JP2007166092A - 動画撮影装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の容量に空きがなくなっても動画撮影を継続して行えるようにする。
【解決手段】再生モードに移行すると先ずメモリカードに書き込まれた画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別する。メモリカードの画像データに上書き画像データが含まれている場合、初期画像データを読み出してから上書き画像データを読み出す。このとき、上書き画像データが書き込まれたフレームとそのフレームに書き込まれていた初期画像データ91に先行して初期画像データが書き込まれたフレームについては初期画像データと上書き画像データを15フレーム/秒のフレームレートで読み出し、これ以外の初期画像データに関しては30フレーム/秒のフレームレートで初期画像データを読み出す。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体の画像データを予め定められたフレームレートによって書き込み順に読み出すことにより動画像が再生表示される動画撮影装置及び方法に関する。
動画撮影装置としてデジタルカメラやカメラ付き携帯電話などが知られている。これらの装置は、例えば動画撮影で得られた画像データを高速アクセス可能な内蔵メモリに一旦書き込んでおき、この内蔵メモリの容量がなくなった時点で実行中の動画像の撮影を中断し、内蔵メモリに書き込まれた画像データを記録媒体に記録(転送)している。内蔵メモリの容量に空きがなくなった場合はその時点で動画撮影が中断される。撮影が中断されている間には内蔵メモリの画像データが記録媒体に記録される。このように、従来の装置では連続撮影時間が内蔵メモリの容量によって決定されていたが、内蔵メモリの容量には制限があるため、内蔵メモリの容量よって連続撮影時間が決定されてしまうと連続撮影時間の長時間化が困難であった。そしてこのことは、撮影者に不便さを感じさせる要因となっていた。
このような事情から、特許文献1では記録媒体に対する画像データの記録速度を取得し、取得した記録速度に基づいて、動画撮影によって得られた画像データを記録媒体にリアルタイムで記録することができるように画像データの圧縮率、記録媒体への転送速度、1画像当りの画像データの記録画素数を決定し、決定した条件の下での撮影によって得られた画像データを記録媒体に記録している。これにより、撮影によって得られた画像データを記録媒体に直接記録することが可能になり、内蔵メモリの容量に関わらず連続撮影時間を延ばすことができる。
特開2002−335486号公報
しかしながら特許文献1の動画撮影装置では、記録媒体の容量を大きくすることによって連続撮影時間を長時間化することが可能になるが、記録媒体の容量の大型化にも限界があることから連続撮影時間の長時間化にも限界が生じていた。しかし、撮影者にとっては連続撮影時間が長時間であるほど利便性が高く、その要望も大きいため、これに応える必要があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、記録媒体の容量に空きがなくなっても動画撮影を継続して行うことができるようにした動画撮影装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の動画撮影装置は、動画撮影によって得られた複数の画像データを互いに異なるフレームに区別して記録媒体に書き込むとともに、前記画像データを予め定められたフレームレートによって書き込み順に読み出すことにより動画像が再生表示される動画撮影装置において、前記記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、前記記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きするデータ記録手段と、前記記録媒体に書き込まれた初期画像データ及び上書き画像データをその書き込み順に読み出すフレームレート制御手段を設けたものである。
なお、前記データ記録手段は上書き画像データに上書き情報を付し、前記フレームレート制御手段は、前記記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すことが好ましい。
また、被写体が人物である場合にこれを検出する人物検出手段及び撮影時の手ブレを検出する手ブレ検出手段の少なくともいずれか一方を設け、前記データ記録手段は、人物又は手ブレが初期画像データの書き込み時に検出された場合にそのフレームへの上書き画像データの書き込みを禁止する上書き禁止情報をそのフレームに付し、前記フレームレート制御手段は、前記上書き禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに初期画像データを読み出すことが好ましい。
また、被写体が人物である場合にこれを検出する人物検出手段及び撮影時の手ブレを検出する手ブレ検出手段の少なくともいずれか一方を設け、前記データ記録手段は、人物又は手ブレが上書き画像データの書き込み時に検出された場合にフレームレートの低下を禁止する低下禁止情報をそのフレームに付し、前記フレームレート制御手段は、前記低下禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに上書き画像データを読み出すことが好ましい。
