JP2007153184A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難に逢うと、車輪のタイヤをフラットさせて走行の機能を一時失わせることができる車両盗難防止装置を提供しようとすることを目的とする。
【解決手段】車軸と、該車軸に取り付けられていて該車軸と共に回転でき、且つそれにタイヤがついている車輪とを備えた車体に設けられるための車両盗難防止装置であって、その作動により常時閉から開になるように構成されていて前記タイヤに連通させられると前記作動で前記タイヤ内の空気を排出させることができる排気制御手段と、移動に感応して前記排気制御手段の作動を誘起させることができるように構成配置されていて前記車体に設置されると該車体の移動に従って前記排気制御手段を作動させることができる移動感応/作動誘起手段とからなっていることを特徴とする車両盗難防止装置を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、盗難防止装置に関わり、特に、車体に設けられるための車両盗難防止装置に関わる。
自動車やオートバイ等の車両の盗難を防止するためのいわゆる車両盗難防止装置は、従来より多く市販されている。それにも拘わらず、盗難事件がやはり瀕発し、前記車両盗難防止装置により押さえられる意味がないようである。
上記に鑑みて、発明者は、研究に研究を重ねた結果、従来の車両盗難防止装置は、「防止」という手段として警報を鳴らしたり、電撃を与えたり、または電源を遮断したりするようにしているが、車両の盗難問題にかかる車両自体の機動性にまったく的中しなかったことに気づいた。それは、車両は能動的なものであり、短時間で盗難現場を離れることができ、それに警報鳴らし、電撃及び電源遮断などの電気的対応法は、すべて電気それなりの軽作業で対応されうるものであるから、車の所有者が急いできても間に合わないのが、通常である。それによって、発明者は、電気的シャットダウンだけでなく、それに従って車に機械的シャットダウンをも与えることができれば、盗難防止の効果が一層上がるという発想がついた。
本発明は、前記発想に基づきなされたものであり、盗難に逢うと、車輪のタイヤをフラットさせて走行の機能を一時失わせることができる車両盗難防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、まず、車軸と、該車軸に取り付けられていて該車軸と共に回転でき、且つそれにタイヤがついている車輪とを備えた車体に設けられるための車両盗難防止装置であって、その作動により常時閉から開になるように構成されていて前記タイヤに連通させられると前記作動で前記タイヤ内の空気を排出させることができる排気制御手段と、移動に感応して前記排気制御手段の作動を誘起させることができるように構成配置されていて前記車体に設置されると該車体の移動に従って前記排気制御手段を作動させることができる移動感応/作動誘起手段とからなっていることを特徴とする車両盗難防止装置を提供する。
前記構成の車両盗難防止装置に基づき、特にそのタイヤに空気注入バルブがすでについている通常の車両に対し、前記排気制御手段は前記タイヤと前記空気注入バルブとの間に連通させられると前記作動で前記タイヤ内の空気を排出させることができるもの、特に、前記タイヤと前記空気注入バルブとの間に設置されるものであって、それに前記排気制御手段と連通するバイパスが設けてあるスプールを備えているものは、実施形態例として挙げられる。また、独立の装置として前記排気制御手段と前記移動感応/作動誘起手段とは一つのボックス内に収納されるように配置構成された方が良く、車体に車輪と共に回転できるタイヤにその働きをかけやすいものとして前記ボックスは車軸に設置されやすい形を有するものが好ましい。そして、前記移動感応/作動誘起手段の実施形態例として、電流が通過すると磁気が発生し前記排気制御手段を作動させることができるように構成されている磁力コイルと、前記車体の移動による振動を感知してそれに応答し、該応答が連続して所定基準に至ると前記磁力コイルへ電流を流すように構成配置されている応答機構とを備えているものが挙げられ、それに、所定の無線信号を受けてから前記応答をさせるように構成されている無線制御手段を更に備えたものも進んで挙げられる。
次に、前記応答機構の実施形態例として、振動による往復運動に従って揺動する弾性材と、前記揺動方向に前記弾性材と所定の隙間を開けるように配置されていて揺動中の前記弾性材と接触することができる導電材と、前記弾性材の前記導電材に対する接触により電流の通断をして計数を行ない、前記所定数に至ると前記磁力コイルへ電流を流す計数制御手段を備えものが挙げられる。
また、前記応答機構の実施形態例として、振動による往復運動に従って揺動する弾性材と、前記揺動方向に前記弾性材と所定の隙間を開けるように配置されていて揺動中の前記弾性材と接触することができる導電材と、前記弾性材の前記導電材との継続接触を計時し、継続時間が所定時間以上に至ると前記磁力コイルへ電流を流す計時制御手段を備えたものも挙げられる。
