JP2007156812A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各撮像装置間で容易にそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】第1のキー情報を取得するキー情報取得手段と、画像データが格納されている格納手段と、外部装置と通信可能とする通信手段と、前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、を備える撮像装置により、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、近距離通信技術を用いた撮像装置に関する。
近年、画像を撮影してデジタルデータとして記憶することが可能なデジタルカメラ等の撮像装置が普及している。また、インターネット等のネットワークを利用して、電子メールやホームページの閲覧等を行うことも一般的になっている。
このような技術に基づいて、例えば、特許文献1では、IPアドレスをカメラが所有し、当該カメラは、ネットワーク経由で画像の送信要求を受けると、要求された画像をネットワーク上に公開するシステムが開示されている。
また、デジタル化社会、ネットワーク社会の到来により、情報の安全保障が求められている。例えば、特許文献2では、記録媒体と装置の双方に鍵データを有し、その記録媒体とその装置との間で相互に権利確認を行い、適切な権利下で使用されたデータの来歴情報を蓄積し、決済を行うことが開示されている。
特開2003−143518号公報 特開2001−332023号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザは、欲しい画像を有するカメラのIPアドレスを予め知っている必要があり、ネットワークに関する知識を有するユーザ以外にユーザが利用するのが難しかった。
また、特許文献2では、機器と記録媒体間での相互権利確認を行うことについて言及されているが、同じ情報をもつ媒体を装填された機器同士の権利確認については言及されていなかった。
上記の課題に鑑み、本発明では、各撮像装置間で容易にそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる撮像装置を提供する。
本発明にかかる撮像部と表示部を有する撮像装置は、第1の認識情報を取得する認識情報取得手段と、画像データが格納されている格納手段と、外部装置と通信可能とする通信手段と、前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記格納されている前記画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う表示形態制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記外部装置は、前記撮像装置であることを特徴とする。
また、前記格納手段は、着脱可能な記録媒体であることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記認識情報取得手段は、前記第1の認識情報を生成する認識情報生成手段と、前記生成した第1の認識情報を認識する認識手段と、を有することを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記表示形態制御手段は、さらに、前記第1の認識情報生成手段により生成された前記第1の認識情報を表示させることを備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記認識情報取得手段は、前記撮像部により撮像された所定の画像データより前記第1の認識情報を取得することを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記認証手段は、前記外部装置から第2の認識情報が送信された場合、該第2の認識情報と前記第1の認識情報とに基づいて、前記認証を行うことを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記格納手段に格納されている前記画像が配置される第1の表示用記憶手段と、前記外部画像データ取得手段により取得された前記画像データが配置される第2の表示用記憶手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記認証手段は、前記認証の結果に基づいて、前記格納手段に格納された前記画像データの閲覧を前記外部装置に対して許可することを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記認証手段による閲覧許可がされた場合、前記画像データのうち第1の画像データより情報量の少ない画像データであって該第1の画像データに対応する該画像データである第2の画像データを、前記外部装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記格納手段に格納された前記画像データのうちの所定の画像について、前記外部装置からの閲覧を禁止する閲覧禁止手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記外部装置は、前記撮像装置であり、前記閲覧禁止手段は、前記外部装置の外部画像データ取得手段による前記画像データの取得の対象外とすることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの消去または編集を禁止するデータ編集禁止手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、所定の操作が行われることにより前記表示形態制御手段に該操作に基づく指示を与える操作手段を備え、前記表示形態制御手段は、該操作手段による操作に基づいて、前記外部装置に格納されている前記画像データの表示を制御することを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記外部装置の有する前記画像データを当該撮像装置に複製する複製手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記外部装置は、前記撮像装置であり、前記複製手段は、前記第2の表示用記憶手段に配置された前記第2の画像データに対応する前記第1の画像を、前記外部装置から当該撮像装置の前記第1の表示用記憶手段へ複製することを特徴とする。
また、前記撮像装置において、前記通信は、近距離無線通信方式であることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記第1の認識情報を撮像するモードを設定するモード設定手段と、前記モード設定手段により設定したモードで撮影した画像を前記認識情報取得手段に取得させるか否かを決定させる取得決定手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記モードに設定した後、所定時間が経過した場合または電源がオフにされた場合には、当該モードの設定を解除するモード解除手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記取得決定手段による決定に基づいて、前記外部装置から取得した前記画像データの再生または該画像データの複製を行うモードに移行するモード移行手段を備えることを特徴とする。
また、前記撮像装置は、さらに、前記第1の認識情報に基づいて、前記格納手段に格納されている画像データを暗号化する暗号化手段を備えることを特徴とする。
また、前記認証手段は、前記外部画像データ取得手段により取得された前記画像データであって暗号化されている該画像データを、前記第1の認識情報により複号化することを特徴とする。
また、本発明にかかる、撮像部と表示部を有する撮像装置の制御方法は、第1の認識情報を取得し、外部装置と近距離無線通信を行って、該外部装置にアクセスし、前記外部装置からアクセスされた場合、該外部装置から送信された第2の認識情報と前記第1の認識情報とを照合することにより、該外部装置の認証を行い、前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得し、格納手段に格納されている画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う、ことを特徴とする。