さらには、前記初期画像データ及び前記上書き画像データに圧縮処理を施す圧縮処理手段を設け、前記圧縮処理手段は、上書き画像データが書き込まれるフレームに書き込まれた初期画像データのサイズ以下となるように上書き画像データを圧縮することが好ましい。
また、本発明の動画撮影方法は、動画撮影によって得られた複数の画像データを互いに異なるフレームに区別して記録媒体に書き込むとともに、前記画像データを予め定められたフレームレートによって書き込み順に読み出すことにより動画像が再生表示される動画撮影方法において、前記記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、前記記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きし、上書き画像データに上書き情報を付するデータ記録ステップと、前記記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すフレームレート制御ステップとからなるものである。
本発明の動画撮影装置によれば、記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きし、記録媒体に書き込まれた初期画像データ及び上書き画像データをその書き込み順に読み出すので、動画撮影によって得られた画像データのデータ量が記録媒体の容量を超えても記録媒体に画像データを記録することが可能になり、記録媒体の容量に空きがなくなっても動画撮影を継続して行うことができる。
また、記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すので、再生表示された動画が不自然な動きになることを防止することが可能になり、再生表示された動画に対して撮影者の不満が募ることを防止できる。
また、人物又は手ブレが初期画像データの書き込み時に検出された場合にそのフレームへの上書き画像データの書き込みを禁止する上書き禁止情報をそのフレームに付し、上書き禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに初期画像データを読み出すので、手ブレが発生したときに撮影された画像データが再生表示されたときの動画の乱れを低減でき、再生表示される動画の画質を安定させることができる。また、人物が撮影された画像データが再生表示されたときの動画の乱れを低減でき、撮影者にとって重要なシーンが再生表示されるときの動画の画質を安定させることができる。
また、人物又は手ブレが上書き画像データの書き込み時に検出された場合にフレームレートの低下を禁止する低下禁止情報をそのフレームに付し、低下禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに上書き画像データを読み出すので、手ブレが発生したときに撮影された画像データが再生表示されたときの動画の乱れを低減でき、再生表示される動画の画質を安定させることができる。また、人物が撮影された画像データが再生表示されたときの動画の乱れを低減でき、撮影者にとって重要なシーンが再生表示されるときの動画の画質を安定させることができる。
また、上書き画像データが書き込まれるフレームに書き込まれた初期画像データのサイズ量以下となるように上書き画像データを圧縮するので、上書き画像データが隣り合うフレーム内に書き込まれることを防止することが可能になり、上書き画像データによる動画の再生表示を確実に行うことができる。
また、本発明の動画撮影方法によれば、記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きするとともに、上書き画像データに上書き情報を付し、記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すので、動画撮影によって得られた画像データのデータ量が記録媒体の容量を超えても記録媒体に画像データを記録することが可能になり、また、記録した画像データを動画として再生表示することが可能になるので、記録媒体の容量に空きがなくなっても動画撮影を継続して行うことができる。
図1において、本発明のデジタルカメラ(動画撮影装置)2はカメラ本体2aを備えており、カメラ本体2aの前面には撮像レンズ10が組み込まれたレンズ鏡筒11やストロボ発光窓12などが設けられている。また、カメラ本体2aの上面には、電源ボタン13、モードダイヤル14、およびレリーズボタン15が設けられ、その底面には後述するメモリカードが着脱自在に装填されるメモリカードスロットやUSBコネクタを覆う開閉自在な蓋16が設けられている。モードダイヤル14が回動操作されると、動画撮影を行う動画撮影モード、撮影した画像を後述するLCDに表示する再生モード、および各種設定を行う設定モードが切り替えられる。レリーズボタン15は、半押しと全押しとの2段階で押下することができる。被写体のフレーミングの後に、レリーズボタン15を軽く押圧(半押し)すると、露出条件の決定(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が施される。この状態でレリーズボタン15をもう1度強く押圧(全押し)すると、決定された露出条件、および調整された焦点距離の下で撮影が行われる。
