JP2007162781A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

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Toshifumi Maehara
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Abstract

【課題】車両への組付け性が良く、また、組み付け後の隙間調整が容易にでき、更に部品種類を低減させることのできるドラムブレーキ装置を得る。
【解決手段】一対のブレーキシュー3,4の位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置10は、ブレーキシュー3,4間の離間距離を確保するストラット27の一端側に介在して回転によりブレーキシュー3,4間の離間距離を調整するアジャスタギヤ23と、ホイールシリンダ6の操作力が所定以上になるとき、前記アジャスタギヤ23の回転を規制するアジャスタ規制レバー33とを備え、アジャスタギヤ23の回転中心には、ブレーキシュー3の表面側及び裏面側の何れからもアジャスタギヤ23を回転操作可能なギヤ回転操作部21aを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキシューの位置を摩耗に応じて調整する自動隙間調整装置を有したドラムブレーキ装置に関するもので、特に、車両への組付け作業を容易にできると同時に、車両への組み付け後のドラムとブレーキシューとの間の隙間調整を簡単にできるようにするための改良に関する。
従来、車両の走行を制動するために種々の形式のドラムブレーキ装置が用いられているが、これらのドラムブレーキ装置は、略円筒状のドラムの内周面に押圧されるブレーキシューの配置によって、リーディングトレーリング式やツーリーディング式、若しくはデュオサーボ式等に分類される。
自動車に搭載されるドラムブレーキ装置の場合は、上記のいずれの形式にせよ、通常、ドラム内空間に対向配置された一対のブレーキシューの非制動時におけるドラムとの間の隙間が各ブレーキシューの摩耗によって増大しないように、各ブレーキシューの位置を各ブレーキシューの摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置が組み込まれる。
従来の自動隙間調整装置は、一度の制動動作時に調整できるブレーキシューの送り量を微量に制限したマイクロアジャスタ方式のもの(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)と、一度の制動動作でブレーキシューとドラムの間の隙間を基準値に一気に調整するワンショットアジャスタ方式のもの(例えば、特許文献3、又は特許文献4、又は特許文献5参照)とに、大別することができる。
特公昭56−34733号公報 特公昭63−33567号公報 特公昭43−21822号公報 特公昭51−12782号公報 特公平2−21456号公報
ところが、従来のマイクロアジャスタ方式の自動隙間調整装置を搭載したドラムブレーキ装置は、車両への組み付け作業を容易にするために、車両組み付け時におけるドラムとブレーキシューとの間の初期隙間を大きく設定していると、組み付け後に、ドラムとブレーキシューとの間の隙間を適正隙間に調整するのに、多数回の制動操作を繰り返す必要が生じ、車両組み付け後のドラムとブレーキシューとの間の隙間調整に手間がかかるという問題があった。
また、この問題を解消するため、車両への組み付け時におけるドラムとブレーキシューとの間の初期隙間を小さくすると、車両への組付け作業が困難になるという問題が生じた。
一方、従来のワンショットアジャスタ方式の自動隙間調整装置を搭載したドラムブレーキ装置の場合は、車両への組み付け時におけるドラムとブレーキシューとの間の初期隙間を大きく設定していても、組み付け後に、ドラムとブレーキシューとの間の隙間を適正隙間に調整するのに、1回または少数回の制動操作を繰り返すだけで良い。従って、車両への組付け性を向上させると同時に、組み付け後のドラムとブレーキシューとの間の隙間調整を簡単にすることができる。
ところが、従来のワンショットアジャスタ方式の自動隙間調整装置の場合は、例えば、過大なブレーキ力によってドラムが変形し、そのドラムの変形によってブレーキシューの可動域が一時的に増大したような場合でも、その可動域を含めて一気にブレーキシューの位置調整が実施されてしまうため、非制動時に確保すべきドラムとブレーキシューとの間の隙間が適正隙間以下となるオーバーアジャストが発生し、ブレーキシューの引き摺りを招く虞があった。
