JP2007169940A - 区画枠体およびそれを用いた透水性ブロック舗装 - Google Patents

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慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
Kanako Hayashi
加奈子 林
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Abstract

【課題】本発明は、従来の区画枠体では困難であった緩やかに曲面を形成する地盤であってもその曲面に追随してブロック舗装を可能とする区画枠体と透水性舗装の提案である。
【解決手段】ブロック部と透水部とに区画され、ブロック部は容器状をなしその底部には透孔を有しその内部にブロックを挿入し敷石となし、あるいはその内部にモルタルあるいはコンクリートなどを流し込みブロックを形成して敷石とし、透水部はその頂部に透孔を有し、透孔を介して雨水を地盤に導く区画枠体において、透水部の形状を上部が閉じ下方が開いた貫通する樋状とし、透水部をして撓むことを可能とした区画枠体である。区画枠体を撓ますことができるよう透水部を樋状で貫通するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、区画枠体と透水性ブロック舗装技術に属する。
近年雨水を地中に還元することで下水道や都市河川に流入する雨水を低減し、下水処理場の負担を軽減したり、河川の氾濫を防止したりすることが重要な課題となっている。また、都市化により建物、道路の占める面積が高くなり、土で覆われた空間が極めて少なくなったため、土中に含まれる水分が揮発することがなくなり都市空間の温度が上昇するヒートアイランド現象が顕著となってきている。
このため、雨水を地中に還元しヒートアイランド現象を緩和するため透水性あるいは保水性舗装を施し、かかる現象を防止あるいは緩和するための処方が実施されてきている。その一環として透水性ブロックあるいは保水性ブロックを従来のアスファルト舗装やコンクリート舗装に替える動きがある。
特開平05-238802には、透水性ブロックあるいは保水性ブロックとして活性汚泥の焼却灰と下水汚泥溶融スラグ骨材とを混合し、成形乾燥後、焼成することで透水性レンガを製造する方法が開示されている。
また、特開2001-193006などに図5に示すような1ないし複数に区画された区画部からなり、各区画部にレンガ、木レンガ、石材を挿入あるいはコンクリートなどを打設して敷石とする区画枠体を、平面状に配列・連結することでブロック舗装とする技術が各種知られている。
上記区画枠体は平坦な面をブロック舗装することは容易であるが、地盤がゆるく曲面を形成する場所ではその硬直性のため、曲面に追随してブロック舗装をすることは困難であった。
特開平05-238802 特開2001-193006
本発明は、従来の区画枠体では困難であった緩やかに曲面を形成する地盤であってもその曲面に追随してブロック舗装を可能とする区画枠体と透水性舗装の提案である。
本第1の発明は、ブロック部と透水部とに区画された区画枠体にあって、ブロック部は容器状をなし、その容器底部には透孔を有し、その容器内部にブロックを挿入し敷石となし、あるいはモルタルあるいはコンクリートなどを流し込み敷石を形成し、透水部はその頂部に透孔を有し、透孔を介して雨水を地盤に導く区画枠体において、透水部の形状を上部が閉じ下方が開いた貫通する樋状とし、透水部をして撓むことを可能とした区画枠体である。区画枠体を撓ますことができるよう透水部を樋状で貫通するようにした。
本第2の発明は、ブロック部と透水部とに区画された区画枠体にあって、ブロック部は容器状をなし、その容器底部には透孔を有し、その容器内部にブロックを挿入し敷石となし、あるいはモルタルあるいはコンクリートなどを流し込み敷石を形成し、透水部はその頂部に透孔を有し、透孔を介して雨水を地盤に導く区画枠体において、区画枠体を敷き設し、敷石を形成させ、その基盤を下層から遮水性層、砕石層、保水性シートとし、保水性シートの一部を遮水性層に近接させた透水性ブロック舗装である。基盤の最下層に遮水性層を設け、その上部に雨水を滞留させ、保水性のシートを介してその雨水をブロックまで導きブロックを介して蒸発させるようにした。