図2において、カメラ本体2aの背面には、液晶表示器20(以下「LCD」と称する)、および操作部21が設けられている。LCD20は、スルー画像、各種メニュー画面、およびメモリカード62に記録された画像を表示する。操作部21は、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、テレ側に変倍するズーム操作ボタン22、LCD20にメニュー画面を表示させる際に操作されるメニューボタン23、選択内容を決定する際に操作される決定ボタン24、およびメニュー画面内でカーソルを移動させる際に操作される十字キー25から構成される。
図3において、CPU40は、バス41を介してカメラ本体2aの各部を統括的に制御する。システムメモリ42は、撮影シーケンスを行うための各種プログラムが記憶されているROMや、プログラムの実行に必要な各種データが一時記憶されるRAMから構成される。不揮発性メモリ43は、EEPROMなどの書き換え可能な記憶媒体からなり、カメラ本体2aを動作させるために必要な各種データが記憶される。CPU40は、システムメモリ42のROMに記憶されたプログラムやデータ、或いは、不揮発性メモリ43に記憶されたプログラムやデータを作業用メモリであるRAMに読み出し、これらに基づいてカメラ本体2aの各部の制御を行う。
撮像光学系を構成する撮像レンズ10は、主レンズ10a、ズームレンズ10b、およびフォーカスレンズ10cからなる。撮像レンズ10の背後には、絞り44が配置されている。ズームレンズ10bにはレンズモータ45、フォーカスレンズ10cにはレンズモータ46、絞り44にはアイリスモータ47が接続されている。これらのモータ45〜47はステッピングモータからなり、バス41を介してCPU40に接続されたモータドライバ48〜50から送信される駆動パルスにより動作制御される。
レンズモータ45は、ズーム操作ボタン22の操作に連動し、ズームレンズ10bをワイド側、あるいはテレ側に移動させる。レンズモータ46は、各焦点距離において、フォーカスレンズ10cを移動させて合焦位置にセットする。アイリスモータ47は、絞り44を動作させ、絞り径を調整する。
絞り44の背後には、被写体像を撮像するCCD51が配置されている。CCD51には、タイミングジェネレータ(TG)52がCCDドライバ53を介して接続されている。TG52はCPU40によって制御される。CCDドライバ53は、TG52から入力されるタイミング信号(クロックパルス)に基づいて、CCD51の各セルの蓄積電荷量と電荷読み出しタイミングとを制御する。
CCD51から出力された撮像信号は、アナログ信号処理回路54に入力される。アナログ信号処理回路54は、CCD51から出力された撮像信号を、CCD51の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像信号として出力し、所定の増幅率で増幅する。A/D変換器(A/D)55は、アナログ信号処理回路54で増幅されたアナログの画像信号をデジタル化された画像データに変換する。
デジタル信号処理回路56は、A/D55からのデジタル画像データに対して、輪郭強調、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの各種信号処理を施す。輝度信号生成回路57は、デジタル信号処理回路56で処理が施された画像データから、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとを生成する。
AE/AWB検出回路58は、被写体の明るさに応じて露出量を決定するとともに、A/D55から出力された画像データで表される画像の色温度を検出して、ホワイトバランスの補正量を決定する。スルー画のときには、AE/AWB検出回路58で決定した露出量に基づいて、絞り44の絞り径がアイリスモータ47により制御される。絞り44で適正露出にすることができないときには、CCD51の電荷蓄積時間がCCDドライバ53を介してTG52により制御される。静止画撮影時には、AE/AF検出回路59で決定された露出量に応じた絞り径、およびシャッタ速度となるように、アイリスモータ47、およびCCDドライバ53によって、絞り44、およびCCD51が制御される。
AF検出回路59は、レンズモータ46を駆動させてフォーカスレンズ10cを光軸に沿って移動させながら、A/D55から出力された画像データから被写体像の鮮鋭度を表すフォーカス評価値を算出して合焦位置を検出する。
AE/AWB検出回路58およびAF検出回路59は、スルー画表示中も所定のサイクルで検出を行っている。また、AE/AWB検出回路58、およびAF検出回路59は、レリーズボタン15が半押しされたときに検出を開始し、CPU40に検出結果を逐次送信する。CPU40は、各検出回路58、59から送信される検出結果に基づいて、撮像レンズ10、絞り44、およびCCD51の動作を制御する。
