JP2007161323A - バックル装置及びバックル付き収容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材同志を連結状態に係止ロックするバックルを係止状態から解除する操作を、これまでになく簡単且つスムーズに行えるから、例えば力の弱い高齢者や女性にも良好に使用でき、しかも生産コスト安に提供できる画期的なバックル装置を提供する。
【解決手段】第一部材1に回動自在に設けたバックル3を回動して第二部材2に係止することで、この第一部材1と第二部材2とを連結状態に係止ロックするバックル装置であって、前記バックル3は、一端に前記第一部材1に枢着する枢着部4を設け他端に前記第二部材2に設けた係止部6に係止するバックル側係止部5を設けた構成とし、このバックル3に押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したバックル装置。
【選択図】図7

Description

本発明は、第一部材と第二部材とを連結状態に係止ロックするバックル装置、及びバックルにより収容本体と蓋体とを連結状態にして閉塞状態に着脱自在に係止ロックするように構成したバックル付き収容器に関するものである。
この種のバックル装置は、第一部材に回動自在に設けたバックルを回動して第二部材に係止することでこの第一部材と第二部材とを連結状態に係止ロックする構成で、このバックルは、一般的に、一端に前記第一部材に枢着する枢着部を設け、他端に前記第二部材に設けた係止部に係止するバックル側係止部を設けて成る構成である。
また、例えば、特開2004−196361号公報に開示されているように、バックルを回動自在に枢着する前記第一部材を収容本体とし、このバックルのバックル側係止部を係止する係止部を設けた前記第二部材を蓋体とし、この収容本体の開口部を閉塞するように蓋体を配設し、この収容本体に重合した蓋体を押さえ付けてこの蓋体に設けた係止部にバックルのバックル側係止部を係脱自在に係止することで、この収容本体と蓋体とを閉塞状態にして連結状態に係止ロックできるように構成したバックル付き収容器も従来から知られている。
ところで、この種のバックル装置やバックル付き収容器においては、例えば、収容本体(第一部材)に重合した蓋体(第二部材)を押さえ付けてこの蓋体の係止部と前記バックルのバックル側係止部とを係止することでこの収容本体と蓋体とを強固に連結状態に係止ロックする構成のため、反対にこのバックルを係止解除する場合には、この蓋体の係止部と係止状態にあるこのバックルのバックル側係止部を、前記蓋体の係止部を乗り越えて係脱方向に退避移動させるべく、このバックルのバックル側係止部を設けた側である上端側を手で強く引っ張ってこのバックルの下端の枢着部を軸に強く回動付勢しなければならない。
従って、このバックルを係止解除する操作はある程度強い力を必要とし、それ故、力の弱い高齢者や女性にとってはこのバックルを係止解除する操作は困難であった。
また、この種のバックル装置やバックル付き収容器は、一般に樹脂成形により大量生産されることが多く、そのため、出来上がり時の形状や寸法にバラツキが生ずることがあり、それ故、前記バックルのバックル側係止部と前記蓋体(第二部材)の係止部との係止度合いも、はずれ易かったりはずれ難かったりとバラツキが生ずるものであった。
そのため、設計の段階で予めこのバックルをはずれ易く設定すると、前記のバラツキによりこのバックルの係止度合いが極端に弱く、極端にはずれ易くなりバックル本来の機能が果たせなくなる懸念があり、よって、従来においては、設計の段階で予めこのバックルをはずれ易く設定することはせずに、このバックルをある程度はずれ難く設定するのが一般的である。
従って、この設計した段階で予めバックルをある程度はずれ難く設定したことに加えて、前記個々の製品の出来上がり時の形状や寸法の微妙なバラツキによるバックルのはずれ難さが重なると、このバックルの係止解除の操作は一層困難となってしまい、このバックルを無理に外そうとして指や爪などに怪我を負う心配もあるなど、問題であった。
特開2004−196361号公報
本発明は、上記問題点を鑑みて完成したものであって、これまでのように例えば収容本体(第一部材)に回動自在に設けたバックルのバックル側係止部を蓋体(第二部材)に設けた係止部に係止してこの収容本体と蓋体とを係止ロックできることは勿論、このバックルの係止状態を解除したい場合には、このバックルの押圧操作部を押圧することでこのバックルのバックル側係止部を前記蓋体の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動させることができるから、それだけこのバックルを前記蓋体の係止部に対して軽い力で簡単に係脱させることができ、よって、誰でも簡単且つスムーズにバックルの係止及び係止解除が行える秀れた実用性を有するうえに、複雑な機構を要さず、単にバックルの押圧変形部を押圧してこのバックル自体を撓み変形させるだけの簡易な構成の為、複雑な機構を操作する面倒な手間や、複雑な機構を設けたが故に生産コストアップとなるなどの心配も一切なく、あくまで従来と略同様の操作で簡単且つスムーズなバックルの係止及び係止解除操作が行えて且つあくまで従来と略同様の生産コストで量産が可能であるなど、実用性に秀れた画期的なバックル装置及びバックル付き収容器を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
