JP2007171555A - ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 - Google Patents
ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007171555A JP2007171555A JP2005369159A JP2005369159A JP2007171555A JP 2007171555 A JP2007171555 A JP 2007171555A JP 2005369159 A JP2005369159 A JP 2005369159A JP 2005369159 A JP2005369159 A JP 2005369159A JP 2007171555 A JP2007171555 A JP 2007171555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard coat
- coat film
- optical
- acrylate
- zirconia particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】本発明のハードコート膜は、分散粒径が1nm以上かつ20nm以下の正方晶ジルコニア粒子を、アクリレート系、シリコーン系、オキセタン系等の有機系、あるいはアルコキシシラン−ジルコネート系、アルミナ系等の無機系のハードコート基材中に分散してなることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
また、これらの問題を解決することができる環状オレフィン系樹脂においても、耐擦傷性が低く、表面に傷がつき易い等の問題点があった。
一般に、これら光学用透明プラスチック材料の表面の耐擦傷性を改善するには、表面にハードコート層を形成する方法があり、多岐に亘って用いられている。中でも、プラスチックレンズとハードコート層の干渉縞の防止や、反射防止膜用ハードコート等の用途には、高屈折率ハードコート層が用いられている(例えば、特許文献1、2参照)。
前記正方晶ジルコニア粒子は、ハードコート基材中に分散してなることが好ましい。
前記正方晶ジルコニア粒子の含有率は1重量%以上かつ80重量%以下であることが好ましい。
本発明の光学レンズは、少なくとも光透過領域に、本発明のハードコート膜を備えてなることを特徴とする。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図において、1は平板状の透明複合体からなる透明基材、2は透明基材1の表面(一方の面)に形成された略半球状の微小な凸レンズ部、3は透明基材1及び凸レンズ部2全体を覆うように形成されたハードコート膜であり、透明基材1および凸レンズ部2全体が光透過領域とされている。
ここで、ジルコニア粒子を正方晶ジルコニア粒子に限定した理由は、微粒子合成の立場からは微粒子の粒径が20nm以下のように小さくなると、正方晶の方が従来知られている単斜晶よりも安定になることと、硬度が高く、透明複合体の機械的特性を向上させることができる上に、ジルコニア粒子を樹脂中に分散させた透明複合体においては、正方晶ジルコニアを透明複合体の第2相として添加すると、単斜晶ジルコニア粒子を添加した場合と比べて、マルテンサイト変態と称される体積膨張により高い靭性を示すからである。
このように、正方晶ジルコニア粒子は、ナノサイズの粒子であるから、樹脂と複合化した透明複合体においても、光散乱が小さく、複合体の透明性を維持することが可能である。
このハードコート膜の膜厚は、ハードコート膜としての機能を十分に発揮するとともに、光学レンズの諸特性を阻害しないためには、0.1μm以上かつ100μm以下が好ましく、特に1μm以上かつ50μm以下が好ましい。
有機系のハードコート基材としては、熱可塑性、熱硬化性、可視光線や紫外線や赤外線等による光(電磁波)硬化性、電子線照射による電子線硬化性等の透明な樹脂が好適に用いられる。
「アクリレート系ハードコート基材」
アクリレート系ハードコート基材としては、単官能アクリレートおよび/または多官能アクリレートが用いられ、これらのうち1種または2種以上が用いられる。
単官能アクリレート及び多官能アクリレートそれぞれの具体例について次に挙げる。
(a)脂肪族単官能(メタ)アクリレートとしては、
ブチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート
メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート等のアルコキシアルキレングリコール(メタ)アクリレート
(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等のN−置換アクリルアミド等が挙げられる。
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1.4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリブタンジオールジ(メタ)アクリレート、等のアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート
ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート等のトリ(メタ)アクリレート
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ−トリメチロールプロパンテトラアクリレート等のテトラ(メタ)アクリレート
ジペンタエリスリトール(モノヒドロキシ)ペンタアクリレート等のペンタ(メタ)アクリレート
等が挙げられる。
