JP2007166570A

JP2007166570A - Ｌｅｄライト内蔵監視カメラ

Info

Publication number: JP2007166570A
Application number: JP2005381018A
Authority: JP
Inventors: Kenji Sakai; 健二酒井; Masayuki Asakura; 雅幸朝倉
Original assignee: SELEN KK
Current assignee: SELEN KK
Priority date: 2005-12-16
Filing date: 2005-12-16
Publication date: 2007-06-28

Abstract

【課題】本発明は暗がりの環境化でも通常の動きでカラー映像が撮ることができ、侵入者に対してライトにて威嚇するとともに、コンパクトにより設置性を改善したＬＥＤ内蔵監視カメラを提供するものである。
【解決手段】カメラレンズ４の周囲には、輪状で且つ弾力性のあるパッキング３を配置し、パッキング３はカメラレンズ４を保護するガラス５に密着するようにする。パッキング３の外周には複数個の白色ＬＥＤ２を配置し、白色ＬＥＤ２の配線は第４図のように、１個、あるいは５個程度づつをグループとしたものを電源に対し並列に配線する。
【選択図】図１

Description

本発明は、カメラ内部にＬＥＤライトと、カメラケースと一体に照度センサー、侵入者検知センサーを具備し、照度センサーと侵入者検知センサーが検知した場合には、ＬＥＤライトを一定時間点灯、あるいは点滅させ、また、警報ブザーを動作させて侵入者に対し威嚇し、ＬＥＤライトにより暗がりの環境でもカラー映像にて侵入者の画像が撮れるＬＥＤライト内蔵監視カメラに関するものである。

従来よりカメラ一体型としては、カメラ内部に照度センサー、赤外線照射ランプを内蔵し、周囲の明るさを検知する照度センサーにより、暗がりの環境になったときに赤外線照射ランプより赤外線を放射させ、その放射した赤外線が物体に当たることによる反射により白黒画像を撮る監視カメラや、１００ｗ〜１５０ｗ仕様のライト、カメラ、赤外線侵入者検知センサーを一体とした監視カメラがある。

赤外線照射ランプ一体型カメラは、暗がりの環境では赤外線を放射し、その放射した赤外線の反射により画像を撮る方式のため、暗がりでの画像は白黒映像となる。

この白黒映像の場合は、はっきりした顔などの画像を撮ることができないことや、衣服の色もわからなく、画像から犯人像を特定するには大変難しい問題がある。また、赤外ランプのため侵入者に対し隠し撮りには適するが、侵入者などへの威嚇効果はほとんどないため、結果的には大切な物を取られてしまうなどの損害を受ける問題がある。

１００ｗ〜１５０ｗ仕様のライト内蔵タイプの場合は、ライト自体が大きく、また、大変高い発熱があることから、ライト外周部分は安全上大きくする必要があるとともに、その発熱によるセンサー部分やカメラの各電子部品への影響を少なくする必要があるため、安全上大きな形状の商品にならざるおえない。

その結果商品が大きくなるため、設置する場合には広いスペースが必要となり、必ずしも設置したい場所に設置できない問題や、工事に関する費用負担が大きい問題がある。

本発明は暗がりの環境化でも通常の動きでカラー映像が撮ることができ、侵入者に対してライトにて威嚇するとともに、コンパクトにより設置性を改善したＬＥＤ内蔵監視カメラを提供するものである。

図１は本考案のカメラの正面図、図２はカメラの側面図と切換スイッチ１１を示す。

図３はカメラの画角と侵入者センサーの検知角度を図示化したもので、図４は白色ＬＥＤの配線図である。

以下図１〜図４により本考案について説明する。

カメラレンズ４の周囲には、輪状で且つ弾力性のあるパッキング３を配置し、パッキング３はカメラレンズ４を保護するガラス５に密着するようにする。

パッキング３の外周には複数個の白色ＬＥＤ２を配置し、白色ＬＥＤ２の配線は図４のように、１個、あるいは５個程度づつをグループとしたものを電源に対し並列に配線する。

カメラレンズ部分の下部には、カメラケース１０に設置した赤外線を集光するための集光レンズ１を配置し、集光レンズ１の内部には、周囲の明るさを検知する照度センサー８、侵入者を検知するための侵入者センサー９を設置する。

また、カメラケース１０の内部には、侵入者に対する威嚇や報知するためのブザー１４を設置し、図３のように侵入者センサー９の検知角度はカメラの画角より０〜３０度程度広めに設定する。

