JP2007155212A - ボイラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の課題は、熱交換する熱交換部以外にも燃料を燃焼する燃焼室や燃焼室で発生した燃焼ガス中に含まれる灰を取り除く集塵部においても熱交換を行うことで、熱交換効率を高くするボイラ装置を提供することである。
【解決手段】
本発明は、燃料を燃焼させて水槽内の水と熱交換するための燃焼ガスを発生させる燃焼室の外面全面と、燃焼室で発生した燃焼ガスの中から灰を取り除く集塵部の外面全面と、水槽内の水と熱交換した燃焼ガスを排出する排煙部の外面の一部を水槽内の水と接触させる。これにより、熱交換部だけでなく、燃焼室、集塵部、排煙部との熱交換も可能となり、熱交換効率を向上させることができる。
【選択図】
図1

Description

本発明は、燃料の燃焼により発生する熱を使用して水槽内の水を加熱することで温水又は蒸気を発生させるボイラ装置に関するものである。
従来、バイオマス燃料、又は、バイオマス燃料と石炭とからなる固形燃料を燃料としたボイラ装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。このボイラ装置は、燃料を収容し、炉壁によって覆われる燃焼室と、燃焼室に収容される第1火格子、第2火格子とからなるものである。
特開2005−105237号公報
しかしながら、特許文献1のボイラ装置では、燃料の燃焼によって発生する燃焼ガスの熱は、熱交換器でのみ熱交換を行う。そのため、熱交換器に達するまでに燃焼ガスが冷却してしまったりすることがあり、高い効率で熱交換を行うことができなかった。
そのため、本発明は、上記実情に鑑み、熱交換する熱交換部以外にも燃料を燃焼する燃焼室や燃焼室で発生した燃焼ガス中に含まれる灰を取り除く集塵部においても熱交換を行うことで、熱交換効率を高くするボイラ装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明のボイラ装置は、燃料の燃焼により発生する熱を使用して水槽内の水を加熱するボイラ装置であって、前記燃料が投入され、投入された燃料を燃焼させる燃焼室と、前記燃焼室で前記燃料の燃焼により発生する燃焼ガス中の灰を取り除く集塵部と、前記燃焼室で前記燃料の燃焼により発生する燃焼ガスと前記水槽内の水とにより熱交換する熱交換部と、前記熱交換部で熱交換した前記燃焼ガスを外部に排出する排煙部とを備え、前記燃焼室の外面全面、前記集塵部の外面全面、及び、前記排煙部の外面一部は、前記水槽内の水と接触させるように前記水槽に浸漬されていることを特徴とする。
本発明のボイラ装置によれば、燃料を燃焼させて水槽内の水と熱交換するための燃焼ガスを発生させる燃焼室の外面全面と、燃焼室で発生した燃焼ガスの中から灰を取り除く集塵部の外面全面と、水槽内の水と熱交換した燃焼ガスを排出する排煙部の外面の一部を水槽内の水と接触させる。これにより、熱交換部だけでなく、燃焼室、集塵部、排煙部との熱交換も可能となり、熱交換効率を向上させることができる。
また、本発明のボイラ装置において、前記熱交換部は、前記集塵部で灰が取り除かれた燃焼ガスと前記水槽内の水とにより熱交換することを特徴とする。これにより、熱交換部に灰が付着することを防ぎ、高効率の熱交換が可能となる。
本発明のボイラ装置は、燃料を燃焼させて水槽内の水と熱交換するための燃焼ガスを発生させる燃焼室の外面全面と、燃焼室で発生した燃焼ガスの中から灰を取り除く集塵部の外面全面と、水槽内の水と熱交換した燃焼ガスを排出する排煙部の外面の一部を水槽内の水と接触させる。これにより、熱交換部だけでなく、燃焼室、集塵部、排煙部との熱交換も可能となり、熱交換効率を向上させることができる。
以下、本発明のボイラ装置の一例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のボイラ装置の全体を示す図である。図1のように、本発明のボイラ装置は、燃焼室1と、集塵部2と、熱交換部3と、排煙部4と、水槽5とを備えている。
