JP2007155881A - レンズ駆動モジュール及びカメラモジュール及び電子機器 - Google Patents

レンズ駆動モジュール及びカメラモジュール及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを提供する。
【解決手段】 送りねじ軸8のスラスト方向への移動により送りねじ軸8が接触することで導通状態とされてレンズ群4の基準位置を検出する接点パターン36、37を備え、送りねじ軸8のスラスト方向への移動により送りねじ軸8を接触させてレンズ群4の基準位置を検出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電子機器例えばカード形デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等に搭載されて、フォーカシングやズーミング等のために用いられるレンズ群の駆動モジュールに関する。
また、本発明は、レンズ群のフォーカシングやズーミング等のために用いられるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュール及びカメラモジュールを備えた電子機器に関する。
近年、デジタルスチルカメラ等の撮像装置においては、携帯性の向上・使い勝手の良化が求められ、装置全体の小型化が行われており、撮像装置に用いられる光学系鏡筒及びレンズの小型化も進められているが、更なる高画質化・高画素化の要望は非常に強く、レンズ移動装置を小型化することによって光学系鏡筒としての小型化が要望される。
最近は、デジタルスチルカメラより小型かつ薄型のカメラモジュールを搭載する携帯電話にも、オートフォーカス機能や光学ズーム機能が搭載される状況になり、更なる光学系鏡筒としての薄型化、低コスト化が要求されている。特に携帯電話用のカメラモジュールにおいては、位置決め精度及びスペース上の制約から、フォトインタラプタ等のレンズ位置検出用センサの搭載数も限られるため、フォトインタラプタ等の位置検出デバイスを使用して、光学的なレンズの基準位置を設定し、この基準位置に基づき、ステップモータの入力信号のカウントによるソフトウェア制御によってレンズ移動範囲を設定する場合が多い。
このフォトインタラプタの使用数を削減した従来のレンズ移動装置の一例として、変倍を行なうズームレンズと、焦点調節を行なうフォーカスレンズのそれぞれの位置検出を単一の位置検出手段を使用して時系列的に行なう技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレンズ移動装置は、ズームレンズ及びフォーカスレンズの位置検出を単一のフォトインタラプタを使用して、最初にズームレンズ位置検出と初期位置への移動を行い、次にフォーカスレンズ位置検出と初期位置への移動を行なうように制御手段で制御されている。
しかしながら、従来の技術では、基準位置を設定するために、フォトインタラプタ等のように構成要素としての検出装置が必要になる。このため、基準位置を設定するための独立した部材が必要不可欠で、省スペース化には限度があり、更なる省スペース化が求められているのが実情である。
特許第2925302号公報(第4、5頁、第1、2図)
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを提供することを目的とする。
また、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュール及びこのカメラモジュールを備えた電子機器を適用することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる駆動伝達機構を備え、レンズの基準位置への到達時に駆動伝達機構によって基準位置を検出する基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第1の態様では、駆動伝達機構によって基準位置を検出することで、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。
上記目的を達成するための本発明の第2の態様は、少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる駆動伝達機構を備え、レンズの基準位置への到達時に駆動伝達機構に働く反力によって基準位置を検出する基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第2の態様では、駆動伝達機構に働く反力によって基準位置を検出することで、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。
上記目的を達成するための本発明の第3の態様は、少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる送りねじ軸と、送りねじ軸をスラスト方向に付勢する付勢手段と、レンズの基準位置でレンズを停止させると共に、レンズが停止した後の送りねじ軸の回転により送りねじ軸をスラスト方向に移動させる停止部材と、送りねじ軸のスラスト方向への移動を検出することでレンズの基準位置を検出する基準位置検出手段とを備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第3の態様では、送りねじ軸のスラスト方向への移動を検出することでレンズ群の基準位置を検出し、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。
