JP2007156386A - 光ファイバ剥き折り部品および光ファイバ剥き折り方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被覆光ファイバを収容可能な溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた光ファイバ切断刃および被覆除去刃と、中間部に屈折部とを備えた樹脂材料からなる第一部材と、第一部材に対向して配置される、被覆ファイバを収容可能で第一部材の溝部に対応する溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた第一部材の被覆除去刃と対応する被覆除去刃と、中間部に第一部材の屈折部と対応する屈折部とを備えた樹脂材料からなる第二部材とからなる光ファイバ剥き折り部品。
【選択図】図1
Description
低い接続損失で光ファイバを接続するには、融着、コネクタ等で接続するメカニカルスプライスを問わず良好な光ファイバの切断端部(切断角度、断面粗さ等)で切断する必要がある。そのため、作業者の熟練によらず良好な切断端部が得られる高性能型が主流であった。
前記第一部材に対向して配置される、被覆ファイバを収容可能で前記第一部材の溝部に対応する溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた前記第一部材の被覆除去刃と対応する被覆除去刃と、中間部に前記第一部材の屈折部と対応する屈折部とを備えた樹脂材料からなる第二部材とからなる光ファイバ剥き折り部品である。
前記溝部に被覆光ファイバを収容し、
前記中央部において、前記下部材と前記上部材を所定の力で押圧して、前記光ファイバ切断刃を、前記刃自体が変形するまで光ファイバに押し付けて前記光ファイバに傷をつけ、
前記屈折部において、前記光ファイバ切断刃によって傷が付いた光ファイバの部位に張力を付加して、傷と反対側に曲げて、光ファイバを切断し、同時に、前記被覆除去刃によって、光ファイバの被覆を除去する、光ファイバ剥き折り方法である。
突起部の高さは、溝部の底面から0.01から0.05mmの範囲内である。突起部の高さが0.01mm未満では溝部内における被覆光ファイバのより確実な保持が不十分であり、効果が期待できない。一方、突起部の高さが0.05mmを超えると、第一部材と第二部材の対向面を当接しにくくなるため被覆光ファイバが溝部内で不安定な状態になり、被覆光ファイバの保持が不十分である。
図7(a)は、光ファイバ切断刃の頂き部が第二部材の溝部内に突出した状態を説明する図である。図7(a)に示すように、第一部材2の溝部4−1内に一体的に形成された光ファイバ切断刃9の頂き部が第一部材の表面(図中、点線で示す)よりも上方に突出して第二部材の溝部内に位置している。このように光ファイバ切断刃を第二部材の溝部内に突出させることによって、切断刃が光ファイバにより確実に押し付けられ、切断がより容易かつ確実になる。
溝部に被覆光ファイバを収容し、
中央部において、下部材と上部材を所定の力で押圧して、光ファイバ切断刃を、刃自体が変形するまで光ファイバに押し付けて光ファイバに傷をつけ、
屈折部において、光ファイバ切断刃によって傷が付いた光ファイバの部位に張力を付加して、傷と反対側に曲げて、光ファイバを切断し、同時に、被覆除去刃によって、光ファイバの被覆を除去する。
図8(a)に示すように、下部材と上部材のそれぞれ溝部4が形成された面を対向させた状態で係合し、溝部4の端部に形成された光ファイバ挿入部から下部材と上部材の溝部に単心の被覆された光ファイバを先端が光ファイバ切断刃を超える位置まで挿入する。そして、下部材と上部材間に挟み込んで被覆光ファイバを光ファイバ剥き折り部品1に装着する。
更に、刃を光ファイバの長手方向軸線に対して垂直な方向(水平方向)に移動させることはないので、誰でも簡単に光ファイバに傷をいれて切断することができる。
また、この発明は被覆を除去する前の被覆光ファイバに適用されるので、この場合、切断後不要となる光ファイバは被覆のある被覆光ファイバであるため、例えば、視認が難しい裸ファイバ(被覆光ファイバの被覆が除去されたもの)が手に突き刺さってケガをすることを防止すこともできる。
2 下部材
2a 左下部材
2b 右下部材
2c 係合柱
3 上部材
3a 左上部材
3b 右上部材
3c 突部
4、4−1 溝部
4−1a、4−2a光ファイバ挿入部
5 屈曲部
6 光ファイバ
7 連結部
8 空間部
9 光ファイバ切断刃
10、10−1、10−2 被覆除去刃
11−1、11−2 突起部
12 ステージ
Claims (15)
- 長手方向にのび被覆光ファイバを収容可能な溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた光ファイバ切断刃、および該光ファイバ切断刃と間隔を隔てて前記溝部内に一体的に設けられた被覆除去刃、中間部に屈折部とを備えた樹脂材料からなる第一部材と、前記第一部材に対向して配置される、被覆ファイバを収容可能で前記第一部材の溝部に対応する溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた前記第一部材の被覆除去刃と対応する被覆除去刃と、中間部に前記第一部材の屈折部と対応する屈折部とを備えた樹脂材料からなる第二部材とからなる光ファイバ剥き折り部品。
