JP2007156580A - 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額出力システム、融資限度額登録システム、融資限度額の出力方法、及び融資限度額の登録方法 - Google Patents
売掛債権の入金実績に連動した融資限度額出力システム、融資限度額登録システム、融資限度額の出力方法、及び融資限度額の登録方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 取引先がATM20やEBシステム12より依頼した振込情報は、口座情報格納部13の融資先の入金用口座の口座情報に書き込まれる。融資限度額算出システム14は所定のタイミングで起動され、融資先の融資限度額を算出する処理を実行する。融資限度額の算出は、融資先の入金用口座から取り込んだ入金明細から、対象期間中の入金合計額を算出する。合計額は振込依頼人別に算出し、所定の比率を超過するものについては、特殊入金と判断して上限額の調整を行う。かかる調整後の入金合計額をベースに、融資限度額を算出する。
【選択図】 図3
Description
11 ホストコンピュータ
12 EBシステム
13 口座情報格納部
14 融資限度額演算システム
141 売掛入金明細取込部
142 売掛入金明細格納部
143 融資限度額演算部
144 融資条件登録部
145 顧客情報格納部
146 売掛先情報格納部
15 顧客データベース
16 入力装置
17 出力装置
20 ATM
30 顧客端末
40 融資先端末
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額出力システムであって、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額出力手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額出力システムである。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額出力システムであって、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額出力手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額出力システムである。
これらの第1の発明は、前記融資条件格納手段に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶手段は、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額登録システムであって、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額登録手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額登録システムである。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額登録システムであって、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額登録手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額登録システムである。
これらの第2の発明は、前記融資条件格納手段に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶手段は、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶すること、を特徴とすることもできる。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額の出力方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額出力ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップにおいて特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額の出力方法である。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額の出力方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額出力ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップで特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額の出力方法である。
これらの第1の発明は、前記融資条件格納部に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶ステップにおいて、前記コンピュータは、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴することもできる。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額の登録方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額登録ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップにおいて特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額の登録方法である。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額の登録方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額登録ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップで特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額の登録方法である。
これらの第2の発明は、前記融資条件格納部に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶ステップにおいて、前記コンピュータは、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額出力システムであって、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択手段と、前記入金明細選択手段が選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記名寄せマスタ格納手段を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額出力手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力すること
を特徴とする融資限度額出力システムである。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額出力システムであって、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択手段と、前記入金明細選択手段が選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記名寄せマスタ格納手段を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、
前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額出力手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額出力システムである。
これらの第1の発明は、前記融資条件格納手段に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶手段は、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額登録システムであって、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択手段と、前記入金明細選択手段が選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記名寄せマスタ格納手段を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額登録手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額登録システムである。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額登録システムであって、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択手段と、前記入金明細選択手段が選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記名寄せマスタ格納手段を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定手段と、前記融資限度算出基準額特定手段によって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録手段と、を備えていて、前記入金明細読出手段は、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定手段は、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額登録手段は、前記融資限度額算出基準額特定手段が特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額登録システムである。
これらの第2の発明は、前記融資条件格納手段に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶手段は、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額の出力方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細選択ステップで選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納部を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額出力ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップにおいて特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額の出力方法である。
第1の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額の出力方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細選択ステップで選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納部を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を出力装置に出力する融資限度額出力ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額出力ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップで特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を出力することを特徴とする融資限度額の出力方法である。
これらの第1の発明は、前記融資条件格納部に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶ステップにおいて、前記コンピュータは、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額の登録方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細選択ステップで選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納部を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、2以上の基準期間を所定の対象期間とする入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、2以上の基準期間各々についての算出基準額を特定し、前記融資限度額登録ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップにおいて特定した2以上の算出基準額を平均した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額の登録方法である。