本発明は、ブロック部と透水部とを有する区画枠体の透水部を樋状に貫通させるようにしたため透水部が撓み性を有し、そのため曲面状の基盤上にも敷き設できる。
基盤最下層部に設けた遮水性層上に滞留する雨水を、保水性シートを介してブロックまで導くため、ブロックを介して水分が蒸発し、炎天下においてもブロックの温度上昇が長期間抑制される。
以下本発明を図により詳細に説明する。
図1は本第1の発明に使用する区画枠体の概念図である。図1aは平面図であり、図1bは断面図である。本区画枠体はブロック部と透水部が交互に配置され透水部が直線状に貫通している。図5に示す従来の区画枠体は図6に示したように、配列した時同じ模様となるよう相接する2辺に透水部が設けられている。
本区画枠体のブロック部は容器状をなし、その容器内部に敷石となるブロックが挿入できる。またコンクリートあるいはモルタルなど流し込み固化させて敷石とすることもできる。容器状部の底部に適宜透孔を設け、敷石が基盤と接することができるようになっている。モルタルあるいはコンクリートを流し込んだ時、底部の透孔を通じモルタルなどが基盤と固く接合し基盤と区画枠体によるブロック舗装をなじませる。
透水部には透孔が設けられ、本ブロック舗装上に降った雨水を地盤から地下に浸透させるようになっている。透水部は直線状で区画枠体の両辺を真っ直ぐ貫通している。このため、従来の区画枠体と異なり、相接する2辺に透水部が設けられていないため撓み性が向上している。
そのため図3に示すように緩やかな曲面を呈する基盤形状に順応して敷き設し、曲面でのブロック舗装が可能となる。
図4は本区画枠体あるいは従来の区画枠体を敷き設し、敷石を挿入あるいは充填形成したブロック舗装の断面図である。
基盤部は下層から遮水性層、砕石層、保水性シートからなり、保水性シートの一部は遮水性層の近傍近くまで挿入されている。
本ブロック舗装部上に降った雨水は透水部を介し地盤に浸透する。浸透した雨水は最下層の遮水性層上に滞留する。滞留した雨水は砕石層を介しあるいは、また同時に保水性シートを介して毛管現象で区画枠体ブロック部の底部透孔を介し敷石にまで送られる。そのため、モルタルあるいはコンクリートもしくはレンガなどの使用する敷石の物性に応じ湿り気を帯、夏季炎天下においても温度の上昇を長期にわたって防止することができる。
本区画枠体の材質は、熱可塑性樹脂製品あるいはステンレススチールなどの金属製品が使用できる。要求される品質に応じてそれら材質を変えることができる。敷石となるブロックも一般的なモルタル、コンクリート、レンガ製のものが使用できるが、保水性を付与したブロックを敷石として使用することで夏季の温度上昇を軽減させる効果を高めることができる。
基盤部の遮水性層は粘土でもよいがゴムシートなど適宜使用することができる。
保水シートは一般的に使用されている不織布あるいは織布からなる土木用シートが適宜使用することができる。
本発明の区画枠体の概念図である。 上記区画枠体を配列した状態を示す概念図である。 上記区画枠体を曲面状に配列した状態を示す概念図である。 区画枠体を用いたブロック舗装の基盤を含む断面の概念図である。 従来の区画枠体を示す概念図である。 従来の区画枠体を配列した状態を示す概念図である。
符号の説明
1 区画枠体
2 ブロック部
3 透水部
4 透孔
5 敷石
6 遮水層
7 砕石層
8 保水シート

Claims (2)

  1. ブロック部と透水部とに区画された区画枠体にあって、ブロック部は容器状をなしその容器底部には透孔を有し、その容器内部にブロックを挿入し敷石となし、あるいはモルタルあるいはコンクリートなどを流し込み敷石を形成し、透水部はその頂部に透孔を有し、透孔を介して雨水を地盤に導く区画枠体において、透水部の形状を上部が閉じ下方が開いた貫通する樋状とし、透水部をして撓むことを可能としたことを特徴とする区画枠体。
  2. ブロック部と透水部とに区画された区画枠体にあって、ブロック部は容器状をなしその容器底部には透孔を有し、その容器内部にブロックを挿入し敷石となし、あるいはモルタルあるいはコンクリートなどを流し込み敷石を形成し、透水部はその頂部に透孔を有し、透孔を介して雨水を地盤に導く区画枠体において、区画枠体を敷き設し、敷石を形成させ、その基盤を下層から遮水性層、砕石層、保水性シートとし、保水性シートの一部を遮水性層に近接させたことを特徴とする透水性ブロック舗装。
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