JP2007157222A - 光ディスク記録装置及び光記録方法 - Google Patents

光ディスク記録装置及び光記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、個々の試書領域をそれぞれ有効に使って試書データを試し書きする。
【解決手段】本発明は、光ディスク2の記録面2Aに設けられた複数の試書領域23に連続して試書データを試し書きするとき、光ピックアップ部6から得られる受光信号に基づいて複数の試書領域23の試書開始位置に順次レーザ光L1が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号CLを生成し、当該タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するレーザ強度設定値を切り替えて設定して光ピックアップ部6から発射されるレーザ光L1の強度を制御することにより、複数の試書領域23の試書開始位置にそれぞれレーザ光L1が到達したレーザ到達タイミングでレーザ光L1の強度を切り替えて試し書きでき、個々の試書領域を有効に使って試書データを試し書きすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は光ディスク記録装置及び光記録方法に関し、例えば光ディスクに対してデータを記録再生する光記録ビデオカメラに適用して好適なものである。
従来の光ディスク記録装置は、装置本体に光ディスクが装填されたとき、光ディスクを回転させながら、当該光ディスクの記録面に設けられた連続する複数の試書領域にそれぞれ強度の異なるレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きしていた。そして光ディスク記録装置は、光ディスクの複数の試書領域からそれに応じた試書データを再生し、その再生結果に基づいてデータ記録時のレーザ光の最適な強度を求めるOPC(Optimum Power Control)と呼ばれるレーザ光最適強度選定処理を行っていた(例えば特許文献1参照)。
特開2004−213808公報
ところでかかる構成の光ディスク記録装置は、制御部が光ディスク上の個々の試書領域の試書開始位置にレーザ光が到達する毎に、その到達を検出していた。また光ディスク記録装置の制御部は、試書開始位置にレーザ光が到達したことを検出したとき、試書データを試し書きする際のレーザ光の強度の値を示す試書用レーザ強度設定値をレーザ強度制御部に送出して設定することにより、かかるレーザ強度制御部により当該設定した試書用レーザ強度設定値に基づいてレーザ光の強度を制御させていた。
ところが光ディスク記録装置において制御部は、レーザ光最適強度選定処理を実行しているとき、これ以外の処理も合せて実行しているため、処理負荷が増大すると、例えば試書開始位置にレーザ光が到達したことを検出してからレーザ強度制御部に対し試書用レーザ強度設定値を送出して設定するまでの間に時間的なずれが生じ、その結果、試書開始位置にレーザ光が到達したことを検出してからレーザ光の強度を切り替えるまでのタイミングがずれる場合がある。従って光ディスク記録装置は、光ディスクの個々の試書領域の試書開始位置と実際に試し書きを開始する位置とがずれてしまい、試書データの試し書きに試書領域を有効には利用していないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、個々の試書領域をそれぞれ有効に使って試書データを試し書きし得る光ディスク記録装置及び光記録方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、レーザ光を発射して光ディスクの記録面に照射すると共に、当該記録面でレーザ光が反射して得られる反射光を受光し、当該受光した反射光に基づいて受光信号を生成する光ピックアップ部を用いて、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、信号生成部が光ピックアップ部により生成される受光信号に基づいて、複数の試書領域の試書開始位置に順次レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成し、レーザ強度制御部が、タイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するレーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定したレーザ強度設定値に基づいて、光ピックアップ部から発射されるレーザ光の強度を制御するようにした。
従って本発明では、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域の試書開始位置に順次レーザ光が到達するレーザ到達タイミングでレーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定したレーザ強度設定値に基づいて、光ピックアップ部の発射するレーザ光の強度を制御することで、複数の試書領域の試書開始位置にそれぞれレーザ光が到達したレーザ到達タイミングで当該レーザ光の強度を当該試書開始位置の試書領域に対応する強度に切り替えて、かかる試書領域に対し試書データを試し書きすることができる。
本発明によれば、レーザ光を発射して光ディスクの記録面に照射すると共に、当該記録面でレーザ光が反射して得られる反射光を受光し、当該受光した反射光に基づいて受光信号を生成する光ピックアップ部を用いて、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、信号生成部が光ピックアップ部により生成される受光信号に基づいて、複数の試書領域の試書開始位置に順次レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成し、レーザ強度制御部が、タイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するレーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定したレーザ強度設定値に基づいて、光ピックアップ部から発射されるレーザ光の強度を制御するようにしたことにより、複数の試書領域の試書開始位置にそれぞれレーザ光が到達したレーザ到達タイミングで当該レーザ光の強度を当該試書開始位置の試書領域に対応する強度に切り替えて、かかる試書領域に対し試書データを試し書きすることができ、かくして個々の試書領域をそれぞれ有効に使って試書データを試し書きし得る光ディスク記録装置及び光記録方法を実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1において、1は全体として本発明を適用した光記録ビデオカメラの構成を示したブロック図である。かかる光記録ビデオカメラ1は、本体部に例えば書込型のDVD(Digital Versatile Disk)のような光ディスク2が装填された状態で、中央処理ユニット(Central Processing Unit )3が図示しないメモリに予め記憶している各種プログラムを読み出して実行することにより、当該光記録ビデオカメラ1全体を統括的に制御して各種処理を実行する。
