JP2007168472A - 車両セキュリティ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車中に異常状態が発生した場合に、車両位置に応じて起動する対処手段を選択する車両セキュリティ装置を提供すること。
【解決手段】車両セキュリティ装置1は、駐車中の車両の異常状態を検出する異常状態検出手段11と、駐車中の車両の位置が所定位置にあるか否かを判断する車両位置判断手段12と、異常状態が発生した場合の車両状態および前記位置判断手段による判断結果に基づいて起動すべき対処手段を選択する対処手段選択手段15と、対処手段の1つであり、警報を出力させる警報出力手段13と、対処手段の別の1つであり、異常状態の発生を通信端末に通報する異常状態通報手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両セキュリティ装置に関し、より詳細には、駐車車両に異常状態が発生した場合に、車両位置に基づいて対処方法を選択する車両セキュリティ装置に関する。
車両または車両部品の盗難を防止する車両セキュリティ装置は、キーIDの認証なしにドアやトランクが開けられたり、ジャッキアップされたりといった異常状態を各種センサで検出し、ホーンや警報器により警報を発し、若しくは、ヘッドライトを点滅させて、異常状態の発生を周囲に知らせるようにしたり、または、エンジンが起動しないようにして車両が乗り逃げされるのを防止したりする。
係る車両セキュリティ装置には、夜間、誤作動でなく、実際に異常状態が発生した場合であっても住宅密集地において警報が出力されてしまうのを防止すべく、サイレント時間帯を設定し、設定した時間帯において異常状態が発生した場合には、警報を出力させず、ヘッドライトを点滅させたり、エンジンを始動させないようにしたりすることで所定のセキュリティ効果を維持しながら、近隣の迷惑になる警報出力を防止するセキュリティ装置も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−46846号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセキュリティ装置は、サイレント時間帯の間はどのような場所に駐車していようが警報を出力させないので、盗難多発地帯に駐車する場合には、セキュリティレベルの低下が問題となる。
係る問題を解決するために、本発明は、駐車中に異常状態が発生した場合に、車両位置に応じて起動する対処手段を選択する車両セキュリティ装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第1の発明に係る車両セキュリティ装置は、駐車中の車両の異常状態を検出する異常状態検出手段と、前記駐車中の車両の位置が所定位置にあるか否かを判断する車両位置判断手段と、異常状態が発生した場合の車両状態および前記位置判断手段による判断結果に基づいて起動すべき対処手段を選択する対処手段選択手段と、前記対処手段の1つであり、警報を出力させる警報出力手段と、前記対処手段の別の1つであり、異常状態の発生を通信端末に通報する異常状態通報手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明に係る車両セキュリティ装置において、前記対処手段選択手段は、前記異常状態検出手段により異常状態が検出された場合であって、前記車両位置判断手段が所定位置にあると判断した場合に、前記警報出力手段を前記起動すべき対処手段として選択しないことを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、駐車中に異常状態が発生した場合に、車両位置に応じて起動する対処手段を選択する車両セキュリティ装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、いくつかの実施例に分けて、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、車両セキュリティ装置の構成例を示す図である。車両セキュリティ装置1は、車両に搭載されるセキュリティ装置であって、異常状態検出手段11、車両位置判断手段12、警報出力手段13、異常状態通報手段14および対処手段選択手段15を有し、通信モジュール2、警報出力装置3、エンジンECU(Electronic Control Unit)4、イモビライザ5、ナビECU6、ボディECU7、ドアECU8、侵入センサ9および傾斜センサ10に接続される。
