JP2007152381A - レーザブレージング加工方法およびレーザブレージング加工装置 - Google Patents

レーザブレージング加工方法およびレーザブレージング加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接合強度を向上させるとともに接合部位の外観を良好とすることが可能なレーザブレージング加工方法および加工装置を提供する。
【解決手段】複数のレーザ光の照射領域を接合対象物1,2の接合予定部に沿った加工方向に移動させつつ、少なくとも複数のレーザ光のいずれかの照射領域に接合材料Wを供給することにより、接合対象物1,2を接合するレーザブレージング加工方法であって、複数のレーザ光は、接合予定部への接合材料Wの供給位置よりも加工方向前方から照射される先行レーザ光3と、供給位置よりも加工方向後方から照射される後行レーザ光4と、を含んでおり、先行レーザ光3を、供給位置に対して加工方向前方に位置する接合予定部に照射するとともに、後行レーザ光4を、供給位置に供給される接合材料Wに照射することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光を取り込む加工ヘッドが、母材に対して相対移動しつつレーザ光を照射するとともに、このレーザ光が照射される接合予定部にレーザブレージング用のワイヤを供給するレーザブレージング加工方法およびレーザブレージング加工装置に関する。
このようなレーザブレージング加工方法および加工装置としては、たとえば、特許文献1に挙げる方法および装置が知られており、その加工装置の一例を図5に示した。図5において、レーザブレージング加工装置Bは紙面垂直方向に沿って移動し、加工を行う。また、ワイヤWは、この加工の進行方向前方より供給されている。
図5に示すようにレーザブレージング加工装置Bは、光ファイバ106によって導入されたレーザ光を装置内で二つに分離し、図中左右方向から、母材である鋼板101と鋼板102との接合予定部に供給されるワイヤWに照射する装置である。このレーザブレージング加工装置Bは、レーザ光の分離手段として、コリメーションレンズ107と、ビームスプリッタ109と、二つの反射鏡110と、集光レンズ108とを備えて構成されている。
ところで、レーザブレージングによって接合された部位の強度は溶融後のワイヤWと母材とが接触している面積、いわゆる濡れ面積に依存する。融解したワイヤWの母材への濡れ性をよくして濡れ面積を拡大させるためには、母材の温度を高くする必要がある。このため、レーザブレージング加工装置Bを用いた加工方法では、二本のレーザ光でワイヤWを図中左右から照射することで、母材を加熱し、接合強度の向上を図っている。
しかしながら、上記の方法では、ワイヤWに照射されるレーザ光の光量と、ワイヤWに当たらずに母材に照射されるレーザ光の光量とは、母材とレーザブレージング加工装置Bとの位置関係によって固定されてしまい、調整することができなかった。すなわち、ワイヤWに照射されるレーザ光の光量を増やそうとすると、母材に照射されるレーザ光の光量が減少し、十分な接合強度を得ることが出来ない。また、母材に照射されるレーザ光の光量を増やそうとすると、ワイヤWに照射されるレーザ光の光量が減少し、ワイヤWを十分に溶融させることが出来ない。このように、レーザブレージング加工装置Bは、ワイヤWおよび母材の形状や材質などの変更に対応することが困難であった。
特開2003−311452号公報
本発明は、接合強度を向上させるとともに接合部位の外観を良好とすることが可能なレーザブレージング加工方法および加工装置の提供を課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明の第1の側面において提供されるレーザブレージング加工方法は、複数のレーザ光の照射領域を接合対象物の接合予定部に沿った加工方向に移動させつつ、少なくとも上記複数のレーザ光のいずれかの照射領域に接合材料を供給することにより、上記接合対象物を接合するレーザブレージング加工方法であって、上記複数のレーザ光は、上記接合予定部への上記接合材料の供給位置よりも上記加工方向前方から照射される先行レーザ光と、上記供給位置よりも上記加工方向後方から照射される後行レーザ光と、を含んでおり、上記先行レーザ光を、上記供給位置に対して上記加工方向前方に位置する上記接合予定部に照射するとともに、上記後行レーザ光を、上記供給位置に供給される上記接合材料に照射することを特徴とする。