そして、本発明の第4の態様は、第3の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、基準位置検出手段は、送りねじ軸のスラスト方向への移動により接触部材と被接触部材が接触することで導通状態とされレンズの基準位置を検出することを特徴とするレンズ駆動モジュール。
第4の態様では、接触部材と被接触部材が接触することで導通状態とされてレンズ群の基準位置を検出することができる。
また、本発明の第5の態様は、第4の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、レンズの基準位置を検出する際の送りねじ軸のスラスト方向への移動は、付勢手段により付勢する向きと反対の向きへの移動であることを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第5の態様では、付勢手段により付勢する向きと反対の向きへの送りねじ軸の移動により基準位置を検出することができる。
また、本発明の第6の態様は、第5の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、光軸方向に沿って、レンズを挟んで停止部材と反対側に被写体を撮像する素子を有する回路基板を備え、被接触部材が回路基板に設けられたことを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第6の態様では、回路基板を用いて検出手段の配線を行うことで配線を新たに設ける必要がない。
また、本発明の第7の態様は、第4の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、接触部材は、導電性の送りねじ軸と一体に形成されて送りねじ軸が導通経路となって被接触部材と導通されることを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第7の態様では、送りねじ軸を導通経路として、接触部材を被接触部材に通させて基準位置を検出することができる。
また、本発明の第8の態様は、第4の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、接触部材は、送りねじ軸のスラスト移動により押されることで接点が閉じられて導通状態が達成されるばね部材であることを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第8の態様では、ばね部材を接触させることで接点を閉じて導通状態を達成させるので、安定して接点を確保することができる。
また、本発明の第9の態様は、第8の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、ばね部材は、常時送りねじ軸を付勢していることを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第9の態様では、送りねじ軸が常時付勢されているため、精度よく送りねじ軸をスラスト移動させることができ、接点の確保を更に安定させることができる。
また、本発明の第10の態様は、第1の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、モータは、着磁されたロータ磁石と動力伝達部を有し回転動作を行うロータと、供給された電気エネルギーにより磁場を発生させるコイルと、前記磁場の磁路を構成するヨークからなるステータとを備え、レンズはレンズ保持体に保持され、レンズ保持体には導電性のナット部材が設けられ、ナット部材に送りねじ軸が螺合し、送りねじ軸には接点パターンが常時当接し、送りねじ軸の回転によりナット部材とヨークの間の導通が確保されると接点パターンが導通状態とされ基準位置が検出される基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第10の態様では、ヨークを備えてロータから出力を得るステッピングモータを用い、送りねじ軸及びナット部材を介してヨークとの間で導通状態を達成して基準位置を検出することができる。
また、本発明の第11の態様は、第2の態様のレンズ駆動モジュールにおいて、モータはレンズ群の光軸方向に沿って延び出力端部にねじ部が形成された回転軸を備え、レンズ群はレンズ保持体に保持され、レンズ保持体は回転軸のねじ部に螺合するナットを備え、モータの回転軸の回転によりナットがモータ側に当接した時点で更に回転軸の回転により回転軸がスラスト方向に移動して接点パターンに当接することを特徴とするレンズ駆動モジュールにある。
第11の態様では、モータの回転軸がスラスト方向に移動して接点パターンに当接することで基準位置を検出することができる。
上記目的を達成するための本発明の第12の態様は、第1乃至第11の態様のいずれかのレンズ駆動モジュールに撮像素子を備えたことを特徴とするカメラモジュールにある。
第12の態様では、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールとすることができる。
上記目的を達成するための本発明の第13の態様は、第12の態様のカメラモジュールを備えたことを特徴とする電子機器にある。
第13の態様では、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールを有する電子機器とすることができる。
本発明のレンズ駆動モジュールは、駆動伝達機構によって基準位置を検出することで、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールとなる。
本発明のカメラモジュールは、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールとすることができる。
本発明の電子機器は、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールを有する電子機器とすることができる。