(d)芳香族(メタ)アクリレートのうち、単官能型としては、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート等が、また、多官能型としては、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート等のジアクリレート類、ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
(f)エポキシ(メタ)アクリレートとしては、ビスフェノールA型エポキシアクリレート、ノボラック型エポキシアクリレート等が挙げられる。
2,2’−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、1−ヒドロキシジメチルフェニルケトン等のアセトフェノン類、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン類、ベンゾフェノン、2,4−ジクロロベンゾフェノン、p−クロロベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシアセテート等の過酸化物系、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系等がある。
シリコーン系ハードコート基材としては、下記の一般式(1)で示される有機ケイ素化合物から選択される1種以上の化合物および/またはその部分加水分解縮合物が用いられる。
Ra−SiX4−a ……(1)
式中、Rは炭素数1〜18の1価の有機基、Xは加水分解性基、aは0、1、2のいずれかである。
また、これらの有機基の水素原子の一部または全部がエポキシ基、アミノ基、メルカプト基、(メタ)アクリロキシ基、あるいは塩素原子等のハロゲン原子で置換されたものも挙げられる。
Xは、加水分解性を有する基であればよく、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、フェノキシ基等のアルコキシ基、あるいは塩素原子等のハロゲン原子等が挙げられる。
このシリコーン系ハードコート基材については、本発明の目的を損なわないかぎり、その他任意の成分として、耐熱剤、染料、顔料、難燃性付与剤等を含有してもよい。
ここで、正方晶ジルコニア粒子の含有率を1重量%以上かつ80重量%以下と限定した理由は、下限値の1重量%は屈折率及び機械的特性の向上が可能となる添加率の最小値であるからであり、一方、上限値の80重量%は樹脂自体の特性(柔軟性、比重)を維持することができる添加率の最大値であるからである。
この可視光透過率は、ハードコート膜における正方晶ジルコニア粒子の含有率により異なり、正方晶ジルコニア粒子の含有率が1重量%では、95%以上、正方晶ジルコニア粒子の含有率が40重量%では、80%以上である。
また、正方晶ジルコニア粒子は、単斜晶ジルコニア粒子に比べてマルテンサイト変態による靭性値の向上が期待でき、しかも、靭性、硬度が高く、複合体の機械的特性向上に適している。
また、正方晶ジルコニア粒子は、ナノサイズの粒子であるから、樹脂と複合化させた場合においても、光散乱が小さく、複合材料の透明性を維持することが可能である。
これにより、透明性、屈折率、熱安定性、硬度および耐候性が向上し、よって、長期に亘って信頼性が向上する。
このハードコート膜を作製する際に、次に示すジルコニア透明分散液を用いる。
「ジルコニア透明分散液」
このジルコニア透明分散液は、分散粒径が1nm以上かつ20nm以下の正方晶ジルコニア粒子と、分散媒とを含む分散液である。
分散媒は、基本的には、水、有機溶媒、液状の樹脂モノマー、液状の樹脂オリゴマーのうち少なくとも1種以上を含有したものである。
また、上記の液状の樹脂オリゴマーとしては、ウレタンアクリレート系オリゴマー、エポキシアクリレート系オリゴマー、アクリレート系オリゴマー等が好適に用いられる。
ここで、正方晶ジルコニア粒子の含有率を1重量%以上かつ70重量%以下と限定した理由は、この範囲が正方晶ジルコニア粒子が良好な分散状態を取りうる範囲であり、含有率が1重量%未満であると、正方晶ジルコニア粒子としての効果が低下し、また、70重量%を超えると、ゲル化や凝集沈澱が生じ、分散液としての特徴を消失するからである。
正方晶ジルコニア粒子以外の無機酸化物粒子としては、単斜晶または立方晶のジルコニア粒子、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化スズ、アンチモン添加酸化スズ(ATO)、スズ添加酸化インジウム(ITO)等が挙げられる。
分散剤としては、リン酸エステル系分散剤等が挙げられる。
表面処理剤としては、シランカップリング剤、リン酸エステル系分散剤等が挙げられる。
この可視光透過率は、正方晶ジルコニア粒子の含有率により異なり、正方晶ジルコニア粒子の含有率が1重量%では、95%以上、正方晶ジルコニア粒子の含有率が40重量%では、80%以上である。
上述したジルコニア透明分散液と、樹脂のモノマーやオリゴマーを混合し、流動し易い状態の樹脂組成物を作製する。
次いで、この樹脂組成物をスピンコート法、バーコート法、フローコート法、ディップ法等の各種塗布方法により透明基材1及び凸レンズ部2全体を覆うように塗布し、ハードコート膜を形成する。
特に、アクリル樹脂等の紫外線(UV)硬化性樹脂を含む樹脂組成物を硬化させる方法としては、様々な方法があるが、代表的には、加熱または光照射により開始されるラジカル重合反応等が挙げられる。このラジカル重合反応としては、熱による重合反応(熱重合)、紫外線等の光による重合反応(光重合)、ガンマ線による重合反応、あるいは、これらの複数を組み合わせた方法等が挙げられる。
以上により、図1に示す本実施形態の光学レンズを作製することができる。
したがって、高光透過率、高屈折率、高い熱安定性、高硬度および耐候性に優れた光学レンズを提供することができる。
