JP2007160410A - 打ち込み機のマガジン - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドア閉止時におけるガイド部材の連結釘に対する引っ掛かりを回避してスライドドアをスムーズに閉止することができるとともに、打ち込み後ドライバガイドの戻し時点での釘の位置ずれをも確実に規制することができるガイド部材を備えたマガジンを提供する。
【解決手段】スライドドア閉止時の干渉を回避しつつ、確実に位置ずれを防止できるように、スライドドア22を開けると連結釘Nから離間する方向に変位して閉止時の干渉が回避され、スライドドア22を閉じると連結釘Nに接近する方向に変位してその位置ずれを防止するガイド部材25を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、釘打ち機やピンタッカ等の打ち込み機において多数の打ち込み具(例えば、釘)を収容してこれを1本づつ打ち込み機本体に供給する機能を備えたマガジンに関する。
いわゆる仕上げ用の細い釘を打ち込むための打ち込み機では、多数の釘を相互に分離可能な状態で並列に連ねて平板形状とした連結釘を装填し、これを打ち込み機本体側の打ち込み動作に連動して1本づつ打ち込み機本体の打ち込み通路内に供給するマガジンを備えたものが提供されている。
通常、この種のマガジンは、打ち込み機本体の打ち込み通路側に釘送り方向の先端側を結合したマガジン本体と、このマガジン本体の釘収容部を開閉するスライド形式の開閉蓋(スライドドア)を備えている。
従来よりこの種のマガジンについては様々な工夫がなされている。例えば特許第3231936号公報には、装填した連結釘の釘収容部の底部からの浮き上がりを防止し、また釘軸方向の位置決めをするためにスライドドアの内面に釘送り方向に沿った細長い棒状のガイド部材を設ける技術が開示されている。通常このガイド部材は、装填する釘の長さについて複数種類のものに対応するため、釘長さ方向(釘送り方向に直交する方向)に複数本備えられている。
このようなガイド部材をスライドドアの内面に複数本備えることにより、装填した連結釘の板厚方向の浮き上がりを規制して釘収容部の底部に押し付けた状態に保持し、また別のガイド部材によってその釘軸方向の位置ずれを規制することができる。
特許第3231936号公報 特許第3419537号公報
しかしながら、上記従来のマガジンはガイド部材について以下のような問題があった。すなわち、従来、スライドドアを閉止する際にガイド部材の先端部が装填した連結釘の後端部に引っ掛からないようにして当該スライドドアをスムーズに閉じ方向にスライドできるようにするため、各ガイド部材の先端角部を欠落させて傾斜面を設けていた。この技術が特許第3419537号公報に開示されている。この傾斜面を設けることにより当該ガイド部材は、スライドドアの閉止時にスムーズに連結釘に乗り上がる。
ところが、当該マガジンにより短い釘を装填した場合であって、上記ガイド部材により当該短い釘の頭部の位置ずれ(釘軸方向の位置ずれ)が規制される場合には、当該ガイド部材の先端角部に一部を欠落して傾斜面を設けたために、特にマガジン内に残っている釘が少なくなった場合あるいは残り1本である場合にはこれらの釘軸方向の位置ずれがこのガイド部材で規制されなくなる。次に打ち込まれる釘の釘軸方向の位置ずれが確実に規制されない状態では、釘打ち込み後ドライバガイドが戻される時点で、この次に打ち込まれる釘がドライバガイドに接触して当該ドライバガイドの戻し方向(釘軸方向)に位置ずれしやすくなり、その結果当該次に打ち込まれる釘が次回の打ち込み動作で正しく打撃されなくなるおそれがある。
本発明は上記従来の問題を解消するためになされたもので、主として釘打ち機等の打ち込み機において、スライドドア閉止時におけるガイド部材の連結釘に対する引っ掛かりを回避して当該スライドドアをスムーズに閉止することができるとともに、打ち込み後ドライバガイドの戻し時点での釘の位置ずれをも確実に規制することができるガイド部材を備えたマガジンを提供することを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載したマガジンとした。
請求項1記載のマガジンによれば、スライドドアの内面に設けられたガイド部材により、マガジン本体に収容された多数の釘の釘収容部からの浮き上がりと、釘軸方向の位置ずれが規制される。このガイド部材の釘送り方向先端部は、スライドドアを開放状態では釘径方向について釘から離間する方向に変位し、スライドドアを閉止状態では釘径方向について釘に接近する方向に変位する。
このようにガイド部材は、スライドドアを開放すると釘径方向について釘から離れる方向に離間するため、スライドドアを閉止する際には、ガイド部材の釘送り方向先端部は釘径方向について釘から離間している。このため、スライドドアを閉止する際において、ガイド部材の釘送り方向先端部の釘に対する引っ掛かりを未然に防止することができる。このことから、ガイド部材の釘送り方向先端部に、従来のような傾斜面を設けることなく、当該ガイド部材と釘との引っ掛かりを回避して当該スライドドアをスムーズに閉止することができる。