第一部材1に回動自在に設けたバックル3を回動して第二部材2に係止することで、この第一部材1と第二部材2とを連結状態に係止ロックするバックル装置であって、前記バックル3は、一端に前記第一部材1に枢着する枢着部4を設け他端に前記第二部材2に設けた係止部6に係止するバックル側係止部5を設けた構成とし、このバックル3に押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とするバックル装置に係るものである。
また、前記第一部材1若しくは第二部材2の開口部9を閉塞するように前記第二部材2若しくは前記第一部材1を配設し、この第一部材1若しくは第二部材2の開口部9周辺部に、前記バックル3の一端に設けた前記枢着部4を枢着してこのバックル3を回動自在に設け、このバックル3の他端に設けた前記バックル側係止部5を前記第一部材1に重合した前記第二部材2を押さえ付けこの第二部材2に設けた係止部6に係脱自在に係止して、前記第一部材1若しくは第二部材2の開口部9に配設した前記第二部材2若しくは第一部材1を連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックするように構成したことを特徴とする請求項1記載のバックル装置に係るものである。
また、前記バックル3は、このバックル3の枢着部4を設けた一端側寄りに前記押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を第一部材1に向けて押圧することで、このバックル3の前記枢着部4とは反対側の他端に設けた前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のバックル装置に係るものである。
また、前記バックル3は、掌を沿えて下方に指を掛けて握柄できる握持体3aの下端に前記枢着部4を設け上端に前記バックル側係止部5を設けて成る構成とし、前記押圧操作部7をこのバックル3の枢着部4寄りに設けてこのバックル3に掌を沿えた状態で指先で押圧し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル装置に係るものである。
また、前記バックル3は、このバックル3の所定位置に切れ込み8を設けることで、このバックル3の一部を切り出し突出状態に押圧変形し得る前記押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックル装置に係るものである。
また、前記切れ込み8は、前記バックル3の前記枢着部4を設けた側の一端縁から、この枢着部4と反対側の一端に向けて切れ込み8を所定の並設間隔をおいて対設して、この切れ込み8間をこのバックル3の枢着部4を設けた側程押し出し突出し得る前記押圧操作部7に構成したことを特徴とする請求項5記載のバックル装置に係るものである。
また、前記第二部材2に前記バックル3のバックル側係止部5を係止する係止突部6a若しくは係止凹部6aを有するバックル係止用係止部6を設け、このバックル係止用係止部6の係止突部6a若しくは係止凹部6aに係合係止する係止突部5a若しくは係止凹部5aを有する前記バックル側係止部5を前記バックル3に設けた構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のバックル装置に係るものである。
また、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバックル3を、前記第一部材1若しくは前記第二部材2を開口部9を有する収容本体とし、前記第二部材2若しくは前記第一部材1を前記収容本体の開口部9を閉塞する蓋体としてこの収容本体,蓋体のいずれか一方に回動自在に設け、このバックル3のバックル側係止部5を係止する前記係止部6をこの収容本体,蓋体のいずれか他方に設け、この収容本体の開口部に蓋体を閉塞状態に配設したうえで前記バックル3を回動操作してこのバックル3のバックル側係止部5を前記収容本体,蓋体のいずれか他方に設けた係止部6に係止することで、この収容本体と蓋体とを連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックするように構成したことを特徴とするバックル付き収容器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、第一部材に回動自在に設けたバックルを回動してこのバックルのバックル側係止部を第二部材に設けた係止部に係止することで、この第一部材と第二部材とを連結状態に係止ロックできる。