また、このハードコート膜3を光学レンズ以外の光学部品、例えばマイクロレンズアレイに形成してもよい。
さらに、本実施形態の光学レンズを投光器等の光学部品に適用すれば、光学レンズの光透過率、屈折率、熱安定性、硬度および耐候性が向上することにより、光学部品全体の性能を向上させることができ、長期に亘って光学部品の信頼性を向上させることができる。
「実施例1」
(ジルコニア透明分散液の作製)
オキシ塩化ジルコニウム8水塩2615gを純水40L(リットル)に溶解させたジルコニウム塩溶液に、28%アンモニア水344gを純水20Lに溶解させた希アンモニア水を攪拌しながら加え、ジルコニア前駆体スラリーを調整した。
次いで、このスラリーに、硫酸ナトリウム300gを5Lの純水に溶解させた硫酸ナトリウム水溶液を攪拌しながら加えた。このときの硫酸ナトリウムの添加量は、ジルコニウム塩溶液中のジルコニウムイオンのジルコニア換算値に対して30重量%であった。
次いで、この固形物を自動乳鉢等により粉砕した後、電気炉を用いて、大気中、500℃にて1時間焼成した。
次いで、この焼成物を純水中に投入し、攪拌してスラリー状とした後、遠心分離器を用いて洗浄を行い、添加した硫酸ナトリウムを十分に除去した後、乾燥器にて乾燥させ、正方晶ジルコニア粒子を作製した。
上記のジルコニア透明分散液(Z1)100gに、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート5g、ペンタエリスリトールトリアクリレート2.5g、ペンタエリスリトールテトラアクリレート2g、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.5g、ジアセトンアルコール10gを加え、硬化性アクリレート溶液を作製した。
次いで、この溶液を100×100×2mmのアクリル基板にバーコート法にて塗布し、その後120℃にて2時間加熱して硬化させ、硬化後の膜厚を3μmとし、実施例1のハードコート膜を作製した。このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率は50重量%であった。
実施例1のジルコニア透明分散液(Z1)100gに、メチルトリエトキシシラン7g、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン3gを加え、5℃にて2時間撹拌し、次いで、60℃にて4時間攪拌し、熟成を行った。次いで、この熟成した溶液にジアセトンアルコール10gを加え、硬化性シリコーン化合物溶液を作製した。
次いで、この溶液を100×100×2mmのアクリル基板にバーコート法にて塗布し、その後120℃にて2時間加熱して硬化させ、硬化後の膜厚を3μmとし、実施例2のハードコート膜を作製した。このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率は50重量%であった。
ジルコニア粒子として単斜晶及び正方晶ジルコニア粒子を含むRC−100(第一希元素(株)社製)を用いた以外は、実施例1に準じて分散処理を行い、比較例1のジルコニア分散液(Z2)を作製した。ちなみに、このジルコニア粒子の平均分散粒径は100nmであった。
このジルコニア分散液(Z2)に、実施例1で用いた1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド、ジアセトンアルコールを加え、硬化性アクリレート溶液を作製した。
次いで、この硬化性アクリレート溶液を実施例1に準じて処理し、比較例1のハードコート膜を作製した。ただし、このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率を50重量%とした。
比較例1のジルコニア分散液(Z2)に、実施例2で用いたメチルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランを加え、5℃にて2時間撹拌し、次いで、60℃にて4時間攪拌し、熟成を行った。次いで、この熟成した溶液にジアセトンアルコールを加え、硬化性シリコーン化合物溶液を作製した。
次いで、この硬化性シリコーン化合物溶液を実施例2に準じて処理し、比較例2のハードコート膜を作製した。ただし、このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率を50重量%とした。
比較例1に準じて硬化性アクリレート溶液を作製した。次いで、この溶液を実施例1に準じて処理し、比較例3のハードコート膜を作製した。ただし、このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率を2重量%とした。
比較例2に準じて硬化性シリコーン化合物溶液を作製した。次いで、この溶液を実施例2に準じて処理し、比較例4のハードコート膜を作製した。ただし、このハードコート膜のジルコニア粒子の含有率を2重量%とした。
実施例1、2及び比較例1〜4それぞれのハードコート膜について、可視光透過率、屈折率および硬度の3点について、下記の装置または方法により評価を行った。
分光光度計(日本分光社製)を用いて可視光線の透過率を測定した。
ここでは、100×100×2mmのアクリル基板に塗布した厚み3μmのハードコート膜を測定用試料とし、アクリル基板単体の透過率を100%としたとき、透過率が92%以上を「○」、92%未満を「×」とした。
(2)屈折率
実施例1、2および比較例1〜4により得られた硬化性アクリレート溶液または硬化性シリコーン化合物溶液各々をスピンコート法によりシリコンウェハー上に塗布し、分光エリプソメーターを用いて測定した。
ここでは、ジルコニア粒子を添加していない樹脂を基準として、屈折率が0.05以上向上した場合を「○」、屈折率が0.05未満しか向上しなかった場合を「×」とした。
日本工業規格:JIS K 5600−5−4「塗膜の機械的性質−引っかき硬度(鉛筆法)」に準拠し、硬度を測定した。