上記のようにガイド部材の先端にその角部を一部欠落させて傾斜面を設ける必要がないので、マガジン内の残り本数が少なくなった場合あるいは残り1本である場合であっても当該ガイド部材によりこれらの頭部の変位を規制して釘軸方向の位置ずれを確実に防止することができる。このことから、次に打ち込まれる釘が連結釘の最後の釘であってもドライバの戻し段階でドライバに接触することによって当該釘が釘軸方向に位置ずれすることがなく、これにより連結釘を最後の釘まで確実に打ち込み通路に供給して打撃することができる。
請求項2記載のマガジンによれば、ガイド部材は、スライドドアの内面に、釘送り方向及び釘径方向について変位可能であり、かつ釘送り方向にばね付勢され、また釘径方向について当該釘に接近する方向にばね付勢された状態で支持されている。このため、スライドドアを閉止すると、ガイド部材が釘径方向のばね付勢力によって釘に接近する方向に変位して釘の釘収容部での浮き上がり(釘径方向の位置ずれ)が規制され、また釘軸方向の位置ずれが規制されることにより、当該釘が釘打ち込み通路に対して順次正しい姿勢で供給される。
逆に、スライドドアを開放すると、ガイド部材が釘径方向のばね付勢に抗して釘が離間する方向に変位する。このため、次に当該スライドドアを閉じる際に、ガイド部材の釘に対する引っ掛かりを回避して当該スライドドアをスムーズに閉じることができる。
以上のことから、請求項2記載のマガジンによっても、ガイド部材の釘送り方向先端部に従来のような傾斜面を設ける必要がないので、上記と同様の作用効果を得ることができる。
請求項3記載のマガジンによれば、簡単な構成でガイド部材をスライドドアの開閉動作に連動して規制位置と非規制との間で変位させることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。以下説明する実施形態では打ち込み機の一例として、電動モータを駆動源として作動するピンタッカを例示する。図1は、以下説明する実施形態に係るマガジン20を備えた打ち込み機1を示している。本発明は、マガジン20について特徴を有するもので、打ち込み機本体2については従来構成と同様で足り、以下説明する実施形態において特に変更を要しない。従って、打ち込み機本体2については簡単に説明する。
打ち込み機本体2は、電動モータ3aが内蔵された駆動部3と、電動モータ3aの回転出力を打ち込み動作に変換する機構部4と、使用者が把持するハンドル部5を備えている。駆動部3とハンドル部5との間には、電動モータ3aに電力供給するための充電式バッテリ6が装着されている。
上記機構部5の下部からはドライバガイド7が下方へ突き出す状態に設けられている。このドライバガイド7は、相互に重ね合わせられた2枚のガイドプレート7a,7bにより構成され、当該2枚のガイドプレート7a,7b間に打ち込み通路8が設けられている。この打ち込み通路8内を細長い平板形状のドライバ9が上下に往復動する。上記電動モータを駆動源とする機構部4によりこのドライバ9が往復動する。このドライバ9が下動することにより、打ち込み通路8内に供給された1本の釘nの頭部が打撃されてこの釘nがドライバガイド7の先端から打ち出される。
ハンドル部5の内側には、トリガ形式のスイッチレバー5aが設けられている。使用者がハンドル部5を把持した指先でこのスイッチレバー5aを引き操作すると、電動モータ3aが起動して打ち込み動作を開始することができる。
次に、本実施形態に係るマガジン20の詳細が図2以下に示されている。本実施形態のマガジン20は、上記ドライバガイド7に取り付けられている。このマガジン20は、それぞれ概ね平板形状をなすマガジン本体21とこれを開閉するスライドドア22を備えている。マガジン本体21の一端側(釘送り方向先端側、図1において左端部)は、上記ドライバガイド7を構成するガイドプレート7bの背面に固定されている。マガジン本体21の内面側(図2において上面側)には、多数の釘n〜nを収容するための釘収容部21aが設けられている。この釘収容部21aには、多数の細長い釘n〜nが相互に並列に結合されて一枚の平板形状をなす連結釘Nを装填することができる。本実施形態の場合、釘長さに関して35mm、30mm、25mm、18mmの4種類の連結釘Nを装填することができる。この明細書において、釘送り方向は、連結釘N(釘n〜n)が釘打ち込み通路8に向けて送られる方向をいう。反釘送り方向は、釘送り方向とは反対の方向をいう。
図12〜図14に示すように釘収容部21aの底部には、装填した連結釘Nを釘送り方向に押すプッシャプレート31が設けられている。このプッシャプレート31は、圧縮ばね24により釘送り方向に付勢されている。このプッシャプレート31により連結釘Nが釘送り方向に押されることにより、ドライバガイド7の釘打ち込み通路8内に釘nが1本づつ送り込まれる。但し、圧縮ばね24による付勢力は、スライドドア22を閉止した状態で作用し、スライドドア22を開放した状態では作用しない。このため、スライドドア22を開放した状態で、連結釘Nの釘収容部21aへの装填及び取り出しを容易に行うことができる。スライドドア22を閉じると、圧縮ばね24の付勢力がプッシャプレート31に作用し、これにより連結釘Nが釘送り方向に押される。