これにより中央処理ユニット3は、データ再生時、光記録ビデオカメラ1の本体部に装填された光ディスク2を、図示しないスピンドルモータドライバを介してスピンドルモータにより線速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)又は角速度一定(CAV:Constant Angular Velocity )で回転させる。この状態でオートパワーコントロール回路4は、レーザドライバ5の制御用に自己に対して、データ再生用のレーザ光の強度(以下、これを再生用レーザ強度と呼ぶ)を示す再生用レーザ強度設定値を設定し、当該設定した再生用レーザ強度設定値に基づいてレーザドライバ5を制御する。レーザドライバ5は、オートパワーコントロール回路4の制御の元に図2に示す光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aを駆動することにより当該レーザ発光素子6aに対して再生用レーザ強度のレーザ光L1を発射させる。
ここで光ピックアップ部6(図2)は、かかるレーザ発光素子6aに加えて、再生データ生成用のIC(Integrated Circuit)チップ構成でなる受光素子(以下、これを主受光素子と呼ぶ)6bと、レーザ強度監視用のICチップ構成でなる受光素子(以下、これを副受光素子と呼ぶ)6cとを有している。そして光ピックアップ部6において主受光素子6bは、レーザ発光素子6aから発射されたレーザ光L1が光ディスク2の記録面2Aで反射して得られる反射光L2を受光し、当該受光した反射光L2を光電変換することにより受光信号を生成すると共に、当該生成した受光信号をサーボ演算回路7に送出する。
サーボ演算回路7は、受光信号に基づいて例えば非点収差法に従いフォーカスエラー信号(以下、FE信号と呼ぶ)を生成すると共に、当該受光信号に基づいて例えばプッシュプル法に従いトラッキングエラー信号(以下、TE信号と呼ぶ)を生成し、さらに受光信号に基づいてプルイン信号(以下、PI信号と呼ぶ)を生成している。そしてサーボ演算回路7は、かかるPI信号に基づいてFE信号及びTE信号を正規化し、当該正規化したFE信号及びTE信号をサーボ回路8に送出する。またサーボ演算回路7は、受光信号に基づいて再生RF信号を生成し、これをデジタル信号処理部(DSP:Digital Signal Processor)9に送出する。サーボ回路8は、かかるFE信号に基づいて、光ピックアップ部6の対物レンズを保持する図示しないアクチュエータを駆動することにより、光ディスク2の記録面2Aにレーザ光L1が焦点を合わせるようにフォーカスを制御する。またサーボ回路8は、かかるTE信号に基づいて、光ピックアップ部6を光ディスクの径方向に移動(シーク)させる図示しないスレッドモータを駆動することにより、レーザ光L1を光ディスク2の記録面2Aの所望のトラックに照射するようにトラッキングを制御する。一方、デジタル信号処理部9は、かかる再生RF信号から再生データを生成し、これを中央処理ユニット3に送出する。
因みに光ピックアップ部6の副受光素子6c(図2)は、レーザ発光素子6aから発射されたレーザ光L1の少なくとも一部を受光して光電変換することにより得られる受光信号をオートパワーコントロール回路4に送出する。オートパワーコントロール回路4は、かかる受光信号に基づいてその時点で光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aによって発射されているレーザ光L1の強度を検知し、その検知結果に応じて当該レーザ発光素子6aの発射するレーザ光L1の強度が再生用レーザ強度として一定になるようにレーザドライバ5を制御する。すなわちオートパワーコントロール回路4は、レーザドライバ5を制御しつつ副受光素子6cから受光信号を得ることでフィードバックループを構築し、かくして光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aに対し、レーザ光L1を再生用レーザ強度で安定して発射させる。
一方、中央処理ユニット3は、データ記録時、上述したデータ再生時と同様に光ディスク2を回転させた状態で、図示しない撮像部によって被写体を撮像することにより得られた撮像データを取り込み、当該取り込んだ撮像データをオートパワーコントロール回路4に送出する。オートパワーコントロール回路4は、レーザドライバ5の制御用に自己に対してデータ記録用のレーザ光L1の強度(以下、これを記録用レーザ強度と呼ぶ)の値を示す記録用レーザ強度設定値を設定し、当該設定した記録用レーザ強度設定値に基づいてレーザドライバ5を制御すると共に、かかるレーザドライバ5に対し撮像データを送出する。レーザドライバ5は、オートパワーコントロール回路4の制御の元に光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aを駆動することにより当該レーザ発光素子6aに対し、記録用レーザ強度のレーザ光L1を発射させると共に、これに加えて撮像データに基づいてレーザ発光素子6aの駆動及び停止を制御することにより当該撮像データに応じてレーザ光L1を発射させ、またその発射を停止させる。
これにより光ピックアップ部6は、撮像データに応じて光ディスク2の記録面2Aに、記録用レーザ強度のレーザ光L1を照射し、またかかる照射を停止することにより当該光ディスクの記録面2Aに対し撮像データを記録する。ところで光ピックアップ部6の主受光素子6bは、このときにも上述したデータ再生時と同様に、光ディスク2の記録面2Aでレーザ光L1が反射して得られる反射光L2を受光すると共に、当該受光した受光信号をサーボ演算回路7に送出する。従ってサーボ演算回路7は、上述したデータ再生時と同様に受光信号に基づいてFE信号及びTE信号を生成してサーボ回路8に送出することにより、当該サーボ回路8によりレーザ光L1のトラッキング及びフォーカスを制御する。また、光ピックアップ部6の副受光素子6cも、レーザ光L1の少なくとも一部を受光して受光信号をオートパワーコントロール回路4に送出する。従ってオートパワーコントロール回路4は、データ記録時にも上述したデータ再生時と同様に光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aに対しレーザ光L1を記録用レーザ強度で安定して発射させる。
ここで図3に示すように、光ディスク2の記録面2Aの最内周側には、PCA(Power Calibration Area)と呼ばれる、試書データの試し書きにより最適な記録用レーザ強度を選定するための最適レーザ強度選定領域22が例えば一周に渡って設けられている。因みに最適レーザ強度選定領域22は、フォーマットによっては複数周に渡るものもある。かかる最適レーザ強度選定領域22は、例えばセクタのような所定単位の連続する複数の試書領域23に分割されている。また、光ディスク2の記録面2Aには、当該光ディスク2上の位置や時間情報等を含むウォブル(Wobble)信号が図示しない蛇行した溝として予め形成されている。そして中央処理ユニット3は、本体部に対しかかる光ディスク2が装填されたとき、OPC(Optimum Power Control)と呼ばれるレーザ光最適強度選定処理を開始し、上述したデータ再生時と同様に当該光ディスク2を回転させる。このときオートパワーコントロール回路4は、再生用レーザ強度設定値に基づいてレーザドライバ5を制御することにより、そのレーザドライバ5を介して光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aを駆動してレーザ光L1を発射させる。またサーボ回路8は、図示しないスレッドモータを駆動させて光ピックアップ部6をシークさせることにより、光ディスク2の記録面2Aにおいてウォブル信号として形成された蛇行した溝にレーザ光L1を照射させる。これにより光ピックアップ部6の主受光素子6bは、当該光ディスク2の記録面2Aにおいて蛇行した溝でレーザ光L1が反射して得られる反射光L2を受光し、その結果得られた受光信号をサーボ演算回路7に送出する。