ここでは、比較例1のジルコニア分散液(Z2)を用いて作製され、ジルコニア粒子の含有率が50重量%である比較例1、2のハードコート膜の硬度を基準とし、この基準値より高い場合を「○」、この基準値より低い場合を「×」とした。
以上の評価結果を表1に示す。
一方、比較例1〜4では、可視光透過率、屈折率、硬度のいずれかの特性が実施例1、2と比べて劣っていた。
2 凸レンズ部
3 ハードコート膜
Claims (6)
- 分散粒径が1nm以上かつ20nm以下の正方晶ジルコニア粒子を含有してなることを特徴とするハードコート膜。
- 前記正方晶ジルコニア粒子は、ハードコート基材中に分散してなることを特徴とする請求項1記載のハードコート膜。
- 前記正方晶ジルコニア粒子の含有率は1重量%以上かつ80重量%以下であることを特徴とする請求項1または2記載のハードコート膜。
- 少なくとも光透過領域に、請求項1、2または3記載のハードコート膜を備えてなることを特徴とする光学機能膜。
- 少なくとも光透過領域に、請求項1、2または3記載のハードコート膜を備えてなることを特徴とする光学レンズ。
- 請求項5記載の光学レンズを備えてなることを特徴とする光学部品。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005369159A JP2007171555A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 |
PCT/JP2006/321092 WO2007049573A1 (ja) | 2005-10-28 | 2006-10-24 | 無機酸化物透明分散液と無機酸化物粒子含有樹脂組成物、発光素子封止用組成物及び発光素子、ハードコート膜と光学機能膜及び光学部品、並びに無機酸化物粒子含有樹脂組成物の製造方法 |
KR1020087009837A KR101302277B1 (ko) | 2005-10-28 | 2006-10-24 | 무기산화물 투명 분산액과 무기산화물 입자 함유 수지조성물, 발광소자 밀봉용 조성물 및 발광소자,하드코트막과 광학 기능막 및 광학 부품, 그리고무기산화물 입자 함유 수지 조성물의 제조 방법 |
CN200680039934XA CN101296982B (zh) | 2005-10-28 | 2006-10-24 | 无机氧化物透明分散液和含无机氧化物粒子的树脂组合物、发光元件密封用组合物及发光元件、硬涂膜和光学功能膜及光学部件、以及含无机氧化物粒子的树脂组合物的制备方法 |
EP06812152.4A EP1950239B1 (en) | 2005-10-28 | 2006-10-24 | Transparent inorganic-oxide dispersion, resin composition containing inorganic oxide particles, composition for encapsulating luminescent element, luminescent element, hard coat, optical functional film, optical part, and process for producing resin composition containing inorganic oxide particles |
US12/084,093 US7985476B2 (en) | 2005-10-28 | 2006-10-24 | Transparent zirconia dispersion and zirconia particle-containing resin composition, composition for sealing light emitting element and light emitting element, hard coat film and optical functional film and optical component, and method for producing zirconia particle-containing resin |
TW095139482A TWI401287B (zh) | 2005-10-28 | 2006-10-26 | 無機氧化物透明分散液及含無機氧化物粒子的樹脂組成物、發光元件封裝用組成物及發光元件、硬塗膜與光學機能膜及光學組件,以及含無機氧化物粒子之樹脂組成物的製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005369159A JP2007171555A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007171555A true JP2007171555A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38298199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005369159A Pending JP2007171555A (ja) | 2005-10-28 | 2005-12-22 | ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007171555A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009004968A1 (ja) | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Advantest Corporation | 試験装置 |