画像圧縮・伸張回路(圧縮処理手段)60は、デジタル信号処理回路56で各種信号処理が施された画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で圧縮処理を施す。圧縮処理後の画像データは、カードI/F61を経由して、メモリカード(記録媒体)62に記録される。
USBコネクタ63には、USBケーブルが接続され、USBドライバ64を介して、パーソナルコンピュータなどの外部機器との間でデータの送受信を行う。I/Oポート65には、前述の操作部21が接続され、操作部21を介して入力された信号をCPU40に送信する。CPU40は、I/Oポート65から送信された信号に応じて、カメラ本体2aの各部を動作させる。
フレームメモリ66には、デジタル信号処理回路56で各種信号処理が施された1フレーム分の画像データが書き込まれる。フレームメモリ66に格納された画像データは、輝度信号生成回路57で本格的なYC変換処理を施された後、画像圧縮・伸長回路60で圧縮処理され、再びフレームメモリ66に格納される。そして、フレームメモリ66の圧縮済みの画像データはカードI/F61によって読み出され、データ記録回路(データ記録手段)67によってメモリカード62に記録される。LCDドライバ68は、フレームメモリ66に書き込まれた画像データをNTSC方式に変換してLCD20に表示させる。
図4に示すように、メモリカード62ではフレームメモリ66からの画像データ80が互いに異なるフレームに区別されて時系列順に順次書き込まれる。例えばメモリカード62にはその容量に空きがある状態では10個のフレーム81〜90に区別された初期画像データ91が書き込まれる。そして、メモリカード62の容量に空きがなくなった状態でフレームメモリ66から入力された上書き画像データ92は、フレーム82,84,86,88,90、すなわち、偶数番目のフレームに時系列順に順次上書きされる(図4ではフレーム82,84,86,88に上書きされている)。上書き画像データ92には上書きフラグ(上書き情報)93が付される。これにより、メモリカード62の画像データ80は、初期画像データ91と上書き画像データ92とに区別される。
図3に示すように、振動検出センサ(手ブレ検出手段)71は例えば加速度センサからなり、外部から加えられた振動を検出する。振動検出センサ71が振動を検出すると、検出された振動の大きさとその方向を示す信号がCPU40に入力される。これに応答して、CPU40はレンズモータ45を駆動してズームレンズ10bを移動させ、CCD51の光電面上に形成される被写体の光学像の振れをうち消す。
人物検出回路(人物検出手段)71はフレームメモリ66に格納された画像データの各画素の階調色から画像データの肌色部分を抽出し、この肌色部分が予め定められた閾値以上であった場合にその肌色部分を人物の顔や手及び足を検出する。
フレームレート制御回路(フレームレート制御手段)72は、動画の再生表示を行うときにメモリカード62から画像データを読み出す。フレームレート制御回路72は、画像データの読み出し前にメモリカード62の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別する。そして、上書き画像データの有無によって画像データを読み出すときのフレームレートを決定する。フレームレート制御回路72は読み出した画像データを画像圧縮・伸長回路60で伸長処理させ、伸長処理した画像データを事前に決定したフレームレートでフレームメモリ66に格納する。フレームメモリ66の伸長済みの画像データはLCDドライバ68によってLCD20から表示される。
電力供給部73は、バッテリーや電池からの電力をデジタルカメラ2の各部に供給する。電力供給部73には、出力電圧を監視するためのA/D変換器や、バッテリーや電池の電圧を各部に適した所定の電圧に変換するDC/DC変換器、電源オン/オフの際の各部の起動順序、タイミングを制御する電源制御回路などが設けられている。
次に、上記構成を有するデジタルカメラ2での動画撮影処理の流れについて説明する。
図5に示すように、撮影者は動画撮影の開始に先立ってモードダイヤル14により動画撮影モードを選択する。動画撮影モードが選択されると、撮像レンズ10、絞り44を介して入射した被写体像が、CCD51により光電変換され、アナログ信号処理回路54でサンプリング、増幅されて、A/D55でデジタルの画像データに変換される。A/D55でデジタル変換された画像データは、デジタル信号処理回路56で各種処理を施された後、輝度信号生成回路57で簡易的なYC変換処理を施され、フレームメモリ66に格納される。フレームメモリ66に格納された画像データは、LCDドライバ61を介してLCD20にスルー画像として表示される。
スルー画像が表示された状態でレリーズボタン15が半押しされると撮影準備処理が行われ、レリーズボタン15が全押しされると動画撮影が開始される。デジタル信号処理回路56で各種信号処理を施された画像データはフレームメモリ66に順次格納される。そして、フレームメモリ66の画像データはデータ記録回路67によって互いに異なるフレーム(例えば図4において、フレーム81〜90)に区別されて時系列順にメモリカード62に書き込まれていく。メモリカード62の容量の空きがある場合は初期画像データ91が書き込まれていき、メモリカード62の容量がなくなった場合は、偶数番目のフレーム(例えば図4において、フレーム82,84,86,88,90)の初期画像データ91に上書き画像データ92が上書きされる。上書き画像データ92には上書きフラグ93が付される(データ記録ステップ)。動画撮影は、レリーズボタン15が再び全押しされると終了する。