また、車両セキュリティ装置1は、通信モジュール2を介して通信センタ20と無線通信を行い、さらに通信センタ20を介して通信端末21との通信を行う。
通信モジュール2は、車両と通信センタ20と間を無線で結び、データの送受信を行うためのDCM(Data Communication Module)であり、通信センタ20を介して通信端末21に車両の異常状態に関するデータや車両位置情報に関するデータを送信し、通信センタ20から位置問い合わせ要求等を受信する。通信モジュール2は、通信センタ20からの信号(車両位置の問い合わせ等)を受け付けずに電源供給が遮断され消費電力を抑制する休止状態、通信センタ20からの信号を受け付ける待ち受け状態、所定の間隔で信号(車両位置を通知する信号等)を送信する稼動状態等の複数の作動状態を有する。
警報出力装置3は、警報を発生させるための装置であり、例えば、車両に搭載されるホーン、外部に向けて音声を出力するスピーカ、警報用に特別に用意されたサイレン、アラームまたはブザーである。また、光を出力する回転灯や電光掲示板であってもよい。
エンジンECU4は、エンジンを制御する電子制御装置であり、エンジン始動の有無やエンジン回転数等のエンジンの動作に関するエンジン情報を車両セキュリティ装置1に送信する。また、車両セキュリティ装置1からの指示により、エンジンを始動させないようにしたりする。
イモビライザ5は、キーに埋め込まれているトランスポンダのIDコードと車両本体のIDコードとが一致しないと、エンジンが始動できないようにする盗難防止装置であり、IDコードによる認証が正しく行われたか否かの認証情報を車両セキュリティ装置1に送信する。
ナビゲーションシステム6は、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disc)等の記憶手段(図示せず。)に記憶された地図情報と、GPS(Global Positioning System)機能やジャイロセンサにより取得される車両位置情報とから目的地までの誘導を行うシステムであり、車両位置情報(経度、緯度、高度)を車両セキュリティ装置1に送信する。また、ナビゲーションシステム6は、車両が駐車する際に、車両位置情報を記憶手段に記憶し、駐車中、車両セキュリティ装置1から車両位置情報の問い合わせ要求があった場合に車両位置情報を通知する。
車両位置情報は、例えば、ナビゲーションシステム6のGPS受信機によりGPSアンテナを介してGPS衛星が出力するGPS信号に基づいて測位・演算される。測位方法は、単独測位や相対測位(干渉測位を含む。)等の如何なる方法であってもよいが、好適には精度の高い相対測位が用いられる。この際、自車位置は、舵角センサ、車速センサやジャイロセンサ等の各種センサの出力や、ビーコン受信機及びFM多重受信機を介して受信される各種情報に基づいて補正されてもよい。
ボディECU7は、ドアミラー、サンルーフ、ボンネットまたはトランク等を制御する電子制御装置であり、ボンネットやトランクの開閉情報を車両セキュリティ装置1に送信する。
ドアECU8は、ドアロック、ワイヤレスドアロック、スマートエントリ等を制御する電子制御装置であり、ドアの開閉情報等を車両セキュリティ装置1に送信する。
侵入センサ9は、車内に侵入した不審者を検出するためのセンサであり、例えば、超音波または電波の反射波を利用するもの、人体の発する熱を感知する赤外線サーモグラフィを利用するもの等がある。侵入センサ9は、不審者の侵入を検出すると、不審者検出情報を車両セキュリティ装置1に送信する。
傾斜センサ10は、車両の傾斜度を測定するためのセンサであり、例えば、傾斜による液面変化を静電容量変化として検出するセンサや、圧電素子を用いたジャイロセンサ等がある。傾斜センサ10は、ジャッキアップ等により、車両の傾斜が所定角度以上になったことを検出すると、異常傾斜角検出情報を車両セキュリティ装置1に送信する。
