JP2007152489A - 工作機械のクーラント供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な動力源を必要とせず、フィルタを清掃できるクーラント供給装置を得る。
【解決手段】フィルタ3が配置されたフィルタケース11には、フィルタ3と接するブラシ等の清掃部材10bが配置されている。清掃部材10bは回転体(プロペラ)10aと連結されている。加工時(図3(a))にはクーラントポンプから吐出されたクーラントAは、フィルタ3を通過することなく、加工用クーラント供給路8に流れ加工領域に噴射される。このときのクーラントの流れにより、回転体10aが駆動され、清掃部材10bを回転させてフィルタ3を清掃する。工具交換時(図3(b))には、加工用クーラント供給路8のバルブが閉じられその流れは停止する。洗浄用クーラント供給路7のバルブが開かれ、クーラントAはフィルタ3を通り、洗浄用クーラント供給路7より工具連結部に噴射される。工具交換時より加工時の方が長いので、フィルタ3は十分に清掃される。
【選択図】図3

Description

本発明は、工作機械に用いられるクーラント供給装置に関する。
工作機械には、加工時に工具及び被加工物等を冷却するために、この工具による加工領域にクーラントを供給する。一方、工具交換時には、該クーラントによって主軸と工具の結合部を洗浄することが行われている。工具は、該工具のテーパ部と主軸のテーパ部を嵌合させ、さらには工具端面と該工具端面と対向する主軸端面を密接させて、工具を主軸に結合させるが、この工具と主軸の接合面に切粉等の異物が介在すると、工具と主軸の結合に不具合が生じる。このことから、この工具テーパ部、主軸テーパ部、工具端面、主軸端面等の工具連結面を清掃するために、工具連結部領域に向けて洗浄液としてクーラントを噴射して、各テーパ部や端面等を洗浄することが行われている。
加工領域に噴射するクーラントは、工具や被加工物等を冷却するものであることから、切粉等の不純物を完全に取り除く必要はない。しかし、上述したように工具連結部領域に供給するクーラントは、工具や主軸のテーパ部、端面等を洗浄するものであることから、クーラント中に切粉等の不純物が含まれることは望ましくなく、除去する必要がある。そのため、図7に示すように工具連結面をクーラントで洗浄するための工具連結部洗浄用クーラント供給路7と、加工領域にクーラントを供給し工具や被加工物等を冷却するための加工用クーラント供給路8との2つの経路を備えている。
クーラントポンプ1から吐出されたクーラントを、共通通路6に設けられた第1フィルタ2に通し、比較的大きな切粉等の混入物(不純物)を除去し、その後この共通通路6から分岐して、一方は小さな切粉等の混入物をも除去する第2のフィルタ3及び洗浄用のクーラントバルブ4が配設された工具連結部洗浄用クーラント供給路7に供給されると共に、加工用のクーラントバルブ5が配置された加工用クーラント供給路8に供給されるようになっている。
工作機械が加工中には、加工用クーラントバルブ5が開かれ、かつ、洗浄用クーラントバルブ4は閉鎖され、クーラントポンプ1から吐出されたクーラントは、第1フィルタ2、共通通路6、加工用クーラント供給路8を通って加工領域に供給され、加工中の工具、被加工物を冷却する。一方、工具交換時には、洗浄用のクーラントバルブ4が開かれ、加工用のクーラントバルブ5は閉じられる。そのため、クーラントポンプ1から吐出されたクーラントは、第1フィルタ2、共通通路6、工具連結部洗浄用クーラント供給路7中の第2フィルタを通って、工具と主軸の接合面、すなわち、交換しようとする工具のテーパ部、端面、該工具のテーパ部、端面と接合する主軸側のテーパ部、端面にクーラントを噴射し洗浄する。
上述したように、クーラントに混入した切粉等の異物、不純物を除去するためにフィルタが用いられる。該フィルタを長く使用し続けると目づまりが発生する。この目づまりを除去する必要があり、フィルタの長寿命化やメンテナンスフリーのためにフィルタの清掃機能を付加した、種々の方法、手段が提案されている。
切粉を含む洗浄液をドラムフィルタの外側から内側に通して、ドラムフィルタの内側に切粉を除去しろ過された洗浄液を得るようにしたフィルタ装置において、フイルタの目づまりを除去するために、ドラムフィルタの内側から外側へ浄化された洗浄液をノズルを用いて噴射して(洗浄液の逆流)、フイルタの目づまりを除去したもの(特許文献1参照)、又、切削液をフィルタの外側から内側に通過させて切粉等を除去し、フィルタの目づまりを除去する時は、切削液を内側から外側に流して(逆流させて)フイルタの目づまりを除去するようにしたものが知られている(特許文献2、3参照)。
