JP2007157621A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の発電停止時に掃気処理を行う際に、二次電池から大きな電力を連続して出力させることなく、ガス流路の供給口と排出口の圧力差からガス流路の水分量を精度よく検出する。
【解決手段】掃気手段22により供給されるパージ用空気の流量を間欠的に増加させ、パージ用空気の流量を増加させたときに、圧力差検出手段27、28により燃料電池1におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出するとともに、流量検出手段24によりパージ用空気の流量を検出し、パージ用空気の流量に基づいて掃気処理の終了を判定するための基準圧力差を決定し、検出した圧力差が基準圧力差を上回っている場合に、掃気手段22による掃気処理を継続し、検出した圧力差が基準圧力差を上回っていない場合に、掃気手段22による掃気処理を終了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水素と酸素との電気化学反応により電気エネルギーを発生させる燃料電池を備える燃料電池システムに関するもので、特に車両、船舶及びポータブル発電機等の移動体用発電機に適用して有効である。
燃料電池は発電反応に伴い水を生成し、その生成水の一部は発電停止後にも燃料電池内部に残留する。残留水が多い場合には、氷点下のような低温環境下での燃料電池始動時に触媒表面やガス流路等で残留水が凍結して、反応ガスが触媒まで到達できず、燃料電池での発電が継続できないという問題があった。また、氷点下にならずともガス流路や拡散層、触媒層に残留した水が存在し、触媒に反応ガスが到達するのを阻害し、燃料電池での発電が継続できないという問題があった。
このため、発電停止時に掃気処理(乾燥処理)を行う際に、ガス流路の供給口と排出口の圧力差からガス流路の水分量を検出し、次回燃料電池を始動するための最適水分残留条件が成立したときに、掃気処理を停止する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−209634号公報
しかしながら、燃料電池のガス流路に付着した液水がガス流路の供給口と排出口の圧力差に与える影響は小さい。このため、供給口と排出口の圧力差から水分量を検出しようとする場合には、高精度の圧力センサあるいは高精度の差圧計を用いる必要があり、コストアップにつながる。
また、ガス流路の供給口と排出口の圧力差を増加させるためには、掃気処理を行う際のエアパージ流量を増加させればよい。しかしながら、エアパージを行うには空気供給装置を作動させる電力が必要である。その電力は移動体(燃料電池自動車等)においては、二次電池から供給せざるを得ず、二次電池の温度が低い場合は、大きな電力を連続して取り出すのは困難であるという問題があった。
本発明は上記点に鑑み、燃料電池の発電停止時に掃気処理を行う際に、二次電池から大きな電力を連続して出力させることなく、ガス流路の供給口と排出口の圧力差からガス流路の水分量を精度よく検出することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、酸化剤ガスと燃料ガスを電気化学反応させて発電する燃料電池(1)と、燃料電池(1)から電力供給を受けて充電可能な二次電池(3)と、燃料電池(1)の発電停止時に二次電池(3)から電力供給を受けて燃料電池(1)内にパージ用空気を供給する掃気処理を行う掃気手段(22)と、燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出する圧力差検出手段(27、28)と、パージ用空気の流量を検出する流量検出手段(24)と、掃気手段(22)による掃気処理を制御する制御手段(50)とを備える燃料電池システムにおいて、
制御手段(50)は、掃気処理を行う際に、掃気手段(22)により供給されるパージ用空気の流量を間欠的に増加させ、パージ用空気の流量を増加させたときに、圧力差検出手段(27、28)により燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出するとともに、流量検出手段(24)によりパージ用空気の流量を検出し、流量検出手段(24)により検出したパージ用空気の流量に基づいて、掃気処理の終了を判定するための基準圧力差を決定し、圧力差検出手段(27、28)により検出した圧力差が基準圧力差を上回っている場合に、掃気手段(22)による掃気処理を継続し、圧力差検出手段(27、28)により検出した圧力差が基準圧力差を上回っていない場合に、掃気手段(22)による掃気処理を終了することを特徴としている。