図1乃至図4に基づいて本発明の第1実施形態例を説明する。
図1には本発明の第1実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの平面視、図2乃至図4には図1中のII−II線矢視を示してあり、図2はレンズユニットが中間地点にある状態、図3はレンズユニットが基準位置(上端)に達した状態、図4は基準位置を検出した状態である。
図1、図2に示すように、カメラモジュール1のベース2には回路基板20と共に撮像素子10が設けられ、撮像素子10の上方にはレンズ群4を保持するレンズ保持体5が備えられている。ベース2とカバー3との間には、モータとしてのステッピングモータ6が設けられ、ステッピングモータ6の駆動によりレンズ保持体5をレンズ群4の光軸方向(図2中上下方向)に往復移動させる駆動伝達機構7が備えられている。レンズ保持体5がカバー3に当接した位置がレンズ群4の基準位置とされ、駆動伝達機構7の構成部材である送りねじ軸8のスラスト方向(図中下方向)への移動により送りねじ軸8(接触部材)が後述する一対の接点パターン(被接触部材)に接触して一対の接点パターンを導通させて基準位置が検出される(基準位置検出手段:停止部材、検出手段)。
ベース2とカバー3とにわたり一対のガイド軸11が設けられ、ガイド軸11にはレンズ保持体5の腕部5a、5bが摺動自在に支持されている。一方の腕部5aにはねじアーム12が一体に設けられ、ねじアーム12にはナット部材13が設けられている。ナット部材13にはレンズ群4の光軸に沿って延びる送りねじ軸8が螺合し、送りねじ軸8の上端部はスラスト軸受け14を介してカバー3に支持されている。
送りねじ軸8は軸方向(光軸方向)にスラスト移動自在とされ、送りねじ軸8の上部には入力歯車17が取り付けられている。入力歯車17を介して送りねじ軸8が回転することにより、ナット部材13を介してねじアーム12及びレンズ保持体5が上下に往復移動する。レンズ保持体5が上昇し、レンズ保持体5の上部の当接面15がカバー3に当接した位置がレンズ保持体5の基準位置とされている。
レンズ保持体5の腕部5aとベース2との間には圧縮コイルばね16が設けられ、圧縮コイルばね16の付勢力により腕部5aを介してねじアーム12と共にレンズ保持体5が上方側に付勢されている。つまり、ナット部材13と送りねじ軸8のねじ部のバックラッシがつめられた状態にされている。更に送りねじ軸8をスラスト軸受け14に付勢する働きもある。
一方、カバー3の端部にはモータとしてのステッピングモータ6が取り付けられている。ステッピングモータ6は、コイルブロック21と、ヨーク22とを備え、コイルブロック21とヨーク22とはステータを形成している。ヨーク22の磁路部分にはロータ孔が設けられ、ロータ孔にロータ23が支持されている。コイルブロック21はヨーク連結部26が一体に設けられた鉄心24を備え、鉄心24のコア部には励磁コイル25が巻き付けられている。
励磁コイル25の励磁によって磁束が発生し、磁束はヨーク22のロータ孔に導かれるようになっている。ロータ23の外周部は周方向に隣接する所定領域ごとに互いに異なる極性に着磁し、励磁コイル25に駆動パルスが印加されるごとにロータ23との間の磁気作用によってロータ23は所定角度のステップ角で回転される。
ロータ23の出力歯車31には減速軸32の入力平歯車33が噛み合い、減速軸32の出力歯車34には送りねじ軸8の入力歯車17が噛み合っている。つまり、ステッピングモータ6の駆動によりロータ23(出力歯車31)が所定の状態で回転し、減速軸32の入力平歯車33及び入力歯車17を介して送りねじ軸8が回転する。そして、送りねじ軸8の所定回転により、ナット部材13を介してレンズ保持体5が一対のガイド軸11に案内されて図2中上下方向に往復移動する。
送りねじ軸8の下端部の回路基板20との間には空間部35が形成され、空間部35の送りねじ軸8の下端部の直下における回路基板20には一対の接点パターン36、37が設けられている。一対の接点パターン36、37を回路基板20に設けたことにより、接点パターン36、37のための配線部材を新たに設ける必要がない。尚、一対の接点パターン36、37を回路基板20以外のベース2に設けることも可能である。
導電性の送りねじ軸8がスラスト移動(下方への移動)して一対の接点パターン36、37に当接すると、送りねじ軸8を導通経路として一対の接点パターン36、37が導通するようになっている。一対の接点パターン36、37の導通により、詳細は後述するように、レンズ保持体5の基準位置が検出される。
また、空間部35は仕切壁39によって撮像素子10と隔離され、仕切壁39によって空間部35側からの塵等が撮像素子10の部位に入り込むことが阻止されている。即ち、接点パターン36、37の接点部や送りねじ軸8の摩耗粉等の塵が画像面に流入することがない。
上記構成のカメラモジュール1では、ステッピングモータ6の駆動によりレンズ保持体5が上下方向に往復移動し、レンズ群4が撮像素子10に対して移動して被写体がフォーカシング(ズーミン)されて撮像素子10により電気信号に変換される。
レンズ群4の移動位置の制御は、レンズ保持体5の基準位置を原点として実施される。基準位置の検出について図2乃至図4を参照して説明する。
ステッピングモータ6の駆動により送りねじ軸8を回転させてレンズ保持体5を図2中上方に移動させる。レンズ保持体5が上方に移動すると、図3に示すように、レンズ保持体5の当接面15がカバー3の内側の面に当接してレンズ保持体5の移動が規制される。この状態で更にステッピングモータ6を駆動させることにより、レンズ保持体5の位置が規制された状態で、即ち、ねじアーム12のナット部材13の位置が規制された状態で送りねじ軸8が回転する。
