JP2007154667A - フランシス形水力機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランナ羽根の出口側の速度分布を一様にし、動力水に安定流を与えて水力効率を向上させるフランシス形水力機械を提供する。
【解決手段】本発明に係るフランシス形水力機械は、羽根高さ方向に向って底部側をバンド24で支持され、頭部側をクラウン23で支持されるランナ羽根22を主軸の周方向に沿って配置するランナ21と、前記クラウン23に覆設して背圧室26を形成する上カバー25と、前記バンド24に覆設して側圧室29を形成する下カバー28とを備えるフランシス形水力機械において、前記クラウン23に設けられ、前記ランナ羽根22の出口側から前記背圧室26に連通させる動力水抽水通路30を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、部分負荷運転時等動力水(流水)が少なくなったとき、ランナ内の流れに偏流が発生し、この偏流に起因して発生する水力損失や振動増加等を効果的に低減させるフランシス形水力機械に関する。
最近のフランシス形水力機械は、環境保護の立場から発電運転と揚水運転の両運転ができる構造のものが多く、その構成として図8に示すものがある。
このフランシス形水力機械は、発電運転時、上池および水圧鉄管(ともに図示せず)から渦巻状のケーシング1に供給する動力水(流水)をステーベーン2、ガイドベーン3を介してランナ4に案内して、ここでランナ羽根5を回転させ、その際に発生する動力(回転トルク)を主軸(回転軸)6を介して発電電動機7に与えて電力を発生させている。
また、揚水運転時、フランシス形水力機械は、発電電動機7の駆動力により、発電運転と逆方向にランナ羽根5を回転駆動し、下池に連通する吸出し管8からの動力水をランナ4に案内し、ここでランナ4から動力水にエネルギが与えられ、エネルギを得た動力水がガイドベーン3、ステーベーン2、ケーシング1を介して上池に戻される。
また、ガイドベーン3は、発電運転時、ケーシング1から供給される動力水の流量をコントロールし、電力需要の増減に応じて弁体を開閉させる制御を行っている。
また、ランナ4は、主軸6に装着するランナ羽根5を、主軸6の周方向に沿って等ピッチで配置するとともに、高さ方向に向ってその両端をクラウン9とバンド10とで支持させ、ランナ羽根5,5間に流路を形成している。
また、ランナ羽根5の両端を支持させたクラウン9およびバンド10のうち、クラウン9には上カバー11が設けられ、この上カバー11との間に背圧室13を備える一方、バンド10には、下カバー12が設けられ、この下カバー12との間に側圧室14を備えている。
一方、クラウン9の外径側(ガイドベーン3側)と上カバー11の外径側との間には、図9に示すように、隙間Gが形成されているため、破線で示す流線としての動力水がランナ4を通過する際、その一部が隙間Gを介して背圧室13に流れ、背圧室13の室内の圧力が、図示のように、外径側に向って高くなる。
また、バンド10の外径側(ガイドベーン3側)と下カバー12の外径側との間にも隙間Gが形成されているため、上述と同様に、側圧室14も外径側の圧力が高くなる。
このように、背圧室13および側圧室14は、ともに、室内、特に外径側の圧力が高くなっているが、背圧室13の開口面積の方が側圧室14の開口面積に較べて大きいので、双方の圧力にアンバランスが生じ、スラストFが吸出し管8側に向って発生する。
このスラストFは、一部を主軸6に設けたスラスト軸受(図示せず)に負担させるとともに、残りをバランス管15に分担させている。すなわち、バランス管15は、図10に示すように、背圧室13と比較的圧力の低い吸出し管8とを互いに接続させ、背圧室13に溜まる動力水を引き抜いて吸出し管8に排出させ、背圧室13の圧力を低く抑えて上述スラストFの発生を抑制している。
ところで、フランシス形水力機械は、常に設計点で運転していれば、図10に示すように、ランナ羽根5,5間で形成される流路を流れる動力水が破線で示す流線に沿って流れ、安定流に維持されるものの、実際には負荷の需要に対応させて動力水の増加、減少等の流量調整が行われる。特に、部分負荷運転のように、動力水の流量が少なく調整されると、動力水は、遠心力の影響を受け、図11に示すように、バンド10側に偏った流れになる。
動力水がバンド10側に偏った流れになると、クラウン9側に沿って流れている動力水に剥離が生じ、ランナ損失になるとともに、吸出し管8側の流速分布が不均一になり、吸出し管効率も悪くなる。
さらに、動力水のバンド10側に偏った流れは、ランナ中心廻りの死水領域DZがより広く拡大し、この死水領域DZの拡大に伴って、図8に示すように、吸出し管8に向ってホワールWを発生させていた。
このホワールWの振れ周りは、動力水の揺動の要因となり、動力水の揺動によって振動を発生させていた。