釘収容部21aの釘送り方向先端側は、ドライバガイド7の釘打ち込み通路8に連通している。
上記マガジン本体21に対してスライドドア22が釘送り方向に沿ってスライド可能に支持されている。このスライドドア22の内面には、釘収容部21a内に収容した連結釘N(釘n〜n)の姿勢を規制するためのガイド部材25が備え付けられている。このガイド部材25は、細長い平板形状をなすもので、スライドドア22の内面に対して釘送り方向(図2において左方)、反釘送り方向(図2において右方向)及び釘径方向(図2において上下方向、連結釘Nの板厚方向)に変位可能に支持されている。
スライドドア22の内面後部とガイド部材25の後端部との間には、圧縮ばね26が介装されている。この圧縮ばね26によって、ガイド部材25は釘送り方向に付勢されている。また、スライドドア22の内面とガイド部材25の先端部付近との間には、板ばね27が介装されている。この板ばね27によってガイド部材25は主としてその先端部を釘径方向であって装填した連結釘Nに接近する方向(図2において下方)に付勢されている。また、この板ばね27によって、ガイド部材25の主として先端部側が、装填した連結釘Nに押し付けられる。
図3に示すようにガイド部材25の釘送り方向先端部には、長さの異なる2本の規制アーム部25a,25bが設けられている。図3において上側の規制アーム部25aは下側の規制アーム部25bよりも短くなっている。図4〜図7に示すようにスライドドア22が閉じられると、上側の規制アーム部25aがドライバガイド7のプレート7bの背面に突き当たる。また、スライドドア22が閉じられると、下側の規制アーム部25bは、釘打ち込み通路8内に進入する。
上側の規制アーム部25aには、釘径方向の幅(図2〜図7において上下幅、以下同じ)が小さい幅狭部25aaと、釘送り方向先端側(図において左側)ほど連結釘Nから離間する方向に傾斜するガイド面25abと、幅狭部25aaよりも幅が大きい幅広部25acが設けられている。幅狭部25aaが先端側、幅広部25acが基部側に設けられ、その間にガイド面25abが設けられている。このため、上側の規制アーム部25aは、釘送り方向先端側ほど釘径方向の幅が小さくなっている。
次に、図9〜図11に示すようにスライドドア22の釘送り方向先端部には、ガイド規制部材30が取り付けられている。このガイド規制部材30には、矩形の保持孔30aが釘送り方向に貫通して設けられている。この保持孔30a内に上記上側の規制アーム部25aが挿通されている。上記したようにガイド部材25は板ばね27によって釘径方向であって連結釘Nに接近する方向に付勢されている。このため、上記保持孔30aにより形成される段部30bに対してガイド部材25の上側の規制アーム部25a(幅狭部25aa又はガイド面25ab又は幅広部25ac)が板ばね27の付勢力によって押し付けられている。
図2及び図3に示すようにスライドドア22を開放した状態若しくは閉止途中の状態では、ガイド部材25が圧縮ばね26により釘送り方向に付勢されていることにより、当該ガイド部材25はガイド規制部材30に対して釘送り方向前側(図3において左方)に変位している。このため、上側の規制アーム部25aがガイド規制部材30の保持孔30a内に進入し、かつその幅広部25acが段部30bに乗り上がった状態となっている。この状態では、ガイド部材25の主として先端部がガイド規制部材30に対して相対的に上方へ変位した状態となる。この場合の上方への変位は、板ばね27に抗してなされる。
これに対して、図6及び図7に示すようにスライドドア22が閉止されると、ガイド部材25の上側の規制アーム部25aがドライバガイド7のプレート7bの背面に突き当たる。ガイド部材25の上側の規制アーム部25aがドライバガイド7に突き当たることにより、当該ガイド部材25はガイド規制部材30に対して圧縮ばね26に抗して後退する。ガイド規制部材30に対してガイド部材25が後退すると、上側の規制アーム部25aの幅狭部25aaが段部30bに乗り上がった状態となる。この状態では、幅狭部25aaと幅広部25acとの幅方向の寸法差に相当する寸法だけ、図2及び図3に示す状態よりもガイド部材25が連結釘N側に変位している。
このため、後述するように釘長さが短い連結釘N(後述する連結釘N25 、N18 )が装填された場合には、ガイド部材25が連結釘Nの頭部を外れて釘収容部21aの底部にほぼ当接した状態(規制位置)となり、これにより連結釘Nの釘軸方向の変位が規制される。この状態が図6及び図7に示されている。