これにより、送りねじ軸8が図中下側にスラスト移動し、送りねじ軸8の下端が一対の接点パターン36、37に当接する(図4参照)。送りねじ軸8の下端が一対の接点パターン36、37に当接することにより、送りねじ軸8が導通経路となって一対の接点パターン36、37が導通し、レンズ保持体5(レンズ群4)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール1では、送りねじ軸8の反力であるスラスト移動により、送りねじ軸8を導通経路として一対の接点パターン36、37を導通させて基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。このため、平面スペースに検出用の部材を設ける必要がなく、スペース的に有利な構成となる。また、送りねじ軸8のスラスト移動により一対の接点パターン36、37を導通させるようにしたので、別途検出のための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、回転動作を直動動作に変換する送りねじ軸8の直動動作軸近傍にある一対の接点パターン36、37に圧力を加えるため、モーメントによる動力損失を防ぎ効率よく力を伝達して接点を確保することが可能になる。そのため、少ない力、すなわち小さな動力若しくは少ない電力で検出が可能となり、カメラモジュールの小型化又は省電力化が可能となる。
図5乃至図7に基づいて本発明の第2実施形態例を説明する。
図5乃至図7には本発明の第2実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してあり、図1中のII−II線矢視に相当する断面である。そして、図5はレンズユニットが中間地点にある状態、図6はレンズユニットが基準位置(上端)に達した状態、図7は基準位置を検出した状態である。尚、図1乃至図4に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
カメラモジュール44は、送りねじ軸8の下端部の回路基板20との間には空間部35が形成され、空間部35の送りねじ軸8の下端部の直下における回路基板20には被接触部材としての固定接点41が設けられている。また、固定接点41と送りねじ軸8の下端部との間には接触部材としての板ばね42が配され、板ばね42はベース2に片持ち状態で保持され送りねじ軸8の下端を上方に付勢する状態で保持されている。そして、板ばね42はリード線43により回路基板20に電気的に接続されている。
レンズ群4の基準位置の検出の際に、送りねじ軸8がスラスト移動(下方への移動)して片持ち状態の板ばね42を押圧すると、板ばね42が付勢力に抗して固定接点41に当接し、板ばね42と固定接点41が導通するようになっている。板ばね42と固定接点41の導通により、レンズ保持体5(レンズ群4)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール44では、送りねじ軸8の反力であるスラスト移動により、板ばね42を押圧して固定接点41に当接させ、板ばね42と固定接点41を導通させることで基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群4の基準位置を検出することができる。このため、平面スペースに検出用の部材を設ける必要がなく、スペース的に有利な構成となる。
また、送りねじ軸8のスラスト移動により板ばね42と固定接点41を導通させるようにしたので、別途検出のための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、送りねじ軸8をスラスト移動させて推力により板ばね42に圧力を加えるため、効率よく力を伝達して接点を確保することが可能になる。また、板ばね42は通常時には送りねじ軸8を上方に付勢しているので、バックラッシをつめることができ、レンズ保持体5の動作精度を確保することができる。また、接点は固定接点41が一つであるので、安定した接点とすることができる。
図8に基づいて本発明の第3実施形態例を説明する。
図8には本発明の第3実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してあり、図1中のII−II線矢視に相当する断面である。尚、図1乃至図4に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
カメラモジュール46は、送りねじ軸8の下端部の回路基板20との間には空間部35が形成され、空間部35の送りねじ軸8の下端部の直下における回路基板20には被接触部材としての接点パターン47が設けられ、接点パターン47の周方向外側には接点パターン47と同心状でリング状の接触部材としてのリング接点パターン48が設けられている。接点パターン47及びリング接点パターン48の上面は皿ばね49で覆われ、更に柔軟性に富み薄肉で片面に接着剤を塗布したシール50により、皿ばね49を回路基板20に固定している。
レンズ群4の基準位置の検出の際に、送りねじ軸8がスラスト移動(下方への移動)して皿ばね49を押圧することで、皿ばね49が接点パターン47及びリング接点パターン48に当接し、接点パターン47とリング接点パターン48が導通するようになっている。接点パターン47とリング接点パターン48の導通により、レンズ保持体5(レンズ群4)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール46では、送りねじ軸8の反力であるスラスト移動により、皿ばね49を押圧して接点パターン47及びリング接点パターン48に当接させ、接点パターン47及びリング接点パターン48を導通させることで基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群4の基準位置を検出することができる。このため、平面スペースに検出用の部材を設ける必要がなく、スペース的に有利な構成となる。