前記排気制御手段の実施形態例として、前記スプールにおけるバイパスの先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁と、付勢手段付きの磁気対応端とその反対側にあり且つ突起を有する作動端とを有し、且つ、前記磁気対応端は前記移動感応/作動誘起手段における磁力コイルの磁気発生の有無に対応して反対的に、即ち磁気が発生すると前記磁力コイルの方へ、磁気がなくなると反対側へ、また、前記作動端は、前記磁気対応端とはまったく反対側に揺動する上、その磁気発生時の揺動によりその突起が前記バイパスの先端開口内に挿入して前記常時閉の逃がし弁を押し開けることができるように構成されている作動台とを備えたものが挙げられる。
そしてまた、蓄電池付きの車両に使用されるものについて、前記車軸に間隔的に固設されるための一対の導電リングと、それらの一端部がそれぞれ前記一対の導電リングと弾性的に接触し、他端が前記車体に設置される上、配線によって前記蓄電池の正負両極とそれぞれ連接することができるように構成されている一対のブラシとからなっている電源中継手段を更に備えており、それにより、車軸と共に回転するものであっても車両の蓄電池から電力を取り入れて電源とすることができるものが好ましい。この場合、前記電源中継手段における前記一対の導電リングからの電力供給を蓄積してから電源とするための二次電池をも同時に採用することができる。
そしてまた、前記スプールにおける前記バイパスの先端外周面に雄ねじが形成してあり、また、前記排気制御手段は、前記バイパスの先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁と、前記移動感応/作動誘起手段により作動されるモーターと直結していて前記モーターに駆動されてその軸線方向を中心に回転することができる非円形中孔付きの円筒及び前記非円形中孔内に前記円筒と共に回転可能にまた軸方向に摺動可能に挿入されており、且つ雌ねじ付きの開口端と閉鎖端とを備えている内筒体を有しており、前記開口端の雌ねじが前記バイパスの先端外周面とねじ合っていて前記モーターの回転に伴う回転によって前後運動することができ、且つ前記閉鎖端の内部には、それから突出していて前記モーターの回転時に前記バイパスの先端開口内に挿入して前記逃がし弁を押し開けることができる突起が形成してある作動台とからなっているものが挙げられる。
そしてまた、前記排気制御手段は、前記スプールにおけるバイパスの先端開口と連通している空気入り口と、前記空気入り口と連通している逃がし口と、前記空気入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段に作動されて開けられ、前記空気入り口と前記逃がし口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁とを有するブロック体からなっているものも挙げられる。
また一方、本発明は、常時閉の空気注入バルブがついているタイヤとその外表面の方でこのタイヤを保持し且つ前記空気注入バルブがその内表面からそれを貫通してその外表面に開口し、前記タイヤの内部を大気に連通させているリムとを有する車輪に使用されるものであって、前記排気制御手段は、前記空気注入バルブとタイヤの外から連通することができるように構成されている空気入り口と、前記空気入り口と連通している逃がし口と、前記空気入り口内に設置されていて、前記空気入り口が前記空気注入バルブに連通させられると前記空気注入バルブに挿入して前記空気注入バルブを押し開ける突起と、前記空気入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、前記空気入り口と前記逃がし口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁とを有するブロック体とからなっており、且つ、前記空気入り口が前記空気注入バルブと連通させられると共に前記リムの内表面に設置されやすいように形成されているものが挙げられる。
そして、本発明は、タイヤとその外表面の方でこのタイヤを保持しているリムとを有する車輪に使用されるものであって、
前記リムをその内表面からその外表面までに貫通して前記タイヤの内部を大気と連通させる通孔を開けた後、該通孔を経由して挿入し固定することがでるスプールを有し、また前記排気制御手段は、前記挿入固定した後のスプールとタイヤの内部から連通することができるように構成されている逃し口と、前記逃し口と連通している空気入り口と、前記空気入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、前記逃がし口と前記空気入り口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁を有するブロック体とからなっており、且つ、その全体の形は、前記タイヤ内に挿入されてから、前記逃し口が前記挿入固定した後のスプールと連通させられると共に前記リムの外表面に設置されやすいように形成されているものも挙げられる。
