JP2007153344A - ドラム缶の天板切取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドラム缶の天板を短時間で容易に切り取ることができ、且つ天板の切り取り残部による手指等の負傷を防止することができるドラム缶の天板切取方法を提供する。
【解決手段】 本発明のドラム缶の天板切取方法は、載置台11と、載置台に置かれたドラム缶2を取り囲むように載置台に立設された枠体12と、上方枠部121に上下動可能に取り付けられた天板切取手段13と、を備え、天板切取手段は、切取刃固定板と、切取刃と、ガイドリングとを有し、ガイドリングの外周面にはテーパー部が設けられている天板切取装置1を用いる天板切取方法であって、載置台11にドラム缶2を天板を上方にして載置し、その後、天板切取手段を下方に移動させ、天板の周縁部を除く部分を切り取り、且つ切取刃取着体のテーパー部を天板の周縁部に当接させ、周縁部を下方に向かって変形させることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドラム缶の天板切取方法に関する。更に詳しくは、本発明は、廃棄物等が収容されたドラム缶の天板を短時間で容易に切り取ることができ、且つ天板の切取残部が下方に押圧されて変形し、切取残部の端縁による手指等の負傷を防止することができるドラム缶の天板切取方法に関する。
ドラム缶は産業界において広範な用途に用いられている。このドラム缶には、天板が本体に固定され、この天板に設けられた径小の開口部を蓋により開閉するクローズドドラムと、天板を取り外すことができるオープンドラムとがある。クローズドドラムでは、内容物を出し入れするための開口部と、エア抜きのための開口部とが、通常、各々1個設けられており、蓋の開閉により内容物が出し入れされる。一方、オープンドラムでは、天板を脱着することにより内容物が出し入れされる。従って、クローズドドラムは、出し入れが容易な粘度の低い液体等の収容に用いられることが多い。また、危険物及び廃棄が前提の廃棄物などの収容にも用いられる。一方、粘度の高い液体、粉体等の収容にはオープンドラムが用いられることが多い。
廃棄物、例えば、食品業者等が廃棄する食品残渣、及び一般の産業廃棄物等は、通常、クローズドドラムに収容し、トラック等により処理施設まで搬送し、この処理施設においてドラム缶から排出して処理するのが一般的である。その際、ドラム缶の蓋を開けて廃棄物を排出させるのは容易ではなく、極めて作業効率が低い。また、開口部を下方に向けて排出させるのみでは、廃棄物の種類によってはドラム缶の内部に多くの廃棄物が残ってしまうこともある。そのような場合は、内部を水洗し、廃棄物を洗浄水とともに排出させる等の作業も必要となり、作業効率は更に低下する。そこで、内容物を排出し易くするため、ドラム缶の天板を切り取り、端面を大きく開口させて排出することが一般になされている。
ドラム缶の天板に人手により開口部を設ける場合は、通常、ポンチ等を用いて天板に孔を開けたり、たがね等により天板を切り取ったりして開口させている。また、作業効率を向上させるため、ドラム缶の天板を取り外す装置も開発されている(例えば、特許文献1参照。)。この装置では,ドラム缶の天板を押圧盤で押圧するとともに、天板の外側周緑に下側から爪体を食い込ませ、爪体を上下動することによって天板を取り外している。このようにすれば、天板を切り取ることなくドラム缶の端面を大きく開口させることができる。
特開平5−178395号公報
しかし,ポンチ及びたがね等を用いて人手によって天板に開口部を設ける作業は重労働である。しかも、人手では十分に大きな開口部とすることは容易ではなく、内容物が飛び散って人体にかかったりすることもある。一方、特許文献1に記載の装置は、天板を押圧するための押圧盤並びに天板の周緑を掴む爪体及びこの爪体を上下させる機構などを備えた大がかりなものであり、大きな設置スペースが必要となり、価格も高価である。
本発明は上記の従来の状況に鑑みてなされたものであり、簡易な構造の装置を使用し、ドラム缶の天板を短時間で容易に切り取ることができ、且つ天板の切取残部を下方に押圧して変形させ、切取残部の端縁による手指等の負傷を防止することができるドラム缶の天板切取方法を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