このように、掃気処理を行っている際に、間欠的に空気流量を増加させることで、二次電池(3)から大きな電力を連続的に出力させることなく、燃料電池(1)のパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を精度よく測定することができる。これにより、低温環境下で二次電池(3)から大きな電力を連続的に出力させることが困難な場合においても、燃料電池(1)の内部水分量を精度よく検出することができる。また、燃料電池(1)の空気入口部と空気出口部の圧力差を測定する際には、パージ用空気の流量を一時的に増大させているので、高精度の圧力センサ等を用いることなく、汎用のセンサでガス流路の水分量を精度よく検出することができる。
また、圧力差検出手段として、燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部にてパージ用空気の圧力を検出する第1の圧力センサ(27)と、燃料電池(1)におけるパージ用空気の出口部にてパージ用空気の圧力を検出する第2の圧力センサ(28)を用いることができる。さらに、圧力差検出手段として差圧センサを用いることができる。
また、二次電池(3)の温度を検出する温度検出手段(4)を備え、制御部(50)は、温度検出手段(4)により検出した二次電池(3)の温度が二次電池(3)の出力特性に影響が生じる所定温度を下回っている場合に掃気処理を行う際に、掃気手段(22)により供給されるパージ用空気の流量を間欠的に増加させるようにしてもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態は、本発明を燃料電池を電源として走行する電気自動車(燃料電池車両)に適用した実施例である。
図1は、本実施形態の燃料電池システムの概念図である。図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池1を備えている。本実施形態では燃料電池1として固体高分子型燃料電池を用いており、基本単位となるセル100が複数積層されて構成されている。
燃料電池1では、以下の水素と酸素の電気化学反応が起こり電気エネルギーが発生する。なお、水素が本発明の燃料ガスに相当し、酸素(空気)が本発明の酸化剤ガスに相当している。
アノード(水素極)H2→2H++2e-
カソード(酸素極)2H++1/2O2+2e-→H2
全体 H2+1/2O2→H2
図2(a)は燃料電池1の断面図であり、図2(b)はセパレータ104の側面図である。図2(a)に示すように、各セル100は、電解質膜101、触媒層102、拡散層103、セパレータ104、電極板105、絶縁板106、締結板107を備えている。電解質膜101の両外側には一対の触媒層102は配置され、触媒層102の外側には一対の拡散層103が配置されている。触媒層102と拡散層103は電極(水素極と酸素極)を構成している。
拡散層103には、セパレータ104が配置されている。セパレータ104には、反応ガスが通過する溝状の反応ガス経路104a、104bと、冷却水が通過する冷却水経路104cが形成されている。水素極側に配置されたセパレータ104には、反応ガス経路として水素が通過する水素経路(燃料ガス経路)104aが形成されており、空気極側に配置されたセパレータ104には、反応ガス経路として酸素(空気)が通過する空気経路(酸化剤ガス経路)104bが形成されている。
図2(b)に示すように、セパレータ104には、空気経路104bに空気を流入出させるための空気入口部104dと空気出口部104eが形成されている。さらに、セパレータ104には、水素経路104aに水素を流入出させるための水素入口部104fと水素出口部104gが設けられ、冷却水経路104cに冷却水を流入出させるための冷却水入口部104hと冷却水出口部104iが設けられている。そして、上記電気化学反応によって酸素極側で生成した水分は空気経路104bに滞留することとなる。
図1に戻り、燃料電池1と二次電池3は、DC−DCコンバータ2を介して電気的に接続されている。DC−DCコンバータ2は、燃料電池1から二次電池3あるいは二次電池3から燃料電池1への電力の流れをコントロールする。DC−DCコンバータ2は昇降圧チョッパ回路で、燃料電池1で発生した電力を二次電池3に充電したり、二次電池3に蓄えられた電力を燃料電池1や走行用インバータ4に供給することができる装置である。DC−DCコンバータ2は電圧の大きさに関わらず双方向に電力のやり取りが可能となっている。
二次電池3は、燃料電池1から供給された電気エネルギーを蓄えると共に、蓄えた電気エネルギーを各種の電気負荷に供給するものであり、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等を用いることができる。二次電池3は、充電量に関する信号を後述の制御部50に出力するように構成されている。二次電池3には、二次電池3の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ4が設けられている。