また、送りねじ軸8のスラスト移動により皿ばね49を介して接点パターン47とリング接点パターン48を導通させるようにしたので、別途検出のための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、送りねじ軸8をスラスト移動させて推力により皿ばね49に圧力を加えるため、効率よく力を伝達して接点を確保することが可能になる。また、接点パターン47とリング接点パターン48と皿ばね49がシール50で覆われた状態にされているので、接点摩耗等による塵が外部に飛散することがない。
図9に基づいて本発明の第4実施形態例を説明する。
図9には本発明の第4実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してあり、図1中のII−II線矢視に相当する断面である。尚、図1乃至図4に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
カメラモジュール51は、送りねじ軸8の下端部の回路基板20との間には空間部35が形成され、空間部35の送りねじ軸8の下端部の直下からずれた位置における回路基板20には被接触部材としての固定接点52が設けられている。また、固定接点52と送りねじ軸8の下端部との間には接触部材としての板ばね53が配され、板ばね53は送りねじ軸8の下端部を挟んで固定接点52の反対側におけるベース2に片持ち状態で保持されている。そして、板ばね53はリード線54により回路基板20に電気的に接続されている。
つまり、板ばね53は先端部の位置が固定接点52に接触するようになっており、ベース2側の支持点と先端部の間が送りねじ軸8の下端部に押圧されて先端部が固定接点52に接触するようになっている。これにより、送りねじ軸8の変位が拡大されて板ばね53の先端部に伝達さる。
レンズ群4の基準位置の検出の際に、送りねじ軸8がスラスト移動(下方への移動)して片持ち状態の板ばね53の中間部位を押圧すると、変位が拡大された状態で板ばね53の先端部位が固定接点52に当接し、板ばね53と固定接点52が導通する。板ばね53と固定接点52の導通により、レンズ保持体5(レンズ群4)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール51では、送りねじ軸8の反力であるスラスト移動により、板ばね53を押圧して変位が拡大された状態で固定接点52に当接させ、板ばね53と固定接点52を導通させることで基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群4の基準位置を検出することができる。このため、送りねじ軸8のスラスト移動により板ばね53と固定接点52を導通させるようにしたので、別途検出のための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、送りねじ軸8をスラスト移動させて推力により板ばね53に圧力を加えるため、効率よく力を伝達して接点を確保することが可能になる。
また、変位が拡大された状態で板ばね53の先端部位が固定接点52に当接するので、ステッピングモータ6の動作分解能が微小な場合でも接点を導通させるのに十分な変位が確保され安定して特定のステップ位置で接点を導通させることができると共に、位置再現性を高めることができる。そして、通常であれば変位を拡大させる場合は大きな入力が必要となるが、推力を発生する送りねじ軸8の軸上で押圧し動力損失が少ないため、大きな動力源を用いることがない。
図10に基づいて本発明の第5実施形態例を説明する。
図10には本発明の第5実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してあり、図1中のII−II線矢視に相当する断面である。尚、図1乃至図4に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
カメラモジュール56は、送りねじ軸8の下端部の回路基板20との間には空間部35が形成され、空間部35の送りねじ軸8の下端部の直下における回路基板20にはリング接点パターン57が設けられ、リング接点パターン57の上部は導電性の皿ばね58で覆われている。皿ばね58はシールにより回路基板20に固定され、送りねじ軸8の下端部に常時接触している。
また、ねじアーム12のナット部材13の上側には導電性の当接ナット59が設けられ、入力歯車17を介して送りねじ軸8が回転することにより、ナット部材13を介してねじアーム12及びレンズ保持体5が上昇すると、当接ナット59がヨーク22に当接する。当接ナット59がヨーク22に当接した位置がレンズ保持体5の基準位置とされている。
レンズ群4の基準位置を検出する場合、ステッピングモータ6の駆動により送りねじ軸8を回転させてレンズ保持体5を図10中上方に移動させる。レンズ保持体5が上方に移動すると、当接ナット59がヨーク22に当接し、当接ナット59、送りねじ軸8、皿ばね58を介してリング接点パターン57とヨーク22が導通する。リング接点パターン57とヨーク22の導通によりレンズ保持体5(レンズ群4)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール56では、当接ナット59をヨーク22に接触させてリング接点パターン57とヨーク22を導通させることで基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなく確実にレンズ群4の基準位置を検出することができる。