第2の発明の他の態様は、所定の基準期間において発生した売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額の登録方法であって、融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入出金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置に格納された融資先の入出金情報の明細データのうち、預り金額のフィールドに入金が記録され、かつ摘要欄に振込入金であることが記録された明細データを、売掛債権の入金明細データとして選択する入金明細選択ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細選択ステップで選択した、入金日、入金額、振込依頼人に関する情報が少なくとも含まれる融資先の売掛債権の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、前記入金明細データに記録された入金日が所定の対象期間中に含まれる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、入金明細データの振込依頼人に記録され得る名称を振込依頼人別にグループ化して名寄せマスタとして格納する名寄せマスタ格納部を参照し、前記入金明細データに記録された振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データに記録された全ての振込依頼人のうち、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額の算出基準額と特定する融資限度算出基準額特定ステップと、前記コンピュータシステムが、前記融資限度算出基準額特定ステップによって特定された算出基準額から算出された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録ステップと、を有していて、前記入金明細読出ステップでは、nヶ月(nは2以上の自然数)が基準期間である場合に1ヶ月毎を所定の対象期間とするn通りの入金明細データを読み出して、前記融資限度額算出基準額特定ステップでは、前記対象期間各々についての入金明細データからn件の算出基準額を特定し、前記融資限度額登録ステップでは、前記融資限度額算出基準額特定ステップで特定したn件の算出基準額を合計した金額を融資限度額として算出し、前記融資限度額に関する情報を登録することを特徴とする融資限度額の登録方法である。
これらの第2の発明は、前記融資条件格納部に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、前記適格売掛金額記憶ステップにおいて、前記コンピュータは、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、前記入金明細データに記録された振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶することを特徴とすることもできる。
Claims (6)
- 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額出力システムであって、
預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、融資先の売掛債権の入金情報の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、
前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、
前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、
前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、所定の対象期間中の入金にかかる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、
前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、
前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、
前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、
前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、
前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、
前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額と特定する融資限度額特定手段と、
前記融資限度額特定手段によって特定された融資限度額に関する情報を出力する融資限度額出力手段と、
を備えることを特徴とする融資限度額出力システム。 - 前記融資条件格納手段に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、
前記適格売掛金額記憶手段は、前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶すること、
を特徴とする請求項1記載の融資限度額出力システム。 - 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額登録システムであって、
預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、融資先の売掛債権の入金情報の入金明細データを格納する入金明細格納手段と、
前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付手段と、
前記融資条件受付手段の受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に格納する融資条件格納手段と、
前記入金明細格納手段に格納された入金明細データのうち、所定の対象期間中の入金にかかる入金明細データを読み出す入金明細読出手段と、
前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶手段と、
前記入金明細読出手段が読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納手段において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定手段と、
前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶手段と、
前記適格売掛債権額特定手段によって特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶手段に一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶手段と、
前記適格売掛金額記憶手段に一時記憶された適格売掛金額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶手段と、
前記融資可能基準額記憶手段に一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納手段から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額と特定する融資限度額特定手段と、
前記融資限度額特定手段によって特定された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録手段と、
を備えることを特徴とする融資限度額登録システム。 - 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を出力するための融資限度額の出力方法であって、
融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、融資先の売掛債権の入金情報の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、所定の対象期間中の入金にかかる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額と特定する融資限度額特定ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資限度額特定ステップで特定された融資限度額に関する情報を出力する融資限度額出力ステップと、
を有することを特徴とする融資限度額の出力方法。 - 前記融資条件格納部に格納される融資条件に関する情報には、前記上限比率の適用対象から除外して適格売掛債権全額を適格売掛金額に算入する全額算入先を指定した全額算入先リストが含まれていて、
前記適格売掛金額記憶ステップにおいて、前記コンピュータは、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の全額算入先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記全額算入先リストに登録された振込依頼人に該当する振込依頼人については、前記振込依頼人にかかる適格売掛債権額の前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率を超過する場合であっても、前記適格売掛債権額を前記振込依頼人の適格売掛金額として一時記憶すること、
を特徴とする請求項4記載の融資限度額の出力方法。 - 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額を融資情報の管理を行う融資管理装置に登録するための融資限度額の登録方法であって、
融資機関に備えられたコンピュータシステムが、預金口座の入金情報が記録される口座ファイルを格納する口座情報格納装置から取得した、融資先の売掛債権の入金情報の入金明細データを入金明細格納部に格納する入金明細格納ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資先に対する融資限度額の算出において入金実績の対象から除外する除外先リストと融資先について設定された融資極度額とを少なくとも含む融資条件に関する情報の入力を受け付ける融資条件受付ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資条件受付ステップで受け付けた融資条件に関する情報を、融資先別に融資条件格納部に格納する融資条件格納ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細格納部に格納された入金明細データのうち、所定の対象期間中の入金にかかる入金明細データを読み出す入金明細読出ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、振込依頼人が同一と判定される入金明細データにかかる入金額を合計した適格売掛債権額を算出して、振込依頼人別に算出した前記適格売掛債権額を一時記憶する適格売掛債権額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記入金明細読出ステップで読み出した入金明細データについて、振込依頼人が前記融資条件格納部において前記融資先の除外先リストに登録された振込依頼人であるかを照合し、前記除外先リストに登録された振込依頼人に該当しない振込依頼人について、前記適格売掛債権額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権額を特定する適格売掛債権額特定ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額を合計した適格売掛債権合計額を一時記憶する適格売掛債権合計額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛債権額特定ステップで特定された適格売掛債権額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛債権額の、前記適格売掛債権合計額記憶ステップで一時記憶された適格売掛債権合計額に対する比率を算出し、所定の上限比率を超過しない振込依頼人については前記適格売掛債権額を、前記上限比率を超過する振込依頼人については前記適格売掛債権合計額に対する比率が前記上限比率となるよう算出された金額又はゼロとなる金額を、振込依頼人別の適格売掛金額として一時記憶する適格売掛金額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記適格売掛金額記憶ステップで一時記憶された適格売掛金額について、除外先リストに該当しない全ての振込依頼人にかかる適格売掛金額を合計した適格売掛金額合計額を算出し、前記適格売掛金額合計額に予め設定された所定の掛け目、又は前記融資条件格納手段から読み出した所定の掛け目を乗じた融資可能基準額を一時記憶する融資可能基準額記憶ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資可能基準額記憶ステップで一時記憶された融資可能基準額と、前記融資条件格納部から読み出した前記融資先についての融資極度額とを対比して、いずれか小さいほうの金額を融資限度額と特定する融資限度額特定ステップと、
前記コンピュータシステムが、前記融資限度額特定ステップで特定された融資限度額に関する情報を、前記融資管理装置に前記融資先の融資限度額として登録する融資限度額登録ステップと、
を有することを特徴とする融資限度額の登録方法。
Priority Applications (1)
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JP2005347337A JP3928882B1 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 売掛債権の入金実績に連動した融資限度額出力システム、融資限度額登録システム、融資限度額の出力方法、及び融資限度額の登録方法 |
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JP2020087442A (ja) * | 2019-10-24 | 2020-06-04 | Base株式会社 | 電子商取引における販売店に資金提供を行うためのコンピュータシステム、方法、およびプログラム |
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- 2005-11-30 JP JP2005347337A patent/JP3928882B1/ja active Active
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