置37を個別に設けている。この駆動装置37は、駆動モータ37aのモータ軸37bへ円板37cを装着すると共に、この円板37cへ駆動ローラ37dを支持ピン37eで軸支している。
Further, as shown in FIG. 28, the drive plate for slidingly moving the
これにより、前記切刃装置5cの強度向上、メンテナンス時期の延長、刈跡の向上、振動、及び騒音の防止を図っている。
図30で示すように、前記下伝動ケース32の下中ケース32aと、下左・下右ケース32b、32cへ内装した伝動機構40の中下軸40aの全長(L1)と、左下軸40bの全長(L2)と、右下軸40cの全長(L3)とは、略同じ長さにしている。これら中下軸40a、左下軸40b、右下軸40cの接続はカップリング40dを設けて接続している。
Thereby, the strength of the
As shown in FIG. 30, the lower
又、軸受用のベアリング40eは、下伝動ケース32の最適箇所に複数個を設けている。
四条刈取り用の前記コンバイン1を三乗刈取り用のコンバイン1へ組換するときには、図30で示すように、下伝動ケース41は、下左・下右ケース32b、32cを共用使用し、下中ケース42aの左右方向の巾の狭い専用部品とすると共に、伝動機構42bは、左下軸40bの全長(L2)と、右下軸40cの全長(L3)とを共用使用し、下中軸42cは、全長(L4)の短い専用部品とする。
Further, a plurality of
When recombining the four-line harvesting combine 1 to the three-way harvesting combine 1, as shown in FIG. 30, the
これにより、三条刈取り用に共用使用することにより、コストダウンになる。又、たわみを均一化し、強度保持、及び振動防止、組立容易化等を図っている。
前記刈取機4の左右方向の中央部へ支持杆16aを、図31で示すように設けると共に、この支持杆16aに対して、下伝動ケース32、及び左外・右外引起装置7a、7bは、左右均等位置へ設けている。
As a result, the cost can be reduced by using it in common for three-row cutting. Also, the deflection is made uniform to maintain strength, prevent vibration, and facilitate assembly.
As shown in FIG. 31, a
これにより、正面視右側のクローラ3a、及び右側の巾クローラ3bで刈取り済み株を踏むことがない。
前側の前記操作装置22のフロントカバー22aへ設けるフロントライト22bは、図32で示すように、右外引起装置7bの右外側部へ近傍させて設ける。
Thereby, the cut stock is not stepped on by the
As shown in FIG. 32, the
これにより、右外側の前記分草体5bの視界性の確保ができる。照明範囲の拡大ができる。
前記中下引起パイプ33と、中ギャーボックス34との間には、図33、及び図34で示すように、この中下引起パイプ33の右横側から中ギャーボックス34の後側面との間に、く字形状の補助パイプ43と、この補助パイプ43の上端部へ設けたL字形状の取付板43aとを、ボルト等により、装着している。
Thereby, the visibility of the said
As shown in FIGS. 33 and 34, between the middle lower pulling
これにより、前記中ギャーボックス34の左右の振動防止を図ると共に、引起装置6の引起ケース8aの固定の安定化と、調節の容易化を図っている。
図35、及び図36で示すように、前記引起装置6の内の右内引起装置6bの引起チェン8dに装着した各引起ラグ8eが倒れて、穀稈を移送作用しなくなる位置(H3)を、他の各引起装置6a、7a、7bの各引起ラグ8eが倒れて穀稈を移送作用しなくなる位置(H4)より、所定位置下部にして設けている。
Accordingly, the left and right vibrations of the
As shown in FIG. 35 and FIG. 36, the position (H3) at which each pulling
これにより、前記右内引起装置6bから穂先移送装置12へ穀稈が、抵抗なくスムーズに引継ぎされる。又、穀粒の飛散を防止できる。
前記右外側と、右外側から二番目との各掻込装置9の各掻込ベルト9dへ設けた、これら両方の各掻込ラグ9cが穀稈を移送しなくなる移送不作用位置へ到達すると、図37で示すように、穂先移送装置12の補先移送チェン12bへ設けた各穂先移送ラグ12cが、穀稈を移送作用する位置になるように設けている。
Thereby, the cereals are smoothly handed over from the right inner pulling
When reaching the transfer non-operating position where each of these scrambling lugs 9c provided on each of the
これにより、前記掻込ラグ9cから穂先移送ラグ12cへの穀稈の引継がスムーズに行われる。又、少量の穀稈移送時に穀稈の倒れを防止できる。
図38で示すように、右下根元移送装置10bの右下根元移送チェン10d移送始端部側の穀稈移送の移送方向(A)と、右外側の穀稈掻込移送装置9の掻込ケース9bの穀稈移送部側の移送方向(B)とは、略平方状態に設けている。又、左根元移送装置11の左根元移送チェン11a移送始端側の穀稈移送の移送方向(E)と、左外側と、左外側から二番目の穀稈掻込移送装置9、9の各掻込ケース9bの穀稈移送部側の移送方向(F)、(H)とは、略平行状態に設けている。