本発明を用いることにより、容易に各撮像装置間でそれぞれの有する画像を相互に閲覧することができる。
図1は、本実施形態における画像シェアシステムの概念図を示す。画像シェアシステム1は、近距離通信機能を搭載した撮像装置2(2a,2b)から構成される。
撮像装置2は、例えば、デジタルカメラであり、被写体を撮影して画像として記録する機能を有する。撮像装置2に搭載されている近距離通信機能は、例えば、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth等の無線アドホックネットワークの規格を用いた無線通信技術により実現されている。
図1において、撮像装置2bの背面には表示部材12が設けられている。その表示部材12には、一例としてQRコード3が表示されている。このQRコード3は、撮像装置2bで生成されたものである。
撮像装置2bの表示部材12に表示されたQRコード3を撮像している撮像装置2aは、そのQRコード3を解析することで認識する。その結果、そのQRコード3が、双方の撮像装置にとっての共通キー(または対応するキー)となる。この場合、双方の撮像装置間での通信が確立する過程において、この共通キーに基づいて、相互に認証し合うことができる。なお、これ以降、共通キー(または対応するキー)を認証キーと称する。
このように、同じ情報(コード)を認識した撮像装置2同士間で通信が可能となる。このコードは撮像装置2(ここでは、カメラAとする)が生成して表示部材に表示させることができる。この表示部材に表示されたコードを別の撮像装置2(カメラBとする)は撮影することができる。カメラBがその撮像したコードを認知すると、カメラBとカメラAとの間で通信可能となる。このように、共通のコード(キー)を有する撮像装置間で相互にアクセスが可能となる。
なお、コードは、一方の撮像装置2の表示部材に表示させたものを他方の撮像装置2が読み取る場合だけでなく、例えば、雑誌等に記載されている同一コード(または対となるコード)をそれぞれの撮像装置2が読み取って、相互に通信可能となるようにしてもよい。
画像シェアシステム1によれば、無線で相互に接続できる少なくとも2つの撮像装置2のそれぞれに、共通(または1対)の所定の情報を入力すると、他の撮像装置内に格納されている画像を閲覧することができる。
このような閲覧環境下において、例えば自分の撮像装置2aで画像を閲覧する場合、当該撮像装置2aに格納されている画像に引き続いて、他の撮像装置2bの画像を閲覧することができる。このとき、当該自分の撮像装置2aの操作部材を用いて、一定条件下で、他の撮像装置2bの画像を操作することができる。
また、撮像装置2には、近距離無線通信の通信環境の変化に柔軟に対応できるように、自身2a(自機)の動作及び閲覧に必要な情報を展開する記憶手段と、他機の画像を参照するためにその画像を一時的に記憶する記憶手段とが、それぞれ独立して設けられている。
また、撮像装置2は、画像ごと、所定の画像、または所定の画像の組ごとに、他機2bからの閲覧を禁止する閲覧禁止機能を有する。
また、自機2aの表示部材で他機2bの画像を閲覧する場合には、自機2aの操作部材を使用することができる。
また、自機2aの表示部材で他機2bの画像を閲覧する場合には、他機2bの画像はサムネイル画像が表示され、それを自機2a側へコピーする操作を行うと、その本画像がコピーされる。
図2は、本実施形態における撮像装置2の背面を示す。撮像装置2の背面には、一例として、操作部材11、表示部材12、ファインダー13が設けられている。操作部材11には、例えば、フラッシュボタン、セルフタイマーボタン、マクロボタン、メニューボタン、決定ボタン、十字キー等がある。
表示部材12には、一例としてQRコード3が表示されている。このQRコード3は、図1の撮像装置2bで生成されたものである。なお、本実施形態では、説明の便宜のため、QRコードを用いることにするが、これに限定されない。例えば、QRコード以外の2次元コード(例えば、スタック型2次元コード、マトリックス型2次元コード)、1次元バーコード、記号、図形、文字、模様、またはこれらの組み合わせでもよい。
図3は、本実施形態における撮像装置2のハードウェア構成の概要を示す。撮像装置2は、レンズ21、撮像素子22、撮像回路23、AE(自動露出)制御回路24、AF(オートフォーカス)制御回路25、画像処理回路26、着脱メモリ27、内蔵メモリ28、通信手段29、パワーSW(スイッチ)30、電池31、電源回路32、CPU33、閲覧禁止設定手段34、モードSW(スイッチ)35、操作部材11、コード生成手段36、第1記憶手段37、第2記憶手段38、表示駆動回路39、表示部材12、及びバス41から構成される。
レンズ21は、被写体像を撮像素子22へ結像する。撮像素子22は、撮影レンズ21の作用により撮像素子22上に結像されている被写体像を光電変換して画像を表現している電気信号を出力する。撮像素子22は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)である。
撮像回路23は、ノイズ成分を低減させるCDS(Correlated DoubleSampling)、信号レベルを安定化させるAGC(Automatic Gain Control)、及びアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換するA/D等を有する。そうして、この撮像回路23は、撮像素子22から出力されたアナログ電気信号のノイズ成分を低減させると共に、信号レベルを安定化させ、それをデジタル電気信号に変換して出力する。
AE(自動露出)制御回路24は、露出の制御を行う機構である。AF(オートフォーカス)制御回路25は、画像データを用いてコントラストAF処理又は測距センサによるAF処理を行う回路である。
画像処理回路26は、画像データの記録の際に行うガンマ補正やホワイトバランス補正等の補正処理や、画像を構成する画素数を増減させる画像の拡大・縮小処理(リサイズ処理)、等といった各種の画像処理を行う。
着脱メモリ27は、このデジタルカメラに着脱可能な記録媒体であって、このデジタルカメラで撮影された静止画若しくは動画等の画像データ等が記録される保存用の記録媒体である。例えば、この着脱メモリ27は、xDカード、スマートメディア(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード等である。
内蔵メモリ28は、本実施形態において、例えば、撮像回路23から出力されるデジタル電気信号である画像データ(静止画若しくは動画等の画像データ、以下同じ)や画像処理回路7による各種画像処理における処理中の画像データ等の一時保存用として使用されたり、CPU33による制御処理の実行のためのワークエリアとして使用されたり、または一定量のデータを格納する保存用等として使用されたりするメモリの総称である。通信手段29は、例えば、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth等のプロトコルに対応するドライバ、及び、アンテナ等を有する。
CPU33は、中央演算処理部であり、内蔵メモリ28に格納されている所定のカメラプログラムを実行することで、このデジタルカメラ全体の動作を制御する。尚、この内蔵メモリ28は、電気的に書き換え動作を行わせることも可能な不揮発性メモリであり、CPU33により実行されるカメラプログラムの他、そのカメラプログラムの実行中に使用される各種データ等が格納される。
パワーSW(スイッチ)30は、電源回路32を介して電池31からの電力を撮像装置2の構成要素となる各回路に供給させるためのスイッチである。電源回路32は、昇圧回路や保護回路などを備えた回路である。
閲覧禁止手段34は、後述するシェアモードにおいて、近距離無線通信を介して他の撮像装置から自身の有する画像の閲覧を禁止する機能を有する。後述するように、閲覧禁止手段34の閲覧禁止機能をONにして撮影した画像は、他の撮像装置から閲覧することはできない。また、閲覧禁止機能をOFFのまま撮影した後であっても、表示部材12で閲覧禁止したい画像を選択して、その選択した画像に対して閲覧禁止機能をONにして閲覧禁止とすることもできる。また、閲覧禁止機能をONにすることにより閲覧禁止とされた画像を、閲覧禁止機能をOFFにすることで再び閲覧可能にすることもできる。