このように、部分負荷運転時、動力水の偏流に伴って発生するホワールWによる振動を抑制する手段には、例えば、特許文献1が開示されている。
この特許文献1に開示された技術は、ランナ羽根を支持するクラウンとバンドとにおいて、クラウン側出口ポート径をバンド側出口ポート径に対して大きく設定し、部分負荷運転時に発生するホワールを抑制したものである。
このように、フランシス形水力機械では、部分負荷運転時の振動対策、水力機械効率の低下対策として特許文献1の例を見るまでもなく、数多くの研究開発が進められている。
特開2003−21036号公報
特許文献1に開示された技術は、ランナ羽根の出口のうち、クラウン側出口ポート径を拡げ、部分負荷運転時の流量減少に伴うクラウン側における動力水の剥離を防止し、ランナ羽根出口側の速度分布を均一化させる点で優れているものである。
しかし、この技術は、動力水の流量が過量になると、広い範囲に亘って境界層が発生し、境界層の影響を受けて水力効率が低下する等の不安がある。
このため、動力水の流量の過少、過多の影響を受けることなく流れを安定化させ、高い水力効率を維持させるとともに、ホワール等の抑制を図ったフランシス形水力機械の出現が望まれている。
本発明は、このような背景技術の課題に着目してなされたものであり、動力水の流れの安定化を図って高い水力効率を維持させるフランシス形水力機械を提供することを目的とする。
本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、羽根高さ方向に向って底部側をバンドで支持され、頭部側をクラウンで支持されるランナ羽根を主軸の周方向に沿って配置するランナと、前記クラウンに覆設して背圧室を形成する上カバーと、前記バンドに覆設して側圧室を形成する下カバーとを備えるフランシス形水力機械において、前記クラウンに設けられ、前記ランナ羽根の出口側から前記背圧室に連通させる動力水抽水通路を備えたものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、動力水抽水通路は、ランナ羽根の出口側からランナ羽根の入口側に向って傾斜させて形成するものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項3に記載したように、前記動力水抽水通路は、直線状に真直ぐ延ばして形成するものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載したように、羽根高さ方向に向って底部側をバンドで支持され、頭部側をクラウンで支持されるランナ羽根を主軸の周方向に沿って配置するランナと、前記クラウンに覆設して背圧室を形成する上カバーと、前記バンドに覆設して側圧室を形成する下カバーとを備えるフランシス形水力機械において、前記クラウンに設けられ、前記ランナ羽根の出口側から前記背圧室に連通させる複数の動力水抽水口を備えたものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、複数の動力水抽水口は、途中から一つまとめる動力水抽水通路に接続する構成にしたものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、動力水抽水通路は、抽水入口をランナ羽根入口側に向わせる構成にしたものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、動力水抽水通路は、主軸側のクラウン端部の湾曲面空間を利用して前記クラウンに設けたものである。
また、本発明に係るフランシス形水力機械は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載したように、請求項1〜7記載のものは、水車およびポンプ水車のうち、少なくともいずれか一方に適用するものである。
本発明に係るフランシス形水力機械は、クラウンに設けられ、ランナ羽根の出口側から背圧室に向って動力水抽水通路を備え、クラウン側に沿って流れる動力水を動力水抽水通路を介して引き抜く構成にするので、動力水の流量の過少、過多に影響を受けることなく、ランナ羽根の出口側の速度分布を一様にし、動力水に安定流を与えて水力効率を向上させることができる。
以下、本発明に係るフランシス形水力機械の実施例を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るフランシス形水力機械の第1実施形態を示す概念図である。
本実施形態に係るフランシス形水力機械は、主軸20の端部にランナ21を装着する。
このランナ21は、発電運転時、ガイドベーン側(図示せず)の入口INから吸出し管側(図示せず)の出口EXに向って流れる動力水(流水)のエネルギを回転動力に変えるランナ羽根22と、このランナ羽根22の頭部側および底部側のそれぞれを支持するクラウン23およびバンド24を備えている。