Thereby, the hand over of the cereals from the said picking
As shown in FIG. 38, the transfer direction (A) of the cereal transfer on the right lower
これにより、穀稈の株元側の挟持安定化を図っている。又、穂先移送装置12、及び供給移送装置14への穂先側の引継ぎの向上も図っている。
図39で示すように、前記供給移送装置14の下側には、支持枠15cへ左右方向へ摺動移動自在に、株元案内ガイド9mを設けている。この株元案内ガイド9mは、穀稈が供給される入口の湾曲部では、供給移送装置14の供給スターホイル14bの歯底部より、所定距離内側へ位置させて設け、穀稈の株元側のわき出しを防止すると共に、短稈でも安定した移送を可能にしている。
Thereby, the holding | grip stabilization of the stockholder side of the grain candy is aimed at. In addition, improvement of hand over on the tip side to the
As shown in FIG. 39, a
これにより、穀稈の合流部(リ)での穀稈のこぼれを防止することができる。短稈の適応性の向上を図ることができる。
前記穂先移送装置12を上下移動作動させる支持杆16aの支持パイプ杆16bへ設けた、上下アーム44aへ装着した上下受部材44bは、穂先移送装置12の穂先移送ケース12aへ装着して設けている。
Thereby, the spillage of the cereal at the merging portion (li) of the cereal can be prevented. It is possible to improve the adaptability of short trowels.
An upper and lower receiving
前記上下受部材44bの中心位置(ヘ)は、図40で示すように、穂先移送装置12の穂先移送ケース12aの左右方向略同じ位置(L5)、(L5)へ設けている。
これにより、前記穂先移送装置12の上下移動時の振動防止、及び変形防止。又、左右バランスの改善と、穂先移送ケース12aの位置の安定化を図っている。
As shown in FIG. 40, the center position (f) of the upper and lower receiving
This prevents vibration and deformation when the
前記穂先移送装置12の穂先移送ケース12aの上側へ設けた穂先案内カバー12fの穀稈の非移送側で、受杆15bの前側から前方部へ向けて、図41で示すように、三角形状のガイド面(ト)を設けている。又、この穂先案内カバー12fの下部先端位置は、穂先移送ケース12aの下端部の穂先移送チェン12b用の下部スプロケット13fを軸支する穂先下部軸13fの中心位置(ヌ)より、所定距離(L6)左側へ位置させて設けている。
On the non-transfer side of the grain guide of the
これにより、穂先移送抵抗の防止、又、穂先、及び穀粒が前記穂先案内カバー12fの下側への入り込みを防止する。更に、穂先移送チェン12bの調節の容易化、及び穂先案内カバー12f上への藁屑、及び塵埃の溜り防止。
This prevents the tip transfer resistance and prevents the tip and grains from entering the
図42、及び図43で示すように、前記穂先案内カバー12fの前後方向(L7)間と、上側へ設けた受杆15dとの間隔は、移送側、及び非移送側共に、同じ間隔(H5)、(H5)で略平行状態に設けている。又、穀稈の合流部(リ)が位置する三角形状(ル)部の中心位置(オ)に対して、この穂先案内カバー12fの前後方向は、略同じ距離(L8)、(L8)にして設けている。更に、(ル)部の一方側の(ワ)位置を分割線にして、前後に二分割した前・後穂先案内カバーを製作し、これらを重合させて、一体の穂先案内カバー12fを製作する。
As shown in FIGS. 42 and 43, the distance between the front and rear direction (L7) of the
これにより、前記受杆15dの変形防止と、穂先の安定移送化、又型製作の小型化、及び穀稈の引掛り防止、穂先案内カバー12fの小型化を図ろうとするものである。
図44で示すように、前記四条列刈取り用のコンバイン1の穂先案内カバー12fの上部(カ)位置は、三条列刈取り用のコンバイン45の穂先案内カバー45aへ共用使用する。これにより、金型を共用して、型製作のコスト低減を図る。
Thus, the deformation of the receiving
As shown in FIG. 44, the upper (f) position of the
これにより、金型が共用使用でき、型製作のコスト低減を図る。
前記刈取機4の左外・右外引起装置7a、7bの左右両側の外側へ刈取機カバー46を設けた構成において、図45〜図47で示すように、この刈取機カバー46の内側の下部へ設けた、補強板46aには、引起パイプ47が当接する箇所に、切欠部46bを設けている。
As a result, the mold can be used in common, and the cost of mold production is reduced.
