JP2007168815A - 充填装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充填装置におけるタイミングスクリューの異常を検知する。
【解決手段】充填装置100は、容器10を公転させながら容器10に液体を充填する充填部1と、充填部1に容器10を供給するスターホイール2と、コンベア4によって搬送されてくる容器10をスターホイール2に供給するタイミングスクリュー3と、タイミングスクリュー3の異常を検知するセンサ14と、センサ14によって異常が検知された場合にエラー処理を実行する制御部12とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】充填装置100は、容器10を公転させながら容器10に液体を充填する充填部1と、充填部1に容器10を供給するスターホイール2と、コンベア4によって搬送されてくる容器10をスターホイール2に供給するタイミングスクリュー3と、タイミングスクリュー3の異常を検知するセンサ14と、センサ14によって異常が検知された場合にエラー処理を実行する制御部12とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、容器に液体を充填する充填装置に関する。
缶にビール等の液体を充填する充填装置(フィラー)がある。図1は、従来の充填装置の構成を概略的に示す図である。缶10は、ガイド部材4a及び4bによってガイドされながらコンベア4により搬送経路に沿って連続的に搬送される。
タイミングスクリュー3及びスターホイール2は、充填部1と同期しながら回転している。タイミングスクリュー3には、円筒状の缶10の側面に係合する螺旋状の係合部が全周にわたって設けられている。タイミングスクリュー3は、その一端に設けられたモーター5によって回転駆動される。タイミングスクリュー3の他端には、ベアリングが取り付けられていて、そのベアリングの内輪にシャフト7が連結されている。シャフト7は、支持機構8によって支持されている。
缶10がタイミングスクリュー3の上流側端部付近に到達すると、缶10は螺旋状の係合部に係合してタイミングスクリュー3の回転に合わせてスターホイール2の方向に搬送される。このとき、缶10がスターホイール2の半円状に窪んだ係合部2a内に渡されるように、タイミングスクリュー3とスターホイール2との同期が取られている。
スターホイール2は、タイミングスクリュー3から受け取った缶10を円弧状のアウターガイド8の内側に沿って公転させることによって充填部1に渡す。充填部1は、スターホール2から受け取った缶10と、その上方に配置された充填バブルアセンブリとを公転させながら、充填バブルアセンブリによって缶10にビール等の液体を充填する。このようにして缶10が公転する間にその缶10に液体が充填され、その後、液体が充填された缶10は、不図示のコンベアに渡される。液体が充填された缶10は、その後、シーマーに送られて蓋が付けられる。
特開2003−341795
特開平7−187293
充填機は、例えば、1分間に1000〜2000本の缶を処理する。したがって、可動部分は当然に消耗が激しい。タイミングスクリュー3は、充填機の稼動中に常に回転している部品であり、それに取り付けられているベアリングが破損することが多い。ベアリングが破損すると、タイミングスクリュー3が暴れてアウターガイド8の入口側に衝突することがある。この衝突によってアウターガイド8の入口側が変形すると、タイミングスクリュー3からスターホイール2に缶10を送り込むことができなくなり、アウターガイド8の交換が必要になる。
本発明は、上記の課題認識を基礎としてなされたものであり、例えば、充填装置におけるタイミングスクリューの異常による不具合の発生を防止することを目的とする。
本発明は、上記の課題認識を基礎としてなされたものであり、例えば、充填装置におけるタイミングスクリューの異常による不具合の発生を防止することを目的とする。
本発明の充填装置は、容器に液体を充填する充填装置として構成され、容器を公転させながら該容器に液体を充填する充填部と、前記充填部に容器を供給するスターホイールと、コンベアによって搬送されてくる容器を前記スターホイールに供給するタイミングスクリューと、前記タイミングスクリューの異常を検知するセンサと、前記センサによって異常が検知された場合にエラー処理を実行する制御部とを備える。
本発明によれば、例えば、充填装置におけるタイミングスクリューの異常による不具合の発生を防止することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
なお、以下では、缶にビール等の液体を充填する充填装置に本発明適用した例を説明するが、本発明は、缶以外の容器(例えば、瓶等)に液体を充填する装置にも適用することができる。
図2は、本発明の好適な実施形態の充填装置の構成を概略的に示す図である。充填装置100は、基本的な構成として、缶10を公転させながらその容器10にビール等の液体を充填する充填部1と、充填部1に缶10を供給するスターホイール2と、コンベア4によって搬送されてくる缶10をスターホイール2に供給するタイミングスクリュー3と、これらを制御する制御部12とを備えている。
図2は、本発明の好適な実施形態の充填装置の構成を概略的に示す図である。充填装置100は、基本的な構成として、缶10を公転させながらその容器10にビール等の液体を充填する充填部1と、充填部1に缶10を供給するスターホイール2と、コンベア4によって搬送されてくる缶10をスターホイール2に供給するタイミングスクリュー3と、これらを制御する制御部12とを備えている。
缶10は、ガイド部材4a及び4bによってガイドされながらコンベア4により搬送経路に沿って連続的に搬送される。搬送経路の途中には、充填装置100に対する缶10の供給を制御(停止、再開)するための供給制御装置が配置されうる。
タイミングスクリュー3及びスターホイール2は、充填部1と同期しながら回転する。タイミングスクリュー3には、円筒状の缶10の側面に係合する螺旋状の係合部が全周にわたって設けられている。タイミングスクリュー3は、その一端に設けられたモーター5によって回転駆動される。タイミングスクリュー3の他端には、ベアリングが取り付けられていて、そのベアリングの内輪にシャフト7が連結されている。シャフト7は、支持機構8によって支持されている。