これに対して釘長さが長い連結釘N(後述する連結釘N35 、N30 )が装填された場合には、ガイド部材25が連結釘Nの胴部に乗り上がった状態(規制位置)となり、これにより当該連結釘Nの釘収容部21aの底部からの浮き上がり(釘径方向の変位)が規制される。この状態が図4及び図5に示されている。
次に、図8には、マガジン本体21の釘収容部21a内に、釘長さについて4種類の連結釘N35、N30、N25、N18 を装填した状態が模式的に示されている。但し、実際には、釘長さが異なる連結釘が一度に装填されることはない。
図8において、左側から釘長さが35mmの連結釘N35(n35〜n35)、釘長さが30mmの連結釘N30(n30〜n30)、釘長さが25mmの連結釘N25(n25〜n25)、釘長さが18mmの連結釘N18(n18〜n18)が示されている。各連結釘N35、N30、N25、N18 は、それぞれの釘先端部を釘収容部21aの下壁部21bに沿って揃えた状態で収容される。このため、各連結釘N35、N30、N25、N18 の頭部と、釘収容部21aの上壁部21cとの間の間隔が異なっている。
最も長い連結釘N35 の頭部は上壁部21cとの間にほぼすき間のない状態に収容されている。このため、連結釘N35 は、下壁部21bと上壁部21cにより釘軸方向の変位が規制されている。長さ30mmの連結釘N30 の頭部と上壁部21cとの間には僅かな隙間が存在している。長さ25mmの連結釘N25 の頭部は、釘収容部21aの幅方向ほぼ中央付近に位置している。このため、連結釘N25 の頭部と上壁部21cとの間には、釘長さとほぼ同じ程度の隙間が存在している。長さ18mmの連結釘N18 の頭部と上壁部21cとの間には大きな隙間が存在している。
釘打ち込み通路8内をドライバ9が下動して釘nの打ち込みがなされた後、当該ドライバ9が上方へ戻される段階で、ドライバ9が次に打ち込まれる釘n(打ち込み通路8に最も近い位置で待機している釘n)に接触し、これにより当該釘nに釘軸方向上方への外力が付加された場合を想定すると、連結釘N35 については、その頭部が上壁部21cにより規制されているため、釘軸方向の変位はほぼ発生しない。従って、連結釘N35 の各釘N35 は正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給される。
連結釘N30 の場合は、上壁部21cとの間に僅かな隙間が存在する状態で釘収容部21a内に収容されている。このため、ドライバ9が上方へ戻される段階で、次に打ち込み通路8内に供給される釘n30 に対して釘軸方向上方の外力が付加された場合に、当該釘N30 が僅かに釘軸方向上方へ変位するおそれがある。しかしながら、この場合の変位量は、釘長さ30mmに比して僅かであるので、当該釘n30 は正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給される。
次に、連結釘N25 の場合は、ドライバ9の戻し段階で、釘軸方向上方への外力が付加されることにより、最大で釘長さとほぼ同程度の距離(約25mm)だけ上方へ変位するおそれがある。次に打ち込み通路8に供給される釘n25 が例えば連結釘N25 の最後の釘neである場合には、釘軸方向に大きく変位した状態ではプッシャプレート31によって正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給することが困難になる。このため、この連結釘N25 については、ガイド部材25によって釘軸方向の変位を確実に規制する必要がある。本実施形態の場合、この長さ25mmの連結釘N25 に適合させてガイド部材25が配置されている。すなわち、スライドドア22を閉じると、連結釘N25 の頭部の上側に沿ってガイド部材25が位置するように、当該ガイド部材25がスライドドア22の内面に設けられている。
連結釘N18 について見ると、次に打ち込み通路8内に供給される釘N18 であって連結釘N18 の最後の釘N18 に対してドライバ9の戻しにより釘軸方向上方への外力が付加された場合、ガイド部材25と釘頭部との間の隙間が僅かであるので、仮に釘軸方向に変位しても正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給される。
このように、連結釘N35、N30については上壁部21cにより釘軸方向の変位が規制され、連結釘N25、N18についてはガイド部材25によって釘軸方向の変位が規制されることにより、それぞれ連結釘の最後の釘N35、N30、N25、N18 であっても正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給される。
このようにスライドドア22に設けたガイド部材25は、釘収容部21aの幅方向ほぼ中央に沿って配置されている。このため、連結釘N25、N18 についてはこのガイド部材25により釘軸方向の変位が規制され、連結釘N35、N30 については釘径方向の変位(釘収容部21aの底部からの浮き上がり)が規制される。
