JP2007161512A - カーボンナノチューブの製造方法 - Google Patents

カーボンナノチューブの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カーボンナノチューブを気相合成により原料ガスの流れに沿った方向へ成長させる製造方法において、カーボンナノチューブの合成温度をより低くできるようにする。
【解決手段】原料ガスが透過する基材を、触媒200を担持したメッシュ状の第1の電極12により構成し、この第1の電極12よりも原料ガスの流れ上流側に第2の電極15を設け、高周波電源16を介してこれら両電極間12、15に原料ガスによるプラズマを発生させ、第1の電極12における原料ガスの流れ下流側からカーボンナノチューブ100を原料ガスの流れに沿った方向へ成長させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、触媒が担持された基材を透過するように原料ガスを供給し、基材における原料ガスの下流側から、カーボンナノチューブ(略称:CNT)を気相合成により原料ガスの流れに沿った方向へ成長させるカーボンナノチューブの製造方法に関する。
カーボンナノチューブは、構造強化材料、電気伝導改善用添加剤、電気伝導体、熱伝導体として注目されている。カーボンナノチューブの製造方法として、従来よりアーク放電法、レーザアブレーション法、化学気相堆積法(以下、CVD法という)など多種多様な方法が研究提案されている。
しかしながら、これらの方法で製造されるカーボンナノチューブは、長さが数百ミクロン程度と短い。
この問題に対して、炭素原子を含む原料ガスが透過可能であって触媒が担持された基材に対し、基材の一面から他面側へ透過するように原料ガスを供給し、基材における原料ガスの下流側となる他面側にて、カーボンナノチューブを熱CVDによる気相合成により原料ガスの流れに沿った方向へ成長させる製造方法が提案されている(特許文献1参照)。
これによれば、ガス流によってカーボンナノチューブの成長方向を強制的にガス流れ方向に沿わせることができるため、カーボンナノチューブ全体の成長方向を均一化することができ、長繊維化を容易に行うことができるとされている。
特開2005−29436号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の製造方法では、カーボンナノチューブを熱CVDによる気相合成により成長させるものであるため、合成温度が高く、耐熱性などの観点から用いられる基材の材質などに制約があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、カーボンナノチューブを気相合成により原料ガスの流れに沿った方向へ成長させる製造方法において、カーボンナノチューブの合成温度をより低くできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、原料ガスが透過する基材(12、50)を、第1の電極(12)を備えたものとし、この第1の電極(12)よりも原料ガスの流れ上流側に第2の電極(15)を設け、これら両電極間に原料ガスによるプラズマを発生させることにより、第1の電極(12)における原料ガスの流れ下流側からカーボンナノチューブ(100)を原料ガスの流れに沿った方向へ成長させることを特徴とする。
それによれば、従来の熱プラズマに比べて、合成温度の低いプラズマCVDによる合成が可能となるため、カーボンナノチューブ(100)の合成温度をより低くすることができる。
この場合、基材に担持される触媒は、第1の電極(12)に直接設けてもよいし、基材(50)を、第1の電極(12)と第1の電極(12)のガス下流側に設けられ原料ガスが透過可能な多孔質部材(51)とにより構成して当該多孔質部材(51)に、触媒を設けてもよい。
また、これらの場合において、第1の電極(12)として原料ガスが透過可能なメッシュ状のものを用いることにより、第1の電極(12)を原料ガスが適切に透過可能なものにできる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るカーボンナノチューブ製造装置の概略構成を示す概念図である。また、図2は、図1中の上流電極15および下流電極12の近傍部を拡大して示す概略図である。なお、図2の左から右へ向かう方向は、図1の上から下へ向かう方向に対応する。
図1に示されるように、本製造装置はカーボンナノチューブ100を合成するための反応室10を備えている。反応室10の内部は、後述の炭素原子を含む原料ガスが通過するように構成されており、図1中の白抜き矢印Yに示されるように、当該原料ガスは、反応室10内を流れるようになっている。
この反応室10は電気炉11内に配置されており、この電気炉11により反応室10の全体を加熱雰囲気中に置くことができる。
反応室10の内部には、基材としての下流電極12が設けられている。また、この下流電極12は、第1の電極12として構成されるものである。この下流電極12は、上記原料ガスが透過可能な電極として機能するものであって、後述の触媒200(図2参照)が担持されるものであれば特に限定するものではない。