1.ドラム缶を置くための載置台と、該載置台に置かれたドラム缶を取り囲むように該載置台に立設された枠体と、該枠体のうちの該載置台に対向する上方枠部に上下動可能に取り付けられた天板切取手段と、を備え、該天板切取手段は、切取刃固定板と、該切取刃固定板の下面又は側面に固定された切取刃と、該切取刃の外表面に固定されたガイドリングとを有し、該ガイドリングの外周面には下端部から上方に向かって径大となるようにテーパー部が設けられている天板切取装置を用いてドラム缶の天板を切り取る天板切取方法であって、
上記載置台にドラム缶を天板を上方にして載置し、その後、上記天板切取手段を下降させ、上記切取刃により該ドラム缶の該天板の周縁部を除く部分を切り取り、且つ上記ガイドリングの上記テーパー部を該天板の該周縁部に当接させ、該周縁部を下方に向かって変形させることを特徴とするドラム缶の天板切取方法。
2.上記切取刃は複数の切取刃構成体からなり、各々の該切取刃構成体は、上記切取刃固定板の上記下面又は上記側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの該切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形である上記1.に記載のドラム缶の天板切取方法。
3.上記刃部の先端部の角度が60〜120°である上記2.に記載のドラム缶の天板切取方法。
4.上記切取刃構成体の固定数が4〜8枚である上記2.又は3.に記載のドラム缶の天板切取方法。
5.上記切取刃の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、該刃部の先端部の角度が60〜120°である上記1.に記載のドラム缶の天板切取方法。
6.上記ガイドリングは、該ガイドリングの下端部が上記刃部の上端部に位置するように固定されている上記2.乃至5.のうちのいずれか1項に記載のドラム缶の天板切取方法。
7.上記天板の上記周縁部は、該天板のうちの上記ドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である上記1.乃至6.のうちのいずれか1項に記載のドラム缶の天板切取方法。
8.上記切取刃は複数の切取刃構成体からなり、各々の該切取刃構成体は、上記切取刃固定板の上記下面又は上記側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの該切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、該刃部の先端部の角度が60〜120°、該切取刃構成体の固定数が4〜8枚であって、上記ガイドリングは、該ガイドリングの下端部が該刃部の上端部に位置するように固定されており、上記天板の上記周縁部は、該天板のうちの上記ドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である上記1.に記載のドラム缶の天板切取方法。
本発明のドラム缶の天板切取方法によれば、天板の周縁部を除く部分を短時間で容易に切り取ることができ、且つ切取残部である天板の周縁部の端縁による手指等の負傷を十分に防止することができる。
また、切取刃が複数の切取刃構成体からなり、各々の切取刃構成体は、切取刃固定板の下面又は側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形である場合は、天板を、その全周に渡って容易に切り取ることができる。
更に、刃部の先端部の角度が60〜120°である場合は、各々の切取刃構成体の先端部を天板に容易に貫入させることができ、天板をより短時間で切り取ることができる。
また、切取刃構成体の固定数が4〜8枚である場合は、各々の切取刃の先端部を天板により容易に貫入させることができ、天板をより短時間で切り取ることができ、且つ天板を略円形に切り取ることができる。
更に、切取刃の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、刃部の先端部の角度が60〜120°である場合は、各々の切取刃の先端部を天板に容易に貫入させることができ、天板をより短時間で切り取ることができる。
また、ガイドリングが、ガイドリングの下端部が刃部の上端部に位置するように固定されている場合は、天板をより効率よく切り取ることができ、且つ天板の周縁部を下方に向かってより容易に変形させることができる。