クラウン23は、動力水の入口INから出口EXに向って徐々に厚みを増す円盤状に形成するとともに、厚みを増した端部を湾曲面に形成してランナコーン(図示せず)を設け、主軸20の下端領域が空間Eになるように成形加工されている。
また、クラウン23は、頭部側を上カバー25で覆設して背圧室26を形成し、この背圧室26に集まったクラウン入口隙間Gからの動力水を吸出し管(図示せず)に排出させるバランス管27を設けている。
一方、バンド24は、リング状に形成するとともに、その外側に下カバー28を設けて側圧室29を形成し、バンド入口隙間Gからの動力水を吸出し管に案内する構成になっている。
このような構成を備えたフランシス形水力機械において、本実施形態では、クラウン23に形成し、ランナ羽根22の出口側から背圧室26に向う動力水抽水通路30を設けたものである。
この動力水抽水通路30は、ランナ羽根22を通り、クラウン23に沿って流れる動力水を圧力差を利用して引き抜き、引き抜いた動力水を背圧室26に案内した後、バランス管27を介して吸出し管に供給している。
このように、本実施形態は、クラウン23に形成し、ランナ羽根22の出口側から背圧室26に向う動力水抽水通路30を設けたので、部分負荷運転時のように、動力水の流量が少ないとき、クラウン23に沿って流れる動力水を抽水することができ、この抽水に伴ってクラウン23に沿って流れる動力水の剥離を防止し、ランナ羽根22の出口側の速度分布を一様にし、動力水に安定流を与えることができる。
また、本実施形態は、動力水の過流量運転のとき、動力水抽水通路30からクラウンに沿って流れる動力水を抽水する構成にしているので、動力水の境界層の発達を抑制することができ、ランナ羽根22の出口側の速度分布を一様にし、動力水に安定流を与えることができる。
したがって、本実施形態によれば、動力水流量の過少、過多の影響を受けることなく動力水に安定流を与えることができるので、ランナコーン廻りの動力水の死水領域を少なくしてホワールによる振れ廻りを抑制し、水圧脈動を低減させて振動を少なくさせるとともに、水力効率を向上させることができる。
図2は、従来の水力性能と本発明に係る水力性能とを比較する水力性能比較線図である。
この水力性能比較線図は、縦軸に水車効率を示し、横軸に水車出力を示すとともに、実線が本発明による分布線図であり、破線が従来による分布線図である。
この水力性能比較線図から、従来に較べ本発明の方が水車効率および吸出し管水圧脈動共に優れていることがわかった。
[第2実施形態]
図3は、本発明に係るフランシス形水力機械の第2実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、クラウン23の流水面と背圧室26との圧力差が充分に確保できない場合を考慮したもので、クラウン23に形成し、ランナ羽根22の出口側と背圧室26とを互いに連通させる動力水抽水通路30を、ランナ羽根22の出口側からランナ羽根22の入口側に向う方向(ランナの回転方向)に傾斜させたものである。
すなわち、クラウン23の流水面と背圧室26との圧力差が充分確保されていないと、クラウン23に沿って流れる動力水の背圧室26への抽水が難しくなる。
このため、本実施形態は、クラウン23に設けた動力水抽水通路30を、ランナ21の回転方向に向うように傾斜させ、運転中、ランナ21の回転に伴う遠心力を有効に活用し、クラウン23の流水面に沿って流れる動力水を抽水して背圧室26に案内したものである。
このように、本実施形態は、クラウン23に設けられ、ランナ羽根22の出口側と背圧室26とを互いに連通させる動力水抽水通路30をランナ21の回転方向に向って傾斜させ、運転中、ランナ21の遠心力を利用して動力水を抽水させる構成にしたので、動力水の流量の過少、過多に影響を受けることなく確実に動力水を抽水することができ、動力水の抽水の下、ランナ21の出口側における動力水の速度分布を一様にして水力効率等の向上を図ることができる。
[第3実施形態]
図4および図5は、本発明に係るフランシス形水力機械の第3実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、図5に示すように、ランナ羽根22の出口側のクラウン23に数多くの動力水抽水口31a,31b,…を設け、クラウン23の流水面に沿って流れる動力水の剥離を確実に防止させたものである。
この場合、動力水抽水口31a,31b,…は、個々に背圧室に連通させてもよく、また、クラウン23の強度保証の点から、図4に示すように、数多くの動力水抽水口31a,31b,…を途中から一つにまとめて背圧室26に接続させる動力水抽水通路30にしてもよい。
このように、本実施形態は、ランナ羽根22の出口側のクラウン23に数多くの動力水抽水口31a,31b,…を設けたので、動力水の流量の過少、過多に影響を受けることなくクラウン23の流水面に沿って流れる動力水を背圧室26に確実に抽水することができ、ランナ羽根22の出口側の速度分布を一様化させて動力水に安定流を与えることができる。
[第4実施形態]
