JP2007159055A - 呼受付制御装置、呼受付制御方法 - Google Patents

呼受付制御装置、呼受付制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007159055A
JP2007159055A JP2005355290A JP2005355290A JP2007159055A JP 2007159055 A JP2007159055 A JP 2007159055A JP 2005355290 A JP2005355290 A JP 2005355290A JP 2005355290 A JP2005355290 A JP 2005355290A JP 2007159055 A JP2007159055 A JP 2007159055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
new
priority
wireless terminal
priority classes
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005355290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4699889B2 (ja
JP2007159055A5 (ja
Inventor
Hiroyuki Ishii
啓之 石井
Akito Hanaki
明人 花木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2005355290A priority Critical patent/JP4699889B2/ja
Priority to EP20060024561 priority patent/EP1796413B1/en
Priority to DE200660017645 priority patent/DE602006017645D1/de
Priority to US11/634,232 priority patent/US7899459B2/en
Priority to CN2006101656297A priority patent/CN1980479B/zh
Publication of JP2007159055A publication Critical patent/JP2007159055A/ja
Publication of JP2007159055A5 publication Critical patent/JP2007159055A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4699889B2 publication Critical patent/JP4699889B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】複数の優先度クラスにクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおいて、優先度クラスを考慮した呼受付制御を実現する。
【解決手段】新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、複数の優先度クラスに属する無線端末の数を、無線端末数取得部120で優先度クラス毎に算出する。複数の優先度クラス毎の重み付け係数を重み付け係数設定部150で設定する。複数の優先度クラス毎の閾値を第1閾値設定部130及び第2閾値設定部140で設定する。複数の優先度クラスに属する無線端末の数と、複数の優先度クラス毎の重み付け係数と、複数の優先度クラス毎の閾値とに基づき、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170により、新規の無線端末による呼の受付を制御する。設定された閾値及び重み付け係数に基づいて、優先度クラスを考慮した呼受付制御を実現できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は呼受付制御装置、呼受付制御方法に関し、特に移動体通信におけるパケット通信システムにおいて呼受付制御を行う呼受付制御装置、呼受付制御方法に関する。
移動通信システムは有限のリソース(周波数や電力)を用いて通信を行うシステムであり、その通信容量には上限が存在する、よって、上記通信容量に応じて、セル内の無線端末の数を制限する必要がある。具体的には、新規の無線端末が当該セルにおいて通信を開始しようとした場合に、上記新規の無線端末が当該セルにおいて通信を開始してよいか否かを判定する必要があり、このような制御を呼受付制御という。また、新規の無線端末が当該セルにおいて通信を開始してはいけないと判定するような状況、すなわち、上記通信容量をほぼ100%使用している状況を容量限界と呼ぶ。
従来方法の呼受付制御としては、例えば、当該セル内で通信中の移動局の総数が所定の閾値を超えていない場合に、新規の無線端末が通信を開始することを許可し、当該セル内で通信中の移動局の総数が所定の閾値を超えている場合に、新規の無線端末が通信を開始することを許可しないといった制御方法がある。
ところで、第3世代移動通信システム、いわゆるIMT−2000の標準化については、地域標準化機関等により組織された3GPP/3GPP2(Third−Generation Partnership Project/Third−Generation Partnership Project2)において、前者ではW−CDMA方式、後者ではcdma2000方式に係る標準仕様が規定されている。
3GPPでは、近年のインターネットの急速な普及に伴い、特に下りリンクにおいてデータベースやWebサイトからのダウンロード等による高速・大容量のトラヒックが増加するとの予測に基づき下り方向の高速パケット伝送方式である「HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)」の仕様が規定されている(例えば、非特許文献1参照)。また、3GPP2でも、上記同様の観点から下り方向の高速データ専用の伝送方式「1x−EVDO」の仕様が規定されている(例えば、非特許文献2参照)。なお、cdma2000 1xEV−DOにおいて、DOはData onlyの意味である、
以下では、上記HSDPAにおける優先度クラスに関して説明する。
HSDPAでは、様々なQoS(Quality of Service)を持つパケットデータを伝送するために複数の優先度クラス(Priority Class)を設定することが可能である。例えば、VoIPを行う無線端末のパケットデータを第1の優先度クラスに設定し、FTP(File Transfer Protocol)によるダウンロードを行う無線端末のパケットを第2の優先度クラスに設定し、時間的なQoSの高いVoIPを行う無線端末のパケットデータを優先的に伝送するといったパケット送信方法が考えられる。あるいは、契約種別として高いクラスの契約を結んでいる無線端末のパケットデータを第1の優先度クラスに設定し、契約種別として低いクラスの契約を結んでいる無線端末のパケットデータを第2の優先度クラスに設定し、高いクラスの契約を結んでいる無線端末のパケットデータを全て送信し終わってから、低いクラスの契約を結んでいる無線端末のパケットデータを送信するといったパケット送信方法が考えられる。
なお、特許文献1には、優先度の異なる複数の呼の通信に必要なリソースを共有リソースの内から割当てる呼受付制御装置において、低優先度の呼を検出したときに、その低優先度の呼がシステムに与える影響度を判断し、この判断結果に基づき低優先度の呼の受付可否を判断することによって、優先度に応じた呼の割当てを可能にし、かつ共有リソースの利用効率を上げる技術が記載されている。また、特許文献2には、サービスの種別または優先度に応じて、新規の呼受付の規制を行う技術が記載されている。
特開2004−328157号公報 特開2002−223239号公報 3GPP TR25.848v4.0.0 3GPP2 C.S0024Rev.1.0.0
上述したように、複数の移動局に対してパケットを送信する通信システムにおける呼受付制御方法として、当該セル内で通信を行っている移動局の総数が所定の閾値を超えた場合に新規の無線端末による呼の受付を行わないという方法がある。
しかしながら、上記従来の呼受付制御方法では、上述したような異なる優先度クラスを持つ無線端末が混在する移動体通信システムでは、上記異なる優先度クラスを考慮した呼受付制御を行うことができないという欠点がある。
例えば、上記閾値が50である場合に、当該セル内に第1の優先度クラスが3人存在し、第2の優先度クラスが48人存在したとする。この時、従来方法の呼受付制御の場合、当該セルにおいて新規に通信を開始しようとした無線端末は、第1の優先度クラスであっても、第2の優先度クラスであっても、当該セルで通信を行うことができないことになる。