モードSW(スイッチ)35は、撮像時の各種モードまたは再生時の各種モードを切り替えたり、またはシェアモードとノンシェアモードとを切り替えたりするためのスイッチである。
操作部材11は、撮影者からの各種指示を受け付け、それをCPU33へ通知するための各種ボタン等である。操作部材11は、例えば、メニューボタン、十字ボタン、OKボタン、レリーズボタン、録音開始ボタン、録音終了ボタン等である。
メニューボタンは、表示部材12へのメニュー表示指示を可能にさせるためのものである。十字ボタンは、表示部材12に表示されている各種項目や画像等の選択を可能にさせるためのものである。OKボタンは、選択されている項目や画像等の決定指示を可能にさせるためのものである。レリーズボタンは、撮影指示を可能にさせるためのものである。
コード生成手段36は、通信相手の撮像装置との間で通信する際、認証のための認証キーとなる所定のコードを生成する。本実施形態では、一例として、QRコードを生成するが、これに限定されず、上述の通り、QRコード以外の2次元コード(例えば、スタック型2次元コード、マトリックス型2次元コード)、1次元バーコード、記号、図形、文字、模様、またはこれらの組み合わせを生成してもよい。なお、コード生成手段36は、回路等のハードウェアまたはプログラムにより当該機能を実現することができる。
第1記憶手段37と第2記憶手段38はそれぞれ、画像を表示させるための表示用メモリであり、例えば、SDRAM(Synchronous DRAM)である。第1記憶手段37は、自機側に格納されている画像を表示させるための表示用メモリである。第2記憶手段38は、他機側に格納されている画像を参照するためにその画像を一時的に格納して表示させるための表示用メモリである。
表示部材12は、例えば、LCDディスプレイ、液晶ディスプレイ、または有機ELディスプレイ等である。表示駆動回路39は、表示部材12を駆動させて、表示部材12に画像が表示できる状態にするための回路である。
バス41は、CPU33が各種回路や機構等を制御するためにそのような回路(機構)と接続するためのバスである。バス41は、さらに、不図示の映像信号生成回路、圧縮伸長回路とも接続されている。
映像信号生成回路(不図示)は、画像処理回路26により画像処理された画像データから、表示部材12が表示可能な映像信号を生成してこの表示部材12へ出力する、等といった処理を行う。これにより、表示部材12には、その映像信号に基づく映像(静止画や動画等)が表示される。
圧縮伸長回路(不図示)は、画像データの記録・再生のための、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等による画像データの圧縮・伸張処理を行う。
次に、本発明において実現する機能を、図4〜図6を用いて、説明する。
図4は、2台の撮像装置がノンシェア(非共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。ここでは、2台の撮像装置をそれぞれ、カメラA(2a)、カメラB(2b)とする。なお、同図において、カメラA(2a)について添え字aを付与して表し、カメラB(2b)について添え字bを付与して表す。
図4(a)は、カメラAで表示される画像を示す。これらの画像は、カメラAに格納された画像である。カメラAでは、画像A−1〜A−10を表示することができる。画像A−1〜A−10は、着脱メモリ27aまたは内蔵メモリ28aに格納されており、CPU33aにより読み出されて、第1記憶手段37aに展開されて表示部材12aに表示される。
図4(b)は、カメラBで表示される画像を示す。これらの画像は、カメラBに格納された画像である。カメラBでは、画像B−1〜B−13を表示することができる。画像B−1〜B−13は、着脱メモリ27b、または内蔵メモリ28bに格納されており、CPU33bにより読み出されて、第1記憶手段37bに展開されて表示部材12bに表示される。
同図において、それぞれのカメラに格納されている画像は、それぞれのカメラでしか表示させることができない。すなわち、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10はカメラAでしか表示できない。また、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13はカメラBでしか表示できない。これは、従来の個々独立したカメラが自身に格納されている画像しか参照できないのと同様である。
図5は、本実施形態におけるシェア(共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。同図は、図4で説明したカメラA,カメラBをシェアモードにしたものである。
図5(a)は、カメラAで表示される画像を示す。カメラAでは、画像A−1〜A−10及び画像B−1〜B−13を表示することができる。このカメラAで閲覧できる画像B−1〜B−13は、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13のサムネイル画像である。
画像A−1〜A−10は、カメラAの着脱メモリ27aまたは内蔵メモリ28aに格納されており、CPU33aにより読み出されて、第1記憶手段37aに展開されて表示部材12aに表示される。また、カメラAで閲覧できる画像B−1〜B−13は、近距離無線通信を経由してカメラBよりサムネイル画像として送信されて、カメラAの第2記憶手段38aに展開されたものを、カメラAの表示部材12aで閲覧したものである。
図5(b)は、カメラBで表示される画像を示す。カメラBでは、画像B−1〜B−13及び画像A−1〜A−10を表示することができる。このカメラBで閲覧できる画像A−1〜A−10は、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10のサムネイル画像である。
画像B−1〜B−13は、カメラBの着脱メモリ27bまたは内蔵メモリ28bに格納されており、CPU33bにより読み出されて、第1記憶手段37bに展開されて表示部材12bに表示される。また、カメラBで閲覧できる画像A−1〜A−10は、近距離無線通信を経由してカメラAよりサムネイル画像として送信されて、カメラBの第2記憶手段38bに展開されたものを、カメラBの表示部材12bで閲覧したものである。
同図において、それぞれのカメラA,Bに格納されている画像は、相互に相手方のカメラで表示させることができる。すなわち、カメラAに格納されている画像A−1〜A−10はカメラAでも表示できるし、カメラBでもサムネイル画像として表示させることができる。また、カメラBに格納されている画像B−1〜B−13はカメラBでも表示できるし、カメラAでもサムネイル画像として表示させることができる。
図6は、シェアモードにおける、一方の撮像装置に格納されている画像を他方の撮像装置にコピーした場合の一例を示す。同図では、図5(a)の状態から画像B−2を閲覧している側の撮像装置にコピーした様子である。
図6(a)は、図5(a)と比べて、画像A−11が追加されている。これは、画像B−2(サムネイル画像)の本画像を画像A−11としてコピーしたものである。
図6(b)は、図5(a)と比べて、画像A−11が追加されて、画像B−2(サムネイル画像)が消去されている。これは、画像B−2(サムネイル画像)の本画像を画像A−11としてコピーし、その代わりにサムネイル画像B−2を削除したものである。
それでは、以下において、上述したノンシェアモード及びシェアモードでの撮像装置の詳細な処理を説明する。
図7は、本実施形態における撮像装置の基本動作フローを示す。まず、ユーザはパワーSW30をONにして撮像装置2を起動させる(ステップ1、以下、ステップを「S」と称する)。
次に、CPU33は、撮像装置2のSW35により切り替えられたカメラモードが「撮影モード」か「再生モード」かを検知する(S2)。CPU33は、モードSW35の切り替えに応じて発信される信号を検知することにより、ユーザによりどちらのモードが選択されたかを判定する。
S2で、CPU33は、撮像装置2のカメラモードが「撮影モード」であると判定した場合、撮影モード状態に移行する(S3)。ここでは、CPU33は、撮像装置2の各構成要素の初期化等、撮像装置2が撮影動作を行なうために必要な各種の初期設定の処理が行なわれる。さらに、内蔵メモリ28に格納されている本実施形態にかかるプログラムがCPU33より読み出され、後述のフローが実行される。