更に、天板の周縁部が、天板のうちのドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である場合は、切取残部である天板の周縁部を下方に向かって容易に変形させることができ、切取残部の端縁による手指等の負傷を十分に防止することができる。
また、切取刃は複数の切取刃構成体からなり、各々の切取刃構成体は、切取刃固定板の下面又は側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、刃部の先端部の角度が60〜120°、切取刃構成体の固定数が4〜8枚であって、ガイドリングは、下端部が刃部の上端部に位置するように固定されており、天板の周縁部が、天板のうちのドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である場合は、天板をより短時間で容易に切り取ることができ、且つ切取残部の端縁による手指等の負傷をより防止することができる。
以下、本発明を、例えば、図1〜6を用いて詳しく説明する。
[1]天板切取装置
本発明のドラム缶の天板切取方法では、ドラム缶を置くための載置台11と、載置台に置かれたドラム缶2を取り囲むように載置台に立設された枠体12と、枠体のうちの載置台に対向する上方枠部121に上下動可能に取り付けられた天板切取手段13と、を備え、天板切取手段13は、切取刃固定板131と、切取刃固定板の下面又は側面に固定された切取刃132と、切取刃の外表面に固定されたガイドリング133とを有し、ガイドリングの外周面には下端部1331から上方に向かって径大となるようにテーパー部1332が設けられている天板切取装置1が用いられる。
上記「載置台11」は、ドラム缶を載置するための平坦面を有し、廃棄物等が収容されたドラム缶2を載置した場合の荷重、及び天板切取手段13が下降して天板21の周縁部211を除く部分が切り取られ、切取残部である天板21の周縁部211が下方に押圧されて変形するときの加重に耐えられるだけの強度を有しておればよい。その材質は特に限定されず、通常、金属が用いられ、特に鋼材により形成される。
上記「枠体12」は、切取刃132によりドラム缶2の天板21の周縁部211を除く部分を切り取り、且つガイドリング133のテーパー部1332を天板21の周縁部211に当接させ、周縁部211を下方に向かって押圧して変形させる場合の、上方への加重に耐えられるだけの強度を有しておればよい。その材質は特に限定されず、通常、金属が用いられ、鋼材により形成されることが多い。一端部が載置台11に固定される側方枠部122と、この側方枠部の上面に固定される上方枠部121とは、一体に形成されていてもよく、別体であって各々が互いに固定されていてもよい。固定方法は特に限定されず、例えば、ボルト、ナットにより締結されていてもよく、溶接等により接合されていてもよい。更に、別体である場合、上方枠部121と側方枠部122とは、ボルト、ナットにより締結され、且つ溶接等により接合されていてもよい。
上記「天板切取手段13」は、切取刃固定板131と、この切取刃固定板の下面1311又は側面に固定された切取刃132と、切取刃の外表面に固定されたガイドリング133とを有する。
上記「切取刃固定板131」は、下面1311又は側面に切取刃132を固定することができ、天板21の周縁部211を除く部分を切り取り、且つ天板21の周縁部211を下方に向かって押圧して変形させる場合の、上方への加重に耐えられるだけの強度を有しておればよい。その材質は特に限定されず、通常、金属が用いられ、鋼材により形成されることが多い。切取刃固定板131の形状及び寸法も特に限定されない。切取刃固定板131の平面形状は、円形、楕円形及び四角形等の多角形などのいずれであってもよいが、ドラム缶の断面形状と同様に円形であることが好ましい。また、切取刃132を固定することができる必要最小限の大きさであればよく、通常、その寸法を越えて大きくする必要はない。厚さは材質にもよるが、切取刃固定板は軽量であるほうが好ましく、必要な強度と重量とを勘案して設定することが好ましい。