異常状態検出手段11は、駐車中の車両が駐車に適さない異常状態になったか否かを検出する手段であり、例えば、エンジンECU4からのエンジン情報とイモビライザ5からの認証情報とに基づいて不正なエンジン始動を検出したり、ボディECU7からの開閉情報に基づいてボンネットやトランクの不正開放を検出したり、ドアECU8からの開閉情報に基づいてドアの不正開放を検出したり、侵入センサ9からの不審者検出情報に基づいて不審者の侵入を検出したり、或いは、傾斜センサ10からの異常傾斜角検出情報に基づいてジャッキアップ等が行われたことを検出したりする。
車両位置判断手段12は、ナビゲーションシステム6からの車両位置情報に基づいて、車両が予め設定された所定位置にあるか否かを判定する。ここで、「所定位置」とは、車両所有者の自宅にある駐車スペースや、住宅街にある共同駐車場等、警報を発生させることが近隣住民の迷惑となり得る場所であって、車両所有者または警備関係者が直ぐに駆けつけることのできる場所等をいい、車両所有者は、ナビゲーションシステム6の操作ボタンを介して任意の場所を所定位置として設定することができる。また、所定位置は、地図上の一点を示すものでもよく、所定の範囲(例えば、設定位置から半径500メートルの範囲または市、区、町等の行政区画)を示すものであってもよい。
警報出力手段13は、警報を出力するための手段であり、警報出力装置3から警告音を出力させたり、スピーカ(図示せず)から「この車両は盗難車です」等の音声を出力させたり、ライトを点滅させたりする。
異常状態通報手段14は、異常状態の発生を通報するための手段であり、例えば、通信センタ20を介して車両所有者の有する通信端末21に異常状態の発生を通報する。異常状態通報手段14は、応答があるまで通信端末21を呼び出し続けるようにしてもよく、メールまたは音声メッセージで1回または複数回通報を行ってもよい。
対処手段選択手段15は、異常状態検出手段11が異常状態を検出した場合に、起動すべき対処手段を選択するための手段であり、例えば、異常状態検出手段11が不正なエンジン始動を検出した場合であって、車両位置判断手段12が車両所有者の自宅に車両が駐車されていると判断した場合に、対処手段としての異常状態通報手段14の起動を選択して、車両所有者に異常状態の発生を通報する。
この場合、対処手段選択手段15は、対処手段としての警報出力手段13の起動を選択しないようにして、車両が自宅にある場合には、警報出力装置3から警告音を出力させないようにする。車両が自宅にある場合には、自宅にいる車両所有者が通信端末21を介して異常状態発生の通報を受け、直ぐに車両を確認できるからであり、夜間警告音が鳴り響き近隣の迷惑になってしまうのを防止するためである。
なお、対処手段選択手段15は、時間帯に応じて警報出力手段13の起動を行うか否かを設定することもでき、例えば、夜間には警報出力手段13の起動を行わないが、それ以外の時間帯には警報出力手段13の起動を行うようにすることもできる。
「対処手段」は、警報出力手段13および異常状態通報手段14の他に、通信モジュール2を待ち受け状態または稼動状態にする手段、エンジン始動を禁止させる手段、ヘッドライトを点滅させる手段、トランクの開放を禁止する手段、警備会社に通報する手段等がある。
また、対処手段選択手段15は、異常状態発生の場合の車両位置、車両状態、時間帯等に対応させて、起動すべき対処手段を予め設定する。対処手段選択手段15は、例えば、異常な車両状態として「ドアの不正開放」、車両位置として「所定位置以外の位置(例えば、商店街近くのコインパーキング)」、時間帯として「常時」を設定し、これら条件を全て満たす場合に起動する対処手段として、警報出力手段13、異常状態通報手段14、通信モジュール2を稼動状態にする手段、トランクの開放を禁止する手段および警備会社に通報する手段を設定する。また、対処手段選択手段15は、例えば、異常な車両状態として「異常傾斜角の検出」、車両位置として所定位置として設定された「友人宅の駐車スペース」、時刻として「夜間(例えば、22時から7時)」を定義し、これら条件を全て満たす場合に起動する対処手段として、異常状態通報手段14、通信モジュール2を待ち受け状態にする手段、エンジン始動を禁止させる手段、ヘッドライトを点滅させる手段、トランクの開放を禁止する手段を設定する。
さらに、対処手段選択手段15は、例えば、異常な車両状態として「所定の地理的範囲(例えば、自宅住所のある行政区分)外でのエンジン始動」を設定し、起動する対処手段として、異常状態通報手段14および通信モジュール2を稼動状態にする手段を設定し、盗難発生後に対処できるようにしてもよい。
