JP2007170993A - 水質測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収容部1に収容された被測定水2の水質を検知する水質検知器4と、上記収容部及び上記水質検知器を連通する採水管6とを備えた水質測定装置において、上記採水管の途中に設けられた分岐部8と、この分岐部で分岐された被測定水を上記採水管よりも高い位置に上昇させた後、上記収容部に戻すバイパス配管12と、このバイパス配管における上記採水管よりも高い位置に流路断面積が上方向に小さくなるように介装されたレジューサ10と、上記バイパス配管に介装されたバイパス弁11とを備えるようにしたものである。
【選択図】図1
Description
図1は、この発明の実施の形態1による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。なお、以下では、この発明を下水処理場の反応槽に収容された被処理液を被測定水として水質測定する場合について説明する。図において、下水処理場の反応槽からなる収容部1には、被測定水である被処理液2が収容され、図示省略している曝気装置から供給された空気などの酸化性ガスによって撹拌され、無数の気泡3が生じている。収容部1には、収容された被処理液2を被測定水として水質計器である水質検知器4に採水管6を通じて送給するための水中ポンプ5が設けられており、収容部1と水質検知器4を連通する採水管6には、下流方向に仕切弁7、分岐部8、及び前処理装置9が順次介装されている。仕切弁7では、採水流量や採水圧力が調整される。
図2はこの発明の実施の形態2による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。図において、採水管6の仕切弁7の上流側には、採水管6から分岐されて収容部1に戻される流量調節管14aと、この流量調節管14aに介装された流量調整弁14bからなる流量調節手段14が設けられている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であり、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示しているので説明を省略する。
この実施の形態2では、仕切弁7による開度調整に加えて、流量調節手段14の流量調整弁14bによって仕切弁7方向への流量調節を行うことにより、上記実施の形態1の効果に加えて、採水部である前処理装置9への細かな流量調整や圧力調整等を行うことができる。
図3はこの発明の実施の形態3による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。図において、前処理装置9から収容部1に至る戻り管13には透明部材13aが設けられ、前処理装置9から収容部1に流れる水の状態、特に気泡の混入の有無が確認できるように構成されている。なお、透明部材13aは、管自体が例えばプラスチックや硝子などの透明材料からなるもの、あるいは不透明な管の一部に透明材料からなる窓を設けたものなど、何れでも良い。その他の構成は上記実施の形態2と同様である。
この実施の形態3では、前処理装置9の出口付近の戻り管13の一部を透明部材13aとしたことにより、上記実施の形態2の効果に加えて、水質検知器4方向への気泡の混入の有無を容易に確認することが可能となり、気泡の除去の確認が容易となる。
図4はこの発明の実施の形態4による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。図において、バイパス配管12におけるバイパス弁11の出口付近には上記透明部材13aと同様の透明部材12aが設けられている。その他の構成は上記実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
この実施の形態4では、バイパス配管12の一部を透明部材12aとしたことにより、上記実施の形態3の効果に加えて、バイパス配管12を流れる気泡の状況が容易に確認できるので、バイパス弁11の開度調整を気泡の状況を目で確認しながら行うことが可能となる。なお、上記透明部材12a、13aは何れか一方のみ設けるようにしても相応の効果が期待できる。
図5はこの発明の実施の形態5による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。図において、流量調節手段14には流量調整用の電動弁14cを設ける一方、採水管6の前処理装置9入口部に、採水管6を通流する被測定水の圧力に応じた信号を出力する圧力計16と、この圧力計16の信号に基づいて電動弁14cを制御する制御装置17が設けられている。その他の構成は上記実施の形態1と同様である。
上記のように構成された実施の形態5では、前処理装置9の手前に圧力計16を設置し、制御装置17にて圧力が一定になる様に、電動弁14cの開度制御を行い、流量が一定となるように調節することで、安定した採水が可能となる。
図6はこの発明の実施の形態6による水質測定装置の要部を概念的に示す構成図である。図において、水中ポンプ5と仕切弁7の間の採水管6には、採水部電動弁18が介装され、さらにこの採水部電動弁18と仕切弁7の間の採水管6に洗浄水供給部19から洗浄水を導入するための洗浄用電動弁20を介装した洗浄水供給管21が接続されている。そして、圧力計16の出力に応じて警報を設定する警報設定器22と、この警報設定器22の出力に基づいて採水部電動弁18及び洗浄用電動弁20を制御するバルブ切替回路23が設けられている。なお、上記採水部電動弁18、洗浄用電動弁20、及びバルブ切替回路23で切替手段24を構成している。その他の構成は上記実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
上記のように、実施の形態6によれば、上記実施の形態2の効果に加えて、長期の使用で配管などに汚れの沈着などが生じたときに、自動的に系内に洗浄水を供給することで汚れを除去することが可能となり、さらに安定した長期の水質計測が可能となる。
Claims (8)
- 収容部に収容された被測定水の水質を検知する水質検知器と、上記収容部及び上記水質検知器を連通する採水管とを備えた水質測定装置において、上記採水管に設けられた分岐部と、この分岐部で分岐された被測定水を上記採水管よりも高い位置に上昇させた後、上記収容部に戻すバイパス配管と、このバイパス配管における上記採水管よりも高い位置に流路断面積が上方向に小さくなるように介装されたレジューサと、上記バイパス配管に介装されたバイパス弁と、を備えてなることを特徴とする水質測定装置。
- 上記水質検知器と上記分岐部との間の採水管に、上記被測定水を前処理して処理水を上記水質検知器に送り、前処理に伴う余剰水を上記収容部に送る戻り管を有する前処理装置が介装されてなることを特徴とする請求項1に記載の水質測定装置。
- 上記戻り管の少なくとも一部に透明部材を用いてなることを特徴とする請求項2に記載の水質測定装置。
- 上記採水管における上記収容部と上記分岐部との間に流量調節手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の水質測定装置。
- 上記分岐部の下流側に設けられた採水管内の圧力を検知する圧力計を備え、この圧力計の検知結果に応じて上記流量調節手段を制御するようにしてなることを特徴とする請求項4に記載の水質測定装置。
- 上記バイパス弁の開度制御により上記被測定水に含まれる気泡を上記バイパス配管に導くようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の水質測定装置。
- 上記バイパス配管の少なくとも一部に透明部材を用いてなることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の水質測定装置。
- 上記分岐部の下流側に設けられた採水管内の圧力を検知する圧力計と、洗浄水を供給し得る洗浄水供給部と、上記採水管に送給する液体を上記被測定水または上記洗浄水に切り替える切替手段とを備え、上記圧力計の検知結果が所定値を下まわったときに、上記切替手段により被測定水を洗浄水に切り替えて通流するようにしてなることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の水質測定装置。
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