JP2007162855A - 管状部材の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂製のボディ内側に凹凸部を必要とせずにレゾネータ接続管6のような合成樹脂製の管状部材をがたつきなく保持できるようにする。
【解決手段】エアクリーナケースのボディ側壁部に取付孔が開口形成され、その周縁に、一対の切欠部が形成されるとともに、ストッパとなる段差が形成される。レゾネータ接続管6は、ボディ側壁部の外側面に密接するフランジ部23を有し、そのフランジ面23aに扇形の傾斜面からなるストッパ部25を備える。取付孔内に挿入される延長部24の外周面から一対の突起片26が半径方向へ突出し、その第2フランジ面26aとフランジ面23aとの間の間隙27の幅は、ボディ側壁部の肉厚よりも僅かに小さい。切欠部を通して挿入した後、ストッパ部25が段差に係合するまで時計回り方向に回転操作することで、フランジ部23がボディ外側面に強く密接し、堅固に取り付けられる。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば内燃機関のエアクリーナケースのような合成樹脂製の本体に、何らかの管状部材をいわゆるバヨネット・マウント方式で着脱可能に取り付ける管状部材の取付構造に関する。
特許文献1には、合成樹脂製のレゾネータケースにダクトを取り付けるに際して、複数の係止爪を係止孔に圧入することによって係合させるようにした構成が開示されている。つまり、このものでは、ダクトをレゾネータケースへ向けて強く押し込むことによって組み付けられる。
一方、特許文献2には、レゾネータの連通管の先端部に半径方向に突出する複数個の突起を設け、レゾネータの取付孔周縁に設けた切欠部を通してこれらの突起を挿入した後に、ストッパ部に当接するまで一方に回転操作することで、各突起がケース壁部の裏側に係合するようにしたいわゆるバヨネット・マウント方式の取付構造が開示されている。
特開2003−254182号公報 特開2005−188440号公報
特許文献1のような係止爪の圧入による取付構造では、一般に管状部材とケース側との間に多少のがたつきが存在し、異音や摩耗が発生するとともに、何らかのシール部材を介在させないと、管状部材とケースとの接合部で殆どシールがなされないものとなる。
一方、特許文献2のようなバヨネット・マウント方式のものでは、一般にケースの内側にストッパ部や係合部等の何らかの凹凸部分が必要となり、そのため、例えば射出成形にてケースを成形するような場合に、スペースが限られたケース内側に複雑な可動コアが必要になる、という不具合がある。また、特許文献2では、連通管をケースに積極的に締め付ける構造とはなっておらず、基本的に、パッキングによってシールを図っている。
そこで、この発明は、合成樹脂製の本体の内側面に凹凸部分を設けることなく、合成樹脂自体の僅かな変形を利用して堅固な締付固定ならびにシール性確保を図ったものである。
すなわち、この発明は、円形の取付孔が開口した所定肉厚の壁部を有する合成樹脂製の本体と、上記取付孔に着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の管状部材と、を備え、上記管状部材を第1の回転方向へ回転操作することにより取り付けし、第2の回転方向へ回転操作することにより取り外し可能な管状部材の取付構造であって、上記本体は、上記取付孔の周縁の少なくとも2箇所に切欠形成された切欠部と、第1の回転方向に沿って上記切欠部に周方向に隣接した保持部と、この保持部から第1の回転方向に所定角度離れて位置し、第2の回転方向へのストッパとなるように壁部外側面に凹設された段差と、を備えている。これに対し、上記管状部材は、上記管状部材の基部に設けられ、上記取付孔周囲の壁部外側面に密接するフランジ面を有するフランジ部と、このフランジ部から上記取付孔内に入るように軸方向に延びた延長部と、この延長部の外周面から半径方向に突出し、上記切欠部を通して挿入可能な形状を有するとともに、上記フランジ面との間に、上記壁部の肉厚よりも僅かに小さな間隙を構成する少なくとも2つの突起片と、この突起片の上記保持部に向かう端部に設けられた保持部案内用の傾斜面と、この突起片が上記保持部に噛み合った所定の角度位置で上記段差と係合するように、上記フランジ面から突出したストッパ部と、を備えている。
上記の管状部材は、その突起片を上記切欠部を通して挿入した後、第1の回転方向に所定角度回すことで取り付けられる。このとき、所定の肉厚を有する本体側の保持部が、突起片とフランジ面との間の間隙に入るが、この間隙は保持部の肉厚よりも僅かに小さく、合成樹脂材料の弾性変形(突起片の撓み変形や保持部の圧縮変形等)を伴って圧入されるため、フランジ部が逆に内側へ引っ張られ、フランジ面が取付孔周囲の壁部外側面に圧接する。これにより、がたつきのない堅固な支持がなされるとともに、十分なシール性が得られる。なお、突起片が保持部に差し掛かる際には、突起片の保持部案内用の傾斜面によって保持部が円滑に案内される。そして、管状部材を所定位置まで回転させると、フランジ面から僅かに突出したストッパ部が本体側の段差に係合し、位置決めされる。