燃焼室1は、図2のように、所定の厚みの壁面を有し、その形状は円筒状である。この燃焼室1の壁面の外面全面は、水槽5内の水と接触している。その燃焼室1の上部側面には、内部を中空とした燃料を投入する投入管として燃料投入管10が備えられている。そして、この燃料投入管10の外面の一部は、水槽5内の水と接触している。この投入管から燃料が投入され、円筒状の燃焼室1の底部に備えられた着火用バーナ11で、投入された燃料が着火し、投入された燃料が燃焼する。燃料が燃焼することにより、炎とともに高温の熱を有する燃焼ガスが発生する。
この燃焼室1に投入される燃料としては特に限定されるものではないが、従来燃焼時に灰の発生が多く、灰がガラス状に固まったクリンカが発生しやすい燃料でも使用することができる。例えば、バイオマスチップ、バイオマスペレット、炭化物、廃油などが挙げられ、固体であっても液体であっても特に限定するものではない。この燃料は、燃料投入管10を通じて外部から投入されるが、この投入方法としては、必要時に投入するようにしても、連続的に投入するようにしてもどちらでもよい。
この燃焼室1には、燃料投入管10の燃焼室1と接続されている箇所、すなわち燃料投入管10の出口近傍に防炎部材12が備えられている。その防炎部材12は、下記で説明する燃料室1内を壁面に沿って旋回(図2中矢印方向)しながら上昇する燃焼ガスと燃料投入管10から投入される燃料とを直接接触することを防ぐことができる。
例えば、図2のように、防炎部材12は、所定の厚みを有し、燃料投入管10の出口を覆うことができる程度大きさでの板状部材で、板状部材の1つの端面が燃料投入管10の出口の近傍の燃焼室1の内側の面に接触するように備え付けられている。このとき、防炎部材12は、燃料投入管10の出口を覆い、燃焼ガスが旋回する方向に沿うように、燃焼室1の内部壁面に対して傾けて備え付けてある。
これにより、旋回しながら上昇する燃焼ガスが燃料投入管10に流入したり、燃料投入管10から投入される燃料と出口近傍で直接接触したりすることを防ぐことができる。また、燃焼中の燃料の炎を燃料投入管10に入り込むことを防ぐことができる。したがって、燃料投入管10内や燃料投入管10近傍での燃料の燃焼を防ぐことができる。燃料投入管10の外側は、全面が水槽5内の水に接触していないため、燃料投入管10の中で燃料が燃焼すると熱交換の効率が低下することになる。この防炎部材12によって、確実に燃焼室1で燃料を燃焼させることができるため、熱交換の効率を向上させることができる。
燃焼室1の底部には、燃焼室1の側面から例えば炎を出せるように着火用バーナ11が備えられている。この着火用バーナ11により、燃焼室1に投入された燃料に着火して、燃料を燃焼させることができる。
燃焼室1の底部には、円筒状の燃焼室1の下面と側面の一部を覆うように蓄熱部材13が備えられている。この蓄熱部材13は、着火用バーナ11からの炎を妨げることのないように、着火用バーナ11の対応する位置に穴が設けられている。この蓄熱部材13は、例えば鋼材、石材、セメント材等により形成されている。
この蓄熱部材13は、蓄熱した熱によって投入された燃料の温度を上昇させ、燃料から可燃性の気体を発生させることができる。すなわち、燃料の燃焼とともに、可燃性の気体の燃焼により、より燃焼室内の温度を上昇させ、燃焼室1で発生する燃焼ガスの温度が高くなる。温度の高い燃焼ガスと水との熱交換は、温度差が大きいほど高効率であるため、高い温度の燃焼ガスを発生させることで、熱交換効率を向上させることができる。この着火用バーナ11は、水槽5外に備えられている。
この蓄熱部材13は、燃料の燃焼で発生した燃焼ガスの熱を蓄熱し、新たに投入される燃料を燃焼しやすくすることができる。すなわち、燃焼室1内の燃料が無くなった後に、燃料を燃料投入管10から投入した際に、蓄熱部材13の温度が燃料の発火点以上であれば燃料を燃焼させることができる。また、蓄熱部材13の温度が燃料の発火点以下であっても、着火用バーナ11の使用量を少なくすることができる。すなわち、燃料を燃焼させるために使用する着火用バーナ11に必要な化石燃料の使用量を少なくすることができる。
