JP2007167296A - 隙間塞ぎ材 - Google Patents

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Mitsuhiro Uchida
光洋 内田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract


【課題】取付が簡単で、隙間の幅が異なる場合でも容易且つ確実に隙間を塞ぐことができる隙間塞ぎ材を提供することを目的とする。
【解決手段】
隙間塞ぎ材23は四側面(第一側面23a、第二側面23b、第三側面23c、第四側面23d)からなる断面略矩形の筒形状で、その両端部が蓋23eで密封される。また、隙間塞ぎ材23内に加圧気体24としての空気を封入するチューブ25が逆止弁26を備えて隙間塞ぎ材23の第四側面23dに設けられる。隙間塞ぎ材23の第一側面23aが洗面化粧台1の前面2と面一になる位置に取付けて隙間塞ぎ材23を膨張させると、第二側面23bと第三側面23cがそれぞれ洗面化粧台1の側面6と躯体壁面7aに当接して隙間塞ぎ材23を固定させることができる。第一側面23aは硬質材料、他の三側面(第二側面23b、第三側面23c、第四側面23d)は軟質材料で形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、洗面化粧台、調理台、流し台、等の側面と建物側の躯体壁面との隙間を埋める隙間塞ぎ材に関し、特に、取付けが簡単で、隙間の幅が異なる場合でも容易に隙間を確実に塞ぐことができる隙間塞ぎ材を提供する。
従来、洗面化粧台等を建物側の躯体壁面に近接して設置するときには、躯体壁面から突出する扉取付け用の額縁に引出しが接触しないように、洗面化粧台と躯体壁面の間に所定の隙間が設けられる。そして、外観を良くするために目障りな隙間に目地棒が宛がわれる。
このような目的の隙間塞ぎ材(目地棒)の構成は特許文献1に記載の内容が知られている。特許文献1によれば、図5に示すように、予め工場で組立てられた洗面化粧台1が建物の対向する躯体壁面7aの間に設置される。
ここで、洗面化粧台1の両側面6と躯体壁面7aとの間に隙間8があると外観的に好ましくなく、さらに、隙間8の内部に水が侵入したり異物が落ち込んだりする。これを避けるために、隙間8には隙間塞ぎ材9が洗面化粧台1の前面2と面一になる状態で設けられる。
そして、側部隙間塞ぎ部材12を、隙間塞ぎ材9に被せるとともに天板4の両側縁4aと躯体壁面7aとの隙間に被着する。同様に、両躯体壁面7a間の間隙長さと同じ寸法に切断された後部隙間塞ぎ材13を洗面化粧台1の天板4と後壁7bとの隙間に接着剤等の固定手段で被着することで、洗面化粧台1の設置が完了する。
ところが、洗面化粧台1と躯体壁面7aとの隙間8の幅Qは据付け現場の状況によりそれぞれ異なるので、その都度、隙間塞ぎ材9の幅を切断調整する必要があった。
このとき、隙間塞ぎ材9の幅寸法に切断誤差や組み立て誤差によってバラツキが生じやすいため、隙間塞ぎ材9を隙間8に挿入しても完全に隙間を塞ぐことが困難であり、作業性が悪くコストアップに繋がるという問題があった。
この問題を解決する構成として、特許文献2に記載の内容が知られている。この特許文献2によれば、図6に示すように、躯体壁面52と洗面化粧台62に囲まれる隙間Hに対して隙間塞ぎ材15が設けられる。
隙間塞ぎ材15は躯体壁面52に固定された基材16の前面に取付けられる硬質材料からなる取付片30と、取付片30の一側端に連設され取付片30とほぼ平行に延びる軟質材料からなる覆い片40とで形成される。覆い片40は、取付片30の他側端よりも長く突出し先端に球状の膨出部44を備え、取付片30よりも外側に延びる肉薄部42は容易に湾曲して撓むようになっている。
このため、覆い片40が柔軟に変形して膨出部44が洗面化粧台62に当接することができるので、隙間Hの幅Sが異なる場合でも隙間塞ぎ材15によって隙間Hを塞ぐことができる。
特公平8−2338号公報 実開平5−16868号公報
ところが、上記の隙間塞ぎ材15の場合、特に、隙間Hの幅Sが短い場合には、覆い片40が大きく撓むと肉薄部42と洗面化粧台62間の窪みKが目立つので外観が劣るという品質上の問題があった。