具体的に、下流電極12は、金属製のメッシュ状のものであり、本例では、ステンレス製のメッシュからなる。それにより、図2の白抜き矢印Yに示されるように、原料ガスが下流電極12の一面13から他面14へと透過するようになっている。
この下流電極12には、図2に示されるように、上記触媒200として、鉄/コバルト(1:1)あるいはモリブデン/コバルト(1:1)の微粒子からなる合成触媒が、スパッタリングにより形成されている。つまり、本実施形態では、第1の電極である下流電極12自体が、そのまま基材12そのものとして構成されている。
このようにして触媒を担持した下流電極12は、図示しない取付機構によって、反応室10内に取り付けられている。反応室10内において下流電極12よりも原料ガスの流れ上流側には、第2の電極15としての上流電極15が、下流電極12における原料ガスの流れ上流側となる一面13に対向して設置されている。
この上流電極15と下流電極12とは、高周波電源16にケーブルなどによって電気的に接続されている。この高周波電源16は、たとえば一般的なプラズマCVDに用いる高周波電源を採用できる。
そして、この高周波電源16により、反応室10内において上流電極15と下流電極12との間には、原料ガスによるプラズマが発生し、原料ガスがラジカルなどの反応活性物質に分解するようになっている、
本実施形態では、上流電極15は、下流電極15と同様に、原料ガスが透過可能な電極として機能するものであり、金属製のメッシュなどからなる。本例では、上流電極15も下流電極12と同様、ステンレス製のメッシュからなる。
また、反応室10内にて、上流電極15におけるガス流れ上流側には、原料ガスを反応室10内に供給するノズル17が設けられている。そして、このノズル17によって、上流電極15に対し、原料ガスが供給されるようになっている。
ここで、カーボンナノチューブ100の合成用の原料ガスは、炭素を供給可能なもの、すなわち炭素原子を含む材料であればよく、たとえば炭化水素系材料を好適に用いることができる。本実施形態では、そのような原料ガスとしてエチレンを用いている。
この原料ガスとしてのエチレンは、図示しないボンベなどに貯蔵され、原料ガス供給経路20を介して反応室10内に供給されるようになっている。また、キャリアガス供給経路21を介してキャリアガスも反応室10内に供給されるようになっている。
キャリアガスとしてはアルゴン、ヘリウム、ネオン等の不活性ガスを用いることができ、本実施形態ではアルゴンを用いている。キャリアガス供給経路21を通過したキャリアガスは、原料供給経路20から供給された原料ガスと、ノズル17の上流側に位置する合流部24にて合流し、ノズル17から反応室10へ導入されるようになっている。
また、原料ガス供給経路20およびキャリアガス供給経路21のそれぞれに、流量コントローラ22、23が設けられており、それにより、原料ガス供給経路20およびキャリアガス供給経路21における原料ガス、キャリアガスの流量をコントロールするようになっている。
具体的に、第1流量コントローラ22により原料ガス流量を調整することで、反応室10への原料供給量を制御することができる。また、第2流量コントローラ23でキャリアガス流量を調整することで、反応室10におけるガス流速を制御することができる。
なお、キャリアガスの量が多い場合には、反応室10内における原料ガスの濃度が均一にならない可能性があるため、反応管10内部におけるノズル17と上流電極15との間に、必要に応じて混合板18を設置する。この混合板18は、不要な反応が起こらないようにセラミックス多孔体やカーボンクロスを用いることが望ましい。
また、図1に示されるように、反応室10を通過したガスは、排気経路30より排出される。本実施形態の製造装置には、必要に応じて減圧合成が可能なように、真空ポンプ31が設けられている。
そして、排気通路30側と真空ポンプ31側には、それぞれバルブ32、33が設けられている。通常時は第1バルブ32が開放され、第2バルブ33が閉じており、真空ポンプ31を作動させる際に、第1バルブ32が閉じ、第2バルブ33が開放される。
次に、上記構成の製造装置におけるカーボンナノチューブ100の合成について、主として図2に基づいて説明する。
ノズル17から反応室10内へキャリアガスとともに原料ガスが供給されると、原料ガスは、図2の白抜き矢印Yに示されるように、上流電極15を透過する。このガス流通中において、高周波電源16により、上流電極15と下流電極12との間に高周波電圧を印加しておく。
すると、原料ガスは、両電極12、15間にて発生するプラズマにより、上記した反応活性な分解されたものとなる。そして、この分解された原料ガスは、ガス流れに沿って下流電極12を透過する際、下流電極12に設けられている触媒200と反応し、カーボンナノチューブ100が合成される。
合成されたカーボンナノチューブ100は、その長さが長くなるに従い、原料ガスの流れに押され、下流電極12における原料ガスの流れ下流側から、当該原料ガス流れに沿った方向へ成長していく。