通信センタ20は、車両から物理的に離れた位置に設置される基地局等の外部施設であり、常に車両セキュリティ装置1からの信号を受信できるようにする。
通信端末21は、車両との通信を可能にする端末であり、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)、ノートPC(Personal Computer)等の通信端末をいう。なお、通信センタ20と通信端末21とは、無線接続されてもよく、有線接続されてもよい。
次に、車両セキュリティ装置1が対処手段を選択する処理について説明する。図2は、車両セキュリティ装置1が対処手段を選択する処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、車両セキュリティ装置1は、異常状態検出手段11により駐車中の車両における異常状態の発生を監視する(ステップS1)。
異常状態検出手段11は、ドアECU8からの開閉情報によりキーIDのない若しくはキーIDの異なるキーによりドアがアンロックされたことを検出したり、侵入センサ9からの不審者検出情報により不審者の侵入を検出したり、或いは、傾斜センサ10からの異常傾斜角情報により異常傾斜角を検出したりすることにより、異常状態の発生を検出した場合(ステップS1のYES)、車両位置判断手段12により車両が所定位置に駐車されているか否かを判断する(ステップS2)。なお、異常状態検出手段11は、異常状態の発生を検出しない場合(ステップS1のNO)、異常状態の発生の監視を継続する。
次に、車両位置判断手段12は、ナビゲーションシステム6の記憶手段に記憶された駐車時の車両位置情報を取得し、或いは、ナビゲーションシステム6のGPS機能により現在の車両位置情報を取得し、車両が予め設定された自宅の駐車スペースにないと判断すると(ステップS2のNO)、車両セキュリティ装置1は、警報出力手段13によりアラームを吹鳴させ(ステップS3)、かつ、異常状態通報手段14により異常状態の発生を車両所有者の携帯電話に通知する(ステップS4)。
一方、車両位置判断手段12により、車両が予め設定された自宅の駐車スペースにあると判断すると(ステップS2のYES)、車両セキュリティ装置1は、警報出力手段13によりアラームを吹鳴させず、異常状態通報手段14により異常状態の発生を車両所有者の携帯電話に通知する(ステップS4)。
この構成により、車両セキュリティ装置1は、異常状態を検出した場合に、車両の駐車位置に基づいて警報出力の要否を自動的に判断し、警報を出力させることがふさわしくない場所では警報を出力させず、それ以外の場所では確実に警報を出力させることで、駐車時に警報出力のオン・オフを切り替える等の煩わしい設定なしに、セキュリティレベルを維持しながら、近隣住民の迷惑となる警報出力を防止することができるという効果が得られる。
次に、車両セキュリティ装置1が対処手段を選択する別の処理について説明する。図3は、車両セキュリティ装置1が対処手段を選択する別の処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、車両セキュリティ装置1は、異常状態検出手段11により駐車中の車両における異常状態の発生を監視する(ステップS11)。
異常状態検出手段11がイモビライザ5からの認証情報によりキーIDのない若しくはキーIDの異なるキーによりエンジンが始動されたことを検出した場合(ステップS11のYES)、車両セキュリティ装置1は、異常状態通報手段14により異常状態の発生を車両所有者の携帯電話に通知し、かつ、通信モジュール2を待ち受け状態に設定する(ステップS12)。通信モジュール2を待ち受け状態に設定するのは、車両の盗難が発生した場合に車両の位置を追跡できるようにするためであり、通信モジュール2は、通信センタ20からの車両位置情報の問い合わせ要求に応じて、ナビゲーションシステム6のGPS機能により取得した車両位置情報や、エンジンECU4により取得したエンジン情報を通信センタ20に向けて送信する。なお、異常状態検出手段11は、異常状態の発生を検出しない場合(ステップS11のNO)、異常状態の発生の監視を継続する。
その後、車両セキュリティ装置1は、車両位置判断手段12により車両が自宅から所定範囲内(例えば、自宅から半径100m以内)にあるか否かを判断する(ステップS13)。