また、従来の自動隙間調整装置では、マイクロアジャスタ方式及びワンショットアジャスタ方式のいずれの方式のものでも、アジャスタの構成部品やパーキングブレーキ用のパーキングレバーは、ブレーキシューのウェブの表面側に取り付けるのが常識となっている。そのため、右車輪用のドラムブレーキ装置と左車輪用のドラムブレーキ装置では、アジャスタの構成部品やパーキングレバー等の各部品が互いに勝手反対の構造となり、構成部品の種類の増大によるコストアップを招くという問題が生じていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的は、車両への組付け作業を容易にできると同時に、車両への組み付け後のドラムとブレーキシューとの間の隙間調整を簡単にでき、しかも、部品種類の削減により、コストの低減を図ることのできるドラムブレーキ装置を提供することにある。
上記目的は下記構成により達成される。
(1)ドラム内空間に配置された一対のブレーキシューの位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置を備えるドラムブレーキ装置であって、
ホイールシリンダのピストンに押圧される一方のブレーキシュー上に回転自在に支持されると共に、回転中心からの離間距離が徐々に増大する外周面にラチェット歯が形成されたアジャスタギヤと、前記ホイールシリンダの操作力作用点よりも外側となる位置で前記一方のブレーキシューに基端が回転自在に支持されると共に、中間部には前記ホイールシリンダからの操作力を受ける操作力受け部が設けられ、且つ、先端には前記ラチェット歯に噛合可能なラチェット爪が設けられたアジャスタ規制レバーと、このアジャスタ規制レバーに一端を当接すると共に他端を他方のブレーキシューに当接させて前記アジャスタ規制レバー及び前記アジャスタギヤを介して一対のブレーキシューの離間距離を維持するストラットと、前記ホイールシリンダからの操作力が所定以下の時に前記アジャスタ規制レバーを前記ストラット側に付勢して前記ラチェット歯との噛合を解除させるレバー規制スプリングと、前記ラチェット爪との噛合が外れた時に前記アジャスタギヤを所定の回転方向に付勢するアジャスタスプリングと、前記一方のブレーキシューの表面側及び裏面側の何れからも操作可能に装備されて、前記アジャスタギヤの回転操作に使用されるギヤ回転操作部と、を備え、
前記ホイールシリンダからの操作力が所定以上となると、前記レバー規制スプリングの付勢力に抗して前記アジャスタ規制レバーをアジャスタギヤ側に回動させ、前記ラチェット歯と前記ラチェット爪とを噛合状態にすることを特徴とするドラムブレーキ装置。
(2)上記(1)において、前記ギヤ回転操作部が、前記アジャスタギヤの中心に一体形成された多角形断面の軸又は穴であることを特徴とするドラムブレーキ装置。
(3)上記(1)又は(2)において、他方のブレーキシューのウェブにピンを介して回動自在に結合されて駐車時に回動操作により一対のブレーキシューを拡開して制動力を発生させるパーキングレバーが備えられると共に、
前記パーキングレバーは、前記ウェブを挟んで対向する一対のレバー部材と、これらのレバー部材を結合一体化する連結部とを備え、且つ、前記一対のレバー部材のそれぞれに、前記他方のブレーキシューにピン結合される軸支穴と、回転操作力が入力される入力受け部とが形成されたことを特徴とするドラムブレーキ装置。
(4)上記(3)において、前記一対のレバー部材に装備する軸支穴は、直径の異なる2つの穴が一部を重ねたひょうたん型に形成され、
前記パーキングレバーを回転自在に連結するピンは、前記他方のブレーキシューのウェブに嵌合する大径軸部と、この大径軸部の両側に同心に設けられて各レバー部材の軸支穴の小径部に回転自在に嵌合する一対の小径軸部と、軸支穴の小径部よりは大きいが軸支穴の大径部よりは小さい中間径で各小径軸部の端部に連接されて各レバー部材の抜けを防止する抜け防止部とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のドラムブレーキ装置。