クーラント液を濾過するときとは逆方向に圧縮空気をフィルタに向かって噴出させて(圧縮空気の逆噴射)、フィルタを洗浄するようにしたものも知られている(特許文献4参照)。
濾過フィルタを備える濾過ドラムの外から内にクーラント液を通過させて濾過ドラム内に浄化されたクーラント液を得るようにした装置において、濾過ドラムの内側から浄化されたクーラント液を噴出させてフィルタの目づまりを除去すると共に、濾過ドラムの外側の上部を接触するように配置された回転ブラシを濾過ドラムの回転方向とは逆に回転させることによって、切粉を濾過ドラムのフィルタから除去するようにした発明も知られている(特許文献5参照)。
特開平10−277323号公報 特開2000−61774号公報 特開2001−353640号公報 特開2003−62411号公報 特開2005−177900号公報
工具連結部に供給し、工具と主軸の接合面を洗浄するクーラントは、接合面に切粉等の不純物が付着するとその接合に不具合を生じることから、この洗浄用クーラントから微細な切粉等の異物も排除する必要がある。そのため、洗浄用クーラントから微細な不純物等をも除去しようとするには第2フィルタは目詰まりが生じやすい。この目詰まりを除去するために、上述したようなフィルタの清掃機能を付加したクーラント装置が望ましい。
しかし、上述した従来のフィルタ清掃機能を有するクーラント装置は、フィルタに対してクーラントを逆流させたら、圧縮空気をクーラントの流れる方向とは逆方向に吹き付けることによって、フィルタに付着した切粉等の不純物を除去し清掃するものであり、クーラントを逆流させたり圧縮空気を噴射させたりするための駆動源や制御手段を必要とし、コスト上昇の要因となる。
又、特許文献5に記載された発明は、ブラシを回転させて、フィルタ面に付着した切粉等の異物を除去し、フィルタを清掃するものであるが、この場合も、ブラシを回転させるための特別な動力、駆動源を必要とする。
そこで、本発明の目的は、特別な動力源を必要とせず、フィルタを清掃できるクーラント供給装置を提供することにある。
クーラントポンプと、該クーラントポンプから供給されるクーラントを主軸と工具の連結部領域に供給する工具連結部洗浄用クーラント供給路と、クーラントを工具による加工領域に供給する加工用クーラント供給路とを備え、前記工具連結部洗浄用クーラント供給路にはクーラントを浄化するフィルタを備えた工作機械のクーラント供給装置において、請求項1に係る発明は、前記クーラントポンプから工具連結部洗浄用クーラント供給路及び加工用クーラント供給路にクーラントを供給する共通通路又は加工用クーラント供給路に配置され送出されるクーラントの流れによって回転する回転体と、該回転体と結合部材を介して結合されて回転し、前記フィルタを清掃する清掃部材とを備えたことを特徴とするものである。
又、請求項2に係る発明は、前記回転体の回転を、動力伝達部材を介して前記清掃部材に伝達するものとした。請求項3に係る発明は、前記クーラントポンプから供給されたクーラントを前記フィルタで仕切られた一方の空間に導き、前記工具連結部洗浄用クーラント供給路は該一方の空間からフィルタを通り主軸への工具取付領域にクーラントを供給する路で形成され、前記加工用クーラント供給路は、前記一方の通路から直接加工領域にクーラントを供給する路で形成されるものとした。さらに、請求項4に係る発明は、前記クーラントポンプから供給されたクーラントは、クーラントから前記フィルタより粗大な混入物を除去する別のフィルタを介して前記加工用クーラント供給路及び工具取付部洗浄用クーラント供給路に供給されるようにした。
工具連結部洗浄用クーラント供給路に配設されたフィルタは、特別な動力源を設けることなくクーラントの流れによって駆動される清掃部材によって清掃されるから、低コストでクーラント供給装置を構成することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の概要ブロック図である。図7に示す従来例と相違する点は、清掃手段10が付加されている点である。クーラントポンプ1に第1フィルタ2を有する共通通路6が接続され、該共通通路6は、工具連結部洗浄用クーラント供給路7と加工用クーラント供給路8に分岐され、工具連結部洗浄用クーラント供給路7は、第2フィルタ3と洗浄用クーラントバルブ4を有し、クーラントを主軸と工具の連結部領域に導いている。又、加工用クーラント供給路8には、清掃手段10、加工用クーラントバルブ5が設けられ、工具と被加工物の加工領域にクーラントを供給するように構成されている。