図11に基づいて本発明の第6実施形態例を説明する。
図11には本発明の第6実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してある。
図に示すように、カメラモジュール61のベース62には撮像素子63が設けられ、撮像素子63の上方にはレンズ群64を保持するレンズ保持体65が備えられている。レンズ保持体65の側部におけるベース62とカバー66との間には、モータとしての円筒ステッピングモータ67が設けられ、円筒ステッピングモータ67の駆動によりレンズ保持体65をレンズ群64の光軸方向(図11中上下方向)に往復移動させる駆動伝達機構60が備えられている。
ベース62とカバー66とにわたり一対のガイド軸68が設けられ、ガイド軸68にはレンズ保持体65の腕部69a、69bが摺動自在に支持されている。一方の腕部69bには円筒ステッピングモータ67の下側に配されるねじアーム71が一体に設けられ、ねじアーム71には導電性のナット部材72が設けられている。
円筒ステッピングモータ67にはコイル73の励磁により駆動回転する回転軸74がラジアル軸受け75を介して回転可能に設けられ、回転軸74はレンズ群64の光軸方向(図11中上下方向)に延びてスラスト移動自在に配されている。回転軸74の下端には導電性の送りねじ軸76が一体に設けられ、回転軸74及び送りねじ軸76により、出力端部にねじ部が形成された回転軸が構成されている。
送りねじ軸76はねじアーム71のナット部材72に螺合し、円筒ステッピングモータ67の駆動により送りねじ軸8が回転すると、ナット部材72を介してねじアーム71及びレンズ保持体65が上下に往復移動する。レンズ保持体65が上昇し、ナット部材72が円筒ステッピングモータ67側(下側のスラスト軸受け75)に当接した位置がレンズ保持体65(レンズ群64)の基準位置とされている。
レンズ保持体65とベース62との間には圧縮コイルばね77が設けられ、圧縮コイルばね77の付勢力によりねじアーム71と共にレンズ保持体65が上方側に付勢されている。つまり、ナット部材72と送りねじ軸76のねじ部のバックラッシがつめられた状態にされている。更に送りねじ軸76をスラスト軸受け66aに付勢する働きもある。
送りねじ軸76の下端部には隙間が形成され、送りねじ軸76の下端部に対向してベース62側には接点パターン78が設けられている。導電性の送りねじ軸76がスラスト移動(下方への移動)して接点パターン78に当接すると、送りねじ軸76及びナット部材72及びヨーク79(リード端子)を導通経路として接点パターン78が導通するようになっている。接点パターン78の導通により、詳細は後述するように、レンズ保持体65の基準位置が検出される。
上記構成のカメラモジュール61では、円筒ステッピングモータ67の駆動によりレンズ保持体65が上下方向に往復移動し、レンズ群64が撮像素子63に対して移動して被写体がフォーカシング(ズーミン)されて撮像素子63により電気信号に変換される。レンズ群64の移動位置の制御は、レンズ保持体65の基準位置を原点として実施される。
基準位置の検出について説明する。
円筒ステッピングモータ67の駆動により回転軸74と共に送りねじ軸76を回転させてレンズ保持体65を図中上方に移動させる。レンズ保持体65が上方に移動すると、ナット部材72が円筒ステッピングモータ67のスラスト軸受け75に当接してレンズ保持体65の移動が規制される。この状態で更に円筒ステッピングモータ67を駆動させることにより、レンズ保持体65の位置が規制された状態で、即ち、ねじアーム12のナット部材72の位置が規制された状態で送りねじ軸76(回転軸74)が回転する。
これにより、送りねじ軸76(回転軸74)が図中下側にスラスト移動し、送りねじ軸76の下端が接点パターン78に当接する。送りねじ軸76の下端が接点パターン78に当接することにより、送りねじ軸76、ナット部材72及びヨーク79(リード端子)が導通経路となって接点パターン78が導通し、レンズ保持体65(レンズ群64)の基準位置が検出される。
上述したカメラモジュール61では、円筒ステッピングモータ67の構成部材である送りねじ軸76、ナット部材72及びヨーク79を導通経路として接点パターン78を導通させて基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。このため、平面スペースに検出用の部材を設ける必要がなく、スペース的に有利な構成となる。また、送りねじ軸76のスラスト移動により接点パターン78を導通させるようにしたので、別途検出のための部材を設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制して低コスト化を図ることができる。また、送りねじ軸76をスラスト移動させて推力により接点パターン78に圧力を加えるため、効率よく力を伝達して接点を確保することが可能になる。
図12に基づいて本発明の第7実施形態例を説明する。
図12には本発明の第7実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面視を示してある。
図に示すように、カメラモジュール81のベース枠82には撮像素子83が設けられ、撮像素子83の上方にはレンズ群84を保持するレンズ保持体85が備えられている。ベース枠82には一対のガイド軸86が設けられ、ガイド軸86にはレンズ保持体85が摺動自在に支持されている。レンズ保持体85とベース枠82との間には圧縮コイルばね87が設けられ、圧縮コイルばね87の付勢力によりレンズ保持体85が上方側に付勢されている。
レンズ保持体85には当接部98が設けられ、レンズ保持体85が上方側に移動して当接部98がベース枠82のストッパ82aに当接することでレンズ保持体85の基準位置とされる。
