JP2007168803A - 飲食物用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる斬新な構成の飲食物用容器を提供すること。
【解決手段】飲料水または食物が収納可能な飲食物用容器1であって、上端に開口部2aを有する透明なPETからなる容器本体2と、開口部2aを閉塞するスチールまたはアルミニウムからなるキャップ部材3とを備え、キャップ部材3を平板状に形成するとともに外周部を容器本体2の開口部2aにカシメ固定し、キャップ部材3内周部に、キャップ部材3に固着された把持部材4aおよび把持部材4aがキャップ部材3から剥がされたときに開口する飲み口3aを設ける。
【選択図】図1
【解決手段】飲料水または食物が収納可能な飲食物用容器1であって、上端に開口部2aを有する透明なPETからなる容器本体2と、開口部2aを閉塞するスチールまたはアルミニウムからなるキャップ部材3とを備え、キャップ部材3を平板状に形成するとともに外周部を容器本体2の開口部2aにカシメ固定し、キャップ部材3内周部に、キャップ部材3に固着された把持部材4aおよび把持部材4aがキャップ部材3から剥がされたときに開口する飲み口3aを設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、飲食物用容器に関し、例えば、お茶、水、果汁ジュース等の飲料水やおでん等の食物を収納可能な飲食物用容器に関する。
一般に、ポリエチレンテレフタレート(PET)を主成分とする樹脂材料から製造されるPETボトルは、軽量、多様な成形形状、リサイクル化による環境への優しさ等の様々な利点を備えているため、飲料用の容器として一般的に広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
また、熱による変形が少ないことからホットコーヒーやホットティー等の高温の飲料が充填されるプルトップ式の金属缶(例えば、特許文献2参照)、比較的安価に製造可能なガラス容器本体およびアルミキャップからなる飲料用容器(例えば、特許文献3参照)もあり、従来から多種多様な飲料用容器を用いて様々な飲料を提供している。
特開2000−281067号公報
特開2003−81267号公報
特開平10−338221号公報
しかしながら、上述した飲料用容器にあっては、PETボトル、金属缶、ガラス製の容器本体とアルミキャップの組合せ等から構成されるものであり、その他の構成の飲料用容器は未だなく、消費者の好みの多様化に対して答えられる斬新な構成の飲料用容器が望まれている。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる斬新な構成の飲食物用容器を提供するものである。
本発明の飲食物用容器は、飲料水または食物が収納可能な飲食物用容器であって、一端に開口部を有する透明な樹脂製の容器本体と、前記開口部を閉塞する金属製のキャップ部材とを備えたものから構成されている。
この構成により、樹脂製の容器本体と金属製のキャップ部材を組み合わせたものから飲料物用容器を構成しているので、斬新な構成の飲料物用容器を消費者に提供することができ、消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる。
また、透明な樹脂性の容器本体を用いることにより、外部から容器本体内の飲食物を目視することができ、消費者が安心して商品を購入することができる。また、樹脂製の容器本体と金属製のキャップ部材を組み合わせたものから飲料物用容器を構成しているので、飲食物用容器を落下させてもガラス製の容器本体のように破損するのを防止することができる。
また、キャップ部材を金属から構成しているので、飲料や食物をホット充填により容器本体に充填する際に、従来のホット充填のように高温の飲料を容器本体内に充填してキャップをした後、容器本体を横にしてキャップ部材の内面および容器本体のキャップ部材側内面を加熱して殺菌処理する必要がなく、熱伝導率の高いキャップ部材を外部から加熱することにより、キャップ部材の内面と容器本体の一端内面を除菌することができる。
このため、飲料の味や風味等の品質が低下するのを防止することができる。これに加えて、簡単に飲料用容器を殺菌することができるので、無菌充填のように高コストな設備を設置する必要がなく、飲食物の充填装置の設備コストが増大するのを防止することができる。
また、本発明の飲食物用容器は、前記容器本体がPET(ポリエチレンテレフタレート)からなるものから構成されている。
この構成により、容器本体の軽量化を図ることができるとともに、容器本体のリサイクルを容易に行うことができる。また、容器本体の形状の自由度を向上させることができ、多様な形状の容器本体を容易に製造することができる。
また、本発明の飲食物用容器は、前記キャップ部材がスチールまたはアルミニウムからなるものから構成されている。
この構成により、熱伝導率の高いキャップ部材を使用することにより、キャップ部材を短時間で加熱してキャップ部材の内面や容器本体の一端内面の殺菌を行うことができ、熱により飲食物の品質が低下するのをより一層防止することができる。
また、本発明の飲食物用容器の前記キャップ部材は平板状に形成されるとともに外周部が前記容器本体の開口部にカシメ固定され、前記キャップ部材の内周部に、飲み口と、前記飲み口を閉塞するように外周部が前記飲み口の内周部に固着された閉塞部と、前記閉塞部と連動し、所定方向に移動したときに前記閉塞部を前記飲み口から剥がして前記飲み口を開口する把持部材とを有するものから構成されている。
この構成により、キャップ部材を平板状にしたので、キャップ部材の上に本形状の飲食物用容器を重ねた状態で陳列することができ、少ないスペースで多くの商品の陳列を行うことができる。
また、手で触った部分が樹脂の感触で、口が当たる部分の感触が金属であるため、今までにない新鮮な感触で飲料を味わうことができる。