上記構成による本発明の車両盗難防止装置は、それが取り付けてある車両が盗難に逢った場合、車体の移動に感応して作動し、タイヤ内の空気を排出させて車輪を回動不能にさせ、車体を盗難現場から遠い所へ移動しえないようにさせることができるので、効果的に車両の盗難を防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る車両盗難防止装置の実施形態を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態としての車両盗難防止装置は、車軸22と、車軸22に取り付けられていて車軸22と共に回転でき、且つ空気注入バルブ233付きのタイヤ232が付いている車輪23と、を備えた車体に設けられるものであって、その作動により常時閉から開になるように構成されていてタイヤ232と空気注入バルブ233との間に連通させられると前記作動でタイヤ232内の空気を排出させることができる排気制御手段4と、移動に感応して排気制御手段4の作動を誘起させることができるように構成配置されていて車体に設置されると車体の移動に従って排気制御手段4を作動させることができる移動感応/作動誘起手段5と、排気制御手段4と移動感応/作動誘起手段5とを収納している状態で車軸22に設置されやすい形を有するように構成されている固定ボックス31とからなっている。更に、タイヤ232と空気注入バルブ233との間には、排気制御手段4と連通するバイパス32が設けてあるスプール33を備えている。
図2及び図6を参考して見ると、移動感応/作動誘起手段5は、電流が通過すると磁気が発生し排気制御手段4を作動させることができるように構成されている磁力コイル525と、車体の移動による振動を感知してそれに応答し、該応答が連続して20の所定基準に至ると磁力コイル525へ電流を流すように構成配置されている応答機構522とを備えている。
前記電流は、固定ボックス31内に設けられている電源供給手段53より供給する。電源供給手段53はバッテリーや二次電池などを採用することができ、また、車体が有する蓄電池などと接続することもできる。
応答機構522の前記振動を感知して応答する方式は計数によっても良く計時によっても良いが、この実施形態はその両方を採用している。即ち、応答機構522は、図3に示すように振動による往復運動に従って揺動する弾性材523と、前記揺動方向に弾性材523と所定の隙間を開けるように配置されていて揺動中の弾性材523と接触することができる導電材524と、制御手段526とを備えている。制御手段526は図4のようなEMシリーズのICからなり、そのVddで電源供給手段53の正電源と、P50で弾性材523と、またP60/INTで導電材524及びグラウンドと電気接続している。これにより、振動による弾性材523の導電材524に対する接触は、制御手段526を経由する電気回路の導通により感知できる。また、前記接触の回数は制御手段526内のカウント回路によって計数されうる。これはこの実施形態における計数方式の利用である。
そして、本発明の盗難防止装置が取付けられている車両が盗難に遭い、車体の加速が継続し続ける場合、弾性材523が走行方向の反対側に揺動してから導電材524と接触し続けることもあり得る。この場合に備えて、この実施形態は、弾性材523の導電材524との継続接触時間をも感知できるようにされている。即ち、制御手段526内にクロック回路が設置されていてそれで弾性材523の導電材524との接触によってなる電気回路の持続保持時間を計時することができる。また、制御手段526内には、さらに、感知した接続回数もしくは継続時間がそれぞれ所定数もしくは所定時間に至ると、磁力コイル525へ電流を流す制御回路が構成されている。
ちなみに、本実施形態は図示のように一対の導電材524が使用されて、即ち、弾性材523の車体の走行方向の方にもその反対の方向にも一つずつ配置されているが、この両方とも導電できるものであっても良く、その一つがダミーまたはまったくなくて他の一つだけが導電できるものでも良い。なお、真正の導電材が一つだけあった場合、前記計時方式の作動を図るために、車体の走行方向の反対側に設置されるのが好ましい。
また、本実施形態はこのような構成に限定されることなく、例えばICはEMシリーズのもの以外、シングルチップシリーズのIC(8051、8052、89C51、89C52)やPICシリーズ、PEELシリーズ、ARMシリーズもしくはAVRシリーズなどのICも使用できる。また、応答機構として、車輪の回転数を感知する感知手段なども本発明に用いられることができる。