この燃焼室1には、燃焼室1及び水槽5の外部から燃焼室1に空気を導入することができるように、空気導入管として燃焼用空気導入管15が備えられている。この燃焼用空気導入管15は、内部を中空とした管で、燃焼室1の側面、上面又は下面のうち少なくとも1つの面を貫通している。すなわち、燃焼用空気導入管15は、一部を燃焼室1及び水槽5の外部に配置するように備えられており、この管を介して燃焼室1内部に空気が導入される。この燃焼室1及び水槽5の外部に備えられた燃焼用空気導入管15には、例えばポンプなどが備えられ、燃焼室1内に所定量の空気を導入することができる。
燃焼室1内の燃焼用空気導入管15は、図3のように、導入管縦管である燃焼用空気導入管縦管151と、導入管横管である燃焼用空気導入管横管152とから形成されている。この燃焼用空気導入管縦管151は、その中心軸が円筒状の燃焼室1の中心軸に対して平行となるように、燃焼室1の上部から底部に向かって垂直方向に備えられている。そして、燃焼用空気導入管横管152は、その中心軸が、燃焼用空気導入管縦管151の中心軸に対して垂直となるように、燃焼室1の側面に向かって延びるように燃焼用空気導入管縦管151と接続されている。この燃焼用空気導入管15は、燃焼用空気導入管縦管151の中心軸を中心に一回転させたような形状を有している。この燃焼用空気導入管15は、燃焼用空気導入管横管152が燃料を有する蓄熱部材13を有する燃焼室1の底部近傍に達するように備えられている。このとき、図3のように、燃焼用空気導入管横管152が燃焼用空気導入管縦管151の端部に備えられていてもよいが、燃焼用空気導入管縦管151が燃焼用空気導入管横管152を貫通するように備えられていてもよい。この場合、燃焼用空気導入管縦管151の両端部は、燃焼室1及び水槽5の外部に配され、そこから空気が導入される。
この燃焼用空気導入管横管152の側面には、燃焼用空気導入管横管152の水平方向中心線上に所定の大きさの開口153が設けられている。また、燃焼用空気導入管横管152の側面には、開口153が設けられえている反対側の燃焼用空気導入管横管152の水平方向中心線上に所定の大きさの開口154が設けられている。この開口153、154の大きさは、適宜変更することができる。すなわち、開口153を介して燃焼用空気導入管横管152内部から外部に向かう方向と(図3中矢印A方向)、開口154を介して燃焼用空気導入管横管152内部から外部に向かう方向(図3中矢印B方向)が相対する方向となるように開口153と開口154が設けられている。すなわち、燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口が設けられている。この開口153、154は、それぞれ複数設けられていてもよく、この場合、図3のように、水平方向中心線上に整列させるように設けることが好ましい。この燃焼用空気導入管横管152は、複数備えてもよい。この場合、開口を介して燃焼用空気導入管横管152の内側から外側に向かう方向が燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口が設けられる。
このように、燃焼室1は、開口153を設けた燃焼用空気導入管15を備えることで、空気が燃焼用空気導入管15を通って燃焼室1に流入し、燃料を燃焼させることができる。このとき、上述のように燃焼用空気導入管横管152の側面に開口153、154を設けることで、所定の圧力を有する空気が燃焼室1に導入される。燃焼用空気導入管15は、燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口153、154が設けられている。これにより、空気が燃焼室1の側面に向かって勢いよく導入され、側面に沿って旋回する。そして、燃焼室1で発生する燃焼ガスもこの空気に合わせるように旋回する。燃焼ガスは熱を有しているため、旋回しながら燃焼室1の上部に上昇する。
このように、燃焼室1で発生した燃焼ガスは、側面に沿って旋回しながら上昇する。したがって、燃焼ガス中の熱は、その外面を水槽の水と接触している燃焼室1の側面側に集中することになる。発生した熱が燃焼室1の壁を介して水に伝達されやすくなり、効果的な熱交換を行うことができる。このとき、上述した防炎部材12は、燃料投入管10の出口を覆い、燃焼ガスが旋回する方向に沿うように、燃焼室1の内部壁面に対して傾けて備え付けてある。そのため、燃焼ガスは、直接燃料投入管10内に流入しない。