上記(1)に記載のドラムブレーキ装置では、ブレーキ操作がなされて、ホイールシリンダが一方のブレーキシューの一端を押圧して、ブレーキシュー相互の拡開が始まっても、ブレーキシューがドラムの内周面に接触するまでの間は、ホイールシリンダによる操作力が所定以下になる。この間、アジャスタ規制レバーは、レバー規制スプリングの付勢力によってアジャスタギヤ側への回動が阻止され、先端がストラットの一端に当接された状態に維持される。そのため、ブレーキシューのドラム内周面側への拡開変位に伴ってアジャスタギヤがストラットから離れる方向に移動すると、アジャスタ規制レバーのラチェット爪が、アジャスタギヤのラチェット歯から外れる。すると、アジャスタギヤは、回転中心からの離間距離が大きなラチェット歯がラチェット爪との噛合位置に進むように、アジャスタスプリングの付勢力によって回動させられ、ラチェット歯がラチェット爪に噛合する噛合位置に到達するまで、一気に回動する。そして、アジャスタギヤが回動して、ラチェット爪に噛合するラチェット歯の噛合位置が代わると、ラチェット爪とラチェット歯との噛合位置からアジャスタギヤの回転中心までの半径が増大し、結局、ストラットと、アジャスタ規制レバーと、アジャスタギヤとを介在させた一対のブレーキシュー間の離間距離が拡張される。
このようなストラット、アジャスタ規制レバー、アジャスタギヤを介した一対のブレーキシュー間の離間距離の調整は、ブレーキシューがドラムの内周面に接触するまでの移動動作に連動して一気に行われるため、従来のワンショットアジャスタ方式の自動隙間調整装置を搭載したドラムブレーキ装置の場合と同様に、車両への組み付け時におけるドラムとブレーキシューとの間の初期隙間を大きく設定していても、組み付け後に、ドラムとブレーキシューとの間の隙間を適正隙間に調整するのに、1回の制動操作を実行するだけで良い。
そして、ブレーキシューがドラムの内周面に接触した後は、ブレーキシューとドラムの摺接によって制動力が発生する状態となり、その時を境に、ホイールシリンダのピストンには、ドラムに接触したブレーキシューからの抗力が作用するため、発生する制動力に応じて、ホイールシリンダからブレーキシューに伝達される操作力も増大していく。
ホイールシリンダの操作力は、一旦、アジャスタ規制レバーの操作力受け部に入力され、アジャスタ規制レバーを介して一方のブレーキシューに伝達されるようになっている。そして、制動力が増大し、アジャスタ規制レバーに入力されるホイールシリンダの操作力が所定以上に達すると、ホイールシリンダの操作力によってアジャスタ規制レバーに作用するアジャスタギヤ側への回動力が、レバー規制スプリングの付勢力よりも大きくなって、アジャスタ規制レバーの先端をアジャスタギヤ側に変位させる回動動作が発生し、アジャスタギヤのラチェット歯にアジャスタ規制レバーのラチェット爪を強制的に噛合させる状態になり、アジャスタギヤの回動が阻止される。
また、上記(1)に記載のドラムブレーキ装置では、例えば一対のブレーキシューの交換等の際には、アジャスタギヤのラチェット歯とアジャスタ規制レバーのラチェット爪との係合を外した状態にして、アジャスタギヤを初期位置に戻す動作が必要となるが、このアジャスタギヤを初期位置に戻すための回転操作は、アジャスタギヤの回転中心に設けたギヤ回転操作部によりブレーキシューの表面側及び裏面側の何れからでも操作可能である。
上記(2)に記載のドラムブレーキ装置では、ギヤ回転操作部は、アジャスタギヤの中心に一体形成された多角形断面の軸又は穴で、例えば、ギヤ回転操作部を六角軸又は六角穴とすることで、市販のレンチ等の簡単な工具でアジャスタギヤの回転操作が可能になり、保守性が向上する。
上記(3)に記載のドラムブレーキ装置では、パーキングブレーキを構成するパーキングレバーは、ブレーキシューの表面側及び裏面側のどちらからも、同一の操作性を有する。これにより、一対のブレーキシューに自動隙間調整装置やパーキングレバーを組み付けたシューリング組立体としては、一種類で左右何れの車輪へも取り付け可能になる。
上記(4)に記載のドラムブレーキ装置では、パーキングレバーを回転自在にブレーキシューのウェブに連結するピンは、その大径軸部をウェブに嵌合させた後、前記大径軸部の両端の小径軸部を、パーキングレバーに形成されたひょうたん型の軸支穴の大径部を経由して小径部に係合させることで、ピンに装備された抜け防止部がパーキングレバーの抜けを防止すると同時に、抜け防止部により係止される一対のレバー部材がブレーキシューのウェブを挟持して、ブレーキシューからのピンの抜けを防止する。
以下、本発明に係るドラムブレーキ装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施の形態の正面図である。
この一実施の形態のドラムブレーキ装置200は、図示せぬ略円筒形のドラム内の空間に対向配備されるリーディングシュー3とトレーリングシュー4との一対のブレーキシュー3,4と、これらのブレーキシュー3,4の一方の対向端側に配設されて各ブレーキシュー3,4をドラムに押圧するシュー操作力を発生するホイールシリンダ6と、他方の対向端側に配設されて各ブレーキシュー3,4のブレーキ力を受けるアンカー部材7と、これらの構成部材を支持するバッキングプレート9と、非制動時におけるブレーキシュー3,4とドラムとの間の隙間が各ブレーキシュー3,4の摩耗によって増大しないように、各ブレーキシュー3,4の位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置201と、ブレーキシュー4にピン205を介して回動自在に結合されて駐車時に回動操作により一対のブレーキシュー3,4を拡開して制動力を発生させるパーキングレバー11とを備えている。