また、管状部材を取り外す際には、上記の段差とストッパ部との係合保持力に抗して管状部材を第2の回転方向に回せばよい。
望ましい本発明の一つの態様では、第1の回転方向への過度の回転を制限する第2ストッパ機構をさらに備える。すなわち、上記管状部材を第1の回転方向に所定角度回転した位置で互いに当接するように上記本体および上記管状部材にそれぞれ設けられた本体側の部分と管状部材側の部分とによって第2ストッパ機構が構成される。
また、本発明の一つの態様では、上記ストッパ部は、周方向に徐々にフランジ面からの突出量が増加する傾斜面をなしている。これにより、回転操作に要する力が急激に増加せず、取付時の操作が容易となる。
さらに望ましくは、上記突起片が上記切欠部に挿入された初期位置において上記ストッパ部の傾斜面に合致するように本体側に凹設された本体側傾斜面を有しており、この本体側傾斜面とこれに隣接する凹部との間に上記段差が形成されている。この場合、回転操作の際に、互いに合致する傾斜面同士が摺接することになり、局部的な摩耗等を生じずに容易に回転操作することが可能となる。なお、上記の本体側傾斜面や隣接する凹部も本体の外側面に形成されるので、内側面には、凹凸を成形する必要がない。
この発明によれば、合成樹脂材料の弾性変形を利用して、フランジ部を本体外側面に強く密接させることができ、がたつきを生じることがないとともに、合成樹脂材料自体による十分なシール性を確保できる。そして、本体の内側面には凹凸を成形する必要がないため、例えば取付孔を箱状の本体の側壁部に設ける場合などに、内側に複雑な可動コアを用いることなく取付孔部分を射出成形などで成形することが可能となる。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明の取付構造が適用された内燃機関用エアクリーナのエアクリーナケースを示している。このエアクリーナケースは、クリーンサイドとなるボディ1と、ダストサイドとなるカバー2と、に分割面3に沿って大略二分割されており、両者間に図示せぬエアクリーナエレメントが挟持されている。カバー2には、吸気入口4が設けられ、ボディ1には、吸気出口5が設けられている。そして、上記ボディ1の側壁面に、管状部材として、略L字形をなすレゾネータ接続管6が取り付けられている。これらのボディ1、カバー2、レゾネータ接続管6は、いずれも同一の合成樹脂材料、例えば硬質のポリプロピレン樹脂などを用いて、射出成形されている。なお、この実施例では、レゾネータ接続管6を取り付ける際には、該レゾネータ接続管6をボディ1に対し時計回り方向に回転操作する。つまり、この実施例では、時計回り方向が第1の回転方向となる。
図2は、上記ボディ1を単体で示し、図示するように、側方の壁部7の部分的に平坦な部分に、円形の取付孔11が開口形成されているとともに、その周縁の180°離れた2箇所に、略扇形の切欠部12が切欠形成されている。図3および図4は、この取付孔11付近の詳細を示しており、取付孔11の周縁には、さらに、切欠部12の時計回り方向の側に該切欠部12から離れて位置する扇形の本体側傾斜面13と、該本体側傾斜面13の時計回り方向の側に隣接する同じく扇形をなす浅い凹部14と、が設けられている。なお、上記本体側傾斜面13と上記凹部14は、角度として同じ大きさが必要であるが、この実施例では、上記凹部14は、上記切欠部12に一部が重複しており、従って、部分的に切り欠かれている。
上記本体側傾斜面13は、取付孔11が開口する壁部7の外側面7aに対して僅かに凹んでおり、かつその面の高さ(取付孔11軸方向の高さ)が周方向に沿って徐々に変化する傾斜面をなしている。詳しくは、切欠部12寄りの端部が最も低く、つまり外側面7aから最も深く凹んでおり、凹部14寄りの端部が最も高く、外側面7aの高さにほぼ一致している。そして、上記凹部14は、この隣接する本体側傾斜面13の端部よりも深く凹んでおり、従って、その境界に、半径線に沿った段差15が形成されている。
上記切欠部12と本体側傾斜面13との間には、壁部7がそのままの肉厚で残存しており、つまり、所定の肉厚の保持部16を構成している。
従って、取付孔11の周囲には、時計回り方向に順に、切欠部12、保持部16、本体側傾斜面13、凹部14が並んで形成されている。そして、これらは、それぞれ180°離れた位置に一対ずつ設けられている。なお、一対の切欠部12が配置される方向と一対の本体側傾斜面13が配置される方向とは、略直交しており、つまり、互いに略90°離れている。
また、周方向の1箇所に、外側面7aから突出した第2ストッパ部17が取付孔11の半径線に沿った壁状に形成されている。この第2ストッパ部17は、図示例では、ボディ1の分割面3に沿った接合フランジ部18にT字形に連続するように形成され(図2参照)、本体側傾斜面13の半径方向外側に位置している。
