JP2007166852A - モータ - Google Patents

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JP2007166852A
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JP2005363010A
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Atsuyoshi Koshiba
敦誉 小柴
Eiji Hiwaki
英治 檜脇
Hiroshi Murakami
浩 村上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】内側ロータと外側ロータとを有し、3相のトロイダル巻状のコイルが施されたステータを有するモータにおいて、磁石の組立精度を向上させることにより、低騒音のモータを提供する。
【解決手段】略環状のヨーク と、ヨーク の内外に設けた複数のティース と、ヨーク
にトロイダル巻を施した複数のコイルとで構成されるステータ と、ステータ に対して回転自在に保持されているロータ とを備え、ステータ の内径側と外径側にはそれぞれ内側ロータ 外側ロータ とを有し、内側ロータ と外側ロータ を形成するロータコアに磁石を充填するための磁石スリット を設け、磁石スリット に磁石コンパウンド を充填して、射出もしくは圧縮によってロータコアと磁石を一体成形するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヨークにトロイダル巻を施したステータと、ステータの内径側と外径側にロータを有する(以下、ダブルロータ方式という)モータに関する。
図4は、ヨークにトロイダル巻線を施したステータを有する従来のモータの構成を示している。このような従来の構造においては、コイルエンドの体積が大きくなることから、モータの小型化が困難であった。そこで、ステータコアの形状を内径側と外径側の両方にティースを有する構造とし、ステータの内外にロータを有するダブルロータ方式とすることにより、モータの小型化を実現するとともに、高トルク化、低振動化を図る技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のダブルロータ方式のモータにおいては、ロータに用いる磁石の数が従来のモータに比べて必然的に増加し、ロータに磁石を貼り付ける構造では、製造工数がかかることはもちろん、磁石の位置精度を出すことが困難であり、振動面において、ダブルロータ方式本来の性能を十分に出すことができないという課題があった。
特開2001−37133号公報
解決しようとする問題点は、ダブルロータ方式のモータにおいて、ロータに磁石を貼り付ける構成にした場合、磁石を精度良くロータに貼付するのが困難であることから、モータの低振動化を阻んでいたことである。また、部品点数の増加による製造工数の増加、コストアップ、などの課題も存在した。
上記課題を解決するために本発明は、略環状のヨークと、前記ヨークの内外に設けた複数のティースと、前記ヨークにトロイダル巻を施した複数のコイルとで構成されるステータと、前記ステータに対して回転自在に保持されているロータとを備え、前記ステータの内径側と外径側にはそれぞれ内側ロータと外側ロータとを有し、前記内側ロータと前記外側ロータを形成するロータコアには磁石を充填するための磁石スリットを有し、前記磁石スリットに磁石コンパウンドを充填し、射出もしくは圧縮して磁石とロータコアを一体成形したものである。
本発明のモータの構成によれば、ロータコアの磁石スリットに磁石コンパウンドを充填し、射出あるいは、圧縮によって磁石とロータを一体成形することにより、容易に、精度の高い磁石を製造することができ、これにより、モータの低振動化を実現することが可能である。
また、部品点数削減による製造工数の削減、低コスト化を実現することも可能である。
略環状のヨークと、前記ヨークの内外に設けた複数のティースと、前記ヨークにトロイダル巻を施した複数のコイルとで構成されるステータと、前記ステータに対して回転自在に保持されているロータとを備え、前記ステータの内径側と外径側にはそれぞれ内側ロータと外側ロータとを有し、前記内側ロータと前記外側ロータを形成するロータコアには磁
石を充填するための磁石スリットを有し、前記磁石スリットに磁石コンパウンドを充填し、射出もしくは圧縮して磁石とロータコアを一体成形したものである。
図1は本発明のモータの一実施例を示すものである。
図1において、ステータ1は、内外にティース4、5を有する略環状のヨークに複数のコイルでトロイダル巻を施した構成であり、ステータ1の内径側と外径側にはそれぞれ、回転自在に保持されたロータ2、3を有し、ダブルロータ方式のモータとなっている。
内側ロータ2と外側ロータ3には、それぞれ磁石を充填するための磁石スリット6が設けられており、この磁石スリット6に磁石コンパウンド7を充填し、射出もしくは圧縮することにより、磁石とロータコアを一体成形する。
本発明によれば、磁石の位置精度を大幅に向上させることができるため、特にダブルロータ方式のモータの低騒音化を実現することが可能である。
また、図2に示すような、特に多くの磁石を必要とする多極のロータにおいては、従来のようにロータに磁石を貼り付ける必要がないため、製造が格段に容易となり、部品点数も削減できるため、コストダウンを図ることも可能である。
また、図3に示すような内側ロータ2と外側ロータ3の極数が異なるモータ、また、図4に示すような内側ティース4と外側ティース5とのスロット数が異なるモータ、さらに、内側ロータ2と外側ロータ3の極数が異なり、かつ、内側ティース4と外側ティース5のスロット数が異なるモータ(図示せず)においても、本発明によれば、個々に別の磁石を製造する必要がないため、部品点数を削減することができ、工数削減、コストダウンが可能である。
以上のように、本発明によれば、磁石の位置精度を向上させることが可能であり、それによって、低振動のモータを実現することができる。
また、多極のモータや内外の極数が異なるモータなど、特に磁石を多く用いるモータにおいては、部品点数削減による工数削減、コストダウンの面で、より大きな効果を得ることができる。
本発明のモータは、低振動を要求されるダブルロータ方式のモータの製造に有用である。
本発明の実施例1におけるモータの断面図 本発明の実施例1における多極のロータをもつモータの断面図 本発明の実施例1における内側ロータと外側ロータの極数が異なるモータの断面図 本発明の実施例1における内側ティースと外側ティースのスロット数が異なるモータの断面図 従来のモータの断面図
符号の説明
1 ステータ
2 内側ロータ
3 外側ロータ
4 内側ティース
5 外側ティース
6 磁石スリット
7 磁石コンパウンド
8 スロット

Claims (4)

  1. 略環状のヨークと、前記ヨークの内外に設けた複数のティースと、前記ヨークにトロイダル巻を施した複数のコイルとで構成されるステータと、前記ステータに対して回転自在に保持されているロータとを備え、前記ステータの内径側と外径側にはそれぞれ内側ロータと外側ロータとを有し、前記内側ロータと前記外側ロータを形成するロータコアには磁石を充填するための磁石スリットを有し、前記磁石スリットに磁石コンパウンドを充填し、射出もしくは圧縮して磁石とロータコアを一体成形したモータ。
  2. 内側ロータと外側ロータの極数が異なる請求項1記載のモータ。
  3. 内側ティースと外側ティースのスロット数が異なる請求項1記載のモータ。
  4. 内側ロータと外側ロータの極数が異なり、かつ、内側のティースと外側ティースのスロット数が異なる請求項1記載のモータ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019125006A1 (en) * 2017-12-20 2019-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Motor

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