具体的に、本第1実施形態では、高周波電源16による高周波電圧を2.45Hz、100Wとし、反応室10における合成温度を500〜650℃とし、原料ガスであるエチレンの流量を100cc/分とし、キャリアガスであるアルゴンの流量を100cc/分とし、合成時間を20分としたとき、約1mmの長さのカーボンナノチューブ100を得ることができた。
このように、本実施形態によれば、従来の熱CVDの合成温度(たとえば700〜800℃)に比べて、合成温度の低いプラズマCVDによる合成が可能となるため、カーボンナノチューブ100の合成温度をより低くすることができる。
また、本実施形態では、触媒200を担持した基材としての下流電極12の一面13側から他面14側へと下流電極12を透過するように、原料ガスを供給することで、原料ガスを常に安定的に触媒200に供給できるとともに、触媒200にて発生する反応ガスを原料ガス流れの下流側へ誘導することができ、触媒200上にカーボンナノチューブ100を連続的に成長させることが可能となる。
これにより、カーボンナノチューブ100を製造する際、不純物の混入を抑制することが可能となり、合成されたカーボンナノチューブ100で触媒200が覆われてしまうことがないため安定した長繊維化が可能となる。
また、本実施形態によれば、原料ガスとキャリアガスの流れを一方向とすることができ、カーボンナノチューブ100の成長方向を原料ガスの流れ方向に沿わせることができる。この結果、カーボンナノチューブ100全体の成長方向を均一化することができ、長繊維化を容易に行うことができる。
また、本製造方法においては、図1中の上から下へ向かう方向を重力方向とすることが好ましい。それによって、原料ガスを上方から下方に向けて供給することにより、カーボンナノチューブの成長方向が下方に向かうように構成しているので、カーボンナノチューブの合成の際に重力でカーボンナノチューブがたわんでしまうのを防止でき、長繊維化をより容易に行うことができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係るカーボンナノチューブ製造方法の要部を示す図であり、本実施形態における基材50の概略断面構成を示す図である。
ここで、図3中の上から下へ向かう方向が、原料ガスの流れ方向である。つまり、図3においては、図示しないが、基材50の上方に上記実施形態と同様の上流電極15が設けられ、下流電極12と上流電極15との間にて高周波電源によるプラズマ発生が可能となっている。
上記実施形態では、基材12は、第1の電極としての下流電極12そのものであり、この下流電極12に触媒200を設けたが、本実施形態では、図3に示されるように、基材50を、第1の電極としての下流電極12とこの下流電極12における原料ガスの下流側に設けられた多孔質部材51により構成している。ここで、下流電極12と多孔質部材51との距離は、たとえば数mm程度である。
この多孔質部材51は、原料ガスが透過可能なものであり、具体的には、セラミックなどの多孔体よりなる基板が採用される。本例では、このような多孔体基板として、ワットマン社製のアルミナフィルタ(商品名:アノディスク)を用いた。
そして、この多孔質部材51には、上記触媒200として、鉄/コバルト(1:1)あるいはモリブデン/コバルト(1:1)の微粒子からなる合成触媒が、スパッタリングにより形成されている。なお、図3では、触媒は、省略してある。
そして、下流電極12の周囲には、電気絶縁性のサポート52が取り付けられており、この多孔質部材51は、このサポート52に対して電気絶縁性の押さえ部材53を介して取り付けられている。
ここで、サポート52および押さえ部材53は、絶縁性のセラミックや樹脂などからなり、本例では、四フッ化エチレンの重合体よりなる。それにより、下流電極12と多孔質部材51とは電気的に絶縁されている。
本実施形態では、上流電極15と下流電極12との間にて分解された原料ガスは、下流電極12を通過して、多孔質部材51へ到達し、さらにこの多孔質部材51を通過していく。分解された原料ガスは、多孔質部材51を通過する際、多孔質部材51に設けられている上記触媒と反応し、カーボンナノチューブ100が合成される。
そして、本実施形態においても、合成されたカーボンナノチューブ100は、その長さが長くなるに従い、原料ガスの流れに押され、下流電極12における原料ガスの流れ下流側すなわち多孔質部材51から、当該原料ガス流れに沿った方向(つまり、図3中の上から下へ向かう方向)成長していく。
このように、本実施形態では、基材50は、下流電極12と多孔質部材51とを備えるものであり、基材50の一面は、図3において、下流電極12の一面13であり、基材50の他面は、多孔質部材51の下面51aである。
そして、原料ガスは、基材50の一面13から他面51a側へ透過するように供給され、基材50における原料ガスの下流側となる多孔質部材51の下面51a側にて、カーボンナノチューブは気相合成により原料ガスの流れに沿った方向へ成長する。