DC−DCコンバータ2と二次電池3の間に走行用インバータ5が接続されている。DC−DCコンバータ2を経由した燃料電池1からの電力あるいは二次電池3からの電力が走行用インバータ5へ供給される。なお、走行用インバータ5は燃料電池1とDC−DCコンバータ2の間に接続してもよい。
走行用インバータ5は、走行用モータ6を駆動させたりあるいは電力を回生させるためのインバータである。本実施形態の走行用インバータ5は3相インバータであり、3相の交流電力を走行用モータ6に供給し、走行用モータ6を回転させることで燃料電池車両を走行させる。
また、燃料電池1の発電時に余った電力を二次電池3に蓄えることができる。二次電池3は回生ブレーキなどによって回生された電力を蓄えることができるため、効率的な車両システムとすることができる。通常、二次電池3は最適な充電状態に充電されている。本実施形態では、二次電池3から走行用インバータ5に電力供給できるように構成されており、例えば急加速時などに急激に大きな電力が必要な場合に、燃料電池1からだけでなく二次電池3からも電力を引き出して走行用インバータ5に供給することで対応することができる。
さらにDC−DCコンバータ2と二次電池3との間には、後述のW/P用モータ42を作動させるためのW/P用インバータ7と圧縮機用モータ23を作動させるための圧縮機用インバータ8が接続されている。さらに、燃料電池システムには、燃料電池1の端子間電圧を検出するための電圧センサ8と、燃料電池1からの出力電流を検出するための電流センサ9が設けられている。
燃料電池システムには、燃料電池1の酸素極に供給される酸素ガス(空気)が通過する空気供給経路20と、燃料電池1の酸素極から排出される空気極側排ガスが通過する空気排出経路21が設けられている。空気供給経路20には、空気を供給するための空気供給装置22が設けられている。本実施形態では、空気供給装置22として空気圧縮機を用いている。空気供給装置22は圧縮機用モータ23と機械的に接続されてている。圧縮機用モータ23は、圧縮機用インバータ8により電力供給されるとともに、回転数制御される。
本実施形態では、燃料電池1の発電停止後、空気供給装置22が二次電池3からの電力供給を受けて燃料電池1の空気極にパージ用空気を供給し、空気極に存在する水分を除去する掃気処理(エアパージ)を行うように構成されている。なお、空気供給装置22が本発明の掃気手段に相当している。
空気供給経路20における空気供給装置22の上流側には、燃料電池1に供給される空気の流量を検出する流量検出手段としてのエアフロセンサ24が設けられている。また、空気排出経路21には、所望の圧力になるよう空気の排気圧力(燃料電池1の背圧)を調整する調圧装置26が設けられている。
空気供給経路20における燃料電池1の入口部近傍には、燃料電池1の空気入口部の空気圧を検出するための第1の圧力センサ27が設けられている。空気排出経路21における燃料電池1の出口部近傍には、燃料電池1の空気出口部の空気圧を検出するための第2の圧力センサ28が設けられている。なお、第1の圧力センサ27と第2の圧力センサ28が本発明の圧力差検出手段に相当している。
また、発電時における電気化学反応のために、燃料電池1内の固体高分子膜を水分を含んだ湿潤状態にしておく必要がある。このため、空気供給経路20における空気供給装置22の下流側には、燃料電池1に供給される空気に加湿するための加湿装置25が設けられている。加湿装置25は、燃料電池1から排出され湿った排気空気に含まれる水分を用いて、空気供給装置22の吐出後の空気を加湿する。
燃料電池システムには、燃料電池1の水素極に供給される水素ガスが通過する水素供給経路30と、燃料電池1の水素極から排出される水素極側排ガスが通過する水素排出経路31が設けられている。水素供給経路30の最上流部には、燃料電池1の水素極に水素ガスを供給するための水素供給装置32が設けられている。本実施形態では、水素供給装置32として、高圧の水素が充填された水素タンクを用いている。
水素供給経路30には、上流側から順に第1シャット弁33、調圧装置34、第2シャット弁35が設けられている。燃料電池1に水素を供給する際には、第1シャット弁33と第2シャット弁35を開き、調圧装置34によって所望の水素圧力にして燃料電池1に供給する。車両停止時には、安全の為第1シャット弁33、第2シャット弁35は閉められる。
水素排出配管31には、第3シャット弁36が設けられている。必要に応じて第3シャット弁36を開くことで、燃料電池1の水素極側から水素排出配管31を介して、未反応水素ガス、蒸気(あるいは水)および空気極側から電解質膜101を通過して水素極側に混入した窒素、酸素などの不純物が排出される。