このような方法によれば、上記加工方向の前方からの上記先行レーザ光の照射で上記接合予定部の予熱と付着物を除去する等の表面処理を行うことができる。さらに、上記進行方向の後方から上記後行レーザ光で上記接合材料を溶融させるため、接合材料は円滑に融解する。予熱によって上記接合予定部が比較的高温とされているので、溶融した上記接合材料は、上記接合予定部を容易に回り込み、優れた外観の接合部を得ることができる。また、上記接合部の接合強度の向上を図ることができる。
本発明の第2の側面において提供されるレーザブレージング加工装置は、接合対象物の接合予定部に沿った加工方向において移動自在とされており、上記接合予定部に複数のレーザ光を照射可能なレーザ光照射手段と、上記複数のレーザ光に照射された上記接合予定部に接合材料を供給する接合材料供給手段と、を備えたレーザブレージング加工装置であって、上記レーザ光照射手段は、上記接合予定部への上記接合材料の供給位置よりも上記加工方向前方から上記接合予定部に先行レーザ光を照射し、かつ上記供給位置よりも上記加工方向後方から上記接合材料に後行レーザ光を照射する構成とされていることを特徴とする。
このような装置によれば、本発明の第1の側面において提供されるレーザブレージング加工方法を好適に実施可能である。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
以下、本発明の第1実施形態に係るレーザブレージング加工装置A1について、図1および図2を参照にして説明する。
図1には、レーザブレージング加工装置A1の加工進行方向Xを含む平面で切った断面図を示している。図中、加工進行方向Xは、接合対象物としての鋼板2の端縁と鋼板1とが重なる部分である接合予定部に沿う方向である。また、鋼板1,2の法線方向をZ方向とし、図中に示した。図2はレーザブレージング加工装置A1を加工方向Xに沿って見た断面図である。
図1に示すように、このレーザブレージング加工装置A1は先行レーザヘッドHa、後行レーザヘッドHb、およびワイヤ送給器5を備えて構成されている。このレーザブレージング加工装置A1は、たとえば、接合したい鋼板1と鋼板2との接合予定部へ、ワイヤ送給器5よりワイヤWを供給し、各レーザヘッドHa,Hbよりレーザ光を照射し、ワイヤWを溶融させて接合を行う装置である。
各レーザヘッドHa,Hbは、光ファイバ6a,6b、コリメーションレンズ7a,7b、集光レンズ8a,8bとを備えている。光ファイバ6a,6bは、図示しないレーザ光発振器から出射され、図示しない分光手段によって2つに分割されたレーザ光を各レーザヘッドHa,Hbに導入するものである。コリメーションレンズ7a,7bは、光ファイバ6a,6bによって導入されたレーザ光を平行光とし、集光レンズ8a,8bへ向けて照射するためのものである。集光レンズ8a,8bは、上記のレーザ光を接合予定部に対して十分な熱量を供給できるように集束させるためのものである。
各レーザヘッドHa,Hbからは先行および後行レーザ光3,4が照射される。各レーザ光3,4の光軸はそれぞれ光軸La,Lbである。先行レーザ光3は、加工方向X前方より、接合予定部のうちワイヤWの供給位置に隣接する領域を照射する。また、レーザ光4は、加工方向X後方より、ワイヤWを一定長さに渡って照射する。なお、各レーザヘッドHa,Hbにおける集光レンズ8a,8bの曲率半径の差や、コリメーションレンズと集光点との相対的な位置関係によって、先行レーザ光3は相対的に焦点距離が長く、後行レーザ光4は相対的に焦点距離が短くなっている。よって、たとえば、先行レーザ光3の半径は3.0〜4.0mmであり、後行レーザ光4の半径が、1.0〜1.5mmとなる。
