JP2007153007A - 車両前部合わせ部構造及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材 - Google Patents
車両前部合わせ部構造及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ボンネットを閉めたときの見栄え向上を図ることが可能な車両前部合わせ部構造を提供する。
【解決手段】
車両前部に配置されたフロントバンパ1とボンネット4との合わせ面に、ラバー部材5を介装した車両前部合わせ部構造であって、フロントバンパ1の前端部にボンネット4先端に向かって突出した延長部1Cを形成するとともに、ラバー部材5を断面∠型に形成するとともに、そのラバー部材5の角部先端に車両前部側に突出したリップ5Bを設け、リップ5Bを前記延長部1Cの内側に位置させた状態でラバー部材5をフロントバンパ1の上面に固定した。
【選択図】図2
【解決手段】
車両前部に配置されたフロントバンパ1とボンネット4との合わせ面に、ラバー部材5を介装した車両前部合わせ部構造であって、フロントバンパ1の前端部にボンネット4先端に向かって突出した延長部1Cを形成するとともに、ラバー部材5を断面∠型に形成するとともに、そのラバー部材5の角部先端に車両前部側に突出したリップ5Bを設け、リップ5Bを前記延長部1Cの内側に位置させた状態でラバー部材5をフロントバンパ1の上面に固定した。
【選択図】図2
Description
本発明は、フロントバンパやヘッドランプとボンネットとの合わせ面にラバー部材を介装した車両前部合わせ部構造、及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材に関する。
一般に、フロントバンパやヘッドランプとボンネットとの合わせ面にはラバー部材が介装されている。例えば、ヘッドランプの上面に断面∠型のラバー部材を固定し、ボンネットを閉めたときに、ボンネットの先端をラバー部材の上部に密接させることにより、エンジンルーム内をシールするようにしたシール部材取付構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−301546号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ヘッドランプの上面は平坦面であるから、ボンネットを閉めたときに、ボンネットの反力によってラバー部材が車両前方に変形して、ヘッドランプとボンネット先端との合わせ部からラバー部材の一部がはみ出してしまい、見栄えが悪い。
本発明の課題は、ボンネットを閉めたときの見栄え向上を図ることが可能な車両前部合わせ部構造、及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車両前部に配置された外装部品とボンネットとの合わせ面に、ラバー部材を介装した車両前部合わせ部構造であって、前記外装部品の前端部に前記ボンネット先端に向かって突出した延長部を形成するとともに、前記ラバー部材を断面∠型に形成するとともに、そのラバー部材の角部先端に車両前部側に突出したリップを設け、該リップを前記延長部の内側に位置させた状態で前記ラバー部材を前記外装部品の上面に固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、ラバー部材の角部先端に車両前部側に突出したリップが設けられているので、ボンネットを閉めたとき、ボンネット先端と外装部品との隙間からは前記リップが見えるだけであり、ボンネット先端と外装部品との間からラバー部材がはみ出すといったことはなく、見栄えが向上する。
また、バンパの先端部に延長部が形成されているので、ボンネットを閉めたとき、ボンネット先端とバンパとの間の隙間が狭くなり、より一層見栄えが向上する。
本発明によれば、ボンネットを閉めたときの見栄え向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る合わせ部構造が適用された車両前部の斜視図である。外装部品としてのフロントバンパ1の上方には、中央部にラジエータグリル2が、そのラジエータグリル2の両側にヘッドランプ3がそれぞれ設けられている(なお、図1では左側のヘッドランプのみを示している)。そして、ラジエータグリル2やヘッドランプ3の上部にはボンネット4が設けられている。
本実施例では、フロントバンパ1は、ラジエータグリル2とヘッドランプ3との間で上方にせり出しており、このせり出した部分がボンネット4の先端部に対向している。
図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。図に示すように、フロントバンパ1は、前部側に凸状に湾曲して形成されたバンパ本体1Aと、バンパ本体1Aの上部に水平に設けられバンパ本体1Aに一体的に形成されたバンパ水平部1Bとを備えている。フロントバンパ1は全体が樹脂で形成されている。
ボンネット4はアウタパネル4Aとインナパネル4Bとを備え、アウタパネル4Aは前側先端がU字型に折り返されて、その折り返られた部分でインナパネル4Bの前端縁部を挟持している。また、インナパネル4Bは、その先端縁部以外の部分ではアウタパネル4Aから離れる方向に曲げられ、アウタパネル4Aとの間に空間4Cを形成している。
また、フロントバンパ1には、バンパ本体1Aの上部にボンネット4先端(アウタパネル4AがU字型に折り返された部分)に向かって突出した延長部1Cが形成されている。
そして、本実施例では、フロントバンパ1のバンパ水平部1Bの上面にラバー部材5が設けられている。ラバー部材5は、断面形状が∠型のラバー部材本体5Aと、ラバー部材本体5Aの角部先端に車両前部側に突出したリップ5Bとを備え、リップ5Bがフロントバンパ1の延長部1Cの内側に位置した状態で、バンパ水平部1Bの上面に固定されている。なお、ラバー部材5は、ラバー部材本体5Aとリップ5Bとが一体的になっている。
図2では、フロントバンパ1の延長部1Cにボンネット4先端が対向配置されており、ボンネット4によってエンジンルーム(図示省略)が閉められた状態である。このとき、ラバー部材本体5Aのうち、車両後方斜め上方に突出した部分5aはボンネット4のインナパネル4Bに当接して、少し下方に押し下げられている。