具体的に、本第2実施形態では、上記第1実施形態の製造方法において、さらに、キャリアガスおよび原料ガスとともに、反応室10へ水素ガスを同時に供給した。この水素ガスの供給は、たとえば、上記図1に示される製造装置において、水素ガス用の供給経路を増設してやれば可能である。
高周波電源16による高周波電圧を2.45Hz、100Wとし、反応室10における合成温度を600℃とし、原料ガスであるエチレンの流量を50cc/分とし、キャリアガスであるアルゴンの流量を50cc/分とし、さらに水素ガスの流量を100cc/分とし、合成時間を10分としたとき、約0.4mmの長さのカーボンナノチューブを得ることができた。
このように、本実施形態によれば、従来の熱CVDの合成温度に比べて、合成温度の低いプラズマCVDによる合成が可能となるため、カーボンナノチューブの合成温度をより低くすることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、原料ガスとしてエチレンを用いたが、原料ガスは炭素を供給可能なものであればよく、つまり炭素を含む材料であればよい。
また、上記各実施形態では、原料として気体のエチレンを用いたが、気体に限らず、固体や液体も用いることができる。たとえば、固体原料の場合にはガス化して供給し、液体の場合にはバブリングなどにより気化させて供給すればよい。
また、触媒を担持する基材としては、原料ガスが透過可能で、第1の電極として機能すればよく、上記した各実施形態に示される基材12、50の形態に限定されるものではない。また、基材としては、板形状でなくてもよい。
また、上記各実施形態では、鉄/コバルトやモリブデン/コバルトといった二元系触媒を用いたが、これに限らず、たとえば鉄、コバルト等の単元系触媒、鉄/ニッケル/コバルト等の三元系触媒、さらには、一般にカーボンナノチューブの合成において使用されるものを用いることができる。
さらに、上記各実施形態では、このような触媒金属をスパッタリングにより基材12、51に形成したが、このような合成触媒の担持方法としては、上記スパッタリング以外にも、触媒金属の塩化物をアルコールに溶解し、ディップコートする方法も用いることができる。
また、下流電極12や多孔質部材51として、もともとの材質に合成用の触媒元素を含んでいるものを用いれば、これらの表面へ触媒を形成することなく、カーボンナノチューブを合成することも可能である。
また、本発明は、プラズマ化学気相合成法を基本にしているため、通常のプラズマ化学気相合成法に用いる各種手法をそのまま適用できることは自明である。たとえば、上記図3において、下流電極12がプラズマにより加熱され温度が高くなるような場合には、サポート52を水冷構造にすればよい。
本発明の第1実施形態に係るカーボンナノチューブ製造装置の概略構成を示す概念図である。 図1中の上流電極および下流電極の近傍部を拡大して示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係るカーボンナノチューブ製造方法における基材の概略断面構成を示す図である。
符号の説明
12…下流電極、13…下流電極の一面、14…下流電極の他面、15…上流電極、
50…基材、51…多孔質部材、51a…多孔質部材の下面、
100…カーボンナノチューブ。

Claims (4)

  1. 炭素原子を含む原料ガスが透過可能であって触媒が担持された基材(12、50)に対し、前記基材(12、50)の一面(13)から他面(14、51a)側へ透過するように前記原料ガスを供給し、前記基材(12、50)における前記原料ガスの下流側となる前記他面(14、51a)側にて、カーボンナノチューブ(100)を気相合成により前記原料ガスの流れに沿った方向へ成長させるカーボンナノチューブの製造方法において、
    前記基材(12、50)を、前記原料ガスが透過可能な第1の電極(12)を有するものとし、前記第1の電極(12)よりも前記原料ガスの流れ上流側に第2の電極(15)を設け、これら両電極間に前記原料ガスによるプラズマを発生させることにより、
    前記第1の電極(12)における前記原料ガスの流れ下流側から前記カーボンナノチューブ(100)を前記原料ガスの流れに沿った方向へ成長させることを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
  2. 前記触媒を、前記第1の電極(12)に設けることを特徴とする請求項1に記載のカーボンナノチューブの製造方法。
  3. 前記基材(50)を、前記第1の電極(12)と前記第1の電極(12)における前記原料ガスの下流側に設けられ前記原料ガスが透過可能な多孔質部材(51)とにより構成し、この多孔質部材(51)に前記触媒を設けることを特徴とする請求項1に記載のカーボンナノチューブの製造方法。
  4. 前記第1の電極(12)として前記原料ガスが透過可能なメッシュ状のものを用いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のカーボンナノチューブの製造方法。
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