しかも、本発明は、この第一部材と第二部材とを係止ロックする前記バックルの押圧操作部を押圧することで、このバックルのバックル側係止部を前記第二部材の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動させることができる。
即ち、バックルの係止状態を解除する際に、これまではバックルのバックル側係止部と前記第二部材の係止部とを係脱するべく、このバックルを枢着部を軸にして強く回動付勢しなければならなかった為、それだけバックルの係止状態を解除する操作は強い力を要し困難であったところを、本発明では、単にバックルの押圧操作部を押圧してこのバックルを撓み変形させるだけの簡単な操作でこのバックルのバックル側係止部を前記第二部材の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動させることができ、それだけ軽い力で簡単に双方の係止状態を解除できる。
従って、本発明は、第一部材と第二部材とをバックルにより連結状態に係止ロックする操作は従来通りに行えて、しかもこのバックルの係止状態を解除する操作は従来に比して軽い力で誰でも簡単且つスムーズに行うことができ、よって、例えば力の弱い高齢者や女性でも楽にバックルの係止及び係止解除操作が行えるなど実用性に秀れ、しかも、単にバックル自体を押圧して撓み変形させるだけの簡単な構成故に、生産コストアップとなる心配も一切なく、あくまでこれまでと略同様の生産コストで実現できるなど、極めて画期的で実用性に秀れた商品価値の高いバックル装置となる。
また、請求項2記載の発明においては、開口部を有する部材と、この開口部を閉塞する部材とを開閉自在にして閉塞状態に係止ロックでき、よって、この種の例えば開口部を有する収容本体とそれを閉塞する蓋体などの部材同士を係止ロックするバックルとしての高い実用価値を有する画期的で実用性に秀れたバックル装置となる。
また、請求項3、4記載の発明においては、押圧操作部をバックルの枢着部寄りに設けることとしたから、常時はバックルのバックル側係止部と前記第二部材の係止部とを強固に係止状態に維持でき、このバックルの押圧操作部を押圧した場合にのみ、このバックルのバックル側係止部と前記第二部材の係止部とを容易に係脱できる状態とすることができる。即ち、バックルを係止状態から解除するべくこのバックルの押圧操作部を押圧した場合にのみこのバックルが前記第二部材の係止部からはずれ易くなり、その余の常時にはこのバックルで第一部材と第二部材とを強固に係止ロックしておくことができる一層実用性に秀れたバックル装置となる。
特に、請求項4記載の発明においては、このバックルを、例えば、掌を沿えて下方に指を掛けて握柄できる握持体の下端に前記枢着部を設け上端に前記バックル側係止部を設けて成る構成としたので、前記押圧操作部をこのバックルの枢着部寄りに設けてこのバックルに掌を沿えた状態で指先で押圧できるから、例えば、前記バックルの係止状態を解除する際の、バックルの枢着部を軸にしてこのバックルを回動付勢する従来通りの一連の動作により、前記押圧操作部の押圧を行うことにもなる。
即ち、バックルの係止状態を解除する操作、つまりこのバックルに掌を沿えて、このバックルの前記枢着部を設けた側(下端)に指先を掛けてバックルを握柄したうえで、このバックルのバックル側係止部を設けた側(上端)を引っ張るようにしてこのバックルを前記枢着部を軸に回動付勢する一連の操作により、この引っ張られるバックルの上端とは反対に、このバックルの下端は必然的に指先で押圧されることとなるから、本発明では従来通りの単にバックルに掌を沿えてこのバックルを回動付勢する一連の動作によってこの押圧操作部にその秀れた機能を確実に発揮させることができることとなり、よって、例えばこの押圧操作部を押圧するために別段面動な操作や手間は一切不要で、一層実用性に秀れた画期的なバックル装置となる。
また、請求項5,6記載の発明においては、単にバックルに切れ込みを設けて、このバックルの一部を切り出し突出状態に押圧変形し得る前記押圧操作部を設けた構成としたから、本発明の秀れた作用効果を確実に発揮する押圧操作部を、極めて簡単な構成によって実現できるものとしたから、簡易に設計実現可能にして一層確実に生産性の向上を図り得、一層実用性に秀れたバックル装置となる。
また、請求項7記載の発明においては、バックルのバックル側係止部と、第二部材の係止部とを確実に係止及び係止解除できる係止構造を実現でき、本発明の作用効果を確実に発揮できることとなる。
また、請求項8記載の発明においては、収容本体と、この収容本体の開口部を閉塞する蓋体とを、前記バックルにより連結状態にして閉塞状態に係止ロックできることは勿論、この収容本体から蓋体を取り外す際、上述のようにバックルを簡単且つスムーズに係止状態から解除でき、よって、収容本体と蓋体とをこれまでになく誰でも簡単且つスムーズに開閉自在に係止ロックしたり係止解除したりできる極めて画期的で実用性に秀れたバックル付き収容器を、コスト安にして簡易に設計実現できる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