図3は、エンジンルーム内が開けられた状態であり、フロントバンパ1やラバー部材5の上方にボンネット4は示されていない。このときは、ラバー部材本体5Aのうち、車両後方斜め上方に突出した部分5aはボンネット4のインナパネル4Bに当たっていないので、ラバー部材本体5A自身が有する弾性力で元の位置(図2に二点鎖線で示す位置)に復帰している。
本実施例では、ラバー部材5をバンパ水平部1Bの上面に固定したときに、リップ5Bとバンパ本体1Aの延長部1Cの内面との間に空隙6が形成されるようになっている。すなわち、図4はバンパ水平部1Bの上面に固定される前のラバー部材5を示しているが、同図に示すように、ラバー部材5の底面のB部(ほぼラバー部材本体5A側)だけに接着剤を塗布し、C部(ほぼリップ5B側)には接着剤を塗布しないで、当該ラバー部材5をバンパ水平部1Bの上面に固定する。このようにすれば、ラバー部材5をバンパ水平部1Bの上面に固定したとき、リップ5Bの部分はその弾性力で、できるだけ直線状(図4の状態)に戻ろうとし、バンパ本体1Aの延長部1Cの内面から離れ、延長部1Cの内面との間に空隙6を形成する。
また、本実施例では、図4に示すように、ラバー部材5のリップ5Bの正面にVノッチ7が形成されている。このようにVノッチ7が形成されていれば、ラバー部材5が変形しやすくなって、ラバー部材5をバンパ水平部1Bの上面に固定する際に、リップ5Bをバンパ本体1Aの延長部1C内面のパーティングラインに沿わせ、さらにリップ5Bの先端をバンパ本体1Aの延長部1Cの先端に正確に位置決めすることができ、ラバー部材5の取り付け作業が容易となる。
本実施例によれば、ラバー部材5の角部先端にリップ5Bが設けられているので、ボンネット4を閉めたとき、ボンネット4先端とフロントバンパ1との間の隙間からはリップ5の先端部が見えるだけで、ラバー部材本体5Aがはみ出して見えたりすることはなく、見栄えが向上する。
また、バンパ本体1Aの上部先端に延長部1Cが形成されているので、ボンネット4を閉めたとき、ボンネット4先端とフロントバンパ1との間の隙間が狭くなり、より一層見栄えが向上する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
すなわち、上記実施例では、外装部品としてのフロントバンパ1の上面にラバー部材5を固定した例を説明したが、外装部品としてのヘッドランプ3の上面にラバー部材5を固定することもできる。例えば、ヘッドランプ3の上部先端に、図2や図3で示した延長部1Cと同様な形状の延長部を形成しておき、このヘッドランプ3の上面に、図4に示したようなラバー部材5を固定するようにしてもよい。また、外装部品としてのラジエータグリルの上面にラバー部材5を固定する構造としてもよい。
1 フロントバンパ(外装部品)
1A バンパ本体
1B バンパ水平部
1C 延長部
2 ラジエータグリル(外装部品)
3 ヘッドランプ(外装部品)
4 ボンネット
5 ラバー部材
5A ラバー部材本体
5B リップ
6 空隙
7 Vノッチ
1A バンパ本体
1B バンパ水平部
1C 延長部
2 ラジエータグリル(外装部品)
3 ヘッドランプ(外装部品)
4 ボンネット
5 ラバー部材
5A ラバー部材本体
5B リップ
6 空隙
7 Vノッチ
Claims (5)
- 車両前部に配置された外装部品とボンネットとの合わせ面に、ラバー部材を介装した車両前部合わせ部構造であって、
前記外装部品の前端部に前記ボンネット先端に向かって突出した延長部を形成するとともに、
前記ラバー部材を断面∠型に形成するとともに、そのラバー部材の角部先端に車両前部側に突出したリップを設け、該リップを前記延長部の内側に位置させた状態で前記ラバー部材を前記外装部品の上面に固定したことを特徴とする車両前部合わせ部構造。 - 前記リップと前記延長部の内面との間に空隙を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両前部合わせ部構造。
- 前記リップの上面にVノッチを形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両前部合わせ部構造。
- 前記外装部品が、フロントバンパ、ヘッドランプ、及びラジエータグリルの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の車両前部合わせ部構造。
- 断面∠型のラバー部材本体と、該ラバー部材本体の角部先端に設けられ車両前部側に突出したリップとからなる車両前部合わせ部装着用ラバー部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347659A JP2007153007A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 車両前部合わせ部構造及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005347659A JP2007153007A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 車両前部合わせ部構造及び車両前部合わせ部装着用ラバー部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007153007A true JP2007153007A (ja) | 2007-06-21 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020069819A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 内浜化成株式会社 | 車両用の外装部品 |
-
2005
- 2005-12-01 JP JP2005347659A patent/JP2007153007A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020069819A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 内浜化成株式会社 | 車両用の外装部品 |
JP7221024B2 (ja) | 2018-10-29 | 2023-02-13 | 内浜化成株式会社 | 車両用の外装部品 |
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