しかしながら、第1の優先度クラスの無線端末は、第2の優先度クラスの無線端末よりも優先度が高いため、上記新規の無線端末が第1の優先度クラスに属している場合には、当該セルにおける通信を受付けるべきであると考えられる。
あるいは、上述したような、契約種別として高いクラスの契約を結んでいる無線端末と、契約種別として低いクラスの契約を結んでいる無線端末が混在する場合に、契約種別として高いクラスの契約を結んでいる無線端末の容量限界での伝送速度は64kbps程度が必要であるのに対し、契約種別として低いクラスの契約を結んでいる無線端末の容量限界での伝送速度は0kbpsでも問題がないといったことが考えられる。このような場合には、契約種別として高いクラスの契約を結んでいる無線端末の数は所定の値で制限し、契約種別として低いクラスの契約を結んでいる無線端末の数は制限しないといった方法が考えられる。しかしながら、上述した従来技術や特許文献1、特許文献2に記載の技術では、このような呼受付制御を行うことは困難である。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、各優先度クラスの無線端末の数を、重み付けして足し合わせた値に基づいて、呼受付判定を行うことにより、優先度クラスを考慮した呼受付制御を実現できる呼受付制御装置、呼受付制御方法の提供を目的とする。また、優先度クラス毎に、優先度クラス内の無線端末の数に基づいて、呼受付判定を行うことにより、優先度クラスを考慮した呼受付制御を実現できる呼受付制御装置、呼受付制御方法の提供を目的とする。
本発明の請求項1による呼受付制御装置は、複数の優先度クラスにクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数を算出する無線端末数算出手段(例えば、図4中の無線端末数取得部120に対応)と、
前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数に基づいて、前記新規の無線端末による呼の受付を制御する新規無線端末受付手段(例えば、図4中の第1呼数判定部160に対応)と、
を含むことを特徴とする。こうすることにより、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項2による呼受付制御装置は、請求項1記載の呼受付制御装置において、
前記新規無線端末受付手段は、
前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数と所定の閾値との比較結果に応じて前記新規の無線端末による通信を受付けるように制御することを特徴とする。例えば、新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数が所定の閾値よりも小さい場合に、前記新規の無線端末による通信を受付け、前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数が所定の閾値以上である場合に、前記新規の無線端末による通信を受付けないように制御することにより、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項3による呼受付制御装置は、複数の優先度クラスにクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスに属する無線端末の数を、前記優先度クラス毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段(例えば、図4中の無線端末数取得部120に対応)と、
前記複数の優先度クラス毎の重み付け係数を設定する重み付け係数設定手段(例えば、図4中の重み付け係数設定部150に対応)と、
前記複数の優先度クラス毎の閾値を設定する閾値設定手段(例えば、図4中の第2閾値設定部140に対応)と、
前記複数の優先度クラスに属する無線端末の数と、前記複数の優先度クラス毎の重み付け係数と、前記複数の優先度クラス毎の閾値とに基づいて、前記新規の無線端末による呼の受付を制御する新規無線端末受付手段(例えば、図4中の第2呼数判定部170に対応)と、
を有することを特徴とする。こうすることにより、設定された閾値及び重み付け係数に基づいて、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項4による呼受付制御装置は、複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字、以下同じ)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段(例えば、図4中の無線端末数取得部120に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の閾値Thmを設定する閾値設定手段(例えば、図4中の第2閾値設定部140に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定する重み付け係数設定手段(例えば、図4中の重み付け係数設定部150に対応)とを含み、
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合にのみ前記新規の無線端末による通信を受付ける新規無線端末受付手段(例えば、第2呼数判定部170に対応)とを含むことを特徴とする。各優先度クラスの通信中の無線端末の数を、重み付けをつけて足し合わせた値に基づいて判定を行うことにより、様々な優先度クラスに関して、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項5による呼受付制御装置は、複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段(例えば、図4中の無線端末数取得部120に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の第1の閾値Thm (1)を設定する第1閾値設定手段(例えば、図4中の第1閾値設定部130に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の第2の閾値Thm (2)を設定する第2閾値設定手段(例えば、図4中の第2閾値設定部140に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定する重み付け係数設定手段(例えば、図4中の重み付け係数設定部150に対応)と、
Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)が真であり、かつ、Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合にのみ前記新規の無線端末による通信を受付ける新規無線端末受付手段(例えば、図4中の第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170に対応)とを含むことを特徴とする。優先度クラス毎に通信中の無線端末の数に基づいて判定を行い、かつ、各優先度クラスの通信中の無線端末の数を、重み付けをつけて足し合わせた値に基づいて判定を行うことにより、様々な優先度クラスに関して、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項6による呼受付制御装置は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の呼受付制御装置であって、前記優先度クラスは、サービス種別、契約種別、端末種別、ユーザ識別子のうちの少なくとも1つに応じて設定されることを特徴とする。こうすることにより、適切に呼受付制御を行うことができる。
本発明の請求項7による呼受付制御方法は、前記複数の無線端末が複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御方法であって、
前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出するステップ(例えば、図7中のステップS2に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の第1の閾値Thm (1)を設定するステップ(例えば、図7中のステップS3に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の第2の閾値Thm (2)を設定するステップ(例えば、図7中のステップS4に対応)と、
前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定するステップ(例えば、図7中のステップS5に対応)と、
Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)が真であり、かつ、Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合に、前記新規の無線端末による通信を受付け、Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)及びΣ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字)の少なくとも一方が偽である場合に、前記新規の無線端末による通信を受付けないように制御するステップ(例えば、図7中のステップS6〜S9に対応)とを含むことを特徴とする。優先度クラス毎に通信中の無線端末の数に基づいて判定を行い、かつ、各優先度クラスの通信中の無線端末の数を、重み付けをつけて足し合わせた値に基づいて判定を行うことにより、様々な優先度クラスに関して、適切に呼受付制御を行うことができる。
以上説明したように本発明は、優先度クラス毎の無線端末台数、及び、各優先度クラスの無線端末台数に重み付けして足し合わせた値に基づいて呼受付制御を行うことにより、優先度クラスを考慮した呼受付制御を実現できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る呼受付制御装置を用いた移動通信システムの構成例を示す図である。
同図において、この移動通信システムは、無線端末である複数の移動局10〜12、20〜22及び31と、無線基地局100と、それらを制御する無線制御装置300とから構成され、前述したHSDPAを適用した場合を示している。無線基地局100及び無線制御装置300は、呼受付制御装置としての機能を実現する。セル1000は、無線基地局100が通信を提供することのできるエリアを示す。
ここで、移動局10〜12はすでにセル1000において無線基地局100とHSDPAを用いて通信を行っている状態にあり、第1の優先度クラスに属している。また、移動局20〜22はすでにセル1000において無線基地局100とHSDPAを用いて通信を行っている状態にあり、第2の優先度クラスに属している。同図では、第1の優先度クラスに属する移動局と第2の優先度クラスに属する移動局を記載しているが、3つ以上の優先度クラスが存在してもよい。以下では、当該移動通信システムにM個の優先度クラスが存在する場合に関して説明を行う。また、優先度クラスの添え字をmとする。移動局31は、セル1000において無線基地局100とHSDPAを用いた通信を新規に開始しようとしている状態にあり、第mnewの優先度クラスに属している。
以下では、HSDPAを用いた通信を新規に開始しようとしている状態にある移動局の一例として、移動局31を用いる。
HSDPAにおける通信チャネルに関する説明を行う。HSDPAにおける下りリンクにおいては、各移動局で共有して使用される下り共有物理チャネルHS−PDSCH(High Speed−Physical Downlink Shared Channel、トランスポートチャネルで言えば、HS−DSCH:High Speed Downlink Shared Channel)と、各移動局で共有して使用される下り共有制御チャネルHS−SCCH(High Speed−Shared Control Channel)と、各移動局に個別に割り当てられる、上記共有物理チャネルに付随する下りリンク付随個別チャネルA−DPCH(Associated−Dedicated Physical Channel)が用いられる。
また、上りリンクにおいては、各移動局に個別に割り当てられる上りリンク付随個別チャネルA−DPCHに加えて、各移動局に個別に割当てられるHSDPA用の制御チャネルHS−DPCCH(High Speed−Dedicated Physical Control Channel)が用いられる。
そして、下りリンクでは、上記下りリンク付随個別チャネルにより、上記上りリンク付随個別チャネルのための送信電力制御コマンド等が伝送され、上記共有物理チャネルによりユーザデータが伝送される。一方、上りリンクでは、上記上りリンク付随個別チャネルにより、ユーザデータ以外に、パイロットシンボル、下りリンク付随個別チャネル送信のための電力制御コマンド(TPCコマンド)が伝送され、上記HSDPA用の個別制御チャネルにより、共有チャネルのスケジューリングや、AMCS(適応変調・符号化)に用いるための下り品質情報Channel Quality Indicator(CQI)、及び、下りリンクの共有チャネルHS−DSCHの送達確認情報が伝送される。
(無線基地局の構成例)
図2は、図1中の無線基地局100の構成例を示す機能ブロック図である。
同図において、この無線基地局100は、送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、アプリケーション部105と、伝送路インターフェース106から構成される。下りリンクのパケットデータについては、無線基地局100の上位に位置する無線制御装置300から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。ベースバンド信号処理部104では、再送制御(HARQ(Hybrid ARQ)の処理や、スケジュ−リング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、拡散処理が行われて送受信部103に転送される。送受信部103では、ベースバンド信号処理部104から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部102で増幅されて送受信アンテナ101より送信される。
一方、上りリンクのデータについては、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプ部102で増幅され、送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部104で逆拡散やRAKE合成、誤り訂正復号がなされた後、伝送路インターフェース106を介して無線制御装置に転送される。
(ベースバンド信号処理部及びアプリケーション部の構成例)
図3は、図2中のベースバンド信号処理部104、アプリケーション部105の機能構成例を示すブロック図である。同図において、ベースバンド信号処理部104は、レイヤー1処理部111と、MAC−hs(Medium Access Control−HSDPAの略称)処理部112とから構成されている。また、アプリケーション部105は、呼処理部113と、HS呼数判定部114とから構成されている。ベースバンド信号処理部104におけるレイヤー1処理部111、及びMAC−hs処理部112は、それぞれ、アプリケーション部105における呼処理部113、及びHS呼数判定部114と接続される。
レイヤー1処理部111では、下りデータのチャネル符号化や上りデータのチャネル復号化、上下の個別チャネルの送信電力制御や、RAKE合成、拡散・逆拡散処理が行われる。また、MAC−hs処理部112では、HSDPAにおける下り共有チャネルのHARQ(Hybrid ARQ)や、送信待ちパケットに対するスケジューリング、AMCにおける下り共有チャネルの送信フォーマットの決定等が行われる。
呼処理部113では、無線制御装置と呼処理制御信号の送受信を行い、無線基地局100の状態管理やリソース割り当てが行われる。HS呼数判定部114では、セル1000内でHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数に基づいて、移動局31が当該セル1000において新規にHSDPAを用いた通信を開始することができるか否かを判定する呼受付判定が行われる。ここで、上記セル1000内でHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数は、後述するように、優先度クラスを考慮して算出される。
(HS呼数判定部の構成例)
図4は、図3中のHS呼数判定部114の機能構成例を示す図である。同図において、HS呼数判定部114は、例えば、以下の機能ブロックを備えて構成される。
(1)無線端末数取得部120
(2)第1閾値設定部130
(3)第2閾値設定部140
(4)重み付け係数設定部150
(5)第1呼数判定部160
(6)第2呼数判定部170
上記(1)の無線端末数取得部120は、MAC−hs処理部112より、優先度クラス毎に、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Nummを取得し、上記優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Nummを、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170に通知する。ここで、上記優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Nummは、瞬時の値であってもよいし、所定の平均化区間で平均化された値であってもよい。