第1フィルタ2は、クーラント中に混入している切粉等の比較的大きな異物を除去するように構成され、第2フィルタ3は、クーラント中の微細な異物をも除去するように構成されている。
工具交換時には、洗浄用クーラントバルブ4が開かれ、加工用クーラントバルブ5は閉じられる。クーラントポンプ1から吐出されたクーラントは、第1フィルタ2を通って、比較的大きい切粉等の異物を除去した後、第2フィルタ3を通り、微細な切粉等の異物を除去し、工具と主軸の連結部である工具テーパ部、主軸テーパ部、工具端面、主軸端面にクーラントを噴射し、これらの接合面を清掃する。この接合面に噴射されるクーラントは、第2フィルタ3で切粉等の微細な異物をも除去されていることから、工具と主軸の連結部の接合面を精度良く清掃することができる。
一方、加工時においては、洗浄用クーラントバルブ4は閉じられ、加工用クーラントバルブ5が開かれる。クーラントポンプ1から吐出されたクーラントは、第1フィルタ2を通って、比較的大きい切粉等の異物を除去した後、後述するように、清掃手段10を駆動し、清掃手段10の清掃部材(ブラシ)を駆動して、第2フィルタを清掃することになる。そして、加工用クーラントバルブ5を介して工具と被加工物の加工領域にクーラントは噴射され、工具及び被加工物を冷却する。
本発明は、クーラントの流れによって駆動される清掃手段10によって第2のフィルタを清掃するようにした点に特徴を有するものである。図2は、この清掃手段10の第1の態様を適用した本発明の第1の実施形態の説明図である。
図2において、符号11はフィルタケースであり、該フィルタケース11は、フィルタ(第2のフィルタ)3によって2つの室11a、11bに区画されている。第1の室11aには、共通通路6の管が接続されると共に、加工用クーラント供給路8の管に接続されている。又、第2の室11bには、工具連結部洗浄用クーラント供給路7が接続されている。さらに、第1の室11aは加工用クーラント供給路8の一部を形成するもので、該第1の室11aから加工用クーラント供給路8の管への出口付近には、クーラントの流れによって回転駆動される回転体(プロペラ)10aが配置され、該回転体10aとシャフト等の連結部材10cによってブラシ等の清掃部材10bが、フィルタ3のクーラント導入側から接するように配置されている。なお、図示していないが、連結部材10cは、フィルタケース11に回転自在で、かつ軸方向移動不能に軸受されている。なお、この実施形態では、回転体(プロペラ)10a、清掃部材10b及び連結部材10cによって清掃手段10を構成している。
工作機械が加工を行うときには加工用クーラントバルブ5が開かれ、洗浄用クーラントバルブ4は閉じられている。クーラントポンプ1から吐出されたクーラントは、第1のフィルタ2で、比較的大きな切粉などの不純物が除去されて、図3(a)に示すように、クーラントAは共通通路6を介してフィルタケース11の第1の室11aに流れ込み、加工用クーラント供給路8を通って工具と被加工物の加工領域に供給され、工具、被加工物を冷却する。この加工時には、洗浄用クーラントバルブ4が閉じられていることから、フィルタ3及び第2の室11b、工具連結部洗浄用クーラント供給路7へのクーラントの流れは生じない。
クーラントAが第1の室11aから加工用クーラント供給路8に流れでる出口付近にプロペラ状の回転体10aが配置されていることから、クーラントAの流れが、この回転体10aを回転させることになる。この回転体10aの回転は、回転体10aと清掃部材10bとの結合部材である連結部材10cを介して、ブラシ等の清掃部材10bを回転させ、フィルタ3に付着した切粉等の異物を取り除き、フィルタ3を清掃することになる。
一方、工具交換を行うときには、洗浄用クーラントバルブ4が開かれ、加工用クーラントバルブは閉じられる。加工用クーラント供給路8のクーラントAの流れは停止し、クーラントポンプ1から吐出されたクーラントAは、図3(b)に示すように、第1のフィルタ2、共通通路6を介してフィルタケース11の第1の室11aに流れ込み、第2のフィルタ3を通り、第2の室11bから工具連結部洗浄用クーラント供給路7に流れ、主軸と工具の連結部領域に向けて噴射される。第2のフィルタ3で微細な切粉等の異物が除去されたクーラントAが主軸と工具の連結部領域に噴射され、工具と主軸の結合部である各テーパ面、端面をこのクーラントAで清掃することになる。