バックル3の一端に設けた枢着部4を枢着して第一部材1に回動自在に設けたこのバックル3を回動して、このバックル3の他端に設けたバックル側係止部5を第二部材2に設けた係止部6に係止することで、この第一部材1と第二部材2とを連結状態に係止ロックする。
この連結状態に係止ロックした第一部材1と第二部材2とを係止解除する際には、前記バックル3に設けた押圧操作部7を押圧してこのバックル3を撓み変形させることで、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するため、それだけこのバックル3のバックル側係止部5と前記第二部材2の係止部6とを軽い力で簡単に係脱できる。
即ち、これまでは前記バックル3の一端の枢着部4を軸にして、このバックル3の他端側、つまりバックル側係止部5を設けた側を手で強く引っ張ることでこのバックル3を強く回動付勢しなければ、このバックル3のバックル側係止部5と前記第二部材2の係止部6とを係止解除できず、バックル3の係止解除操作が困難であったところを、本発明においては、このバックル3に設けた押圧操作部7を押圧するだけで、このバックル3が撓み変形して自動的にバックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動することとなるから、このバックル側係止部5と係止部6との係脱を従来のように強い力を要さずに誰でも簡単且つスムーズに達成できることとなる。
また、本発明は、単にバックル3の押圧操作部7を押圧してバックル3自体を撓み変形させるだけの極めて簡単な構成で、上記のような簡単でスムーズなバックル3の係止解除を達成できる構成とした為、複雑な機構は一切不要で、それ故に複雑な機構を操作する面倒な手間も生じ得ず、あくまで従来と略同様の操作でバックル3の係止及び係止解除操作を行うものでありながら、従来に比して極めて簡単且つスムーズにバックル3の係止解除操作を行えることとなる。更に、複雑な機構は一切不要であるから、著しく生産コストアップとなる心配もなく、あくまで従来と同様の生産コストで量産することも可能となる。
また、本発明は例えば、前記第一部材1若しくは第二部材2の開口部9を閉塞するように前記第二部材2若しくは前記第一部材1を配設し、この第一部材1若しくは第二部材2の開口部9周辺部に、前記バックル3の一端に設けた前記枢着部4を枢着してこのバックル3を回動自在に設け、このバックル3の他端に設けた前記バックル側係止部5を前記第一部材1に重合した前記第二部材2を押さえ付けこの第二部材2に設けた係止部6に係脱自在に係止して、前記第一部材1若しくは第二部材2の開口部9に配設した前記第二部材2若しくは第一部材1を連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックするように構成した場合には、例えば、開口部9を有する第一部材1を収容器の収容本体とし、例えば、この第一部材1である収容本体の開口部9を閉塞する第二部材2を蓋体とし、この収容本体の開口部9に閉塞状態に蓋体を配設してこの収容本体に回動自在に設けたバックル3を前記蓋体に係止することでこの収容本体に蓋体を閉塞状態に係止ロックすることができるなど、この種の開口部9を有する部材とそれを閉塞する部材とを開閉自在にして閉塞状態に係止ロックするバックル装置として本発明は高い実用価値を有することとなる。
また、例えば、前記バックル3は、このバックル3の枢着部4を設けた一端側寄りに前記押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を第一部材1に向けて押圧することで、このバックル3の前記枢着部4とは反対側の他端に設けた前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成した場合には、このバックル3の枢着部4を設けた一端側の前記押圧操作部7を押圧した場合にのみ、このバックル3のバックル側係止部5と前記第二部材2の係止部6との係止状態が簡易に係脱できる状態となり、それ以外の常時は、このバックル3のバックル側係止部5と前記第二部材2の係止部6とが強固に係止された状態を維持できる。即ち、仮にこのバックル3のバックル側係止部5を設けた側に前記押圧操作部7を設けた構成では、単にバックル側係止部5が撓み易くていつでもはずれ易いバックル3に過ぎないが、この点、本発明では、バックル3の枢着部4寄りに前記押圧操作部7を設けた構成としたことで、常時は前記バックル3は前記第二部材2に対して強固に係止し、このバックル3を係止解除するべく押圧操作部7を押圧した場合にのみこのバックル3が前記第二部材2から簡単に係脱できる状態となり、一層実用性に秀れることとなる。
また、特にこのバックル3を、例えば、掌を沿えて下方に指を掛けて握柄できる握持体3aの下端に前記枢着部4を設け上端に前記バックル側係止部5を設けて成る構成とし、前記押圧操作部7をこのバックル3の枢着部4寄りに設けてこのバックル3に掌を沿えた状態で指先で押圧し得るように構成すれば、前記バックル3の係止状態を解除する際、このバックル3の枢着部4を軸にしてこのバックル3を回動付勢する従来通りの操作と一連の動作で、前記押圧操作部7の押圧も行えることとなる。即ち、バックル3の係止状態を解除する操作、つまりこのバックル3に掌を沿えて、このバックル3の前記枢着部4を設けた側(下端)に指先を掛けてバックル3を握柄したうえで、このバックル3のバックル側係止部5を設けた側(上端)を引っ張るようにしてこのバックル3を前記枢着部4を軸に回動付勢する一連の操作において、この引っ張られるバックル3の上端とは反対に、このバックルの下端は必然的に指先で押圧されることとなる為である。