燃料電池1は発電に伴い発熱を生じる。このため、燃料電池システムには、燃料電池1を冷却して作動温度が効率の良い温度(80℃前後)となるよう冷却システムが設けられている。冷却システムには、燃料電池10に冷却水(熱媒体)を循環させる冷却水経路40、冷却水を循環させるウォータポンプ(W/P)41、ウォータポンプ41を駆動するW/P用モータ42、ファン43を備えたラジエータ44が設けられている。
ウォータポンプ41はW/P用モータ42と機械的に接続されており、W/P用モータ42を回転させることによりウォータポンプ41を回転させて燃料電池1に冷却液を循環させる。W/P用モータ42は、W/P用インバータ7により電力供給されるとともに、回転数制御される。
冷却水経路40には、冷却水をラジエータ44をバイパスさせるためのバイパス経路45が設けられている。冷却水経路40とバイパス経路45との合流点には、バイパス経路45に流れる冷却水流量を調整するための三方切替弁46が設けられている。
また、冷却水経路40における燃料電池1の出口側近傍には、燃料電池1から流出した冷却水の温度を検出する温度センサ47が設けられている。この温度センサ47により冷却水温度を検出することで、燃料電池1の温度TFCを間接的に検出することができる。温度センサ47を燃料電池1本体に直接設置し、燃料電池温度TFCを直接的に検出してもよい。
燃料電池1で発生した熱は、冷却水を介してラジエータ44で系外に排出される。このような冷却系によって、ウォータポンプ41による流量制御、ファン43による風量制御、三方切替弁46によるバイパス流量制御で、燃料電池1の冷却量制御を行うことができる。
燃料電池システムには、各種制御を行う制御手段としての制御部(ECU)50が設けられている。制御部50は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行する。制御部50には、各種負荷からの要求電力信号、2次電池3からの充電量の関する信号、電圧センサ8からの電圧信号、電流センサ9からの電流信号、エアフロセンサ24からの空気流量信号、圧力センサ27、28からの圧力信号、温度センサ4、47からの温度信号等が入力される。また、制御部50は、DC−DCコンバータ2、二次電池3、インバータ5、7、8、モータ23、42、調圧装置26、シャット弁33、35、36、調圧装置34、ファン43、三方切替弁46等に制御信号を出力するように構成されている。
次に、本実施形態の燃料電池1の掃気処理について図3、図4に基づいて説明する。図3は、制御部50がROM等に格納されたプログラムにしたがって行う掃気処理を示すフローチャートである。
本制御は、キースイッチがオフになり、燃料電池1の発電が停止することで開始する。まず、二次電池3の残存容量QBを検出し(S10)、二次電池3の温度TBを検出する(S11)。次に、二次電池3の残存容量QBと温度TBに基づいて掃気パターンを決定する(S12)。
二次電池3は、通常化学反応を利用しているので、低温時には出力電力が大きく低下するが、低温時でも短時間であれば比較的大きな電力を出力することができる。そこで、本実施形態では、空気供給装置22による空気供給圧を間欠的に上昇させ、燃料電池1の空気極側への空気流量を間欠的に増加させる。二次電池3の残存容量QBと温度TBに基づいて、所定時間(例えば1〜3秒間)継続して出力可能な電力である短時間可能出力を算出する。そして、短時間可能出力に基づいて、掃気パターンを決定する。
図4は、本実施形態の燃料電池システムの掃気パターンを示している。本実施形態では、図4に示すように、空気供給装置22により供給される空気流量を、第1空気流量F1と第1空気流量F1より少ない第2空気流量F2とに交互に変化させる。つまり、第2空気流量F2で供給している空気流量を間欠的に第1空気流量F1に増加させる。第1空気流量F1は、二次電池3の短時間可能出力により空気供給装置22で供給可能な空気流量である。第2空気流量F2は、二次電池3で長時間出力可能な電力で空気供給装置22で供給可能な空気流量である。本実施形態では、第2空気流量F2から第1空気流量F1に空気流量を増加させる時間を1〜3秒とし、第2空気流量F2で空気を供給する時間を5〜10秒としている。
次に、空気供給装置22にて燃料電池1の空気極側にパージ用の空気を供給開始する(S13)。これにより、燃料電池1の空気極側に存在する水分が飽和蒸気として燃料電池1から排出され、さらに空気流により液滴として燃料電池1から押し出される。
そして、燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差の測定のために、空気流量を一時的に第1空気流量F1に増加させる(S14)。空気流量が最大となったときの燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差ΔPAを圧力センサ27、28により検出し、空気流量が最大となったときの空気流量FAをエアフロセンサ24で検出する(S15)。