すなわち、釘収容部21a内に連結釘N35(又はN30)を収容した場合に、スライドドア22を閉じると、ガイド部材25は規制位置に移動して連結釘N35(又はN30)に乗り上がることとなる。前記したようにこの状態が図4及び図5に示されている。この状態では、連結釘N35(又はN30)が、板ばね27により付勢されたガイド部材25によって釘収容部21aの底部に押し付けられた状態(浮き上がりを規制された状態)で収容される。
これに対して、釘収容部21a内に連結釘N25、N18 を収容した場合には、スライドドア22を閉じると、ガイド部材25が連結釘N25、N18 の頭部を外れた上側に沿って釘収容部21aの底部にほぼ当接した状態となる。この状態が図6及び図7に示されている。この状態では、前記したように連結釘N25、N18 の釘軸方向の変位が規制される。
このようにガイド部材25は、釘軸方向の変位を規制する機能(釘軸方向規制機能)と釘収容部21aからの浮き上がりを規制する機能(釘径方向規制機能)を併せ持っており、釘収容部21a内に収容した連結釘の長さによって発揮される機能が異なっている。
ここで、上記したように連結釘N35(又はN30)については、スライドドア22の閉止時に、ガイド部材25の先端と連結釘N35(又はN30)の後端(最後の釘n)との干渉が問題になるが、図3に示すように本実施形態のガイド部材25の先端には従来のような傾斜面が設けられていない。
しかしながら、前記したようにガイド部材25は、スライドドア22を開放すると、圧縮ばね26によりガイド規制部材30に対して釘送り方向前側へ変位する。ガイド部材25がガイド規制部材30に対して釘送り方向前側へ変位すると、上側アーム部25aの幅広部25acがガイド規制部材30の段部30bに乗り上がる。このため、ガイド部材25の主として先端部は、板ばね27に抗して連結釘Nから離間した非規制位置へ変位して、釘収容部21aの底部から浮き上がった状態となる。この状態が図2及び図3に示されている。
なお、スライドドア22を閉じ位置から後退させて開放する段階では、ガイド規制部材30の段部30bに対してガイド部材25における上側アーム部25aの幅狭部25aaが乗り上がった状態から幅広部25acが乗り上がった状態に移行する。幅狭部25aaと幅広部25acとの間には、幅方向に傾斜するガイド面25abが設けられているので、係る移行動作はスムーズになされる。
上記したようにスライドドア22を開放すると、ガイド部材25の主として先端部(下側アーム部25bが釘収容部21aの底部から浮き上がった非規制位置に保持される。
以上のことから、スライドドア22を閉じる段階では、予めガイド部材25の先端部が装填した連結釘Nにほぼ干渉しない位置に保持された状態となっているので、従来のような傾斜面を設けることなく、ガイド部材25の連結釘Nの後端(最後の釘n)に対する引っ掛かりを回避することができ、これによりスライドドア22をスムーズに閉じることができる。
また、ガイド部材25の先端部に、スライドドア閉止時の連結釘Nに対する引っ掛かりを考慮して従来のような傾斜面(先端角部の逃がし)を設ける必要がないので、図5に示すように装填した連結釘Nが長い場合(N35、N30 )には、ガイド部材25の下側アーム部25bによって次に打ち込まれる釘n1の胴部を釘収容部21aの底部に押し付けてその浮き上がりを確実に規制することができ、また図7に示すように装填した連結釘Nが短い場合(連結釘N25、N18 )には、下側アーム部25bによって次に打ち込まれる釘n1の頭部の変位が確実に規制される。このため、いずれの長さの連結釘Nを装填した場合においても、次に打ち込まれる釘が連結釘Nの最後の釘neであってもこれを釘軸方向又は釘径方向の変位を規制して、打ち込み通路8内へ常時正しい姿勢で供給することができ、これにより常時確実な打撃動作を行うことができる。
なお、図5及び図7では、打ち込み通路8内に供給された釘に符号n0が付され、これに隣接して次に打ち込み通路8内に供給される釘(次に打ち込まれる釘)に符号n1が付され、図3では連結釘Nの最後の釘に符号neが付されている。
次に、上記例示したマガジン20は、いわゆる空打ち防止装置40を備えている。この空打ち防止装置40は、連結釘Nの最後の釘neが打ち込まれてマガジン20の釘収容部21a内に残りの釘(最後の釘ne)がなくなった状態では、スイッチレバー5aの引き操作を禁止してその後に打ち込み動作がなされないようにする機能を有するもので、係る空打ち防止装置40によれば、釘打ち込み材にドライバ9が直接打撃されて傷ついてしまうこと(いわゆる空打ち)を防止することができる。
この空打ち防止装置に関する従来の技術が、例えば特許第2640988号公報に開示されている。この従来の空打ち防止装置50の概略が図13及び図14に示されている。この従来の空打ち防止装置50は、打ち込み機本体側のスイッチレバー51にストッパ部材52を設けて、このストッパ部材52の先端部をマガジン53内のプッシャプレート54の移動経路内に進入させ、釘収容部53a内の釘の残り本数が例えばゼロになった時(打ち込み通路58内に釘が供給されていない状態)におけるプッシャプレート54の係合部54aを上記ストッパ部材52の係合部52aに係合させて当該ストッパ部材52の変位を規制し、これによりその後のスイッチレバー51のオン操作(図示上方への引き操作)を禁止してドライバ57のいわゆる空打ちを防止する構成となっている。図14は、この空打ち防止状態を示している。