切取刃固定板131には開口部が設けられていてもよい。この開口部の形状は特に限定されず、円形、楕円形及び四角形等の多角形などのいずれであってもよい。更に、複数の開口部が設けられていてもよい。このように開口部を設けることで切取刃固定板131を軽量化することができる。一方、開口部を設けることで一般に強度は低下するため、開口部を設ける場合は、必要な強度と重量とを勘案して大きさ及び個数を設定することが好ましい。
上記「切取刃132」は、切取刃固定板131の下面1311又は側面に固定される。固定する方法は特に限定されないが、切取刃132が切取刃固定板131の下面1311に固定される場合は、切取刃の刃部が設けられていない側の基端部を、例えば、溶接等により接合して固定することができる。また、切取刃が切取刃固定板131の側面に固定される場合は、切取刃の基端側をボルトにより固定してもよいし、溶接等により接合して固定してもよい。また、ボルトにより固定し、且つ溶接等により接合して固定してもよい。
切取刃132は、先端側の刃部が設けられている部分と、切取刃固定板131に固定されている基端部等と、中間部とからなる。また、天板切取手段13を上方又は下方からみた場合に、少なくとも先端側の刃部が設けられている部分の断面形状は円環状である。天板切取手段13を上方又は下方からみた場合の中間部及び基端部等の形状は特に限定されないが、先端側の刃部が設けられている部分と同一寸法の円環状とすることが好ましい。更に、この切取刃132は、全体が一体に形成されていてもよく、天板切取手段13を上方又は下方からみたときに、断面弧状の複数の切取刃構成体1321が周方向に連設され、一体となって円環状の切取刃132が形成されていてもよい。
切取刃132の先端側に設けられた刃部の平面形状は特に限定されないが、より小さい押圧力によって天板21に貫入させるためには、刃先の面積を小さくすることが好ましい。従って、刃部の形状は先端が角度をもって形成されているか、弧状に形成されていることが好ましく、角度をもって形成されていることが特に好ましい。そのような切取刃としては、先端側に設けられた刃部の平面形状が頂部が下方を向いた三角形であるものが挙げられる。また、刃部の平面形状が三角形である場合、刃部の先端部(刃先)の角度は特に限定されないが、60〜120°であることが好ましく、75〜105°であることがより好ましい。
更に、切取刃132が複数の断面弧状の切取刃構成体1321からなる場合、切取刃構成体1321の固定数は特に限定されないが、4〜8枚であることが好ましく、5〜7枚であることがより好ましく、6枚であることが特に好ましい。このように複数の切取刃構成体を用いたときは、各々の切取刃構成体1321が周方向に連設され、全体として円環状の切取刃132が形成される。そして、それぞれの刃部1321bの先端部の角度を上記の特定の範囲とすることにより、刃部1321bをドラム缶2の天板21に小さい押圧力で容易に貫入させることができる。また、切取刃構成体の固定数を4〜8枚、特に5〜7枚、更に6枚とすることにより、構造が簡易であり、且つ天板を十分に円形に切り取ることができる切取刃とすることができる。
この切取刃の材質は特に限定されず、通常、金属が用いられ、S45C等の炭素鋼などにより形成されることが多い。また、刃部は焼き入れ等の方法により切取刃の先端側に設けられる。
上記「ガイドリング133」は、切取刃132の外表面に固定されている。固定する方法は特に限定されず、切取刃132の外表面とガイドリング133の内周面とを溶接等により接合して固定することができる。また、ボルト、ナットにより締結して固定することもできる。更に、ボルト、ナットにより締結して固定し、且つ溶接等により接合して固定することもできる。
ガイドリング133の外周面には下端部1331から上方に向かって径大となるようにテーパー部1332が設けられている。このテーパー部1332は、図4及び図6のように、外周面の下端部1331から、下端部と上端部との中間部まで設けられていてもよく、外周面の下端部から上端部までの全長さに渡って設けられていてもよい。テーパー部1332のガイドリング133の下端面に対する角度(図6においてaで表される。)は特に限定されないが、40〜80°、特に50〜70°とすることが好ましい。この角度が40〜80°であれば、ガイドリング133のテーパー部1332を天板21の切取残部である周縁部211に当接させ、天板切取手段13を更に下降させることで周縁部211を下方に向かって押圧して容易に変形させることができる。また、切取残部である周縁部の全周を下方に向かって変形させることができ、切取残部の端縁による手指等の負傷を十分に防止することができる。