なお、図示せぬドラムは、バッキングプレート9と同心で、車両の前進時には図1の矢印R方向に回転する。
以上のブレーキシュー3,4は、それぞれのウェブ3a,4aに貫通形成された取付穴3b,4bに装着されるシュー支持軸14により、ドラムの内周に向かって移動可能にバッキングプレート9に取り付けられている。
各ブレーキシュー3,4のホイールシリンダ6側の端部は、シュートゥシュースプリング15によってそれぞれのシューの端部が互いに接近する方向(即ち、ドラムから離間する方向)に付勢されて、それぞれのシューの端部がホイールシリンダ6のピストンに当接した状態に維持されている。
また、各ブレーキシュー3,4のアンカー部材7側の端部は、アンカースプリング16によってそれぞれのシューの端部が互いに接近する方向(即ち、ドラムから離間する方向)に付勢されて、それぞれのシューの端部がアンカー部材7に当接した状態に維持されている。
一対のブレーキシュー3,4は、図2及び図4に示すように、自動隙間調整装置201、シュートゥシュースプリング15、アンカースプリング16、パーキングレバー11などを組み付けて略リング状に組み立てたシューリング組立体(部分組立体)210とした上で、バッキングプレート9(図1参照)に組み付けられる。
本実施の形態の自動隙間調整装置201は、図1乃至図4に示すように、一方のブレーキシュー3のホイールシリンダ6側でウェブ3a上に立設されたギヤ支持ピン21と、このギヤ支持ピン21を介してウェブ3aに回転自在に支持されると共に、回転中心からの離間距離が徐々に増大する外周面23aにラチェット歯23bが形成されたアジャスタギヤ23と、このラチェット歯23bに噛合するラチェット爪203aを先端の一側に有したアジャスタ規制レバー203と、一端がアジャスタ規制レバー203及びアジャスタギヤ23を介して一方のブレーキシュー3に当接すると共に他端が他方のブレーキシュー4に当接して一対のブレーキシュー3,4間の離隔距離を維持する板状のストラット27とを有している。
アジャスタギヤ23は、図3及び図5に示すように、回転中心からの離間距離が徐々に増大する外周面23aを有したカム板構造で、その背面側にギヤ支持ピン21が一体形成されている。ギヤ支持ピン21は、図4に示すように外径が円形の軸で、その中心部には、六角形状の穴であるギヤ回転操作部21aが貫通形成されている。また、ギヤ支持ピン21には、軸方向の途中に、後述するアジャスタスプリング29を係止するためのスプリング係止孔21bが、直径方向に貫通形成されている。
六角形状の穴であるギヤ回転操作部21aは、一対のブレーキシュー3,4の位置を初期位置に戻すためのアジャスタギヤ23の回転操作に使用される穴で、図3及び図5に示すように、アジャスタギヤ23をも貫通して設けられている。即ち、本実施の形態では、アジャスタギヤ23を回転操作するためのギヤ回転操作部21aは、ブレーキシュー3の表面側及び裏面側の何れからも操作可能にアジャスタギヤ23の回転中心に装備されている。
アジャスタギヤ23は、図3及び図4に示すように、ウェブ3aの裏面側に突出したギヤ支持ピン21の外周に巻装されたアジャスタスプリング29により回転方向が規制されると共に、ウェブ3aからの抜け止めが果たされる。
アジャスタスプリング29は、所謂捩りコイルばねで、図6(a),(b)に示すように、ギヤ支持ピン21の外周を周回する巻線部29aの一端にスプリング係止孔21bに挿入されるピン連結部29bが一体形成されると共に、巻線部29aの他端にブレーキシュー3に係合するシュー連結部29cが一体形成されている。
シュー連結部29cは、その先端の折り曲げ部29dを、図4に示すように、ブレーキシュー3のウェブ3aとリム3dとの間に形成される隙間3eに引っ掛けることで、ウェブ3aに固定される。
アジャスタスプリング29は、ラチェット歯23bとラチェット爪203aとの噛合が外れた時にギヤ支持ピン21による回転中心からの離間距離がより大きな個所がラチェット爪203aとの噛合位置に進むように、アジャスタギヤ23を図2の矢印Cに示す回転方向に付勢している。