一方、ベース枠82の側部には図中上下方向(レンズ群84の光軸方向)に延びる直動ガイド88が設けられ、直動ガイド88には板カム支持体89が上下動自在に支持されている。板カム支持体89の下端部の直下におけるベース枠82の底部には接点パターン90が設けられ、接点パターン90と板カム支持体89の間には板ばね91が設けられ、板カム支持体89は常時板ばね91により上方に付勢されている。板カム支持体89の上方側の移動端は板ばね91の付勢力により当接部92に当接している。
板カム支持体89には回動案内部材93が設けられ、回動案内部材93には板カム94が回動自在に支持されている。板カム94にはカム溝95が形成され、カム溝95は回動案内部材93からの距離が徐々に異なるカム形状が平面板に備えられている。レンズ保持体85にはカムフォロア96が設けられ、カムフォロア96はカム溝95に摺動自在に嵌合している。つまり、板カム94が回動することにより、レンズ保持体85が上下に往復移動する。
板カム94には歯部101が形成されている。また、ベース枠82にはステッピングモータ102が設けられ、ステッピングモータ102の出力軸には駆動ピニオン103が取り付けられている。駆動ピニオン103は板カム94の歯部101に噛み合い、ステッピングモータ102の駆動により駆動ピニオン103及び歯部101を介して板カム94が回動案内部材93を中心に回動する。板カム94の回動により、カム溝95に案内されてカムフォロア96が上下動し、レンズ保持体85が上下動してレンズ群84が上下に移動する。
上記構成のカメラモジュール81では、ステッピングモータ102の駆動により駆動ピニオン103及び歯部101を介して板カム94が回動案内部材93を中心に回動し、板カム94の回動により、カム溝95に案内されてカムフォロア96と供にレンズ保持体85が上下動する。レンズ保持体85の上下動によりレンズ群84が撮像素子83に対して移動して被写体がフォーカシング(ズーミン)されて撮像素子83により電気信号に変換される。レンズ群84の移動位置の制御は、レンズ保持体85の基準位置を原点として実施される。
基準位置の検出について説明する。
ステッピングモータ102の駆動により板カム94を回動させてレンズ保持体85を上側に移動させる。レンズ保持体85の当接部92がベース枠82のストッパ82aに当接することでレンズ保持体85の移動が規制される(基準位置)。レンズ保持体85の位置が規制された状態で更にステッピングモータ102を駆動させると、板カム94及び板カム支持体89が板ばね91の付勢力に抗して下側にスラスト移動する。板カム支持体89の下側へのスラスト移動により板ばね91が接点パターン90に接触し、接点パターン90の導通が確保されてレンズ保持体85(レンズ群84)の基準位置が検出される。
尚、基準位置の検出の際には、駆動ピニオン103と歯部101の噛み合いが外れないようにする必要がある。このため、板ばね91と接点パターン90の隙間よりも、駆動ピニオン103と歯部101の噛み合い量が大きく設定されている。
上述したカメラモジュール81では、レンズ保持体85の移動に連動して接点パターン90を導通させて基準位置を検出しているので、独立した部材を用いることなくレンズ群の基準位置を検出することができる。このため、部品点数の増加を抑制してレンズ駆動機構の低コスト化を図ることができる。
また、検出の方法として、部材同士の接触時の電気的導通による例を挙げたが、本発明の特徴である、機構的に動力損失が少なく検出部材に力を伝達することができることを利用し、その他の検出方法を利用することもできる。
例えば圧電センサを用い、接触時の変位により発生した電流を検知する方法などを適用することも可能である。
具体的には、例えば、第1実施形態の図2において、接点パターン36、37を削除し、そこに圧電センサを設置する。こうすれば、送りねじ軸8が圧電センサに接触した際の圧力変動を検知することができる。
本発明は、携帯電子機器例えばカード形デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等に搭載されて、フォーカシングやズーミング等のために用いられるレンズ群の駆動モジュールの産業分野で利用することができる。
また、本発明は、レンズ群のフォーカシングやズーミング等のために用いられるレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュール及びカメラモジュールを備えた電子機器の産業分野で利用することができる。
本発明の第1実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの平面図である。 図1中のII−II線矢視図である。 図1中のII−II線矢視図である。 図1中のII−II線矢視図である。 本発明の第2実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第3実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第4実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第5実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第6実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。 本発明の第7実施形態例に係るレンズ駆動モジュールを備えたカメラモジュールの断面図である。
符号の説明
1、44、61、81 カメラモジュール
2、62 ベース
3、66 カバー
4、64、84 レンズ群
5、65、85 レンズ保持体
6 ステッピングモータ
7、60 駆動伝達機構