このガイドリングの材質は特に限定されず、通常、金属が用いられ、鋼材により形成されることが多い。
ガイドリングを固定する位置は、切取刃132の長さ方向(上下方向)において特に限定されず、切取刃固定板131の側でもよいし、切取刃132の先端側でもよい。このガイドリング133は、天板21の周縁部211を除く部分の全周が切り取られた直後に、その下端部1331の近傍が切取残部である天板21の周縁部211に接触するように、切取刃132の先端側に固定することが好ましい。ガイドリング133は、その下端部が刃部(1321b)の上端部に位置するように固定されることが特に好ましい。このようにすれば、切取残部である天板21の周縁部211を効率よく下方に向かって押圧して変形させることができる。
ガイドリング133の寸法は、このガイドリング133の下端面から下方に突出している切取刃132により天板21の周縁部211を除く部分を切り取ることができ、且つテーパー部1332により切取残部である天板21の周縁部211を下方に向かって押圧して変形させることができればよく、特に限定されない。ガイドリング133は外形が円形であり、外周面にテーパー部1332が設けられているが、下端部1331における直径は、天板21の周縁部211を除く部分、即ち、切り取られた部分の直径と近似であることが好ましい。一方、テーパー部が形成されていない上方側1333の直径は、下端部1331における直径と、テーパー部1332のガイドリング133の下端面に対する角度とにより定まることになる。
尚、上記の近似とは、切り取られた部分の直径に対して±15mm以内の寸法であるという意味である。
天板切取装置1は、上記の各種の構成部材の他に、通常、以下のような構成部材を更に備えている。
この他の構成部材としては、例えば、天板切取手段13を上下動可能とするための上下動手段、天板切取手段13を所定のストロークで上下動させるためのリミットスイッチ15(図1〜2参照)及び上下動手段等の作動などを制御するための制御盤17(図1〜2参照)等が挙げられる。上下動手段は特に限定されず、例えば、油圧シリンダ14(図1〜3参照)等を用いることができる。また、油圧シリンダ14を用いる場合は、この油圧シリンダにオイルを循環させるための油圧機構16等が配設される。更に、他の構成部材として、ドラム缶2を載置台11に載置したときに、ドラム缶が所定位置、即ち、ドラム缶2が天板切取手段13の直下の位置となるように位置決めするための位置決め用弧状枠部123(図1〜3参照)を側方枠体122に取り付けることが好ましい。
[2]天板切取方法
本発明のドラム缶の天板切取方法では、上記[1]に記載の天板切取装置1を用いてドラム缶2の天板21の周縁部211を除く部分を切り取り、切取残部である天板21の周縁部211を下方に向かって押圧して変形させる。
即ち、載置台11にドラム缶2を天板21を上方にして載置し、その後、天板切取手段13を下降させ、切取刃132によりドラム缶2の天板21の周縁部211を除く部分を切り取り、且つガイドリング133のテーパー部1332を天板21の周縁部211に当接させ、周縁部を下方に向かって押圧して変形させる。
天板切取手段13を下降させる速度は特に限定されない。この速度を大きくすれば天板の所定部分の切り取り及び周縁部の下方への押圧に要する時間を短縮することができる。また、天板の所定部分を切り取り、且つ周縁部を下方へ押圧した後、天板切取手段13を上方の所定位置まで上昇させる速度も特に限定されないが、この速度を大きくすれば天板の切り取り及び下方への押圧に要する時間をより短縮することができる。この天板切取手段13の移動速度は下降のときも上昇のときも40〜80mm/秒、特に50〜70mm/秒とすることが好ましい。このような速度であれば、天板の所定部分の切り取り及び周縁部の下方への押圧を効率よく行うことができる。また、下降時の速度と上昇時の速度とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。
この天板切取方法では、天板21の周縁部211(図4参照)を除く部分が切り取られる。この周縁部211の寸法は特に限定されないが、天板21のうちのドラム缶2の内周面から10〜50mmの部分とすることができ、10〜30mmの部分であることが好ましい。周縁部211が天板21のうちのドラム缶2の内周面から10〜50mmの部分であれば、天板の周縁部を除く部分を小さい押圧力で切り取ることができ、且つ切取残部である天板21の周縁部211を下方に押圧して変形させるのも容易である。