なお、アジャスタギヤ23には常時アジャスタスプリング29の付勢力が作用しているが、ブレーキ操作がなされていない状態ではラチェット歯23bとラチェット爪203aとの噛合部にはシュートゥシュースプリング15のばね力が作用しているため、噛合位置が変わることはない。
アジャスタ規制レバー203は、ホイールシリンダ6の操作力Wの作用点pよりも外側となる位置で基端の曲面壁203bが一方のブレーキシュー3の凸に湾曲した端部3cとホイールシリンダ6のピストン先端の凹湾曲面6a(図1参照)との間に回転自在に挟持されている。
なお、図2では、ブレーキシュー3の端部3cは、その上に被さったアジャスタ規制レバー203によって隠れてしまっていて見えないが、端部3cの凸の湾曲形状は、図3のトレーリングシュー4のウェブ4aの端部4cの湾曲形状と勝手反対になっている。
このアジャスタ規制レバー203の基端側の回転中心は、前記曲面壁203bにおける曲率と、端部3cや凹湾曲面6aの曲率によって決まる。本実施の形態の場合、アジャスタ規制レバー203の基端側の回転中心Oは、図2に示すように、端部3cの少し内側に入った位置で、ブレーキシュー3への操作力作用点pよりも外側(ドラムの内周面側に寄った位置)となる。
また、アジャスタ規制レバー203は、図7にも示すように、基端の曲面壁203bの回転中心位置Oよりも内側(ドラムの中心側)となる位置(中間部)に、ホイールシリンダ6のピストン先端の凹湾曲面6aからの押圧による操作力を受ける円弧状の操作力受け部203cが設けられ、且つ、先端にはラチェット歯23bに噛合可能なラチェット爪203aが設けられている。本実施の形態の場合、操作力受け部203cは、前記曲面壁203bの外周面の一部域である。また、アジャスタ規制レバー203の先端の他側には、ストラット27の一端が当接される当接面203dが設けられている。
また、ラチェット爪203aと当接面203dとは、図2に示すように、ストラット27の中心軸線の延長線28上で対向している。即ち、ラチェット歯23bとラチェット爪203aとの噛合位置は、ストラット27の中心軸線の延長線28上に位置している。
本実施の形態のアジャスタ規制レバー203は、図7に示すように、回転支持部材211とレバー本体213との2つの部品を結合一体化することで形成されている。
回転支持部材211は、一方のブレーキシュー3の凸に湾曲した端部3cに被嵌されるキャップ部211aと、レバー本体213に形成された連結穴213aに嵌合させることでレバー本体213との結合を果たす連結用脚部211bとを、金属板のプレス成形で一体形成したものである。
キャップ部211aの先端壁が、ブレーキシュー3の端部3cとホイールシリンダ6のピストン先端の凹湾曲面6aとで回転自在に挟持される曲面壁203bになっている。また、図2に示したように、曲面壁203bの外周面の一部が、ホイールシリンダ6のピストンから操作力を受ける操作力受け部203cとなっている。
回転支持部材211は、キャップ部211aの中空部にブレーキシュー3の凸に湾曲した端部3cが挿入されることで、ドラム軸方向の移動が規制される。
レバー本体213は、厚肉の金属板のプレス成形品で、回転支持部材211が基端側の連結穴213aに結合されると共に、先端側にはラチェット爪203aやストラット27との当接面203dが形成されている。また、レバー本体213の先端には、後述するレバー規制スプリング37を係止するスプリング連結部213bが形成される。
ストラット27は、一端側がレバー規制スプリング37によってアジャスタ規制レバー203のスプリング連結部213bに連結され、また、他端側が連結スプリング39(図4参照)によってブレーキシュー4に連結されている。
レバー規制スプリング37は、ホイールシリンダ6からの操作力が所定以下の時にホイールシリンダ6からの操作力によるアジャスタ規制レバー203のアジャスタギヤ23側への回動を阻止するように、アジャスタ規制レバー203をストラット27側に付勢する。
従って、ホイールシリンダ6からの操作力が所定以下の時には、レバー規制スプリング37の付勢力によって、アジャスタ規制レバー203の当接面203dがストラット27の一端に当接した状態が維持される。
本実施の形態のパーキングレバー11は、図8に示すように、他方のブレーキシュー4のウェブ4aを挟んで対向する一対のレバー部材221,222と、これらのレバー部材221,222の内側縁を結合一体化する連結部223とを備えている。また、一対のレバー部材221,222のそれぞれに、ブレーキシュー4のウェブ4aにピン結合される軸支穴221a,222aと、不図示の牽引ワイヤ等から回転操作力が入力される入力受け部221b,222bとが形成されている。