ワイヤ送給器5は、ワイヤWを所定の入射角および速度で接合予定部へ供給するための装置である。このワイヤ送給器5は、加工速度に応じた速度でワイヤWを接合予定部に送り出すことができる。
図1によると、ワイヤ送給器5のワイヤ送給方向は、Z軸に対して図中左に15度傾いている。また、光軸Laが、この供給方向からさらに図中左に22.5度傾くように、加工ヘッドHaは配置されている。一方、光軸Lbが、Z軸に対して図中右に7.5度傾くように加工ヘッドHbは配置されている。図2に示すように、加工ヘッドHa,Hbおよびワイヤ送給器5は、Z軸に対して図2中右方に25度傾いている。接合予定部が鋼板1の表面と鋼板2の端縁であるため、このように光軸La,Lbおよびワイヤ送給方向を傾けると、接合効率が向上する。なお、これらの各角度は好適な一例であり、適宜に変更可能である。
以下、本発明に係るレーザブレージング加工方法について、図3を参照にして説明する。図3は、図1における接合予定部周辺を拡大して示したものである。ただし、図3においては、既に溶融して鋼板1と鋼板2を接合しているワイヤWは図示していない。なお、この接合はX方向に沿って図中右方から左方へ向かって進行していく。
図3に示したレーザブレージング加工方法は、接合予定部にワイヤWの供給と、接合予定部にX方向前方(図中左方)からの先行レーザ光3の照射と、接合予定部に供給されたワイヤWにX方向後方(図中右方)からの後行レーザ光4の照射と、を同時に行うものである。
光軸La,Lbに沿って各レーザ光3,4を入射させつつ、上記の方向に沿ってワイヤWを供給する。これにより、先行レーザ光3は接合予定部をワイヤWの前方から照射し、後行レーザ光4はワイヤWを加工方向Xの後方から照射することになる。すなわち、先行レーザ光3はワイヤWが供給される前に接合予定部を加熱する予熱用のレーザ光であり、後行レーザ光4はワイヤWを加熱し、溶融させるためのレーザ光である。なお、溶融と予熱を効率よく行うために、図示しない光源から射出されたレーザ光を図示しない分光手段で先行レーザ光3の比率が全体の30〜40%程度となるように分光することが好ましい。より好適な割合としては、先行レーザ光の比率が35%であり、後行レーザ光4の比率が65%であることが望ましい。また、レーザ光発振器を複数用意し、先行レーザ光3および後行レーザ光4として別々の光源を用意しても構わない。
この加工方法で使用されるレーザ光の出力は2500〜5000Wが好ましい。より好ましくは、3400〜4000Wである。また、図1における集光レンズ8a,8b(図3では図示略)によって各レーザ光3,4は集光されている。さらに、各レーザ光3,4は、ともにそのビームウェスト部が接合部付近に位置するように調整されている。先行レーザ光3は、その光軸Laが、ワイヤWの中心軸が鋼板1と交差する位置よりもX方向に沿って1.0〜2.0mm前方で鋼板1と交差するように照射されている。先行レーザ光3が、たとえば、光軸Laと鋼板1との交差点を中心とする半径3.2〜3.4mmの円状あるいは同程度の大きさの楕円状の領域を照射するように、先行レーザヘッドHaを設置することが好ましい。一方、後行レーザ光4は、その光軸LbがワイヤWの表面と交差し、その交差点がワイヤWの下端点Tから1.0〜1.5mmの位置となるように照射されている。特に、この照射位置を下端点Tから1.5mmとし、後行レーザ光4が下端点Tを含む領域を照射するように、後行レーザヘッドHbを設置するのが好ましい。
ワイヤWの直径は0.8〜1.2mmであり、ワイヤ送給器5(図3では図示略)から7.0〜10mm程度突き出しており、特に7mmの場合が好適である。ワイヤ送給速度はワイヤWの太さやその他の環境によって調整するのがよい。このワイヤWの送給速度とワイヤWの溶融速度によって加工進行速度は2.5〜3.0m/分の範囲内で調整するのがよい。たとえば、ワイヤWの直径が0.8mmであり、ワイヤWを7.75m/分で送給する場合は加工進行速度を3m/分とするのが好ましい。
次に、レーザブレージング加工装置A1およびこれを用いた方法の作用について、以下に説明する。