上記の周縁部の寸法は、ドラム缶の内周面の直径から、天板のうちの切り取られた部分の直径を減じたものであるとする。更に、天板のうちの切り取られた部分の直径は、周方向に45°間隔で測定した直径の平均値であるとする。また、この周縁部の寸法及び切り取られた部分、即ち、天板の周縁部を除く中心部の寸法は、天板の直径と切取刃の先端側に設けられた刃部の直径とにより所定寸法に設定することができる。
上記のようにして天板21の周縁部211を除く部分を切り取り、その後、天板切取手段13を更に下降させる。これにより、ガイドリング133のテーパー部1332が、天板21の切取残部である周縁部211に当接し、周縁部が下方に向かって押圧されて変形する。ガイドリング133の外周面のうちの天板21の周縁部211に当接される部分は特に限定されず、ガイドリング133の下端部1331からテーパー部1332の上端部までの間の所定位置とすることができる。この所定位置がテーパー部1332の上方になるほど、天板21の周縁部211のうちの多くの部分が下方に変形し、手指等の負傷がより十分に防止される。この所定位置は、天板切取手段13を下降させ、停止させる位置により設定することができる。
テーパー部が設けられていない部分1333がある場合、ガイドリング133のテーパー部1332を越えて更に上方、即ち、テーパー部が設けられていない部分1333まで天板21の周縁部211に当接させてもよいが、特にその必要はない。天板の周縁部を十分に下方に変形させること、及び天板を切り取る効率を併せて考慮すれば、ガイドリング133の下端部1331からテーパー部1332の上端部の近傍までを天板21の周縁部211に当接させることが好ましい。
ドラム缶2としては、天板に直径25〜60mmの開口部が設けられたクローズドドラムが用いられる。この開口部は、通常、2個設けられており、それぞれ蓋により開閉することができる。また、径大の開口部は内容物の出し入れに用いられ、径小の開口部はエア抜きとなる。このドラム缶の内容積は特に限定されず、50〜200リットルのものが提供されており、特に内容積200リットルのものが多い。ドラム缶に収容されている内容物は特に限定されないが、天板を切り取る場合は、内容物は廃棄されることが多く、内容物としては廃棄物が多い。この廃棄物も特に限定されず、各種食品の残渣等の廃棄物及び廃塗料等の廃棄物及び一般の産業廃棄物などが挙げられる。
天板を切り取り、内容物を廃棄したドラム缶は、通常、内部を水洗等により洗浄し、その後、スクラップにされることが多い。本発明のドラム缶の天板切取方法によれば、天板を効率よく切り取ることができ、且つドラム缶の端面のほぼ全面を開口させることができる。そのため、内容物の多くを廃棄することができ、洗浄も容易である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
この実施例では、中華料理等に用いられるザーサイの残渣が廃棄物として収容された内容積200リットルのドラム缶を、天板切取装置の載置台に載置し、天板の周縁部を除く部分を切り取り、且つ切取残部である天板の周縁部を下方に押圧して変形させた。その後、ドラム缶の内部を水洗し、このドラム缶はスクラップにした。
[1]天板切取装置
用いた天板切取装置1は図1〜6のとおりである。
載置台11は鋼材製であり、幅2000mm、奥行き800mm、高さ100mmである。この載置台11の正面からみて右側、且つ奥行き方向の中心部に鋼材製の枠体12が立設されている。枠体12は、高さ1268mmの4本の側方枠部122と、この4本の側方枠部の各々の上面に溶接されて固定された幅1300mm、奥行き360mmの板状体、及びこの板状体の奥行き方向の前方側と後方側に幅方向に立設され、溶接により固定された幅1300mmの板状体とからなる上方枠部121と、4本の側方枠部122のそれぞれの高さ方向の中間部に取り付けられ、載置されるドラム缶の直径と同径の半円形の支持部を有する位置決め用弧状枠部123と、を備える。