また、車両ドアの無線制御などと併せるために、移動感応/作動誘起手段5は、所定の無線信号を受けてから前記応答をさせるように構成されている無線制御手段としての機能を更に制御回路526が備えるものも考えられるが、無線制御によらずに、車体(例えばハンドルの近傍)に電流の導通を制御するためのスイッチ(図示せず)を設置することも考えられる。また、移動感応/作動誘起手段5は、必要により、他の妥当な位置に設置されることもできるので、その場合、固定ボックス31の設置は不要となる。
排気制御手段4は、図2及び図5に示すように、前記スプール33における前記バイパス32の先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁41と、作動台40とからなっている。
作動台40は付勢手段42付きの磁気対応端412とその反対側にあり且つ突起414を有する作動端413とを有し、且つ、磁気対応端412は前記移動感応/作動誘起手段における磁力コイル525の磁気発生の有無に対応して反対的に、即ち磁気が発生すると前記磁力コイル525の方へ、磁気がなくなると反対側へ、また、作動端413は、磁気対応端412とはまったく反対側に揺動する上、その磁気発生時の揺動によりその突起414がバイパスの先端開口内に挿入して常時閉の逃がし弁41を押し開けることができるように構成されている。
上述の構成により、移動感応/作動誘起手段5は、応答機構522で車体の移動による振動を感知して応答し、且つ該応答が連続して所定基準に至ると磁力コイル525へ電流を流せることに従って、排気制御手段4を作動誘起して作動台40の突起414がバイパス32の先端開口内に挿入して常時閉の逃がし弁41を押し開けることで、車輪23のタイヤ232をフラットさせて走行の機能を一時失わせることができ、それにより、盗難防止の効果をもたらすことができる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図7及び図8に示すように、本実施の形態において、上述した第2の実施形態における構造及び部材と異なるところは、電源中継手段6を更に備えていることにある。
電源中継手段6は、車軸22に間隔的に固設されるための一対の導電リング61と、それらの一端部がそれぞれ一対の導電リング61と弾性的に接触し、他端が車体に設置される上、蓄電池の正負両極とそれぞれ連接することができるように構成されている一対のブラシ63とからなっており、それにより、移動感応/作動誘起手段5及び排気制御手段4が固定ボックスに収容して車軸22と共に回転しても車両の蓄電池から直接に電力を取り入れて電源とすることができる。また、固定ボックス31内に設けられている電源供給手段53の替わりに、電源中継手段6における一対の導電リング61からの電力供給を導電リング61と繋がっている二本のワイヤ62を経由して蓄積し、電源とするための二次電池55をも備えている。それで、移動感応/作動誘起手段5の移動感応及び作動誘起をするための電力は、車両の蓄電池から直接にまたは二次電池55から間接に供給することもできる。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。本発明の第3の実施形態である車両盗難防止装置は、図9及び図10に示すように、排気制御手段4と、移動感応/作動誘起手段5と、固定ボックス31と、電源中継手段(図示せず)とを備えている。本実施の形態において、第2の実施形態における構造及び部材と異なるところは、バイパス32先端の外形及び排気制御手段4の構成にある。バイパス32先端の外周面に雄ねじ321が形成してあり、また、排気制御手段4は、バイパス32の先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁(図示せず)と、作動台40とからなっている。
作動台40は、移動感応/作動誘起手段5により作動されるモーター430と直結していてモーター430に駆動されてその軸線方向を中心に回転することができる非円形中孔付き円筒431、及び、該非円形中孔内に該円筒431と共に回転可能にまた軸方向に摺動可能に挿入されており、且つ雌ねじ付きの開口端424と閉鎖端425とを備えている内筒体434を有している。
内筒体434は、開口端424がバイパス32の先端外周面とねじ合っていてモーター430に駆動される円筒431の回転に伴う回転によって円筒431の中に前前後移動することができ、且つ閉鎖端425の内部には突起435が突出してあり、モーター430の回転時にバイパス32の先端開口内に挿入して逃がし弁を押し開けるので、車輪23のタイヤ232をフラットさせることができる。