以上のように、工具交換時には、クーラントAは図3(b)に示すように第2のフィルタ3で濾過され、清浄なクーラントAが主軸と工具の連結部領域に噴射されることになる。この間、第2のフィルタ3は、切粉などの異物が付着し蓄積されることになる。
しかし、加工時においては、図3(a)に示すように、クーラントAの流れによって清掃手段10の回転体10a駆動されてブラシ等の清掃部材10bによって、第2のフィルタ3は清掃され、付着した切粉等の異物は除去されることになる。しかも、工具交換に要する時間よりも加工時間の方が一般的に長いので、第2のフィルタは十分に清掃されることになる。
図4は、本発明の清掃手段10の第2の態様を適用した本発明の第2の実施形態の説明図である。
この第2の実施形態は、回転体10の回転をブラシ等の清掃部材10bに伝達するために動力伝達部材が設けられているものである。この第2の実施形態では、動力伝達部材として、ベルトとプーリからなるベルト伝動機構10dの例を示している。すなわち、回転体(プロペラ)10aは連結部材10c1の一端に取り付けられ、連結部材10c1の他端にはベルト伝動機構10dの一方のプーリが接続され、ベルトを介して他方のプーリに連結されこの他方のプーリと第2のフィルタ3を清掃するブラシ等の清掃部材10bが連結部材10c2で連結されている。
又、この第2の実施形態は、クーラントを工具連結部洗浄用クーラント供給路7、加工用クーラント供給路8に分岐するクーラント分岐室12が設けられ、清掃手段10、フィルタケース11も該クーラント分岐室12内に配置されている。さらに、この第2の実施形態では、清掃手段10の回転体(プロペラ)10aは、共通通路6上に配置されている。すなわち、共通通路6の管からの分岐室12への入口付近に回転体(プロペラ)10aは配置されている。
加工時には、加工用クーラントバルブ5が開かれ、洗浄用クーラントバルブ4は閉じられている。クーラントポンプ1から吐出されたクーラントAは、第1のフィルタ2、共通通路6の管を介して分岐室12に導入され、該分岐室12から加工用クーラント供給路8を通って工具と被加工物の加工領域に供給され、工具、被加工物を冷却する。この加工時には、洗浄用クーラントバルブ4が閉じられていることから、工具連結部洗浄用クーラント供給路7へのクーラントAの流れは生じない。
この加工を実行している間は、通路6の管を介して分岐室12に流入したクーラントAの流れによって回転体(プロペラ)10aが駆動されて回転し、ベルト伝動機構10dを介して、第2のフィルタ3に接するブラシ等の清掃部材10bを回転させて、第2のフィルタに付着する切粉等の異物を除去し、該第2のフィルタ3を清掃する。
一方、工具交換を行うときには、洗浄用クーラントバルブ4が開かれ、加工用クーラントバルブは閉じられることから、加工用クーラント供給路8のクーラントの流れは停止し、クーラントポンプ1から吐出されたクーラントAは、第1のフィルタ2、共通通路6を介して分岐室12,フィルタケース11、第2のフィルタ3を通り、該第2のフィルタで濾過されて工具連結部洗浄用クーラント供給路7に流れ、主軸と工具の連結部領域に向けて噴射される。
この第2の実施形態においても、加工期間中、第2のフィルタ3はクーラントの流れる力によって駆動される清掃手段10によって清掃される。かつこの加工時間は、フィルタクーラントを濾過する工具交換時よりも長いことから、第2のフィルタは十分に清掃されることになる。
図5は、本発明の清掃手段10の第3の態様を適用した本発明の第3の実施形態の説明図である。
この第3の実施形態は、図2に示した第1の実施形態において、清掃手段10の回転体10aをフィルタケース11内に配置せず、別に加工用クーラント供給路8中に配置するようにしたものである。
フィルタケース11には、フィルタ(第2のフィルタ)3が配置され、該フィルタ3で2つの室に区画され、一方の室には、クーラントAを導入する工具連結部洗浄用クーラント供給路7の管が接続され、他方の室には、該第2のフィルタ3で濾過されたクーラントをフィルタケース11から工具交換連結部に導く工具連結部洗浄用クーラント供給路7の管に接続されている。第2のフィルタ3のクーラント導入側には、ブラシ等の清掃部材10bが接するように配置され、連結部材10cにより、回転体(プロペラ)10aに連結されている。なお、この連結部材10cは図示しない軸受によって、回転自在に軸方向移動不能に軸支されている。