図6に示すように、撮影した動画像を再生表示する場合、撮影者はモードダイヤル14により再生モードを選択する。再生モードに移行すると、フレームレート制御回路72は先ずメモリカード62に書き込まれた画像データに上書き画像データ92(上書きフラグ93)が含まれているか否かを識別する。
メモリカード62の画像データに上書き画像データ92が含まれている場合、フレームレート制御回路72は、先ず初期画像データ91を読み出してから上書き画像データ92を読み出す。それぞれのデータは書き込み順に読み出される。このとき、上書き画像データ92が書き込まれたフレーム(例えば図4において、フレーム82,84,86,88)とそのフレームに書き込まれていた初期画像データ91に先行して初期画像データ91が書き込まれたフレーム(例えば図4において、フレーム81,83,85,87)については初期画像データと上書き画像データを15フレーム/秒のフレームレートで読み出し、これ以外の初期画像データに関しては30フレーム/秒のフレームレートで初期画像データを読み出す(フレームレート制御ステップ)。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
メモリカード62の画像データに上書き画像データ92が含まれていない場合、すなわち、メモリカード62の画像データが全て初期画像データ91であった場合、フレームレート制御回路72は、30フレーム/秒のフレームレートで画像データを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
以上のように、記録媒体に上書き画像データを記録することで連続撮影時間の長時間化を図ることが可能になり、また、上書き画像データが含まれている場合はフレームレートを低下させることによって、不自然な動きが表示されることなく動画を再生表示させることができる。
上記実施形態では、撮影状態や撮影状況を考慮せずに画像データを記録したが、これらを考慮して画像データの書き込みを行うことも可能である。以下、図7〜図9を用いて初期画像データの書き込み時に手ブレや人物が検出された場合はそのフレームへの上書き画像データの書き込みを禁止する実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一の機能を備えた部分については同一の符号を用いて詳しい説明を省略する。
図7に示すように、メモリカード62ではフレームメモリ66からの画像データ110が互いに異なるフレームに区別されて時系列順に順次書き込まれる。例えばメモリカード62にはその容量に空きがある状態では10個のフレーム111〜120に区別された初期画像データ121が書き込まれる。初期画像データ121の記録時に振動検出センサ70で手ブレが検出された場合、あるいは、人物検出回路71で人物が検出された場合、データ記録回路67はそのフレームに上書き画像の上書きを禁止する上書き禁止フラグ(上書き禁止情報)122を付する(図中ではフレーム114〜118に付されている)。これにより、初期画像データ121は上書きが可能な上書き許容データ121aと上書きが不能な上書き禁止データ121bとに区別される。そして、メモリカード62の容量に空きがなくなった状態では上書き画像データ123は、偶数番目のフレームでかつ上書き禁止フラグ122が付されていないフレーム(図中ではフレーム112及び120)、すなわち、上書き許容データ121aに上書きされる。
次に、上書き禁止フラグを用いた場合の処理の流れについて説明する。
図8に示すように、スルー画像が表示された状態でレリーズボタン15が半押しされると撮影準備処理が行われ、レリーズボタン15が全押しされると動画撮影が開始される。デジタル信号処理回路56で各種信号処理を施された画像データはフレームメモリ66に順次格納される。そして、フレームメモリ66の画像データはデータ記録回路67によって個別のフレームに区別されて時系列順にメモリカード62に書き込まれていく。メモリカード62への初期画像データ121の書き込みの最中に手ブレや人物が検出された場合、そのときの初期画像データ121には上書き禁止フラグ122が付される。メモリカード62の容量の空きがなかった場合、偶数番目のフレームでかつ上書き禁止フラグ122が付されていないフレームに上書き画像データ123が上書きされ、上書きフラグ93が付される。動画撮影は、レリーズボタン15が再び全押しされると終了する。
図9に示すように、撮影した画像を再生表示する場合、撮影者はモードダイヤル14により再生モードを選択する。再生モードに移行すると、フレームレート制御回路72はメモリカード62に書き込まれた画像データに上書き画像データ123が含まれているか否かを識別する。