S2で、CPU33は、撮像装置2のカメラモードが「再生モード」であると判定した場合、さらに「シェアモード」か「ノンシェアモード」かを検知する(S4)。CPU33は、上述の通り、モードSW35の切り替えに応じて発信される信号を検知することにより、ユーザによりどちらのモードが選択されたかを判定する。
S4で、CPU33は、撮像装置2のカメラモードが「ノンシェアモード」であると判定した場合、通常再生モード状態に移行する(S5)。CPU13は、撮像装置2の表示部材12に画像を再生させるために必要な各種の初期設定の処理を行う。例えば、内蔵メモリ28に格納されている本実施形態にかかるプログラムがCPU33より読み出され、後述のフローが実行される。
S4で、CPU33は、撮像装置2のカメラモードが「シェアモード」であると判定した場合、シェアモードで動作させるのに必要な認証処理の前段階の準備処理を行う(S6)。ここでは、認証キーの入力または出力処理を行う。例えば、図1で説明したように、表示部材12に所定のコードを表示させたり、そのコードを読み取ったり、または、紙面に記載されている所定のコードを読み取ったりする。
S6での認証準備処理後、CPU33は、シェア再生モードに移行する(S7)。
次に、撮影モードにおける撮影処理のフローチャートについて説明する。撮影モードには、撮影した画像の閲覧を禁止する設定をした場合に実行されるフローと、撮影した画像の閲覧を禁止しない設定をした場合に実行されるフローとがある。この設定は閲覧禁止設定手段34により設定することができる。この設定に応じて、図7のS3から移行して、図8または図9のフローが実行される。
図8は、本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしていない場合)のフローチャートを示す。まず、CPU33は、シャッターボタンが半押しされているか否かを判定する(S11)。ここでは、CPU33は、シャッターボタンの押下状態に応じて発信される信号のうち半押しされると発信される信号を検知した場合、シャッターボタンが半押しされていると判定する。
シャッターボタンが半押しされていると判定した場合、CPU33は、さらに、シャッターボタンが全押しされているか否かを判定する(S12)。ここでは、CPU33は、シャッターボタンの押下状態に応じて発信される信号のうち全押しされると発信される信号を検知した場合、シャッターボタンが全押しされていると判定する。
シャッターボタンが全押しされていると判定した場合、CPU33は、AF(オートフォーカス)等の撮影条件をセットする(S13)。例えば、CPU33は、操作部材11により入力された情報または各種センサー等により入力された情報に基づいて、AE制御回路24を駆動させて、AE制御回路24にAE制御をさせたり、またはAF制御回路25を駆動させて、AF制御回路25にAF制御をさせたりする。そして、CPU33は、撮影処理を行い、画像を取得して、着脱メモリにその画像を記録する(S14)。
S12で、シャッターボタンが全押しされていないと判定した場合、CPU33は、既にAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了しているか否かを判定する(S15)。
CPU33は、既にAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了していると判定した場合、S11の処理へ戻る。CPU33は、未だAF(オートフォーカス)等の撮影条件のセットが完了していないと判定した場合、CPU33は、AF(オートフォーカス)等の撮影条件をセットして(S16)、S11の処理に戻る。S16の処理は、S13と同様である。
S11でシャッターボタンが半押しされていないと判定した場合、またはS14の処理が終了した場合、CPU33は、撮像装置2に対して設定操作がなされたか否かを判定する(S17)。ここでは、CPU33は、操作部材11により操作されるとその操作内容に応じて発信される信号を検知した場合、CPU33は、その操作に応じた設定を行う。
S17で、撮像装置2に対して設定操作がされたと判定した場合、CPU33は、その操作の設定内容(操作信号)に基づいて、撮像装置2の設定を行う(S18)。全て操作に応じた設定が終わるまでS18を繰り返す(S19)。
S17で操作設定がされていないと判定した場合、またはS19が終了した場合、CPU33は、モード変更がなされたか否かを判定する(S20)。ここでは、モードSW35が切り替えられた(設定された)場合に発信される切り替え後のモードを通知する信号を検知する。
S20で、モードが変更(設定)されたことを検知した場合、その変更(設定)後のモードへ移行する(S21)。
CPU13は、パワーSW30により電源がOFFになるまで、上述のS11〜S21の処理を繰り返す(P22)。パワーSW30により電源がOFFにされた場合、CPU33は撮像装置2をパワーオフ状態へ遷移させる(P23)。
このようにして撮影が終了したら、CPU33は、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
図9は、本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしている場合)のフローチャートを示す。同図は、図8にS30〜S31の処理を追加したものである。よって、ここでは、この追加した処理についてのみ説明し、その他の処理は図8と同様である。
CPU33は、S11でシャッターボタンが半押しされていないと判定した場合、またはS14の処理が終了した場合、S14で撮影された画像を公開するか否かを判定する(S30)。画像を公開するか否かの設定は、操作部材11で設定することができるので、CPU33は、撮像装置2に対してその設定に基づく指示信号を検知する。なお、ここでの公開とは、後述するシェアモードにおいて、近距離無線通信を介してその画像を他機から閲覧可能なようにすることを意味する。
S30で検知した指示信号が撮影した画像の公開の禁止を示す場合、CPU33は、公開の禁止を示す旨の情報をその画像に付加する(S31)。
S30で検知した指示信号が撮影した画像の公開を示す場合、または、S31の処理が終了した場合、CPU33は、その画像を記録する(S32)。ここでは、CPU33は、撮影した画像を着脱メモリ27に格納する。
なお、S18で、CPU33は、その操作の設定内容(操作信号)に基づいて、撮像装置2の設定を行うが、この設定内容の中には、公開を禁止するか否かの設定も含む。
図10は、本実施形態における通常再生モードのフローチャートを示す。同図のフローは、図7のS5の処理の詳細を示す。まず、CPU33は、再生対象となる画像を着脱メモリ27より読み出して、第1記憶手段37にマウントする(S41)。ここでは、CPU33は、画像をマウントする以外にも、例えば、その画像に付随する情報をマウントしたり、着脱メモリ27に記憶されている画像の枚数をマウントしたり等する。
次に、CPU33は、操作部材11の各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。コマ送り操作がされた場合(S42)には、CPU33は、次の画像を表示させる(S43)。コマ戻し操作がされた場合(S44)には、CPU33は、前の画像を表示させる(S45)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S46)には、CPU33は、先頭画像を表示させる(S47)。最終コマ出し操作がされた場合(S48)には、CPU33は、最終画像を表示させる(S49)。再生機能各種操作がされた場合(S50)、CPU33は、操作に応じた機能を実行する(S51)。
公開禁止設定操作がされた場合(S52)、CPU33は、対象画像に禁止情報を付加する(S53)。公開禁止設定は、図9で説明したように撮影時にも設定できるが、再生時にも設定することができる。この公開禁止設定は、表示部材12に表示されるメニュー画面から遷移できる所定の設定画面で設定することができる。
CPU33は、モード変更操作がなされた場合(S54)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S55)。