JP2009155541A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Ito Kogaku Kogyo Kk | ハードコート組成物 |
JP2011057529A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | アルミナドープジルコニアナノ粒子及びその製造方法 |
WO2011055624A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | コニカミノルタオプト株式会社 | 偏光板、及び液晶表示装置 |
EP2752392A4 (en) * | 2011-08-31 | 2015-04-29 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | TRANSPARENT DISPERSION WITH AN INORGANIC OXIDE AND RESIN COMPOSITION FOR THE FORMATION OF A TRANSPARENT COMPOSITE MATERIAL AND TRANSPARENT COMPOSITE MATERIAL AND OPTICAL ELEMENT |
CN115710438A (zh) * | 2021-08-23 | 2023-02-24 | 凯斯科技股份有限公司 | 金属氧化物分散液、显示器用薄膜组合物及显示器用光学元件 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012933A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-15 | Three M Innovative Properties Co | 保護フィルム、接着シート、及び床面保護構造体 |
JP2005288712A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Jsr Corp | 帯電防止層を有する積層体及び反射防止膜 |
JP2005301241A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-10-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止フィルム、その製造方法、偏光板、及び画像表示装置 |
JP2005307178A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-11-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学フィルム、偏光板、及び画像表示装置 |
JP2005343119A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Sdc Technologies Asia Kk | 被覆プラスチック物品の製造方法、被覆プラスチック物品および光硬化性コーティング液組成物 |
JP2007532589A (ja) * | 2004-04-15 | 2007-11-15 | デントフィット・アクティーゼルスカブ | 歯科用充填材料の超音波硬化 |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005369159A patent/JP2007171555A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012933A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-15 | Three M Innovative Properties Co | 保護フィルム、接着シート、及び床面保護構造体 |
JP2005301241A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-10-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 反射防止フィルム、その製造方法、偏光板、及び画像表示装置 |
JP2005307178A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-11-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学フィルム、偏光板、及び画像表示装置 |
JP2005288712A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Jsr Corp | 帯電防止層を有する積層体及び反射防止膜 |
JP2007532589A (ja) * | 2004-04-15 | 2007-11-15 | デントフィット・アクティーゼルスカブ | 歯科用充填材料の超音波硬化 |
JP2005343119A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Sdc Technologies Asia Kk | 被覆プラスチック物品の製造方法、被覆プラスチック物品および光硬化性コーティング液組成物 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009004968A1 (ja) | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Advantest Corporation | 試験装置 |
JP2009155541A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Ito Kogaku Kogyo Kk | ハードコート組成物 |