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであって、取付が簡単で、隙間の幅が異なる場合や隙間のバラツキにも対応できて、容易且つ確実に隙間を塞ぐことができる隙間塞ぎ材を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、洗面化粧台の側面と躯体壁面との隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材であって、前記隙間塞ぎ材は四側面(第一側面、第二側面、第三側面、第四側面)からなる断面略矩形の筒形状の両端部を蓋で密封して形成され、前記隙間塞ぎ材が膨張し、第一側面が前記洗面化粧台の前面と面一になる位置で第二側面と第三側面がそれぞれ前記洗面化粧台の側面と躯体壁面に当接して固定するように、前記隙間塞ぎ材内に加圧気体を封入するチューブが逆止弁を備えて前記隙間塞ぎ材の第四側面に設けられることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の隙間塞ぎ材であって、前記第一側面は硬質材料、他の三側面(第二側面、第三側面、第四側面)は軟質材料で形成されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、洗面化粧台の側面と躯体壁面との隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材であって、前記隙間塞ぎ材は四側面(第一側面、第二側面、第三側面、第四側面)からなる断面略矩形の筒形状の両端部を蓋で密封して形成され、前記隙間塞ぎ材内に加圧気体を封入するチューブが逆止弁を備えて前記隙間塞ぎ材の第四側面に設けられる。このため、前記隙間塞ぎ材が加圧気体を封入するだけの簡単な動作で、隙間の幅が異なる場合や隙間のバラツキにも対応できて、容易且つ確実に隙間を塞ぐことができる。作業性も向上する。
さらに、第一側面が前記洗面化粧台の前面と面一になる位置で第二側面と第三側面をそれぞれ前記洗面化粧台の側面と躯体壁面に当接して固定することができる。
このため、外観性が向上するので品質向上できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の隙間塞ぎ材であって、前記第一側面は硬質材料なので、隙間塞ぎ材が膨張しても第一側面の表面が略平面状態を保持できるため、確実に前記洗面化粧台の前面と面一にできるので外観が良くなり品質向上できる。
また、第二側面と第三側面が軟質材料なので、それぞれ前記洗面化粧台の側面と躯体壁面に密着して当接できるので、隙間塞ぎ材を確実に安定して固定することができる。
<本発明の実施形態>
以下に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、図5と同構成部分については、図面に同符号を付して説明する。
<隙間塞ぎ材の構成>
図1、図2、図3、図4に示すように、洗面化粧台1は洗面ボール3を有する天板4を備え、前面2には引出し20が設けられる。なお、例えば、天板4には図示しない湯水混合栓等が設けられる。
洗面化粧台1は建物の対向する躯体壁面7a間に設置されるが、このとき、扉21の取付け用の額縁22が躯体壁面7aから洗面化粧台1側に長さG1で突出するので、引出し20を矢印Pの方向に出し入れする際に額縁22に接触しないように幅Qの隙間8を設けて設置される。
いま、引出し20の側端部20aは洗面化粧台1の側面6と面一であるので、隙間8の幅Qとの関係は、Q>Q1である。
そして、洗面化粧台1の側面と躯体壁面7aとの隙間8に外観を向上させるために隙間塞ぎ材(目地棒)23が設けられる。
隙間塞ぎ材23の上部には、隙間塞ぎ材23に被せるように側部隙間塞ぎ部材12が天板4の両側縁4aと躯体壁面7aとの隙間に取付けられる。同様に、躯体壁面7a間の間隙長さと同じ寸法に切断された後部隙間塞ぎ材13を洗面化粧台1の天板4と後壁7bとの隙間に取付けられる。
隙間塞ぎ材23は、四側面(第一側面23a、第二側面23b、第三側面23c、第四側面23d)からなる断面略矩形の筒形状で各隅部は小さな円弧状に連結され、隙間塞ぎ材23の両端部は蓋23eで密封される。
ここで、好ましくは、少なくとも隙間塞ぎ材23の第一側面23aを洗面化粧台1の前面2と同色に着色しておくと外観の調和が保てる。
隙間塞ぎ材23内に加圧気体24としての空気を封入するチューブ25は逆止弁26を備えて隙間塞ぎ材23の第四側面23dに設けられる。チューブ25と逆止弁26は、洗面化粧台1内に引き込まれるので、洗面化粧台1の内部側から加圧気体24の封入作業が容易にできる。このため、洗面化粧台1の側壁29にはチューブ25と逆止弁26を挿通するための開口31が設けられる。
そして、隙間塞ぎ材23を第一側面23aが洗面化粧台1の前面2と面一になる位置に合わせて膨張させると、第二側面23bと第三側面23cがそれぞれ洗面化粧台1の側面6と躯体壁面7aに当接して隙間塞ぎ材23を固定することができる。
なお、第一側面23aは硬質材料、他の三側面(第二側面23b、第三側面23c、第四側面23d)は軟質材料で形成される。このため、隙間塞ぎ材23が膨張しても第一側面23aが他の三側面よりも面剛性が高いため略平面状態を保持できるため、隙間塞ぎ材23の外観が良くなり品質向上ができる。