また、4本の側方枠部の各々の上面に固定された板状体の中心部には油圧シリンダ14が取り付けられており、この油圧シリンダの側方には天板切取手段13の上下方向における移動範囲を制限するためのリミットスイッチ15が配設されている。更に、油圧シリンダ14の先端部には天板切取手段が取り付けられている。この天板切取手段13は、直径520mm、厚さ16mmの円板状の切取刃固定板131と、この切取刃固定板の下面1311に溶接により固定された切取刃132と、切取刃の切取刃固定板131から44mm下方の外表面に溶接により固定された内径510mm、外径550mm、高さ60mmのガイドリング133とを有している。
尚、天板切取手段13は油圧シリンダ14のシリンダの端部に直結された取付部を介して油圧シリンダに取付けられている。
切取刃132は、切取刃固定板131の下面1311の周縁部に周方向に連設して固定された6枚の切取刃構成体1321からなる。各々の切取刃構成体は、切取刃固定板の下面1311に溶接された基端部と、幅192.7mm、高さ108mmの中間部1321aと、先端側に設けられた平面形状が底辺の幅192.7mm、高さ91mmの二等辺三角形である刃部1321bとを備え、これら6枚の切取刃構成体1321により断面円形の切取刃132が形成されている。従って、それぞれの切取刃構成体は天板切取手段を上方又は下方からみた場合、円弧状になっており、これらが一体となって全体として外径510mmの円環状の切取刃132が形成されている。
尚、刃部の先端部の角度は90°である。
また、ガイドリング133の外周面には下端部1331から上方に向かって径大となるようにテーパー部1332が設けられている。このテーパー部のガイドリングの下端面に対する角度(図6における角度a)は60°である。更に、ガイドリングのテーパー部が設けられていない部分1333の高さは30mmである。また、ガイドリング133の全高さが60mmであるため、テーパー部1332が設けられている部分の高さも30mmである。
以上、天板切取手段13を構成する各々の部材はすべて鋼材により形成されている。
[2]天板の切り取り及び周縁部の下方への変形
上記[1]に記載の天板切取装置1を用いて、ザーサイの残渣が収容された外径600mm、高さ900mm、内容積200リットルのドラム缶の天板の周縁部を除く部分を切り取り、切取残部である周縁部を下方に押圧して変形させた。ドラム缶の内周面の直径は520mmであった。
フォークリフトによりドラム缶2を天板切取装置1の載置台11に載置し、人手により少し移動させてドラム缶の後部側が位置決め用枠部123と密接するようにした。その後制御盤17を稼働させ、油圧機構16を作動させて油圧シリンダ14により天板切取手段13を60mm/秒の速度で下降させた。これにより、切取刃132の刃部は容易に天板に貫入し、天板21の周縁部211を除く部分が切り取られた(切り取られた部分の直径は480mmであった。)。
また、上記のようにして天板を切り取った後、そのまま天板切取手段13を同速度で更に下降させ、ガイドリング133のテーパー部1332により切取残部である天板21の周縁部211を下方に押圧して変形させた[周縁部はドラム缶の内周面から20mmの部分「(ドラム缶の内周面の直径−切り取られた部分の直径)/2」であった。]。天板切取手段13は、ガイドリング133のテーパー部1332の上端部が、下方に向かって変形した天板21の周端部211の先端に達した位置まで下降させ、そこでリミットスイッチ15を作動させ、下降時と同じ速度で下降前の所定位置まで上昇させた。
天板切取手段13が下降を開始した時点から、天板21の周縁部211を除く部分が切り取られ、切取残部である天板21の周縁部211が下方に押圧されて変形し、その後、天板切取手段13が下降前の所定位置まで上昇して停止するまでに要した時間は約5秒であった。このように、極めて容易に、且つ短時間でドラム缶2の端面を大きく開口させることができた。
上記のようにして天板21を切り取り、その後、ドラム缶2をフォークリフトにより載置台11から移動させ、内容物の処理施設まで運搬し、内容物を廃棄した。次いで、ドラム缶の内部を水洗した。その際、天板の多くが切り取られてドラム缶の端面が大きく開口しているため、廃棄及び水洗の作業が容易であった。
本発明は、各種食品の残渣等の廃棄物などが収容されたドラム缶の天板を切り取り、且つ切取残部である天板の周縁部を下方に押圧して変形させ、内容物を廃棄する場合等に利用することができる。