なお、実際の通信においては、HSDPAを用いた通信を行っていても、データキューにデータが存在しない時間帯も存在する。例えば、移動局がFTPダウンロードを行っている場合には、上記移動局のデータキューには常にデータが存在するが、i−mode(登録商標)やWeb browsing等を行っている場合には、データが散発的に発生するため、上記移動局のデータキューにデータが存在しない時間帯が存在する。そこで、上記無線端末数取得部120は、上記当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数の代わりに、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っていて、かつ、データキューにデータが存在する移動局の数を、優先度クラス毎に取得してもよい。この場合も、上記移動局の数は、瞬時の値であってもよいし、所定の平均化区間で平均化された値であってもよい。
上記(2)の第1閾値設定部130は、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1))を設定し、上記第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1))を第1呼数判定部160に通知する。
例えば、高い優先度を持つ優先度クラスの第1の閾値を大きく設定し、低い優先度を持つ優先度クラスの第1の閾値を小さく設定してもよい。あるいは、逆に、高い優先度を持つ優先度クラスの第1の閾値を小さく設定し、低い優先度を持つ優先度クラスの第1の閾値を大きく設定してもよい。
上記(3)の第2閾値設定部140は、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2))を設定し、第2呼数判定部170に通知する。
例えば、高い優先度を持つ優先度クラスの第2の閾値を大きく設定し、低い優先度を持つ優先度クラスの第2の閾値を小さく設定してもよい。あるいは、逆に、高い優先度を持つ優先度クラスの第2の閾値を小さく設定し、低い優先度を持つ優先度クラスの第2の閾値を大きく設定してもよい。
上記(4)の重み付け係数設定部150は、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmを設定し、上記第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmを、第2呼数判定部170に通知する。
例えば、高い優先度を持つ優先度クラスの重み付け係数を大きく設定し、低い優先度を持つ優先度クラスの重み付け係数を小さく設定してもよい。あるいは、逆に、高い優先度を持つ優先度クラスの重み付け係数を小さく設定し、低い優先度を持つ重み付け係数の第2の閾値を大きく設定してもよい。
上記(5)の第1呼数判定部160は、無線端末数取得部120より、優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Nummを受け取り、第1閾値設定部130より、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)を受け取る。そして、第1呼数判定部160は、上記優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Numm及び第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)に基づいて、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるか否かの判定を行い、上記判定結果を、伝送路インターフェース106を介して、無線制御装置300に通知する。
例えば、第1呼数判定部160は、以下の式(1)が真である場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができると判定し、以下の式(1)が偽である場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができないと判定してもよい。
Numm_new<Thm_new (1) …式(1)
なお、式(1)において、「new」は「m」の添え字である。
上記(6)の第2呼数判定部170は、無線端末数取得部120より、優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Nummを受け取り、第2閾値設定部140より、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)を受け取り、重み付け係数設定部150より、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmを受け取る。そして、第2呼数判定部170は、上記優先度クラス毎の、当該セル1000においてHSDPAを用いた通信を行っている移動局の数Numm及び第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)及び第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmに基づいて、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるか否かの判定を行い、上記判定結果を、伝送路インターフェース106を介して、無線制御装置300に通知する。
例えば、第2呼数判定部170は、以下の式(2)が真である場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができると判定し、以下の式(2)が偽である場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができないと判定してもよい。
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)
…式(2)
式(2)において、「new」は「m」の添え字である。
なお、上述した例においては、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)を固定の値としたが、代わりに、HS−PDSCHに割り当てることができる送信電力に応じて、適応的に制御してもよい。例えば、Thm (1)、50%を、HS−PDSCHに割り当てることができる送信電力が無線基地局100の最大送信電力の50%であることを仮定して、設定し、実際にHS−PDSCHに割り当てる送信電力が40%である場合には、
第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)
=(40%/50%)×Thm (1)、50%
として上記の処理を行ってもよい。
また、第mの優先度クラスの第2の閾値に関しても同様の制御を適用してもよい。すなわち、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)を固定の値とする代わりに、HS−PDSCHに割り当てることができる送信電力に応じて、適応的に制御してもよい。例えば、Thm (2)、50%を、HS−PDSCHに割り当てることができる送信電力が無線基地局100の最大送信電力の50%であることを仮定して、設定し、実際にHS−PDSCHに割り当てる送信電力が40%である場合には、
第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)
=(40%/50%)×Thm (2)、50%
として上記の処理を行ってもよい。
(第2の閾値及び重み付け係数の設定例)
以下に、上述した第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)と、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmの設定の組み合わせの例を記載する。図5は、上記第2の閾値と上記重み付け係数の設定の一例を示す図である。
第1の優先度クラスに関しては、高い伝送速度を維持する必要があると考え、第2の優先度クラス、及び第3の優先度クラスの移動局が存在しない場合でも、移動局台数を10台で制限することを意図し、重み付け係数Weightmを10とし、第2の閾値Thm (2)を100とする。なお、第2の優先度クラス、あるいは第3の優先度クラスの移動局が存在する場合には、前記移動局の台数と、重み付け係数に応じて、当該セル1000において通信を行うことのできる第1の優先度クラスの移動局の数は制限される。例えば、第2の優先度クラスが2台存在し、第3の優先度クラスが9台存在する場合には、第1の優先度クラスの移動局の最大数は、8台となる。ここで、第1、及び第2の優先度クラスの重み付け係数が小さいのは、MAC−hs処理部112におけるスケジューリング処理が、上記重み付け係数に対応した優先度に基づいて行われるからである。