従って、従来通りの、バックル3に掌を沿えてこのバックル3を回動付勢する際の一連の動作で前記押圧操作部7の押圧も行えるため、この押圧操作部7を押圧するために別段面動な操作や手間を掛ける必要が一切なく、これまで通りの一連の操作によってこの押圧操作部7に確実にその機能を発揮させ得る極めて作業性及び実用性に秀れたバックル装置となる。
また、例えば、前記バックル3は、このバックル3の所定位置に切れ込み8を設けることで、このバックル3の一部を切り出し突出状態に押圧変形し得る前記押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成した場合には、単にバックル3に切れ込み8を入れるだけの簡単な構成でありながら、確実に前記バックル3を撓み変形し易くでき、ひいては、本発明の上記の秀れた作用効果を発揮できることとなる。特に、この切れ込み8は、例えば、前記バックル3の前記枢着部4を設けた側の一端縁から、この枢着部4と反対側の一端に向けて切れ込み8を所定の並設間隔をおいて対設した構成とし、この切れ込み8間をこのバックル3の枢着部4を設けた側程押し出し突出し得る前記押圧操作部7として構成すれば、これまでと同様に例えば樹脂成形などで大量生産したバックル3に端に一対の切れ込み8を設けるだけの極めて生産性に秀れる簡易構成でありながら、この一対の切れ込み8によって形成される切り出し突出状の前記押圧操作部7はこのバックル3の枢着部4側を押圧する構成と成る為に、上述したようにこの押圧操作部7を押圧していない常時は前記バックル3のバックル側係止部5と前記第二部材2の係止部6とを強固な係止状態に維持でき且つこの押圧操作部7を押圧した場合にのみこのバックル側係止部5と係止部6との双方を容易に係脱し得る状態にバックル側係止部5を撓み変形移動させ得る本発明の上記一層秀れた作用効果を簡単な構成で確実に発揮できることとなる。
尚、本発明に係る前記バックル3は、例えば、前記第一部材1若しくは前記第二部材2を開口部9を有する収容本体とし、前記第二部材2若しくは前記第一部材1を前記収容本体の開口部9を閉塞する蓋体としてこの収容本体,蓋体のいずれか一方に回動自在に設けた構成とし、例えばこのバックル3のバックル側係止部5を係止する前記係止部6をこの収容本体,蓋体のいずれか他方に設けた構成とすれば、この収容本体の開口部に蓋体を閉塞状態に配設したうえで前記バックル3を回動操作してこのバックル3のバックル側係止部5を前記収容本体,蓋体のいずれか他方に設けた係止部6に係止して、この収容本体と蓋体とを連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックできるなど、この種のバックル付きの収容器において、この収容本体と蓋体とをこれまでになく簡単に係止状態から解除操作できて且つ従来に比して著しい生産コストアップも無く、この種のバックル付き収容器に用いるバックル3としての極めて高い実用価値を有することとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、第一部材1に回動自在に設けたバックル3を回動して第二部材2に係止することで、この第一部材1と第二部材2とを連結状態に係止ロックするバックル装置であって、前記バックル3は、一端に前記第一部材1に枢着する枢着部4を設け他端に前記第二部材2に設けた係止部6に係止するバックル側係止部5を設けた構成とし、このバックル3に押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したものである。
本実施例では、第一部材1を開口部9を有する収容本体(以下、収容本体1)とし、この収容本体1の開口部9を閉塞するように配設する第二部材2を蓋体(以下、蓋体2)とし、図1に図示したように、この収容本体1の開口部9に閉塞状態に前記蓋体2を係止ロックし得るように構成した、所謂バックル付き収容器に用いるバックル装置として構成している。
尚、収容本体1を第二部材2とし、蓋体2を第一部材1として構成して蓋体2にバックル3を回動自在に設ける構成としても良い。
本実施例は、図1及び図4に図示したように、第一部材1である収容本体の開口部9周辺部に、前記バックル3の一端に設けた前記枢着部4を枢着してこのバックル3を回動自在に設け、このバックル3の他端に設けた前記バックル側係止部5を、前記収容本体に重合した前記第二部材2である蓋体を押さえ付けたうえでこの蓋体に設けた係止部6に係脱自在に係止して、前記収容本体の開口部9に配設した前記蓋体を連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックする構成である。