カメラ本体には、照度センサー８の検知範囲を調整する照度調節ツマミ６、照度センサー８と侵入者センサー９が検知したときに白色ＬＥＤ２を点灯する時間を調整する時間調整ツマミ７を設ける。

照度センサー８の最低照度は、白色ＬＥＤ２が点灯しない環境でも、カラー映像が撮れるカメラの最低照度より明るい照度に設定する。

カメラ本体に接続されている電源や信号線が一体となったコード線１３には、切替スイッチ１１を設け、その切替スイッチ１１には、照度センサ８ーと侵入者センサー９が検知した時には白色ＬＥＤ２を点灯させ、ブザー１４を鳴らすオールモード、照度センサー６が検知した場合に白色ＬＥＤ２を点灯させる照度モード、白色ＬＥＤ２の点灯やブザー１４を報知させないオフモードを設ける。

本発明によれば、切換スイッチ１１がオールモードの場合、照度センサー８と侵入者センサー９が検知した場合、カメラレンズの外周に設置した複数個の白色ＬＥＤ２の明かりにより、暗がりの環境下であっても侵入者をカラー映像にて撮れる。また、白色ＬＥＤ２の点灯により、周囲が明るくなることと、カメラの存在を知らしめることにより侵入者に威嚇することができるので、損害を受ける前に侵入者を追い払う効果は絶大である。

この白色ＬＥＤ２の点灯と共に、ブザー１４の報知により威嚇性は更にアップするとともに、住人に知らしめる効果もある。

画角と検知角度がほぼ同角度に設定すると、侵入者が動いているときには、侵入者の画像を撮ることが出来ない場合が生じる。狭い画角、例えば望遠レンズのようなカメラレンズを使用すると、この問題は顕著である。

本考案では、侵入者センサー９の検知角度はカメラの画角より０〜３０°広めに設定してあるため、カメラの画角が狭い場合でも、うまく侵入者の画像を捕らえることができる。

白色ＬＥＤが点灯したとき、ガラスなどによる光の反射がカメラレンズ内に入ると映像が乱れるが、パッキング３により遮断されているので映像が反射光により乱れることがない。

白色ＬＥＤは長寿命ではあるが、万が一１個の白色ＬＥＤが故障したとき、直列配線である場合には、全てのＬＥＤが点灯しなくなる。本発明は図４のように、１個あるいは５個程度のグループにて並列配線してあるため、残りのＬＥＤが点灯することにより、画像は若干暗くはなるが映像を撮ることができ、カメラの存在を知らしめる効果は残る。

本発明の構成によりコンパクトになるため、従来のカメラが設置できる場所であれば、基本的には設置でき工事費用などの負担も少ない。

カメラの正面図カメラの側面図と切換スイッチカメラの画角と侵入検知センサーの検知角度白色ＬＥＤの結線図

符号の説明

１集光レンズ
２白色ＬＥＤ
３パッキング
４カメラレンズ
５ガラス
６照度調整ツマミ
７時間調整ツマミ
８照度センサー（集光レンズ内部）
９侵入者センサー（集光レンズ内部）
１０カメラケース
１１切換スイッチ
１２切換スイッチツマミ
１３コード線
１４ブザー

Claims

カメラレンズ部分の外周部にＬＥＤライトを配置するとともに、カメラケースに設置した照度センサーと侵入者検知センサーが検知した場合に、ＬＥＤライトを一定時間点灯させることを特徴とするＬＥＤライト内蔵監視カメラ。
侵入検知センサーが検知したとき、ＬＥＤライトと共に警報音にて威嚇することを特徴とする請求項１に記載のＬＥＤ内蔵監視カメラ。
カメラレンズが画像を映すことができる画角に対し、侵入者検知センサーが検知できる検知角度を広くしたことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤライト内蔵監視カメラ。
カメラレンズ部分とＬＥＤライトの間の外周部にパッキング部材を配置し、そのパッキング部材とカメラガラスを密着させたことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤライト内蔵監視カメラ。
白色ＬＥＤの配線は、１個〜５個をグループとしたものを電源回路上並列にしたことを特徴とした請求項１に記載のＬＥＤ内蔵監視カメラ。
カメラがカラー映像を撮影出来る明るさよりも、照度の調整の最低レベルを上にしたことを特徴とした請求項１に記載のＬＥＤ内蔵監視カメラ。