パワーSW30により電源がOFFになるまで、CPU33は、S42〜S55の処理を繰り返し実行する(S56)。ここでいう、再生が終了するとは、例えば、再生モードから他のモード(撮影モード等)に切り替わったり、その他の割り込み処理が入ったりした場合等である。以降で説明するフローについても同様である。パワーSW30により電源がOFFにされた場合、CPU33は撮像装置2をパワーオフ状態へ遷移させる(S57)。
このようにして撮影が終了したら、CPU33は、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
次に、図7のS6で説明したシェアモード認証準備について詳述する。シェアモード認証準備処理の一例として、2つの認証準備のタイプについて説明する。1つが、撮像装置の表示部材に所定のコードを表示するタイプ(タイプ1)(図11参照)と、もう1つが、紙面に記載された所定のコードを読み取るタイプ(タイプ2)(図12参照)である。以下では、これらの認証タイプの処理のフローについて説明する。
図11は、本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ1)を示す。同図は、撮像装置の表示部材に所定のコードを表示するタイプのフローである。同図では、QRコードについて説明するが、上述の通り、これに限定されないのは言うまでもない。なお、以下のS61〜S67の処理は、図1の撮像装置2b側の処理に相当し、S68〜S72は、図1の撮像装置2a側の処理に相当する。
まず、CPU33は、QRコード発行操作がなされた否かを判定する(S61)。ここでは、ユーザが操作部材11で所定の操作を行うと、QRコードを発行する旨の指示信号が発信される。CPU33は、このコード発行指示信号を検知した場合にQRコード発行操作がなされたと判定する。
S61で、QRコード発行操作がなされたと判定した場合、CPU33は、コード生成手段36を制御して、コード生成手段36にランダムにQRコードを生成させる。CPU33は、その生成したQRコードを表示部材12に表示させる(S62)。CPU33は、計時をスタートさせて(S63)、所定時間分カウントする(S64)。
S64で、所定時間経過した後、CPU33はS62で表示させたQRコード(発行コード)を解析し、その内容を認識する(S65)。
その後、CPU33は、表示部材12に表示させていたQRコードを消去して、QRコードの表示を終了させる(S66)。その後、CPU33は、後述する通信を開始する(S67)。
S61で、QRコード発行操作がなされなかったと判定した場合、すなわち、QRコードを発行する旨の指示信号を検知するまでは、CPU33は、QRコードの入力待ちの状態で待機する(S68)。ここで、QRコードが入力されるとは、例えば、図1における撮像装置2bの表示部材12に表示されたQRコード3を撮像装置2aが撮像した場合に相当する。
S68で、QRコードが撮像(入力)されると、CPU33は、そのQRコード情報を取得することができる(S69)。
S69で、所定時間内でQRコードを取得できなかった場合、CPU33は、QRコード取得処理を中止するか否かを判定する(S72)。中止する場合とは、例えばパワースイッチがOFFにされた場合や、ユーザの操作部材11からの指示により当該処理を中止する場合や、所定時間にQRコードが入力されなかった場合や、S69の判断を所定回数繰り返された場合等がある。S72で中止すると判定した場合、CPU33は、本フローに基づく処理を終了する。中止しないと判定した場合、CPU33は、再びS69の処理を行う。
S69でQRコードを取得した場合、CPU33はその取得したQRコードを認識する(S70)。その後、CPU33は、QRコード入力待ち状態を終了し(S71)、後述する通信を開始する(S67)。
図12は、本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ2)を示す。同図は、紙面に記載された所定のコードを読み取るタイプのフローである。このフローは、図11のS68に対応するS68aの処理をした後、図11のS69〜S72、及びS67の処理を行う。
S68aでは、通信し合う撮像装置のそれぞれが、紙面に記載されたQRコードを撮像することにより、QRコード情報を取得する。
次に、図7のS7で説明したシェア再生モードについて詳述する。このシェア再生モードは、自身の撮像装置内に記録されている画像と共に、近距離無線通信を介して接続されている撮像装置に記録されている画像を閲覧することができる。なお、このシェア再生モードは、自身の撮像装置内に記録されている画像は編集できるが、当該自身の撮像装置からは、他方の撮像装置内に記録されている画像を編集することはできない。それでは、図13を用いて、このシェア再生モードを詳述する。
図13は、本実施形態におけるシェア再生モードのフローチャートを示す。同図において、一方の撮像装置について添え字aを付与して表し、他方の撮像装置について添え字bを付与して表す。
まず、CPU33aは、再生対象となる画像を着脱メモリ27aより読み出して、第1記憶手段37aにマウントする(S81)。ここでは、CPU33aは、画像をマウントする以外にも、例えば、その画像に付随する情報を第1記憶手段37aにマウントしたり、着脱メモリ27aに記憶されている画像の枚数を第1記憶手段37aにマウントしたり等する。
次に、撮像装置2aのCPU33aは、通信可能な他の撮像装置2bが存在するか否かを判定する(S82)。この処理については、後述する。
次に、CPU33aは、S82で認証を受けた撮像装置2bの再生対象画像(サムネイル画像)を、近距離無線通信を介して受信する。そして、CPU33aは、その受信した撮像装置2bの再生対象画像を第2記憶手段38aにマウントする(S83)。第2記憶手段38aにマウントされた撮像装置2bの再生対象画像は、撮像装置2aの表示部材12aで閲覧することができる。
次に、CPU33aは、操作部材11aの各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。
コマ送り操作がされた場合(S84)には、CPU33aは、それまで表示されていた画像が自機(この場合、撮像装置2a)に格納されている画像であるか否かを判定する(S85)。
S85で、それまで表示されていた画像が自機2aに格納されている画像でない場合(すなわち、他機2bの画像である場合)、CPU33aは、その他機2bに格納されている次の画像を表示させる(S87)。
S85で、それまで表示されていた画像が自機2aに格納されている画像である場合、CPU33aはその画像が自機2aに格納されている画像のうちの最終画像であるか否かを判定する(S86)。
S86で、その画像が自機2aの最終画像である場合、CPU33aは他機2bに格納されている画像のうち先頭画像を表示させる(S88)。S86で、その画像が自機2aの最終画像でない場合、CPU33aは、自機2aに格納されている次の画像を表示させる(S87)。
次に、コマ戻し操作がされた場合(S89)には、CPU33aは、それまで表示されていた画像が他機2bに格納されている画像であるか否かを判定する(S90)。
S90で、それまで表示されていた画像が他機2aに格納されている画像でない場合(すなわち、自機2aの画像である場合)、CPU33aは、その自機2aに格納されている前の画像を表示させる(S92)。
S90で、それまで表示されていた画像が他機2bに格納されている画像である場合、CPU33aはその画像が他機2bに格納されている画像のうちの先頭画像であるか否かを判定する(S91)。
S91で、その画像が自機2bの先頭画像である場合、CPU33aは自機2aに格納されている画像のうち最終画像を表示させる(S93)。S91で、その画像が他機2bの先頭画像でない場合、CPU33aは、他機2bに格納されている前の画像を表示させる(S92)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S94)には、CPU33aは、自機2aに格納されている先頭画像を表示させる(S95)。
最終コマ出し操作がされた場合(S96)には、CPU33aは、他機2bに格納されている最終画像を表示させる(S97)。