サーボ演算回路7は、受光信号からプッシュプル(PushPull)信号を生成し、これをデジタル信号処理部9に送出する。デジタル信号処理部9は、かかるプッシュプル信号に基づいてウォブル信号を生成する。またデジタル信号処理部9は、かかるウォブル信号に基づいてタイミング通知信号CLを生成する。かかるタイミング通知信号CLは、光ディスク2を回転させた状態で光ピックアップ部6を当該光ディスク2の径方向に適宜移動させながら、最適レーザ強度選定領域22の複数の試書領域23に対し連続して試書データを試し書きする一連の処理において、その光ディスク2の記録面2Aに照射しているレーザ光L1がこれら複数の試書領域23の試書開始位置に順次到達するタイミングを、論理「L」レベルから論理「H」レベルへの立ち上がりで示している。そしてデジタル信号処理部9は、かかるタイミング通知信号CLを中央処理ユニット3、オートパワーコントロール回路4及びサーボ演算回路7に送出する。
中央処理ユニット3は、光ディスク2の複数の試書領域23に対しそれぞれ試書データを試し書きするときに用いるレーザ光L1の強度(以下、これを試書用レーザ強度と呼ぶ)の値を示す複数の異なる試書用レーザ強度設定値を、図示しないメモリに予め保持している。そして中央処理ユニット3は、まずレーザ光最適強度選定処理を開始したとき(すなわち、複数の試書領域23に対し試書データを全く試し書きしてはいない時点)、かかるメモリから1つ目の試書用レーザ強度設定値を読み出してオートパワーコントロール回路4に送出する。また中央処理ユニット3は、引き続きデジタル信号処理部9から与えられたタイミング通知信号CLが論理「L」レベルから論理「H」レベルに立ち上がる毎に、当該立ち上がりのタイミング(以下、これをレーザ光到達タイミングと呼ぶ)で、かかるメモリから試書用レーザ強度設定値を順番に1つずつ読み出してオートパワーコントロール回路4に送出する。このようにして中央処理ユニット3は、光ディスク2の複数の試書領域23に対しそれぞれ試書データを試し書きするときに用いる当該試書領域23毎に異なる試書用レーザ強度設定値を個々の試書領域23に対する試書データの試し書きに先立ってオートパワーコントロール回路4に送出する。因みに中央処理ユニット3は、オートパワーコントロール回路4に対し、例えば1つ目の試書用レーザ強度設定値を送出するとき、これに合わせて試書データも送出している。
オートパワーコントロール回路4の内部には、試書領域23への試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を事前に格納する第1のレジスタ(以下、これを事前格納用レジスタと呼ぶ)と、試書領域23に対する試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を設定用に格納する第2のレジスタ(以下、これを設定格納用レジスタと呼ぶ)とが設けられている。そしてオートパワーコントロール回路4は、事前格納用レジスタに対し、光ディスク2の記録面2Aにおいて現時点のレーザ光L1の照射位置から次にそのレーザ光L1が到達する試書領域23の試書開始位置で試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を格納している。またオートパワーコントロール回路4は、一旦は事前格納用レジスタに格納していた試書用レーザ強度設定値を設定格納用レジスタに移すようにして、当該設定格納用レジスタに対し、光ディスク2の記録面2Aにおいて現時点にレーザ光L1が照射されている試書領域23で試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を格納している。
すなわち図4(A)〜(D)に示すように、オートパワーコントロール回路4は、まずレーザ光最適強度選定処理の開始時(すなわち、複数の試書領域23に対し試書データを全く試し書きしてはいない時点)に中央処理ユニット3から与えられた1つ目の試書用レーザ強度設定値Paを事前格納用レジスタに格納する(図4(C))。そしてオートパワーコントロール回路4は、引き続きデジタル信号処理部9から与えられるタイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知された時点(図4(A)及び(B))に、事前格納用レジスタに対しすでに格納していた試書用レーザ強度設定値Paを設定格納用レジスタに移して格納することにより自己に対して当該試書用レーザ強度設定値Paをレーザドライバ5の制御に対し使用するように設定し(図4(D))、かかる試書用レーザ強度設定値Paに基づいてレーザドライバ5を制御すると共に、このとき中央処理ユニット3から新たに与えられた試書用レーザ強度設定値Pbを事前格納用レジスタに格納する(図4(C))。またオートパワーコントロール回路4は、試書用レーザ強度設定値Paに基づいてレーザドライバ5を制御するときには、中央処理ユニット3から与えられていた試書データをレーザドライバ5に送出する。
このようにしてオートパワーコントロール回路4は、タイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知される毎に(図4(A)及び(B))、事前格納用レジスタに対し事前に格納していた試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgを設定格納用レジスタに移して格納することにより、その時点まで設定格納用レジスタに格納していた試書用レーザ強度設定値Pa〜Pfに切り替えて当該設定格納用レジスタに対し新たに格納した試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgをレーザドライバ5の制御に使用するように設定して(図4(D))、かかる試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgに基づいてレーザドライバ5を制御すると共に、次の試書領域23に対する試書データの試し書きに使用する試書用レーザ強度設定値Pc〜Pgを事前格納用レジスタに格納する(図4(B))。ここでオートパワーコントロール回路4は、タイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知されたとき(図4(A)及び(B))、事前格納用レジスタに対し事前に格納していた試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgを設定格納用レジスタに移して格納し、その時点まで設定格納用レジスタに格納していた試書用レーザ強度設定値Pa〜Pfに切り替えて当該設定格納用レジスタに対し新たに格納した試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgをレーザドライバ5の制御に使用するように設定して(図4(D))、かかる試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgに基づいてレーザドライバ5を制御するものの、このとき中央処理ユニット3から新たな試書用レーザ強度設定値が与えられないと、事前格納用レジスタに対しては何も格納しない(図4(B))。またオートパワーコントロール回路4は、試書用レーザ強度設定値Pb〜Pgを切り替えてレーザドライバ5を制御する毎に当該レーザドライバ5に対し試書データを送出する。