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。本発明の第4の実施形態である車両盗難防止装置は、図11に示すように、排気制御手段4と、移動感応/作動誘起手段5と、固定ボックス31と、電源中継手段(図示せず)とを備えている。本実施の形態において、第3の実施形態における構造及び部材と異なるところは、排気制御手段4の構成にある。排気制御手段4は、バイパス32の先端開口と連通している空気入り口436と、空気入り口436と連通している逃がし口437と、空気入り口436と逃がし口437との間に、移動感応/作動誘起手段5に作動されて開けられ、空気入り口436と逃がし口437とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁453とを有するブロック体43からなっている。
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。本発明の第5の実施形態である車両盗難防止装置は、図12に示すように、空気注入バルブ233付きのタイヤ232とこのタイヤ232を保持し且つ空気注入バルブ233がそれを貫通して大気と連通しているリム223とを有する車輪に使用されるものであって、固定ボックス31の中には排気制御手段4と、移動感応/作動誘起手段(図示せず)と、と、電源中継手段(図示せず)とを備えている。
前記排気制御手段4は、空気注入バルブ233とタイヤ232の外から連通することができるように構成されている436空気入り口と、空気入り口436と連通している逃がし口437と、空気入り口436内に設置されている上、空気入り口436が空気注入バルブ233に連通させられるように空気注入バルブ233に挿入して空気注入バルブ233を押し開ける突起438と、空気入り口436と逃がし口437との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、空気入り口436と逃がし口437とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁453を有するブロック体43とからなっており、且つ、その全体の形は、空気入り口436が空気注入バルブ233と連通させられると共にリム231の外表面に設置されやすいように形成されている。
また、本実施形態における排気制御手段5の構成及び設置の形態等は、前述の第1と第3の実施形態例それぞれを応用しても良い。
次に、本発明の第6の実施形態を説明する。本発明の第6の実施形態である車両盗難防止装置は、図13に示すように、タイヤ232とこのタイヤ232を保持しているリムと231を有する車輪に使用されるものであって、リム231をその内表面からその外表面までに貫通してタイヤ232の内部を大気と連通させる通孔を開けた後、該通孔を経由して挿入し固定することができるスプール234を有する。た、固定ボックス31の中には排気制御手段4と、移動感応/作動誘起手段(図示せず)と、電源中継手段(図示せず)とを備えている。排気制御手段4は、挿入固定した後のスプール234とタイヤ232の内部から連通することができるように構成されている逃し口437と、逃し口437と連通している空気入り口436と、空気入り口436と逃がし口437との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、逃がし口437と空気入り口436とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁453を有するブロック体43からなっており、且つ、その全体の形は、タイヤ432内に挿入されてから、逃し口437が挿入固定した後のスプール234と連通させられると共にリム231の外表面に設置されやすいように形成されている。
本発明の車両盗難防止装置は、タイヤの機能を一時失わせることで、車両を走行不能にすることにより、盗難の防止を一層に向上することができるだけでなく、簡単かつ設計上の選択性が幅広くて、使用の利便性を大きく向上することができる。さらに、本装置の使用は自動車及びオートバイに限定されることなく、自転車や三輪車など、タイヤに空気を入れる交通手段であれば、本装置を使用することもできる。
本発明の第1の実施形態における車両盗難防止装置を示す斜視図 本発明の第1の実施形態における車両盗難防止装置を示す概略構成図 図2に示されている車両盗難防止装置の応答機構を示す作動説明図 図3に示されている応答機構に制御手段が取り付ける状態を示す説明図 図2に示されている車両盗難防止装置の作動台を示す概略斜視図 図2に示されている車両盗難防止装置の排気制御手段の作動状態を示す説明図 本発明の第2の実施形態における車両盗難防止装置を示す斜視図 図7に示されている車両盗難防止装置の排気制御手段と移動感応/作動誘起手段を示す概略構成図 本発明の第3の実施形態における車両盗難防止装置を示す概略構成図 図9に示されている車両盗難防止装置の排気制御手段の作動状態に示す部分説明図 本発明の第4の実施形態における車両盗難防止装置を示す概略構成図 本発明の第5の実施形態における車両盗難防止装置を示す切り欠き断面図 本発明の第6の実施形態における車両盗難防止装置を示す切り欠き断面図
符号の説明
22 車軸
23 車輪
231 リム
232 タイヤ
233 空気注入バルブ
234 スプール