このとき、燃料用の空気として導入させる量は限定するものではなく、燃焼ガスの温度が高くなるように最適な量を導入するようにポンプなどを制御することが好ましく、燃料の燃焼に使用する燃焼用空気は、燃料や燃料中の成分などによって適宜変更される。例えば、水分や油分の含有率が低い燃料のひとつである炭化物を使用する場合、不完全燃焼を起こさない程度に空気の導入量を少なくすることで、燃焼により発生する燃焼ガスの温度を高くすることができる。これにより、炭化物から発生する燃焼ガスの温度が高くなり、より熱交換の効率が向上する。
また、この燃焼室1には、燃焼用空気導入管15と同様に、燃焼室1内の温度を制御することができるように、燃焼室1及び水槽5の外部から燃焼室1に空気を導入することができる空気導入管として温度制御用空気導入管16が備えられている。この温度制御用空気導入管16は、内部を中空とした管で、燃焼室1の側面、上面又は下面のうち少なくとも1つの面を貫通している。すなわち、温度制御用空気導入管16は、一部を燃焼室1及び水槽5の外部に配置するように備えられており、この管を介して燃焼室1内部に空気が導入される。この燃焼室1及び水槽5の外部に備えられた温度制御用空気導入管16には、例えばポンプなどが備えられ、燃焼室1内に所定量の空気を導入することができる。
燃焼室1内の温度制御用空気導入管16は、図4のように、導入管縦管である温度制御用空気導入管縦管161と、導入管横管である温度制御用空気導入管横管162とから形成されている。この温度制御用空気導入管縦管161は、その中心軸が円筒状の燃焼室1の中心軸に対して平行となるように、燃焼室1の上部から底部に向かって垂直方向に備えられている。そして、温度制御用空気導入管横管162は、その中心軸が、温度制御用空気導入管縦管161の中心軸と垂直となるように、燃焼室1の側面に向かって延びるように温度制御用空気導入管縦管161と接続されている。この温度制御用空気導入管16は、温度制御用空気導入管縦管161の中心軸を中心に一回転させたような形状を有している。この温度制御用空気導入管16は、温度制御用空気導入管横管162が蓄熱部材13に囲われる空間よりも上方で、燃焼室1の中央部近傍となるように備えられている。これにより、蓄熱部材13を冷却することなく温度制御用の空気を燃焼室1に導入することができる。このとき、図4のように、温度制御用空気導入管横管162が温度制御用空気導入管縦管161の端部に備えられていてもよいが、温度制御用空気導入管縦管161が温度制御用空気導入管横管162を貫通するように備えられていてもよい。この場合、温度制御用空気導入管縦管161の両端部は、燃焼室1及び水槽5の外部に配され、そこから空気が導入される。
この温度制御用空気導入管横管162の側面には、温度制御用空気導入管横管162の水平方向中心線上に所定の大きさの開口163が設けられている。また、温度制御用空気導入管横管162の側面には、開口163が設けられえている反対側の温度制御用空気導入管横管162の水平方向中心線上に所定の大きさの開口164が設けられている。この開口163、164の大きさは、適宜変更することができる。すなわち、開口163を介して温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向(図4中矢印C方向)と、開口164を介して温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向(図4中矢印D方向)が相対する方向となるように開口163と開口164が設けられている。すなわち、燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口が設けられている。このとき、開口163の温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向は、開口163の温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向と同じとなるように設けられている。さらに、開口164の温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向は、開口164の温度制御用空気導入管横管162内部から外部に向かう方向と同じとなるように設けられている。この開口163、164は、それぞれ複数設けられていてもよく、この場合、図4のように、水平方向中心線上に整列させるように設けることが好ましい。この温度制御用空気導入管横管162は、複数備えてもよい。この場合、開口を介して温度制御用空気導入管横管162の内側から外側に向かう方向が燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口が設けられる。