車両位置判断手段12がナビゲーションシステム6のGPS機能により現在の車両位置情報を取得し、予め設定された自宅の駐車スペースから所定の範囲外に車両が移動したと判断すると(ステップS13のYES)、車両セキュリティ装置1は、警報出力手段13によりアラームを吹鳴させ(ステップS14)、走行中の車両が盗難車であることを周囲に知らせるようにする。なお、車両セキュリティ装置1は、住宅街等、アラームを吹鳴させるのに適さない場所をナビゲーションシステム6の地図情報から判断し、車両が係る地域外(例えば、繁華街や主要道路)に移動した場合にアラームを吹鳴させるようにしてもよい。
一方、車両セキュリティシステム1は、車両位置判断手段12により、予め設定された自宅の駐車スペースから所定範囲内に車両が存在すると判断される限り(ステップS13のNO)、警報出力手段13によりアラームを吹鳴させることはせず、異常状態通報手段14による異常状態発生の通知を継続する。
この構成により、車両セキュリティ装置1は、エンジンが不正に始動され車両が移動させられた場合であっても、車両の現在位置に基づいて警報出力の要否を自動的に判断し、警報を出力させることがふさわしくない場所では警報を出力させず、それ以外の場所では確実に警報を出力させることで、セキュリティレベルを維持しながら、近隣住民の迷惑となる警報出力を防止することができるという効果が得られる。
また、車両セキュリティ装置1は、エンジンが不正に始動させられ車両が移動させられた後、車両位置判断手段12により車両が、例えば、ガソリンスタンドや警察署付近等といった盗難車両であることを通知し易い場所にあると判断すると、警報出力手段13により音声やアラームを出力させるようにしてもよい。
この構成により、車両セキュリティ装置1は、エンジンが不正に始動され車両が移動させられた場合であっても、車両の捕獲を容易にすることができるという効果が得られる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例における車両セキュリティ装置1が有する、異常状態検出手段11、車両位置判断手段12、警報出力手段13、異常状態通報手段14および対処手段選択手段15は電子回路で構成されてもよく、或いは、ROM(Read Only Memory)等の記憶手段に記憶され、RAM(Random Access Memory)等に展開されてコンピュータに各手段を実行させるプログラムであってもよい。
本発明に係る車両セキュリティ装置の構成例を示す図である。 車両セキュリティ装置が対処手段を選択する処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 車両セキュリティ装置が対処手段を選択する処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
符号の説明
1 車両セキュリティ装置
2 通信モジュール
3 警報出力装置
4 エンジンECU
5 イモビライザ
6 ナビゲーションシステム
7 ボディECU
8 ドアECU
9 侵入センサ
10 傾斜センサ
11 異常状態検出手段
12 車両位置判断手段
13 警報出力手段
14 異常状態通報手段
15 対処手段選択手段
20 通信センタ
21 通信端末

Claims (2)

  1. 駐車中の車両の異常状態を検出する異常状態検出手段と、
    前記駐車中の車両の位置が所定位置にあるか否かを判断する車両位置判断手段と、
    異常状態が発生した場合の車両状態および前記位置判断手段による判断結果に基づいて起動すべき対処手段を選択する対処手段選択手段と、
    前記対処手段の1つであり、警報を出力させる警報出力手段と、
    前記対処手段の別の1つであり、異常状態の発生を通信端末に通報する異常状態通報手段と、
    を備えることを特徴とする車両セキュリティ装置。
  2. 前記対処手段選択手段は、前記異常状態検出手段により異常状態が検出された場合であって、前記車両位置判断手段が所定位置にあると判断した場合に、前記警報出力手段を前記起動すべき対処手段として選択しない、
    ことを特徴とする車両セキュリティ装置。
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