また、手で触った部分が樹脂の感触で、口が当たる部分の感触が金属であるため、今までにない新鮮な感触で飲料を味わうことができる。
本発明の飲食物用容器によれば、消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる斬新な構成の飲食物用容器を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図3は本発明に係る飲食物用容器の第1の実施の形態を示す図である。
図1〜図3は本発明に係る飲食物用容器の第1の実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、飲食物用容器1は、PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる透明な容器本体2と、スチールまたはアルミニウムからなる平板状のキャップ部材3とから構成されている。
容器本体2の上端(一端)には開口部2aが設けられており、キャップ部材3は開口部2aを閉塞するようにその外周部が容器本体2の上端にカシメ固定されている。
また、図2(a)(b)に示すように、キャップ部材3の内周部には、飲み口3aと、飲み口3aを閉塞するように外周部が飲み口3aの内周部に固着された閉塞部3bと、閉塞部3bと連動し、上方に移動したときに閉塞部3bを飲み口3aから剥がして飲み口3aを開口する把持部材4aとが設けられており、本実施の形態のキャップ部材3は、所謂、プルトップ式となっている。
また、容器本体2内には、果汁ジュース、水、コーヒー、お茶等の飲料水やおでん、煮魚、くだもの等の食物が収容されるようになっている。なお、飲食物については特に限定される必要はない。また、飲み口3aは充填される飲食物の大きさに応じた形状に形成されることが好ましく、飲料の場合には飲み口3aの開口面積は小さく形成する。また、食物の場合には飲み口3aの開口面積を大きく形成し、飲食物の取出し口となる。
このような構成を有する飲食物用容器1に飲食物を充填する方法を図3に示すホット充填工程を用いて説明する。なお、本実施の形態では、果汁ジュースを充填する方法について説明する。
図3において、まず、殺菌工程でキャップ部材3と容器本体2を殺菌した後(ステップS1)、充填工程で容器本体2に殺菌済の果汁ジュースを充填する(ステップS2)。次いで、カシメ工程で容器本体2にキャップ部材3をカシメ固定して容器本体2をキャップ部材3で密閉する(ステップS3)。
次いで、殺菌工程でキャップ部材3の上方からキャップ部材3に温風を吹き付けることにより、キャップ部材3の内面およびキャップ部材3と容器本体2の上端内面(容器本体2とキャップ部材3の結合面)を殺菌する(ステップS4)。このようにして容器本体2内に充填された飲食物用容器1は箱詰め等された後に出荷される。
このように本実施の形態では、上端に開口部2aを有する透明な樹脂製の容器本体2と、開口部2aを閉塞する金属製のキャップ部材3とを備えたものから飲食物用容器1を構成したので、斬新な構成の飲料物用容器を消費者に提供することができ、消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる。
また、透明な樹脂性の容器本体2を用いることにより、外部から容器本体2内の飲食物を目視することができ、消費者が安心して商品を購入することができる。また、樹脂製の容器本体2と金属製のキャップ部材3を組み合わせたものから飲料物用容器1を構成しているので、飲食物用容器1を落下させてもガラス容器本体のように破損するのを防止することができる。
また、キャップ部材3を金属から構成しているので、飲料や食物をホット充填により容器本体に充填する際に、従来のホット充填のように高温の飲料を容器本体2内に充填してキャップをした後、容器本体2を横にしてキャップ部材3の内面を加熱して殺菌処理する必要がなく、熱伝導率の高いキャップ部材3を外部から加熱することにより、キャップ時にキャップ部材3の内面および容器本体2の上端内面を除菌することができる。
このため、飲料の味や風味等の品質が低下するのを防止することができる。これに加えて、簡単に飲料用容器1を殺菌することができるので、無菌充填のように高コストな設備を設置する必要がなく、飲食物の充填装置の設備コストが増大するのを防止することができる。
また、本実施の形態では、容器本体2をPETから構成しているので、容器本体2の軽量化を図ることができるとともに、容器本体2のリサイクルを容易に行うことができる。また、容器本体2の形状の自由度を向上させることができ、多様な形状の容器本体2を容易に製造することができる。
また、本実施の形態では、キャップ部材3をスチールまたはアルミニウムから構成しているので、熱伝導率の高いキャップ部材3を使用することにより、キャップ部材3を短時間で加熱してキャップ部材3の内面や容器本体4の上端内面の殺菌を行うことができ、熱により飲食物の品質が低下するのをより一層防止することができる。
また、本実施の形態では、キャップ部材3を平板状に形成するとともにキャップ部材3の外周部を容器本体2の開口部2aにカシメ固定し、キャップ部材3の内周部に、飲み口3aと、飲み口3aを閉塞するように外周部が飲み口3aの内周部に固着された閉塞部3bと、閉塞部3bと連動し、上方に移動したときに閉塞部3bを飲み口3aから剥がして飲み口3aを開口する把持部材4aとを設けたので、キャップ部材3の上に本形状の飲食物用容器1を重ねた状態で陳列することができ、少ないスペースで多くの商品の陳列を行うことができる。
また、手で触った部分がPETの感触で、口が当たる部分の感触が金属であるため、今までにない新鮮な感触で飲料を味わうことができる。