そして、一対のレバー部材221,222に装備する軸支穴221a,222aは、直径の異なる2つの穴がそれぞれの一部を重ねたひょうたん型に形成されている。
更に、パーキングレバー11を他方のブレーキシュー4のウェブ4aに回転自在に連結するピン205は、図9に示すように、ウェブ4aに嵌合する大径軸部205aと、この大径軸部205aの両側に同心に設けられて各レバー部材221,222の軸支穴221a,222aの小径部225に回転自在に嵌合する一対の小径軸部205bと、軸支穴221a,222aの小径部225よりは大きいが軸支穴221a,222aの大径部226よりは小さい中間径で各小径軸部205bの端部に連接されて各レバー部材の抜けを防止する抜け防止部205cとを備えている。
ブレーキシュー4に組み付けられたパーキングレバー11は、回動によりストラット27を一方のブレーキシュー3側に押圧変位させることで、一対のブレーキシュー3,4を拡開させて、制動力を発生させる。
以上の自動隙間調整装置201は、ホイールシリンダ6からの操作力Wが所定以上となる制動動作状態では、ホイールシリンダ6からの操作力Wがレバー規制スプリング37の付勢力に抗してアジャスタ規制レバー203の先端をアジャスタギヤ23側に回動させて、ラチェット歯23bとラチェット爪203aとの噛合状態を維持することで、アジャスタギヤ23の回動による隙間調整を規制する。
以上に説明したドラムブレーキ装置200では、ブレーキ操作がなされてホイールシリンダ6がブレーキシュー3の一端をアジャスタ規制レバー203を介して押圧することで、ブレーキシュー3,4の拡開が始まる。しかし、ブレーキシュー3,4相互の拡開が始まっても、各ブレーキシュー3,4がドラムの内周面に接触するまでの間は、ホイールシリンダ6による操作力Wが所定以下になる。したがって、この間は、アジャスタ規制レバー203は、レバー規制スプリング37の付勢力によってアジャスタギヤ23側への回動が阻止され、先端に設けられた当接面203dがストラット27の一端に当接した状態に維持される。
そのため、一方のブレーキシュー3のドラム内周面側への拡開変位に伴ってアジャスタギヤ23がストラット27から離れる方向に移動すると、アジャスタ規制レバー203のラチェット爪203aが、アジャスタギヤ23のラチェット歯23bから外れる。すると、アジャスタギヤ23は、回転中心からの離間距離が大きなラチェット歯23bがラチェット爪203aとの噛合位置に進むように、アジャスタスプリング29の付勢力によって回動させられ、ラチェット歯23bが、アジャスタ規制レバー203上のラチェット爪203aに噛合する噛合位置に到達するまで、一気に回動する。
そして、アジャスタギヤ23が回動して、ラチェット爪203aに噛合するラチェット歯23bの噛合位置が代わると、この噛合位置からアジャスタギヤ23の回転中心までの半径が増大し、結局、ストラット27と、アジャスタ規制レバー203と、アジャスタギヤ23とを介在させたブレーキシュー3,4間の離間距離が拡張される。
このようなストラット27、アジャスタ規制レバー203、アジャスタギヤ23を介したブレーキシュー3,4間の離間距離の調整は、各ブレーキシュー3,4がドラムの内周面に接触するまでの移動動作に連動して一気に行われるため、従来のワンショットアジャスタ方式の自動隙間調整装置を搭載したドラムブレーキ装置の場合と同様に、車両への組み付け時におけるドラムとブレーキシュー3,4との間の初期隙間を大きく設定していても、組み付け後に、ドラムとブレーキシュー3,4との間の隙間を適正隙間に調整するのに、1回の制動操作を実行するだけで良い。従って、車両への組み付け時の初期隙間を大きく設定しておいて、車両への組付け性を向上させることができ、且つ、車両への組み付け後のドラムとブレーキシュー3,4との間の隙間調整を簡単にすることができる。
そして、ブレーキシュー3,4がドラムの内周面に接触した後は、各ブレーキシュー3,4とドラムの摺接によって制動力が発生する状態となり、その時を境に、ホイールシリンダ6のピストンには、ドラムに接触したブレーキシュー3,4からの抗力が作用するため、発生する制動力に応じて、ホイールシリンダ6からブレーキシュー3に伝達される操作力Wも増大していく。
ホイールシリンダ6の操作力Wは、一旦、アジャスタ規制レバー203の操作力受け部203cに入力され、アジャスタ規制レバー203を介して一方のブレーキシュー3に伝達されるようになっている。そして、制動力が所定倍率になって、アジャスタ規制レバー203の操作力受け部203cに入力されるホイールシリンダ6の操作力Wが所定以上に達すると、アジャスタ規制レバー203に作用するアジャスタギヤ23側への回動力が、レバー規制スプリング37の付勢力よりも大きくなって、アジャスタ規制レバー203の先端をアジャスタギヤ23側に変位させる回動動作が発生し、アジャスタギヤ23のラチェット歯23bにアジャスタ規制レバー203のラチェット爪203aが強制的に噛合させられた状態になり、アジャスタギヤ23の回動が阻止される。