第2の優先度クラスに関しては、第1の優先度クラスほど高い伝送速度を維持する必要はないが、ある程度の伝送速度を実現する必要があると考え、重み付け係数Weightmを5とし、第2の閾値Thm (2)を300とする。この場合、第1及び第3の優先度クラスの移動局が存在しない場合には、第2の優先度クラスの移動局の最大数は60となる。
第3の優先度クラスに関しては、伝送速度が0kbpsとなることを許容し、できるだけ多くの移動局台数を当該セル1000において受付けると考え、重み付け係数Weightmを0とし、第2の閾値Thm (2)を1000とする。
なお、上述した複数の優先度クラスは、サービス種別、契約種別、端末種別、ユーザ識別子に応じて設定されてもよい。例えば、サービス種別は、下りパケットを伝送するサービスの種別を示すものであり、例えば、VoIPサービスや音声サービスやストリーミングサービスやFTPサービス等を含む。また、契約種別は、下りパケットの宛先移動局のユーザが加入している契約の種別を示すものであり、例えば、Low Class契約やHigh Class契約等を含む。また、端末種別は、下りパケットの送り先である移動局の性能をクラス分けするものであり、移動局の識別情報に基づくクラスや、RAKE受信機能や等化器や受信ダイバーシチや干渉キャンセラ等の有無又は種別や、受信可能な変調方式やコード数やビット数等の端末能力等を含む。例えば、3GPP仕様においては、HSDPA移動局のカテゴリークラスとして、HS−DSCH categoryが定義されている(TS25.306 v5.12.0参照)。また、ユーザ識別子は、例えば、移動局の識別情報や、ユーザの契約IDに基づく識別子のことを指す。
(無線制御装置の構成例)
図6は、無線制御装置300の機能構成例を示すブロック図である。但し、本図においては、無線制御装置300の機能のうち、新規の呼を設定する部分のみを記載しており、その他の機能に関しては省略している。無線制御装置300は、新規呼設定部310を備えている。
新規呼設定部310は、無線基地局100内の第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170より、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるか否かの判定結果を受け取る。そして、新規呼設定部310は、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170からの判定結果の両方ともが、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるという判定結果の場合には、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行する。すなわち、通信を開始するための制御信号を無線基地局100及び移動局31に通知し、通信の設定を行う。
一方、新規呼設定部310は、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170からの判定結果の少なくとも1つが、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができないという判定結果の場合には、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行しない。この場合、例えば、新規呼設定部310は、HSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行する代わりに、個別チャネルを用いた通信を開始するための処理を実行してもよい。この場合、移動局31は、セル1000において個別チャネルを用いた通信を行うことになる。あるいは、新規呼設定部310は、HSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行する代わりに、移動局31に、HSDPAの通信を行うことができないという情報を通知してもよい。この場合、移動局31が開始しようとした通信は呼損となる。
なお、ここで、無線基地局100内のHS呼数判定部114において、HSDPAの通信を開始することが可能か否かの判定を行い、無線制御装置300内の新規呼設定部310において実際にHSDPAの通信を設定するか否かの呼受付制御を行ったが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。すなわち、無線基地局100においてHSDPAの通信を開始することが可能か否かの判定とHSDPAの通信の設定とを行ってもよく、あるいは、無線制御装置300においてHSDPAの通信を開始することが可能か否かの判定とHSDPAの通信の設定とを行ってもよい。
また、上記の例においては、第1呼数判定部160における判定結果と、第2呼数判定部170における判定結果との両方に基づいて、実際にHSDPAの通信を設定するか否かの呼受付制御を行ったが、代わりに、第1呼数判定部160における判定結果のみに基づいてもよく、あるいは、第2呼数判定部170における判定結果のみに基づいてもよい。
また、さらに、上記の例においては、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170からの判定結果の両方ともが、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるという判定結果の場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行したが、代わりに、第1呼数判定部160及び第2呼数判定部170からの判定結果の少なくとも1つが、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を新規に開始することができるという判定結果の場合に、移動局31がセル1000においてHSDPAを用いた通信を開始するための処理を実行してもよい。
(呼受付制御方法)
次に、本発明の実施の形態における呼受付制御方法について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。この制御方法は、上述したHS呼数判定部114及び新規呼設定部310等によって実現される。
同図において、まずステップS1において、HS呼数判定部114は、移動局31がセル1000において新規にHSDPAを用いた通信を開始しようとしているという情報を取得する。
ステップS2において、無線端末数取得部120は、優先度クラス毎に移動局の数を取得する。すわなち、第mの優先度クラスの移動局の数Nummを設定する(m:0、1、2、…、M)。
ステップS3において、第1閾値設定部130は、優先度クラス毎に第1の閾値を設定する。すなわち、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)を設定する(m:0、1、2、…、M)。
ステップS4において、第2閾値設定部140は、優先度クラス毎に第2の閾値を設定する。すなわち、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)を設定する(m:0、1、2、…、M)。
ステップS5において、重み付け係数設定部150は、優先度クラス毎に重み付け係数を設定する。すなわち、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmを設定する(m=0、1、2、…、M)。
ステップS6において、第1呼数判定部160は、Numm_new<Thm_new (1)(「new」は「m」の添え字である)が真であるか否かを判定する。そして、Numm_new<Thm_new (1)(「new」は「m」の添え字である)が真であると判定した場合にはステップS7に進み、Numm_new<Thm_new (1)(「new」は「m」の添え字である)が偽であると判定した場合にはステップS9に進む。
ステップS7において、第2呼数判定部170は、
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(「new」は「m」の添え字である)
が真であるか否かを判定する。そして、
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(「new」は「m」の添え字である)
が真であると判定した場合にはステップS8に進み、
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(「new」は「m」の添え字である)
が偽であると判定した場合にはステップS9に進む。
ステップS8において、新規呼設定部310は、移動局31がセル1000において新規にHSDPAを用いた通信を開始することができると判断し、移動局31がセル1000において新規にHSDPAを用いた通信を行うための通信の設定を行う。