図6は、本発明に係るフランシス形水力機械の第4実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、クラウン23に形成し、ランナ羽根22の出口側と背圧室26とを互いに連通させる動力水抽水通路30を設けるとともに、この動力水抽水通路30のうち、入口を動力水の上流側に向う方向に設けた抽水入口32と、途中から鉛直方向に転向させて背圧室26に接続する通路直線部33とを組み合せたものである。
このように、本実施形態は、動力水抽水通路30のうち、抽水入口32を動力水の上流側に向う方向に形成したので、クラウン23の流水面に沿って流れる動力水を確実に抽水して背圧室26に案内することができ、動力水の剥離や境界層の発達をより一層抑制することができる。
[第5実施形態]
図7は、本発明に係るフランシス形水力機械の第5実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態の構成要素と同一構成要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、主軸20側のクラウン23の端部に形成し、ランナ21の入口側に向う湾曲面34を利用して動力水抽水通路30を設け、ランナ羽根22と背圧室26とを互いに連通させたものである。
このように、本実施形態は、クラウン23の端部に形成する湾曲面34を利用して動力水抽水通路30を設け、湾曲面34の空間を有効活用する構成にしたので、クラウン23の強度を高く維持させることができる。
本発明に係るフランシス形水力機械の第1実施形態を示す概念図。 従来の水力性能と本発明に係る水力性能とを比較する水力性能比較線図。 本発明に係るフランシス形水力機械の第2実施形態を示す概念図。 本発明に係るフランシス形水力機械の第3実施形態を示す概念図。 図4のA矢視方向から見た展開平面図。 本発明に係るフランシス形水力機械の第4実施形態を示す概念図。 本発明に係るフランシス形水力機械の第5実施形態を示す概念図。 従来のフランシス形水力機械を示す概念図。 従来のフランシス形水力機械において、背圧室の圧力分布を示す圧力分布線図。 従来のフランシス形水力機械において、部分負荷運転時、動力水の流線を示す図。 従来のフランシス形水力機械において、部分負荷運転時、死水領域の発達を示す図。
符号の説明
1 ケーシング
2 ステーベーン
3 ガイドベーン
4 ランナ
5 ランナ羽根
6 主軸
7 発電電動機
8 吸出し管
9 クラウン
10 バンド
11 上カバー
12 下カバー
13 背圧室
14 側圧室
15 バランス管
20 主軸
21 ランナ
22 ランナ羽根
23 クラウン
24 バンド
25 上カバー
26 背圧室
27 バランス管
28 下カバー
29 側圧室
30 動力水抽水通路
31a,31b,31c,… 動力水抽水口
32 抽水入口
33 通路直線部
34 湾曲面

Claims (8)

  1. 羽根高さ方向に向って底部側をバンドで支持され、頭部側をクラウンで支持されるランナ羽根を主軸の周方向に沿って配置するランナと、前記クラウンに覆設して背圧室を形成する上カバーと、前記バンドに覆設して側圧室を形成する下カバーとを備えるフランシス形水力機械において、前記クラウンに設けられ、前記ランナ羽根の出口側から前記背圧室に連通させる動力水抽水通路を備えたことを特徴とするフランシス形水力機械。
  2. 前記動力水抽水通路は、ランナ羽根の出口側からランナ羽根の入口側に向って傾斜させて形成することを特徴とする請求項1記載のフランシス形水力機械。
  3. 前記動力水抽水通路は、直線状に真直ぐ延ばして形成することを特徴とする請求項1記載のフランシス形水力機械。
  4. 羽根高さ方向に向って底部側をバンドで支持され、頭部側をクラウンで支持されるランナ羽根を主軸の周方向に沿って配置するランナと、前記クラウンに覆設して背圧室を形成する上カバーと、前記バンドに覆設して側圧室を形成する下カバーとを備えるフランシス形水力機械において、前記クラウンに設けられ、前記ランナ羽根の出口側から前記背圧室に連通させる複数の動力水抽水口を備えたことを特徴とするフランシス形水力機械。
  5. 前記複数の動力水抽水口は、途中から一つまとめる動力水抽水通路に接続する構成にしたことを特徴とする請求項3記載のフランシス形水力機械。
  6. 前記動力水抽水通路は、抽水入口をランナ羽根入口側に向わせる構成にしたことを特徴とする請求項1記載のフランシス形水力機械。
  7. 前記動力水抽水通路は、主軸側のクラウン端部の湾曲面空間を利用して前記クラウンに設けたことを特徴とする請求項1記載のフランシス形水力機械。
  8. 請求項1〜7記載のものは、水車およびポンプ水車のうち、少なくともいずれか一方に適用することを特徴とするフランシス形水力機械。
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