一方、レゾネータ接続管6は、図5〜図7に示すように、図示せぬレゾネータに接続されるカップ状部分21と、略90°曲がった管状部22と、この管状部22のカップ状部分21と反対側の基部に設けられた円環状のフランジ部23と、このフランジ部23からさらに軸方向に延び、上記取付孔11の内径に対応した(厳密には僅かに小さな)外径を有する短い円筒状の延長部24と、を有している。
上記フランジ部23は、軸方向に直交する平面からなるフランジ面23aを有し、このフランジ面23aの径(換言すればフランジ部23の径)は、上記のボディ1側の切欠部12、本体側傾斜面13ならびに凹部14の各々の外周縁の位置よりも大きな径に設定されている。なお、上記第2ストッパ部17は、このフランジ部23の外周縁に隣接するように、その位置が設定されている。そして、フランジ部23の外周縁の周方向の1箇所に、半径方向外側に突出した第2ストッパ片23bが設けられており、フランジ部23を時計回り方向に回転させたときに、該第2ストッパ片23bが上記第2ストッパ部17に当接して、その回転が制限されるようになっている。
また、上記フランジ面23aには、該フランジ面23aから僅かに突出する一対のストッパ部25が形成されている。このストッパ部25は、ボディ1側の外側面7aから凹んだ本体側傾斜面13と相補の形状をなしている。具体的には、本体側傾斜面13と等しい角度の扇形をなし、かつボディ1へ対向するその前面25aが、周方向の一端部25cから他端部25dへと周方向に沿って徐々に高くなる(つまりフランジ面23aからの突出量が徐々に大となる)傾斜面をなしている(図8参照)。なお、一端部25cでの突出量は実質的に0であり、フランジ面23aに段差なく連続している。
上記延長部24の端部の外周面には、半径方向へ延びる一対の突起片26が設けられている。この突起片26は、取付孔11の切欠部12を通して挿入可能なように該切欠部12に対応した略扇形の形状をなしている。ここで、この突起片26と上記ストッパ部25との位置関係は、ボディ1側の切欠部12と本体側傾斜面13との位置関係に対応しており、一対の突起片26が配置される方向と一対のストッパ部25が配置される方向とは、略直交している。
また、上記突起片26のフランジ面23aと対向する面は、軸方向に直交する平面からなる第2フランジ面26aとなっており、互いに平行となるフランジ面23aと第2フランジ面26aとの間に、上記保持部16の肉厚よりも僅かに小さな幅tの間隙27が設けられている(図9参照)。一例としては、保持部16の肉厚が2.5mmであるのに対し、間隙27の幅tが2.3mmとなっている。なお、フランジ部23の厚さおよび突起片26の厚さは、保持部16の肉厚と概ね等しい。また、図9に示すように、上記突起片26のフランジ面23aと対向する面の一部は、保持部案内面26bとして傾斜面をなしている。詳しくは、突起片26を切欠部12に挿入したときに保持部16に隣接する側となる一方の端部に、上記保持部案内面26bが設けられており、これにより、フランジ面23aとの間の間隔が、上記保持部16の肉厚に対応するようにテーパ状に拡がっている。
上記のように構成されたレゾネータ接続管6をボディ1に取り付けるには、まず、一対の突起片26を切欠部12に合致させて取付孔11内に挿入し、フランジ面23aが取付孔11周囲の外側面7aに当接した状態とする。このとき、フランジ面23aから突出するストッパ部25は、外側面7aから凹んだ本体側傾斜面13に合致するので、フランジ面23aが外側面7aから浮き上がることはない。
次に、この状態からレゾネータ接続管6全体を手指等で時計回り方向へ回転操作する。これに伴い、フランジ面23aと第2フランジ面26aとの間の間隙27内に保持部16が進入するが、間隙27の幅tが保持部16の肉厚よりも小さいことから、合成樹脂材料の弾性変形を伴って保持部16が間隙27内に圧入されることになり、フランジ部23が保持部16つまり壁部7の外側面7aに強く圧接する。このとき、突起片26の端部が保持部案内面26bとして傾斜しているので、肉厚の相対的に大きな保持部16が間隙27内に円滑に案内される。一方、レゾネータ接続管6の回転に伴ってストッパ部25は本体側傾斜面13に摺接しつつ凹部14側へ移動し、所定位置まで回転した段階で、凹部14内に入る。つまり、本体側傾斜面13に沿って段差15を滑らかに乗り越え、かつ凹部14内に填り込むことで、ストッパ部25の端部25dが段差15に係合する。また実質的に同じ回転位置において、レゾネータ接続管6の第2ストッパ片23bがボディ1側の第2ストッパ部17に当接し、それ以上の時計回り方向の回転が制限される。なお、この回転位置で、突起片26は保持部16と重なり合っている。