31 固定ボックス
32 バイパス
321 雄ねじ
33 スプール
34 逃がし弁
40 作動台
4 排気制御手段
41 逃がし弁
412 磁気対応端
413 作動端
414 突起
42 付勢手段
423 突起
424 開口端
425 閉鎖端
43 ブロック体
430 モーター
434 内筒体
431 円筒
435 突起
436 空気入り口
437 逃がし口
438 突起
453 電磁弁
5 移動感応/作動誘起手段
51 電気回路
522 応答機構
523 弾性材
524 導電材
525 磁力コイル
526 制御手段
53 電源供給手段
54 無線制御手段
55 二次電池
6 電源中継手段
61 導電リング
62 ワイヤ
63 ブラシ

Claims (14)

  1. 車軸と、該車軸に取り付けられていて該車軸と共に回転でき、且つそれにタイヤがついている車輪とを備えた車体に設けられるための車両盗難防止装置であって、
    その作動により常時閉から開になるように構成されていて前記タイヤに連通させられると前記作動で前記タイヤ内の空気を排出させることができる排気制御手段と、
    移動に感応して前記排気制御手段の作動を誘起させることができるように構成配置されていて前記車体に設置されると該車体の移動に従って前記排気制御手段を作動させることができる移動感応/作動誘起手段とからなっていることを特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 前記タイヤは空気注入バルブが外に突出するように付設されているものであり、また、前記排気制御手段と連通するバイパスが設けられていて前記空気注入バルブと前記タイヤとの間に設置されるスプールを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止装置。
  3. 前記排気制御手段と前記移動感応/作動誘起手段とを収納している状態で前記車軸に設置されやすい形を有するように構成されている固定ボックスを更に備えていることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  4. 前記移動感応/作動誘起手段は、
    電流が通過すると磁気が発生し前記排気制御手段を作動させることができるように構成されている磁力コイルと、
    前記車体の移動による振動を感知してそれに応答し、該応答が連続して所定基準に至ると前記磁力コイルへ電流を流すように構成配置されている応答機構とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  5. 前記移動感応/作動誘起手段は、所定の無線信号を受けてから前記応答をさせるように構成されている無線制御手段を更に備えていることを特徴とする請求項4に記載の車両盗難防止装置。
  6. 前記応答機構は、
    振動による往復運動に従って揺動する弾性材と、
    前記揺動方向に前記弾性材と所定の隙間を開けるように配置されていて揺動中の前記弾性材と接触することができる導電材と、
    前記弾性材の前記導電材に対する接触により電流の通断をして計数を行ない、前記所定数に至ると前記磁力コイルへ電流を流す計数制御手段とからなっていることを特徴とする請求項4に記載の車両盗難防止装置。
  7. 前記応答機構は、
    振動による往復運動に従って揺動する弾性材と、
    前記揺動方向に前記弾性材と所定の隙間を開けるように配置されていて揺動中の前記弾性材と接触することができる導電材と、
    前記弾性材の前記導電材との継続接触を計時し、継続時間が所定時間以上に至ると前記磁力コイルへ電流を流す計時制御手段とからなっていることを特徴とする請求項4に記載の車両盗難防止装置。
  8. 前記排気制御手段は、
    前記スプールにおける前記バイパスの先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁と、
    付勢手段付きの磁気対応端とその反対側にあり且つ突起を有する作動端とを有し、
    且つ、前記磁気対応端は前記移動感応/作動誘起手段における磁力コイルの磁気発生の有無に対応して反対的に、即ち磁気が発生すると前記磁力コイルの方へ、磁気がなくなると反対側へ、また、前記作動端は、前記磁気対応端とはまったく反対側に揺動する上、その磁気発生時の揺動によりその突起が前記バイパスの先端開口内に挿入して前記常時閉の逃がし弁を押し開けることができるように構成されている作動台とからなっていることを特徴とする請求項4に記載の車両盗難防止装置。
  9. 蓄電池付きの車両に使用されるものであって、
    前記車軸に間隔的に固設されるための一対の導電リングと、
    それらの一端部がそれぞれ前記一対の導電リングと弾性的に接触し、他端が前記車体に設置される上、前記蓄電池の正負両極とそれぞれ連接することができるように構成されている一対のブラシとからなっている電源中継手段を更に備えており、
