JPH0753897Y2 - 釘打機の釘供給ガイド装置 - Google Patents

釘打機の釘供給ガイド装置

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JPH0753897Y2
JPH0753897Y2 JP9451791U JP9451791U JPH0753897Y2 JP H0753897 Y2 JPH0753897 Y2 JP H0753897Y2 JP 9451791 U JP9451791 U JP 9451791U JP 9451791 U JP9451791 U JP 9451791U JP H0753897 Y2 JPH0753897 Y2 JP H0753897Y2
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JP
Japan
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nail
guide wall
fixed guide
door member
slide plate
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Application number
JP9451791U
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JPH0537471U (ja
Inventor
昇 石川
泰宣 粟飯原
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、釘打機のノーズ部に連
結釘を供給案内する釘供給通路の幅を、連結釘の連結方
式に応じて可変設定して上記連結釘を上記釘供給通路に
沿って案内供給する釘供給案内装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】この種の釘打機に使用する連結釘の連結態
様としては、釘の軸部を細い針金(連結部材)に溶着し
て連結したワイヤ連結方式と、長手方向に沿う上下縁に
折曲げタブを形成したプラスチックシートの連結帯(連
結部材)に形成した開口中に釘軸を挿通支持させて連結
したプラスチックシート連結方式とがある。この両方式
の連結釘は幅方向寸法が異なる。つまり、プラスチック
シート連結方式の方が幅広である。このため、上記両方
式の連結釘を供給できるように、釘供給通路の幅を可変
設定できるようにしたものが知られている。例えば、実
開平2−7978号に示された機構では、釘供給通路の
一方の壁を形成するドア部材の内側に釘供給通路方向に
移動可能にスライダーが配置され、このスライドプレー
トを釘供給通路内に突出する方向にバネ付勢するととも
に、このスライドプレートの背面に植設したガイドピン
をドア部材の背面側に貫通して該ピンに形成したストッ
パーピンとドアの背面に形成した段差係止部で前記スラ
イドプレートの突出位置を固定して釘ガイド通路を形成
していた。
【0003】しかしながら、このようにスライドプレー
トをバネ付勢する構成では、釘打機の釘打込みの衝撃が
ノーズ部に伝播してスライドプレートが振動によって離
反し、これにともない、釘の軸部もドア部材側に移動す
る現象が発生するので、連結釘を送る送り爪(釘供給通
路の他方の壁を構成する固定ガイド壁に沿って摺動する
ように設けられている)の先端が連結釘から離れやす
く、この場合、送り爪が所定の釘の次位の釘軸部の後ろ
側に進入してしまい、2本送りの現象が発生することが
ある。また、スライドプレートに連結釘の後退防止用の
逆止爪が形成されている場合は、スライドプレートの離
反移動に伴なって逆止爪が正規の位置から退避してしま
い、送り爪の離反方向への移動に追従して連結釘が供給
方向と逆方向に戻されてしまい、釘がノーズ部内へ供給
されないから空送り、空打ち現象が発生することがあ
る。
【0004】前記欠点を解決する一つの手段として、ス
ライドプレートに作用するバネのバネ力を大きなものに
することが考えられる。しかし、スライドプレートの位
置変更のためには大きなバネ力に抗して操作しなければ
ならず、強い力が必要で、設定操作しにくいという問題
がある。
【0005】
【考案の目的】本考案は前記問題点を解消し、釘打機の
釘打込み時の衝撃等によってスライドプレートが固定ガ
イド壁から離反する方向へ移動しないようにするととも
に、上記スライドプレートの位置設定操作を簡単に行な
うことができる釘打機の釘供給案内装置を提供すること
をその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る釘打機の釘案内装置は、多数の釘軸部
を連結部材によって連結してなる連結釘を使用する釘打