本発明のドラム缶の天板切取方法に用いられる天板切取装置の載置台にドラム缶が置かれた様子を示す説明図である。 天板切取手段が所定位置まで下降し、天板が切り取られた様子を示す説明図である。 本発明のドラム缶の天板切取方法に用いられる天板切取装置のドラム缶が置かれた側の側面を示す説明図である。 天板切取手段及びドラム缶の上部を拡大して示す説明図である。 ガイドリングの平面図である。 ガイドリングの正面図である。
符号の説明
1;天板切取装置、11;載置台、12;枠体、121;上方枠部、122;側方枠部、123;位置決め用弧状枠部、13;天板切取手段、131;切取刃固定板、1311;下面、132;切取刃、1321;切取刃構成体、1321a;中間部、1321b;刃部、133;ガイドリング、1331;下端部、1332;テーパー部、1333;テーパーが設けられていない部分、14;油圧シリンダ、15;リミットスイッチ、16;油圧機構、161;オイルタンク、1611;油面計、1612;排油口、162;オイル循環用モータ、17;制御盤、2;ドラム缶、21;天板、211;周縁部。

Claims (8)

  1. ドラム缶を置くための載置台と、該載置台に置かれたドラム缶を取り囲むように該載置台に立設された枠体と、該枠体のうちの該載置台に対向する上方枠部に上下動可能に取り付けられた天板切取手段と、を備え、該天板切取手段は、切取刃固定板と、該切取刃固定板の下面又は側面に固定された切取刃と、該切取刃の外表面に固定されたガイドリングとを有し、該ガイドリングの外周面には下端部から上方に向かって径大となるようにテーパー部が設けられている天板切取装置を用いてドラム缶の天板を切り取る天板切取方法であって、
    上記載置台にドラム缶を天板を上方にして載置し、その後、上記天板切取手段を下降させ、上記切取刃により該ドラム缶の該天板の周縁部を除く部分を切り取り、且つ上記ガイドリングの上記テーパー部を該天板の該周縁部に当接させ、該周縁部を下方に向かって変形させることを特徴とするドラム缶の天板切取方法。
  2. 上記切取刃は複数の切取刃構成体からなり、各々の該切取刃構成体は、上記切取刃固定板の上記下面又は上記側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの該切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形である請求項1に記載のドラム缶の天板切取方法。
  3. 上記刃部の先端部の角度が60〜120°である請求項2に記載のドラム缶の天板切取方法。
  4. 上記切取刃構成体の固定数が4〜8枚である請求項2又は3に記載のドラム缶の天板切取方法。
  5. 上記切取刃の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、該刃部の先端部の角度が60〜120°である請求項1に記載のドラム缶の天板切取方法。
  6. 上記ガイドリングは、該ガイドリングの下端部が上記刃部の上端部に位置するように固定されている請求項2乃至5のうちのいずれか1項に記載のドラム缶の天板切取方法。
  7. 上記天板の上記周縁部は、該天板のうちの上記ドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載のドラム缶の天板切取方法。
  8. 上記切取刃は複数の切取刃構成体からなり、各々の該切取刃構成体は、上記切取刃固定板の上記下面又は上記側面に周方向に連設されて固定されており、それぞれの該切取刃構成体の先端側に設けられた刃部の平面形状が三角形であり、該刃部の先端部の角度が60〜120°、該切取刃構成体の固定数が4〜8枚であって、上記ガイドリングは、該ガイドリングの下端部が該刃部の上端部に位置するように固定されており、上記天板の上記周縁部は、該天板のうちの上記ドラム缶の内周面から10〜50mmの部分である請求項1に記載のドラム缶の天板切取方法。
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CN102491244A (zh) * 2011-11-30 2012-06-13 东莞市普赛达密封粘胶有限公司 全封闭罐筒封盖开启装置及密封胶条挤出装置

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