加工用クーラント供給路8の一部には、回転体収納室10eが設けられ、回転体10a
は、加工用クーラント供給路8を流れるクーラントAによって、駆動回転させられることになる。
加工時には、加工用クーラントバルブ5が開かれ、洗浄用クーラントバルブ4は閉じられるので、工具連結部洗浄用クーラント供給路7のクーラントの流れはなく、加工用クーラント供給路8のみクーラントAは流れ、清掃手段10の回転体10aは駆動され回転する。この回転は、連結部材10cを介してブラシ等の清掃部材10bを回転させ、第2のフィルタ3に付着した切粉などの異物を除去する。
工具交換時には、加工用クーラントバルブ5が閉じられ、洗浄用クーラントバルブ4が開かれるで、加工用クーラント供給路8にはクーラントの流れはなく、清掃手段10は駆動されることはない。一方、工具連結部洗浄用クーラント供給路7には、クーラントが流れ、このクーラントは、第2フィルタで濾過されて、主軸と工具の連結部領域に向けて噴射される。
図6は、本発明の清掃手段10の第4の態様を適用した本発明の第4の実施形態の説明図である。
この第4の実施形態は、清掃手段10の回転体10aとブラシ等の清掃部材10bを動力伝達部材で連結した点において、図5に示す第3の実施形態と相違する。この動力伝達部材の例として、この第4の実施形態は、第2の実施形態と同様なベルト伝動機構10dを用いた例を示している。
この第4の実施形態の動作は、ベルト伝動機構(動力伝達部材)10dを介して、回転体10aの回転が清掃部材10bに伝達される点で相違するのみで、他は、第3の実施形態と同一であるので、説明は省略する。
本発明の一実施形態の概要ブロック図である。 清掃手段の第1の態様を適用した本発明の第1の実施形態の説明図である。 同第1の実施形態における動作説明図である。 清掃手段の第2の態様を適用した本発明の第2の実施形態の説明図である。 清掃手段の第3の態様を適用した本発明の第3の実施形態の説明図である。 清掃手段の第4の態様を適用した本発明の第4の実施形態の説明図である。 従来の工作機械のクーラント供給装置の概要図である。
符号の説明
1 クーラントポンプ
2 第1のフィルタ
3 第2のフィルタ
4 洗浄用クーラントバルブ
5 加工用クーラントバルブ
6 共通通路
7 工具連結部洗浄用クーラント供給路
8 加工用クーラント供給路
10 清掃手段
10a 回転体(プロペラ)
10b 清掃部材(ブラシ)
10c 連結部材
10d ベルト伝動機構
10e 回転体収納室
11 フィルタケース
12 クーラント分岐室

Claims (4)

  1. クーラントポンプと、該クーラントポンプから供給されるクーラントを主軸と工具の連結部領域に供給する工具連結部洗浄用クーラント供給路と、クーラントを工具による加工領域に供給する加工用クーラント供給路とを備え、前記工具連結部洗浄用クーラント供給路にはクーラントを浄化するフィルタを備えた工作機械のクーラント供給装置において、
    前記クーラントポンプから工具連結部洗浄用クーラント供給路及び加工用クーラント供給路にクーラントを導く共通通路又は加工用クーラント供給路に配置され送出されるクーラントの流れによって回転する回転体と、
    該回転体と結合部材を介して結合されて回転し、前記フィルタを清掃する清掃部材とを、
    備えたことを特徴とする工作機械のクーラント供給装置。
  2. 前記回転体の回転を、動力伝達部材を介して前記清掃部材に伝達することを特徴とする請求項1記載の工作機械のクーラント供給装置。
  3. 前記クーラントポンプから供給されたクーラントを前記フィルタで仕切られた一方の空間に導き、前記工具連結部洗浄用クーラント供給路は該一方の空間からフィルタを通り主軸への工具取付領域にクーラントを供給する路で形成され、前記加工用クーラント供給路は、前記一方の通路から直接加工領域にクーラントを供給する路で形成されている請求項1または2記載の工作機械のクーラント供給装置。
  4. 前記クーラントポンプから供給されたクーラントは、クーラントから前記フィルタより粗大な混入物を除去する別のフィルタを介して前記加工用クーラント供給路及び工具取付部洗浄用クーラント供給路に供給される請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の工作機械のクーラント供給装置。
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