なお、本実施の形態では、キャップ部材3と容器本体2が異なる材質から構成されるので、ゴミの分別を行う際に、キャップ部材3と容器本体2を別々に廃棄する必要がある。この場合には、容器本体2からキャップ部材3を強制的に取外すようにすれば良い。
また、容器本体2からキャップ部材3を取外す際の作業性を良好にするために、図4に示すようにしても良い。すなわち、図4に示すように、キャップ部材11の上部11aと下部11bとを薄肉部を介して連結することにより、上部11aから下部11bを切り離し可能にし、下部11bに把持部11cを設ける。
そして、下部11bを容器本体2の上端にカシメ固定してキャップ部材11を容器本体2の上端に取付ける。そして、容器本体2からキャップ部材11を取外すときに、把持部11cを把持して下部11bを容器本体2の周方向に引っ張ることにより、薄肉部を介して下部11bを上部11aから切り離す。
このようにして容器本体2の上端にカシメ固定された下部11bを容器本体2から剥がすことができ、キャップ部材11を容器本体2から簡単に取外して容器本体2とキャップ部材11を分別して廃棄することができる。
図5は本発明に係る飲食物用容器の第2の実施の形態を示す図である。図5において、飲食物用容器21は、PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる透明な容器本体22と、スチールまたはアルミニウムからなる平板状のキャップ部材23とから構成されている。
容器本体22の上端(一端)には開口部22aが設けられており、キャップ部材23は開口部22aを閉塞するようになっている。また、容器本体22の上端にはねじ部22bが形成されているとともに、キャップ部材23の内周部にはねじ部23aが形成されており、ねじ部22bとねじ部23aが螺合および螺合解除されることにより、キャップ部材23は容器本体22に対して着脱自在になっている。
本実施の形態にあっても、第1の実施の形態と同様にして飲料が容器本体22内に充填されるようになっており、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施の形態では、開口部22aの幅が狭いので、飲食物を充填して使用するよりも飲料を充填して使用するのに適している。但し、飲食物としては、比較的小さい顆粒状の飲食物を充填して使用する場合には、問題はない。
以上のように、本発明に係る飲食物用容器は、消費者の好みの多様化に対する要求を満たすことができる斬新な構成の飲食物用容器を提供することができるという効果を有し、お茶、水、果汁ジュース等の飲料水やおでん等の食物を収納可能な飲食物用容器等として有用である。
1、21 飲食物用容器
2、22 容器本体
3、23 キャップ部材
3a 飲み口
3b 閉塞部
4a 把持部材
2、22 容器本体
3、23 キャップ部材
3a 飲み口
3b 閉塞部
4a 把持部材
Claims (4)
- 飲料水または食物が収納可能な飲食物用容器であって、
一端に開口部を有する透明な樹脂製の容器本体と、前記開口部を閉塞する金属製のキャップ部材とを備えたことを特徴とする飲食物用容器。 - 前記容器本体がPET(ポリエチレンテレフタレート)からなることを特徴とする請求項1に記載の飲食物用容器。
- 前記キャップ部材がスチールまたはアルミニウムからなることを特徴とする請求項1に記載の飲食物用容器。
- 前記キャップ部材は平板状に形成されるとともに外周部が前記容器本体の開口部にカシメ固定され、前記キャップ部材の内周部に、飲み口と、前記飲み口を閉塞するように外周部が前記飲み口の内周部に固着された閉塞部と、前記閉塞部と連動し、所定方向に移動したときに前記閉塞部を前記飲み口から剥がして前記飲み口を開口する把持部材とを有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の飲食物用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005364680A JP2007168803A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 飲食物用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005364680A JP2007168803A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 飲食物用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007168803A true JP2007168803A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005364680A Pending JP2007168803A (ja) | 2005-12-19 | 2005-12-19 | 飲食物用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007168803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056115A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Eikosha Co Ltd | 芳香具 |
-
2005
- 2005-12-19 JP JP2005364680A patent/JP2007168803A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009056115A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Eikosha Co Ltd | 芳香具 |
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