しかしながら、図示するようにプッシャプレート54の釘送り方向(図では左右方向)に対してストッパ部材52の移動方向(図では上下方向)は直交する位置関係に設定されている。また、プッシャプレート54は連結釘を釘送り方向に確実に送る必要上、比較的強い付勢力の圧縮ばね55により釘送り方向に付勢されている一方、スイッチレバー51及びストッパ部材52のオフ位置への戻しはこれよりも弱い付勢力の圧縮ばね56によりなされる構成となっている。
このため、最後の釘を打撃後、釘の残り本数がゼロになると図14に示す空打ち防止状態になる前の段階で、図13に示すようにプッシャプレート54の係合部54aが圧縮ばね55の強い付勢力でストッパ部材52の側部に押し当てられ、これが移動抵抗となってストッパ部材52及びスイッチレバー51が弱い圧縮ばね56の付勢力ではオフ位置(図示下方)に戻されにくくなる問題があった。
以下説明する本実施形態の空打ち防止装置40によれば上記従来の問題を解消することができる。
本例の空打ち防止装置40の詳細が図12に示されている。前記したように、釘収容部21a内に収容した連結釘Nは、プッシャプレート31によって釘送り方向に押される。このプッシャプレート31は、釘収容部21aの底部に沿って釘送り方向及び反釘送り方向に移動可能に支持されている。このプッシャプレート31は、従来通り比較的付勢力が強い圧縮ばね24によって釘送り方向へ付勢されている。釘nの打ち込み動作により連結釘Nがプッシャプレート31により押されて釘送り方向に移動する。釘打ち込み動作が進行して釘収容部21aに収容した連結釘Nの残り本数が減少するに従って、プッシャプレート31は釘打ち込み通路8側に移動する。
連結釘Nの最後の釘neが釘打ち込み通路8内に供給され、これがドライバ9により打撃され、その後ドライバ9が上方へ戻されると、プッシャプレート31が釘送り方向最先端の位置に至る。この時の状態が図12に示されている。
プッシャプレート31の背面側(図2,4,6において下面側)には、係合部材45が設けられている。この係合部材45は、プッシャプレート31の背面側に設けた支持壁部部31aを介して釘送り方向及び反釘送り方向(図2,4,6において左右方向)に一定の範囲で移動可能に支持されている。この係合部材45の後部と、プッシャプレート31の釘送り方向後端部との間には圧縮ばね46が介装されている。このため、係合部材45は、この圧縮ばね46によりプッシャプレート31に対して相対的に釘送り方向に付勢されている。この圧縮ばね46の付勢力は、プッシャプレート31を釘送り方向に付勢する圧縮ばね24の付勢力に比して十分に小さな付勢力に設定されている。
係合部材45の下面には、平板形状の係合部45aが設けられている。この係合部45aが上記従来の係合部54aに相当する。
一方、釘打ち機本体2側のスイッチレバー5aには、ストッパ部材47が一体に設けられている。このストッパ部材47は、図2においてスイッチレバー5aから下方へ延びている。このストッパ部材47の下端側は、マガジン本体21に軸方向移動可能に支持されている。このストッパ部材47の下端部は、プッシャプレート31の移動経路であって係合部材45の係合部45aの移動経路前方に位置している。このストッパ部材47の下端部に係合部47aが設けられている。この係合部47aが前記従来の係合部52aに相当する。
スイッチレバー5aは、圧縮ばね48によってオフ位置側(図12において二点鎖線で示す位置)に付勢されている。前記したように使用者がハンドル部5を把持した指先でこのスイッチレバー5aをオン操作(図12において上方へ引き操作)すると、電動モータ3aが起動して打ち込み動作を開始することができる。釘打ち動作完了後、指先を離すと、このスイッチレバー5aは圧縮ばね48によってオフ側へ戻される。スイッチレバー5aの移動に伴ってストッパ部材47が一体で上下動する。圧縮ばね48に抗してスイッチレバー5aをオン操作すると、ストッパ部材47が一体で上方へ移動する。圧縮ばね48によりスイッチレバー5aがオフ側に戻されると、ストッパ部材47も一体で下方へ移動する。
以上のように構成した本実施形態の空打ち防止装置40によれば、連結釘Nの最後の釘neがドライバガイド7の先端から打ち出されてドライバ9が上方に戻されると、プッシャプレート31が圧縮ばね24により釘送り方向に変位して、その先端部が打ち込み通路8内に進入する。プッシャプレート31がその先端部を打ち込み通路8内に進入させた空打ち防止位置に至ると、図12に示すように係合部材45の係合部45aがストッパ部材47の側部に当接される。この係合部45aは圧縮ばね46の付勢力によってストッパ部材47の側部に押圧されるのであり、従来とは異なってプッシャプレート31を付勢する圧縮ばね24の付勢力は作用しない。