好ましくは、隙間塞ぎ材23と洗面化粧台1、および、隙間塞ぎ材23と躯体壁面7aの間に両面テープや接着剤を挿入すれば、さらに密着性が向上する。
第一側面23a及び第四側面23dの長さR1と、第二側面23b及び第三側面23cの長さR2は、隙間塞ぎ材23が膨張していない状態での長さであり、Q≧R1である。
隙間塞ぎ材23の各一対の辺である長さR1、長さR2の長さは、使用される硬質材料と軟質材料の特性、及び対応する隙間8の幅Qの対応領域を考慮して決定されるが、一般的に、隙間塞ぎ材23の目的が隙間8を塞ぐことであるので長さR2を長くする必要はなく、R1>R2である。
隙間8の幅Qと隙間塞ぎ材23の長さR1との差(Q−R1)は通常略5〜6mmで設けられる。このため、隙間塞ぎ材23が第一側面23aと洗面化粧台1の側面6に対して生じる膨張寸法は、それぞれ2.5〜3mmであるため、膨張した後の窪みK1は殆ど目立たない。
<隙間塞ぎ材の作用>
加圧気体を封入することによって隙間塞ぎ材が膨張するので、第一側面が洗面化粧台の前面と面一になる位置で第二側面と第三側面がそれぞれ洗面化粧台の側面と躯体壁面に当接して固定することができる。
このため、隙間塞ぎ材に加圧気体を封入するだけの簡単な動作で、隙間の幅が異なる場合でも容易且つ確実に隙間を塞ぐことができるので作業性が向上する。第一側面は硬質材料なので、隙間塞ぎ材が膨張しても第一側面の表面が略平面状態を保持できるため、第一側面が洗面化粧台の前面と面一となるので外観が良くなり品質向上できる。
また、第二側面と第三側面が軟質材料なので、それぞれ洗面化粧台の側面と躯体壁面に密着して当接できる。このため、隙間塞ぎ材23を確実に安定して固定することができる。
隙間塞ぎ材23が膨張した後の第一側面23aと洗面化粧台1の側面6或いは第一側面23aと躯体壁面7aで生じる窪みK1は殆ど目立たない窪みであるので外観が良くなり品質向上できる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということは言うまでもない。
例えば、洗面化粧台1の側壁29にはチューブ25と逆止弁26を挿通するための開口31が設けられるが、隙間塞ぎ材23の取付完了後にチューブ25と逆止弁26を隙間8に格納して開口31をカバー等で塞ぐと、さらに意匠性が向上する。封入される加圧気体24は空気以外の窒素等でも構わない。
本発明の実施形態における、洗面化粧台1と躯体壁面7a間の隙間8に設けられる隙間塞ぎ材23の状態を示す正面斜視図である。 本発明の実施形態における、図1のA−A矢視図である。 本発明の実施形態における、隙間塞ぎ材23の詳細斜視図である。 本発明の実施形態における、図3のB−B断面図である。 従来の、洗面化粧台1と躯体壁面7a間の隙間8に設けられる隙間塞ぎ材9の状態を示す正面斜視図である。 従来の、他の、洗面化粧台62と躯体壁面52間の隙間Hに設けられる隙間塞ぎ材15の状態を示す平面断面図である。
符号の説明
1 洗面化粧台
2 前面
6 側面
7a 躯体壁面
23 隙間塞ぎ材
23a 第一側面
23b 第二側面
23c 第三側面
23d 第四側面
23e 蓋
24 加圧気体
25 チューブ
26 逆止弁

Claims (2)

  1. 洗面化粧台の側面と躯体壁面との隙間を塞ぐ隙間塞ぎ材であって、
    前記隙間塞ぎ材は四側面(第一側面、第二側面、第三側面、第四側面)からなる断面略矩形の筒形状の両端部を蓋で密封して形成され、
    前記隙間塞ぎ材が膨張し、第一側面が前記洗面化粧台の前面と面一になる位置で第二側面と第三側面がそれぞれ前記洗面化粧台の側面と躯体壁面に当接して固定するように、前記隙間塞ぎ材内に加圧気体を封入するチューブが逆止弁を備えて前記隙間塞ぎ材の第四側面に設けられることを特徴とする隙間塞ぎ材。
  2. 請求項1に記載の隙間塞ぎ材であって、前記第一側面は硬質材料、他の三側面(第二側面、第三側面、第四側面)は軟質材料で形成されることを特徴とする隙間塞ぎ材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100978934B1 (ko) 2010-05-28 2010-08-30 주식회사 태현이엔지 건축물 실내에 설치되는 싱크대 하부 설치구조

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KR100978934B1 (ko) 2010-05-28 2010-08-30 주식회사 태현이엔지 건축물 실내에 설치되는 싱크대 하부 설치구조

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