従ってレーザドライバ5は、このとき光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aを駆動してレーザ光L1を発射させているものの、光ディスク2の記録面2Aにおいて当該レーザ光L1の照射位置が試書領域23の試書開始位置に到達する毎に、オートパワーコントロール回路4による制御の切り替えに応じて、レーザ発光素子6aに発射させるレーザ光L1の強度を当該試書領域23に対応する試書用レーザ強度に切り替える。またレーザドライバ5は、光ディスク2の試書領域23に対しレーザ光L1を照射するとき、オートパワーコントロール回路4から与えられる試書データに基づいてレーザ発光素子6aの駆動及び停止を制御してレーザ光L1を発射させ、またその発射を停止させる。これによりレーザドライバ5は、光ディスク2の複数の試書領域23にそれぞれ異なる試書用レーザ強度のレーザ光L1を照射して試書データを書き込むことができる。
ところで光記録ビデオカメラ1では、光ピックアップ部6の小型化等に伴い、レーザ発光素子6aから発射したレーザ光L1が光ディスク2の記録面2Aで反射して得られる反射光L2を主受光素子6bで受光する場合、光ピックアップ部6内で生じるレーザ光L1の回折光や散乱光等の往路迷光も合わせて主受光素子6bで受光することがある。従って主受光素子6bは、光ディスク2の記録面2Aに対しレーザ光L1が照射されている間、往路迷光も光電変換し、その結果得られる誤差信号を含む受光信号を生成してサーボ演算回路7に送出している。このためサーボ演算回路7は、光ピックアップ部6の主受光素子6bから受光信号が与えられたとき、その受光信号に基づいて単にPI信号を生成すると、当該受信信号に含まれる誤差信号に応じたオフセットが生じているPI信号を生成することになり、その結果、FE信号やTE信号も、かかるオフセットの影響を受けることになる。そしてPI信号に生じるオフセットは、光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aから発射されるレーザ光L1の強度に応じて異なる値となる。
従って中央処理ユニット3は、図示しないメモリに対し、再生用レーザ強度や記録用レーザ強度に応じたオフセット補正値を予め保持しており、データ再生時やデータ記録時にこれらオフセット補正値をサーボ演算回路7に送出している。これによりサーボ演算回路7は、データ再生時やデータ記録時、かかるオフセット補正値と、光ピックアップ部6から与えられた誤差信号を含む受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成している。
これに加えてサーボ演算回路7は、光ディスク2の複数の試書領域23に対して連続的に試書データを試し書きしている間も、光ピックアップ部6の主受光素子6bによる受光結果に基づいてFE信号、TE信号及びPI信号を生成し、これらFE信号及びTE信号をPI信号により正規化した後、サーボ回路8に送出することにより、当該サーボ回路8によりフォーカス制御及びトラッキング制御を実行している。そして中央処理ユニット3は、光ディスク2の複数の試書領域23に対しそれぞれ試書データを試し書きするとき、かかる試書領域23毎に試書用レーザ強度を変更させるため、これら複数の異なる試書用レーザ強度に対応する複数の異なるオフセット補正値も試書用レーザ強度設定値と対応付けて図示しないメモリに予め保持している。このため中央処理ユニット3は、まずレーザ光最適強度選定処理を開始したとき(すなわち、複数の試書領域23に対し試書データを全く試し書きしてはいない時点)、かかるメモリから1つ目のオフセット補正値を読み出してサーボ演算回路7に送出する。また中央処理ユニット3は、引き続きデジタル信号処理部9から与えられたタイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知される毎に、かかるメモリからオフセット補正値を順番に1つずつ読み出してサーボ演算回路7に送出する。このようにして中央処理ユニット3は、光ディスク2の複数の試書領域23に対しそれぞれ試書データを試し書きするときに用いる当該試書領域23毎に異なるオフセット補正値を個々の試書領域23に対する試書データの試し書きに先立ってサーボ演算回路7に送出する。
サーボ演算回路7の内部には、光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号に基づいて生成するPI信号から、当該受光信号に含まれる誤差信号に応じたオフセットを除去するために用いるオフセット補正値を事前に格納する第1のレジスタ(以下、これを事前格納用レジスタと呼ぶ)と、試書領域23に対し試書データを試し書きしている間、主受光素子6bから与えられる受光信号に基づいて生成するPI信号からオフセットを除去するために用いるオフセット補正値を設定用に格納する第2のレジスタ(以下、これを設定格納用レジスタと呼ぶ)とが設けられている。そしてサーボ演算回路7は、試書領域23に対し試書データを試し書きするとき、事前格納用レジスタに対し、光ディスク2の記録面2Aにおいて現時点のレーザ光L1の照射位置から次にそのレーザ光L1が到達する試書開始位置の試書領域23で試書データの試し書きの際に用いるオフセット補正値を格納している。またサーボ演算回路7は、一旦は事前格納用レジスタに格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移すようにして、当該設定格納用レジスタに対し、光ディスク2の記録面2Aにおいて現時点にレーザ光L1が照射されている試書領域23で試書データを試し書きしている間に用いるオフセット補正値を格納している。
すなわち上述した図4(A)〜(D)に示す試書用レーザ強度の変更の場合と同様に、サーボ演算回路7は、まずレーザ光最適強度選定処理を開始すると(すなわち、複数の試書領域23に対し試書データを全く試し書きしてはいない時点)中央処理ユニット3から与えられた1つ目のオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。そしてサーボ演算回路7は、引き続きデジタル信号処理部9から与えられるタイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知された時点に、事前格納用レジスタに対しすでに格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納することにより自己に対して当該オフセット補正値をPI信号からのオフセットの除去に使用するように設定すると共に、このとき中央処理ユニット3から新たに与えられたオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。
このようにしてサーボ演算回路7は、タイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し事前に格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納することにより、その時点まで設定格納用レジスタに格納していたオフセット補正値に切り替えて当該設定格納用レジスタに対し新たに格納したオフセット補正値をPI信号からのオフセットの除去に使用するように設定すると共に、次の試書領域23に試書データを試し書きするときにPI信号からオフセットを除去するために使用するオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。ただしサーボ演算回路7は、タイミング通知信号CLによりレーザ光到達タイミングが通知されたとき、事前格納用レジスタに対し事前に格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納し、その時点まで設定格納用レジスタに格納していたオフセット補正値に切り替えて当該設定格納用レジスタに対し新たに格納したオフセット補正値をPI信号からのオフセットの除去に使用するように設定するものの、このとき中央処理ユニット3から新たなオフセット補正値が与えられないと、事前格納用レジスタに対しては何も格納しない。