機であって、連結釘の先頭の釘を受け入れて該先頭釘を
被加工材に打ち出す射出口を備えたノーズ部と、該ノー
ズ部の釘受入れ開口の一側縁と一体に構成されて前記連
結釘の一側面を供給案内する固定ガイド壁と、該固定ガ
イド壁に対して所定間隔をもって対峙して前記ノーズ部
に開閉可能に支持されたドア部材と、該ドア部材と上記
固定ガイド壁との間に形成されて上記連結釘をノーズ部
に供給する釘供給通路とを有する釘打機において、前記
ドア部材の固定ガイド壁に面した側にスライドプレート
を配置し、該スライドプレートをガイドピンを介して前
記固定ガイド壁に対して接近又は離反する方向に移動自
在に支持するとともに、前記ガイドピンに装着したバネ
によりスライドプレートを前記固定ガイド壁から常時離
反する方向に付勢させる一方、前記ドア部材を貫通させ
た操作ピンの一端をスライドプレートの背面に当接さ
せ、他端側を外部に突出させるとともに、前記操作ピン
の前記一端に近い外周面に径方向に突起部を張出し形成
し、該突起部に対向する前記ドア部材の対向面には、前
記突起部に対し異なる深さ位置で係止し得る係止部を形
成したことを特徴とする。
【0007】
【考案の効果】前記構成によれば、ドア部材の外側から
操作つまみをいったん押し込んでから回し操作して、操
作ピンの突起部とドア部材の係止部との係止位置を変更
させることにより、スライドプレートを固定ガイド壁に
対して接近し、又は離反する方向へ移動し、これにより
釘供給通路の幅を変更することができる。この場合、係
止状態にあるスライドプレートをそれ以上固定ガイド壁
から離反する方向に移動させることはできない。したが
って、釘打ち込み時の衝撃によってスライドプレートが
移動しようとしても、それは不可能であるから、釘供給
通路内で連結釘が傾くという現象の発生が防止され、連
結釘は常に正しい姿勢を維持してノーズ部に供給され
る。
【0008】また、操作つまみの回し操作をするとき
は、いったんはバネに抗してスライドプレートを離反方
向に移動させて行なうが、バネのバネ力は小さいもので
充分であるから、上記操作は片手で簡単に行なうことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施例について
説明すると、図1において符号1はノーズ部を示す。該
ノーズ部1は前述のように釘軸部を連結部材によって支
持連結された連結釘2を使用する釘打機の先端に設けら
れ、釘を被加工材に打ち出すもので、連結釘2の先頭の
釘2aを受け入れる射出口3を備えるとともに、該射出
口3と連結釘供給マガジン(図示せず)との間には連結
釘2を供給案内する釘供給通路4が形成されている。該
釘供給通路4はノーズ部1の近傍においては上記射出口
3の釘受入れ開口3aの一側縁と一体に構成された固定
ガイド壁5と、該固定ガイド壁5に対して所定間隔をも
って対峙して配置されたドア部材6とによって構成され
ている。
【0010】ドア部材6は支軸7によりノーズ部1に対
して開閉可能に支持され、ドア部材6の固定ガイド壁5
に面した側にはスライドプレート8が配置されている。
【0011】図1、図3に示すように、スライドプレー
ト8は両端から背面側に突出した2本のガイドピン9を
ドア部材6に貫通させた貫通孔10に摺動自在に嵌合さ
せることにより、固定ガイド壁5に対して接近し又は離
反する方向に移動自在に支持されているとともに、ガイ
ドピン9に装着したバネ11により、ドア部材6に対し
て固定ガイド壁5から常時離反する方向に常時付勢され
ている。
【0012】次に、上記ドア部材6の中央には案内孔1
2が貫通形成され、該案内孔12には操作ピン13が摺
動自在に嵌合している。そして、操作ピン13の一端は
スライドプレート8の背面に当接され、他端側は外部に
突出し、その先端には操作つまみ15が設けられてい
る。また、操作ピン13の上記一端に近い外周面には径
方向に突起部16が張出し形成されている。
【0013】これに対し、上記突起部16に対向する上
記ドア部材6の対向面17aには、上記突起部16を受
入れ可能な大きさのI字状凹部17bが形成されてい
る。このため、上記突起部16がドア部材6の上記対向
面17aに係止しているとき(図1の状態)と、I字状
凹部17b内に入り込んでその底面に係止しているとき
(図2の状態)とでは、突起部16の深さ位置が異なる
から、これによってスライドプレート8のドア部材6か
らの突出度合いを可変でき、スライドプレート8を固定
ガイド壁5に対して接近し又は離反することができる。
【0014】固定ガイド壁5の外側には釘送り装置が配
設されている。この釘送り装置はエアシリンダ装置20
によって往復動するピストンロッド21の先端に送り爪
22を回動自在に装着し、エアシリンダ装置20によっ
て送り爪22が往動するときに釘供給通路4内の連結釘