収容本体1は、図1に図示したように、長方形状の箱形に形成し、この収容本体1の長手方向両端側の外面上部に夫々、前記バックル3の枢着部4を回動自在に枢着連結する枢着連結部10を設けている。また、この枢着連結部10は、後述の前記バックルの枢着部4の枢着軸4aを軸受ける軸受孔10aを有する構成である。
また、この収容本体1は、上部開口部9の開口縁全周に鍔状のフランジ部9aを側方突出状態に形成した構成としている。
蓋体2は、図1に図示したように、前記収容本体1の上部開口部9を閉塞し得る形状で、具体的には、収容本体1の上部開口部9の開口縁全周に形成した鍔状のフランジ部9aを上方から被嵌し得る湾曲形状にこの蓋体2の外周部を形成した構成である。
また、図4に図示したように、この蓋体2の外周部の一部に、前記バックル3のバックル側係止部5を係止する係止部6を設けるための凹状部2aを形成している。尚、この王上部2aは、図1に図示したように、前記バックル3のバックル側係止部5と略合致する凹状に構成している。
この凹状部2aの底面には、図4に図示したように、前記バックル3のバックル側係止部5を係止する為の係止突部6aを有する係止部6を設けている。尚、この係止部6は、前記バックル3のバックル係止部5を係止し得る形状であればどのような形状としても良いが、本実施例においては、図4及び図12に図示したように、この蓋体2の外周部の周方向に沿って突条を形成し、この突条に対して交差方向に、短い突条を二箇所に十字状に形成して成る係止突部6aを有する構成とした。これに限らず、例えばこの係止部6は、前記バックル3のバックル係止部5を係止する係止凹部6aを有する構成としても良い。
尚、本実施例では、この収容本体1及び蓋体2を樹脂成形している。
バックル3は、このバックル3の枢着部4を設けた一端側寄りに前記押圧操作部7を設け、この押圧操作部7を第一部材1に向けて押圧することで、このバックル3の前記枢着部4とは反対側の他端に設けた前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成している。
具体的には、前記バックル3は、図2及び図3に図示したように、掌を沿えて下方に指を掛けて握柄できる握持体3aの下端に前記枢着部4を設け上端に前記バックル側係止部5を設けて成る構成としている。
更に具体的には、図5に図示したように、握柄体3aの一端(下端)に側方突出状態に前記枢着部4を設け、この握柄体3aの他端(上端)に同じく側方突出状態にバックル側係止部5を設けた側面視略コ字状の構成で、この枢着部4の突端側に設けた枢着軸4aを前記収容本体1の枢着連結部10に設けた軸受孔10aに軸受け嵌挿してこの収容本体1にこのバックル3を回動自在に枢着連結する構成である。
従って、このバックル3の握柄体3aは、図1及び図5に図示したように、収容本体1及び蓋体2の側面に所定間隔に回動自在に設けられる。
尚、このバックル3の枢着部4の枢着軸4aの径は、図5及び図6に図示したように、前記収容本体1の枢着連結部10の軸受孔10aにこのバックル3の枢着軸4aを嵌挿した際にこの軸受孔10aに略合致嵌合する径とせずに、この軸受孔10aに対して若干の遊びが生ずる(遊嵌状態となる)径に設定している。
また、図2及び図3に図示したように、バックル3の枢着部4寄りに設けた前記押圧操作部7を、このバックル3に掌を沿えた状態で指先で押圧できる。
つまり、この図2に図示したように係止状態にあるバックル3のこの係止状態を解除したい場合には、このバックル3の枢着部4を軸にしてこのバックル3を回動付勢するが、この回動付勢の一連の動き、即ち、図2,図3に図示したように、バックル3に掌を沿えてこのバックル3のバックル側係止部5を設けた上端を引っ張り、反対にこのバックル3の下端(枢着部4)側は指先で前記収容本体1側に押圧する一連の動きで自然に前記押圧操作部7の押圧も行える。
また、このバックル3は、図1及び図11に図示したように、このバックル3の所定位置に切れ込み8を設けることで、このバックル3の一部を、図2に図示したように、切り出し突出状態に押圧変形し得る前記押圧操作部7を設けている。
従って、この押圧操作部7を押圧した際の前記バックル3の撓み変形によって、このバックル3の前記バックル側係止部5が前記第二部材2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動する。また、この押圧操作部7を押圧していない常時では、この前記バックル3のバックル側係止部5は従来通り蓋体2の係止部6と強固な係合係止状態に維持される(即ち、押圧操作部7を前記バックル3のバックル側係止部5寄りに形成したのでは、単に常時はずれ易いバックル3に過ぎない構成となってしまうが、この点、本実施例は、押圧操作部7を押圧しない限りバックル3がはずれ易くなることはない。)。
この切れ込み8は、図11に図示したように、前記バックル3の前記枢着部4を設けた側の一端縁から、この枢着部4と反対側の一端に向けて切れ込み8を所定の並設間隔をおいて対設して、この切れ込み8間をこのバックル3の枢着部4を設けた側程押し出し突出し得る前記押圧操作部7に構成している。