従ってサーボ演算回路7は、光ディスク2の記録面2Aに対しレーザ光L1が照射されている間、光ピックアップ部6の主受光素子6bによる受光結果に基づいてPI信号を生成するものの、光ディスク2の記録面2Aにおいて当該レーザ光L1の照射位置が試書領域23の試書開始位置に到達する毎に、試書用レーザ強度の切り替えに合わせてPI信号からのオフセットの除去に使用するオフセット補正値を切り替え、その時点に光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられた誤差信号を含む受光信号と共に、当該時点に試書データを試し書きするためのレーザ光L1の試書用レーザ強度に対応するオフセット補正値を用いて、オフセットを除去したPI信号を生成することができる。
ここで光記録ビデオカメラ1は、光記録ビデオカメラ1の本体部に光ディスク2が装填されると、図5に示すレーザ光最適強度選定処理の一環としての試書処理手順RT1を開始し、ステップSP1に移る。
ステップSP1においてオートパワーコントロール回路4は、レーザドライバ5を介して光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aを駆動させることにより当該レーザ発光素子6aに対しレーザ光L1を発射させ光ディスク2の記録面2Aに照射させる。次いでステップSP2において中央処理ユニット3は、1つ目の試書用レーザ強度設定値をオートパワーコントロール回路4に送ると共に、オフセット補正値をサーボ演算回路7に送出する。そしてオートパワーコントロール回路4は取り込んだ試書用レーザ強度設定値を事前格納用レジスタに格納し、またサーボ演算回路7は取り込んだオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。さらにデジタル信号処理部9は、光ピックアップ部6の主受光素子6bで生成される受光信号を、サーボ演算回路7を介してプッシュプル信号として取り込み、当該プッシュプル信号からウォブル信号を生成すると共に、かかるウォブル信号に基づきタイミング通知信号CLを生成、当該タイミング通知信号CLを中央処理ユニット3、オートパワーコントロール回路4及びサーボ演算回路7に送出する。
続いてステップSP3において中央処理ユニット3は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、試書用レーザ強度設定値をオートパワーコントロール回路4に送出する。またオートパワーコントロール回路4は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していた試書用レーザ強度設定値を設定格納用レジスタに移して格納することにより当該試書用レーザ強度設定値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を事前格納用レジスタに格納する。これによりオートパワーコントロール回路4は、レーザ到達タイミングが通知される毎に、レーザドライバ5を介して光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aに対し、当該レーザ到達タイミングで設定した試書用レーザ強度設定値に応じた試書用レーザ強度のレーザ光L1を発射させて、当該レーザ光L1をその時点に試書データを試し書きする試書領域23に照射させる。
またステップSP3と並行して実行されるステップSP4において中央処理ユニット3は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、オフセット補正値をサーボ演算回路7に送出する。またサーボ演算回路7は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納することにより当該オフセット補正値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きの際に用いるオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。これによりサーボ演算回路7は、レーザ到達タイミングが通知される毎に、当該レーザ到達タイミングで設定したオフセット補正値と、そのとき光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成する。
そしてステップSP5において中央処理ユニット3は、デジタル信号処理部9から与えられるタイミング通知信号CLに基づいて、光ディスク2の複数の試書領域23に対する試書データの試し書きが終了したか否かを判別する。ここで、中央処理ユニット3は、未だ試書データを試し書きしている途中であり、否定結果を得ると、再びステップSP3及びステップSP4に戻る。これに対して光ディスク2の複数の試書領域23に対する試書データの試し書きが終了したことで肯定結果を得ると、次のステップSP6に移り、かかる試書処理手順RT1を終了する。因みに中央処理ユニット3は、かかる試書処理手順RT1が終了すると、引き続き上述したデータ再生時と同様にして、当該複数の試書領域23に対し再生用レーザ強度のレーザ光L1を照射するようにしてこれら試書領域23から試し書きした試書データを順次読み出すと共に、当該読み出した試書データを例えば記録前の試書データと比較する。そして中央処理ユニット3は、かかる比較結果に基づいて、データ記録時の最適なレーザ光L1の強度を選定する。
以上の構成において光記録ビデオカメラ1は、レーザ光最適強度選定処理時、光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aによりレーザ光L1を発射して光ディスク2の記録面2Aに照射すると共に、当該記録面2Aでレーザ光L1が反射して得られる反射光L2を主受光素子6bで受光し、得られた受光信号に基づいてタイミング通知信号CLを生成し、当該生成したタイミング通知信号CLを中央処理ユニット3、オートパワーコントロール回路4及びサーボ演算回路7に送出する。また中央処理ユニット3は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、試書用レーザ強度設定値をオートパワーコントロール回路4に送出すると共に、オフセット補正値をサーボ演算回路7に送出する。
そしてオートパワーコントロール回路4は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していた試書用レーザ強度設定値を設定格納用レジスタに移して格納し当該試書用レーザ強度設定値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を事前格納用レジスタに格納する。このようにしてオートパワーコントロール回路4は、レーザ到達タイミングが通知される毎に、レーザドライバ5を介して光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aに対し、当該レーザ到達タイミングで設定した試書用レーザ強度設定値に応じた試書用レーザ強度のレーザ光L1を発射させて、当該レーザ光L1をその時点に試書データを試し書きする試書領域23に照射させる。