このようにレゾネータ接続管6が所定の角度姿勢となった取付状態では、前述したように、フランジ面23aと第2フランジ面26aとの間に保持部16が堅固に挟持され、かつフランジ部23が外側面7aに強く圧接しているので、がたつきを生じることなく、レゾネータ接続管6が堅固に取り付けられる。また、フランジ面23aは、図3に仮想線で示すように、ボディ1側の切欠部12や凹部14等のさらに外周側までを覆っているので、全周に亘って広く面接触し、合成樹脂材料自体でもって十分に良好なシール性が得られる。
そして、ストッパ部25が段差15に係合することにより、ストッパとして反時計回り方向の回転が阻止され、振動等によるレゾネータ接続管6の緩みや脱落が防止される。
なお、ストッパ部25と段差15との係合保持力に抗して反時計回り方向へ強く回転操作すれば、レゾネータ接続管6を破壊せずに取り外すことが可能であり、その再取付も可能である。
上記構成によれば、ボディ1側に必要な凹凸部は、全てボディ1の外側面7aに設けられており、ボディ1の内側面には凹凸部は不要である。従って、ボディ1を射出成形する際に、ボディ1内側に複雑な可動コアを用いる必要が無く、その成形が容易である。
なお、上記実施例では、ストッパ部25が傾斜面をなし、これに対応して本体側傾斜面13が設けられているため、ストッパ部25が段差15を乗り越えて係合するまでの移動が容易かつ円滑となるが、本発明は、必ずしもこのようなストッパ部の形状に限定されるものではない。つまり、本体側に適宜な形状でストッパとなる段差を設け、管状部材側には、これと係合するストッパ部を備えていれば足りる。また、本発明は、上記のエアクリーナケースに限らず、種々の合成樹脂製の部品の取付に適用することが可能である。
この発明を適用したエアクリーナケース全体の正面図。 ボディのみを示す正面図。 その取付孔周囲の構成を示す正面図。 図3のA−A線に沿った断面図。 レゾネータ接続管の側面図。 レゾネータ接続管の背面図。 レゾネータ接続管の断面図。 図5の矢印B方向から見た要部拡大図。 図5のC部分の拡大図。
符号の説明
1…ボディ
6…レゾネータ接続管
11…取付孔
12…切欠部
13…本体側傾斜面
14…凹部
15…段差
23…フランジ部
23a…フランジ面
24…延長部
25…ストッパ部
26…突起片
26a…第2フランジ面
26b…保持部案内面
27…間隙

Claims (4)

  1. 円形の取付孔が開口した所定肉厚の壁部を有する合成樹脂製の本体と、上記取付孔に着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の管状部材と、を備え、上記管状部材を第1の回転方向へ回転操作することにより取り付けし、第2の回転方向へ回転操作することにより取り外し可能な管状部材の取付構造において、
    上記本体は、
    上記取付孔の周縁の少なくとも2箇所に切欠形成された切欠部と、
    第1の回転方向に沿って上記切欠部に周方向に隣接した保持部と、
    この保持部から第1の回転方向に所定角度離れて位置し、第2の回転方向へのストッパとなるように壁部外側面に凹設された段差と、
    を備え、上記管状部材は、
    上記管状部材の基部に設けられ、上記取付孔周囲の壁部外側面に密接するフランジ面を有するフランジ部と、
    このフランジ部から上記取付孔内に入るように軸方向に延びた延長部と、
    この延長部の外周面から半径方向に突出し、上記切欠部を通して挿入可能な形状を有するとともに、上記フランジ面との間に、上記壁部の肉厚よりも僅かに小さな間隙を構成する少なくとも2つの突起片と、
    この突起片の上記保持部に向かう端部に設けられた保持部案内用の傾斜面と、
    この突起片が上記保持部に噛み合った所定の角度位置で上記段差と係合するように、上記フランジ面から突出したストッパ部と、
    を備えることを特徴とする管状部材の取付構造。
  2. 上記管状部材を第1の回転方向に所定角度回転した位置で互いに当接するように上記本体および上記管状部材に設けられ、第1の回転方向への回転を制限する第2ストッパ機構をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の管状部材の取付構造。
  3. 上記ストッパ部は、周方向に徐々にフランジ面からの突出量が増加する傾斜面をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載の管状部材の取付構造。
  4. 上記突起片が上記切欠部に挿入された初期位置において上記ストッパ部の傾斜面に合致するように本体側に凹設された本体側傾斜面を有し、この本体側傾斜面とこれに隣接する凹部との間に上記段差が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の管状部材の取付構造。
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