次に、空気流量FAに基づいて基準圧力差ΔPZを決定する(S16)。基準圧力差ΔPZは、掃気処理の終了を判定するための値であり、空気流量FAにより変動する値である。具体的には、基準圧力差ΔPZは、燃料電池1の空気極側に残存する水分が低温環境下で凍結したときに次回の低温からの始動を妨げず、かつ燃料電池1の電解質膜101が乾燥しすぎない最適水分量となった場合の燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差として設定される。
次に、測定圧力差ΔPAが基準圧力差ΔPZを下回っているか否かを判定する(S17)。この結果、測定圧力差ΔPAが基準圧力差ΔPZを下回っていると判定された場合には(S17:YES)、燃料電池1の内部水分量が最適水分量になっていると判断できるので、空気供給装置22による掃気を終了する(S18)。
一方、測定圧力差ΔPAが基準圧力差ΔPZを下回っていないと判定された場合には(S17:NO)、燃料電池1の内部水分量が過多であると判断できるので、空気供給装置22による掃気を第2空気流量F2で継続する(S19)。
次に、二次電池3の残存容量QBを検出する(S20)。この結果、二次電池3の残存容量QBが基準容量QRを下回っているか否かを判定する(S21)。基準容量QRは、燃料電池1の次回始動時に必要とされる残存容量であり、本実施形態では二次電池3の充電率(SOC)が40%を下回らない容量に設定している。
S20による判定処理の結果、二次電池3の残存容量QBが基準容量QRを下回っていると判定された場合には(S21:YES)、空気供給装置22による掃気を終了する(S18)。一方、二次電池3の残存容量QBが基準容量QRを下回っていないと判定された場合には(S21:NO)、二次電池3の残存容量QBに余裕があるので、S14に移行して掃気処理を継続する。
燃料電池1の空気極側に空気を供給する掃気処理を継続することで、燃料電池1の内部水分量が徐々に減少し、燃料電池1の空気入口部と空気出口部の測定圧力差ΔPAが基準圧力差ΔPZを下回るようになる。図4で示した例では、掃気処理を開始してから燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差ΔPAを4回目に測定したときに、測定圧力差ΔPAが基準圧力差ΔPZを下回っている。
以上のように、燃料電池1の内部から水分を除去するために掃気処理を行っている際に、間欠的に空気流量を増加させることで、二次電池3から大きな電力を連続的に出力させることなく、燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差を精度よく測定することができる。これにより、低温環境下で二次電池3から大きな電力を連続的に出力させることが困難な場合においても、燃料電池1の内部水分量を精度よく検出することができる。
また、燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力差を測定する際には、燃料電池1の空気極に供給される空気流量を一時的に増大させているので、高精度の圧力センサ等を用いることなく、汎用の圧力センサでガス流路の水分量を精度よく検出することができる。
また、本実施形態では、周期的に燃料電池1の空気極側への空気流量を増大させているので、供給空気に脈動を与えることができ、燃料電池1の空気極側に存在する水分の排出性を向上させることができる。
また、周期的に燃料電池1の空気極側への空気流量を増大させることで、掃気用の空気を乱流領域で使用することとなるので、圧力損失はガス流量の二乗となる。この結果、燃料電池1の入口部と出口部の圧力差が大きくなり、検出精度を向上させることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、燃料電池1の空気極側のみで掃気処理を行ったが、燃料電池1の水素極側で同様の掃気処理を行ってもよい。例えば燃料電池1の水素経路が循環系になっており、循環回路に気液分離器が設けられているシステムであれば、図示しない水素循環ポンプにより循環回路中に水素を循環させることで、気液分離器により液体の水を回収する。
また、上記実施形態では、圧力差検出手段として燃料電池1の空気入口部と空気出口部のそれぞれに圧力センサ27、28を用いたが、これに限らず、圧力差検出手段として周知の差圧センサを用いてもよい。差圧センサには、燃料電池1の空気入口部と空気出口部の圧力が導入されるようにすればよい。
また、上記実施形態の構成において、二次電池3の温度TBが所定の基準温度TRを上回っているか否かで、掃気パターンを異ならせてもよい。判定基準温度TRは、二次電池3の出力特性に影響が生じる温度であり、二次電池3から比較的大きな電力を連続して出力できるか否かを判定するための基準となる温度である。判定基準温度TRは、二次電池3の種類によって異なるが、例えば0℃程度に設定することができる。