また、この対設した切れ込み8間の並設間隔は、図11に図示したように、このバックル3のバックル側係止部5に設けた後述の一対の係止突部5aよりも外側にこの一対の切れ込み8が位置するように並設間隔を設定している。
従って、この押圧操作部7を切り出し突出状態に撓み変形させた際に、この一対の切れ込み8の並設間隔よりも内側に位置する前記バックル側係止部5の係止突部5aが良好に撓み変形移動する。
尚、この切れ込み8は、本実施例ではバックル3の前記枢着部4を設けた側の一端縁から、この枢着部4と反対側の一端に向けて切れ込み8を所定の並設間隔をおいて対設した構成としたが、これに限らず、本実施例と同様の作用効果を発揮し得る切れ込み8であればどのような位置にどのような切れ込み8を設ける構成としても良い。
また、この押圧操作部7であるバックル3の一対の切れ込み8間の枢着部4側を切り出し突出状態に押圧するので、これにより押し出し突出した前記押圧操作部7が、図7及び図8に図示したように、蓋体2の外周部に当接し、これによりテコ作用が生ずるため、このバックル3の枢着部4側の押圧操作により、このバックル3の反対側のバックル側係止部5側が一層良好に撓み変形移動することとなる。
また、このバックル3のバックル側係止部5は、図5,図11及び図12に図示したように、このバックル係止用係止部6の係止突部6aに係合係止する係止突部5aをこのバックル3の握柄体3aから側方突出状態に設けたバックル側係止部5の下面(内面)側に突設した構成である。
従って、この収容本体1の開口部9を閉塞するように蓋体2を配設して、この収容本体1に設けた前記バックル3を枢着部4の枢着軸4aを軸に回動し、このバックル3のバックル側係止部5の係止突部5aを、図5に図示したように前記蓋体2の係止部6の係止突部6aを乗り越えさせて係合係止状態とすることで、この収容本体1と蓋体2とを連結状態にして閉塞状態に係止ロックできる。
尚、このバックル側係止部5の形状は本実施例のものに限られるものではなく、例えば、第二部材2の係止部6の係止突部6aを係止する係止凹部5aをこのバックル3のバックル側係止部5に設けた構成としても良く、他にも、本実施例と同様の機能を発揮し得る形状とすれば良い。
また、本実施例においては、このバックル3は樹脂成形した後、切れ込み8を形成して前記押圧操作部7を設けた構成とするが、例えば、切れ込み8を予め有する形状に前記バックル3を樹脂成形して前記押圧操作部7を一体成形する構成としても良い。
また、本実施例は、図1及び図5に図示したように、収容本体1の開口部9に閉塞状態に蓋体2を配設し、前記収容本体1に回動自在に設けた前記バックル3を回動してこのバックル3のバックル側係止部5を前記蓋体2の係止部6に係止する従来と同様の操作で、この収容本体1と蓋体2と閉塞状態に係止ロックできる。
また、このバックル3の係止状態を解除する場合、従来においては、図2に図示したようにこのバックル3に掌を沿えて、このバックル3の枢着部4の枢着軸4aを軸にこのバックル3の上端のバックル側係止部5を設けた側を蓋体2から離間する方向に引っ張ってこのバックル3を強く回動付勢することによって行っていたが、この点、本実施例においては、図7に図示したように、押圧操作部7を押圧することでこのバックル3の一部を撓み変形させ、このバックル3のバックル側係止部5を前記蓋体2の係止部6に対して係脱方向に撓み変形移動させることができ、よって、図8に図示したように、このバックル3のバックル側係止部5の係止突部5aを、それだけ軽い力で前記蓋体2の係止部6の係止突部6aを乗り越えさせて係脱方向に移動させ、図9及び図10に図示したように係止解除した状態にバックル3を回動操作できる。
特に、本実施例においては、押圧操作部7であるバックル3の一対の切れ込み8間にして枢着部4側を押圧することで、この押圧操作部7の一部が蓋体2に当接してテコ作用を発揮する為、このバックル3の枢着部4と反対側、即ちバックル側係止部5を設けた側を一層軽い力で一層良好に撓み変形させることができ、よって、このバックル側係止部5を前記蓋体2の係止部6に対して一層良好に係脱方向に撓み変形移動させることができる。
また、本実施例においては、複雑な機構を一切不要とし、単に樹脂成形したバックル3自体に切れ込み8を二本形成しただけの極めて簡単な構成で実現できる為、例えば複雑な機構を操作する面倒な手間が不要な点において一層取り扱い性に秀れ、且つ生産コストアップの心配もなくあくまで従来と略同様の生産コストで量産することも容易に達成し得、この点においても実用性に秀れるものである。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル装置の操作例を示す説明側断面図である。 本実施例に係るバックル3の説明正面図である。 本実施例に係るバックル装置の説明平面図である。
符号の説明
1 第一部材
2 第二部材
3 バックル
3a 握柄体
4 枢着部
5 バックル側係止部
5a 係止突部,係止凹部
6 係止部
6a 係止突部,係止凹部
7 押圧操作部
8 切れ込み
9 開口部