このように、燃焼室1は、開口163を設けた温度制御用空気導入管16を備えることで、燃焼室1の内部の温度よりも冷たい空気を燃焼室1の導入することができる。これにより、燃焼室1で発生した燃焼ガスを急激に冷却することができる。そのため、燃料の燃焼によって発生する灰がガラス状に固まったクリンカが発生しなくなる。
このクリンカは、灰がガラス状に固まったもので、灰を含む燃焼ガスが徐々に冷却されることで形成される。従来、熱を有する燃焼ガスが熱交換器に導入されることで、熱交換器で徐々に冷却され、熱交換器内でこのクリンカが発生するとともに、その壁面に付着してしまい、熱交換の効率を低下させるという問題があった。クリンカを付着させたままでは、熱交換の効率が低下してしまうため、付着したクリンカを取り除くように清掃を行わなければならないという問題点もあった。
この燃焼室1に上述のような温度制御用空気導入管16を備えることで、燃焼ガスを急激に冷却することができる。これにより、クリンカの発生を抑制することができる。
また、空気が温度制御用空気導入管16を通って燃焼室1に流入し、燃料を燃焼させることができる。このとき、上述のように温度制御用空気導入管横管162の側面に開口163、164を設けることで、所定の圧力の空気が燃焼室1に導入される。温度制御用空気導入管16は、燃焼室1の壁面に沿って旋回するように開口163、164が設けられている。これにより、空気が燃焼室1の側面に向かって勢いよく導入され、側面に沿って旋回する。このときの旋回方向は、例えば燃料ガスが旋回する方向と同じ方向である。これにより、燃焼ガスと効率的に混ざり合い、燃焼ガスを効率的に冷却することができる。したがって、クリンカの発生をより抑制することができる。
このとき、温度制御用の空気として導入させる量は、燃焼室1内の温度などにより適宜変更することができる。この場合、燃焼ガスの温度が高くなるように最適な量を導入するようにポンプなどを制御することが好ましい。また、温度制御用空気の旋回方向は、上述の燃焼ガスの旋回方向と同じ方向となるように、温度制御用空気導入管16を備えることが望ましい。
この燃焼用空気導入管15と温度制御用空気導入管16は、上述のような形状に限られるものではない。図5のように、例えば、燃焼用空気導入管縦管151及び温度制御用空気導入管縦管161の替わりに、燃焼室1の中心軸に対して平行な中心軸を有する導入管縦管171を備え、その導入管縦管171の中心軸に対して垂直な中心軸を有するように、上述と同様の導入管横管として燃焼用空気導入管横管173と温度制御用空気導入管172とを接続させたような空気導入管17を燃焼室1に備えてもよい。この空気導入管17は、一部を燃焼室1及び水槽5の外部に配置するように備えられており、この管を介して燃焼室1内部に空気が導入される。燃焼室1及び水槽5の外部に配置された空気導入管17には、例えばポンプ等が備えられ、燃焼室1への空気の流入量を制御することができる。
この燃焼用空気導入管横管173は、上述と同様に、蓄熱部材13を有する燃焼室1の底部近傍に達するように備えられている。また、温度制御用空気導入管横管172は、上述と同様に、蓄熱部材13に囲われる空間よりも上方で、燃焼室1の中央部近傍となるように備えられている。さらに、燃焼用空気導入管横管173の側面の端部近傍と温度制御用空気導入管横管172の側面には、上述と同様に側面に開口174、175、176、177が備えられている。この開口174、175、176、177の大きさは、適宜変更することができる。