レーザブレージング加工装置A1を用いて、鋼板1と鋼板2を接合するとき、接合予定部は、まず先行レーザ光3により予熱される。この予熱された接合予定部に対してワイヤWが供給され、供給されたワイヤWの先端部分は、後行レーザ光4によって適切に溶融される。これにより、十分に溶融されたワイヤWを比較的高温とされた接合予定部に速やかに回り込ませることが可能である。したがって、鋼板1,2の接合強度を高めるとともに、この接合部の外観を良好とすることができる。また、各レーザ光3,4のビームウェスト部が接合部付近に位置することにより、各レーザ光3,4の照射領域の大きさを安定させることができる。これは、接合強度の向上および接合部の外観を良好とするのに好ましい。
また、ワイヤWを溶融するための後行レーザ光4は、比較的に焦点距離が短い集光レンズ8bを備えた後行レーザヘッドHbによって集光される。焦点距離が短いほど、後行レーザ光4を小さい領域に集光することが可能である。したがって、直径0.8〜1.2mm程度のワイヤWに対して後行レーザ光4を集中的に照射することが可能であり、ワイヤWの溶融を促進するのに適している。一方、接合予定部を予熱するための先行レーザ光3は、比較的に焦点距離が長い集光レンズ8aを備えた先行レーザヘッドHaによって集光される。接合予定部を予熱し、濡れ面積を増大させるためには、接合予定部の比較的広い領域に対して先行レーザ光3を照射することが好ましい。この観点から、先行レーザ光3を比較的長い焦点距離で集光することは合理的である。さらに、先行レーザヘッドHaの焦点距離が比較的長いと、先行レーザヘッドHaを接合予定部に対して比較的離間した位置に配置することが可能である。このため、先行レーザヘッドHaをZ軸に対して加工方向X前方に大きく傾けつつ、鋼板1,2から先行レーザヘッドHaまでの高さを高くすることが可能である。これは、たとえば、先行レーザヘッドHaが鋼板1,2またはこれらを保持するための治具などと不当に干渉することを防止するのに有利である。
レーザブレージング加工装置A1においては、各レーザヘッドHaおよびHbは独立に設置されており、自在に配置変更が可能な構成である。このため、鋼板1,2の形状や材質、または、ワイヤWの形状や材質等に応じて照射位置や各レーザ光3,4の照射領域の大きさ等を各レーザヘッドHa,Hbを移動させるだけで容易に変更可能である。また、ワイヤWの加熱と母材の加熱とを別々のレーザ光で行っているので、それぞれのレーザ光の強度を状況に応じて調整するのは容易である。従って、レーザブレージング加工装置A1は汎用性に富み、多様な接合作業において利用可能となっている。
以下、本発明の第2実施形態に係るレーザブレージング加工装置A2について、図4を参照にして説明する。
図4はレーザブレージング加工装置A2の断面図である。図4によると、レーザブレージング加工装置A2は、光ファイバ6cによって導入されたレーザ光を装置内で二つに分離し、加工進行方向の前後から、母材の接合予定部に向けて照射する装置である。このレーザブレージング加工装置A2は、コリメーションレンズ7cと、ビームスプリッタ9と、反射鏡10と、集光レンズ8c,8dとを備えて構成されている。また、図示していないが、本発明の第1実施形態の場合と同様のワイヤ送給器を用いて接合予定部に向けてワイヤWを供給している。なお、レーザブレージング加工装置A2とワイヤ送給器が一体となっていても構わない。
コリメーションレンズ7cは光ファイバ6cによって導入されたレーザ光の向きを揃えてビームスプリッタ9へ導くためのレンズである。ビームスプリッタ9は、たとえばハーフミラーのように、レーザ光を2方向へ分割する機能を備えた装置である。集光レンズ8c,dは、このビームスプリッタ9によって2方向に分割された2本のレーザ光を各々接合予定部近辺で集束させるためのレンズである。レーザブレージング加工装置A2においては、ハーフミラーであるビームスプリッタ9を透過したレーザ光が後行レーザ光となるように各構成要素が配置されている。また、ビームスプリッタ9で反射したレーザ光を、さらに反射鏡10で反射させて接合部位へ誘導することで先行レーザ光としている。なお、上記の先行および後行レーザ光は、本発明の第1実施形態における各レーザ光3,4と同様である。