メモリカード62の画像データに上書き画像データ123が含まれている場合、フレームレート制御回路72は、先ず初期画像データを読み出してから上書き画像データを読み出す。このとき、上書き画像データ123が書き込まれたフレーム(例えば図8において、フレーム112,120)とそのフレームに書き込まれていた初期画像データに先行して初期画像データが書き込まれたフレーム(例えば図8において、フレーム111,119)については初期画像データ121と上書き画像データ123を15フレーム/秒のフレームレートで読み出し、これ以外の初期画像データに関しては30フレーム/秒のフレームレートで初期画像データ121を読み出す。また、フレームレート制御回路72は、上書き禁止フラグ122が付されたフレームについては全て30フレーム/秒のフレームレートで初期画像データ121を読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
メモリカード62の画像データが全て初期画像データであった場合、フレームレート制御回路72は、30フレーム/秒のフレームレートで画像データを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
以下、図10〜図12を用いて上書き画像データの書き込み時に手ブレや人物が検出された場合はそのフレームの上書き画像データについてはフレームレートの低下を禁止する実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一の機能を備えた部分については同一の符号を用いて詳しい説明を省略する。
図10に示すように、メモリカード62ではフレームメモリ66からの画像データ130が互いに異なるフレームに区別されて時系列順に順次書き込まれる。例えばメモリカード62にはその容量に空きがある状態では10個のフレーム131〜140に区別された初期画像データ141が書き込まれる。そして、メモリカード62の容量に空きがなくなった状態では上書き画像データ142が、偶数番目のフレーム(図中ではフレーム132,134,136,138,140)に上書きされる。上書き画像データ142の記録時に振動検出センサ70で手ブレが検出された場合、あるいは、人物検出回路71で人物が検出された場合、データ記録回路67はそのフレームにフレームレートの低下を禁止する低下禁止フラグ(低下禁止情報)143を付する(図中ではフレーム132,134,136に付されている)。
次に、低下禁止フラグを用いた場合の処理の流れについて説明する。
図11に示すように、スルー画像が表示された状態でレリーズボタン15が半押しされると撮影準備処理が行われ、レリーズボタン15が全押しされると動画撮影が開始される。デジタル信号処理回路56で各種信号処理を施された画像データはフレームメモリ66に順次格納される。そして、フレームメモリ66の画像データはデータ記録回路67によって個別のフレームに区別されて時系列順にメモリカード62に書き込まれていく。メモリカード62の容量の空きがなかった場合、偶数番目のフレームに上書き画像データ142が上書きされ、そのフレームには上書きフラグ93が付される。上書き画像データ142の書き込みの最中に手ブレや人物が検出された場合、そのときの上書き画像データ142には低下禁止フラグ143が付される。動画撮影は、レリーズボタン15が再び全押しされると終了する。
図12に示すように、撮影した画像を再生表示する場合、撮影者はモードダイヤル14により再生モードを選択する。再生モードに移行すると、フレームレート制御回路72はメモリカード62に書き込まれた画像データに上書き画像データ142が含まれているか否かを識別する。
メモリカード62の画像データに上書き画像データ142が含まれている場合、フレームレート制御回路72は、先ず初期画像データ141を読み出してから上書き画像データを読み出す。このとき、フレームレート制御回路72は、低下禁止フラグ143が付された上書き画像データ142のフレーム(例えば図10において、フレーム132,134,136)については上書き画像データを30フレーム/秒のフレームレートで読み出す。また、フレームレート制御回路72は、上書きフラグ93は付されているが低下禁止フラグ143の付されていない上書き画像データ142が書き込まれたフレーム(例えば図10において、フレーム138,140)と、上書き画像データ142のフレームに書き込まれていた初期画像データ141に先行して初期画像データ141が書き込まれたフレーム(例えば図10において、フレーム131,133,135,137,139)については初期画像データ141と上書き画像データ142を15フレーム/秒のフレームレートを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
メモリカード62の画像データが全て初期画像データ141であった場合、フレームレート制御回路72は、30フレーム/秒のフレームレートで画像データを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
上記実施形態では、一定のサイズに圧縮して画像データをメモリカード62に書き込んだ例について説明したが、初期画像データのサイズが異なるときにこれを考慮して上書き画像データを圧縮することが好ましい。この場合の実施形態について図13及び図14を用いて説明する。なお、上記実施形態と同一の機能を備えた部分については同一の符号を用いて詳しい説明を省略する。