Claims (8)

  1. 第一部材に回動自在に設けたバックルを回動して第二部材に係止することで、この第一部材と第二部材とを連結状態に係止ロックするバックル装置であって、前記バックルは、一端に前記第一部材に枢着する枢着部を設け他端に前記第二部材に設けた係止部に係止するバックル側係止部を設けた構成とし、このバックルに押圧操作部を設け、この押圧操作部を押圧した際の前記バックルの撓み変形によって、このバックルの前記バックル側係止部が前記第二部材の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とするバックル装置。
  2. 前記第一部材若しくは第二部材の開口部を閉塞するように前記第二部材若しくは前記第一部材を配設し、この第一部材若しくは第二部材の開口部周辺部に、前記バックルの一端に設けた前記枢着部を枢着してこのバックルを回動自在に設け、このバックルの他端に設けた前記バックル側係止部を前記第一部材に重合した前記第二部材を押さえ付けこの第二部材に設けた係止部に係脱自在に係止して、前記第一部材若しくは第二部材の開口部に配設した前記第二部材若しくは第一部材を連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックするように構成したことを特徴とする請求項1記載のバックル装置。
  3. 前記バックルは、このバックルの枢着部を設けた一端側寄りに前記押圧操作部を設け、この押圧操作部を第一部材に向けて押圧することで、このバックルの前記枢着部とは反対側の他端に設けた前記バックル側係止部が前記第二部材の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のバックル装置。
  4. 前記バックルは、掌を沿えて下方に指を掛けて握柄できる握持体の下端に前記枢着部を設け上端に前記バックル側係止部を設けて成る構成とし、前記押圧操作部をこのバックルの枢着部寄りに設けてこのバックルに掌を沿えた状態で指先で押圧し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル装置。
  5. 前記バックルは、このバックルの所定位置に切れ込みを設けることで、このバックルの一部を切り出し突出状態に押圧変形し得る前記押圧操作部を設け、この押圧操作部を押圧した際の前記バックルの撓み変形によって、このバックルの前記バックル側係止部が前記第二部材の係止部に対して係脱方向に撓み変形移動するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックル装置。
  6. 前記切れ込みは、前記バックルの前記枢着部を設けた側の一端縁から、この枢着部と反対側の一端に向けて切れ込みを所定の並設間隔をおいて対設して、この切れ込み間をこのバックルの枢着部を設けた側程押し出し突出し得る前記押圧操作部に構成したことを特徴とする請求項5記載のバックル装置。
  7. 前記第二部材に前記バックルのバックル側係止部を係止する係止突部若しくは係止凹部を有するバックル係止用係止部を設け、このバックル係止用係止部の係止突部若しくは係止凹部に係合係止する係止突部若しくは係止凹部を有する前記バックル側係止部を前記バックルに設けた構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のバックル装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のバックルを、前記第一部材若しくは前記第二部材を開口部を有する収容本体とし、前記第二部材若しくは前記第一部材を前記収容本体の開口部を閉塞する蓋体としてこの収容本体,蓋体のいずれか一方に回動自在に設け、このバックルのバックル側係止部を係止する前記係止部をこの収容本体,蓋体のいずれか他方に設け、この収容本体の開口部に蓋体を閉塞状態に配設したうえで前記バックルを回動操作してこのバックルのバックル側係止部を前記収容本体,蓋体のいずれか他方に設けた係止部に係止することで、この収容本体と蓋体とを連結状態にして閉塞状態に係脱自在に係止ロックするように構成したことを特徴とするバックル付き収容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010173662A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Globeride Inc 保冷箱
CN102874473A (zh) * 2012-10-24 2013-01-16 吴江华鹏制罐厂 一种高密封卡件式罐子
JP2017007047A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 日立工機株式会社 電動工具収納ケース
JP2019181694A (ja) * 2019-07-18 2019-10-24 工機ホールディングス株式会社 電動工具収納ケース

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