    それにより、車軸と共に回転するものであっても車両の蓄電池から電力を取り入れて電源とすることができることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  10. 前記電源中継手段における前記一対の導電リングからの電力供給を蓄積してから電源とするための二次電池をも備えていることを特徴とする請求項9に記載の車両盗難防止装置。
  11. 前記スプールにおける前記バイパスの先端外周面に雄ねじが形成してあり、
    また、前記排気制御手段は、
    前記バイパスの先端開口内に設けられている常時閉の逃がし弁と、
    前記移動感応/作動誘起手段により作動されるモーターと直結していて前記モーターに駆動されてその軸線方向を中心に回転することができる非円形中孔付きの円筒及び前記非円形中孔内に前記円筒と共に回転可能にまた軸方向に摺動可能に挿入されており、且つ雌ねじ付きの開口端と閉鎖端とを備えている内筒体を有しており、前記開口端の雌ねじが前記バイパスの先端外周面とねじ合っていて前記モーターの回転に伴う回転によって前後運動することができ、且つ前記閉鎖端の内部には、それから突出していて前記モーターの回転時に前記バイパスの先端開口内に挿入して前記逃がし弁を押し開けることができる突起が形成してある作動台とからなっていることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  12. 前記排気制御手段は、
    前記スプールにおける前記バイパスの先端開口と連通している空気入り口と、前記空気入り口と連通している逃がし口と、
    前記入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段に作動されて開けられ、前記入り口と前記逃がし口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁とを有するブロック体からなっていることを特徴とする請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  13. 常時閉の空気注入バルブがついているタイヤとその外表面の方でこのタイヤを保持し且つ前記空気注入バルブがその内表面からそれを貫通してその外表面に開口し、前記タイヤの内部を大気に連通させているリムとを有する車輪に使用されるものであって、
    前記排気制御手段は、
    前記空気注入バルブとタイヤの外から連通することができるように構成されている空気入り口と、
    前記空気入り口と連通している逃がし口と、
    前記空気入り口内に設置されていて、前記空気入り口が前記空気注入バルブに連通させられると前記空気注入バルブに挿入して前記空気注入バルブを押し開ける突起と、
    前記入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、前記入り口と前記逃がし口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁とを有するブロック体からなっており、
    且つ、その全体の形は、前記空気入り口が前記空気注入バルブと連通させられると共に前記リムの内表面に設置されやすいように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止装置。
  14. タイヤとその外表面の方でこのタイヤを保持しているリムとを有する車輪に使用されるものであって、
    前記リムをその内表面からその外表面までに貫通して前記タイヤの内部を大気と連通させる通孔を開けた後、該通孔を経由して挿入し固定することができるスプールを有し、
    また、前記排気制御手段は、
    前記挿入固定した後のスプールとタイヤの内部から連通することができるように構成されている逃し口と、
    前記逃し口と連通している空気入り口と、
    前記入り口と前記逃がし口との間に、前記移動感応/作動誘起手段の誘起に作動されて開けられ、前記逃がし口と前記入り口とを連通させることができるように設置してある常時閉の電磁弁を有するブロック体とからなっており、
    且つ、その全体の形は、前記タイヤ内に挿入されてから、前記逃し口が前記挿入固定した後のスプールと連通させられると共に前記リムの外表面に設置されやすいように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104442691A (zh) * 2013-09-25 2015-03-25 江苏卡威专用汽车制造有限公司 自卸车电瓶防盗结构及具有电瓶防盗结构的自卸车
CN107323413A (zh) * 2017-06-24 2017-11-07 施德浩 一种汽车防盗器

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