一方、サーボ演算回路7は、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納することにより当該オフセット補正値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きの際に用いるオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納する。このようにしてサーボ演算回路7は、レーザ到達タイミングが通知される毎に、当該レーザ到達タイミングで設定したオフセット補正値と、そのとき試書領域23に対しレーザ光L1を照射するようにして試書データを試し書きすることで光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成する。
従って光記録ビデオカメラ1は、オートパワーコントロール回路4が、光ディスク2の記録面2Aに設けられた複数の試書領域23の試書開始位置に順次レーザ光L1が到達する毎に、試書用レーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定した試書用レーザ強度設定値に基づいて、光ピックアップ部の発射するレーザ光L1の強度を制御することで、複数の試書領域23の試書開始位置にそれぞれレーザ光L1が到達したレーザ到達タイミングで当該レーザ光L1の強度を当該試書開始位置の試書領域23に対応する強度に切り替えて、かかる試書領域23に対し試書データを試し書きすることができる。また光記録ビデオカメラ1は、サーボ演算回路7が、光ディスク2の記録面2Aに設けられた複数の試書領域23の試書開始位置に順次レーザ光L1が到達するレーザ到達タイミングでオフセット補正値を切り替えて設定し、当該設定したオフセット補正値と、そのとき試書領域23に対しレーザ光L1を照射するようにして試書データを試し書きすることにより光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成することで、試書領域23の試書開始位置から試書終了位置まで試書データを試し書きしている間、かかるオフセットを除去したPI信号により正規化したオフセットのないFE信号及びTE信号に基づいて、レーザ光L1のフォーカス及びトラッキングを的確に制御することができる。
以上の構成によれば、光記録ビデオカメラ1は、レーザ光最適強度選定処理時、光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aによりレーザ光L1を発射して光ディスク2の記録面2Aに照射すると共に、当該記録面2Aでレーザ光L1が反射して得られる反射光L2を主受光素子6bで受光し、得られた受光信号に基づいてタイミング通知信号CLを生成し、当該生成したタイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、試書用レーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定した試書用レーザ強度設定値に基づいて光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aから発射させるレーザ光L1の強度を制御するようにした。これにより光記録ビデオカメラ1は、複数の試書領域23の試書開始位置にそれぞれレーザ光L1が到達したレーザ到達タイミングで当該レーザ光L1の強度を当該試書開始位置の試書領域23に対応する強度に切り替えて、かかる試書領域23に対し試書データを試し書きすることができ、かくして個々の試書領域23をそれぞれ有効に使って試書データを試し書きすることができる。
また光記録ビデオカメラ1は、レーザ光最適強度選定処理時、光ピックアップ部6のレーザ発光素子6aによりレーザ光L1を発射して光ディスク2の記録面2Aに照射すると共に、当該記録面2Aでレーザ光L1が反射して得られる反射光L2を主受光素子6bで受光し、得られた受光信号に基づいてタイミング通知信号CLを生成し、当該生成したタイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、オフセット補正値を切り替えて設定し、当該設定したオフセット補正値と、そのとき試書領域23に対しレーザ光L1を照射するようにして試書データを試し書きすることにより光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成するようにした。これにより光記録ビデオカメラ1は、試書領域23の試書開始位置から試書終了位置まで試書データを試し書きしている間、オフセットを除去したPI信号により正規化したオフセットのないFE信号及びTE信号に基づいて、レーザ光L1のフォーカス及びトラッキングを的確に制御することができ、かくして光ディスク2の記録面2Aに設けられた複数の試書領域23に対し、それぞれ試書データを的確に試し書きさせることができる。よって光記録ビデオカメラ1は、光ディスク2の記録面2Aに設けられた複数の試書領域23それぞれを有効に利用して的確に試書データを試し書きすることができるので、これら複数の試書領域23に試し書きした試書データに基づいて、データ記録時の最適なレーザ光L1の強度を的確に選定することができる。
さらに光記録ビデオカメラ1は、レーザ光最適強度選定処理時、中央処理ユニット3がタイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、試書用レーザ強度設定値をオートパワーコントロール回路4に送出すると共に、オフセット補正値をサーボ演算回路7に送出している。そして光記録ビデオカメラ1は、オートパワーコントロール回路4が、タイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していた試書用レーザ強度設定値を設定格納用レジスタに移して格納し当該試書用レーザ強度設定値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値を事前格納用レジスタに格納している。また光記録ビデオカメラ1は、サーボ演算回路7もタイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、事前格納用レジスタに対し1つ前のレーザ到達タイミングで格納していたオフセット補正値を設定格納用レジスタに移して格納することにより当該オフセット補正値を設定すると共に、中央処理ユニット3から与えられる次の試書領域23に対する試書データの試し書きの際に用いるオフセット補正値を事前格納用レジスタに格納している。従って光ビデオカメラ1は、レーザ光L1が試書領域23の試書開始位置に到達する前に、当該試書開始位置から始まる試書領域23への試書データの試し書きに用いる試書用レーザ強度設定値及びオフセット補正値を、オートパワーコントロール回路4及びサーボ演算回路7に対し確実に保持させておくことができ、かくして試書開始位置にレーザ光L1が到達したときに、試書用レーザ強度設定値及びオフセット補正値が用意できずに、当該試書領域23を有効に利用しかつ適確に試書データが試し書きし得なくなることを未然に回避することができる。また光記録ビデオカメラ1は、このように試書用レーザ強度設定値の設定及び保持や、オフセット補正値の設定及び保持をほぼ同時に行うため、試書領域23に対し試書データを試し書きしている間に、中央処理ユニット3やオートパワーコントロール回路4、サーボ演算回路7の処理負荷が増大することを回避することができる。