そして、この開口174、175、176、177を介して管の内部から外部に向かう方向が壁面に沿って旋回するようにそれぞれの開口174、175、176、177が備えられている。これにより、この開口から空気が勢いよく導入され、側面に沿って旋回する。このとき、燃焼用空気導入管横管173の開口174、175から導入される空気で発生する旋回の方向と、温度制御用空気導入管横管172の開口176、177から導入される空気で発生する旋回の方向とは、同じとなるように開口174、175、176、177が設けられている。すなわち、1本の空気導入管縦管に対して2本の導入管横管を備えた状態のものを上述の燃焼用空気導入管15と温度制御用空気導入管16との替わりに使用することも可能である。このとき、燃料に対して流入させる空気の量と、温度制御のために流入さえる空気の量が同じでない場合、その量に応じて横管の内径を変えることで流入量を制御することもできる。これにより、上述で説明した燃焼用空気導入管15と温度制御用空気導入管16と同様の効果を得ることができる。そして、部品点数の削減が可能となり、装置の小型化を実現できる。
この燃焼室1の上部は、集塵部2と配管等で接続されている。この配管を通じて、燃焼室1で発生した燃焼ガスが集塵部2に流入する。
集塵部2は、配管により燃焼室1と接続されているとともに、集塵部2の上部で配管等により熱交換部3とも接続されている。この集塵部2では、燃焼室1で燃料の燃焼によって発生した燃焼ガスとともに発生する灰を取り除くことができる。この集塵部2は特に限定するものではないが、例えばサイクロン等の集塵機を適用することができる。
この集塵部2は、燃焼室1と同様に、所定の厚みの壁面を有し、その壁面の外面全面を水槽5内の水に接触するように水槽5に浸漬されている。したがって、この集塵部2では、流入する燃焼ガスから灰を取り除くことができるとともに、水槽5内の水と熱交換を行うことができる。
この集塵部2の底部には、灰出し部20が備えら得ており、集塵部2で集めた灰を装置外部に排出することができる。この灰出し部20は、水槽5の外部に備えられている。この集塵部2により、燃焼室1で発生した燃料ガスの中から灰を取り除き、灰出し部20を介して外部に排出することができる。
熱交換部3は、所定の内径を有する複数の管が水槽5内の水中を有している。そして、この熱交換部3の複数の管のそれぞれの一方端部は集塵部2と接続され、複数の管のそれぞれ他方端部は下記で説明する排煙部4と接続されている。熱交換器3に流入した燃焼ガスは、この複数の管を通過することで、管の周囲の水と熱交換を行うことができる。したがって、管の内径を小さくする、すなわち管を細くすることで、管の側面と水槽5中の水との接触面積が大きくなり、熱交換の効率を向上させることができる。
従来の熱交換器は、このような管にクリンカが付着するという問題点があった。このクリンカが付着することで、熱交換の効率を低下させるだけでなく、管を塞いでしまう可能性もあった。そのため、熱交換器の定期的な清掃が必要となり、清掃のためにある程度の太さを有する管とする必要があった。しかしながら、本件発明の場合、燃焼室1でクリンカの発生を抑制することができるため、その管を清掃する必要が無くなり、管の内径を小さくする、すなわち管を捕捉することができる。これにより、熱交換の効率を高くすることができる。さらに、本発明のボイラ装置の小型化が実現できる。
排煙部4は、所定の厚さの壁面を有し、熱交換部3と接続されており、熱交換した燃焼ガスを外部に排出することができる。この排煙部4の壁面の外面の一部も水槽5内の水と接触している。したがって、燃焼ガスと水槽5内の水とで熱交換が可能となる。
この排煙部4には、熱交換の効率を高くするために、外面が水槽5内の水と接触している箇所に対応する内面の箇所に燃焼ガス排出障害部材が備えられている。この燃焼ガス排出障害部材を設けることで、下方から上方に向かって排出される燃焼ガスがこの燃焼ガス排出障害部材に接触することでより乱流となる。