コピー操作がされた場合(S98)には、対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを他機2bの着脱メモリ27bから自機2aの第1記憶手段37a、内蔵メモリ28a、または着脱メモリ27aにコピーする(S99)。具体的には、CPU33aは、撮像装置2bに対して、対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを送信する旨の指示情報を送信する。撮像装置2b側において、この指示信号を受信したCPU33bは、撮像装置2bの対象画像(対象のサムネイル画像)の本画像データを、撮像装置2bに対して送信する。撮像装置2a側において、この本画像データを受信したCPU33aは、この本画像データを自機2aの第1記憶手段37a、内蔵メモリ28a、または着脱メモリ27aに格納する。
再生機能各種操作がされた場合(S100)、CPU33aは、現在、表示部材12aに表示されている画像が他機2bの画像であるか否かを判定する(S101)。S101で、現在、表示部材12aに表示されている画像が他機2bの画像である場合、CPU33aは、その画像について編集等の画像の内容を更新する操作に対してはその操作の実行を許可しない。
S101で、現在、表示部材12aに表示されている画像が他機2bの画像でない場合(すなわち、自機2aの画像である場合)、CPU33aは、その操作に応じた機能を実行する(S102)。
CPU33は、モード変更操作がなされた場合(S103)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S104)。
パワーSW30により電源がOFFになるまで、CPU13は、S82〜S104の処理を繰り返し実行する(P105)。
S82で、撮像装置2aのCPU33aは、通信可能な他の撮像装置2bが存在しないと判定した場合、図10で説明したノンシェアモードの同様の処理を行う。具体的には、CPU33は、操作部材11の各操作に応じて発信される信号を検知し、それぞれに操作に応じた処理を行う。
コマ送り操作がされた場合(S106)には、CPU33aは、自機2aの次の画像を表示させる(S107)。
コマ戻し操作がされた場合(S108)には、CPU33aは、自機2aの前の画像を表示させる(S109)。
先頭コマ出し操作がされた場合(S110)には、CPU33aは、自機2aの先頭画像を表示させる(S111)。
最終コマ出し操作がされた場合(S112)には、CPU33aは、自機2aの最終画像を表示させる(S113)。
再生機能各種操作がされた場合(S114)、CPU33aは、操作に応じた機能を実行する(S115)。
CPU33は、モード変更操作がなされた場合(S116)、その変更(設定)されたモードへ移行する(S117)。
パワーSW30aにより電源がOFFになるまで、CPU33aは、S106〜S117の処理を繰り返し実行する(S118)。
S105またはS118で、パワーSW30aにより電源がOFFにされた場合、CPU33aは撮像装置2aをパワーオフ状態へ遷移させる(S119)。
このようにして撮影が終了したら、CPU33aは、本フローを終了し、遷移元の図7のフローへ処理が戻る。
次に、図13のS82(または図11、図12のS67)で説明したシェア再生モードでの撮像装置間で相互に通信を行うプロセスについて詳述する。この通信プロセスの一例として、以下の2つのタイプについて説明する。1つが、一方の撮像装置よりパスワードが送信されると、それを受信した他方の撮像装置側でデータ領域を開放するタイプ(通信タイプ1)(図14参照)と、もう1つが、データを暗号化して開放し暗号解読にパスワードを使うタイプ(通信タイプ2)(図15参照)である。以下では、これらの通信タイプの処理のフローについて説明する。
図14は、本実施形態における撮像装置間の通信プロセスのフローチャート(通信タイプ1)を示す。まず、各撮像装置2a,2bのCPU33a,CPU33bは、QRコードを取得する(S121)。この処理は、図11で言えばS62,S70、図12で言えばS70に相当する処理である。
次に、CPU33a,CPU33bは、その取得したQRコードを解析して所定の文字列(パスワード)として認識する(S122)。その認識したパスワードは、各撮像装置2a,2bのRAMの所定の領域に格納される。
そうすると、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを通信STANDBY状態に遷移させる制御を行う(S123)。
次に、撮像装置2a,2bのうちの一方よりデータ開放要求情報が近距離無線通信により送信される(S124)。同図では、撮像装置2aよりデータ開放要求情報が送信される。
撮像装置2b側において、そのデータ開放要求情報を受信したCPU33bは、撮像装置2aに対して、パスワードの送信を促す旨の信号(パスワード要求情報)を送信する(S125)。
そのパスワード要求情報を受信したCPU33aは、撮像装置2bに対してS122で認識したパスワード情報を送信する(S126)。
撮像装置2b側では、そのパスワード情報を受信したCPU33bは、そのパスワードを解析し(S127)、その受信したパスワードが撮像装置2b側のS122で認識したパスワードと一致するか否か(または、その受信したパスワードが撮像装置2b側のS122で認識したパスワードに対応するパスワード)を判断する(S128)。
S128の判断の結果、パスワードが一致する場合(または、対応するパスワードである場合)、CPU33bは、撮像装置2aを正規の通信相手と認証して、撮像装置2aに対して画像データを開放する(S129)。具体的には、CPU33bは、撮像装置2bに格納されているサムネイル画像を撮像装置2aに送信する。
撮像装置2a側では、CPU33aは、撮像装置2bより送信されたサムネイル画像を受信して第2記憶装置38a(シェア用メモリ)にマウントする(S130)。
次に、CPU33aは、撮像装置2bに対して画像データを開放する(S131)。具体的には、CPU33aは、撮像装置2aに格納されているサムネイル画像を撮像装置2bに送信する。
撮像装置2b側では、CPU33bは、撮像装置2aより送信されたサムネイル画像を受信して第2記憶装置38b(シェア用メモリ)にマウントする(S132)。
これにより、相互に他機の画像を自機の第2記録手段にマウントすることができる。なお、所定時間の間に何も通信が発生しなければ、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを省電力モードへ移行させる。所定時間経過して省電力モードになり、さらに、所定時間の間に何も通信が発生しなければ、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bの電源をOFFにする。そうすると、通信は完全に終了し、この後に通信を行う場合は、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、最初(S121)からやり直す。
図15は、本実施形態における撮像装置間の通信プロセスのフローチャート(通信タイプ2)を示す。まず、各撮像装置2a,2bのCPU33a,CPU33bは、QRコードを取得する(S141)。この処理は、図11で言えばS62,S70、図12で言えばS70に相当する処理である。
次に、CPU33a,CPU33bは、その取得したQRコードを解析して所定の文字列(パスワード)として認識する(S142)。その認識したパスワードは、各撮像装置2a,2bのRAMの所定の領域に格納される。
そうすると、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを通信STANDBY状態に遷移させる制御を行う(S143)。
次に、撮像装置2a,2bのうちの一方より送信宣言が近距離無線通信により通知される(S144)。同図では、撮像装置2aより送信宣言情報が送信される。
撮像装置2b側において、その送信宣言情報を受信したCPU33bは、撮像装置2bからのデータの送信を禁止し(S145)、撮像装置2aに対して、送信してもよい旨を示すOK情報を送信する(S146)。
撮像装置2a側において、そのOK情報を受信したCPU33aは、内蔵メモリ28aまたは着脱メモリ27aに格納されているサムネイル画像の画像データを読み出して暗号化する。この暗号化したサムネイル画像の画像データを撮像装置2bに対して開放(送信)する(S147)。ここの暗号化処理は、例えば、共通鍵方式の暗号化処理を使用することができる。CPU33aは、S142で認識したパスワードを共通鍵として用いて、サムネイル画像の画像データを暗号化することができる。