このレーザブレージング加工装置A2は、本発明の第1実施形態においては装置外で分光していたレーザ光を装置内で分光することで、光ファイバを1本とし、装置をコンパクトな形状にまとめたものである。すなわち、本発明の第1実施形態においては別個になっていたレーザヘッドが一体となったものであり、その他の構成は第1実施形態と同じである。
レーザブレージング加工装置A2においては、装置全体と反射鏡10とを適宜移動させることにより、先行レーザ光と後行レーザ光の照射位置を調整することができる。
本発明に係るレーザブレージング加工装置および方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、レーザブレージング加工装置A2において、ビームスプリッタ9として反射面を2つ備えた反射鏡を用いて分光を行ってもよい。また、レーザブレージング加工装置A2においては直進している後行レーザ光を反射鏡で曲げて進路を調整しても構わない。さらに、第1および第2実施形態の双方において、レーザヘッドの形状に関しては様々な形態をとることが可能である。
本発明の第1実施形態に係るレーザブレージング加工装置の一例を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態にレーザブレージング加工装置の一例を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態にレーザブレージング加工方法の一例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレーザブレージング加工装置の一例を示す断面図である。 従来のレーザブレージング加工装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
A1,A2 レーザブレージング加工装置
W ワイヤ(接合材料)
T 下端点
Ha 先行レーザヘッド
Hb 後行レーザヘッド
La,Lb 光軸
X 加工進行方向
Z 鋼板の法線方向
1,2 鋼板(接合対象物)
3 先行レーザ光
4 後行レーザ光
5 ワイヤ送給器
6a,6b,6c 光ファイバ
7a,7b,7c コリメーションレンズ
8a,8b,8c,8d 集光レンズ
9 ビームスプリッタ
10 反射鏡

Claims (2)

  1. 複数のレーザ光の照射領域を接合対象物の接合予定部に沿った加工方向に移動させつつ、
    少なくとも上記複数のレーザ光のいずれかの照射領域に接合材料を供給することにより、上記接合対象物を接合するレーザブレージング加工方法であって、
    上記複数のレーザ光は、上記接合予定部への上記接合材料の供給位置よりも上記加工方向前方から照射される先行レーザ光と、上記供給位置よりも上記加工方向後方から照射される後行レーザ光と、を含んでおり、
    上記先行レーザ光を、上記供給位置に対して上記加工方向前方に位置する上記接合予定部に照射するとともに、
    上記後行レーザ光を、上記供給位置に供給される上記接合材料に照射することを特徴とする、レーザブレージング加工方法。
  2. 接合対象物の接合予定部に沿った加工方向において移動自在とされており、上記接合予定部に複数のレーザ光を照射可能なレーザ光照射手段と、
    上記複数のレーザ光に照射された上記接合予定部に接合材料を供給する接合材料供給手段と、を備えたレーザブレージング加工装置であって、
    上記レーザ光照射手段は、上記接合予定部への上記接合材料の供給位置よりも上記加工方向前方から上記接合予定部に先行レーザ光を照射し、かつ上記供給位置よりも上記加工方向後方から上記接合材料に後行レーザ光を照射する構成とされていることを特徴とする、レーザブレージング加工装置。
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