JP2011057529A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | アルミナドープジルコニアナノ粒子及びその製造方法 |
WO2011055624A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | コニカミノルタオプト株式会社 | 偏光板、及び液晶表示装置 |
JPWO2011055624A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2013-03-28 | コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 | 偏光板、及び液晶表示装置 |
EP2752392A4 (en) * | 2011-08-31 | 2015-04-29 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | TRANSPARENT DISPERSION WITH AN INORGANIC OXIDE AND RESIN COMPOSITION FOR THE FORMATION OF A TRANSPARENT COMPOSITE MATERIAL AND TRANSPARENT COMPOSITE MATERIAL AND OPTICAL ELEMENT |
CN115710438A (zh) * | 2021-08-23 | 2023-02-24 | 凯斯科技股份有限公司 | 金属氧化物分散液、显示器用薄膜组合物及显示器用光学元件 |
CN115710438B (zh) * | 2021-08-23 | 2024-01-30 | 凯斯科技股份有限公司 | 金属氧化物分散液、显示器用薄膜组合物及显示器用光学元件 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5167582B2 (ja) | ジルコニア透明分散液及び透明複合体並びに透明複合体の製造方法 | |
JP5564748B2 (ja) | 屈折率調整光学部材用透明粘着剤と光学用透明粘着層及び屈折率調整光学部材用透明粘着剤の製造方法並びに光学用透明粘着層の製造方法 | |
JP5540458B2 (ja) | 無機酸化物透明分散液と樹脂組成物、透明複合体、発光素子封止用組成物及び発光素子並びに透明複合体の製造方法 | |
JP6648360B2 (ja) | 無機粒子分散液、無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、表示装置 | |
JP5092744B2 (ja) | 反射防止積層体 | |
JP2008120848A (ja) | 無機酸化物透明分散液と透明複合体およびその製造方法、発光素子封止用組成物並びに発光素子 | |
JP5546239B2 (ja) | ハードコート膜付基材およびハードコート膜形成用塗布液 | |
JP2007272156A (ja) | 高屈折率硬化膜 | |
JP2007099931A (ja) | ジルコニア透明分散液及び透明複合体並びに透明複合体の製造方法 | |
JP5815304B2 (ja) | 光学薄膜形成用塗料および光学薄膜 | |
WO2008032722A1 (fr) | Matière de revêtement, article optique utilisant celle-ci et procédé de fabrication d'un article optique | |
JP2007171555A (ja) | ハードコート膜と光学機能膜及び光学レンズ並びに光学部品 | |
JP2006306008A (ja) | 帯電防止用積層体 | |
JP2008120605A (ja) | 表面修飾酸化ジルコニウム粒子と表面修飾酸化ジルコニウム粒子分散液及び透明複合体、光学部材並びに発光素子封止用組成物、発光素子 | |
JP2008137848A (ja) | 無機酸化物透明分散液と透明複合体、発光素子封止用組成物および発光素子並びに透明複合体の製造方法 | |
JP2004204206A (ja) | 光硬化性組成物及びその製造方法、並びに硬化物 | |
JP5245190B2 (ja) | 液状硬化性組成物及び硬化膜 | |
JP4655614B2 (ja) | フッ化マグネシウム粒子のオルガノゾルとその製造方法、およびそれを用いた塗料 | |
JP2008038086A (ja) | 活性エネルギー線硬化性組成物及び積層体 | |
JP2009186776A (ja) | ハードコート膜およびその製造方法並びにハードコート膜を備えた光学機能膜および光学レンズ | |
JP2007022071A (ja) | 帯電防止用積層体 | |
JP2008308584A (ja) | 無機酸化物透明分散液と透明複合体およびその製造方法 | |
WO2020105405A1 (ja) | 反応性シリコーン組成物およびその硬化物 | |
JP5151113B2 (ja) | 硬化性組成物、硬化膜及び帯電防止用積層体 | |
JP4704175B2 (ja) | 光学レンズ用組成物及び光学レンズ並びに光学部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110513 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111012 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111122 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20111216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121214 |