タイミングスクリュー3及びスターホイール2は、充填部1と同期しながら回転する。タイミングスクリュー3には、円筒状の缶10の側面に係合する螺旋状の係合部が全周にわたって設けられている。タイミングスクリュー3は、その一端に設けられたモーター5によって回転駆動される。タイミングスクリュー3の他端には、ベアリングが取り付けられていて、そのベアリングの内輪にシャフト7が連結されている。シャフト7は、支持機構8によって支持されている。
缶10がタイミングスクリュー3の上流側端部付近に到達すると、缶10は螺旋状の係合部に係合してタイミングスクリュー3の回転に合わせてスターホイール2の方向に搬送される。このとき、缶10がスターホイール2の半円状に窪んだ係合部2a内に渡されるように、タイミングスクリュー3とスターホイール2との同期が取られている。
スターホイール2は、タイミングスクリュー3から受け取った缶10を円弧状のアウターガイド8の内側に沿って公転させることによって充填部1に渡す。充填部1は、スターホール2から受け取った缶10と、その上方に配置された充填バブルアセンブリとを公転させながら、充填バブルアセンブリによって缶10にビール等の液体を充填する。このようにして缶10が公転する間にその缶10に液体が充填され、その後、液体が充填された缶10は、不図示のコンベアに渡される。液体が充填された缶10は、その後、シーマーに送られて蓋が付けられる。
タイミングスクリュー3の端面の近傍には、センサ14が配置されている。センサ14は、タイミングスクリュー3の異常を検知するように構成されている。センサ14は、例えば、タイミングスクリュー3が規定位置からずれた場合に、それを検知するように構成されうる。センサ14によってタイミングスクリュー3の異常が検知されると、制御部12は、所定のエラー処理を実行する。エラー処理は、例えば、モーター5を停止させてタイミングスクリュー3の回転を停止させる処理を含みうる。エラー処理は、その他、スターホイール2、充填部1、コンベア4等を停止させる処理、及び/又は、上位装置にエラーの発生を通知する処理等を含みうる。
このようなセンサ14を設けることにより、タイミングスクリュー3の異常に起因する不具合が発生する前、あるいは、そのような不具合が拡大する前にエラー処理を実行することができる。これにより、例えば、タイミングスクリュー3のベアリング等の破損によってタイミングスクリュー3が暴れてアウターガイド8等の部品を破損させたり、作業者に怪我を負わせたりすることを防止することができる。
図3は、タイミングスクリュー3及びその周辺の構成例を示す図である。タイミングスクリュー3の端部には、図3に例示的に示すようにベアリング3aが設けられうる。ベアリング3aは、典型的には、その外輪がタイミングスクリュー3の本体に固定され、その内輪がシャフト7に固定されうる。シャフト7は、支持機構6によって支持されうる。ベアリング3a、シャフト7、支持機構6等が破損すると、タイミングスクリュー3は、拘束が解かれて暴れることになる。これらの部品の中でも、特にベアリング3aが破損しやすい。
図3は、タイミングスクリュー3及びその周辺の構成例を示す図である。タイミングスクリュー3の端部には、図3に例示的に示すようにベアリング3aが設けられうる。ベアリング3aは、典型的には、その外輪がタイミングスクリュー3の本体に固定され、その内輪がシャフト7に固定されうる。シャフト7は、支持機構6によって支持されうる。ベアリング3a、シャフト7、支持機構6等が破損すると、タイミングスクリュー3は、拘束が解かれて暴れることになる。これらの部品の中でも、特にベアリング3aが破損しやすい。
センサ14は、例えば、近接センサとして構成され、タイミングスクリュー3の端面に設けられたステンレス板14a等を利用して、タイミングスクリュー3の移動(規定位置からの移動)を検知することができる。センサ14は、例えば、センサ14とステンレス板14aとの間隙が所定距離(例えば、0.2mm)未満になったときにタイミングスクリュー3に異常があると判定し異常信号を出力しうる。なお、このような判定は、センサ14の出力に基づいて制御部12によってなされてもよい。
1 充填部
2 スターホイール
2a 係合部
3 タイミングスクリュー
3a ベアリング
4 コンベア
4a、4b ガイド部材
5 モーター
6 支持機構
7 シャフト
8 アウターガイド
10 缶
12 制御部
14 センサ
2 スターホイール
2a 係合部
3 タイミングスクリュー
3a ベアリング
4 コンベア
4a、4b ガイド部材
5 モーター
6 支持機構
7 シャフト
8 アウターガイド
10 缶
12 制御部
14 センサ
Claims (1)
- 容器に液体を充填する充填装置であって、
容器を公転させながら該容器に液体を充填する充填部と、
前記充填部に容器を供給するスターホイールと、
コンベアによって搬送されてくる容器を前記スターホイールに供給するタイミングスクリューと、
前記タイミングスクリューの異常を検知するセンサと、
前記センサによって異常が検知された場合にエラー処理を実行する制御部と、
を備えることを特徴とする充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365390A JP2007168815A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005365390A JP2007168815A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 充填装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007168815A true JP2007168815A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005365390A Withdrawn JP2007168815A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007168815A (ja) |
-
2005
- 2005-12-19 JP JP2005365390A patent/JP2007168815A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080903 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20091109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |