JP2007172837A - 電気コネクタハウジング - Google Patents
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Abstract
【課題】スタビライザ部を有する接続端子であっても、ハウジングの高さを小さくする。
【解決手段】ハウジング本体11の背面には、多数の端子収容孔12の入口部が開口されている。各端子収容孔12は四角状の収容孔本体13の上部の片寄った位置にスタビライザ収納部14が設けられている。上下の端子収容孔12においては、スタビライザ収納部14が向き合うように配置されることにより、これらの間の隔壁15には段差が設けられている。
即ち、端子収容孔12の高さをh、隔壁15の厚みをd、スタビライザ収納部14の高さをh’とすると、T=2h+d−h’となる。
【選択図】 図3
【解決手段】ハウジング本体11の背面には、多数の端子収容孔12の入口部が開口されている。各端子収容孔12は四角状の収容孔本体13の上部の片寄った位置にスタビライザ収納部14が設けられている。上下の端子収容孔12においては、スタビライザ収納部14が向き合うように配置されることにより、これらの間の隔壁15には段差が設けられている。
即ち、端子収容孔12の高さをh、隔壁15の厚みをd、スタビライザ収納部14の高さをh’とすると、T=2h+d−h’となる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、端子収容孔の配置を工夫して高さを小さくした電気コネクタハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、接続端子1の接続部2にスタビライザ部3を設けて、ハウジングに収納した後の接続端子1のハウジング内での揺動防止と、ハウジングに挿入する際の逆挿し防止を果たしている場合がある。
【0003】
この場合のハウジング4における接続端子1に対する収容孔5の断面は図5に示すように四角状の断面であり、内部の上部に壁部6が設けられ、スタビライザ部3を収納するためのスタビライザ収納部7が付設されている。
【0004】
このような断面を組み合わせて、ハウジング4内に端子収容孔5を配列するには、図6(a)〜(d)に示す収容孔5の向きの4通りの組合わせが考えられる。即ち、(a)は上下の収容孔5を共にスタビライザ収納部7を上に向けて配置した場合、(b)は下に向けて配置した場合、(c)は上下でスタビライザ収納部7を上下に向けて配置した場合、(d)はスタビライザ収納部7を向き合わせて配置した場合である。
【0005】
この場合に、収容孔5の高さをh、収容孔5を分離する隔壁8の厚みをdとすると、上下2個の接続端子1を収容するには、端子収容孔5の端部間は、何れの場合でも少なくともT=2h+dの高さが必要とされる。この場合の隔壁8の厚みdは、機械的強度及び電気絶縁性の観点から所定の厚みとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、接続端子1が小型化され、ハウジングの大きさをより小さくすることが要望されている現今においては、更にハウジングの大きさを小さくすることが要望されている。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題を解消し、端子収容孔の配置を工夫し高さ方向の大きさをより小さくする電気コネクタハウジングを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明に係る電気コネクタハウジングは、接続部の上方又は下方の片側にスタビライザ部を突設した複数の受け用接続端子をそれぞれ端子収容孔内に収容するハウジングであって、前記端子収容孔の上部又は下部の片側にスタビライザ収納部を付設し、上下2段の前記端子収容孔を上下対称に前記スタビライザ収納部が向かい合うように配置することにより、前記上下の端子収容孔間の隔壁に段差を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図3に図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1はハウジング本体の背面図、図2は正面図である。ハウジング本体11の背面には、多数の端子収容孔12の入口部が開口されている。各端子収容孔12の入口部は図3に拡大して示すように、四角状の収容孔本体13の上部の片寄った位置にスタビライザ収納部14が設けられている。上下の端子収容孔12においては、スタビライザ収納部14同士が向き合うように、つまり一方の端子収容孔12のスタビライザ収納部14がない部分と他方の端子収容孔12のスタビライザ収納部14が向き合うように隔壁15が設けられ、隔壁15には段差が形成されている。
【0010】
従来例と同様に、端子収容孔12の高さをh、隔壁15の厚みをdとし、スタビライザ収納部14の高さをh’とすると、T=2h+d−h’となり、図6の従来例と比較して、一方のスタビライザ収納部14の高さh’分だけ端子収容孔12の端部間の大きさを小さくすることができる。
【0011】
また、図2に示すハウジング本体11の正面には、内部で端子収容孔12と連通し、相手側の挿込接続端子を受け入れるための四角状の開口部16が設けられ、開口部16の脇には例えば導通検査用の治具を挿入するための補助孔17が設けられている。
【0012】
なお、実施の形態においては、接続端子1のスタビライザ部3は接続部2の上部に形成されたものについて説明したが、スタビライザ部3を接続部2の下部に設けた場合でも同様である。
【0013】
また、ハウジング本体11内の接続端子1の収納は2段に限らず、3段以上に配置する場合においても同様に適用できる。なお、これらの場合に特に偶数段に配置する場合が、スラビライザ収納部14の一方の高さh’を相殺できるので、効果が大きい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電気コネクタハウジングは、スタビライザ部を有する接続端子であっても、隔壁に段差を設けることにより高さを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジング本体の背面図である。
【図2】正面図である。
【図3】端子収容孔の配置の説明図である。
【図4】接続端子の斜視図である。
【図5】端子収容孔の正面図である。
【図6】従来の端子収容孔の配置の説明図である。
【符号の説明】
11 ハウジング本体
12 端子収容孔
13 収容孔本体
14 スタビライザ収納部
15 隔壁
16 開口部
【産業上の利用分野】
本発明は、端子収容孔の配置を工夫して高さを小さくした電気コネクタハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、接続端子1の接続部2にスタビライザ部3を設けて、ハウジングに収納した後の接続端子1のハウジング内での揺動防止と、ハウジングに挿入する際の逆挿し防止を果たしている場合がある。
【0003】
この場合のハウジング4における接続端子1に対する収容孔5の断面は図5に示すように四角状の断面であり、内部の上部に壁部6が設けられ、スタビライザ部3を収納するためのスタビライザ収納部7が付設されている。
【0004】
このような断面を組み合わせて、ハウジング4内に端子収容孔5を配列するには、図6(a)〜(d)に示す収容孔5の向きの4通りの組合わせが考えられる。即ち、(a)は上下の収容孔5を共にスタビライザ収納部7を上に向けて配置した場合、(b)は下に向けて配置した場合、(c)は上下でスタビライザ収納部7を上下に向けて配置した場合、(d)はスタビライザ収納部7を向き合わせて配置した場合である。
【0005】
この場合に、収容孔5の高さをh、収容孔5を分離する隔壁8の厚みをdとすると、上下2個の接続端子1を収容するには、端子収容孔5の端部間は、何れの場合でも少なくともT=2h+dの高さが必要とされる。この場合の隔壁8の厚みdは、機械的強度及び電気絶縁性の観点から所定の厚みとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、接続端子1が小型化され、ハウジングの大きさをより小さくすることが要望されている現今においては、更にハウジングの大きさを小さくすることが要望されている。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題を解消し、端子収容孔の配置を工夫し高さ方向の大きさをより小さくする電気コネクタハウジングを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明に係る電気コネクタハウジングは、接続部の上方又は下方の片側にスタビライザ部を突設した複数の受け用接続端子をそれぞれ端子収容孔内に収容するハウジングであって、前記端子収容孔の上部又は下部の片側にスタビライザ収納部を付設し、上下2段の前記端子収容孔を上下対称に前記スタビライザ収納部が向かい合うように配置することにより、前記上下の端子収容孔間の隔壁に段差を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図3に図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1はハウジング本体の背面図、図2は正面図である。ハウジング本体11の背面には、多数の端子収容孔12の入口部が開口されている。各端子収容孔12の入口部は図3に拡大して示すように、四角状の収容孔本体13の上部の片寄った位置にスタビライザ収納部14が設けられている。上下の端子収容孔12においては、スタビライザ収納部14同士が向き合うように、つまり一方の端子収容孔12のスタビライザ収納部14がない部分と他方の端子収容孔12のスタビライザ収納部14が向き合うように隔壁15が設けられ、隔壁15には段差が形成されている。
【0010】
従来例と同様に、端子収容孔12の高さをh、隔壁15の厚みをdとし、スタビライザ収納部14の高さをh’とすると、T=2h+d−h’となり、図6の従来例と比較して、一方のスタビライザ収納部14の高さh’分だけ端子収容孔12の端部間の大きさを小さくすることができる。
【0011】
また、図2に示すハウジング本体11の正面には、内部で端子収容孔12と連通し、相手側の挿込接続端子を受け入れるための四角状の開口部16が設けられ、開口部16の脇には例えば導通検査用の治具を挿入するための補助孔17が設けられている。
【0012】
なお、実施の形態においては、接続端子1のスタビライザ部3は接続部2の上部に形成されたものについて説明したが、スタビライザ部3を接続部2の下部に設けた場合でも同様である。
【0013】
また、ハウジング本体11内の接続端子1の収納は2段に限らず、3段以上に配置する場合においても同様に適用できる。なお、これらの場合に特に偶数段に配置する場合が、スラビライザ収納部14の一方の高さh’を相殺できるので、効果が大きい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電気コネクタハウジングは、スタビライザ部を有する接続端子であっても、隔壁に段差を設けることにより高さを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハウジング本体の背面図である。
【図2】正面図である。
【図3】端子収容孔の配置の説明図である。
【図4】接続端子の斜視図である。
【図5】端子収容孔の正面図である。
【図6】従来の端子収容孔の配置の説明図である。
【符号の説明】
11 ハウジング本体
12 端子収容孔
13 収容孔本体
14 スタビライザ収納部
15 隔壁
16 開口部
Claims (1)
- 接続部の上方又は下方の片側にスタビライザ部を突設した複数の受け用接続端子をそれぞれ端子収容孔内に収容するハウジングであって、前記端子収容孔の上部又は下部の片側にスタビライザ収納部を付設し、上下2段の前記端子収容孔を上下対称に前記スタビライザ収納部が向かい合うように配置することにより、前記上下の端子収容孔間の隔壁に段差を設けたことを特徴とする電気コネクタハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003173932A JP2007172837A (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 電気コネクタハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003173932A JP2007172837A (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 電気コネクタハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007172837A true JP2007172837A (ja) | 2007-07-05 |
JP2007172837A6 JP2007172837A6 (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=38299150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003173932A Pending JP2007172837A (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 電気コネクタハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007172837A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009170296A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003173932A patent/JP2007172837A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009170296A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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