従って、その後、更にブレーキ力が増大して、過大なブレーキ力によってドラムが変形するような事態が生じても、ドラムの変形にブレーキシューが追従するようなアジャスト動作は生じない。従って、ブレーキシューの引き摺りを招くオーバーアジャストの発生を防止することができる。
また、本実施の形態のドラムブレーキ装置200では、例えば一対のブレーキシュー3,4の交換等の際には、アジャスタギヤ23のラチェット歯23bとアジャスタ規制レバー203のラチェット爪203aとの係合を外した状態にして、アジャスタギヤ23を初期位置に戻す動作が必要となるが、このアジャスタギヤ23を初期位置に戻すための回転操作は、アジャスタギヤ23の回転中心に設けたギヤ回転操作部21aによりブレーキシュー3の表面側及び裏面側の何れからでも操作可能である。
従って、自動隙間調整装置201の組み付け構造としては、アジャスタギヤ23をブレーキシュー3の裏面側に組み込む組み付け構造と、アジャスタギヤ23をブレーキシュー3の表面側に組み込む組み付け構造とのいずれも選択でき、ブレーキシュー3上での取り付け面を逆にすることで、勝手反対の部品を使わずとも、右車輪用のドラムブレーキ装置と左車輪用のドラムブレーキ装置とを構築できる。
従って、自動隙間調整装置201において勝手反対の部品を準備する必要が無くなり、構成部品の種類の削減により、コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態のドラムブレーキ装置200では、ギヤ回転操作部21aは、アジャスタギヤ23の中心に一体形成された六角穴で、市販のレンチ等の簡単な工具でアジャスタギヤ23の回転操作が可能になり、保守性が向上する。
また、本実施の形態のドラムブレーキ装置200では、パーキングブレーキを構成するパーキングレバー11は、ウェブ4aを挟んで対向する一対のレバー部材221,222を備えているため、ブレーキシュー4の表面側及び裏面側のどちらからも、同一の操作性を有する。これにより、一対のブレーキシュー3,4に自動隙間調整装置201やパーキングレバー11を組み付けたシューリング組立体210としては、一種類で左右何れの車輪へも取り付け可能になり、左右の車輪で勝手反対のパーキングレバーを製造する必要が無くなるため、構成部品の種類の削減によるコストの低減を促進することができる。
また、本実施の形態のドラムブレーキ装置200では、パーキングレバー11を回転自在にブレーキシュー4のウェブ4aに連結するピン205は、その大径軸部205aをウェブ4aに嵌合させた後、大径軸部205aの両端の小径軸部205bを、パーキングレバー11に形成されたひょうたん型の軸支穴221a,222aの大径部226を経由して小径部225に係合させることで、ピン205に装備された抜け防止部205cがパーキングレバー11の抜けを防止すると同時に、抜け防止部205cにより係止される一対のレバー部材221,222がブレーキシュー4のウェブ4aを挟持して、ブレーキシュー4からのピン205の抜けを防止する。
従って、ピン205に抜け止め用の別部材のクリップ等を装備する必要がなく、クリップ等の装備による部品点数の増加を防止することができる。
なお、本発明において、アジャスタギヤの回転中心に装備するギヤ回転操作部の具体的な構造は、上記実施の形態に示した断面六角形の穴に限らない。六角形以外の適宜の多角形の貫通穴 、或いは、ウェブ3aの表裏面に突出する多角形断面の軸に形成することも可能である。
また、本発明に係る自動隙間調整装置を装備するドラムブレーキ装置におけるブレーキシューの配置形式は、上記した実施の形態に限らない。リーディングトレーリング式、ツーリーディング式、若しくはデュオサーボ式等のいずれの形式のドラムブレーキ装置にも、本発明に係る自動隙間調整装置は搭載可能である。
本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施の形態の正面図である。 図1に示した一対のブレーキシューに自動隙間調整装置とパーキングレバーとを組み付けて部分組立体としたシューリング組立体の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2に示したシューリング組立体の背面図である。 図2に示したアジャスタギヤの正面図である。 図4に示したアジャスタスプリングの説明図で、(a)は側面図、(b)は下面図である。 図2に示したアジャスタ規制レバーの正面図である。 図2に示したパーキングレバーの説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 図2に示したパーキングレバーをブレーキシューに回転自在に連結するピンの説明図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