In the configuration in which the reaper cover 46 is provided outside the left and right sides of the left and right outer pulling
これにより、前記刈取機カバー46の補強板46aへ引起パイプ47が当接する箇所には、切欠部46bを設けたことで、この刈取機カバー46を内側へ寄せることができ、このために、刈取機4全体の巾を狭くすることができて、コンパクトになる。又、コスト低減になる。
Accordingly, the reaper cover 46 can be brought inward by providing the notch 46b at the place where the pulling
前記左内・右内引起装置6a、6b後側の各引起ケース8a、8a間の左右方向中央部には、図48、及び図49で示すように、各引起チェン8dへ所定間隔で複数個を装着した各引起ラグ8eを倒れた状態で下部へ案内するL字形状の上下案内板47aを設け、この上下案内板47aの後外側面の左右方向の中央部に補強板47cを設けると共に、この上下案内板47aのL字部の上側面には、上接続板47bを固着して設け、この上接続板47bを左右両側の引起ケース8a、8aの後側面上部へ固定して設けて、両者を接続する。これらよりなる引起接続装置47を設けて、左内・右内引起装置6a、6bの強度アップを図っている。
As shown in FIGS. 48 and 49, a plurality of pulling
これにより、前記左内・右内引起装置6a、6bを引起接続装置47で連接させたことにより、左右の振動を防止できる。又、各引起ラグ8eの騒音を防止することができる。
前記左内・右内引起装置6a、6bを引起接続装置47で接続すると共に、左内・右内引起装置6a、6bの前側と、左外引起装置7aの前側とには、図50、及び図51で示すように、補助引起装置48、48を設けた構成においては、引起接続装置47の上接続板47bの上側面の左右方向中央部と、左側の補助引起装置48の上部へ設けた、補助引起ボックス48a上側面との間には、コ字形状の連結パイプ49を設け、これら両補助引起装置48、48を接続させて、強度アップを図っている。
Accordingly, left and right vibrations can be prevented by connecting the left inner / right inner pulling
The left inner / right inner pulling
これにより、前記補助引起装置48、48の左右の振動を防止できる。又、左内・右内引起装置6a、6bの変形防止と、騒音防止とを図ることができる。
Thereby, left and right vibrations of the auxiliary pulling
(2) 走行車台
(4) 刈取機
(5c) 刈刃装置
(6) 引起装置
(9a) 掻込装置
(10a)右上根元移送装置
(10b)右下根元移送装置
(10j)下スプロケット
(11) 左根元移送装置
(12) 穂先移送装置
(12h)右穂先案内ガイド
(14) 供給移送装置
(14j)左穂先案内ガイド
(H1) 高さ位置
(H2) 高さ位置
(2) Traveling chassis (4) Mower (5c) Cutting blade device (6) Pulling device (9a) Scratching device (10a) Upper right root transfer device (10b) Lower right root transfer device (10j) Lower sprocket (11) Left root transfer device (12) Tip transfer device (12h) Right tip guide guide (14) Supply transfer device (14j) Left tip guide guide (H1) Height position (H2) Height position
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005374756A JP2007174928A (en) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | Combine harvester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005374756A JP2007174928A (en) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | Combine harvester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007174928A true JP2007174928A (en) | 2007-07-12 |
Family
ID=38300748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005374756A Pending JP2007174928A (en) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | Combine harvester |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007174928A (en) |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005374756A patent/JP2007174928A/en active Pending
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