- 前記中間部の前記各屈折部が肉厚の小さい連結部からなっており、前記連結部によって第一部材の一方の部材および他方の部材、並びに、第二部材の一方の部材および他方の部材がそれぞれ連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記連結部の厚さが、0.4から2.0mmの範囲内である、請求項2に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記第一部材および前記第二部材を対向配置したときに、前記第一部材および第二部材の各一方の部材における、前記光ファイバ切断刃と前記被覆除去刃の間に所定の空間部を備えていることを特徴とする、請求項2または3に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 第一部材と第二部材の対向するそれぞれの対向面を当接させたときに、前記光ファイバ切断刃は、前記刃自体が変形するまで前記溝部に収納された光ファイバに押し付けられて前記光ファイバに傷をつける高さを有しており、前記第一部材および第二部材の各被覆除去刃の間隔は、前記光ファイバ心線の直径に概ね一致していることを特徴とする、請求項2から4の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記樹脂材料が、エポキシ系、または、PPS(ポリフェニレンサルファイド)系合成樹脂からなり、ガラスフィラー60%以上を含有することを特徴とする、請求項1から5の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記溝部がそれぞれ平らな底面、および、前記底面から傾斜した両側面からなっており、前記光ファイバ切断刃が前記溝部内に位置し、刃の頂部が前記第一部材の表面と概ね一致して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記溝部がそれぞれ平らな底面、および、前記底面から傾斜した両側面からなっており、前記光ファイバ切断刃が前記溝部内に位置し、刃の頂部が前記第二部材の溝部内に突出して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記被覆除去刃の前記間隔が0.128から0.140mmの範囲内であることを特徴とする請求項5または7に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記光ファイバ切断刃および前記被覆除去刃の先端部の角度が10から45度の範囲内である、請求項7から9の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記第二部材の一方の部材が、他方の部材に対向する対向面側にテーパ部を備えていることを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記光ファイバ切断刃および/または前記被覆除去刃が設けられていない前記第一部材および前記第二部材のそれぞれの部分の溝部内の対応する少なくとも1つの部位に、被覆光ファイバを保持する突起部を備えていることを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記突起部の高さが0.01から0.05mmの範囲内であることを特徴とする請求項12に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 前記第二部材の溝部内における前記光ファイバ切断刃に対抗する部位に、ステージが設けられていることを特徴とする、請求項1から13の何れか1項に記載の光ファイバ剥き折り部品。
- 被覆光ファイバを収容可能な溝部と、当該溝部内に一体的に形成された光ファイバ切断刃および被覆除去刃と、中間部に屈折部とを備えた樹脂材料からなる第一部材と、被覆ファイバを収容可能で前記第一部材の溝部に対応する溝部と、当該溝部内に一体的に設けられた前記第一部材の被覆除去刃と対応する被覆除去刃と、中間部に前記第一部材の屈折部と対応する屈折部とを備えた樹脂材料からなる第二部材とを対向配置し、前記溝部に被覆光ファイバを収容し、
前記中央部において、前記下部材と前記上部材を所定の力で押圧して、前記光ファイバ切断刃を、前記刃自体が変形するまで光ファイバに押し付けて前記光ファイバに傷をつけ、
前記屈折部において、前記光ファイバ切断刃によって傷が付いた光ファイバの部位に張力を付加して、傷と反対側に曲げて、光ファイバを切断し、同時に、前記被覆除去刃によって、光ファイバの被覆を除去する、光ファイバ剥き折り方法。
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