符号の説明
3,4 ブレーキシュー
3a,4a ウェブ
6 ホイールシリンダ
7 アンカー部材
9 バッキングプレート
11 パーキングレバー
15 シュートゥシュースプリング
21 ギヤ支持ピン
21a ギヤ回転操作部(六角穴)
21b スプリング係止孔
23 アジャスタギヤ
23a 外周面
23b ラチェット歯
27 ストラット
29 アジャスタスプリング
37 レバー規制スプリング
39 連結スプリング
200 ドラムブレーキ装置
201 自動隙間調整装置
203 アジャスタ規制レバー
203a ラチェット爪
203b 曲面壁
203c 操作力受け部
203d 当接面
205 ピン
205a 大径軸部
205b 小径軸部
205c 抜け防止部
211 回転支持部材
213 レバー本体
221,222 レバー部材
221a,222a 軸支穴
221b,222b 入力受け部
223 連結部

Claims (4)

  1. ドラム内空間に配置された一対のブレーキシューの位置を摩耗に応じて自動調整する自動隙間調整装置を備えるドラムブレーキ装置であって、
    前記自動隙間調整装置が、ホイールシリンダのピストンに押圧される一方のブレーキシュー上に回転自在に支持されると共に、回転中心からの離間距離が徐々に増大する外周面にラチェット歯が形成されたアジャスタギヤと、前記ホイールシリンダの操作力作用点よりも外側となる位置で前記一方のブレーキシューに基端が回転自在に支持されると共に、中間部には前記ホイールシリンダからの操作力を受ける操作力受け部が設けられ、且つ、先端には前記ラチェット歯に噛合可能なラチェット爪が設けられたアジャスタ規制レバーと、このアジャスタ規制レバーに一端を当接すると共に他端を他方のブレーキシューに当接させて前記アジャスタ規制レバー及び前記アジャスタギヤを介して一対のブレーキシューの離間距離を維持するストラットと、前記ホイールシリンダからの操作力が所定以下の時に前記アジャスタ規制レバーを前記ストラット側に付勢して前記ラチェット歯との噛合を解除させるレバー規制スプリングと、前記ラチェット爪との噛合が外れた時に前記アジャスタギヤを所定の回転方向に付勢するアジャスタスプリングと、前記一方のブレーキシューの表面側及び裏面側の何れからも操作可能に装備されて、前記アジャスタギヤの回転操作に使用されるギヤ回転操作部と、を備え、
    前記ホイールシリンダからの操作力が所定以上となると、前記レバー規制スプリングの付勢力に抗して前記アジャスタ規制レバーをアジャスタギヤ側に回動させ、前記ラチェット歯と前記ラチェット爪とを噛合状態にすることを特徴とするドラムブレーキ装置。
  2. 前記ギヤ回転操作部が、前記アジャスタギヤの中心に一体形成された多角形断面の軸又は穴であることを特徴とする請求項1に記載のドラムブレーキ装置。
  3. 他方のブレーキシューのウェブにピンを介して回動自在に結合されて駐車時に回動操作により一対のブレーキシューを拡開して制動力を発生させるパーキングレバーが備えられると共に、
    前記パーキングレバーは、前記ウェブを挟んで対向する一対のレバー部材と、これらのレバー部材を結合一体化する連結部とを備え、且つ、前記一対のレバー部材のそれぞれに、前記他方のブレーキシューにピン結合される軸支穴と、回転操作力が入力される入力受け部とが形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置。
  4. 前記一対のレバー部材に装備する軸支穴は、直径の異なる2つの穴が一部を重ねたひょうたん型に形成され、
    前記パーキングレバーを回転自在に連結するピンは、前記他方のブレーキシューのウェブに嵌合する大径軸部と、この大径軸部の両側に同心に設けられて各レバー部材の軸支穴の小径部に回転自在に嵌合する一対の小径軸部と、軸支穴の小径部よりは大きいが軸支穴の大径部よりは小さい中間径で各小径軸部の端部に連接されて各レバー部材の抜けを防止する抜け防止部とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のドラムブレーキ装置。
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