ステップS9において、新規呼設定部310は、移動局31がセル1000において新規にHSDPAを用いた通信を開始することができないと判断し、移動局31がセル1000において新規に個別チャネルを用いた通信を行うための通信の設定を行う。ここで、新規呼設定部310は、移動局31がセル1000において新規に個別チャネルを用いた通信を行うための通信の設定を行う代わりに、移動局31はセル1000において新規に通信を行うことができないと判断し、どのような通信の設定も行わないという処理を行ってもよい。この場合、移動局31が行おうとした通信は呼損となる。
なお、上記においては、ステップS2〜S5の処理が、移動局31がセル1000において新規に個別チャネルを用いた通信を開始したタイミングで行われる場合を記載したが、予め決められた時間間隔でステップS2〜S5の処理を行ってもよい。例えば、3秒を判定周期とし、3秒毎にステップS2〜S5の処理を行ってもよい。この場合、ステップS2〜S5の処理はバックグランドで行われているイメージであり、ステップS6〜S9の処理を行う際に、ステップS2〜S5における処理結果を参照するイメージである。
以下に、ステップS6及びステップS7において、
Numm_new<Thm_new (1)(「new」は「m」の添え字である)
が真であるか否かの判定を行うこと、及び、
Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(「new」は「m」の添え字である)
が真であるか否かの判定を行うことの作用効果を説明する。優先度クラス毎に通信中の移動局の数に基づいて判定を行い、かつ、各優先度クラスの通信中の移動局の数を、重み付けをつけて足し合わせた値に基づいて判定を行うことにより、様々な優先度クラスに関して、適切に呼受付制御を行うことが可能となる。
(変形例)
なお、上述した、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)や、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)や、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightm、伝送路インターフェース106を介して遠隔、例えば、無線基地局100の上位ノード(例えば、無線制御装置やコアネットワーク上のサーバ等)からの指定に応じて、設定されるように構成されていてもよい。あるいは、上述した、第mの優先度クラスの第1の閾値Thm (1)や、第mの優先度クラスの第2の閾値Thm (2)や、第mの優先度クラスの重み付け係数Weightmは、無線基地局100の局データとして保持され、上記局データ内の値を参照して設定されるように構成されていてもよい。
以上説明したような実施形態によれば、複数の優先度クラスが存在する場合に、上記優先度クラスを考慮した呼受付制御を行うことが可能となる。
なお、HS呼数判定部114は、例えば、CPUやデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、或いはFPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラムの書き換えが可能なプログラマブルデバイスで構成され、所定のメモリ領域に上述した処理のプログラムが記憶され、パラメータ(Thm (1)、Thm (2)、Weightm)をダウンロードして書き換える構成がとられる。この時、上記パラメータ(Thm (1)、Thm (2)、Weightm)を無線基地局の上位ノードからダウンロードしてもよいし、HS呼数判定部114に端末I/F(外部インターフェース機能)を設け、端末から直接上記パラメータ(Thm (1)、Thm (2)、Weightm)を読み込ませるような形態であってもよい。
なお、上述した例で用いた優先度クラスは、3GPPの仕様上はPriority Classと呼ばれる。
また、上述したHS呼数判定部114の各機能ブロックは、ハードウェアで分割される場合もあるし、プロセッサ上のプログラムでソフトウェアとして分割されている場合もありうる。
また、上記実施例は、3GPPにおける高速パケット伝送方式HSDPAに関して記述したが、本発明は上記HSDPAに限定されるものではなく、その他の、移動通信システムにおける高速パケット伝送方式に適用することが可能である。例えば、3GPP のLong Term Evolutionにより提供される高速パケット伝送方式や、3GPP2におけるcdma20001×EV DVやTDD方式における高速パケット伝送方式など、がその他の高速パケット伝送方式としてあげられる。また、上述した例においては、下りリンクのパケット伝送方式に適用した例を記載したが、上りリンクのパケット伝送方式に適用されてもよい、例えば、3GPPにおける上りリンクのパケット伝送方式として、HSUPAがある。
本発明は、移動体通信におけるパケット通信システムにおける呼受付制御に利用することができる。
本発明の実施の一形態に係る呼受付制御装置を用いた移動通信システムの構成例を示す図である。 図1中の無線基地局の機能構成例を示すブロック図である。 図2中のベースバンド信号処理部、アプリケーション部の機能構成例を示すブロック図である。 図3中のHS呼数判定部の機能構成例を示すブロック図である。 第2の閾値と重み付け係数の設定例を示す図である。 図1中の無線制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態における呼受付制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10〜12、20〜22、31 移動局
100 無線基地局
101 送受信アンテナ
102 アンプ部
103 送受信部
104 ベースバンド信号処理部
105 アプリケーション部
106 伝送路インターフェース
111 レイヤー1処理部
112 MAC−hs処理部
113 呼処理部
114 HS呼数判定部
120 無線端末数取得部
130 第1閾値設定部
140 第2閾値設定部
150 重み付け係数設定部
160 第1呼数判定部
170 第2呼数判定部
300 無線制御装置
310 新規呼設定部
1000 セル

Claims (7)

  1. 複数の優先度クラスにクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
    新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数を算出する無線端末数算出手段と、
    前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数に基づいて、前記新規の無線端末による呼の受付を制御する新規無線端末受付手段と、
    を含むことを特徴とする呼受付制御装置。
  2. 請求項1記載の呼受付制御装置において、
    前記新規無線端末受付手段は、
    前記新規の無線端末が属する優先度クラスに属する無線端末の数と所定の閾値との比較結果に応じて前記新規の無線端末による通信を受付けるように制御することを特徴とする呼受付制御装置。
  3. 複数の優先度クラスにクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
    新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスに属する無線端末の数を、前記優先度クラス毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段と、
    前記複数の優先度クラス毎の重み付け係数を設定する重み付け係数設定手段と、
    前記複数の優先度クラス毎の閾値を設定する閾値設定手段と、
    前記複数の優先度クラスに属する無線端末の数と、前記複数の優先度クラス毎の重み付け係数と、前記複数の優先度クラス毎の閾値とに基づいて、前記新規の無線端末による呼の受付を制御する新規無線端末受付手段と、
    を有することを特徴とする呼受付制御装置。
  4. 複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字、以下同じ)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
    前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段と、
    前記複数の優先度クラスm毎の閾値Thmを設定する閾値設定手段と、
    前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定する重み付け係数設定手段とを含み、
    Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合にのみ前記新規の無線端末による通信を受付ける新規無線端末受付手段とを含むことを特徴とする呼受付制御装置。