最後の釘neの打ち込み動作完了後、使用者がスイッチレバー5aから指先を離すと、当該スイッチレバー5aが圧縮ばね48によってオフ側に戻される。スイッチレバー5aがオフ側に戻されると、これと一体でストッパ部材47が下方へ変位する。図12において二点鎖線で示すようにストッパ部材47が下方のオフ位置へ戻されると、その係合部47a内にプッシャプレート31側の係合部45aが進入する。係合部47aに係合部45aが進入した状態では、ストッパ部材47の上動が規制され、これによりスイッチレバー5aのオン操作が禁止された状態となり、従って釘打ち機本体2の空打ち動作が禁止された状態となる。
この空打ち禁止状態(スイッチレバー5aの引き操作が禁止された状態)は、スライドドア22を開放して、圧縮ばね24の付勢力を弱めてプッシャプレート31を後退させることにより解除される。
以上説明したように本実施形態のマガジン20によれば、スライドドア22の内面には主として装填した連結釘Nの頭部の変位を規制する機能を有するガイド部材25が設けられている。このガイド部材25の先端には、上側の規制アーム部25aと下側の規制アーム部25bが設けられ、上側の規制アーム部25aはガイド規制部材30の保持孔30a内に挿入されている。このため、スライドドア22を閉止すると、上側の規制アーム部25aがドライバガイド7に突き当たって当該ガイド部材25はスライドドア22に対して相対的に後退する。ガイド部材25がスライドドア22に対して後退すると、その上側の規制アーム部25aがガイド規制部材30に対して後退する。
ガイド規制部材30に対して上側の規制アーム部25aが後退すると、当該上側の規制アーム部25aの幅広部25acがガイド規制部材30の段部30bから外れるため、当該上側の規制アーム部25aが下方へ変位可能となり、その結果ガイド部材25の主として先端側が板ばね27により釘収容部21aの底部若しくは連結釘Nの胴部に押し付けられる。釘長さが比較的短い連結釘N25、N18の場合には、ガイド部材25がこれらの頭部の上側に沿って位置され、これにより連結釘N25、N18の釘軸方向の変位が規制される。また、比較的長い連結釘N35、N30の場合には、ガイド部材25がその胴部に押し付けられることにより、これらの釘収容部21aの底部からの浮き上がりが規制される。
このような規制機能を有するガイド部材25は、スライドドア22を開放すると、その上アーム部25aの幅広部25acがガイド規制部材30の段部30bに乗り上がることにより、少なくともその先端部が板ばね27に抗して連結釘Nから浮き上がる方向に変位する。このため、スライドドア22を閉じる段階において、当該ガイド部材25の先端部と釘収容部21a内に収容した連結釘Nの後端部との干渉(引っ掛かり)を生ずることなく、当該スライドドア22をスムーズに閉止することができる。このことから、例示した実施形態におけるガイド部材25に、従来のような先端角部を欠落した傾斜面を設ける必要がない。このため、図3,5,7に示すように本実施形態に係るガイド部材25の下アーム部25bの先端部は、従来のように一部欠落されることなく、ほぼ矩形の平板形状をに形成されている。これにより、当該ガイド部材25の下アーム部25bにより、連結釘Nの先端部(主として次に打ち込み通路8内に供給される釘n1)の釘軸方向の変位が規制され、若しくは釘収容部21aの底部からの浮き上がりが規制される。
次に打ち込み通路8内に供給される釘n1の釘軸方向の変位がガイド部材25によって確実に規制されるので、ドライバ9の戻し時点で当該ドライバ9がこの釘n1に干渉した場合であってもその釘軸方向の変位は発生せず、これにより当該釘n1を正しい姿勢で打ち込み通路8内に供給することができ、ひいては次の釘打ち動作でこれを確実に打撃することができる。
また、例示したマガジン20は空打ち防止装置30を備えている。例示した空打ち防止装置30によれば、連結釘Nの最後の釘neが打ち出された後、ドライバ9が上方へ戻されてプッシャプレート30がその先端部を打ち込み通路8内に進入させた空打ち防止位置に至ると、先ずプッシャプレート30に設けた係合部材35の係合部35aがストッパ部材37の先端側部に押し当てられる。係合部35aは、圧縮ばね36の付勢力によって押し付けられるのであり、従来のようにプッシャプレート30を付勢する圧縮ばね24の付勢力は作用しない構成となっている。このことから、係合部35aは、従来よりも小さな付勢力でストッパ部材37に押し当てられるのであり、従来のような大きな付勢力で押し付けられる構成とはなっていないため、当該ストッパ部材37に対して従来のような大きな移動抵抗が付加されることはなく、従ってその後使用者がスイッチレバー5aから指先を離せば、スイッチレバー5aは圧縮ばね38によってスムーズにオフ位置に戻され、ひいてはストッパ部材37が図12において二点鎖線で示すオフ位置にスムーズに移動して、その係合部37a内に係合部材35aが確実に進入し、これにより当該空打ち防止装置30を確実に機能させることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、釘長さについて4種類の釘N35、N30、N25、N18を装填可能なマガジン20を例示し、これを1本のガイド部材25で釘軸方向の変位を規制し、また釘収容部21aの底部から浮き上がりを規制する構成を例示したが、各釘長さの連結釘N35、N30、N25、N18に対応して同様のガイド部材を例えば4本を設ける構成としてもよい。