2に係合して先頭の釘2aをノーズ部1の射出口3に送
り込み、復動時には次位の釘を乗り越えて原位置に復帰
するという動作を反復して連結釘2をノーズ部1側に供
給するものである。なお、ドア部材6側には連結釘2が
釘供給方向と逆方向に移動するのを防止する逆止爪(図
示せず)が設けられている。
【0015】前記構成において、ドア部材6の外側から
操作つまみ15をいったん押し込んでから回し操作し
て、操作ピン13の突起部16をドア部材6の係止部
(突起部16に対向する対向面17a)に係止させる
と、図1のように、スライドプレート8は固定ガイド壁
5に対して接近した位置に保持されるから、釘供給通路
4の幅は狭くなり、ワイヤ連結方式の連結釘2の供給に
適するように設定される。これに対し、操作つまみ15
をさらに90°押し回し操作して、操作ピン13の突起
部16をドア部材6のI字状凹部として形成された係止
部17bに係止させると、図2のように、スライドプレ
ート8は固定ガイド壁5に対して離反した位置に保持さ
れるから、釘供給通路4の幅は広くなり、プラスチック
シート連結方式の連結釘の供給に適するように設定され
る。いずれの場合も、スライドプレート8をそれ以上固
定ガイド壁5から離反する方向に移動させることはでき
ない。したがって、釘打ち込み時の衝撃によってスライ
ドプレート8が移動しようとしても、それは不可能であ
るから、釘供給通路4内で連結釘2が傾くという現象の
発生が防止され、連結釘2は常に正しい姿勢を維持して
ノーズ部1に供給される。
【0016】また、操作つまみ15の回し操作をすると
きは、いったんはバネ11に抗して操作ピン13を押し
込んでから行なうが、バネ11のバネ力は小さいもので
充分であるから、上記操作は片手で簡単に行なうことが
できる。
【0017】なお、操作ピン13とドア部材6との係止
態様は、前述の例では、操作ピン13の突起部16をド
ア部材6に段状に形成した係止部17a、17bに形成
されたものに限定されない。図示しないが、例えば、操
作ピン13側に段状の係止部を形成し、これをドア部材
6に形成した係止部に選択的に係止させる構成等によっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る釘打機の釘供給案内装置の要部断
面図である。
【図2】上記釘供給案内装置の作動状態説明図である。
【図3】上記釘供給案内装置のドア部材部分の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ノーズ部 2 連結釘 5 固定ガイド壁 6 ドア部材 8 スライドプレート、 13 操作ピン 16 突起部 17a 対向面(係止部) 17b I字状凹部(係止部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の釘軸部を連結部材によって連結し
    てなる連結釘を使用する釘打機であって、連結釘の先頭
    の釘を受け入れて該先頭釘を被加工材に打ち出す射出口
    を備えたノーズ部と、該ノーズ部に形成された釘受入れ
    開口の一側縁と一体に構成されて前記連結釘の一側面を
    供給案内する固定ガイド壁と、該固定ガイド壁に対して
    所定間隔をもって対峙して前記ノーズ部に開閉可能に支
    持されたドア部材と、該ドア部材と上記固定ガイド壁と
    の間に形成されて上記連結釘をノーズ部に供給する釘供
    給通路とを有する釘打機において、 前記ドア部材の固定ガイド壁に面した側にスライドプレ
    ートを配置し、該スライドプレートをガイドピンを介し
    て前記固定ガイド壁に対して接近又は離反する方向に移
    動自在に支持するとともに、前記ガイドピンに装着した
    バネによりスライドプレートを前記固定ガイド壁から常
    時離反する方向に付勢させる一方、前記ドア部材を貫通
    させた操作ピンの一端をスライドプレートの背面に当接
    させ、他端側を外部に突出させるとともに、前記操作ピ
    ンの前記一端に近い外周面に径方向に突起部を張出し形
    成し、該突起部に対向する前記ドア部材の対向面には、
    前記突起部に対し異なる深さ位置で係止し得る係止部を
    形成したことを特徴とする釘打機の釘供給ガイド装置。
JP9451791U 1991-10-22 1991-10-22 釘打機の釘供給ガイド装置 Expired - Lifetime JPH0753897Y2 (ja)

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JPH0537471U JPH0537471U (ja) 1993-05-21
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