撮像装置2b側において、この暗号化したサムネイル画像の画像データを受信したCPU33bは、S142で認識したパスワードを共通鍵として用いることで、その暗号化さえたサムネイル画像の画像データを復号化することができる(S148)。
CPU33bは、その復号化したサムネイル画像の画像データを第2記憶手段(シェア用メモリ)38bにマウントする(S149)。マウント処理が終了したら、CPU33bは、マウント処理終了を撮像装置2aに通知する(S150)。
撮像装置2a側において、そのマウント処理終了の通知を受信したCPU33aは、撮像装置2bに対するその暗号化したサムネイル画像の画像データの開放(送信)処理を終了する(S151)。そして、CPU33aは、送信宣言解除を撮像装置2bに通知する(S152)。
撮像装置2b側において、その送信宣言解除通知を受信したCPU33bは、撮像装置2bに送信宣言を通知する(S153)。
撮像装置2a側において、その送信宣言情報を受信したCPU33aは、撮像装置2aからのデータの送信を禁止し(S154)、撮像装置2bに対して、送信してもよい旨を示すOK情報を送信する(S155)。
撮像装置2b側において、そのOK情報を受信したCPU33bは、内蔵メモリ28bまたは着脱メモリ27bに格納されているサムネイル画像の画像データを読み出して暗号化する。この暗号化したサムネイル画像の画像データを撮像装置2aに対して開放(送信)する(S156)。ここの暗号化処理は、例えば、共通鍵方式の暗号化処理を使用することができる。CPU33bは、S142で認識したパスワードを共通鍵として用いて、サムネイル画像の画像データを暗号化することができる。
撮像装置2a側において、この暗号化したサムネイル画像の画像データを受信したCPU33aは、S142で認識したパスワードを共通鍵として用いることで、その暗号化さえたサムネイル画像の画像データを復号化することができる(S157)。
CPU33bは、その復号化したサムネイル画像の画像データを第2記憶手段(シェア用メモリ)38bにマウントする(S158)。マウント処理が終了したら、CPU33bは、マウント処理終了を撮像装置2aに通知する(S159)。
撮像装置2b側において、そのマウント処理終了の通知を受信したCPU33bは、撮像装置2aに対するその暗号化したサムネイル画像の画像データの開放(送信)処理を終了する(S160)。
以上で、双方一回ずつの他機の画像の閲覧の処理が終了し、次回の閲覧または操作部材による所定の操作がなされるまで、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを通信STANDBY状態に遷移させる制御を行う(S161)。その後、所定時間1の間に何も通信が発生しなければ、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを省電力モードへ移行させる(S162)。
省電力モード時に通信実行の割り込み処理が発生した場合、CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bを通信STANDBY状態に遷移させる制御を行う(S170)。撮像装置2a,2bのうちの一方より送信宣言が近距離無線通信により通知される(S171)。同図では、撮像装置2aより送信宣言情報が送信される。その後は、上記の処理を繰り返す。
なお、S162で、所定時間1経過して省電力モードになり、さらに、所定時間2の間に何も通信が発生しなければ、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、撮像装置2a,2bの電源をOFFにする。そうすると、通信は完全に終了し、この後に通信を行う場合は、CPU33a,CPU33bはそれぞれ、最初(S141)からやり直す。
なお、本実施形態では、2台の撮像装置間で画像を共有する場合について説明したが、これに限定されず、3台以上の撮像装置間で画像を共有してもよい。
また、ユーザは、モードSWを切り替えてコードを撮像することにより、そのコードの画像をコードとしてCPUに認識させるか、またはそのまま画像として格納するかを選択することができる。
以上より、本発明によれば、同じコードを認識した撮像装置間相互で画像の閲覧が可能となる。また、コードは、撮像装置内部で生成したものを表示部材に表示させて、他の撮像装置にそのコードを読み取らせることにより、コードを生成した撮像装置と読み取った撮像装置との間で相互に画像の閲覧が可能になる。なお、コードは世の中に存在しているコード(例えば、雑誌等に掲載されているQRコード)を流用し、同じコードを読み取った撮像装置間で画像の閲覧が可能になるようにしてもよい。
本実施形態にかかる撮像装置は、自機が動作するために必要な情報を展開するメモリ(第1記憶手段)と、閲覧対象の他機の画像を一時的に格納するためのメモリ(第2記憶手段)とを備えている。このようにメモリを物理的に2つに分けることにより、3台以上の撮像装置間でそれぞれの画像をシェアする場合にも、複数の撮像装置が同一のメモリを読みにいくという事態を回避することができるので、競合処理の発生の防止、デッドロックの発生防止等を図ることができる。その結果、各撮像装置の動作パフォーマンスの低下を抑制でき、快適に操作することができる。
また、撮像装置は、生成したコード又は読み取ったコードを認証キーとして用いることにより、他方の撮像装置を認識することができるので、正規の撮像装置に対してのみアクセス許可を出すことができる。
また、この認証キーを共通鍵方式における共通鍵として用いることで、撮像装置相互で画像データの暗号化及び復号化を行うことができ、セキュリティの向上を図ることができる。
また、画像ごとや画像組ごとに他機からの閲覧を禁止することができる。これにより他人に見せなくない画像を予め設定することができる。
また、他機の画像を閲覧する場合、自機の操作部材を用いて操作することができる(例えば、コマ送り、コマ戻し、先頭画像表示、最終画像表示等)が、一定の操作については制限されている(例えば、消去や編集はできない)。
また、自機で他機の画像を閲覧する場合、その画像はデータ容量の小さいサムネイル画像であるため、近距離無線通信のトラフィックジャム等が生じ難い。そのため、快適な近距離無線通信環境で他機の画像を自機で閲覧することができる。
また、他機の画像を自機の記憶装置等にコピーする場合、サムネイル画像ではなく本画像をコピーすることができる。コピーした画像は、自機の最終コマの次のコマとして表示される。このとき、他機のコピーした当該コマ(サムネイル画像)そのまま見えるようにしてもよいし、見えなくしてもよい。
なお、コードの認証方法として、例えば、対(組)となる着脱メモリ(専用カードでもよい)に所定のコードが記録されていて、各カードが各撮像装置に装填され、そのコードが認識されると、同じコード(または対になるコード)を認識している他の撮像装置との間で相互に画像の閲覧が可能になるようにしてもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本実施形態における画像シェアシステムの概念図を示す。 本実施形態における撮像装置2の背面を示す。 本実施形態における撮像装置2のハードウェア構成の概要を示す。 2台の撮像装置がノンシェア(非共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。 本実施形態におけるシェア(共有)モードでの、それぞれの撮像装置の表示部材に表示される画像を示す。 シェアモードにおける、一方の撮像装置に格納されている画像を他方の撮像装置にコピーした場合の一例を示す。 本実施形態における撮像装置の基本動作フローを示す。 本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしていない場合)のフローチャートを示す。 本実施形態における撮影モード(閲覧禁止設定をしている場合)のフローチャートを示す。 本実施形態における通常再生モードのフローチャートを示す。 本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ1)を示す。 本実施形態における認証準備処理のフローチャート(タイプ2)を示す。 本実施形態におけるシェア再生モードのフローチャートを示す。 本実施形態における撮像装置間の通信プロセスのフローチャート(通信タイプ1)を示す。 本実施形態における撮像装置間の通信プロセスのフローチャート(通信タイプ2)を示す。