  5. 複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御装置であって、
    前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出する優先度クラス無線端末数算出手段と、
    前記複数の優先度クラスm毎の第1の閾値Thm (1)を設定する第1閾値設定手段と、
    前記複数の優先度クラスm毎の第2の閾値Thm (2)を設定する第2閾値設定手段と、
    前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定する重み付け係数設定手段と、
    Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)が真であり、かつ、Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合にのみ前記新規の無線端末による通信を受付ける新規無線端末受付手段とを含むことを特徴とする呼受付制御装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の呼受付制御装置であって、前記優先度クラスは、サービス種別、契約種別、端末種別、ユーザ識別子のうちの少なくとも1つに応じて設定されることを特徴とする呼受付制御装置。
  7. 前記複数の無線端末が複数の優先度クラスm(mは優先度クラスの添え字)にクラス分けされている複数の無線端末に対してパケットの送信を行う通信システムにおける呼受付制御方法であって、
    前記優先度クラスがmnewである新規の無線端末が通信を開始しようとしている場合に、前記複数の優先度クラスmに属する無線端末の数Nummを、前記優先度クラスm毎に算出するステップと、
    前記複数の優先度クラスm毎の第1の閾値Thm (1)を設定するステップと、
    前記複数の優先度クラスm毎の第2の閾値Thm (2)を設定するステップと、
    前記複数の優先度クラスm毎の重み付け係数Weightmを設定するステップと、
    Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)が真であり、かつ、Σ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字、Σはmの全ての値についての総和、以下同じ)が真である場合に、前記新規の無線端末による通信を受付け、Numm_new<Thm_new (1)(newはmの添え字)及びΣ(Numm×Weightm)+Weightm_new≦Thm_new (2)(newはmの添え字)の少なくとも一方が偽である場合に、前記新規の無線端末による通信を受付けないように制御するステップとを含むことを特徴とする呼受付制御方法。
JP2005355290A 2005-12-08 2005-12-08 呼受付制御装置、呼受付制御方法 Active JP4699889B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355290A JP4699889B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 呼受付制御装置、呼受付制御方法
EP20060024561 EP1796413B1 (en) 2005-12-08 2006-11-28 Call admission control device and call admission control method in a wireless communication system
DE200660017645 DE602006017645D1 (de) 2005-12-08 2006-11-28 Rufzulassungssteuerungvorrichtung und Rufzulassungssteuerungsverfahren in einem drahtlosen Kommunikationssystem
US11/634,232 US7899459B2 (en) 2005-12-08 2006-12-06 Call admission control device and call admission control method
CN2006101656297A CN1980479B (zh) 2005-12-08 2006-12-08 呼叫接纳控制装置和呼叫接纳控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355290A JP4699889B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 呼受付制御装置、呼受付制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007159055A true JP2007159055A (ja) 2007-06-21
JP2007159055A5 JP2007159055A5 (ja) 2009-01-15
JP4699889B2 JP4699889B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=37875743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005355290A Active JP4699889B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 呼受付制御装置、呼受付制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7899459B2 (ja)
EP (1) EP1796413B1 (ja)
JP (1) JP4699889B2 (ja)
CN (1) CN1980479B (ja)
DE (1) DE602006017645D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504009A (ja) * 2007-11-05 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド スケジューリング・アルゴリズムをバックグランド・アルゴリズムとフォアグランド・アルゴリズムとに分割すること
JP2011124869A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Nec Corp ゲートウェイ、通信システム、及びユーザ・データ変換方法
US8195183B2 (en) 2009-05-11 2012-06-05 Hitachi, Ltd. Call admission priority control determination device and mobile wireless communication system

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8374622B2 (en) * 2006-12-13 2013-02-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Call admission control for Wi-Fi
KR100996060B1 (ko) * 2007-04-04 2010-11-22 연세대학교 산학협력단 통신시스템에서 데이터 송수신 방법 및 장치
CN101815338A (zh) * 2009-02-20 2010-08-25 中兴通讯股份有限公司 控制并发呼叫量的装置和方法
WO2011025418A1 (en) 2009-08-25 2011-03-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ). Admission control in a wireless communication system
CN102232309B (zh) * 2010-08-20 2013-10-09 华为技术有限公司 基于智能终端的网络优化方法、设备及系统
WO2012162964A1 (zh) * 2011-08-25 2012-12-06 华为技术有限公司 学习媒体接入控制地址的方法和装置
KR101319795B1 (ko) * 2011-12-23 2013-10-17 삼성전기주식회사 액세스포인트 운용방법 및 액세스포인트를 이용한 무선통신 시스템
CN104541549A (zh) * 2012-08-14 2015-04-22 高通股份有限公司 用于避免rat间乒乓空闲重选的网络间通信