二次電池3の温度TBが判定基準温度TRを上回っている場合には、空気供給装置22により供給される空気流量を、燃料電池1の空気極に存在する水分が燃料電池1の空気入口側と空気出口側における圧力差に与える影響が充分に大きくなる空気流量に設定する。そして、掃気処理を行う際は、空気供給装置22にて連続的にパージ用空気を供給する。一方、二次電池3の温度TBが判定基準温度TRを上回っていない場合には、上記実施形態で説明したように、空気供給装置22にて供給するパージ用空気の流量を間欠的に増大させる。
上記実施形態の燃料電池システムの構成図である。 (a)は燃料電池の断面図であり、(b)はセパレータの側面図である。 上記実施形態の掃気処理を示すフローチャートである。 上記実施形態の燃料電池システムの掃気パターンを示している。
符号の説明
1…燃料電池、2…DC−DCコンバータ、3…二次電池、4…温度センサ、5…走行用インバータ、6…走行用モータ、7…W/P用インバータ、8…圧縮機用インバータ、9…電圧センサ、10…電流センサ、20…空気供給配管、21…空気放出配管、22…空気供給装置、圧縮機用モータ、24…エアフロセンサ、25…加湿装置、26…調圧装置、27…第1の圧力センサ、28…第2の圧力センサ、30…水素供給経路、31…水素排出経路、32…水素供給装置、33、35、36…シャット弁、34…調圧装置、40…冷却水経路、41…ウォータポンプ(W/P)、42…W/P用モータ、44…ラジエータ、47…温度センサ、50…制御部(ECU)。

Claims (4)

  1. 酸化剤ガスと燃料ガスを電気化学反応させて発電する燃料電池(1)と、
    前記燃料電池(1)から電力供給を受けて充電可能な二次電池(3)と、
    前記燃料電池(1)の発電停止時に前記二次電池(3)から電力供給を受けて前記燃料電池(1)内にパージ用空気を供給する掃気処理を行う掃気手段(22)と、
    前記燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出する圧力差検出手段(27、28)と、
    前記燃料電池(1)に供給されるパージ用空気の流量を検出する流量検出手段(24)と、
    前記掃気手段(22)による掃気処理を制御する制御手段(50)とを備え、
    前記制御手段(50)は、
    前記掃気処理を行う際に、前記掃気手段(22)により供給されるパージ用空気の流量を間欠的に増加させ、
    パージ用空気の流量を増加させたときに、前記圧力差検出手段(27、28)により前記燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出するとともに、前記流量検出手段(24)によりパージ用空気の流量を検出し、
    前記流量検出手段(24)により検出したパージ用空気の流量に基づいて、前記掃気処理の終了を判定するための基準圧力差を決定し、
    前記圧力差検出手段(27、28)により検出した圧力差が前記基準圧力差を上回っている場合に、前記掃気手段(22)による掃気処理を継続し、前記圧力差検出手段(27、28)により検出した圧力差が前記基準圧力差を上回っていない場合に、前記掃気手段(22)による掃気処理を終了することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記圧力差検出手段が、前記燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部にてパージ用空気の圧力を検出する第1の圧力センサ(27)と、燃料電池(1)におけるパージ用空気の出口部にてパージ用空気の圧力を検出する第2の圧力センサ(28)であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 圧力差検出手段が、前記燃料電池(1)におけるパージ用空気の入口部と出口部の圧力差を検出する差圧センサであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記二次電池(3)の温度を検出する温度検出手段(4)を備え、
    前記制御部(50)は、前記温度検出手段(4)により検出した前記二次電池(3)の温度が前記二次電池(3)の出力特性に影響が生じる所定温度を下回っている場合に前記掃気処理を行う際に、前記掃気手段(22)により供給されるパージ用空気の流量を間欠的に増加させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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