符号の説明
1 画像シェアシステム
2 撮像装置
11 操作部材
12 表示部材
13 ファインダー
21 レンズ
22 撮像素子
23 撮像回路
24 AE制御回路
25 AF制御回路
26 画像処理回路
27 着脱メモリ
28 内蔵メモリ
29 通信手段
30 パワーSW
31 電池
32 電源回路
33 CPU
34 閲覧禁止設定手段
35 モードSW
36 コード生成手段
37 第1記憶手段
38 第2記憶手段
39 表示駆動回路
41 バス

Claims (24)

  1. 撮像部と表示部を有する撮像装置において、
    第1の認識情報を取得する認識情報取得手段と、
    画像データが格納されている格納手段と、
    外部装置と通信可能とする通信手段と、
    前記外部装置にアクセスするアクセス手段と、
    前記外部装置からのアクセスに対して認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得する外部画像データ取得手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置は、さらに、
    前記格納されている前記画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う表示形態制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記外部装置は、前記撮像装置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記格納手段は、着脱可能な記録媒体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記認識情報取得手段は、
    前記第1の認識情報を生成する認識情報生成手段と、
    前記生成した第1の認識情報を認識する認識手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記表示形態制御手段は、さらに、前記第1の認識情報生成手段により生成された前記第1の認識情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記認識情報取得手段は、
    前記撮像部により撮像された所定の画像データより前記第1の認識情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記認証手段は、前記外部装置から第2の認識情報が送信された場合、該第2の認識情報と前記第1の認識情報とに基づいて、前記認証を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像装置は、さらに、
    前記格納手段に格納されている前記画像が配置される第1の表示用記憶手段と、
    前記外部画像データ取得手段により取得された前記画像データが配置される第2の表示用記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  10. 前記認証手段は、前記認証の結果に基づいて、前記格納手段に格納された前記画像データの閲覧を前記外部装置に対して許可する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像装置は、さらに、
    前記認証手段による閲覧許可がされた場合、前記画像データのうち第1の画像データより情報量の少ない画像データであって該第1の画像データに対応する該画像データである第2の画像データを、前記外部装置へ送信する送信手段
    を備えることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像装置は、さらに、
    前記格納手段に格納された前記画像データのうちの所定の画像について、前記外部装置からの閲覧を禁止する閲覧禁止手段
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  13. 前記外部装置は、前記撮像装置であり、
    前記閲覧禁止手段は、前記外部装置の外部画像データ取得手段による前記画像データの取得の対象外とする
    ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像装置は、さらに、
    前記第2の表示用記憶手段に配置された前記画像データの消去または編集を禁止するデータ編集禁止手段
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  15. 前記撮像装置は、さらに、
    所定の操作が行われることにより前記表示形態制御手段に該操作に基づく指示を与える操作手段を備え、
    前記表示形態制御手段は、該操作手段による操作に基づいて、前記外部装置に格納されている前記画像データの表示を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  16. 前記撮像装置は、さらに、
    前記外部装置の有する前記画像データを当該撮像装置に複製する複製手段
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  17. 前記外部装置は、前記撮像装置であり、
    前記複製手段は、前記第2の表示用記憶手段に配置された前記第2の画像データに対応する前記第1の画像を、前記外部装置から当該撮像装置の前記第1の表示用記憶手段へ複製する
    ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記通信は、近距離無線通信方式である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  19. 前記撮像装置は、さらに、
    前記第1の認識情報を撮像するモードを設定するモード設定手段と、
    前記モード設定手段により設定したモードで撮影した画像を前記認識情報取得手段に取得させるか否かを決定させる取得決定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  20. 前記撮像装置は、さらに、
    前記モードに設定した後、所定時間が経過した場合または電源がオフにされた場合には、当該モードの設定を解除するモード解除手段
    を備えることを特徴とする請求項19に記載の撮像装置。
  21. 前記撮像装置は、さらに、
    前記取得決定手段による決定に基づいて、前記外部装置から取得した前記画像データの再生または該画像データの複製を行うモードに移行するモード移行手段
    を備えることを特徴とする請求項20に記載の撮像装置。
  22. 前記撮像装置は、さらに、
    前記第1の認識情報に基づいて、前記格納手段に格納されている画像データを暗号化する暗号化手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  23. 前記認証手段は、前記外部画像データ取得手段により取得された前記画像データであって暗号化されている該画像データを、前記第1の認識情報により複号化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  24. 撮像部と表示部を有する撮像装置の制御方法であって、
    第1の認識情報を取得し、
    外部装置と近距離無線通信を行って、該外部装置にアクセスし、
    前記外部装置からアクセスされた場合、該外部装置から送信された第2の認識情報と前記第1の認識情報とを照合することにより、該外部装置の認証を行い、
    前記認証結果に基づいて、前記外部装置から画像データを取得し、
    格納手段に格納されている画像データと前記外部画像データ取得手段により取得した前記画像データのうち少なくとも一方を表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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