図13に示すように、メモリカード62ではフレームメモリ66からの画像データ150が互いに異なるフレームに区別されて時系列順に順次書き込まれる。例えばメモリカード62にはその容量に空きがある状態では10個のフレーム151〜160に区別された初期画像データ161が書き込まれる。初期画像データ161は圧縮画像・伸長回路60で圧縮されるが、そのサイズはそれぞれのフレームのデータごとに異なっている。そして、メモリカード62の容量に空きがなくなった状態では上書き画像データ162が、偶数番目のフレーム(図中ではフレーム152,154,156,158,160)に上書きされる。上書き画像データ162には上書きフラグ93が付される。
次に、初期画像データのフレームごとのサイズが異なる場合の動画撮影処理の流れについて説明する。
図14に示すように、スルー画像が表示された状態でレリーズボタン15が半押しされると撮影準備処理が行われ、レリーズボタン15が全押しされると動画撮影が開始される。デジタル信号処理回路56で各種信号処理を施された画像データはフレームメモリ66に順次格納される。そして、フレームメモリ66の画像データはデータ記録回路67によって個別のフレームに区別されて時系列順にメモリカード62に書き込まれていく。メモリカード62に書き込まれた初期画像データ161はそれぞれ圧縮されている。メモリカード62の容量の空きがなかった場合、偶数番目のフレームに上書き画像データ162が上書きされる。上書き画像データ162の書き込み時に、データ記録回路67は上書き画像データ162を書き込むフレームの初期画像データ161のサイズを識別し、上書き画像データ162のサイズと初期画像データ161のサイズとを比較する。上書き画像データ162のサイズが初期画像データ161のサイズを超えていた場合、データ記録回路67は上書き画像データのサイズが初期画像データ161のサイズ以下となるように上書き画像データ162のデータ量を圧縮画像・伸長回路60で圧縮させる。このため、上書き画像データ162は初期画像データ161のサイズを超えることなくそのフレームに上書きされる。上書き画像データ162が上書きされたフレームには上書きフラグが付される。動画撮影は、レリーズボタン15が再び全押しされると終了する。
次に撮影した画像を再生表示する場合の動画再生処理について説明するが基本的に図6の処理の流れと同一なので図示は省略する。撮影した画像を再生表示する場合、撮影者はモードダイヤル14により再生モードを選択する。再生モードに移行すると、フレームレート制御回路72はメモリカード62に書き込まれた画像データに上書き画像データ162が含まれているか否かを識別する。
メモリカード62の画像データに上書き画像データ162が含まれている場合、フレームレート制御回路72は、先ず初期画像データ161を読み出してから上書き画像データ162を読み出す。このとき、フレームレート制御回路72は、上書き画像データが書き込まれたフレーム(例えば図13において、フレーム152,154,156,158,160)と、上書き画像データ162のフレームに書き込まれていた初期画像データ161に先行して初期画像データ161が書き込まれたフレーム(例えば図13において、フレーム151,153,155,157,159)については初期画像データ161と上書き画像データ162を15フレーム/秒のフレームレートを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
メモリカード62の画像データが全て初期画像データであった場合、フレームレート制御回路72は、30フレーム/秒のフレームレートで画像データを読み出す。読み出された画像データは前述した処理を経てLCD20から動画として再生表示される。
上記各実施形態では、上書き禁止フラグ122を用いた例、低下禁止フラグ143を用いた例、上書き画像データ162を圧縮する例についてそれぞれ別個に説明したが、これを組み合わせてもよい。
上記各実施形態では、上書き画像データのフレームに書き込まれていた初期画像データに先行して初期画像データが書き込まれたフレームについて、初期画像データと上書き画像データを各々のフレームレートを低下させて読み出したが、例えば同一のフレームを通常(上書き画像データがメモリカード62の画像データに含まれていない状態)のフレームレートで複数回(上記実施形態の例では30フレーム/秒で2回)読み出してよい。
上記各実施形態では動画撮影装置としてデジタルカメラを例に挙げて説明したが、本発明は例えば動画撮影機能を備えたカメラ付き携帯電話など動画撮影機能を備えた他の装置にも適用できる。
デジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 メモリカードに書き込まれた画像データの構成について説明する説明図である。 上書き画像データがメモリカードに書き込まれた場合の動画撮影処理の流れを示すフローチャートである。 上書き画像データがメモリカードに書き込まれた場合の動画再生処理の流れを示すフローチャートである。 上書き禁止フラグを初期画像データに付した場合のメモリカードに書き込まれた画像データの構成について説明する説明図である。 上書き禁止フラグを初期画像データに付した場合の動画撮影処理の流れを示すフローチャートである。 上書き禁止フラグを初期画像データに付した場合の動画再生処理の流れを示すフローチャートである。 低下禁止フラグを上書き画像データに付した場合のメモリカードに書き込まれた画像データの構成について説明する説明図である。 低下禁止フラグを上書き画像データに付した場合の動画撮影処理の流れを示すフローチャートである。 低下禁止フラグを上書き画像データに付した場合の動画再生処理の流れを示すフローチャートである。 初期画像データに合わせて上書き画像データを圧縮した場合のメモリカードに書き込まれた画像データの構成について説明する説明図である。 初期画像データに合わせて上書き画像データを圧縮した場合の動画撮影処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ(動画撮影装置)
60画像圧縮・伸張回路(圧縮処理手段)
62 メモリカード(記録媒体)
67 データ記録回路(データ記録手段)
70 振動検出センサ(手ブレ検出手段)
71 人物検出回路(人物検出手段)
72 フレームレート制御回路(フレームレート制御手段)
93 上書きフラグ(上書き情報)
122 上書き禁止フラグ(上書き禁止情報)
143 低下禁止フラグ(低下禁止情報)

Claims (6)

  1. 動画撮影によって得られた複数の画像データを互いに異なるフレームに区別して記録媒体に書き込むとともに、前記画像データを予め定められたフレームレートによって書き込み順に読み出すことにより動画像が再生表示される動画撮影装置において、
    前記記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、前記記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きするデータ記録手段と、
    前記記録媒体に書き込まれた初期画像データ及び上書き画像データをその書き込み順に読み出すフレームレート制御手段を設けたことを特徴とする動画撮影装置。
  2. 前記データ記録手段は上書き画像データに上書き情報を付し、
    前記フレームレート制御手段は、前記記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すことを特徴とする請求項1記載の動画撮影装置。
  3. 被写体が人物である場合にこれを検出する人物検出手段及び撮影時の手ブレを検出する手ブレ検出手段の少なくともいずれか一方を設け、
    前記データ記録手段は、人物又は手ブレが初期画像データの書き込み時に検出された場合にそのフレームへの上書き画像データの書き込みを禁止する上書き禁止情報をそのフレームに付し、
    前記フレームレート制御手段は、前記上書き禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに初期画像データを読み出すことを特徴とする請求項2記載の動画撮影装置。
  4. 被写体が人物である場合にこれを検出する人物検出手段及び撮影時の手ブレを検出する手ブレ検出手段の少なくともいずれか一方を設け、
    前記データ記録手段は、人物又は手ブレが上書き画像データの書き込み時に検出された場合にフレームレートの低下を禁止する低下禁止情報をそのフレームに付し、
    前記フレームレート制御手段は、前記低下禁止情報が付されたフレームについてはフレームレートを低下させずに上書き画像データを読み出すことを特徴とする請求項2又は3記載の動画撮影装置。
  5. 前記初期画像データ及び前記上書き画像データに圧縮処理を施す圧縮処理手段を設け、
    前記圧縮処理手段は、上書き画像データが書き込まれるフレームに書き込まれた初期画像データのサイズ以下となるように上書き画像データを圧縮することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の動画撮影装置。
  6. 動画撮影によって得られた複数の画像データを互いに異なるフレームに区別して記録媒体に書き込むとともに、前記画像データを予め定められたフレームレートによって書き込み順に読み出すことにより動画像が再生表示される動画撮影方法において、
    前記記録媒体の容量に空きがある状態で得られた初期画像データを記録媒体に書き込み、前記記録媒体の容量に空きがない状態で得られた上書き画像データを互いのフレームが隣り合うことのないように初期画像データに上書きし、上書き画像データに上書き情報を付するデータ記録ステップと、
    前記記録媒体の画像データに上書き画像データが含まれているか否かを識別し、上書き画像データが含まれている場合は上書き画像データが含まれていない場合よりもフレームレートを低下させて初期画像データ及び上書き画像データを読み出すフレームレート制御ステップとからなることを特徴とする動画撮影方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5933869B2 (ja) * 2014-02-28 2016-06-15 三菱電機株式会社 ディスク再生装置

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