なお上述した実施の形態においては、レーザ光最適強度選定処理時、サーボ演算回路7が、自己に設定したオフセット補正値と、光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したPI信号を生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、レーザ光最適強度選定処理時、サーボ演算回路7が、自己に設定したオフセット補正値と、光ピックアップ部6の主受光素子6bから与えられる受光信号とに基づいてオフセットを除去したFE信号、TE信号及びPI信号を生成するようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、レーザ光最適強度選定処理時、レーザ光L1の強度の制御と、オフセットを除去したPI信号の生成とを実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光記録ビデオカメラ1に対し往路迷光が発生しない光ピックアップ部が設けられているときには、レーザ光最適強度選定処理時にレーザ光L1に対する強度の制御のみを実行し、オフセットを除去したPI信号の生成を特には行わないようにすることができる。
さらに上述した実施の形態においては、レーザ光最適強度選定処理時、中央処理ユニット3がタイミング通知信号CLによりレーザ到達タイミングが通知される毎に、試書用レーザ強度設定値をオートパワーコントロール回路4に送出すると共に、オフセット補正値をサーボ演算回路7に送出するようにした場合について述べたが、本発明はそれに限らず、オートパワーコントロール回路4が予め複数の異なる試書用レーザ強度設定値を保持すると共に、サーボ演算回路7が予め複数の異なるオフセット補正値を保持するようにしても良い。このようにすれば、レーザ光最適強度選定処理時に中央処理ユニット3の処理負荷を大幅に低減させることができる。
さらに上述した実施の形態においては、ウォブル信号に基づいてタイミング通知信号CLを生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクの記録面に形成されたランドプリピット(LPP:Land Pre Pit)を再生して得られる信号に基づいてタイミング通知信号を生成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク2の記録面2Aに設けられた連続する複数の試書領域23に対し連続的に試書データを試し書きするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスク2の記録面2Aに対し、分散して設けられ複数の試書領域に対し試書データを試し書きするようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、本発明による光ディスク記録装置を、図1乃至図5について上述した光記録ビデオカメラ1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、据置型のDVDレコーダ等のように、この他種々の光ディスク記録装置に広く適用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、レーザ強度設定値を設定し、当該設定したレーザ強度設定値に基づいて、光ピックアップ部から発射されるレーザ光の強度を制御するレーザ強度制御部として、図1乃至図5について上述したオートパワーコントロール回路4を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばオートパワーコントロール回路4とレーザドライバ5とが一体化されて形成されたレーザ強度制御回路等のように、この他種々のレーザ強度制御部を広く適用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、光ピックアップ部により生成される受光信号に基づいて、複数の試書領域の試書開始位置に順次レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成する信号生成部として、図1乃至図5について上述したデジタル信号処理部9を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、光ピックアップ部により生成される受光信号に基づいて、複数の試書領域の試書開始位置に順次レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成するハードウェア構成の信号生成回路等のように、この他種々の信号生成部を広く適用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、光ピックアップ部により生成される受光信号に含まれる誤差信号に応じたオフセットを除去するオフセット補正値を設定し、当該設定したオフセット補正値と、光ピックアップ部により生成される受光信号とに基づいてオフセットを除去したサーボ信号を生成するサーボ信号生成部として、図1乃至図5について上述したサーボ演算回路7を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクの記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続してレーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、光ピックアップ部により生成される受光信号に含まれる誤差信号に応じたオフセットを除去するオフセット補正値を設定し、当該設定したオフセット補正値と、光ピックアップ部により生成される受光信号とに基づいてオフセットを除去したサーボ信号を生成するハードウェア構成のサーボ信号生成回路等のように、この他種々のサーボ信号生成部を広く適用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、信号生成部から与えられるタイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知されたレーザ到達タイミングでレーザ光が到達した試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する試書開始位置の試書領域に対し試書データの試し書きに用いるレーザ強度設定値をレーザ強度制御部に送出する強度設定値送出部として、図1乃至図5について上述した中央処理ユニット3を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号生成部から与えられるタイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知されたレーザ到達タイミングでレーザ光が到達した試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する試書開始位置の試書領域に対し試書データの試し書きに用いるレーザ強度設定値をレーザ強度制御部に送出するハードウェア構成の強度設定値送出回路等のように、この他種々の強度設定値送出部を広く適用することができる。