EP2809105B1 (en) * 2013-05-31 2017-03-01 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Network based determination of whether to add a device to a system using CSMA
KR20150002316A (ko) * 2013-06-28 2015-01-07 삼성전기주식회사 무선 통신 장치 및 이를 이용한 운용 방법
WO2016161593A1 (zh) * 2015-04-09 2016-10-13 华为技术有限公司 一种准入控制方法、负载控制方法及网络设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000324559A (ja) * 1999-04-16 2000-11-24 Lucent Technol Inc 所定の無線加入者に保証された無線サービスを提供するシステム
JP2002223239A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Ntt Docomo Inc 呼受付制御方法、通信システム、及び基地局装置
US20040082363A1 (en) * 2002-10-25 2004-04-29 Hosein Patrick Ahamad System and method for wireless network admission control based on quality of service

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5740537A (en) * 1996-01-30 1998-04-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and circuitry for selectively permitting communication in a multi-user communication system
US6226277B1 (en) * 1997-10-14 2001-05-01 Lucent Technologies Inc. Method for admitting new connections based on usage priorities in a multiple access system for communications networks
US6650643B1 (en) * 2000-09-08 2003-11-18 Fujitsu Network Communications, Inc. Method and system for handling asynchronous transfer mode (ATM) call set-ups
CN1251525C (zh) * 2001-10-01 2006-04-12 株式会社Ntt都科摩 资源控制方法、移动通信系统、基站和移动站
US8619718B2 (en) * 2002-04-05 2013-12-31 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for coordinating a radio network controller and node B resource management for high speed downlink packet data service
SE0202845D0 (sv) 2002-05-13 2002-09-23 Ericsson Telefon Ab L M Measurements for radio resource management for high-speed downlink shared channel (HS-DSCH)
JP2004328157A (ja) 2003-04-22 2004-11-18 Ntt Docomo Inc 呼受付制御装置及び呼受付制御方法
US20050043034A1 (en) * 2003-08-22 2005-02-24 Abdel-Ghaffar Hisham S. Method of providing or receiving cell load information using at least dual periodicity

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000324559A (ja) * 1999-04-16 2000-11-24 Lucent Technol Inc 所定の無線加入者に保証された無線サービスを提供するシステム
JP2002223239A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Ntt Docomo Inc 呼受付制御方法、通信システム、及び基地局装置
US20040082363A1 (en) * 2002-10-25 2004-04-29 Hosein Patrick Ahamad System and method for wireless network admission control based on quality of service

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504009A (ja) * 2007-11-05 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド スケジューリング・アルゴリズムをバックグランド・アルゴリズムとフォアグランド・アルゴリズムとに分割すること
US8195183B2 (en) 2009-05-11 2012-06-05 Hitachi, Ltd. Call admission priority control determination device and mobile wireless communication system
JP2011124869A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Nec Corp ゲートウェイ、通信システム、及びユーザ・データ変換方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1796413B1 (en) 2010-10-20
CN1980479A (zh) 2007-06-13
US20070135133A1 (en) 2007-06-14
JP4699889B2 (ja) 2011-06-15
DE602006017645D1 (de) 2010-12-02
EP1796413A1 (en) 2007-06-13
CN1980479B (zh) 2011-06-01
US7899459B2 (en) 2011-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699889B2 (ja) 呼受付制御装置、呼受付制御方法
JP4699887B2 (ja) 呼受付制御装置、呼受付制御方法
JP4223039B2 (ja) 基地局装置
JP4567654B2 (ja) 呼受付制御装置、呼受付制御方法
US7876684B2 (en) Data flow amount control device and method
JP5060885B2 (ja) 移動通信システム及び通信制御方法
JP4699888B2 (ja) 呼受付制御装置、呼受付制御方法
JP4751799B2 (ja) データ流入量制御装置及びデータ流入量制御方法
RU2335863C2 (ru) Способ управления скоростью передачи, мобильная станция и базовая радиостанция
KR101656340B1 (ko) 사용자 장비에서 시그널링 라디오 베어러 송신들을 관리하는 장치 및 방법들
RU2372724C2 (ru) Способ управления скоростью передачи, мобильная станция и контроллер радиосети
JP4693879B2 (ja) 基地局装置
CN106576312A (zh) 用于利用辅助上行导频信道的发射功率控制的系统和方法
US20100214966A1 (en) Method For Setting Power Levels For User Equipments
JP2016506702A (ja) 高速ハンドオーバ評価のための方法および装置
JP4726068B2 (ja) パケット送信制御装置、パケット送信制御方法
JP2010050773A (ja) 無線通信システム、基地局および送信電力割り当て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4699889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250