排煙部4に流入する燃焼ガスは、熱交換部3で熱交換されているため、燃焼室1に比べて温度が低下しているものの、まだ熱交換が可能な程度の温度は有している。この排煙部4での熱交換は、外面が水槽5の水に接触している部分で、内部の壁面近傍の燃焼ガスと水槽5内の水との間で熱交換が行われる。すなわち、排煙部4の内部の燃焼ガスは、中心付近よりも壁面に近い外側付近の方が低い温度となる。上述のように、燃焼ガス排出障害部材を設けて、燃焼ガスをより乱流とすることで、排煙部4内の燃焼ガスを攪拌したような状態となり、排煙部4内部で起こりうる中心付近と外側付近との温度差が無くなる。すなわち、常に熱交換できる程度の温度を有する燃焼ガスが排煙部4内部の外側に近傍に送られ、水槽5内の水と熱交換を行うことができる。したがって、排煙部4は、燃焼ガス排出障害部材を設けることで、熱交換の効率を向上させることができる。
排煙部4の内部に設けられる燃焼ガス排出障害部材は、燃焼ガスがより乱流となるようなものであればどのようなものであってもよい。以下にその例を挙げる。
燃焼ガス排出障害部材としては、図6のような排煙部4の内部にらせん状の突起40であってもよい。この突起40は、排煙部4の内側壁面から所定の高さを有し、下部から上部に向かってらせん状となるように形成されたものである。このような突起40を排煙部4の内部に設けることで、下方から上方に向かって排出される燃焼ガスがこの突起40に接触することでより乱流となる。また、らせん状の突起40以外にも、排煙部内部を一周するような円形の突起を複数設けても、同様の効果を得ることができる。したがって、熱交換の効率を向上させることができる。
また、燃焼ガス排出障害部材としては、図7のように、複数の穴を有し、所定の厚みを有する円盤状部材41であってもよい。この円盤状部材41を複数設けることで、下方から上方に向かって排出される燃焼ガスがこの円盤状部材41に接触することでより乱流となる。また、排煙部4内の燃焼ガスがより乱流となることで、燃焼ガスが排煙部4を通過する時間が長くなり、より長い時間熱交換を行うことができ、熱交換の効率を向上させることができる。
水槽5は、熱交換部3が浸漬され、内部に熱交換用の媒体として水を有している。そしてこの水槽5には、内部の水と接触するように燃焼室1の外面全面、集塵部2の外面全面、排煙部4の外面一部が浸漬されている。このとき、水槽5は、どのような携帯であってもよい。例えば、燃焼室1、集塵部2、熱交換部3をそれぞれ個別の水の入った部屋に浸漬し、それぞれの部屋を配管等で接続した水槽5としてもよい。また、1つの水槽に燃焼室1、集塵部2、熱交換部3を浸漬し、燃焼室1と集塵部2及び集塵部2と熱交換部3との間に敷居板を供え、各部材の部屋を形成してもよい。排煙部4は、熱交換部3と同じ部屋に、その一部が浸漬されるようになっていてもよい。これにより、各部における熱交換の効率は異なるため、各部を各部屋に分離して浸漬させて加熱された水を順次各部屋に流入させるようにすることで、水槽5内の水がより制御しやすくなる。
以上のように構成される本発明のボイラ装置は以下のように熱交換を行うことができる。まず、燃料投入管10から燃料が投入され、着火用バーナ11によって燃焼する。燃料の燃焼によって発生した燃焼ガスは灰を含んだまま壁面に沿って旋回しながら燃焼室1の上方に上昇する。このとき、壁面に沿って旋回することで、燃焼によって発生した熱が壁面側に集まるようになり、水槽5内の水と燃焼ガスとの熱交換がより効率的に行われる。
旋回しながら上昇した燃焼ガスは、配管を通じて燃焼室1から集塵部2に流入する。この集塵部2で燃焼ガスから灰が取り除かれる。このとき、同時に集塵部2の壁面を介して水槽5内の水と熱交換が行われる。
灰が取り除かれた燃焼ガスは、配管を通じて集塵部2から燃焼室1に流入する。この熱交換部3では、熱交換部3の管を燃焼ガスが通過することで、水槽5内の水と効率的に熱交換することができる。
熱交換部3の管を通過した燃焼ガスは、排煙部4を通じて外部に排出される。このとき、燃焼ガスは、水槽5内の水と接触している部分で、排煙部4の壁面を介して熱交換が行われる。
このように、水槽5内の水は、熱交換部3と熱交換するだけでなく、燃焼室1、集塵部2、及び、排煙部4と熱交換することができる。そして、本発明のボイラ装置は、高効率の熱交換によって効率的に得られた熱によって水を効率的に加温又は蒸発させ、発生した温水又は蒸気を種々の仕事に利用することができる。したがって、本発明のボイラ装置は、熱交換器3のみの熱交換に比べてより高い効率の熱交換が実現できる。