さらに上述した実施の形態においては、信号生成部から与えられるタイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知されたレーザ到達タイミングでレーザ光が到達した試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する試書開始位置の試書領域に対し試書データの試し書きに用いるオフセット補正値をサーボ信号生成部に送出する補正値送出部として、図1乃至図5について上述した中央処理ユニット3を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、信号生成部から与えられるタイミング通知信号によりレーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知されたレーザ到達タイミングでレーザ光が到達した試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する試書開始位置の試書領域に対し試書データの試し書きに用いるオフセット補正値をサーボ信号生成部に送出するハードウェア構成の補正値送出回路等のように、この他種々の補正値送出部を広く適用することができる。
本発明はレーザ光を用いて光ディスクにデータを書き込む光記録ビデオカメラ等の光ディスク記録装置に利用することができる。
本発明による光記録ビデオカメラの構成の一実施の形態を示すブロック図である。 光ピックアップ部の構成を示すブロック図である。 光ディスクの説明に供する略線図である。 試書用レーザ強度設定値の設定の説明に供するタイミングチャートである。 試書処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……光記録ビデオカメラ、2……光ディスク、2A……記録面、3……中央処理ユニット、4……オートパワーコントロール回路、6……光ピックアップ部、6a……レーザ発光素子、6b……主受光素子、7……サーボ演算回路、22……最適レーザ強度選定領域、23……試書領域、L1……レーザ光、L2……反射光、CL……タイミング通知信号、RT1……試書処理手順。

Claims (5)

  1. レーザ光を発射して光ディスクの記録面に照射すると共に、当該記録面で上記レーザ光が反射して得られる反射光を受光し、当該受光した上記反射光に基づいて受光信号を生成する光ピックアップ部と
    レーザ強度設定値を設定し、当該設定した上記レーザ強度設定値に基づいて、上記光ピックアップ部から発射される上記レーザ光の強度を制御するレーザ強度制御部と
    上記光ディスクの上記記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続して上記レーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号に基づいて、上記複数の試書領域の試書開始位置に順次上記レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成する信号生成部と
    を具え、
    上記レーザ強度制御部は、
    上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するレーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定した上記レーザ強度設定値に基づいて、上記光ピックアップ部から発射される上記レーザ光の強度を制御する
    ことを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 上記光ディスクの上記記録面に設けられた上記複数の試書領域に対し連続して上記レーザ光を照射するようにして上記試書データを試し書きするとき、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号に含まれる誤差信号に応じたオフセットを除去するオフセット補正値を設定し、当該設定したオフセット補正値と、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号とに基づいて上記オフセットを除去したサーボ信号を生成するサーボ信号生成部
    を具え、
    上記サーボ信号生成部は、
    上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するオフセット補正値を切り替えて設定し、当該設定した上記オフセット補正値と、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号とに基づいて上記オフセットを除去して上記サーボ信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知された上記レーザ到達タイミングで上記レーザ光が到達した上記試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する上記試書開始位置の上記試書領域に対し上記試書データの試し書きに用いる上記レーザ強度設定値を上記レーザ強度制御部に送出する強度設定値送出部
    を具え、
    上記レーザ強度制御部は、
    上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知される毎に、上記強度設定値送出部から与えられる上記レーザ強度設定値を保持すると共に、1つ前の上記レーザ到達タイミングが通知されたときに上記強度設定値送出部から与えられ保持していた上記レーザ強度設定値を設定し、当該設定した上記レーザ強度設定値に基づいて、上記光ピックアップ部から発射される上記レーザ光の強度を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  4. 上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知される毎に、当該通知された上記レーザ到達タイミングで上記レーザ光が到達した上記試書開始位置の次に当該レーザ光が到達する上記試書開始位置の上記試書領域に対し上記試書データの試し書きに用いる上記オフセット補正値を上記サーボ信号生成部に送出する補正値送出部
    を具え、
    上記サーボ信号生成部は、
    上記信号生成部から与えられる上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知される毎に、上記補正値送出部から与えられる上記オフセット補正値を保持すると共に、1つ前の上記レーザ到達タイミングが通知されたときに上記補正値送出部から与えられ保持していた上記オフセット補正値を設定し、当該設定した上記オフセット補正値と、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号とに基づいて上記オフセットを除去して上記サーボ信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録装置。
  5. レーザ光を発射して光ディスクの記録面に照射すると共に、当該記録面で上記レーザ光が反射して得られる反射光を受光し、当該受光した上記反射光に基づいて受光信号を生成する光ピックアップ部を用いて、上記光ディスクの上記記録面に設けられた複数の試書領域に対し連続して上記レーザ光を照射するようにして試書データを試し書きするとき、上記光ピックアップ部により生成される上記受光信号に基づいて、上記複数の試書領域の試書開始位置に順次上記レーザ光が到達するレーザ到達タイミングを通知するタイミング通知信号を生成する信号生成ステップと
    上記タイミング通知信号により上記レーザ到達タイミングが通知されたとき、自己の保持するレーザ強度設定値を切り替えて設定し、当該設定した上記レーザ強度設定値に基づいて、上記光ピックアップ部から発射される上記レーザ光の強度を制御するレーザ強度制御ステップと
    を具えることを特徴とする光記録方法。
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