JP3136939U - 飲料用有蓋容器 - Google Patents

Abstract

【課題】菓子類とカップ飲料が必要な時に同時に摂取出来るものを提供する。
【解決手段】飲料用容器１の蓋２の外側上部３に予め袋状物に収納した菓子類４を担持させるものである。そしてこの様な容器に飲料を注入し、蓋を閉めて製品とすれば良い。尚菓子類を収納した袋状物は、飲料を容器に注入し、蓋を閉めてから蓋に担持させても良い。
【選択図】図１

Description

本考案は飲料用有蓋容器に関し、更に詳しくは菓子類がその蓋に担持されている飲料用有蓋容器に関する。

従来飲料用液体たとえば酒類やビールを容器通常カップに収納したものが広く賞用されており、自動販売機や店で販売されている。そしてこれ等容器（カップ）は通常蓋があり、蓋を空けて摂取されるのが大半である。

お酒等では、所謂酒臭が口中や体臭となって他人に不快感を与えることがあったり、消臭の必要な場合が生じることが多い。

一方最近口臭、体臭、加齢臭、便臭等の消臭に効果のある菓子類が開発され、更には、良好なリラックス感が得られるような菓子や、ダイエット菓子等も開発されている。

また酒類の様に酒の臭いが生じる飲料とは異なって、元来臭いが生じない飲料、たとえばジュース、コーラー、コーヒー等もあるが、これ等飲料の種類に無関係に、体臭の除去や、リラックス感、ダイエット効果等の優れた作用を、飲料用容器に賦与出来れば、極めて望ましいことである。

上記の如き菓子類の作用を賦与することが出来れば極めて望ましいことであるが、現在全く開発されておらず、その実現が望まれている。

上記飲料カップの要望を実現することであり、これを換言すると、菓子類とカップ飲料が必要な時に同時に摂取出来るものを開発することである。

この課題は、飲料用有蓋容器に於いて、その蓋の少なくとも一部に菓子類を担持させることにより解消される。

本考案に於いては、たとえば図１に示す通り、飲料用容器１の蓋２の外側上部３に予め袋状物に収納した菓子類４を担持させるものである。そしてこの様な本考案容器に飲料を注入し、蓋を閉めて製品とすれば良い。尚菓子類を収納した袋状物は、飲料を容器に注入し、蓋を閉めてから蓋に担持させても良い。

この担持手段は何等限定されず、確実に担持される限り各種の手段が広く採用され、最も代表的には、適宜な接着剤を用いて、貼付する手段である。

また図２に示す通り、蓋２の内側下部５に担持させても良い。

本考案に於いては、飲料用容器の蓋に、菓子類が担持されているので、容器内の飲料と共にいつでも菓子類を摂取することが出来る。

本考案の容器は、従来飲料用容器として使用されて来たもので、有蓋のものがいずれも有効に使用出来る。その一例を示せば、アルミニウム製、ガラス製、合成樹脂製のものや、ペットボトル等も使用出来、更には防水性のある紙製のものでも良い。

蓋の外側又は内側の適当な箇所に菓子類を担持させるが、蓋が２層以上の積層体の場合は、その積層間に担持させても良い。担持手段は特に限定されず、担持出来る手段であれば良く、たとえば接着剤で貼りつけたり、ホッチキスで止めたり或いはその他、両面ノリテープ、マジックテープ(登録商標）、ジッパーの様な手段でも良い。

本考案に於いて、飲料とは酒類、ビール類、飲料水、お茶、コーヒー、ジュース類、コーラー、その他ドリンクと称されるものが広く包含される。酒類とは、泡盛、焼酎、ワイン、ウイスキー等和酒及び洋酒が含まれている。

本考案に於いて菓子類は、錠剤状、その他粒状、丸剤状等にして通常袋状物に収納して担持させるのが好ましい。

本考案のお菓子類としては、消臭作用を有する所謂エチケットタイプの菓子類、良好なリラックス感が得られるリラックスタイプの菓子類、ナノテクカプセル使用のダイエット菓子類等を代表例として例示出来る。この菓子類は錠剤その他の上記形状で３〜５ｍｍ程度の大きさとしてこれを２〜６、好ましくは３〜５個程度袋状物に収納して使用するのが良い。この際その効果（効能）、内容成分、必要項目を袋状物に記入し、または記入したものを貼付する。

以下に上記菓子類について、更に詳しく説明する。

（イ）エチケットタイプの菓子類
清涼菓子とも称され、ビタミンＣを含有し、植物性口臭、ニンニク臭、便臭、体臭、アルコール臭等の除去作用を有するもの。

（ロ）リラックスタイプの菓子類
みどりの香り、エチケットタイプの菓子として知れれており、口臭、体臭、便臭、オナラ臭、アルコール臭の除去作用のあるリラックス感の良好なもの。

（ハ）ナノテクカプセル使用の菓子類
これはダイエット菓子であり、メタボリックシンドローム対応用であって、ジュース、お茶、コーヒードリンクに適している。

本考案に於いては、上記３種の菓子類以外の菓子でも良いが、上記３種の菓子が特に好ましい。尚、本考案で使用する菓子類はすでに知られたものである。

直径８０ｍｍ高さ１００ｍｍの図１に示す形状の円錐筒状のプラスチック製の容器の蓋の外側に、「スパッＣ」（日成興産社製）なる菓子を直径５ｍｍ高さ３ｍｍの円柱状に調製し、これを３個ポリエチレン製袋に収納し、これを接着剤で貼り付けた。

図１は、本考案の飲料用有蓋容器の一例の説明図である。 図２は、本考案の飲料用有蓋容器の他の一例の説明図である。

符号の説明

１： 容器
２： 蓋
３： 外側上部
４： 菓子類
５： 内側下部

Claims (8)

1. 飲料用有蓋容器に於いて、その蓋の少なくとも一部に菓子類が担持されていることを特徴とする飲料用有蓋容器
2. 菓子類が袋状物に収納されている請求項１に記載の容器
3. 菓子類が蓋の外側上部に担持されている請求項１又は２に記載の容器
4. 菓子類が蓋の内側下部に担持されている請求項１又は２に記載の容器
5. 菓子類が蓋の内部に担持されている請求項１又は２に記載の容器
6. 飲料が酒類、ビール類、飲料水、お茶、コーヒー類、ジュース類、コーラー、その他ドリンク用液体である請求項１〜６のいずれかに記載の容器
7. 容器がアルミニウム製、ガラス製、防水紙製、又は合成樹脂製（ペットボトルを含む）である請求項１〜６のいずれかに記載の容器
8. 飲料用容器に於いて、該容器の少なくとも一部に菓子類が担持されていることを特徴とする飲料用容器