8、76 送りねじ軸
10、63、83 撮像素子
11、68、86 ガイド軸
12 ねじアーム
13、72 ナット部材
14 スラスト軸受
15 当接面
16、77、87 圧縮コイルばね
17 入力歯車
20 回路基板
21 コイルブロック
22、79 ヨーク
23 ロータ
24 鉄心
25 励磁コイル
26 ヨーク連結部
31 出力歯車
32 減速軸
33 入力平歯車
34 出力歯車
35 空間部
36、37、78、90 接点パターン
39 仕切壁
41 固定接点
42、91 板ばね
43 リード線
50 シール
59 当接ナット
67 円筒ステッピングモータ
71 ねじアーム
73 コイル
74 回転軸
75 スラスト軸受
82 ベース枠
88 直動ガイド
89 板カム支持体
92、98 当接部
93 回動案内部材
94 板カム
95 カム溝
96 カムフォロア
101 歯部
102 ステッピングモータ
103 駆動ピニオン

Claims (13)

  1. 少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる駆動伝達機構を備え、レンズの基準位置への到達時に駆動伝達機構によって基準位置を検出する基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  2. 少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる駆動伝達機構を備え、レンズの基準位置への到達時に駆動伝達機構に働く反力によって基準位置を検出する基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  3. 少なくとも1つのレンズをモータの駆動により光軸方向に移動させる送りねじ軸と、
    送りねじ軸をスラスト方向に付勢する付勢手段と、
    レンズの基準位置でレンズを停止させると共に、レンズが停止した後の送りねじ軸の回転により送りねじ軸をスラスト方向に移動させる停止部材と、
    送りねじ軸のスラスト方向への移動を検出することでレンズの基準位置を検出する基準位置検出手段と
    を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  4. 請求項3に記載のレンズ駆動モジュールにおいて、
    基準位置検出手段は、送りねじ軸のスラスト方向への移動により接触部材と被接触部材が接触することで導通状態とされレンズの基準位置を検出すること
    を特徴とするレンズ駆動モジュール。
  5. 請求項4に記載のレンズ駆動モジュールにおいて、
    レンズの基準位置を検出する際の送りねじ軸のスラスト方向への移動は、付勢手段により付勢する向きと反対の向きへの移動であることを
    特徴とするレンズ駆動モジュール。
  6. 請求項5に記載のレンズ駆動モジュールにおいて、
    光軸方向に沿って、レンズを挟んで停止部材と反対側に被写体を撮像する素子を有する回路基板を備え、被接触部材が回路基板に設けられたことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  7. 請求項4に記載のレンズ駆動モジュールにおいて
    接触部材は、導電性の送りねじ軸と一体に形成されて送りねじ軸が導通経路となって被接触部材と導通される
    ことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  8. 請求項4に記載のレンズ駆動モジュールにおいて
    接触部材は、送りねじ軸のスラスト移動により押されることで接点が閉じられて導通状態が達成されるばね部材である
    ことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  9. 請求項8に記載のレンズ駆動モジュールにおいて
    ばね部材は、常時送りねじ軸を付勢している
    ことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  10. 請求項1に記載のレンズ駆動モジュールにおいて、
    モータは、
    着磁されたロータ磁石と動力伝達部を有し回転動作を行うロータと、
    供給された電気エネルギーにより磁場を発生させるコイルと、前記磁場の磁路を構成するヨークからなるステータと
    を備え、
    レンズはレンズ保持体に保持され、レンズ保持体には導電性のナット部材が設けられ、ナット部材に送りねじ軸が螺合し、送りねじ軸には接点パターンが常時当接し、送りねじ軸の回転によりナット部材とヨークの間の導通が確保されると接点パターンが導通状態とされ基準位置が検出される基準位置検出手段を備えたことを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  11. 請求項2に記載のレンズ駆動モジュールにおいて、
    モータはレンズ群の光軸方向に沿って延び出力端部にねじ部が形成された回転軸を備え、レンズ群はレンズ保持体に保持され、レンズ保持体は回転軸のねじ部に螺合するナットを備え、
    モータの回転軸の回転によりナットがモータ側に当接した時点で更に回転軸の回転により回転軸がスラスト方向に移動して接点パターンに当接することを特徴とするレンズ駆動モジュール。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のレンズ駆動モジュールに撮像素子を備えたことを特徴とするカメラモジュール。
  13. 請求項12に記載のカメラモジュールを備えたことを特徴とする電子機器。
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