また、打ち込み機として電動モータ3aを駆動源とするピンタッカ(電動タッカ)を例示したが、圧縮エアを駆動源とするエア釘打ち機のマガジンに適用することもできる。
本実施形態のマガジンを備えた打ち込み機の全体側面図である。 本実施形態のマガジンの側面図である。本図は、スライドドアを開放した状態を示している。 図2の(3)部の拡大図であって、ガイド部材の先端部及びその周辺の側面図である。 本実施形態のマガジンの側面図である。本図は、スライドドアを閉じた状態を示している。また、本図は、釘軸の長い連結釘N(N35又はN30)を装填した場合を示している。 図4の(5)部の拡大図であって、ガイド部材の先端部及びその周辺の側面図である。 本実施形態のマガジンの側面図である。本図は、スライドドアを閉じた状態を示している。また、本図は、釘軸の短い連結釘N(N25又はN18)を装填した場合を示している。 図6の(7)部の拡大図であって、ガイド部材の先端部及びその周辺の側面図である。 マガジンの平面概略図であって、釘長さについて4種類の連結釘に対するガイド部材の位置関係を比較して示した図である。 釘長さが25mmの連結釘を装填したマガジンの縦断面図である。 スライドドア単体の斜視図である。本図は、スライドドアを外面側から見ている。 スライドドア単体の斜視図である。本図は、スライドドアを内面側から見ている。 例示したマガジンが備える空打ち防止装置の平面概略図である。 従来の空打ち防止装置の平面概略図である。本図は、プッシャプレート側の係合部がストッパ部材の側部に突き当たった状態を示している。 従来の空打ち防止装置の平面概略図である。本図は、プッシャプレート側の係合部がストッパ部材の係合部に係合した空打ち防止状態を示している。
符号の説明
1…打ち込み機
2…打ち込み機本体
3a…電動モータ
5…ハンドル部、5a…スイッチレバー
7…ドライバガイド
8…打ち込み通路
9…ドライバ
20…マガジン
21…マガジン本体、21a…釘収容部
22…スライドドア
24…圧縮ばね
25…ガイド部材
25a…上側の規制アーム部、25b…下側の規制アーム部
25aa…幅狭部、25ab…ガイド面、25ac…幅広部
26…圧縮ばね
27…板ばね
30…ガイド規制部材、30a…保持孔、30b…段部
31…プッシャプレート
n…釘
n0…打ち込み通路内に供給された釘
n1…次に打ち込み通路に供給される釘
ne…連結釘の最後の釘
N…連結釘
N35…釘長さが35mmの連結釘
N30…釘長さが30mmの連結釘
N25…釘長さが25mmの連結釘
N18…釘長さが18mmの連結釘
40…空打ち防止装置
45…係合部材
46…圧縮ばね
47…ストッパ部材
48…圧縮ばね
50…従来の空打ち防止装置

Claims (3)

  1. 多数の釘を並列に連なった状態で装填して、これを1本づつ打ち込み機本体の打ち込み通路内に送るマガジンであって、
    前記多数の釘を収容するマガジン本体と、該マガジン本体の釘収容部を開閉するスライドドアを備え、
    前記スライドドアはその内面に、前記釘の釘径方向及び釘軸方向の位置ずれを規制するガイド部材と、該ガイド部材の釘径方向の位置を規制するガイド規制部材を備え、
    前記ガイド規制部材により、前記ガイド部材が、前記スライドドアの開放状態では前記釘に対して釘径方向に離間した非規制位置に変位し、前記スライドドアの閉止状態では前記釘に対して釘径方向に接近した規制位置に変位する構成としたマガジン。
  2. 請求項1記載のマガジンであって、前記ガイド部材は、釘径方向について前記規制位置側にばね付勢され、かつ釘送り方向にばね付勢されており、前記スライドドアが閉止されると前記ガイド部材が前記釘送り方向のばね付勢力に抗して前記ガイド規制部材に対して反釘送り方向に変位して、当該ガイド部材が前記釘径方向のばね付勢力によって規制位置に変位する構成としたマガジン。
  3. 請求項2記載のマガジンであって、前記ガイド部材に釘送り方向先端側ほど釘から離間する方向に傾斜したガイド面を設け、該ガイド面を前記ガイド規制部材に摺接させ、当該ガイド面の前記ガイド規制部材に対する摺接作用により、前記スライドドアの開放に伴う当該ガイド部材の釘送り方向の変位に連動して当該ガイド部材を前記反規制位置に変位させ、前記スライドドアの閉止に伴う該ガイド部材の反釘送り方向の変位に連動して該ガイド部材を前記規制位置に変位させる構成としたマガジン。

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