従来、ボイラ装置を小型化すると、バイオマスチップ、バイオマスペレット、炭化物、廃油といった燃料によっては熱交換の効率が低下してしまうことがあった。その原因のひとつとして、クリンカの発生が挙げられる。本発明のボイラ装置は、上述のように、クリンカの発生を抑制することができる。
したがって、小型化しても熱交換効率を低下させることがない。それだけではなく、熱交換部3の管を細くすることができことで、より熱交換効率を向上させることができるとともに、更なる小型化も実現できる。したがって、本発明のボイラ装置は、従来燃料によっては難しかった小型化と熱交換効率の向上の両方を実現することができる。また、クリンカを取り除くようなメンテナンスも必要なくなり、ボイラ装置の維持管理も容易となる。
上述においては、熱交換の媒体を水としたが、本発明はこれだけに限られるものではない。そのほかの熱交換媒体を使用することも可能である。
本発明のボイラ装置の構成の一例を示す図である。 本発明のボイラ装置の燃焼室の形状を示す図である。 本発明のボイラ装置の燃焼室に設けられる燃焼用空気導入管の一例を示す図である。 本発明のボイラ装置の燃焼室に設けられる温度制御用空気導入管の一例を示す図である。 本発明のボイラ装置の燃焼室に設けられる空気導入管の一例を示す図である。 本発明のボイラ装置の排煙部の内部形状を示す図である。 本発明のボイラ装置の排煙部の内部形状を示す図である。
符号の説明
1 燃焼室
2 集塵部
3 熱交換部
4 排煙部
5 水槽
10 燃料投入管
11 着火用バーナ
20 灰出し部

Claims (7)

  1. 燃料の燃焼により発生する熱を使用して水槽内の水を加熱するボイラ装置であって、
    前記燃料が投入され、投入された燃料を燃焼させる燃焼室と、
    前記燃焼室で前記燃料の燃焼により発生する燃焼ガス中の灰を取り除く集塵部と、
    前記燃焼室で前記燃料の燃焼により発生する燃焼ガスと前記水槽内の水とにより熱交換する熱交換部と、
    前記熱交換部で熱交換した前記燃焼ガスを外部に排出する排煙部とを備え、
    前記燃焼室の外面全面、前記集塵部の外面全面、及び、前記排煙部の外面一部は、前記水槽内の水と接触させるように前記水槽に浸漬されていることを特徴とするボイラ装置。
  2. 前記熱交換部は、前記集塵部で灰が取り除かれた燃焼ガスと前記水槽内の水とにより熱交換することを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  3. 前記燃焼室は、燃料を燃焼させるための燃焼用空気を外部から導入する燃焼用空気導入管と、前記燃焼室の温度を制御するための温度制御用空気を外部から導入する温度制御用空気導入管とを備えることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  4. 前記燃焼用空気導入管、及び/又は、前記温度制御用空気導入管は、前記燃焼室上部から、前記燃焼室底部に向かうように垂直方向に形成される導入管縦管と、前記導入管縦管と接続され、前記導入管縦管の垂直方向に延びるように形成されている導入管横管とにより構成され、
    前記導入管横管側面に開口を有することを特徴とする請求項3記載のボイラ装置。
  5. 前記燃焼室内部には、当該燃焼室で発生した前記燃焼ガスの熱を蓄熱する蓄熱部材が備えられていることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  6. 前記燃焼室には、前記燃料を投入する投入管が備えられており、
    前記投入管の出口近傍に、前記燃焼室で燃焼した燃料の炎又は発生した前記燃焼ガスが前記投入管への流入するのを防ぐ防炎部材が備えられていることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
  7. 前記排煙部内部には、前記熱交換部で熱交換した燃焼ガスが乱流となって外部に排出されるように、燃焼ガス排出障害部材が備えられていることを特徴とする請求項1記載のボイラ装置。
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